JP3371154B2 - ディジタル情報記録及び/又は再生装置 - Google Patents

ディジタル情報記録及び/又は再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号及び音声信号
の夫々にディジタル処理を施して得られるディジタル映
像情報データ及びディジタル音声情報データを記録媒体
に記録するディジタル情報記録装置,ディジタル映像情
報データ及びディジタル音声情報データが記録された記
録媒体からディジタル映像情報データ及びディジタル音
声情報データをそれらに基づく映像信号及び音声信号を
得べく再生するディジタル情報再生装置、及び、映像信
号及び音声信号の夫々にディジタル処理を施して得られ
るディジタル映像情報データ及びディジタル音声情報デ
ータを記録媒体に記録する状態と、ディジタル映像情報
データ及びディジタル音声情報データが記録された記録
媒体からディジタル映像情報データ及びディジタル音声
情報データをそれらに基づく映像信号及び音声信号を得
べく再生する状態と、を選択的にとるディジタル情報記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン放送信号を形成す
るものとされる映像信号と音声信号とを磁気テープに記
録する機能、及び、磁気テープに記録された映像信号と
音声信号とを再生する機能を具えたビデオテープレコー
ダ(VTR)の分野にあっては、磁気テープから再生さ
れた映像信号及び音声信号に基づいて得られる再生画像
及び再生音声の質の向上が図れる,磁気テープに対する
高記録密度化が図れる,映像信号及び音声信号に伴って
記録される情報を多様化できる等々、種々の利点が得ら
れることになるディジタル記録方式が提案されている。
ディジタル記録方式が採用されたVTRは、通常、ディ
ジタルVTRと称され、斯かるディジタルVTRにあっ
ては、映像信号及び音声信号の夫々にディジタル処理が
施されて、映像信号に基づくディジタル映像情報データ
及び音声信号に基づくディジタル音声情報データが形成
され、さらに、ディジタル映像情報データとディジタル
音声情報データとを含む記録用ディジタル情報データが
形成されて、その記録用ディジタル情報データが磁気テ
ープに記録される。
【0003】ディジタルVTRによって記録用ディジタ
ル情報データが磁気テープに記録されるにあたっても、
磁気テープに対しての記録用ディジタル情報データが供
給される回転磁気ヘッドによる走査が行われ、通常のV
TRによる場合と同様に、磁気テープにその長手方向に
対して傾斜した方向に伸びる記録トラックが、順次、平
行に配列形成される状態がとられる。そして、斯かる状
態のもとにおける各記録トラックに対する記録用ディジ
タル情報データについてのデータ配分態様は、各種のも
のが考えられるが、それらの一つとして、順次相互隣接
する10本の記録トラックから成る記録トラック群の夫
々に、映像信号の1フレーム期間分に相当するディジタ
ル映像情報データ区分及びその映像信号の1フレーム期
間分に対応する音声信号部分に相当するディジタル音声
情報データ区分を含むものとされ、記録用ディジタル情
報データの単位区分が記録されるデータ配分態様が提案
されている。
【0004】このように、10本の記録トラックから成
る記録トラック群の夫々に、1フレーム期間分のディジ
タル映像情報データ区分及びそれに対応するディジタル
音声情報データ区分を含んだ記録用ディジタル情報デー
タの単位区分が記録される場合、図12に示される如く
に、例えば、矢印TRによって示される方向に走行する
磁気テープMTに対し、回転磁気ヘッドによる走査が矢
印HSによって示される方向に行われて、磁気テープM
Tに形成される順次相互隣接する10本の記録トラック
KTから成る記録トラック群に対して、記録領域AA
1,AA2及びVAが区画割当される。記録領域AA1
は、10本の記録トラックKTにおける前半の5本の夫
々における始端側の部分により成るものとされ、記録領
域AA2は、10本の記録トラックKTにおける後半の
5本の夫々における始端側の部分により成るものとさ
れ、さらに、記録領域VAは、10本の記録トラックK
Tの夫々における、記録領域AA1もしくはAA2を形
成する始端側の部分を除いた部分により成るものとされ
る。
【0005】そして、例えば、テレビジョン放送信号を
形成するものとされる映像信号及び音声信号に夫々基づ
くディジタル映像情報データ及びディジタル音声情報デ
ータを含んだ記録用ディジタル情報データが記録される
オリジナル記録が行われるもとでは、記録領域VAに1
フレーム期間分のディジタル映像情報データ区分が記録
されるとともに、その1フレーム期間分のディジタル映
像情報データに対応するディジタル音声情報データ区分
が記録領域AA1及び記録領域AA2のうちの一方もし
くは両方に記録される。ディジタル音声情報データ区分
の記録領域AA1及び記録領域AA2への記録態様は、
ディジタル音声情報データの元となっている音声信号の
信号モード、即ち、音声信号モードに応じて異なるもの
とされ、例えば、ディジタル音声情報データ区分が記録
領域AA1にのみ記録される記録態様と、ディジタル音
声情報データ区分が記録領域AA1及び記録領域AA2
の夫々に小区分とされて記録される記録態様とに大別さ
れる。
【0006】そして、ディジタル音声情報データ区分が
記録領域AA1及び記録領域AA2の夫々に小区分とし
て記録される記録態様がとられるもとでは、さらに、音
声信号モードに応じて、記録領域AA1及び記録領域A
A2に夫々記録される小区分が相互に関連する相関があ
るものとされる記録態様と、記録領域AA1及び記録領
域AA2に夫々記録される小区分が相互に独立したもの
とされる記録態様とに区分される。例えば、記録される
べき音声信号が4チャンネルステレオ信号であって、左
前方信号,右前方信号,左後方信号及び右後方信号から
成るものとされる音声信号モードである場合、左前方信
号,右前方信号,左後方信号及び右後方信号に基づくデ
ィジタル音声情報データにおける、1フレーム期間分の
ディジタル映像情報データに対応する区分が、記録領域
AA1及び記録領域AA2の夫々に、左前方信号及び右
前方信号に基づく小区分、及び、左後方信号及び右後方
信号に基づく小区分とされて記録され、それにより、記
録領域AA1及び記録領域AA2に夫々記録される小区
分が相関があるものとされる記録態様がとられる。それ
に対して、例えば、記録されるべき音声信号が2組の2
チャンネルステレオ信号であって、第1の組の左信号及
び右信号と第2の組の左信号及び右信号から成るものと
される音声信号モードである場合には、2組の2チャン
ネルステレオ信号に基づくディジタル音声情報データに
おける、1フレーム期間分のディジタル映像情報データ
に対応する区分が、記録領域AA1及び記録領域AA2
の夫々に、第1の組の左信号及び右信号に基づく小区
分、及び、第2の組の左信号及び右信号に基づく小区分
とされて記録され、それにより、記録領域AA1及び記
録領域AA2に夫々記録される小区分が相互に独立した
ものとされる記録態様がとられる。
【0007】また、上述の如くに磁気テープMTに形成
される、ディジタル音声情報データの記録がなされる記
録領域AA1及び記録領域AA2は、例えば、記録領域
VAに1フレーム期間分のディジタル映像情報データが
記録されるとともに記録領域AA1にディジタル音声情
報データ区分が小区分として記録された後に、さらに、
他の音声信号に基づくディジタル音声情報データ区分を
含んだ記録用ディジタル情報データが記録されるアフタ
ー記録、あるいは、記録領域VAに1フレーム期間分の
ディジタル映像情報データが記録されるとともに記録領
域AA1にディジタル音声情報データ区分が小区分とし
て記録された後に、記録されたディジタル音声情報デー
タ区分に代えるべく、他の音声信号に基づくディジタル
音声情報データ区分を含んだ記録用ディジタル情報デー
タが記録されるインサート記録が行われる際にも用いら
れる。即ち、アフター記録が行われる場合には、記録領
域AA1に小区分として記録されたディジタル音声情報
データ区分に加えて、記録領域AA2に他の音声信号に
基づくディジタル音声情報データ区分が小区分として記
録され、また、インサート記録が行われる場合には、記
録領域AA1に、既にそこに小区分として記録されたデ
ィジタル音声情報データ区分に代わるべく、新たな音声
信号に基づくディジタル音声情報データ区分の小区分と
しての記録(書換記録)がなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、ディジ
タルVTRによる、ディジタル映像情報データとディジ
タル音声情報データとのうちの少なくとも一方を含んだ
記録用ディジタル情報データの磁気テープへの記録がな
されるにあたり、例えば、磁気テープにおける10本の
記録トラックから成る記録トラック群の夫々に、1フレ
ーム期間分のディジタル映像情報データが記録される記
録領域、及び、その1フレーム期間分のディジタル映像
情報データに対応するディジタル音声情報データ区分が
小区分として記録される2個の記録領域が区画設定され
る場合、上述のアフター記録あるいはインサート記録等
を考慮すると、記録用ディジタル情報データの記録がな
された磁気テープにおいて、例えば、10本の記録トラ
ックから成るものとされる記録トラック群毎に区画設定
された2個の記録領域に夫々記録されたディジタル音声
情報データの小区分が相関があるものであるのか相互に
独立したものであるのかが、容易に検知されるものとな
されることが望まれる。
【0009】即ち、記録用ディジタル情報データの記録
がなされた磁気テープにおいて、上述のアフター記録が
行われる場合、新たな音声信号に基づくディジタル音声
情報データ区分が、例えば、10本の記録トラックから
成るものとされる記録トラック群毎に区画設定された2
個の記録領域のうちの一方に小区分として記録されるこ
とになるが、その2個の記録領域に夫々記録されている
ディジタル音声情報データの小区分が相関があるものと
されている場合には、新たな音声信号に基づくディジタ
ル音声情報データ区分が2個の記録領域のうちの一方に
小区分として記録されると、その後にあっては2個の記
録領域の夫々におけるディジタル音声情報データの小区
分が相関が無いものとされてしまうことになる。従っ
て、不用意にアフター記録が行われると、そのアフター
記録が行われた部分におけるディジタル音声情報データ
が無用なものとされてしまう虞がある。
【0010】そこで、このような不用意なアフター記録
に起因する被害を回避することが望まれるが、記録用デ
ィジタル情報データの記録がなされた磁気テープにおい
て、例えば、10本の記録トラックから成るものとされ
る記録トラック群毎に区画設定された2個の記録領域に
夫々記録されたディジタル音声情報データの小区分が相
関があるものであるのか相互に独立したものであるのか
についての検知が容易行われるものとされる場合に
は、その検知出力を用いて、例えば、2個の記録領域に
夫々記録されたディジタル音声情報データの小区分が相
関があるものとされていて、アフター記録が行われるべ
きでない部分を不用意なアフター記録から保護できるこ
とになる。
【0011】さらに、記録用ディジタル情報データの記
録がなされた磁気テープにおいて、例えば、10本の記
録トラックから成るものとされる記録トラック群毎に区
画設定された2個の記録領域に夫々記録されたディジタ
ル音声情報データの小区分が相関があるものであるのか
相互に独立したものであるのかについての検知が容易
行われるものとされる場合には、磁気テープから記録用
ディジタル情報データの再生がなされる際において、そ
の検知出力を磁気テープから再生された記録用ディジタ
ル情報データの処理あたってに有効に利用できること
になる。
【0012】しかしながら、従来提案されているディジ
タルVTRにあっては、それによる記録用ディジタル情
報データの記録がなされた磁気テープが、それにおい
て、例えば、10本の記録トラックから成るものとされ
る記録トラック群毎に区画設定された2個の記録領域に
夫々記録されたディジタル音声情報データの小区分が相
関があるものであるのか相互に独立したものであるのか
についての検知が、容易に行われるものとなるようには
されていず、それゆえ、例えば、不用意なアフター記録
に起因する被害の回避等が十分に図られない状態にあ
る。
【0013】斯かる点に鑑み、本発明は、映像信号に基
づいて形成されたディジタル映像情報データ及び音声信
号に基づいて形成されたディジタル音声情報データを記
録媒体に記録するものとされ、それによりディジタル映
像情報データ及びディジタル音声情報データの記録がな
された記録媒体が、それにおける複数の記録領域に夫々
記録されたディジタル音声情報データの小区分が相関が
あるものであるのか相互に独立したものであるのかを、
容易に検知できるものとされることになるディジタル情
報記録装置,ディジタル映像情報データ及びディジタル
音声情報データが記録された記録媒体からディジタル映
像情報データ及びディジタル音声情報データをそれらに
基づく映像信号及び音声信号を得べく再生するものとさ
れ、その際、記録媒体における複数の記録領域に夫々記
録されたディジタル音声情報データの小区分が相関があ
るものであるのか相互に独立したものであるのかを、容
易に検知できることになるディジタル情報再生装置、さ
らには、上述のディジタル情報記録装置の機能とディジ
タル情報再生装置の機能とを合わせ持つディジタル情報
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るディジタル情報記録装置は、映像信号
に基づくディジタル映像情報データを形成する映像信号
ディジタル処理部と、音声信号に基づくディジタル音声
情報データを形成する音声信号ディジタル処理部と、デ
ィジタル映像情報データに付加されるべき第1の付随デ
ータ及びディジタル音声情報データに付加されるべき第
2の付随データを形成する付随データ形成部と、第1の
付随データが付加されたディジタル映像情報データ及び
第2の付随データが付加されたディジタル音声情報デー
タのうちの少なくとも一方を含む記録用ディジタル情報
データを形成する記録用データ形成部と、記録用データ
形成部から得られる記録用ディジタル情報データを第1
及び第2の記録ヘッドにより記録媒体に記録する動作を
行う記録動作部とを備え、付随データ形成部が、第1及
び第2の付随データの夫々を、基本データ部分と追加デ
ータ部分とに分けられて、記録媒体における第1の記録
ヘッドによる記録が行われる部分と第2の記録ヘッドに
よる記録が行われる部分とで、基本データ部分と追加デ
ータ部分との順序を異にするものとなし、さらに、第2
の付随データに音声信号ディジタル処理部に供給される
音声信号の信号モードが特定音声信号モードか否かをあ
らわす内容を有した特定モードデータを含ませるものと
されて、構成される。
【0015】また、本発明に係るディジタル情報再生装
置は、上述の記録用ディジタル情報データが記録された
記録媒体から第1及び第2の再生ヘッドにより記録用デ
ィジタル情報データを再生する動作を行う再生動作部
と、再生動作部により再生された記録用ディジタル情報
データから、第1の付随データが付加されたディジタル
映像情報データと第2の付随データが付加されたディジ
タル音声情報データとのうちの少なくとも一方を分離し
て取り出すデータ分離部と、データ分離部から得られる
第1の付随データが付加されたディジタル映像情報デー
タからディジタル映像情報データと第1の付随データと
を切り分け、第1の付随データを第1の再生ヘッドによ
り再生された区分と第2の再生ヘッドにより再生された
区分とで順序を異にする基本データ部分と追加データ部
分とに分けられたものとして得る第1のデータ切分部
と、データ分離部から得られる第2の付随データが付加
されたディジタル音声情報データからディジタル音声情
報データと第2の付随データとを切り分け、第2の付随
データを第1の再生ヘッドにより再生された区分と第2
の再生ヘッドにより再生された区分とで順序を異にする
基本データ部分と追加データ部分とに分けられたものと
して得る第2のデータ切分部と、第1のデータ切分部か
ら得られるディジタル映像情報データに基づく映像信号
を得るディジタル映像情報処理部と、第2のデータ切分
部から得られるディジタル音声情報データに基づく音声
信号を得るディジタル音声情報処理部と、第1及び第2
のデータ切分部から夫々得られる第1及び第2の付随デ
ータに基づく、特定モードデータの内容に応じたものを
含む情報を得る付随データ情報再生部とを備えて構成さ
れる。
【0016】さらに、本発明に係るディジタル情報記録
再生装置は、実質的に、上述の本発明に係るディジタル
情報記録装置及びディジタル情報再生装置の各々の構成
を合わせ備えるものとして構成される。
【0017】
【作用】このように構成される本発明に係るディジタル
情報記録装置にあっては、第1及び第2の付随データの
夫々が、基本データ部分と追加データ部分とに分けられ
て、記録媒体における第1の記録ヘッドによる記録が行
われる部分と第2の記録ヘッドによる記録が行われる部
分とで、基本データ部分と追加データ部分との順序を異
にするものとされるので、例えば、記録媒体に第1及び
第2の付随データの記録部分に関わる損傷等が生じた場
合にも、基本データと追加データとの再生が可能とされ
る。そして、記録用ディジタル情報データに含まれるデ
ィジタル音声情報データに付加された第2の付随データ
、ディジタル音声情報データの元となる音声信号ディ
ジタル処理部に供給される音声信号の信号モードが特定
音声信号モードか否かをあらわす内容を有した特定モー
ドデータを含むものとされて、ディジタル音声情報デー
タと共に記録媒体に記録される。従って、このようにし
て、第1の付随データが付加されたディジタル映像情報
データと共に、あるいは、単独で、第2の付随データが
付加されたディジタル音声情報データの記録がなされた
記録媒体から記録用ディジタル情報データが再生される
にあたっては、ディジタル音声情報データに伴って再生
される第2の付随データに含まれることになる特定モー
ドデータの内容に基づいて、ディジタル音声情報データ
の元となった音声信号の信号モードが特定音声信号モー
ドか否かが極めて容易に検知される。
【0018】そして、ディジタル音声情報データの元と
なる音声信号の信号モードに応じて、例えば、記録用デ
ィジタル情報データの記録がなされた記録媒体における
複数の記録領域に夫々記録されるディジタル音声情報デ
ータの小区分が相関があるものとされる状態と相互に独
立したものとされる状態とが設定され、音声信号の信号
モードが特定音声信号モードである場合には、記録用デ
ィジタル情報データの記録がなされた記録媒体における
複数の記録領域に夫々記録されるディジタル音声情報デ
ータの小区分が相関があるものとされる状態が設定され
る。従って、ディジタル音声情報データに伴って再生さ
れる第2の付随データに含まれることになる特定モード
データの内容に基づいて、ディジタル音声情報データの
元となった音声信号の信号モードが特定音声信号モード
か否かが極めて容易に検知されることは、例えば、記録
用ディジタル情報データの記録がなされた記録媒体にお
ける複数の記録領域に夫々記録されるディジタル音声情
報データの小区分が相関があるものであるのか相互に独
立したものであるのかの検知が、特定モードデータの内
容に基づいて極めて容易になされることになる。
【0019】また、本発明に係るディジタル情報再生装
置にあっては、付随データ情報再生部から導出される、
第1及び第2のデータ切分部から夫々得られる第1及び
第2の付随データの各々が、第1の再生ヘッドにより再
生された区分と第2の再生ヘッドにより再生された区分
とで順序を異にする基本データ部分と追加データ部分と
に分けられたものとして得られるので、例えば、記録媒
体に第1及び第2の付随データの記録部分に関わる損傷
等が生じた場合にも、第1及び第2の付随データの夫々
の基本データと追加データとを得ることができる。そし
て、斯かる第1及び第2の付随データに基づく情報が、
記録媒体からディジタル音声情報データに伴って再生さ
れる第2の付随データに含まれる特定モードデータの内
容に基づく情報を含むものとされる。従って、付随デー
タ情報再生部から得られる情報に含まれる特定モードデ
ータの内容に基づく情報により、例えば、記録用ディジ
タル情報データの記録がなされた記録媒体における複数
の記録領域に夫々記録されるディジタル音声情報データ
の小区分が相関があるものであるのか相互に独立したも
のであるのかの検知が、極めて容易に行われることにな
る。
【0020】さらに、本発明に係るディジタル情報記録
再生装置にあっては、上述の如くの本発明に係るディジ
タル情報記録装置と本発明に係るディジタル情報再生装
置との夫々の機能を兼ね具えるものとされ、それに伴っ
て、上述の本発明に係るディジタル情報記録装置及びデ
ィジタル情報再生装置において得られる如くの作用効果
が得られることになる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明に係るディジタル情報記録再
生装置の一例を示す。この例にあっては、一対の回転磁
気ヘッドHDA及びHDBが備えられており、これら回
転磁気ヘッドHDA及びHDBによって、映像信号に基
づいて得られ、第1の付随データが付加されるディジタ
ル映像情報データ、及び、音声信号に基づいて得られ、
第2の付随データが付加されるディジタル音声情報デー
タのうちの少なくとも一方を含むものとして形成される
記録用ディジタル情報データが磁気テープに記録される
記録状態と、斯かる記録用ディジタル情報データが記録
された磁気テープから記録用ディジタル情報データが、
それに基づく映像信号及び音声信号が得られるべく再生
される再生状態とがとられる。
【0022】記録用ディジタル情報データの磁気テープ
への記録に際しては、磁気テープにおける10本の記録
トラックから成る記録トラック群の夫々に、1フレーム
期間分のディジタル映像情報データ及びそれに対応する
ディジタル音声情報データを含むものとされた記録用デ
ィジタル情報データの単位区分が記録されるデータ配分
態様がとられる。また、ディジタル音声情報データの記
録にあたっては、オリジナル記録が行われるオリジナル
記録モード,アフター記録が行われるアフター記録モー
ド等が選択的にとられる。
【0023】1に示される例によるディジタル映像情
報データ及びディジタル音声情報データの磁気テープに
対する記録が行われる際には、回転磁気ヘッドHDA及
びHDBの夫々が記録ヘッドを成すものとされる。そし
て、図12に示される如くに、例えば、矢印TRによっ
て示される方向に走行する磁気テープMTに対し、矢印
HSによって示される方向の回転磁気ヘッドHDA及び
HDBの夫々による走査が行われて磁気テープMTに形
成される、順次相互隣接する10本の記録トラックKT
から成る記録トラック群毎に、10本の記録トラックK
Tにおける前半の5本の夫々における始端側の部分から
成る記録領域AA1,10本の記録トラックKTにおけ
る後半の5本の夫々における始端側の部分から成る記録
領域AA2、及び、10本の記録トラックKTの夫々に
おける記録領域AA1もしくはAA2を形成する始端側
の部分を除いた部分から成る記録領域VAが区画割当さ
れる。
【0024】そして、オリジナル記録モードが選択され
た状態のもとでは、テレビジョン放送信号を形成するも
のとされる映像信号及び音声信号に夫々基づくディジタ
ル映像情報データ及びディジタル音声情報データが形成
され、1フレーム区間分のディジタル映像情報データが
第1の付随データを伴うものとされて得られる、第1の
付随データが付加された1フレーム区間分のディジタル
映像情報データが記録領域VAに記録されるとともに、
1フレーム区間分のディジタル映像情報データに対応す
るディジタル音声情報データ区分が第2の付随データを
伴うものとされて得られる、第2の付随データが付加さ
れたディジタル音声情報データ区分が記録領域AA1に
小区分として記録される。また、アフター記録モードが
選択された状態のもとでは、第1の付随データが付加さ
れた1フレーム区間分のディジタル映像情報データが記
録領域VAに記録されるとともに、1フレーム区間分の
ディジタル映像情報データに対応する第2の付随データ
が付加されたディジタル音声情報データ区分が記録領域
AA1に小区分として記録されたもとで、他の音声信号
に基づいて形成されたディジタル音声情報データ区分が
第2の付随データを伴うものとされて得られる、第2の
付随データが付加されたディジタル音声情報データ区分
が記録領域AA2に小区分として記録される。
【0025】斯かるもとで、磁気テープMTに形成され
る各記録トラックKTにあっては、図2に示される如く
に、磁気テープMTに対する回転磁気ヘッドによる走査
が矢印HSによって示される方向に行われるもとで、先
ず、始端側のマージン部MNがおかれて、タイミングデ
ータTSが、例えば、6バイト構成とされる同期ブロッ
クが53個分連なって、即ち、6×53=318バイト
に亙って記録され、次に所定のブランク部がおかれた
後、第2の付随データが付加されたディジタル音声情報
データが含まれた複合ディジタル音声情報データAU
が、90バイト構成の同期ブロックが14個分連なっ
て、即ち、90×14=1,260バイトに亙って記録
され、続いて所定のブランク部がおかれた後、第1の付
随データが付加されたディジタル映像情報データが含ま
れた複合ディジタル映像情報データVDが、90バイト
構成の同期ブロックが146個分連なって、即ち、90
×146=13,140バイトに亙って記録され、さら
に、所定のブランク部がおかれた後、複合サブコードデ
ータSCが、12バイト構成の同期ブロックが12個分
連なって、即ち、12×12=144バイトに亙って記
録され、その後終端側のマージン部MNがおかれるもの
とされる。
【0026】タイミングデータTSの6バイト構成の同
期ブロックは、図3のAに示される如く、2バイトの同
期データSYNC,3バイトの識別データID0,ID
1及びIDP(パリティ)、及び、1バイトのダミーデ
ータDUMから成るものとされる。複合ディジタル音声
情報データAUの90バイト構成の同期ブロックは、図
3のBに示される如く、5バイト構成の同期データブロ
ックと、それに続く77バイト構成とされた第2の付随
データが付加されたディジタル音声情報データAUD
と、その後に配された8バイト構成の誤り訂正コードC
1から成るものとされ、また、複合ディジタル映像情報
データVDの90バイト構成の同期ブロックは、図3の
Cに示される如く、5バイト構成の同期データブロック
と、それに続く77バイト構成とされた第1の付随デー
タが付加されたディジタル映像情報データVDDと、そ
の後に配された8バイト構成の誤り訂正コードC1から
成るものとされる。さらに、複合サブコードデータSC
の12バイト構成の同期ブロックは、図3のDに示され
る如く、5バイト構成の同期データブロックと、それに
続く5バイト構成とされたサブコードデータSCDと、
その後に配された2バイト構成の誤り訂正コードC1か
ら成るものとされる。そして、複合ディジタル音声情報
データAUの同期ブロック,複合ディジタル映像情報デ
ータVDの同期ブロック、及び、複合サブコードデータ
SCの同期ブロックの夫々における5バイト構成の同期
データブロックは、その構成が共通化されており、2バ
イトの同期データSYNCと3バイトの識別データID
0,ID1及びIDP(パリティ)とから成るものとさ
れる。
【0027】各記録トラックKTに記録される14個の
複合ディジタル音声情報データAUの同期ブロックにお
ける1同期ブロックについて77バイト構成の第2の付
随データが付加されたディジタル音声情報データAUD
は、図4に示される如くに、77バイト構成の第2の付
随データが付加されたディジタル音声情報データAUD
が5同期ブロック分(同期ブロック番号0〜4)連続
し、それに4同期ブロック分(同期ブロック番号5〜
8)に相当する誤り訂正コードC2が続き、さらに、そ
の誤り訂正コードC2に77バイト構成の第2の付随デ
ータが付加されたディジタル音声情報データAUDが5
同期ブロック分(同期ブロック番号9〜13)続くもの
とされる。そして、合計10同期ブロック分(同期ブロ
ック番号0〜4及び9〜13)とされる77バイト構成
の第2の付随データが付加されたディジタル音声情報デ
ータAUDの1同期ブロック分は、始端側に11バイト
構成の第2の付随データAAUXが配され、それに66
バイト構成のディジタル音声情報データAUDRが続く
ものとされ、さらに、77バイト構成の第2の付随デー
タAAUXが付加されたディジタル音声情報データAU
Dの1同期ブロック分に続いて、8バイト構成の誤り訂
正コードC1が配される。第2の付随データAAUXの
夫々は、1バイト構成の先頭バイトFBに、後述され
る、各々が5バイト構成とされたデータパックPCDF
及びPCDAが順次続くものとして構成される。
【0028】斯かる11バイト構成の第2の付随データ
AAUXは、各記録トラックKT中の10個の同期ブロ
ック(同期ブロック番号0〜4及び9〜13)の夫々に
配されるので、各記録トラックKT中における11バイ
ト構成の第2の付随データAAUXのみが取り出される
と、図5のA及びBに示される如くとされる。図5のA
は、例えば、回転磁気ヘッドHDAにより形成される記
録トラックKT中における10個の11バイト構成の第
2の付随データAAUXをあらわし、各々の上位4ビッ
トがアプリケーションデータAPPLN0〜APPLN
3とされた10個の先頭バイトFBと20個のデータパ
ックPCDF及びPCDA(パック0〜19)が含まれ
る。そして、始端側の6個のデータパックPCDF及び
PCDA(パック0〜5)が基本データ部分とされると
ともに、それに続く14個のデータパックPCDF及び
PCDA(パック6〜19)が追加データ部分とされ
る。また、図5のBは、例えば、回転磁気ヘッドHDB
により形成される記録トラックKT中における10個の
11バイト構成の第2の付随データAAUXをあらわ
し、各々の上位4ビットがアプリケーションデータAP
PLN0〜APPLN3とされた10個の先頭バイトF
Bと20個のデータパックPCDF及びPCDA(パッ
ク0〜19)が含まれる。そして、始端側の14個のデ
ータパックPCDF及びPCDA(パック0〜13)が
追加データ部分とされるとともに、それに続く6個のデ
ータパックPCDF及びPCDA(パック14〜19)
が基本データ部分とされる。
【0029】このように、回転磁気ヘッドHDAにより
形成される記録トラックKTと回転磁気ヘッドHDBに
より形成される記録トラックKTとで、第2の付随デー
タAAUXを構成する20個のデータパックPCDF及
びPCDA(パック0〜19)における基本データ部分
と追加データ部分とが入れ換えられていることにより、
例えば、磁気テープMTに複数の記録トラックKTを横
切る方向の損傷等が生じた場合にも、基本データと追加
データの夫々の再生が可能とされる。
【0030】一方、各記録トラックKTに記録される1
46個の複合ディジタル映像情報データVDの同期ブロ
ックにおける1同期ブロックについて77バイト構成の
第1の付随データが付加されたディジタル映像情報デー
タVDDは、図6に示される如く、77バイト構成の第
1の付随データが付加されたディジタル映像情報データ
VDDの連続する5同期ブロック分(同期ブロック番号
0〜4)毎に、バッファブロックBUFBを形成するも
のとされる。バッファブロックBUFBを形成する5同
期ブロック分の77バイト構成の第1の付随データが付
加されたディジタル映像情報データVDDの1周期分
は、始端側に3バイト構成の第1の付随データVAUX
が配され、それに74バイト構成のディジタル映像情報
データVDDRが続くものとされ、さらに、77バイト
構成の第1の付随データVAUXが付加されたディジタ
ル映像情報データVDDの1同期ブロック分に続いて、
8バイト構成の誤り訂正コードC1が配される。
【0031】3バイト構成の第1の付随データVAUX
の夫々は、1バイト構成の量子化データQBに、後述さ
れる如くの各々が5バイト構成とされるデータパックP
CDF及びPCDAを形成する2バイトのパック用デー
タVAX0及びVAX1が順次続くものとして構成され
る。量子化データQBは、下位4ビットが量子化レベル
番号データQNO0〜QNO3とされるとともに上位4
ビットが量子化レベルの切替点(スイッチングポイン
ト)を示すデータ(SWP0〜SWP3)とされる。ま
た、パック用データVAX0及びVAX1は、始めの2
同期ブロック分(同期ブロック番号0,1)における4
個及び中央の1同期ブロック分(同期ブロック番号2)
における前半の1個の合計5個(5バイト)がデータパ
ックPCDFを形成するとともに、中央の1同期ブロッ
ク分(同期ブロック番号2)における後半の1個及び終
りの2同期ブロック分(同期ブロック番号3,4)にお
ける4個の合計5個(5バイト)がデータパックPCD
Aを形成するものとされる。
【0032】そして、各記録トラックには、図7に示さ
れる如く、図6に示される如くのバッファブロックBU
FBが27個(バッファブロック番号0〜26)纏めら
れて135同期ブロック分とされ、さらに、それに11
同期ブロック分の誤り訂正コードC2が付加されて合計
で146同期ブロック分とされたデータが、135同期
ブロック分の77バイト構成の第1の付随データVAU
Xが付加されたディジタル映像情報データVDDが含ま
れるものとされて記録される。
【0033】上述の3バイト構成の第1の付随データV
AUX中における2バイトのパック用データVAX0及
びVAX1は、各記録トラックKT中の27個のバッフ
ァブロック(バッファブロック番号0〜26)の夫々に
5組宛配され、それにより、5個のパック用データVA
X0及びVAX1により形成されるデータパックPCD
F及びPCDAは、各記録トラックKT中の27個のバ
ッファブロック(バッファブロック番号0〜26)の夫
々に2個宛配されるので、各記録トラックKT中におけ
る3バイト構成の第1の付随データVAUX中の2バイ
トのパック用データVAX0及びVAX1のみが取り出
されると、図8のA及びBに示される如くとされる。図
8のAは、例えば、回転磁気ヘッドHDAにより形成さ
れる記録トラックKT中における5×27=135組の
パック用データVAX0及びVAX1をあらわし、54
個のデータパックPCDF及びPCDA(パック0〜5
3)が含まれる。そして、始端側の12個のデータパッ
クPCDF及びPCDA(パック0〜11)が基本デー
タ部分とされるとともに、それに続く40個のデータパ
ックPCDF及びPCDA(パック12〜51)が追加
データ部分とされる。また、図8のBは、例えば、回転
磁気ヘッドHDBにより形成される記録トラックKT中
における5×27=135組のパック用データVAX0
及びVAX1をあらわし、54個のデータパックPCD
F及びPCDA(パック0〜53)が含まれる。そし
て、始端側の40個のデータパックPCDF及びPCD
A(パック0〜39)が追加データ部分とされるととも
に、それに続く12個のデータパックPCDF及びPC
DA(パック40〜51)が基本データ部分とされる。
【0034】このように、回転磁気ヘッドHDAにより
形成される記録トラックKTと回転磁気ヘッドHDBに
より形成される記録トラックKTとで、第1の付随デー
タVAUXを構成する54個のデータパックPCDF及
びPCDA(パック0〜53)における基本データ部分
と追加データ部分とが入れ換えられていることにより、
例えば、磁気テープMTに複数の記録トラックKTを横
切る方向の損傷等が生じた場合にも、基本データと追加
データの夫々の再生が可能とされる。
【0035】上述された第1の付随データVAUXもし
くは第2の付随データAAUXを構成するデータパック
PCDF及びPCDAの夫々は、例えば、図9に示され
る如くに、ワード名(WORD NAME)が夫々PC0,PC
1,PC2,PC3及びPC4とされた5個の各1バイ
ト(8ビット)のデータ、即ち、合計5バイトのデータ
によって形成され、PC0はパックタイトル(PACK TIT
LE) に対応したパックヘッダーデータとされ、PC1〜
PC4が実質的データ内容を有したパックデータとされ
る。パックヘッダーデータPC0は、パックデータPC
1〜PC4の内容をあらわす。
【0036】斯かるデータパックPCDF及びPCDA
として、各種のパックタイトルを有したものが形成され
ることになるが、それらのうちに、パックタイトルとし
て“ソース・コント (SOURCE CONT) ”が付与された、
種々の取り扱われる信号に関する情報をあらわすものが
ある。斯かる“ソース・コント (SOURCE CONT) ”デー
タパック(以下、S.P.と略称する)として、ディジ
タル映像情報データVDDRに付加される第1の付随デ
ータVAUXを構成するS.P.とディジタル音声情報
データAUDRに付加される第2の付随データAAUX
を構成するS.P.とが形成される。
【0037】ディジタル音声情報データAUDRに付加
される第2の付随データAAUXを構成するS.P.
は、例えば、図10に示される如く、パックヘッダーデ
ータPC0が、“0 1 1 1 0 0 1 1”と
いうコードをとるものとされて、第2の付随データAA
UXを構成するS.P.であることをあらわすものとさ
れる。そして、パックデータPC1にあっては、下位6
ビットが、excess量あるいはdiminish量に関するデータ
“AU SIZE”とされ、その上位の1ビットが、同
期状態に関するデータ“SYNC”とされ、さらにその
上位の1ビットが、50Hzでの記録か60Hzでの記録か
に関するデータ“ 50/60 "とされる。
【0038】そして、パックデータPC2にあっては、
下位4ビットが、音声信号の信号モードに関する音声信
号モードデータ“AUDIO MODE”とされるとと
もに、その上位の1ビットが、音声信号の信号モードが
特定音声信号モードであるか否かに関する特定モードデ
ータ“PAIR”とされる。また、特定モードデータ
“PAIR”より上位の2ビットが、ディジタル音声情
報データの記録チャンネル数、例えば、2チャンネル記
録か4チャンネル記録かに関するデータ“CH”とさ
れ、さらにその上位の1ビットが、ディジタル音声情報
データが記録される記録トラックに関するデータ“H
D”とされる。
【0039】パックデータPC3にあっては、下位3ビ
ットが、量子化ビット数に関するデータ“QU”とさ
れ、その上位の3ビットが、サンプリング周波数に関す
るデータ“SMP”とされ、さらにその上位の2ビット
が、エンファシス状態に関するデータ“EMP”とされ
る。そして、パックデータPC4にあっては、その全体
がリザーブビットとされる。
【0040】このような第2の付随データAAUXを構
成するS.P.にあっては、それに含まれる音声信号モ
ードデータ“AUDIO MODE”と特定モードデー
タ“PAIR”とが、第2の付随データAAUXが付加
されるディジタル音声情報データAUDRの元となる音
声信号の信号モード及びその音声信号の信号モードが特
定音声信号モードであるか否かをあらわすものとされる
が、特定音声信号モードとは、その音声信号に基づくデ
ィジタル音声情報データの、1フレーム区間分のディジ
タル映像情報データに対応する区分が、図12に示され
る、磁気テープMTに順次相互隣接して形成される10
本の記録トラックKTから成る記録トラック群毎に区画
設定される記録領域AA1及び記録領域AA2の夫々に
小区分として記録され、かつ、記録領域AA1及び記録
領域AA2に夫々記録されるディジタル音声情報データ
小区分が相関があるものとされることになる信号モード
とされる。
【0041】そして、音声信号の信号モード、即ち、音
声信号モードと特定モードデータ“PAIR”及び音声
信号モードデータ“AUDIO MODE”との対応関
係は、例えば、図11に示される如くのものとされる。
図11に示される対応関係にあっては、音声信号モード
は12種類とされている。“3−1方式”は、左信号,
右信号,中央信号及びサラウンド信号から成る4チャン
ネルの音声信号モードであり、記録領域AA1に左信号
及び右信号に夫々基づく一対のディジタル音声情報デー
タ小区分L及びRが記録されるとともに、記録領域AA
2に中央信号及びサラウンド信号に夫々基づく一対のデ
ィジタル音声情報データ小区分C及びSが記録され、記
録領域AA1と記録領域AA2とに夫々記録されるディ
ジタル音声情報データ小区分L及びRとディジタル音声
情報データ小区分C及びSとが相関があるものとされる
ことになる。“2−2方式”は、左前方信号及び右前方
信号の組と左後方信号及び右後方信号の組とで成る4チ
ャンネルの音声信号モードであり、記録領域AA1に左
前方信号及び右前方信号に夫々基づく一対のディジタル
音声情報データ小区分LF及RFが記録されるととも
に、記録領域AA2に左後方信号及び右後方信号に夫々
基づく一対のディジタル音声情報データ小区分LR及R
Rが記録され、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫
々記録されるディジタル音声情報データ小区分LF及び
RFとディジタル音声情報データ小区分LR及びRRと
が相関があるものとされることになる。
【0042】“3チャンネル”は、左信号,右信号及び
中央信号から成る3チャンネルの音声信号モードであ
り、記録領域AA1に左信号及び右信号に夫々基づく一
対のディジタル音声情報データ小区分L及びRが記録さ
れるとともに、記録領域AA2に中央信号に基づくディ
ジタル音声情報データ小区分Cが記録され、記録領域A
A1と記録領域AA2とに夫々記録されるディジタル音
声情報データ小区分L及びRとディジタル音声情報デー
タ小区分Cとが相関があるものとされることになる。
“3チャンネル+モノラル”は、左信号,右信号及び中
央信号とモノラル信号とで成る4チャンネルの音声信号
モードであり、記録領域AA1に左信号及び右信号に夫
々基づく一対のディジタル音声情報データ小区分L及R
が記録されるとともに、記録領域AA2に中央信号に基
づくディジタル音声情報データ小区分Cとモノラル信号
に基づくディジタル音声情報データ小区分Mとが記録さ
れ、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫々記録され
るディジタル音声情報データ小区分L及びRとディジタ
ル音声情報データ小区分Cとが相関があるものとされる
ことになる。
【0043】“ステレオ”は、左信号及び右信号から成
る2チャンネルの音声信号モードであり、記録領域AA
1に左信号及び右信号に夫々基づく一対のディジタル音
声情報データ小区分L及びRが記録され、記録領域AA
2に対する記録はなされないことになる。“ステレオ+
ステレオ”は、2組の左信号及び右信号の組で成る4チ
ャンネルの音声信号モードであり、記録領域AA1に一
方の組の左信号及び右信号に夫々基づく一対のディジタ
ル音声情報データ小区分L1及R1が記録されるととも
に、記録領域AA2に他方の組の左信号及び右信号に夫
々基づく一対のディジタル音声情報データ小区分L2及
R2が記録され、記録領域AA1と記録領域AA2とに
夫々記録されるディジタル音声情報データ小区分L1及
びR1とディジタル音声情報データ小区分L2及びR2
とは相互に独立のものとされることになる。
【0044】“ステレオ+モノラル”は、1組の左信号
及び右信号とモノラル信号とで成る3チャンネルの音声
信号モードであり、記録領域AA1に1組の左信号及び
右信号に夫々基づく一対のディジタル音声情報データ小
区分L及びRが記録されるとともに、記録領域AA2に
モノラル信号に基づくディジタル音声情報データ小区分
Mが記録され、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫
々記録されるディジタル音声情報データ小区分L及びR
とディジタル音声情報データ小区分Mとは相互に独立の
ものとされることになる。“ステレオ+バイリンガル”
は、1組の左信号及び右信号と一対のモノラル信号とで
成る4チャンネルの音声信号モードであり、記録領域A
A1に1組の左信号及び右信号に夫々基づく一対のディ
ジタル音声情報データ小区分L及びRが記録されるとと
もに、記録領域AA2に一対のモノラル信号に夫々基づ
くディジタル音声情報データ小区分M1及びM2が記録
され、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫々記録さ
れるディジタル音声情報データ小区分L及びRとディジ
タル音声情報データ小区分M1及びM2とは相互に独立
のものとされることになる。
【0045】“モノラル”は、一つのモノラル信号で成
る1チャンネルの音声信号モードであり、記録領域AA
1にモノラル信号に基づくディジタル音声情報データ小
区分Mが記録され、記録領域AA2に対する記録はなさ
れないことになる。“バイリンガル”は、一対のモノラ
ル信号で成る2チャンネルの音声信号モードであり、記
録領域AA1に一対のモノラル信号に夫々基づくディジ
タル音声情報データ小区分M1及びM2が記録され、記
録領域AA2に対する記録はなされないことになる。
“バイリンガル+モノラル”は、一対のモノラル信号と
一つのモノラル信号とで成る3チャンネルの音声信号モ
ードであり、記録領域AA1に一対のモノラル信号に夫
々基づく一対のディジタル音声情報データ小区分M1及
びM2が記録されるとともに、記録領域AA2に一つの
モノラル信号に基づくディジタル音声情報データ小区分
Mが記録され、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫
々記録されるディジタル音声情報データ小区分M1及び
M2とディジタル音声情報データ小区分Mとは相互に独
立のものとされることになる。“バイリンガル+バイリ
ンガル”は、二対のモノラル信号で成る4チャンネルの
音声信号モードであり、記録領域AA1に一方の対のモ
ノラル信号に夫々基づく一対のディジタル音声情報デー
タ小区分M1及びM2が記録されるとともに、記録領域
AA2に他方の対のモノラル信号に夫々基づく一対のデ
ィジタル音声情報データ小区分M1’及びM2’が記録
され、記録領域AA1と記録領域AA2とに夫々記録さ
れるディジタル音声情報データ小区分M1及びM2とデ
ィジタル音声情報データ小区分M1’及びM2’とは相
互に独立のものとされることになる。
【0046】このようなもとで、特定モードデータ“P
AIR”は、記録領域AA1及び記録領域AA2のいず
れにおいても、“3−1方式”,“2−2方式”,“3
チャンネル”及び“3チャンネル+モノラル”に対応し
て“1”に設定され、また、“ステレオ”,“ステレオ
+ステレオ”,“ステレオ+モノラル”,“ステレオ+
バイリンガル”,“モノラル”,“バイリンガル”,
“バイリンガル+モノラル”及び “バイリンガル+バ
イリンガル”に対して“0”に設定される。
【0047】一方、音声信号モードデータ“AUDIO
MODE”は、記録領域AA1において、“3−1方
式”,“2−2方式”,“3チャンネル”及び“3チャ
ンネル+モノラル”,“ステレオ”,“ステレオ+ステ
レオ”,“ステレオ+モノラル”及び“ステレオ+バイ
リンガル”に対して“0 0 0 1”に設定され、
“モノラル”に対して“0 0 0 0”に設定され、
さらに、“バイリンガル”,“バイリンガル+モノラ
ル”及び “バイリンガル+バイリンガル”に対して
“0 0 1 0”に設定される。また、記録領域AA
2においては、“3−1方式”に対して“0 0 1
1”に、“2−2方式”に対して“0 1 00”に、
“3チャンネル”に対して“0 1 0 1”に、“3
チャンネル+モノラル”に対して“0 1 1 0”
に、“ステレオ”,“モノラル”及び“バイリンガル”
に対して“1 1 1 1”に、“ステレオ+ステレ
オ”に対して“0 0 0 1”に、“ステレオ+モノ
ラル”及び“バイリンガル+モノラル”に対して“0
0 0 0”に、“ステレオ+バイリンガル”に対して
“00 1 0”に、及び、“バイリンガル+バイリン
ガル”に対して“0 01 0”に夫々設定される。
【0048】図1に示される例にあっては、その記録状
態がとられる場合、上述の如くのデータ形成がなされる
ものとされたもとで、先ず、回転磁気ヘッドHDAに接
続されたスイッチ49及び回転磁気ヘッドHDBに接続
されたスイッチ50が、記録再生切換信号SCSによっ
て、スイッチ49の選択接点Rが回転磁気ヘッドHDA
に連結される状態、及び、スイッチ50の選択接点Rが
回転磁気ヘッドHDBに連結される状態がとられるよう
に制御される。そして、制御信号端子11に、オリジナ
ル記録モードを指示するモード指令信号SCOが供給さ
れる状態、及び、制御信号端子12に、アフター記録モ
ードを指示するモード指令信号SCAが供給される状態
が選択的にとられ、制御信号端子11を通じたモード指
令信号SCO及び制御信号端子12を通じたモード指令
信号SCAが、記録モード制御部15に供給される。記
録モード制御部15は、供給されるモード指令信号SC
OあるいはSCAに応じて、オリジナル記録モードある
いはアフター記録モードをあらわす記録モード情報信号
IM、及び、オリジナル記録モードあるいはアフター記
録モードに応じた制御信号SSを送出する。
【0049】記録モード制御部15から送出される記録
モード情報信号IMは、付随データ形成部16に供給さ
れ、また、記録モード制御部15から送出される制御信
号SSは、記録動作制御部18に供給される。記録モー
ド制御部15からの制御信号SSを受けた記録動作制御
部18は、制御信号SSに応じて、スイッチ49及び5
0,回転磁気ヘッドHDA及びHDB,回転磁気ヘッド
HDA及びHDBに対する回転駆動系,磁気テープに対
する走行案内及び駆動系等々を含んで構成される記録動
作部に、オリジナル記録モードあるいはアフター記録モ
ードに対応した動作状態をとらせるための記録動作制御
信号SCRを形成して、それを記録動作部に送出する。
それにより、制御信号端子11にモード指令信号SCO
が供給されるとき、記録動作部においてオリジナル記録
モードのための動作状態がとられ、また、制御信号端子
12にモード指令信号SCAが供給されるとき、記録動
作部においてアフター記録モードのための動作状態がと
られる。
【0050】オリジナル記録モードに対応した動作状態
あるいはアフター記録モードに対応した動作状態をとる
ものとされた記録動作部からは、磁気テープMTに記録
トラックKTを形成している回転磁気ヘッドHDA及び
HDBのうちの一方の磁気テープMT上の位置をあらわ
すヘッド位置信号IHP、及び、磁気テープMT上に回
転磁気ヘッドHDA及びHDBのうちの一方により形成
されている記録トラックが10本毎のトラック群のうち
の何番目かをあらわすトラック番号信号ITNが送出さ
れる。そして、それらのヘッド位置信号IHP及びトラ
ック番号信号ITNが、夫々、信号入力端子19及び2
0を通じて、記録領域検出部21に供給される。記録領
域検出部21は、記録動作部からのヘッド位置信号IH
P及びトラック番号信号ITNに基づいて、磁気テープ
MTに記録トラックKTを形成している回転磁気ヘッド
HDA及びHDBのうちの一方が、図12に示される、
磁気テープMTに順次相互隣接して形成される10本の
記録トラックKTから成る記録トラック群における記録
領域AA1,記録領域AA2及び記録領域VAの何れに
対応する位置にあるかを検出し、回転磁気ヘッドHDA
もしくはHDBが対応する記録領域AA1,記録領域A
A2もしくは記録領域VAをあらわす記録領域検出信号
IAを付随データ形成部16に供給する。
【0051】斯かるもとで、制御信号端子11にモード
指令信号SCOが供給されてオリジナル記録モードが指
示されるときには、アンテナ部31を通じて受けられた
テレビジョン放送信号SXがチューナ部32に供給され
る。チューナ部32においては、このとき記録モード制
御部15から送出される記録モード情報信号IMがオリ
ジナル記録モードをあらわすものとされて供給され、そ
れに応じて、テレビジョン放送信号SXに対する選局動
作が行われてテレビジョン放送信号SXのうちの選択さ
れたものが受信され、選択受信されたテレビジョン放送
信号SXについての高周波増幅,周波数変換,中間周波
数増幅,映像信号検波,音声信号分離,音声信号検波等
の種々の処理が行われて、チューナ部32から映像信号
SVT及び音声信号SATが送出される。また、チュー
ナ部32においては、選択受信されたテレビジョン放送
信号SXを構成する映像信号SVT及び音声信号SAT
のうちの音声信号SATについての音声信号モードが検
出され、検出された音声信号SATについての音声信号
モードが該当する、図11に示される如くの12種類の
音声信号モードのうちのいずれかをあらわす情報信号I
Xが送出され、それが付随データ形成部16に供給され
る。
【0052】チューナ部32から得られる映像信号SV
Tは、アナログ/ディジタル(A/D)変換部33に供
給されてディジタル化され、A/D変換部33から、映
像信号SVTに基づくディジタル映像データVDTが得
られる。A/D変換部33から得られるディジタル映像
データVDTは、データブロック化部34において、そ
の後に行われるデータ圧縮符号化が行われ易くなるよう
にブロック化され、ブロック化ディジタル映像データV
DBとされてデータ圧縮符号化部35に供給される。デ
ータ圧縮符号化部35においては、ブロック化ディジタ
ル映像データVDBについての圧縮符号化が行われ、デ
ータ圧縮符号化部35からディジタル映像情報データV
DDRが得られてデータ付加部36に供給される。斯か
るディジタル映像情報データVDDRは、図3のCに示
される如くの同期ブロックを形成するものとなる単位映
像情報データブロックが連続するものとされる。このよ
うなもとで、A/D変換部33,データブロック化部3
4及びデータ圧縮符号化部35を含む部分により、映像
信号SVTに基づくディジタル映像情報データVDDR
を形成する映像信号ディジタル処理部が形成されてい
る。
【0053】また、チューナ部32から得られる音声信
号SATは、音声信号選択部37に供給される。このと
き、音声信号選択部37には、記録モード制御部15か
ら送出される記録モード情報信号IMがオリジナル記録
モードをあらわすものとされて供給され、それに応じ
て、音声信号選択部37においては、チューナ部32か
ら供給される音声信号SATが出力端に導出されてA/
D変換部38に供給される状態がとられる。A/D変換
部38に供給された音声信号SATはディジタル化さ
れ、A/D変換部38から音声信号SATに基づくディ
ジタル音声情報データAUDRが得られて、それがデー
タ付加部39に供給される。斯かるディジタル音声情報
データAUDRは、図3のBに示される如くの同期ブロ
ックを形成するものとなる単位音声情報データブロック
が連続するものとされる。このようなもとで、音声信号
選択部37及びA/D変換部38を含む部分により、音
声信号SATに基づくディジタル音声情報データAUD
Rを形成する音声信号ディジタル処理部が形成されてい
る。
【0054】一方、付随データ形成部16においては、
記録モード制御部15からの記録モード情報信号IM,
記録領域検出部21からの記録領域検出信号IA、及
び、チューナ部32からの情報信号IXに応じて、第1
の付随データVAUXがデータパックPCDF及びPC
DA等を含むものとして形成されるとともに、第2の付
随データAAUXがデータパックPCDF及びPCDA
等を含むものとして形成される。斯かる際、第2の付随
データAAUXを構成するS.P.における特定モード
データ“PAIR”及び音声信号モードデータ“AUD
IO MODE”の夫々の内容が、チューナ部32から
の情報信号IXがあらわす音声信号SATについての音
声信号モード、及び、記録領域検出部21からの記録領
域検出信号IAがあらわす回転磁気ヘッドHDAもしく
はHDBが対応する記録領域に基づいて、前述された図
11に示される対応関係に従って設定される。
【0055】即ち、第2の付随データAAUXを構成す
るS.P.における特定モードデータ“PAIR”が、
情報信号IXがあらわす音声信号SATについての音声
信号モードが、音声信号SATに基づくディジタル音声
情報データAUDRの、1フレーム区間分のディジタル
映像情報データVDDRに対応する区分が、図12に示
される記録領域AA1及び記録領域AA2の夫々に小区
分として記録され、かつ、記録領域AA1及び記録領域
AA2に夫々記録されるディジタル音声情報データ小区
分が相関があるものとされることになる、特定音声信号
モードであるとき、記録領域AA1及び記録領域AA2
のいずれにおいても“1”に設定され、その他の場合に
は“0”に設定される内容を有するものとされる。従っ
て、第2の付随データAAUXは、音声信号SATの信
号モードが特定音声信号モードか否かをあらわす内容を
有した特定モードデータ“PAIR”を含むものとされ
ることになる。
【0056】このようにして付随データ形成部16にお
いて形成される第1の付随データVAUX及び第2の付
随データAAUXは、夫々、データ付加部36及びデー
タ付加部39に供給される。データ付加部36及びデー
タ付加部39の夫々には、同期区分データ形成部40か
ら送出される同期データSYNC及び識別データID
0,ID1及びIDPを含んだ同期区分データDTMも
供給される。それにより、データ付加部36において
は、ディジタル映像情報データVDDRに同期データS
YNC及び識別データID0,ID1及びIDPを含ん
だ同期区分データDTMが付加されるとともに、第1の
付随データVAUXが付加されて、複合ディジタル映像
情報データVDが形成され、それがデータ合成部42に
供給される。一方、データ付加部39においては、ディ
ジタル音声情報データAUDRに同期データSYNC及
び識別データID0,ID1及びIDPを含んだ同期区
分データDTMが付加されるとともに、第2の付随デー
タAAUXが付加されて、複合ディジタル音声情報デー
タAUが形成され、それがデータ合成部42に供給され
る。
【0057】データ合成部42には、サブコードデータ
形成部43から送出される複合サブコードデータSCも
供給され、さらに、記録モード制御部15からの制御信
号SSが、オリジナル記録モードに応じたものとされて
供給される。そして、データ合成部42においては、制
御信号SSによる制御のもとに、複合ディジタル映像情
報データVD,複合ディジタル音声情報データAU及び
複合サブコードデータSCとが所定のタイミングをもっ
て合成され、複合ディジタル映像情報データVDと複合
ディジタル音声情報データAUと複合サブコードデータ
SCとを含んだ記録用ディジタル情報データDRDが形
成される。
【0058】データ合成部42から得られる記録用ディ
ジタル情報データDRDは、時間軸調整部44におい
て、磁気テープMTへの記録のための時間軸調整が行わ
れた後、データ整形部45に供給される。データ整形部
45には、タイミングデータ形成部46から送出される
タイミングデータTSも供給される。そして、データ整
形部45において、記録用ディジタル情報データDRD
にさらにタイミングデータTSが付加されるとともに、
磁気テープMTへの記録のためのデータ成形が行われ
て、記録用ディジタル情報データDRCが形成される。
【0059】このようにして、データ整形部45から得
られる記録用ディジタル情報データDRCが、記録増幅
部47を通じ、さらに、スイッチ49を通じて、回転磁
気ヘッドHDAに供給されるとともに、記録増幅部48
を通じ、さらに、スイッチ50を通じて、回転磁気ヘッ
ドHDBに供給され、回転磁気ヘッドHDA及びHDB
によって、磁気テープMTに記録される。それにより、
磁気テープMTに形成される各記録トラックKTに、図
2に示される如くに配されたタイミングデータTS,複
合ディジタル音声情報データAU,複合ディジタル映像
情報データVD及び複合サブコードデータSCが記録さ
れ、その際、1フレーム期間分の複合ディジタル映像情
報データVDが、図12に示される如くの、磁気テープ
MTに形成される順次相互隣接する10本の記録トラッ
クKTから成る記録トラック群毎に区画設定される記録
領域VAに記録されるとともに、1フレーム期間分の複
合ディジタル映像情報データVDに対応する複合ディジ
タル音声情報データAUの区分が、図12に示される如
くの、磁気テープMTに形成される順次相互隣接する1
0本の記録トラックKTから成る記録トラック群毎に区
画設定される記録領域AA1及びAA2の夫々、もしく
は、記録領域AA1のみに、小区分として記録されるこ
とになる。記録領域AA1及びAA2の夫々、もしく
は、記録領域AA1への複合ディジタル音声情報データ
AUの区分の小区分としての記録は、ディジタル音声情
報データAUDRの元となる音声信号SATの信号モー
ドに応じて、1〜4チャンネルの音声信号の各々に相当
するディジタル音声情報データAUDRの小区分が、図
11における「音声信号モード」の部分に示される如く
の態様をもって、記録領域AA1及び記録領域AA2に
配分記録されることになるものとされる。
【0060】また、図1に示される例において再生状態
がとられる場合には、回転磁気ヘッドHDAに接続され
たスイッチ49及び回転磁気ヘッドHDBに接続された
スイッチ50が、記録再生切換信号SCSによって、ス
イッチ49の選択接点Pが回転磁気ヘッドHDAに連結
される状態、及び、スイッチ50の選択接点Pが回転磁
気ヘッドHDBに連結される状態がとられるように制御
される。そして、回転磁気ヘッドHDA及びHDBの夫
々が再生ヘッドを成すものとされ、それらによって、記
録用ディジタル情報データDRCの記録がなされた磁気
テープから、記録用ディジタル情報データDRCが再生
される。記録用ディジタル情報データDRCの再生に供
される磁気テープは、図12に示される磁気テープMT
に形成された記録トラックKTの如くの記録トラックが
形成され、各記録トラックには、図2に示される如くに
配されたタイミングデータTS,複合ディジタル音声情
報データAU,複合ディジタル映像情報データVD及び
複合サブコードデータSCが記録されたものとされる。
【0061】そして、回転磁気ヘッドHDAにより磁気
テープから1記録トラック分宛再生される記録用ディジ
タル情報データDRCが、スイッチ49を通じ、さら
に、再生増幅部51を通じてスイッチ53に供給され、
また、回転磁気ヘッドHDBにより磁気テープから1記
録トラック分宛再生される記録用ディジタル情報データ
DRCが、スイッチ50を通じ、さらに、再生増幅部5
2をを通じてスイッチ53に供給される。スイッチ53
からは、再生増幅部51を通じた記録用ディジタル情報
データDRCと再生増幅部52を通じた記録用ディジタ
ル情報データDRCとが交互に取り出され、連続した記
録用ディジタル情報データDRCとされてデータ復元整
形部54に供給される。データ復元整形部54において
は、記録用ディジタル情報データDRCが、記録時に、
磁気テープに記録されるに先立って受けたデータ整形を
キャンセルすべく、記録用ディジタル情報データDRC
にデータ復元整形が施される。
【0062】データ復元整形部54においてデータ復元
整形を受けた記録用ディジタル情報データDRCは、時
間軸調整部55において再生処理のための時間軸調整が
なされてデータ分離・エラー訂正部56に供給される。
データ分離・エラー訂正部56においては、記録用ディ
ジタル情報データDRCから、複合ディジタル映像情報
データVD,複合ディジタル音声情報データAU、及
び、複合サブコードデータSCが分離され、分離された
複合ディジタル映像情報データVD,複合ディジタル音
声情報データAU、及び、複合サブコードデータSCの
夫々についてのエラー訂正処理が行われる。そして、デ
ータ分離・エラー訂正部56から得られるエラー訂正処
理が施された複合ディジタル映像情報データVD,エラ
ー訂正処理が施された複合ディジタル音声情報データA
U、及び、エラー訂正処理が施された複合サブコードデ
ータSCが、夫々、データ切分部57,データ切分部5
8及びサブコードデータ処理部59に供給される。
【0063】データ切分部57においては、複合ディジ
タル映像情報データVDからディジタル映像情報データ
VDDRと第1の付随データVAUXとが切り分けられ
る。そして、データ切分部57から導出されるディジタ
ル映像情報データVDDRがデータ復号化部60に供給
され、データ復号化部60において、ディジタル映像情
報データVDDRに対し、記録時においてディジタル映
像情報データVDDRが形成される際に施されたデータ
圧縮符号化に対応したデータ復号化が行われ、ブロック
化ディジタル映像データVDBが得られる。データ復号
化部60からのブロック化ディジタル映像データVDB
は、データ復元部61に供給され、データ復元部61に
おいては、ブロック化ディジタル映像データVDBに対
して、記録時においてブロック化ディジタル映像データ
VDBが形成される際に施されたブロック化に対応した
データ復元処理が行われ、ディジタル映像データVDT
が得られる。このようにしてデータ復元部61から得ら
れるディジタル映像データVDTは、ディジタル/アナ
ログ(D/A)変換部62に供給されてアナログ化さ
れ、D/A変換部62から再生された映像信号SVTが
得られて、映像信号出力端子63に導出される。
【0064】また、データ切分部57部から導出される
第1の付随データVAUXが、回転磁気ヘッドHDAに
より再生された区分と回転磁気ヘッドHDBにより再生
された区分とで順序を異にする基本データ部分と追加デ
ータ部分とに分けられたものとして、付随データ情報再
生部64に供給される。付随データ情報再生部64にお
いては、第1の付随データVAUXが有する種々の情報
が再生され、再生された情報をあらわす情報検出出力信
号SVIが付随データ情報再生部64から送出されて、
再生動作制御部65に供給される。
【0065】一方、データ切分部58においては、複合
ディジタル音声情報データAUからディジタル音声情報
データAUDRと第2の付随データAAUXとが切り分
けられる。そして、データ切分部58部から導出される
ディジタル音声情報データAUDRがデータ再生処理部
66に供給され、所定の再生処理が施されて、D/A変
換部67に供給される。そして、D/A変換部67にお
いて、ディジタル音声情報データAUDRがアナログ化
され、D/A変換部67から再生された音声信号SAT
が得られて、音声信号出力端子68に導出される。
【0066】また、データ切分部58部から導出される
第2の付随データAAUXが、回転磁気ヘッドHDAに
より再生された区分と回転磁気ヘッドHDBにより再生
された区分とで順序を異にする基本データ部分と追加デ
ータ部分とに分けられたものとして、付随データ情報再
生部69に供給される。付随データ情報再生部69にお
いては、第2の付随データAAUXが有する種々の情報
が再生され、再生された情報をあらわす情報検出出力信
号SAIが付随データ情報再生部69から送出されて、
再生動作制御部65及びデータ再生処理部66に供給さ
れる。斯かる情報検出出力信号SAIは、第2の付随デ
ータAAUXを構成するS.P.中の音声信号モードデ
ータ“AUDIO MODE”の内容、即ち、ディジタ
ル音声情報データAUDRの元とされた音声信号SAT
についての音声信号モードに応じたコード内容を示す情
報もあらわし、それをデータ再生処理部66に伝達す
る。さらに、付随データ情報再生部69においては、第
2の付随データAAUXを構成するS.P.中の特定モ
ードデータ“PAIR”の内容が検出され、検出された
特定モードデータ“PAIR”の内容をあらわす特定モ
ードデータ検出出力信号SPRが、付随データ情報再生
部69から記録モード制御部15及びデータ再生処理部
66に供給される。
【0067】付随データ情報再生部69からの情報検出
出力信号SAI及び特定モードデータ検出出力信号SP
Rが供給されるデータ再生処理部66にあっては、情報
検出出力信号SAIがあらわす音声信号モードデータ
“AUDIO MODE”の内容、及び、特定モードデ
ータ検出出力信号SPRがあらわす特定モードデータ
“PAIR”の内容に基づいて、データ切分部58から
のディジタル音声情報データAUDRに対して最適な再
生処理が施される状態がとられる。
【0068】さらに、データ分離・エラー訂正部56か
ら得られるエラー訂正処理が施された複合サブコードデ
ータSCが供給されるサブコードデータ処理部59にお
いては、複合サブコードデータSCについての種々の処
理が行われ、例えば、複合サブコードデータSCのコー
ド内容に応じた検出出力信号SSCが得られ、それが再
生動作制御部65に供給される。
【0069】再生動作制御部65においては、上述の如
くの、スイッチ49の選択接点Pが回転磁気ヘッドHD
Aに連結されるとともに、スイッチ50の選択接点Pが
回転磁気ヘッドHDBに連結されて構成される再生系に
対しての、それによる再生動作の全般に亙る制御が行わ
れる。
【0070】次に、図1に示される例において、制御信
号端子12にモード指令信号SCAが供給されてアフタ
ー記録モードが指示されるときには、図12に示される
如くに、磁気テープMTに形成された順次相互隣接する
10本の記録トラックKTから成る記録トラック群毎に
記録領域AA1,記録領域AA2及び記録領域VAが区
画割当され、第1の付随データVAUXが付加された1
フレーム区間分のディジタル映像情報データVDDRが
記録領域VAに記録されるとともに、1フレーム区間分
のディジタル映像情報データVDDRに対応する第2の
付随データAAUXが付加されたディジタル音声情報デ
ータAUDRの区分が、記録領域AA1及び記録領域A
A2、もしくは、記録領域AA1のみに小区分として記
録されたもとで、他の音声信号に基づいて形成されて第
2の付随データAAUXが付加されたディジタル音声情
報データAUDRの区分が、記録領域AA2に小区分と
して記録されることになる。しかしながら、斯かる際に
は、回転磁気ヘッドHDA及びHDBが、記録領域AA
2を走査する状態とされるに先立って記録領域AA1を
走査する状態とされるとき、一旦、再生動作状態とされ
る。
【0071】このようにしてとられる再生動作状態のも
とにあっては、上述の如くに、付随データ情報再生部6
9において、第2の付随データAAUXを構成するS.
P.中の特定モードデータ“PAIR”の内容が検出さ
れ、検出された特定モードデータ“PAIR”の内容を
あらわす特定モードデータ検出出力信号SPRが、付随
データ情報再生部69から記録モード制御部15に供給
される。記録モード制御部15においては、特定モード
データ検出出力信号SPRがあらわす特定モードデータ
“PAIR”の内容に基づいて、そのとき回転磁気ヘッ
ドHDAもしくはHDBにより走査されている記録領域
AA1及びそれに続く記録領域AA2に小区分として記
録されているディジタル音声情報データAUDRの元と
された音声信号SATの信号モードが特定音声信号モー
ドであるか否かが判別される。即ち、そのとき回転磁気
ヘッドHDAもしくはHDBにより走査されている記録
領域AA1及びそれに続く記録領域AA2に夫々記録さ
れたディジタル音声情報データAUDRの小区分が、相
関があるものとされているか否かが判別されるのであ
る。
【0072】その結果、そのとき回転磁気ヘッドHDA
もしくはHDBにより走査されている記録領域AA1及
びそれに続く記録領域AA2に夫々記録されたディジタ
ル音声情報データAUDRの小区分が、相関があるもの
とされている場合には、そのとき回転磁気ヘッドHDA
もしくはHDBにより走査されている記録領域AA1に
続く記録領域AA2には、アフター記録が行われるべき
でないと判断され、記録モード制御部15からのアフタ
ー記録モードに応じた制御信号SSの送出はなされな
い。それにより、記録動作部においてアフター記録モー
ドのための動作状態がとられず、アフター記録が行われ
ない状態とされる。このようにされることにより、記録
領域AA1及び記録領域AA2に夫々記録されたディジ
タル音声情報データAUDRの小区分が相関があるもの
とされていて、アフター記録が行われるべきでない部分
が、不用意なアフター記録から保護されることになる。
【0073】それに対して、特定モードデータ検出出力
信号SPRがあらわす特定モードデータ“PAIR”の
内容に基づいての、そのとき回転磁気ヘッドHDAもし
くはHDBにより走査されている記録領域AA1及びそ
れに続く記録領域AA2に夫々記録されたディジタル音
声情報データAUDRの小区分が、相関があるものとさ
れているか否かの判別の結果、相関が無いものとされて
いる場合には、記録モード制御部15からのアフター記
録モードに応じた制御信号SSの送出がなされ、それに
より、記録動作部においてアフター記録モードのための
動作状態がとられる。そして、斯かる際には、回転磁気
ヘッドHDAもしくはHDBにより記録領域AA2にお
ける走査が開始される前に、記録再生切換信号SCSに
よって、スイッチ49の選択接点Rが回転磁気ヘッドH
DAに連結される状態、及び、スイッチ50の選択接点
Rが回転磁気ヘッドHDBに連結される状態がとられる
ように制御され、記録動作状態がとられる。
【0074】そして、外部音声信号端子70に外部音声
信号SAAが供給され、外部音声信号端子70から音声
信号選択部37に導かれる。このとき、音声信号選択部
37には、記録モード制御部15から送出される記録モ
ード情報信号IMがアフター記録モードをあらわすもの
とされて供給され、それに応じて、音声信号選択部37
においては、外部音声信号端子70から供給される外部
音声信号SAAが出力端に導出されてA/D変換部38
に供給される状態がとられる。A/D変換部38に供給
された外部音声信号SAAはディジタル化され、A/D
変換部38から外部音声信号SAAに基づくディジタル
音声情報データAUDRが得られて、それがデータ付加
部39に供給される。斯かるもとで、音声信号選択部3
7及びA/D変換部38を含む部分により、外部音声信
号SAAに基づくディジタル音声情報データAUDRを
形成する音声信号ディジタル処理部が形成されている。
【0075】このとき、付随データ形成部16において
は、記録モード制御部15からの記録モード情報信号I
M、及び、記録領域検出部21からの記録領域検出信号
IAに応じて、第2の付随データAAUXがデータパッ
PCDF及びPCDA等を含むものとして形成され
る。このようにして付随データ形成部16において形成
される第2の付随データAAUXは、データ付加部39
に供給される。データ付加部39には、同期区分データ
形成部40から送出される同期データSYNC及び識別
データID0,ID1及びIDPを含んだ同期区分デー
タDTMも供給される。それにより、データ付加部39
においては、ディジタル音声情報データAUDRに同期
データSYNC及び識別データID0,ID1及びID
Pを含んだ同期区分データDTMが付加されるととも
に、第2の付随データAAUXが付加されて、複合ディ
ジタル音声情報データAUが形成され、それがデータ合
成部42に供給される。
【0076】データ合成部42には、サブコードデータ
形成部43から送出される複合サブコードデータSCも
供給され、さらに、記録モード制御部15からの制御信
号SSが、アフター記録モードに応じたものとされて供
給される。そして、データ合成部42においては、制御
信号SSによる制御のもとに、複合ディジタル音声情報
データAU及び複合サブコードデータSCとが所定のタ
イミングをもって合成され、複合ディジタル音声情報デ
ータAUと複合サブコードデータSCとを含んだ記録用
ディジタル情報データDRDが形成される。
【0077】データ合成部42から得られる記録用ディ
ジタル情報データDRDは、時間軸調整部44におい
て、磁気テープMTへの記録のための時間軸調整が行わ
れた後、データ整形部45に供給される。データ整形部
45には、タイミングデータ形成部46から送出される
タイミングデータTSも供給される。そして、データ整
形部45において、記録用ディジタル情報データDRD
にさらにタイミングデータTSが付加されるとともに、
磁気テープMTへの記録のためのデータ成形が行われ
て、記録用ディジタル情報データDRCが形成される。
【0078】このようにして、データ整形部45から得
られる記録用ディジタル情報データDRCが、記録増幅
部47を通じ、さらに、スイッチ49を通じて回転磁気
ヘッドHDAに供給されるとともに、記録増幅部48を
通じ、さらに、スイッチ50を通じて回転磁気ヘッドH
DBに供給され、回転磁気ヘッドHDA及びHDBによ
って、磁気テープMTに記録される。それにより、複合
ディジタル音声情報データAUが、図12に示される如
くの、磁気テープMTに形成される順次相互隣接する1
0本の記録トラックKTから成る記録トラック群におけ
る記録領域AA2に記録されることになる。
【0079】斯かるもとで、データ合成部42,時間軸
調整部44及びデータ整形部45を含む部分により、第
1の付随データVAUXが付加されたディジタル映像情
報データVDDR(=VDD)及び第2の付随データA
AUXが付加されたディジタル音声情報データAUDR
(=AUD)のうちの少なくとも一方を含む記録用ディ
ジタル情報データDRCを形成する記録用データ形成部
が構成されていることになる。
【0080】上述の如くの図1に示される本発明に係る
ディジタル情報記録再生装置の一例にあっては、それに
おける、スイッチ49の選択接点Rが回転磁気ヘッドH
DAに連結されるとともに、スイッチ50の選択接点R
が回転磁気ヘッドHDBに連結されて構成される記録系
によって、本発明に係るディジタル情報記録装置の一例
が構成されており、また、それにおける、スイッチ49
の選択接点Pが回転磁気ヘッドHDAに連結されるとと
もに、スイッチ50の選択接点Pが回転磁気ヘッドHD
Bに連結されて構成される再生系によって、本発明に係
るディジタル情報再生装置の一例が構成されていること
になる。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るディジタル情報記録装置によれば、第1及び第2の
付随データの夫々が、基本データ部分と追加データ部分
とに分けられて、記録媒体における第1の記録ヘッドに
よる記録が行われる部分と第2の記録ヘッドによる記録
が行われる部分とで、基本データ部分と追加データ部分
との順序を異にするものとされるので、例えば、記録媒
体に第1及び第2の付随データの記録部分に関わる損傷
等が生じた場合にも、基本データと追加データとの再生
が可能とされる。そして、記録用ディジタル情報データ
に含まれるディジタル音声情報データに付加された第2
の付随データが、ディジタル音声情報データの元となる
音声信号ディジタル処理部に供給される音声信号の信号
モードが特定音声信号モードか否かをあらわす内容を有
した特定モードデータを含むものとされて、ディジタル
音声情報データと共に記録媒体に記録されるので、第1
の付随データが付加されたディジタル映像情報データと
共に、あるいは、単独で、第2の付随データが付加され
たディジタル音声情報データの記録がなされた記録媒体
から記録用ディジタル情報データが再生される際に、デ
ィジタル音声情報データに伴って再生される第2の付随
データに含まれることになる特定モードデータの内容に
基づいて、ディジタル音声情報データの元となった音声
信号の信号モードが特定音声信号モードか否かが極めて
容易に検知され、それにより、例えば、記録用ディジタ
ル情報データの記録がなされた記録媒体における複数
録領域に夫々記録されるディジタル音声情報データの
小区分が相関があるものであるのか相互に独立したもの
であるのかの検知が、特定モードデータの内容に基づい
て極めて容易になされることになる。
【0082】また、本発明に係るディジタル情報再生装
置にあっては、付随データ情報再生部から導出される、
第1及び第2のデータ切分部から夫々得られる第1及び
第2の付随データの各々が、第1の再生ヘッドにより再
生された区分と第2の再生ヘッドにより再生された区分
とで順序を異にする基本データ部分と追加データ部分と
に分けられたものとして得られるので、例えば、記録媒
体に第1及び第2の付随データの記録部分に関わる損傷
等が生じた場合にも、第1及び第2の付随データの夫々
の基本データと追加データとを得ることができる。そし
て、斯かる第1及び第2の付随データに基づく情報が、
記録媒体からディジタル音声情報データに伴って再生さ
れる第2の付随データに含まれる特定モードデータの内
容に基づく情報を含むものとされるので、付随データ情
報再生部から得られる情報に含まれる特定モードデータ
の内容に基づく情報により、例えば、記録用ディジタル
情報データの記録がなされた記録媒体における複数の記
録領域に夫々記録されるディジタル音声情報データの小
区分が相関があるものであるのか相互に独立したもので
あるのかの検知が、極めて容易に行われることになる。
【0083】さらに、本発明に係るディジタル情報記録
再生装置にあっては、上述の如くの本発明に係るディジ
タル情報記録装置と本発明に係るディジタル情報再生装
置との夫々の機能を兼ね具えるものとされるので、上述
の本発明に係るディジタル情報記録装置及びディジタル
情報再生装置において得られる如くの作用効果が得られ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル情報記録装置の一例及
びディジタル情報再生装置の一例を含むものとされた、
本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一例を示す
ブロック構成図である。
【図2】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図3】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図4】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図5】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図6】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図7】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図8】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図9】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の一
例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマッ
トをあらわす概念図である。
【図10】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の
一例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマ
ットをあらわす概念図である。
【図11】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の
一例によるディジタル情報記録に関わるデータフォーマ
ットをあらわす概念図である。
【図12】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の
一例によるディジタル情報記録の説明に供される概念図
である。
【符号の説明】
11,12 制御信号端子 15 記録モード制御部 16 付随データ形成部 18 記録動作制御部 19,20 信号入力端子 21 記録領域検出部 32 チューナ部 33,38 A/D変換部 34 データブロック化部 35 データ圧縮符号化部 36,39 データ付加部 40 同期区分データ形成部 42 データ合成部 43 サブコードデータ形成部 44,55 時間軸調整部 45 データ整形部 49,50,53 スイッチ 54 データ復元整形部 56 データ分離・エラー訂正部 57,58 データ切分部 59 サブコードデータ処理部 60 データ復号化部 61 データ復元部 62,67 D/A変換部 64,69 付随データ情報再生部 65 再生動作制御部 66 データ再生処理部 HDA,HDB 回転磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−47877(JP,A) 特開 平4−285767(JP,A) 特開 平4−301266(JP,A) 特開 平3−66071(JP,A) 特開 平2−118971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/16 351 G11B 27/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に基づくディジタル映像情報デー
    タを形成する映像信号ディジタル処理部と、 音声信号に基づくディジタル音声情報データを形成する
    音声信号ディジタル処理部と、 上記ディジタル映像情報データに付加されるべき第1の
    付随データ及び上記ディジタル音声情報データに付加さ
    れるべき第2の付随データを形成する付随データ形成部
    と、 上記第1の付随データが付加されたディジタル映像情報
    データ及び上記第2の付随データが付加されたディジタ
    ル音声情報データのうちの少なくとも一方を含む記録用
    ディジタル情報データを形成する記録用データ形成部
    と、 該記録用データ形成部から得られる記録用ディジタル情
    報データを第1及び第2の記録ヘッドにより記録媒体に
    記録する動作を行う記録動作部と、 を備えて成り、 上記付随データ形成部が、上記第1及び第2の付随デー
    タの夫々を、基本データ部分と追加データ部分とに分け
    られて、上記記録媒体における上記第1の記録ヘッドに
    よる記録が行われる部分と上記第2の記録ヘッドによる
    記録が行われる部分とで、上記基本データ部分と上記追
    加データ部分との順序を異にするものとなし、さらに、
    上記第2の付随データを上記音声信号ディジタル処理部
    に供給される上記音声信号の信号モードが特定音声信号
    モードか否かをあらわす内容を有した特定モードデータ
    を含むものとなすことを特徴とするディジタル情報記録
    装置。
  2. 【請求項2】映像信号ディジタル処理部がディジタル映
    像情報データを所定の単位映像情報データブロックが連
    続するものとして形成するとともに、音声信号ディジタ
    ル処理部がディジタル音声情報データを所定の単位音声
    情報データブロックが連続するものとして形成し、付随
    データ形成部が、第1の付随データを上記単位映像情報
    データブロック毎に付加されるものとして形成するとと
    もに、第2の付随データを上記単位音声情報データブロ
    ック毎に付加されるものとして形成することを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル情報記録装置。
  3. 【請求項3】記録動作部が、記録用ディジタル情報デー
    タを形成するディジタル音声情報データにおける、映像
    信号の所定の単位期間分に対応して記録されるべき音声
    信号部分に基づく区分を、記録媒体における第1の音声
    情報データ記録領域及び第2の音声情報データ記録領域
    に第1の小区分及び第2の小区分として夫々記録し得る
    ものとされ、付随データ形成部が、特定モードデータ
    を、上記ディジタル音声情報データの第1及び第2の小
    区分が相関があるものか独立のものかをあらわすものと
    して形成することを特徴とする請求項1又は2記載のデ
    ィジタル情報記録装置。
  4. 【請求項4】第1の付随データが付加されたディジタル
    映像情報データと、音声信号の信号モードが特定音声信
    号モードか否かをあらわす内容を有した特定モードデー
    タを含む第2の付随データが付加されたディジタル音声
    情報データとのうちの、少なくとも一方を含んで成る記
    録用ディジタル情報データが記録された記録媒体から、
    第1及び第2の再生ヘッドにより上記記録用ディジタル
    情報データを再生する動作を行う再生動作部と、 該再生動作部により再生された上記記録用ディジタル情
    報データから、上記第1の付随データが付加されたディ
    ジタル映像情報データと上記第2の付随データが付加さ
    れたディジタル音声情報データとのうちの少なくとも一
    方を分離して取り出すデータ分離部と、 該データ分離部から得られる上記第1の付随データが付
    加されたディジタル映像情報データからディジタル映像
    情報データと第1の付随データとを切り分け、上記第1
    の付随データを上記第1の再生ヘッドにより再生された
    区分と上記第2の再生ヘッドにより再生された区分とで
    順序を異にする基本データ部分と追加データ部分とに分
    けられたものとして得る第1のデータ切分部と、 上記データ分離部から得られる上記第2の付随データが
    付加されたディジタル音声情報データからディジタル音
    声情報データと第2の付随データとを切り分け、上記第
    2の付随データを上記第1の再生ヘッドにより再生され
    た区分と上記第2の再生ヘッドにより再生された区分と
    で順序を異にする基本データ部分と追加データ部分とに
    分けられたものとして得る第2のデータ切分部と、 上記第1のデータ切分部から得られる上記ディジタル映
    像情報データに基づく映像信号を得るディジタル映像情
    報処理部と、 上記第2のデータ切分部から得られる上記ディジタル音
    声情報データに基づく音声信号を得るディジタル音声情
    報処理部と、 上記第1及び第2のデータ切分部から夫々得られる上記
    第1及び第2の付随データに基づく、上記特定モードデ
    ータの内容に応じたものを含む情報を得る付随データ情
    報再生部と、 を備えて構成されるディジタル情報再生装置。
  5. 【請求項5】映像信号に基づくディジタル映像情報デー
    タを形成する映像信号ディジタル処理部と、音声信号に
    基づくディジタル音声情報データを形成する音声信号デ
    ィジタル処理部と、上記ディジタル映像情報データに付
    加されるべき第1の付随データ及び上記ディジタル音声
    情報データに付加されるべき第2の付随データを形成す
    る付随データ形成部と、上記第1の付随データが付加さ
    れたディジタル映像情報データ及び上記第2の付随デー
    タが付加されたディジタル音声情報データのうちの少な
    くとも一方を含む記録用ディジタル情報データを形成す
    る記録用データ形成部と、該記録用データ形成部から得
    られる記録用ディジタル情報データを第1及び第2の記
    録ヘッドにより記録媒体に記録する動作を行う記録動作
    部とを備え、上記付随データ形成部が、上記第1及び第
    2の付随データの夫々を、基本データ部分と追加データ
    部分とに分けられて、上記記録媒体における上記第1の
    記録ヘッドによる記録が行われる部分と上記第2の記録
    ヘッドによる記録が行われる部分とで、上記基本データ
    部分と上記追加データ部分との順序を異にするものとな
    し、さらに、上記第2の付随データを上記音声信号ディ
    ジタル処理部に供給される上記音声信号の信号モードが
    特定音声信号モードか否かをあらわす内容を有した特定
    モードデータを含むものとなすものとされた記録系と、 上記記録用ディジタル情報データが記録された記録媒体
    から、第1及び第2の再生ヘッドにより上記記録用ディ
    ジタル情報データを再生する動作を行う再生動作部と、
    該再生動作部により再生された上記記録用ディジタル情
    報データから、上記第1の付随データが付加されたディ
    ジタル映像情報データと上記第2の付随データが付加さ
    れたディジタル音声情報データとを分離して取り出すデ
    ータ分離部と、該データ分離部から得られる上記第1の
    付随データが付加されたディジタル映像情報データから
    ディジタル映像情報データと第1の付随データとを切り
    分け、上記第1の付随データを上記第1の再生ヘッドに
    より再生された区分と上記第2の再生ヘッドにより再生
    された区分とで順序を異にする基本データ部分と追加デ
    ータ部分とに分けられたものとして得る第1のデータ切
    分部と、上記データ分離部から得られる上記第2の付随
    データが付加されたディジタル音声情報データからディ
    ジタル音声情報データと第2の付随データとを切り分
    け、上記第2の 付随データを上記第1の再生ヘッドによ
    り再生された区分と上記第2の再生ヘッドにより再生さ
    れた区分とで順序を異にする基本データ部分と追加デー
    タ部分とに分けられたものとして得る第2のデータ切分
    部と、上記第1のデータ切分部から得られる上記ディジ
    タル映像情報データに基づく映像信号を得るディジタル
    映像情報処理部と、上記第2のデータ切分部から得られ
    る上記ディジタル音声情報データに基づく音声信号を得
    るディジタル音声情報処理部と、上記第1及び第2のデ
    ータ切分部から夫々得られる上記第1及び第2の付随デ
    ータに基づく、上記特定モードデータの内容に応じたも
    のを含む情報を得る付随データ情報再生部とを備えて成
    る再生系と、 を含んで構成されるディジタル情報記録再生装置。
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