JP2555812B2 - インフレーターのコネクタ結合構造 - Google Patents
インフレーターのコネクタ結合構造Info
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- JP2555812B2 JP2555812B2 JP3246146A JP24614691A JP2555812B2 JP 2555812 B2 JP2555812 B2 JP 2555812B2 JP 3246146 A JP3246146 A JP 3246146A JP 24614691 A JP24614691 A JP 24614691A JP 2555812 B2 JP2555812 B2 JP 2555812B2
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- Japan
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- lid
- holder
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- Air Bags (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のステアリン
グホイールや助手席前方のインストルメントパネル等に
配置されるエアバツグ装置のインフレーターへのコネク
タの結合構造に関する。
グホイールや助手席前方のインストルメントパネル等に
配置されるエアバツグ装置のインフレーターへのコネク
タの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエアバツグ装置のインフ
レーター10は、図5に示すように、底面中央に、凹ん
だ部位に2本のピンを突設されて構成される結合部11
が形成されている。
レーター10は、図5に示すように、底面中央に、凹ん
だ部位に2本のピンを突設されて構成される結合部11
が形成されている。
【0003】一方、このインフレーター10に所定の電
気信号を入力させるリード線1には、端部に、結合部1
1に挿入可能な結合部3を備えたコネクタ2が配設され
ている。
気信号を入力させるリード線1には、端部に、結合部1
1に挿入可能な結合部3を備えたコネクタ2が配設され
ている。
【0004】そして、インフレーター10の結合部11
の周囲には、コネクタ2の結合部11への挿入結合を確
実にさせるために、硬質合成樹脂製のコネクタホルダ1
5がリベツト8止めされている。
の周囲には、コネクタ2の結合部11への挿入結合を確
実にさせるために、硬質合成樹脂製のコネクタホルダ1
5がリベツト8止めされている。
【0005】このコネクタホルダ15は、中央を貫通さ
せた枠体16の両縁に、コネクタ2の結合部3をインフ
レーター10の結合部11に挿入させた際、コネクタ2
の両側縁6・7を係止するための爪部17・18、を備
えている。
せた枠体16の両縁に、コネクタ2の結合部3をインフ
レーター10の結合部11に挿入させた際、コネクタ2
の両側縁6・7を係止するための爪部17・18、を備
えている。
【0006】したがつて、従来のインフレーター10へ
のコネクタ2の結合構造では、コネクタ2の結合部3を
インフレーター10の結合部11に挿入させて、コネク
タ2の両側縁6・7に、コネクタホルダ15の爪部17
・18を係止させることにより、結合作業を行なつてい
た。
のコネクタ2の結合構造では、コネクタ2の結合部3を
インフレーター10の結合部11に挿入させて、コネク
タ2の両側縁6・7に、コネクタホルダ15の爪部17
・18を係止させることにより、結合作業を行なつてい
た。
【0007】なお、4・5は、爪部17・18の両側に
配置される位置決め突起であり、19・20は、コネク
タ2の結合時に、爪部17・18が撓み過ぎて、コネク
タ2がずれることを防止する規制突起である。
配置される位置決め突起であり、19・20は、コネク
タ2の結合時に、爪部17・18が撓み過ぎて、コネク
タ2がずれることを防止する規制突起である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の結合構造では、
図1の二点鎖線で示すように、コネクタホルダ11の爪
部17・18が確実にコネクタ2の両側縁6・7を係止
していなくとも、インフレーター10とリード線1との
電気的な接続状態を維持できるため、結合後の電気的な
接続テストでは、結合完了済みとなつてしまう。
図1の二点鎖線で示すように、コネクタホルダ11の爪
部17・18が確実にコネクタ2の両側縁6・7を係止
していなくとも、インフレーター10とリード線1との
電気的な接続状態を維持できるため、結合後の電気的な
接続テストでは、結合完了済みとなつてしまう。
【0009】しかし、爪部17・18がコネクタ2の両
側縁6・7に係止されていないため、その後の取扱時に
コネクタ2が結合部11から脱落する虞れがあり、その
後に何度も結合状態を検査する必要が生じてしまう。
側縁6・7に係止されていないため、その後の取扱時に
コネクタ2が結合部11から脱落する虞れがあり、その
後に何度も結合状態を検査する必要が生じてしまう。
【0010】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、コネクタの結合の適否を容易に把握できて、コネ
クタの結合を確実にすることができるとともに、結合後
のコネクタの脱落を防止することができるインフレータ
ーのコネクタ結合構造を提供することを目的とする。
あり、コネクタの結合の適否を容易に把握できて、コネ
クタの結合を確実にすることができるとともに、結合後
のコネクタの脱落を防止することができるインフレータ
ーのコネクタ結合構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る結合構造
は、リード線の先端に配置されたコネクタの結合部を、
インフレーターの結合部に挿入させることにより、前記
リード線を前記インフレーターに結線させ、前記インフ
レーターの結合部周囲に、前記コネクタの挿入時に、前
記コネクタの両側縁をそれぞれ係止する2つの爪部を備
えたコネクタホルダが固定されているインフレーターの
コネクタ結合構造であつて、前記インフレーターに固定
されるカバー体若しくは前記コネクタホルダに、ヒンジ
部で連結されて、該ヒンジ部を中心に回動させた際に、
挿入後の前記コネクタを覆う蓋体が配設され、該蓋体
と、前記カバー体若しくは前記コネクタホルダとに、前
記蓋体が前記コネクタを覆つた際に、相互に係合する係
合部が形成されるとともに、前記蓋体に、前記蓋体が挿
入後の前記コネクタを覆う際に、前記2つの爪部の外側
部位にそれぞれ接近して配置される舌片が形成されてい
ることを特徴とする。
は、リード線の先端に配置されたコネクタの結合部を、
インフレーターの結合部に挿入させることにより、前記
リード線を前記インフレーターに結線させ、前記インフ
レーターの結合部周囲に、前記コネクタの挿入時に、前
記コネクタの両側縁をそれぞれ係止する2つの爪部を備
えたコネクタホルダが固定されているインフレーターの
コネクタ結合構造であつて、前記インフレーターに固定
されるカバー体若しくは前記コネクタホルダに、ヒンジ
部で連結されて、該ヒンジ部を中心に回動させた際に、
挿入後の前記コネクタを覆う蓋体が配設され、該蓋体
と、前記カバー体若しくは前記コネクタホルダとに、前
記蓋体が前記コネクタを覆つた際に、相互に係合する係
合部が形成されるとともに、前記蓋体に、前記蓋体が挿
入後の前記コネクタを覆う際に、前記2つの爪部の外側
部位にそれぞれ接近して配置される舌片が形成されてい
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】この発明に係る結合構造では、コ
ネクタの結合部をインフレーターの結合部に挿入させ、
その後、コネクタを覆うように、ヒンジ部を中心にして
蓋体を回動させ、蓋体と、カバー体若しくはコネクタホ
ルダと、の係合部相互を係合させて、結合作業を行な
う。
ネクタの結合部をインフレーターの結合部に挿入させ、
その後、コネクタを覆うように、ヒンジ部を中心にして
蓋体を回動させ、蓋体と、カバー体若しくはコネクタホ
ルダと、の係合部相互を係合させて、結合作業を行な
う。
【0013】その際、コネクタホルダの爪部がコネクタ
の両側縁を係止していれば、蓋体の舌片が、爪部に干渉
することなく、爪部の外側部位に配置されるため、支障
なく、蓋体と、カバー体若しくはコネクタホルダと、の
係合部相互を係合させることができる。
の両側縁を係止していれば、蓋体の舌片が、爪部に干渉
することなく、爪部の外側部位に配置されるため、支障
なく、蓋体と、カバー体若しくはコネクタホルダと、の
係合部相互を係合させることができる。
【0014】しかし、コネクタホルダの爪部がコネクタ
の両側縁を確実に係止していない場合には、爪部相互が
外方に撓んでいることから、蓋体の舌片が引つ掛つて爪
部の外側部位に配置させることができず、蓋体を回動さ
せることができなくなつて、結合不良を把握することが
できる。
の両側縁を確実に係止していない場合には、爪部相互が
外方に撓んでいることから、蓋体の舌片が引つ掛つて爪
部の外側部位に配置させることができず、蓋体を回動さ
せることができなくなつて、結合不良を把握することが
できる。
【0015】そのため、蓋体を回動させることができず
に、蓋体が突出している場合には、コネクタをインフレ
ーターに挿入し直し、再び、蓋体を回動させれば良い。
に、蓋体が突出している場合には、コネクタをインフレ
ーターに挿入し直し、再び、蓋体を回動させれば良い。
【0016】したがつて、この発明に係る結合構造で
は、舌片の爪部との干渉の有無による蓋体の回動状態に
よつて、コネクタの結合状態の適否を把握できるため、
コネクタの結合を確実に行なうことができる。そして、
蓋体を適切に回動させることができた場合には、爪部の
外方への移動が蓋体の舌片で規制されるため、コネクタ
の脱落を防止することができる。
は、舌片の爪部との干渉の有無による蓋体の回動状態に
よつて、コネクタの結合状態の適否を把握できるため、
コネクタの結合を確実に行なうことができる。そして、
蓋体を適切に回動させることができた場合には、爪部の
外方への移動が蓋体の舌片で規制されるため、コネクタ
の脱落を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。なお、従来と同一部材には、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
説明する。なお、従来と同一部材には、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0018】実施例の結合構造は、図1〜3に示すカバ
ー体21を使用する他、従来と同様な、インフレーター
10、コネクタ2を備えたリード線1、及び、コネクタ
ホルダ15を使用するものである。
ー体21を使用する他、従来と同様な、インフレーター
10、コネクタ2を備えたリード線1、及び、コネクタ
ホルダ15を使用するものである。
【0019】カバー体21は、インフレーター10の底
部側を覆うもので、軟質ポリアミドから形成され、フラ
ンジ部22と、外形を円柱形状とする突出部24と、を
備えている。
部側を覆うもので、軟質ポリアミドから形成され、フラ
ンジ部22と、外形を円柱形状とする突出部24と、を
備えている。
【0020】フランジ部22の四隅には、カバー体21
をインフレーター10に固定するための取付筒部23が
形成されている。各取付筒部23の中央には、周縁にス
リツト(図符号省略)を形成されて、貫通孔23aが配
設されている。
をインフレーター10に固定するための取付筒部23が
形成されている。各取付筒部23の中央には、周縁にス
リツト(図符号省略)を形成されて、貫通孔23aが配
設されている。
【0021】なお、カバー体21のインフレーター10
への取り付けについて説明すると、インフレーター10
を取り付けたエアバツグ装置Mのピン40を、各取付筒
部23の中央の貫通孔23aに挿入させ、ピン40の先
端の雄ねじ部40aに、スプリングナツト41を嵌める
ことにより、行なう(図3参照)。
への取り付けについて説明すると、インフレーター10
を取り付けたエアバツグ装置Mのピン40を、各取付筒
部23の中央の貫通孔23aに挿入させ、ピン40の先
端の雄ねじ部40aに、スプリングナツト41を嵌める
ことにより、行なう(図3参照)。
【0022】突出部24の上面中央には、長方形形状の
孔25が形成され、孔25の周縁には、孔25を覆うよ
うに、略直方体形状の凸部26が形成されている。この
凸部26は、カバー体21をインフレーター10に取り
付けた際、インフレーター10に結合させたコネクタ2
やコネクタホルダ15の上方部位に配置されることとな
る。
孔25が形成され、孔25の周縁には、孔25を覆うよ
うに、略直方体形状の凸部26が形成されている。この
凸部26は、カバー体21をインフレーター10に取り
付けた際、インフレーター10に結合させたコネクタ2
やコネクタホルダ15の上方部位に配置されることとな
る。
【0023】凸部26は、端部にそれぞれ水平方向に突
出するフランジ部27a・28a・29aを備えて、孔
25の3辺から上方へ突出する側壁27・28・29か
ら構成されている。側壁27・28のフランジ部27a
・28aの相互の対向部位には、上面の縁に、内側へ突
出する係合部27b・28bが形成されている。
出するフランジ部27a・28a・29aを備えて、孔
25の3辺から上方へ突出する側壁27・28・29か
ら構成されている。側壁27・28のフランジ部27a
・28aの相互の対向部位には、上面の縁に、内側へ突
出する係合部27b・28bが形成されている。
【0024】そして、側壁29のフランジ部29aに
は、薄肉のヒンジ部30を介して蓋体31が連結されて
いる。この蓋体31は、側壁27・28のフランジ部2
7a・28a間に配置させるように、ヒンジ部30を中
心として回動させた際、蓋体31の両側縁を係合部32
・33として、係合部27b・28bに係合し、孔25
の上方を塞ぐように構成されている。
は、薄肉のヒンジ部30を介して蓋体31が連結されて
いる。この蓋体31は、側壁27・28のフランジ部2
7a・28a間に配置させるように、ヒンジ部30を中
心として回動させた際、蓋体31の両側縁を係合部32
・33として、係合部27b・28bに係合し、孔25
の上方を塞ぐように構成されている。
【0025】さらに、蓋体31の裏側には、両縁に、舌
片34・35が突設され、これらの舌片34・35の間
に、舌片34・35より高さを低くする押圧突起36が
突設されている。
片34・35が突設され、これらの舌片34・35の間
に、舌片34・35より高さを低くする押圧突起36が
突設されている。
【0026】これらの各舌片34・35は、コネクタ2
が側縁6・7をコネクタホルダ15の爪部17・18に
係止させている状態において、蓋体31をヒンジ部30
を中心に回動させた際、コネクタホルダ15の各爪部1
7・18の外側に接近して配置されるとともに、係合部
32・33・27b・28b相互を係合させても、各舌
片34・35の先端がコネクタホルダ15やインフレー
ター10と干渉しないような配置位置や形状としてい
る。
が側縁6・7をコネクタホルダ15の爪部17・18に
係止させている状態において、蓋体31をヒンジ部30
を中心に回動させた際、コネクタホルダ15の各爪部1
7・18の外側に接近して配置されるとともに、係合部
32・33・27b・28b相互を係合させても、各舌
片34・35の先端がコネクタホルダ15やインフレー
ター10と干渉しないような配置位置や形状としてい
る。
【0027】なお、実施例の場合には、各舌片34・3
5は、各爪部17・18と、それらの外側に配置された
規制突起19・20と、の間に挿入されるように構成さ
れている。
5は、各爪部17・18と、それらの外側に配置された
規制突起19・20と、の間に挿入されるように構成さ
れている。
【0028】そして、押圧突起36は、相互の係合部3
2・33・27b・28bを係合させた際、コネクタ2
の上面を押圧できるような配置位置や形状としている。
2・33・27b・28bを係合させた際、コネクタ2
の上面を押圧できるような配置位置や形状としている。
【0029】つぎに、実施例の結合作業について説明す
ると、エアバツグ装置Mを組み立てた状態で、リード線
1をインフレーター10に結線することとなる。
ると、エアバツグ装置Mを組み立てた状態で、リード線
1をインフレーター10に結線することとなる。
【0030】なお、エアバツグ装置Mの構成について説
明すると、このエアバツグ装置Mは、図3にその底面図
を示すが、ステアリングホイールのボス部上部に配置さ
れるもので、パツドPと、パツドPを保持するバツグホ
ルダHと、バツグホルダHとパツドPとの間に折り畳ま
れて配置され、バツグホルダHに保持される図示しない
エアバツグと、バツグホルダHに保持されるインフレー
ター10と、インフレーター10の底部側を覆うカバー
体21と、から構成されている。
明すると、このエアバツグ装置Mは、図3にその底面図
を示すが、ステアリングホイールのボス部上部に配置さ
れるもので、パツドPと、パツドPを保持するバツグホ
ルダHと、バツグホルダHとパツドPとの間に折り畳ま
れて配置され、バツグホルダHに保持される図示しない
エアバツグと、バツグホルダHに保持されるインフレー
ター10と、インフレーター10の底部側を覆うカバー
体21と、から構成されている。
【0031】そして、インフレーター10にリード線1
を結線する場合には、カバー体21の蓋体31を開けた
状態で、コネクタ2の結合部3をインフレーター10の
結合部11に挿入させ、その後、コネクタ2を覆うよう
に、ヒンジ部30を中心にして蓋体31を回動させ、蓋
体31とカバー体21との係合部32・33・27b・
28b相互を係合させて、結合作業を行なう。
を結線する場合には、カバー体21の蓋体31を開けた
状態で、コネクタ2の結合部3をインフレーター10の
結合部11に挿入させ、その後、コネクタ2を覆うよう
に、ヒンジ部30を中心にして蓋体31を回動させ、蓋
体31とカバー体21との係合部32・33・27b・
28b相互を係合させて、結合作業を行なう。
【0032】その際、コネクタホルダ15の爪部17・
18がコネクタ2の両側縁6・7を係止していれば、蓋
体31の舌片34・35が、爪部17・18に干渉する
ことなく、爪部17・18の外側部位の、爪部17・1
8と規制突起19・20との間に配置されるため、支障
なく、蓋体31とカバー体21の係合部32・33・2
7b・28b相互を係合させることができる(図1参
照)。
18がコネクタ2の両側縁6・7を係止していれば、蓋
体31の舌片34・35が、爪部17・18に干渉する
ことなく、爪部17・18の外側部位の、爪部17・1
8と規制突起19・20との間に配置されるため、支障
なく、蓋体31とカバー体21の係合部32・33・2
7b・28b相互を係合させることができる(図1参
照)。
【0033】しかし、コネクタホルダ15の爪部17・
18がコネクタ2の両側縁6・7を確実に係止していな
い場合には、爪部17・18相互が外方に撓んでいるこ
とから、蓋体31の舌片34・35が爪部17・18先
端に引つ掛かつて、舌片34・35を爪部17・18と
規制突起19・20との間に配置させることができず、
蓋体31がカバー体21から突出した態様となる(図4
参照)。
18がコネクタ2の両側縁6・7を確実に係止していな
い場合には、爪部17・18相互が外方に撓んでいるこ
とから、蓋体31の舌片34・35が爪部17・18先
端に引つ掛かつて、舌片34・35を爪部17・18と
規制突起19・20との間に配置させることができず、
蓋体31がカバー体21から突出した態様となる(図4
参照)。
【0034】そのため、図4に示すように、エアバツグ
装置Mをステアリングホイール本体Wに配置させる際、
突出した蓋体31がステアリングホイール本体Wに当接
し、エアバツグ装置Mをステアリングホイール本体Wに
組み付けることができなくなるため、エアバツグ装置M
の組み立てからエアバツグ装置Mのステアリングホイー
ル本体Wへの組み付けを自動化して行なう場合、この時
点でコネクタ2の結合不良を確実にチエツクすることが
でき、既述の発明の作用・効果の欄で述べたと同様な効
果を奏する。
装置Mをステアリングホイール本体Wに配置させる際、
突出した蓋体31がステアリングホイール本体Wに当接
し、エアバツグ装置Mをステアリングホイール本体Wに
組み付けることができなくなるため、エアバツグ装置M
の組み立てからエアバツグ装置Mのステアリングホイー
ル本体Wへの組み付けを自動化して行なう場合、この時
点でコネクタ2の結合不良を確実にチエツクすることが
でき、既述の発明の作用・効果の欄で述べたと同様な効
果を奏する。
【0035】そしてまた、コネクタ2の結合後に蓋体3
1を適切に回動させることができた場合には、爪部17
・18の外方への移動が蓋体31の舌片34・35で規
制されるため、コネクタ2の脱落を確実に防止すること
ができる。
1を適切に回動させることができた場合には、爪部17
・18の外方への移動が蓋体31の舌片34・35で規
制されるため、コネクタ2の脱落を確実に防止すること
ができる。
【0036】なお、実施例では、蓋体31を、インフレ
ーター10を覆うカバー体21に設けた場合を示した
が、コネクタホルダ15の、例えば、枠体16からヒン
ジ部30を介して蓋体31を設けるようにしても良い。
ーター10を覆うカバー体21に設けた場合を示した
が、コネクタホルダ15の、例えば、枠体16からヒン
ジ部30を介して蓋体31を設けるようにしても良い。
【0037】また、実施例では、エアバツグ装置Mをス
テアリングホイール本体Wに組み付ける場合を示した
が、勿論、自動車の助手席用のエアバツグ装置のインフ
レーターに、本発明を利用しても良い。
テアリングホイール本体Wに組み付ける場合を示した
が、勿論、自動車の助手席用のエアバツグ装置のインフ
レーターに、本発明を利用しても良い。
【図1】この発明の一実施例を示す部分省略断面図であ
り、インフレーターにコネクタを結合して蓋体を回動さ
せた状態を示す断面図であり、図2のI−I部位に対応
する。
り、インフレーターにコネクタを結合して蓋体を回動さ
せた状態を示す断面図であり、図2のI−I部位に対応
する。
【図2】同実施例に使用するカバー体の斜視図である。
【図3】同実施例のエアバツグ装置の底面図である。
【図4】同実施例の蓋体が突出している状態を示すカバ
ー体の側面図である。
ー体の側面図である。
【図5】インフレーターとコネクタとの分解斜視図であ
る。
る。
1…リード線、 2…コネクタ、 3…結合部、 6・7…側縁、 10…インフレーター、 11…結合部、 15…コネクタホルダ、 17・18…爪部、 21…カバー体、 27b・28b…係合部、 30…ヒンジ部、 31…蓋体、 32・33…係合部、 34・35…舌片、 M…エアバツグ装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 リード線の先端に配置されたコネクタの
結合部を、インフレーターの結合部に挿入させることに
より、前記リード線を前記インフレーターに結線させ、 前記インフレーターの結合部周囲に、前記コネクタの挿
入時に、前記コネクタの両側縁をそれぞれ係止する2つ
の爪部を備えたコネクタホルダが固定されているインフ
レーターのコネクタ結合構造であつて、 前記インフレーターに固定されるカバー体若しくは前記
コネクタホルダに、ヒンジ部で連結されて、該ヒンジ部
を中心に回動させた際に、挿入後の前記コネクタを覆う
蓋体が配設され、 該蓋体と、前記カバー体若しくは前記コネクタホルダと
に、前記蓋体が前記コネクタを覆つた際に、相互に係合
する係合部が形成されるとともに、 前記蓋体に、前記蓋体が挿入後の前記コネクタを覆う際
に、前記2つの爪部の外側部位にそれぞれ接近して配置
される舌片が形成されていることを特徴とするインフレ
ーターのコネクタ結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246146A JP2555812B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | インフレーターのコネクタ結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3246146A JP2555812B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | インフレーターのコネクタ結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582213A JPH0582213A (ja) | 1993-04-02 |
JP2555812B2 true JP2555812B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17144173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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