JPH0447877A - ディジタル信号の記録再生方式 - Google Patents

ディジタル信号の記録再生方式

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JPH0447877A
JPH0447877A JP2156727A JP15672790A JPH0447877A JP H0447877 A JPH0447877 A JP H0447877A JP 2156727 A JP2156727 A JP 2156727A JP 15672790 A JP15672790 A JP 15672790A JP H0447877 A JPH0447877 A JP H0447877A
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JP2156727A
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Inventor
Hisao Mogi
茂木 尚雄
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、動画用のディジタルビデオ信号とディジタ
ルオーディオ信号とを同時に記録再生する記録再生方式
に関する。
[従来の技術] 現行のディジタルオーディオチーブレコーダ(以下rD
AT」という)は、ディジタルオーディオ信号のみを記
録再生するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ディジタルオーディオ信号だけてなく、他の信
号、例えば動画用のディジタルビデオ信号を同時に記録
再生できれば非常に便利である。
このように動画用のディジタルビデオ信号を記録する際
には、DATの伝送レート等を考慮すると、ディジタル
ビデオ信号を圧縮処理して記録することが考えられる。
その場合、どのような方式で圧縮処理したかを示す情報
を同時に記録しておくことにより、再生時にその情報に
基づいて伸長処理をすることができる。つまり、記録時
の圧縮処理がいかなるものであっても対処できるように
なる。
また、記録されるディジタルビデオ信号、デジタルオー
ディオ信号のサンプリングクロック、1サンプルのビッ
ト数、ビデオ信号のフレーム数等のモード情報を同時に
記録しておくことにより、再生時にその情報に基づいて
、再生信号系の処理を変更できる。つまり、記録時の信
号モードがいかなるものであっても対処できるようにな
る。
そこで、この発明では、動画用のディジタルビデオ信号
とディジタルオーディオ信号とを圧縮処理を用いて同時
に記録再生すると共に、さらに、それらディジタル信号
に関するデータをも同時に記録再生し得るようにしたも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は、Nビット (Nは整数)のディジタル信号
の状態で記録再生され、このNビットの一部によって、
それぞれ画像領域、音声領域および制御領域が形成され
る。
そして、各圧縮基準期間における画像領域には、動画を
構成する複数画面分の圧縮処理されたディジタルビデオ
信号が配されると共に、各圧縮基準期間における音声領
域には圧縮基準期間分のディジタルオーディオ信号が配
されるものである。
また、制御領域には、画像領域あるいは音声領域に配さ
れるディジタル信号に関するデータが配されるものであ
る。
例えば、ディジタル信号に関するデータとして、ディジ
タルビデオ信号の圧縮情報、ディジタルビデオ信号ある
いはディジタルオーディオ信号のモード情報等が配され
る。
[作 用コ 動画用のディジタルビデオ信号の情報量は非常に多く、
そのままDATでもって、ディジタルオーディオ信号と
同時に記録再生することは困難である。
しかし、本例においては、動画用のディジタルビデオ信
号を圧縮処理して記録するようにしているので、ディジ
タルオーディオ信号と同時に記録再生することが容易と
なる。
また、制御領域に画像領域あるいは音声領域に配される
ディジタル信号に関するデータが記録されるため、再生
時に、このデータに基づいて信号処理系の動作を変更す
ることで、記録時にいかなる圧縮処理をしたか、あるい
はいかなるモードの信号が記録されているかに拘らず、
良好な再生処理が可能となる。
[実 施 例コ 以下、図面を参照しながら、この発明の一実施例につい
て説明する。本例は記録再生装置として、DATを例に
採ったものである。
第2図は、本例において記録再生されるディジタル信号
のフォーマットを示している。16ビツ)[b15〜b
o]のうち、ビット [b15〜b4]、ビット[b3
〜blコ、ビット[bOコは、それぞれ画像領域、音声
領域および制御領域とされる。
ここで、従来オーディオサンプリングクロックが48k
Hzで、左右2チャネルのディジタルオーディオ信号を
記録する場合と同様に、DATの伝送レートを、 48kHzX2X16b i t =1536kbps とすると、 画像領域の伝送レートは、 48kHzX2X12bit =1152kbps となり、音声領域の伝送レートは、 48kHzX2X3b i t =288kbps となり、制御領域の伝送レートは、 48kHzX2X1bit =96kbps となる(第3図参照)。
記録データは、所定期間、本例においては1秒を単位期
間(以下「圧縮基準期間」という)として構成される。
すなわち、各圧縮基準期間において、画像領域は115
2000ビツト、音声領域は288000ビツト、制御
領域は96000ビツトとなる。
本例においては、NTSC方式のビデオ信号が使用され
、各圧縮基準期間における画像領域には、30フレ一ム
分の画像データが配される。この場合、30フレ一ム分
の画像データは、そのままでは情報量が多すぎる。例え
ば、1フレームの画素データが256HX240Vて、
かつ輝度信号Y、赤色差信号U、青色差信号Vがそれぞ
れ8ビツトであるとき、30フレ一ム分の情報量は、2
56X240X8X30X3 =44236800ビット となる。
そこで、30フレ一ム分の画像データは、115200
0ビツト以内に圧縮処理される。
例えば、256HX240V(7)画素データは、サブ
サンプリング処理によって172とされる。
また、輝度信号Y、赤色差信号U、青色差信号Vの合計
24ビツトは、9ビツトに圧縮処理される。
これによって、1フレ一ム分の情報量は、256X24
0X1/2X9 =276480ビット となる。
さらに、第2フレーム〜第29フレームの画像データは
、それぞれ第1フレームの画像データを基準画像データ
とする差分圧縮画像データとされ、この差分圧縮画像デ
ータの情報量は、例えば27200ビツトとされる。
したがって、30フレ一ム分の情報量は、276480
X1+27200X29 =1065280ビツト となって、 1152000ビツト以内となる。
なお、残りの86720ビツトは、固定長調整用として
使用される。
第4図は、記録データの構成例を示すものである。各圧
縮基準期間の画像領域の最初には第1フレームの画像デ
ータに対応する基準画像データ、VBI、VB2、・・
・が配され、その後に第2〜第29フレームの画像デー
タに対応する差分圧縮画像データΔcl、  ΔC2、
・・ Δc29が順次配される。
また、各圧縮基準期間における音声領域には、この圧縮
基1期間分の音声データが配される。
この音声データは、288000ビツト以内のデータと
される。
例えば、音声データの符号化方式としてADPCM方式
が採られて、データの圧縮が行なわれる。
これにより、サンプリング周波数32 k Hz。
1サンプル4ビツト、2チヤネル(ステレオまたはモノ
ラル2チヤネル)のとき、情報量は、32kHzX4ビ
ツト×2チヤネル =256000ビツト となって、288000ビツト以内のデータとされる。
なお、残りの32000ビツトは、周波数調整用として
使用される。
上述したように、ディジタル信号の16ビツトb15〜
bOのうち3ビツトb3〜b1でもって音声領域が形成
され、音声領域の伝送レートは、96kH2X3ビツト
=288kbpsである(第2図、第3図参照)。
これは、32kHzX9ビツト=288kbpSと考え
ることもてきる。したがって例えば、第5図に示すよう
に、各9ビツトのうち8ビツトに音声データが配されて
、ビットレートの調整が行なわれる。すなわち、32k
HzX8ビツト=256kbpsとなる。
また、各圧縮基1期間における制御領域には、同期コー
ド部、モードコード部および制御コード部が設けられる
同期コート部は、各圧縮基準期間に複数個、本例におい
ては0.25秒間隔をもって4個設けられる。各同期コ
ード部には、例えば64×1ビツトの領域が確保される
。同期コードとしてはフレーミングコードが使用され、
4個の同期コード部にはそれぞれ異なる種類の同期コー
ド1〜4が配される。
第4図に示すように、次の圧縮基準期間の直前に対応し
た同期コード部には同期コード1が配され、それより前
の3個の同期コード部には、それぞれ同期コード4〜2
が配される。
モードコード部は、各同期コード部に続いて設けられる
。つまり、各圧縮基準期間に0.26秒間隔をもって4
11設けられる。各モードコード部には、例えば64×
1ビツトの91域が確保される。
この場合、同期コード1を有する同期コード部に続いて
配されるモードコード部の最後が、次の圧縮基準期間の
最初に位置するように配される。
各圧縮基準期間における4個のモードコード部には同一
のデータが配される。このモードコード部には、次の圧
縮基準期間に配される画像データや音声データ等に関す
るデータが配される。
画像データに関するデータとしては、以下のものが考え
られる。
■解像度のデータ 256HX240V 512HX480V 768HX480V その他 ■フレームのデータ 30フレ一ム/秒 24フレ一ム/秒 20フレ一ム/秒 10フレ一ム/秒 その他 ■信号種類のデータ 輝度信号Y、赤色差信号U、青色差信号■赤色信号R1
緑色信号G、青色信号B その他 ■ビットのデータ 24ビツト (8Cv、R]+  8  [U、、G]  +  8
  [V、Bコ )16ビツト (6[Y]  +5  (Uコ +5[Vコ )9ビツ
ト (V、Ll、VまたはR,G、Bの圧縮データ)その他 また、音声データに関するデータとしては、以下のもの
が考えられる。
■符号化方式のデータ DPCM PCM(リニア) PCM(ノンリニア) その他 ■ビットのデータ 4ビツト、6ビツト、8ビツト、 10ビツト 12ビツト、 16ビツト、その他■サン
プリング周波数のデータ 16kHz、32kHz、44.1kHz、48kHz
、その他 ■チャネル数のデータ 1チヤネル、2チヤネル、その他 モードコード部には、上述した画像データおよび音声デ
ータに関するデータの他に、後述するように次の圧縮基
準期間にシーンチェンジがあるときには、シーンチェン
ジの有無を示すデータも配される。
制御コード部は、各モードコード部に続いて設けられる
。つまり、各圧縮期間に4個設けられる。
各制御コード部には、例えば23136X1ビツトの領
域が確保される。
各圧縮基準期間における4個の制御コード部には、同一
のデータが配される。この制御コード部には、次の圧縮
基準期間に配される画像データの伸長用のマイクロコー
ド等が配され、再生時にどのような圧縮方式にも対応で
きるようにされる。
なお、第4図には図示せずも、制御コート部と同期コー
ド部との間には、各ビットに「0」が配された736ビ
ツトのガード領域が設けられる。
上述したように、4個のモードコード部、制御コード部
に同一のデータが配されることにより、再生時には、と
の位置から再生してもモードコード、制御コードを効率
よく得ることができ、後述するような再生信号処理系の
動作をスムーズに制御できる。
第6図は、シーンチェンジがあった場合における記録デ
ータの構成を示すものである。
シーンチェンジがあるときには、圧縮基準期間の途中時
点(第6図の時点tc参照)で、画像データの記録状態
がリセットされる。つまり、時点tcから、画像領域に
はシーンチェンジ後の基準画像データVBN+2、差分
圧縮画像データΔcl  Δc2、φ・が順次配されて
記録される。
また、これに伴って、制御領域のデータの記録状態もリ
セットされ、基準画像データV B N+2の直前に同
期コード1を有する同期コード部が設けられる。そして
、シーンチェンジ前の圧縮基準期間のモードコード部に
は、シーンチェンジが有ることを示すデータが配される
第1図は、第4図および第6図に示すような記録データ
を、DATでもって記録再生する際に使用される信号処
理装置の一例を示すものである。
まず、記録系について説明する。
ビデオインの端子11に供給されるNTSC方式のカラ
ービデオ信号SVは、アンプ12で増幅されたのち、デ
コーダ13に供給される。デコーダ13からは輝度信号
Y、赤色差信号U、青色差信号Vが出力され、それぞれ
A/D変換器14に供給される。
また、アンプ12より出力されるビデオ信号SVは同期
分離およびクロック発生回路15に供給される。回路1
5からはビデオ信号S■の同期信号に同期した周波数8
fsc/3(fscは色副搬送波周波数で3.58MH
z)のクロックCKRIが出力され、このクロックCK
RIはA/D変換器14にサンプリングクロックとして
供給される。
A/D変換器14では、信号Y、  U、■のそれぞれ
が、1有効水平期間のサンプル数が256個となるよう
にサンプリングされ、1サンプル8ビツトでもってディ
ジタル信号に変換される。
A/D変換614より出力される信号Y、  U、■は
、切換スイッチ16の可動端子に供給される。
制御ラインは図示せずも、切換スイッチ16はCPUを
有してなるコントローラ110でもって切換制御され、
lフレーム期間毎にam、bll、a側、a側、 ・・
・に順次接続される。
切換スイッチ16のa−C1lの固定端子は、RAM1
7a〜17cの入力側に接続される。RAM 17 a
m17cの書き込み読み出しは、RAMコントローラ1
20によって制御される。なお、RAMコントローラ1
20の動作は、コントローラ110によって制御される
RAMコントローラ120には、回路15より出力され
るクロックCKRIが供給されると共に、垂直同期信号
VDR1水平同期信号HDRが基準同期信号として供給
される。また、コントローラ110には、回路15より
出力される周波数8fscのクロックCKR2がマスタ
ークロックとして供給されると共に、垂直同期信号VD
R1水平′同期信号HDRが基準同期信号として供給さ
れる。
さらに、コントローラ110には、DAT 130より
ビットクロックBCK (第7図Bに図示)および左右
チャネルの切り換えのためのクロックLRCK (同図
Aに図示)が、DAT 13(1−+7)タイミングを
採るための基準クロックとして供給される。
ナオ、DAT 130の動作制御は、このコントローラ
110によって行なわれる。
RAM17a〜17cには、それぞれ切換スイッチa 
”−a側に接続されている1フレ一ム期間に、信号Y、
  U、  Vのそれぞれに間して、水平方向に256
個、垂直方向に240個のサンプルデータが書き込まれ
る。これらRAM17a〜17cに書き込まれた信号Y
、  U、  Vのそれぞれに関する256HX240
Vのデータは、続く2フレ一ム期間に、2度繰り返して
読み出される。
RAM17aより読み出される信号は、切換スイッチ1
8a、18b、18cの、それぞれal!、a側、cI
IIJの固定端子に供給される。RAM17bより読み
出される信号は、切換スイッチ18a、18b、18c
の、それぞれb側、b側、a側の固定端子に供給される
。RAM17cより読み出される信号は、切換スイッチ
18a、18b、18cの、それぞれC@、clpl、
blllの固定端子に供給される。
制御ラインは図示せずも、切換スイッチ18a〜18c
は、コントローラ110で七フて切換制御される。これ
ら切換スイッチ18&〜18cは、切換スイッチ16が
1フレ一ム期間毎にa側、b側、cs、all、・・・
に順次接続されるとき、C11l、a側、b側、cll
l、・・・に順次接続される。
切換スイッチ18a〜18cの出力信号は、それぞれ画
像圧縮部19に供給される。この画像圧縮部19の動作
はコントローラ110によって制御される。
画像圧縮部19では、各圧縮基準期間(1秒間)を構成
する30フレームの画像データのうち、第1フレームの
画像データに対しては、以下の処理が行なわれる。まず
、サブサンプリング処理が行なわれ、信号Y、  U、
  Vのそれぞれに関する1フレームのサンプル数が1
72とされる。次に、24ビツトのデータが9ビツトに
圧縮される。これにより、基準画像データVBNが形成
される。
また、第2〜第30フレームの画像データに対しては、
それぞれ以下の処理が行なわれる。まずサブサンプリン
グ処理が行なわれ、信号Y、  U。
■のそれぞれに関するlフレームのサンプル数が1/2
とされる。次に、24ビツトのデータが9ビツトに圧縮
される。さらに、基準画像データとの差分がとられる。
これにより、差分圧縮画像データΔcl〜Δc29が形
成される。
各圧縮基準期間に画像圧縮部19で形成される基準画像
データVBNおよび差分圧縮画像データΔc1〜Δc2
9は、接続スイッチ20および切換スイッチ21を介し
てビデオRAM22a〜22cに供給されて、所定のア
ドレスに順次書き込まれる。
制御ラインは図示せずも、接続スイッチ20、切換スイ
ッチ21は、コントローラ110によって切換制御され
る。接続スイッチ20は記録時にオンとされる。切換ス
イッチ21は、各圧縮基準期間毎に、a側、bllll
、  C1l、  all、 ・・・に順次接続される
ビデオRAM22a〜22cの書き込み読み出しは、R
AMコントローラ120によって制御される。
ビデオRA M 22 a〜22cには、それぞれ切換
スイッチ21がa−C側に接続されている1圧縮基準期
間に、画像圧縮部19で形成される基準画像データVB
Nおよび差分圧縮画像データΔcl〜Δc29が書き込
まれる。
これらビデオRAM22a〜22cに書き込まれた基準
画像データVBNおよび差分圧縮画像データΔc1〜Δ
c29は、続く1圧縮基準期間に読み出される。
ビデオRAM22a〜22cより読み出される基準画像
データVBNおよび差分圧縮画像データΔC1〜Δc2
9は、切換スイッチ23を介して混合回路24に供給さ
れて、記録データの画像領域に配される。
制御ラインは図示せずも、切換スイッチ23はコントロ
ーラ110によって切換制御される。切換スイッチ23
は、ビデオRAM22a 〜22bより画像データが読
み出される期間は、それぞれa11〜cllに接続され
る。混合回路24の動作はコントローラ110によって
制御される。
また、オーディオインの端子31に供給される左右チャ
ネルのオーディオ信号SAL、SARは、アンプ32で
増幅されたのちオーディオ・ディジタルシグナルプロセ
ッサ(オーディオDSP)33に供給される。
オーディオDSP33の動作はコントローラ110によ
って制御される。このオーディオDSP33では、左右
チャネルのオーディオ信号SAL、SARが、それぞれ
32kHzのクロックでもってサンプリングされ、さら
にRAM34を使用し、1サンプル4ビツトとなるよう
にADPCM方式でもって符号化が行なわれる。これに
より、各圧縮基準期間に対応して256000ビツトの
音声データが形成される。
オーディオDSP33で形成される音声データは、混合
回路24に供給されて、記録データの音声領域に、第5
図に示すように配される。
この場合、オーディオDSPより出力される音声データ
が、混合回路24に供給される画像データに対応したも
のとなるように制御される。
また、25は、同期コード、モードコード、制御コード
等の制御データの発生回路である。この発生回路25の
動作は、コントローラ110によって制御される0発生
回路25より出力される制御データは混合回路24に供
給されて、記録データの制御領域に配される。
このようにして、混合回路24では、第4図に示すよう
な記録データが形成され、この記録データがDAT 1
30に供給されて、DATのフォーマットでもって記録
される。
また、26は、シーンチェンジ検出回路である。
この検出回路26には、切換スイッチ18a〜18Cよ
り画像圧縮部19に供給される連続する2フレームの信
号が供給される。そして、RAMコントローラ120か
らの比較位置信号に基づいて複数サンプル点のデータの
比較が行なわれ、差分が規定値を越えるか否かが判断さ
れる。そして、所定数以上が規定値を越えるときには、
シーンチェンジであると判断され、その判断信号がコン
トローラ110およびRAMコントローラ120に供給
される。
シーンチェンジがあると、1秒間の圧縮基準期間の途中
であっても、信号処理状態がリセットされる。つまり、
画像圧縮部19ではシーンチェンジ後の画像によって基
準画像データVBNの形成が開始され、また、切換スイ
ッチ21も、次のビデオRAMに切り換えられる。
なお、オーディオ系の信号処理状態もビデオ系と同様に
リセットされる。制御データ発生回路25の動作も制御
され、同期コードの発生タイミングが制御されたり、シ
ーンチェンジ前の圧縮基準期間のモードコードにシーン
チェンジ有りのデータが配される。
このようにして、シーンチェンジがあると、混合回路2
4では、第6図に示す示すような記録データが形成され
、この記録データがDAT130に供給されて、DAT
のフォーマットでもって記録される。
第8図は、ビデオ信号とオーディオ信号に関する記録系
のタイミングチャートを示したものである。
同図A、  Bは、それぞれ端子11.31に供給され
るビデオ信号SV、オーディオ信号SAL、SARであ
る。 VGI、 VG2、 ・ 拳 ・AGI、 AC
3、・・・は、それぞれ各圧縮基準期間のビデオ信号、
オーディオ信号である。
ビデオRAM22a 〜22cには、同図Cに示すよう
に、画像圧縮[19で圧縮された圧縮画像データCVG
I、  CVG2、 ・・・が順次書き込まれる。
また、上述せずも、RAM34には、上述したビデオR
AM22a 〜22cと同様に、RA M a〜Cの領
域が設けられ、同1!IDに示すように、オーディオD
SP33でADPCM化された圧縮音声データCAGI
、CA G2、・・・が順次書き込まれる。
このようにビデオ信号とオーディオ信号は同様のタイミ
ングでもって処理され、DAT130には、シーンチェ
ンジがあっても、各圧縮基準期間の圧縮画像データCV
GL  CVG2、・・・と圧縮音声データCAGIS
 CAG2、・・争とが対応して記録される(同図E参
照)。
次に、再生系について説明する。
DAT 130より再生される第4図および第6図に示
すようなデータは、分離回路41に供給される。分離回
路41の動作は、コントローラ110によフて制御され
、再生データより画像データ、音声データおよび制御デ
ータが分離される。
分離回路41てもって分離される制御データは制御デー
タ判別回路42に供給され、同期コード、モードコード
、制御コードの判別が行なわれ、その判別結果はコント
ローラ110に供給される。
そして、このコントローラ110の制御によって、後述
する画像伸長部、オーディオDSP33等の再生信号処
理系で、再生された画像データ、音声データの形式およ
び圧縮方式に対応した処理が行なわれるようにされる。
これにより、再生される画像データ、音声データがとの
ような場合であっても対処できるようになる。なお、以
下では第4図または第6図のようなデータが再生される
場合について述べることにする。
また、43は同期信号およびクロックの発生回路である
。この発生回路43の動作はコントローラ110によっ
て制御される。そして、発生回路43からは、周波数4
 f sc/ 3のクロックCK PI。
垂直同期信号VDP、水平同期信号HDPおよび周波数
8fscのクロックCKP2が出力される。
RAMコントローラ120には、発生回路43より出力
されるクロックCKPIが供給されると共に、垂直同期
信号VDP、水平同期信号HDPが基準同期信号として
供給される。また、コントローラ110には、発生回路
43より出力される周波数8fscのクロックCKP2
がマスタークロックとして供給されると共に、垂直同期
信号VDP、水平同期信号HDPが基準同期信号として
供給される。
また、分離回路41より分離される各圧縮基準期間の基
準画像データVBNおよび差分圧縮画像データΔc1〜
Δc29は、接続スイッチ44および切換スイッチ45
を介してビデオRA M 22 a〜22cに供給され
て、所定のアドレスに順次書き込まれる。
制御ラインは図示せずも、接続スイッチ44、切換スイ
ッチ45は、コントローラ110によって切換制御され
る。接続スイッチ44は再生時にオンとされる。切換ス
イッチ45は、各圧縮基準期間毎に、a側、bllll
、c側、a側、 ・・・に順次接続される。
ビデオRAM22a〜22cの書き込み読み出しは、R
AMコントローラ120によって制御される。RAM2
2a〜22cには、それぞれ切換スイッチ45がa〜C
側に接続されているl圧縮基準期間に、分離回路41で
分離される基準画像データVBNおよび差分圧縮画像デ
ータΔc1〜ΔC29が書き込まれる。
これらビデオRAM22a〜22cに書き込まれた基準
画像データVBNおよび差分圧縮画像データΔc1〜Δ
c29は、続くl圧縮基準期間に読み出される。
ビデオRAM22a〜22cより読み出される基準画像
データVBNおよび差分圧縮画像データΔcl〜Δc2
9は切換スイッチ23を介して画像伸長部46に供給さ
れる。制御ラインは図示せずも、切換スイッチ23はコ
ントローラ110によって切換制御される。切換スイッ
チ23は、ビデオRAM 22 a〜22cより画像デ
ータが読み出される期間は、それぞれa側〜C側に接続
される。
画像伸長部46の動作は、上述したように制御コードに
基づきコントローラ110によって制御され、画像圧縮
部19と逆の処理が行なわれる。
画像伸長部46では、基準画像データVBNに対しては
、以下の処理が行なわれる。まず、9ビツトのデータが
信号Y、  U、  Vのそれぞれ8ビツトに伸長され
る。次に、補間処理が行なわれ、信号Y、  U、  
Vのそれぞれに関するlフレームのサンプル数が倍とさ
れる。これにより、第1フレームの画像データが形成さ
れる。
また、差分圧縮画像データΔc1〜Δc29に対しては
、それぞれ以下の処理が行なわれる。まず、基準画像デ
ータを用いて、差分データが9ビツトのデータに戻され
る。次に、9ビツトのデータが信号Y、  U、  V
のそれぞれ8ビツトに伸長される。
さらに、補間処理が行なわれ、信号Y、  U、  V
のそれぞれに関する1フレームのサンプル数が倍とされ
る。これにより、第2フレーム〜第3oフし−ムの画像
データが形成される。
画像伸長部46より出力される信号Y、  U、  V
はマトリックス回路47に供給され、このマトリックス
回路47より出力される原色信号R,G、BはD/A変
換器48に供給される。D/A変換器48には、発生回
路43よりクロックCKPIが供給される。そして、D
/A変換器48より出方されるアナログの原色信号R,
G、  Bは、それぞれビデオアウトの端子49R,4
9G、49Bに導出される。
端子50は同期信号の出力端子であり、この端子50に
は、発生回路43より出力される復号同期信号5YNC
が導出される。
また、分離回路41で分離される音声データは、オーデ
ィオDSP33に供給されて、ADPCM信号の復調が
行なわれる。そして、オーディオDSP33より出力さ
れる左右のオーディオ信号SAL、SARは、アンプ3
5を介してオーディオアウトの端子36に導出される。
なお、シーンチェンジがあると、1秒間の圧縮基準期間
の途中であっても、信号処理状態がリセットされる。つ
まり、切換スイッチ46が切り換えられて、次のビデオ
RAMに書き込みが開始される。1圧縮基準期間後に行
なわれる画像伸長部46の処理に間しても、シーンチェ
ンジ後の基準画像データVBNより第1フレームの画像
データの形成が開始される。
なお、オーディオ系の信号処理状態に間しても、ビデオ
系と同様にリセットされる。
第9図は、ビデオ信号とオーディオ信号に関する再生系
のタイミングチャートを示したものである。
DAT130からは、各圧縮基準期間の圧縮画像データ
CV Gl、CV G2、・・と、圧縮音声データCA
GL  CAG2、・・とが対応して再生される(第9
図A参照)。
ビデオRA M 22 a 〜22 cには、同図Bに
示すように、再生された圧縮画像データCVG1、CV
 (II;2、 ・・が順次書き込まれる。
また、RAM34のRA M a 〜cの領域には、同
図Cに示すように、再生された圧縮音声データCAGL
  CAG2、・・が順次書き込まれる。
このように圧縮画像データと圧縮音声データは同様のタ
イミングでもって処理され、端子49R〜49Bと36
には、それぞれ各圧縮基準期間のビデオ信号VGI、 
 VO2、・・とオーディオ信号AGI、AC3、・・
が対応して出力される(同図り、  E参照)。
第10図は、通常再生時のビデオ系の動作を示すフロー
チャートである。
同図において、キーボード140の再生キーがオンとさ
れると、ステップ51で、同期コード2または3または
4が人力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが入力されるときには、
ステップ52て、制御領域に同期コードに続いて配され
たモードコードおよび制御コードが取り込まれ、画像伸
長部46等が再生される圧縮画像データに対応した動作
をするようにセットされる。
次に、ステップ53て、同期コード1が人力されたか否
か判断される。同期コート1が入力されるときには、ス
テップ54て、いずれかのビデオRAM(ビデオRAM
22a 〜22cは順次使用)に1圧縮基準期間分の圧
縮画像データの人力を開始する。
次に、ステップ55て、同期コート1が人力されたか否
か判断される。同期コート1が入力されるときには、ス
テップ56で、次のビデオRAMに1圧縮基準期間分の
圧縮画像データの入力を開始する。
次に、ステップ57で、前の圧縮基準期間にビデオRA
Mに書き込まれた圧縮画像データを順次読み出して画像
伸長部46で伸長処理を開始する。
そして、端子49R〜49Bに接続されるモニタ(図示
せず)に画像を表示する。
次に、ステップ58て、同期コード1が入力されたか否
か判断される。同期コード1が入力されるときには、ス
テップ59で、キーボード140の停止キーがオンが否
か判断される。
停止キーがオンでないときには、ステップ56に戻って
上述した動作を繰り返し・、一方、停止キーがオンであ
るときには、再生動作を停止する。
なお、ステップ57における伸長処理は、前の圧縮基準
期間にビデオRA M 22 a〜22cのいずれかに
書き込まれた圧縮画像データの伸長処理が終了してから
、続く圧縮基準期間外の処理に入る。
そのため、途中でシーンチェンジがあるときには、ある
圧縮基準期間の圧縮画像データを−のビデオRAMより
読み出して伸長処理をしている期間に、他の2つのビデ
オRAMに亘って圧縮画像データの書き込み処理が行な
われる(第9図C9Dのシーンチェンジ部参照)。つま
り、2つのビデオRAMの一方には、シーンチェンジ前
の圧縮画像データ(c v G N+1)が書き込まれ
、他方にはシーンチェンジ後の圧縮画像データ(CV 
G N+2)が書き込まれる。この意味で、3個のビデ
オRAM 22 a〜22cが使用されている。
上述せずも、画像圧縮部19での圧縮処理、画像伸長部
46での伸長処理をするICとしては、例えばインテル
社の圧縮伸長用のIC[82750PB]がある。
次に、スチル再生、ストロボ再生等の特殊再生について
説明する。
まず、スチル再生について説明する。スチル再生におけ
る再生テープ走行速度は、通常再生の場合と同じである
第11図は、基準画像データによる静止画像を、手動操
作でもって順次表示するスチル再生(第1のスチル再生
)の動作を示すフローチャートである。
同図において、キーボード140の操作で第1のスチル
再生が指定されると、ステップ61で、同期コード2ま
たは3または4が入力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが人力されるときには、
ステップ62で、制御領域に同期コードに続いて配され
たモードコードおよび制御コードが取り込まれ、画像伸
長部46等が再生される圧縮画像データに対応した動作
をするようにセットされる。
次に、ステップ63で、同期コード1が入力されたか否
か判断される。同期コード1が入力されるときには、ス
テップ64で、いずれかのビデオRAM(ビデオRA 
M 22 a 〜22 cは順次使用)に基準画像デー
タを書き込む。
次に、ステップ65で、ビデオRAMより基準画像デー
タを読み出し、画像伸長部46で伸長処理をして1フレ
一ム分の画像データを形成し、この1フレ一ム分の画像
データをメモリに格納する。
そして、このメモリより1フレ一ム分の画像データを繰
り返し読み出して、端子49R〜49Bに接続されるモ
ニタに、基準画像データによる静止画像を表示する。
次に、ステップ66て、DAT130は再生ポーズの状
態とされる。
次に、ステップ67で、キーボード140の再生キーが
オンであるか否か判断される。再生キーがオンであると
きには、ステップ68て、DAT130の再生ポーズの
状態が解除されて、ステップ61に戻る。そして、上述
したと同様の動作により、次の圧縮基準期間の基準画像
データによる静止画像が表示される。
ステップ67て、再生キーがオンでないときには、ステ
ップ69で、キーボード140の停止キーがオンである
か否か判断される。停止キーがオンでないときには、ス
テップ67に戻る。
ステップ69で、停止キーがオンであるときには、第1
のスチル再生動作を停止する。
第12図は、シーンチェンジ直後の基準画像データによ
る静止画像を、手動操作でもって順次表示するスチル再
生(第2のスチル再生)の動作を示すフローチャートで
ある。
同図において、キーボード140の操作で第2のスチル
再生が指定されると、ステップ71で、同期コード2ま
たは3または4が入力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが人力されるときには、
ステップ72で、制御領域に同期コートに続いて配され
たモードコードが取り込まれ、ステップ73で、モード
コートのシーンチェンジの有無を示すデータに基づき、
シーンチェンジが有るか否か判断される。シーンチェン
ジがないときには、ステップ71に戻る。
シーンチェンジがあるときには、ステップ74で、モー
ドコートに続いて配された制御コードが取り込まれる。
そして、モードコートおよび制御コードに基づいて、画
像伸長部46等が再生される圧縮画像データに対応した
動作をするようにセットされる。
次に、ステップ75で、同期コード1が入力されたか否
か判断される。同期コード1が人力されるときには、ス
テップ76で、いずれかのビデオRAM(ビデオRAM
22a 〜22cは順次使用)にシーンチェンジ直後の
基準画像データを書き込む。
次に、ステップ77で、ビデオRAMより基準画像デー
タを読み出し、画像伸長部46で伸長処理をして1フレ
一ム分の画像データを形成し、この1フレ一ム分の画像
データをメモリに格納する。
そして、このメモリより1フレ一ム分の画像データを繰
り返し読み出して、端子49R−49Bに接続されるモ
ニタに、シーンチェンジ直後の基準画像データによる静
止画像を表示する。
次に、ステップ78で、DAT130は再生ポーズの状
態とされる。
次に、ステップ79で、キーボード140の再生キーが
オンであるか否か判断される。再生キーがオンであると
きには、ステップ80で、DAT130の再生ポーズの
状態が解除されて、ステップ71に戻る。そして、上述
したと同様の動作により、次のシーンチェンジ直後の基
準画像データによる静止画像が表示される。
ステップ79で、再生キーがオンでないときには、ステ
ップ81て、キーボード140の停止キーがオンである
か否か判断される。停止キーがオンでないときには、ス
テップ79に戻る。
ステップ81で、停止キーがオンであるときには、第2
のスチル再生動作を停止する。
第13図は、基準画像データによる静止画像を、所定時
閉間隔をもって自動的に順次表示するスチル再生(第3
のスチル再生)の動作を示すフローチャートである。第
11図と対応するステップには、同一符号を付して示し
ている。
同図において、ステップ66で、DAT130を再生ポ
ーズ状態としたのち、ステップ91で、時間tが経過し
たか否か判断される。
時間tが経過したときには、ステップ92で、キーボー
ド140の停止キーがオンであるか否か判断される。停
止キーがオンでないときには、ステップ68で、DAT
 130の再生ポーズ状態が解除され、ステップ61に
戻る。
ステップ92で、停止キーがオンであるときには、第3
のスチル再生動作を停止する。
その他は、第11図例と同様である。
この第3のスチル再生においては、時間tで決まる時間
間隔をもって、各圧縮基準期間の基準画像データによる
静止画像が順次自動的にモニタに表示される。
第14図は、シーンチェンジ直後の基準画像データによ
る静止画像を、自動的に順次表示するスチル再生(第4
のスチル再生)の動作を示すフローチャートである。第
12図と対応するステップには、同一符号を付して示し
ている。
同図において、ステップ78で、DAT 130を再生
ポーズ状態としたのち、ステップ94で、時間tが経過
したか否か判断される。
時間tが経過したときには、ステップ95で、キーボー
ド140の停止キーがオンであるか否か判断される。停
止キーがオンでないときには、ステップ80で、DAT
130の再生ポーズ状態が解除され、ステップ71に戻
る。
ステップ95で、停止キーがオンであるときには、第4
のスチル再生動作を停止する。
その他は、第12図例と同様である。
この第4のスチル再生においては、時間上の経過後に次
のシーンチェンジが検出され、シーンチェンジ直後の基
準画像データによる静止画像が順次自動的にモニタに表
示される。
なお、第10図のフローチャートで示す通常再生の動作
をしている状態で、例えばキーホード140のポーズキ
ーをオンとして再生ポーズ状態とするとき、直前に画像
伸長部46て形成される1フレームの画像による静止画
像をモニタに表示させるように構成し、任意のフレーム
の静止瞳像をモニタできるようにすることもてきる。
次に、ストロボ再生について説明する。ストロボ再生に
おける再生テープ走行速度は、通常再生の場合と同じで
ある。
第15図は、ストロボ再生の動作を示すフローチャート
である。
同図において、キーボード140の操作でストロボ再生
が指定されると、ステップ151て、同期コード2また
は3または4が人力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが入力されるときには、
ステップ152で、制御領域に同期コードに続いて配さ
れたモードコードおよび制御コートが取り込まれ、画像
伸長部46等が再生される圧縮画像データに対応した動
作をするようにセットされる。
次に、ステップ153で、同期コード1が入力されたか
否か判断される。同期コード1が入力されるときには、
ステップ154で、いずれかのビデオRAM(ビデオR
A M 22 a 〜22 cは順次使用)に1圧縮基
準期間分の圧縮画像データの入力を開始する。
次に、ステップ155で、同期コード1が入力されたか
否か判断される。同期コード1が入力されるときには、
ステップ156で、N=Oにセットされ、ステップ15
7で、L=1にセットされ、そして、ステップ158で
、次のビデオRAMに1圧縮基準期間分の圧縮画像デー
タの入力を開始する。
次に、ステップ159で、前の圧縮基準期間にビデオR
AMに書き込まれた基準画像データを読み出して画像伸
長部46で伸長処理をする。そして、端子49R−49
Bに接続されるモニタ(図示せず)に基準画像データに
よる静止画像を表示する。
次に、ステップ160で、N=N+ 1とされ、差分圧
縮画像データΔcNをビデオRAMより読み出して伸長
処理をする。
次に、ステップ161で、NがLXM+1に等しいか否
か判断される。ここで、Mはストロボ表示におけるフレ
ームスキップ数であり、キーボード140でもって予め
設定される。
ステップ161で、等しくないときには、ステップ16
0に戻って、上述したと同様の処理をする。一方、等し
くなるときには、ステップ162で、差分圧縮画像デー
タΔcNによる静止画像をモニタに表示する。
次に、ステップ163て、同期コート1が人力されたか
否か判断される。同期コート1が人力されないときには
、ステップ164で、L=L+1とされて、ステップ1
60に戻って、上述したと同様の動作をする。
ステップ163で、同期コード1が人力されるときには
、ステップ165で、キーボード140の停止キーがオ
ンか否か判断される。
停止キーがオンでないときには、ステップ156に戻っ
て上述しと同様の動作を繰り返し、一方、停止キーがオ
ンであるときには、ストロボ再生動作を停止する。
このようなストロボ再生動作においては、各圧縮基準期
間において、Mフレームおきのフレームの画像データに
よる静止画像が順次モニタに表示され、いわゆるストロ
ボ表示が行なわれる。
次に、早送り再生について説明する。
第16図Aは、通常再生時における再生画像データを示
しており、VBI、VB2、 ・・・は、各圧縮基準期
間の基準画像データであり、通常再生時には1秒間隔を
もって再生される。
本例においては、ある基準画像データ、例えばVBIが
再生されたら、DAT 130の再生テープ走行速度を
ノーマル速度の2倍にして2秒間走行させ、その後再生
テープ走行速度をノーマル速度に戻して、次の基準画像
データを再生する(同図Bに図示)。
以下、同様の動作を繰り返すようにされる。
基準画像データを再生する前に、再生テープ走行速度を
ノーマルに戻すのは、回転ヘッドを記録トラックを横切
ることなく正しく走査させるためである。
上述したような再生動作によって、同図Cに示すように
、3.15秒間隔をもって基準画像データVBI、VB
6、V B 11、−・・カ再生される。
なお、破線図示の部分ては、回転ヘットが記録トラック
を横切って走査しており、正しい画像データは得られな
い。
このように再生される基準画像データVBI、VB6、
V B 11、  ・・は、同図りに示すように、ビデ
オRA M 22 a〜22cに順次書き込まれる。
そして、ビデオRAM22a〜22cに書き込まれた基
準画像データが読み出され、画像伸長部46に供給され
て伸長処理され、1フレ一ム分の画像データが形成され
る。そして、この1フレ一ム分の画像データによる静止
画像が、次に再生される基準画像データで1フレ一ム分
の画像データが形成されるまで表示され続ける(同図E
に図示)。
このように、通常再生時には、5秒の間隔をもって表示
される内容(例えば、基準画像データ■Bl、VB6に
よる画11)が、上述したような再生動作によって、3
.15秒の間隔をもって表示される。したがって、5/
3.15;1.6倍程度の早送り再生が行なわれる。
第17図は、この早送り再生の動作を示すフローチャー
トである。
同図において、キーボード140の操作で早送り再生が
指定されると、ステップ171て、コントローラ110
によってDAT130が制御され、ノーマル速度の再生
状態とされる。
次に、ステップ172て、同期コート2または3または
4が人力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが入力されるときには、
ステップ173で、制御領域に同期コードに続いて配さ
れたモードコードおよび制御コードが取り込まれ、画像
伸長部46等が再生される圧縮画像データに対応した動
作をするようにセットされる。
次に、ステップ174で、同期コード1が人力されたか
否か判断される。同期コード1が入力されるときには、
ステップ175で、いずれかのビデオRAM(ビデオR
AM22a 〜22cは順次使用される)に基準画像デ
ータを書き込む。
次に、ステップ176で、ビデオRAMより基準画像デ
ータを読み出し、画像伸長部46て伸長処理をして1フ
レ一ム分の画像データを形成し、この1フレ一ム分の画
像データをメモリに格納する。そして、このメモリより
1フレ一ム分の画像データを繰り返し読み出して、端子
49R〜49Bに接続されるモニタに、基準画像データ
ζこよる静止画像を表示する。
次に、ステップ177で、コントローラ110によって
DAT130が制御され、テープ走行速度が2倍速とさ
れる。
次に、ステップ178で、2秒経過したか否が判断され
る。2秒経過したときには、ステップ179で、キーボ
ード140の停止キーがオンであるか否か判断される。
停止キーがオンでないときには、ステップ171に戻っ
て、上述したと同様の動作が行なわれ、停止キーがオン
であるときには、早送り再生を停止する。
なお、上述では約1・6倍の早送り再生が行なわれる例
を示したが、再生テープ走行速度の速さおよび走行時間
を調整することにより、任意の速度の早送り再生が可能
となる。
次に、スロー再生について説明する。
第18図Aは、通常再生時における再生画像データを示
しており、CVGL  CVG2、−−− !、1、各
圧縮基準期間の圧縮画像データ(基準画像データVBN
と差分圧縮画像データΔc1〜Δc29)であり、通常
再生時には1秒毎に順次再生される。
本例において、DAT130は、3圧縮基準期間ノーマ
ル速度再生状態とされた後、その期間と同じ期間だけ再
生ポーズ状態とされ、以下これが繰り返される。
上述したようなりAT 130の動作によって、同図B
に示すように、3圧縮基準期間の圧縮画像データ(CV
GI〜CVG3)が連続して再生され、次に同し期間を
おいて、続く3圧縮基準期間の圧縮画像データ(CVG
4〜CVG6)が連続して再生される。以下、同様の繰
り返しとされる。
このように再生される各圧縮基準期間の圧縮画像−F−
夕CVGL  CVG2、−−− ハ、同図Cニ示すよ
うに、ビデオRAM22a〜22cに順次書き込まれる
そして、ビデオRAM22a〜22cに書き込まれた圧
縮画像データが読み出され、画像伸長部46に供給され
て伸長処理される。この場合、通常再生時と同様に、圧
縮画像データCVGLCVG2、・・・より、それぞれ
3oフレ一ム分の画像データ■G1、VO2、・・・が
形成される。
そして、この画像データVGI、VO2、・・による動
画像がモニタに表示されるが、2フレームずつ連続して
同一画面が表示される。つまり、画像データVGI、V
O2、・・・による動画像の時間軸が2倍に伸長されて
表示される(同図りに図示)。
このように、モニタに表示される動画像の時間軸が2倍
に伸長されるので、モニタには1/2のスロー画像が表
示されることになる。
第19図は、このスロー再生の動作を示すフローチャー
トである。
同図において、キーボード140の操作でスロー再生が
指定されると、ステップ181て、コントローラ110
によってDAT 130が制御され、ノーマル速度の再
生状態とされる。
次に、ステップ182で、同期コード2または3または
4が入力されたか否か判断される。
これらの同期コードのいずれかが人力されるときには、
ステップ183で、制御領域に同期コードに続いて配さ
れたモードコードおよび制御コードが取り込まれ、画像
伸長部46等が再生される圧縮画像データに対応した動
作をするようにセットされる。
次に、ステップ184で、N=0とされたのち、ステッ
プ185で、同期コードlが人力されたか否か判断され
る。
同期コード1が入力されるときには、ステップ186で
、N=N+ 1とされたのち、ステップ187で、N=
2か否か判断される。N=2でないときには、ステップ
188に直接進み、N=2であるときには、ステップ1
89を介して、ステップ188に進む。
ステップ189ては、ビデオRAM22a〜22Cに連
続して書き込まれる3圧縮基準期間分の圧縮画像データ
の読み出しを開始して画像伸長部46で伸長処理を始め
、端子49R〜49Bに接続されるモニタ(図示せず)
に動画像を表示する。
この場合、2フレームずつ連続して同一画面を表示する
ステップ188では、いずれかのビデオRAM(ビデオ
RAM22a〜22cは順次使用される)に1圧縮基準
期間分の圧縮画像データの入力を開始する。
次に、ステップ190で、同期コート1が入力されたか
否か判断される。同期コード1が入力されるときには、
ステップ191で、N=3であるか否か判断される。N
=3でないときには、ステップ186に戻り、上述した
と同様の動作を繰り返す。
N=3であるときには、ステップ192て、コントロー
ラ110てもってDAT 130が制御され、再生ポー
ズ状態とされる。この時点て、ビデオRAM22a〜2
2cには連続した3圧縮基準期間分の圧縮画像データが
書き込まれている。
次に、ステップ193で、上述した3圧縮基準期間と同
じ時間T3が経過したか否か判断される。
ここで、3秒としないのは、上述したシーンチェンジが
あるときには、3圧縮基準期間が3秒より短くなること
があるからである。
次に、ステップ194で、コントローラ110によって
DAT 130が制御され、再生ポーズ状態が解除され
、ステップ195て、N=0とされたのち、ステップ1
96で、キーボード140の停止キーがオンか否か判断
される。
停止キーがオンでないときには、ステップ186に戻っ
て、上述した動作を繰り返し、一方、停止キーがオンで
あるときには、スロー再生動作を停止する。
なお、上述では3圧縮基準期間のノーマル速度再生状態
と、これと同し期間の再生ポーズ状態とが繰り返される
例につき述べたものであるが、3圧縮基準朋間は3個の
ビデオRAM22a〜22Cに対応して決められたもの
であり、これに限定されるものではない。例えば、1圧
縮基準間間あるいは2圧縮基準期間等とすることもてき
る。
また、上述では1/2のスロー再生が行なわれる例を示
したが、ポーズ期間を調整することによきり、任意の速
度のスロー再生が可能となる。例えば、ポーズ期間をノ
ーマル速度再生される圧縮基準期間の2倍の期間とし、
  3フし−ム同一画面が表示されるようにすれば、モ
ニタに表示される動画像の時間軸が3倍に伸長されるの
で、1/3のスロー再生となる。
次に、逆転再生について説明する。
逆転再生を実現するために、記録データは、第20図に
示すように構成される。第4図例に対して、制御領域の
データ構成が変更される。
すなわち、各圧縮基準期間に4個の同期コードIA〜4
AおよびモードコードIA〜4Aが配される。これらは
、第4図例における同期コードおよびモードコードと同
様のものである。
第20図に示すものにおいては、さらに同期コードIA
〜4A、モードコードIA〜4Aと対称位置(第4図例
では制御コードの領域)に、同期コードIB〜4B、 
 モードコードIB〜4Bが配される。
同期コードIA−4A、モードコードIA−4Aは通常
再生時に検出できるようにされ、一方、同期コードIB
〜4B、  モードコートIB〜4Bは逆転再生時に検
出できるようにされろ。
モードコ−F’ I A〜4Aには、第4図例における
モードコードと同様に、通常再生方向の次の圧縮基準期
間に対応したデータが配される。
モードコードIB〜4Bには、逆転再生方向の次の圧縮
基準期間に対応したデータが配される。
この中には、モードコードIA−4Aと同様のデータの
他に、次の圧縮期間において、差分圧縮画像データΔc
l〜Δc29のデータ量の変動データや、シーンチェン
ジの発生直前期間であるか否かのデータ、その場合の期
間のデータ等が配される。
なお、上述では差分圧縮画像データΔc1〜ΔC29の
データ量が固定、したがって各差分圧縮画像データの配
置位置が固定であるものを示した。しかし、後述するよ
うに画像の状態に応じて差分圧縮画像データΔcl〜Δ
c29のデータ量を変動し、画像データの性能をよくす
ることがある。この場合、各差分圧縮画像データの配置
位置が変動する。そのため、後述するように、逆転再生
時に、ビデオRAM22a〜22cのアドレスを制御し
、逆方向から通常再生時の場合と全く同しアドレスに再
生データを書き込むには、各差分圧縮画像データΔcl
〜Δc29のデータ量を考慮する必要がある。
これが、モードコードに、差分圧縮画像データΔC1〜
Δc29のデータ量の変動データを配する理由である。
このデータ量の変動に間しては、後述する。
記録データを第20図に示すように構成することにより
、通常再生時には、同期コードIA−4A、モードコー
ドIA−4Aを使用して再生動作が行なわれる。
また、逆転再生時には、同期コードIB〜4B、モード
コ−F#B−4Bを使用して再生動作が行なわれる。こ
の場合、モードコードIB〜4Bに配された差分圧縮画
像データのデータ量の変動データ等に基づいて、ビデオ
RAM22a〜22cのアドレスが制御され、逆方向か
ら通常再生時の場合と全く同じアドレスに再生データが
書き込まれる。
これにより、その後の画像伸長部46における伸長処理
等は、通常再生時の場合と同様に行なわれ、モニタには
逆転再生の画面が表示される。
なお、第20図に示すような記録データの構成によって
、逆転方向のスチル再生、早送り再生、スロー再生も同
様に行なうことができる。
次に、差分圧縮画像データΔcl〜△c29のデータ量
の変動について説明する。
第21図には、データ量の変動を実現する一例を示して
いる。
基準画像データの領域として、上述し、たデータ量が固
定の場合と同様に、276480ピツトが設けられる。
また、差分圧縮画像データ△c1〜△c29の領域とし
て、それぞれが27200ビツトの31個の領域B1〜
B31が設けられる。総領域は843200ビツトとな
る。
27200X31=843200ビツトなお、1圧縮基
準期間の画像領域は、上述したように1152000ビ
ツトであり、残りの32320ビツトは固定長調整用と
して使用される。
基準画像データの領域には、基準画像データが配される
。これは上述したデータ量が固定の場合と同様である。
また、基本的には、差分圧縮画像データΔC1〜Δc2
9は、それぞれ領域B1〜B29に配されるが、動きの
少ない画像から急激に動きの大きな画像へと変化し、差
分圧縮画像データを27200ビツトの領域に収めきれ
ない場合には、2個以上の領域が使用される。
このように1個の差分圧縮画像データに2個以上の領域
を使用するときには、例えば図示するように制御コード
の頭の所に、その情報が配されて、記録される。
ブロック番号部には、2個以上の領域を使用する差分圧
縮画像データを示すデータ1〜29が配される。また、
個数部には、使用する領域の個数を示すデータ(例えば
、2個は「0」、3個は「1」)が配される。
例えば、差分圧縮画像データΔC5、△c20に、それ
ぞれ2個の領域が使用されるときには、最初のブロック
番号部のデータとして「5」、個数部のデータとして「
0」、次のブロック番号部のデータとして「20」、個
数部のデータとして「0」が配される。
これにより、画像データ△cl〜ΔC4は、それぞれ領
域B1〜B4に配され、画像データΔC5は領域B5お
よびB6に配され、画像データΔC6〜Δc19は、そ
れぞれ領域B7〜B20に配され、画像データΔc20
は領域B21およびB22に配され、画像データΔc2
1〜Δc29は、それぞれ領域B23〜B31に配され
ていることが示される。
再生時には、この情報がコントローラ110に取り込ま
れ、ビデオRAM22a〜22cのアドレスが制御され
、上述した各差分圧縮画像データのデータ量が固定の場
合と同様に、正しく再生信号処理が行なわれるようにさ
れる。
第22図には、データ量の変動を実現する他の例を示し
ている。
基準画像データの領域として、上述したデータ量が固定
の場合と同様に、276480ビツトが設けられる。
また、差分圧縮画像データΔC1〜Δc29の領域は、
それぞれのデータ量に応じたビットだけ設けられる。
そして、画像領域に設けられた差分圧縮画像データ△c
1〜Δc29の領域のそれぞれに対応して、制御領域に
は、再生時に書き込まれるビデオRAM 22 a〜2
2cのアドレス情報が、例えば18ビツトデータとして
配される。
再生時には、このアドレス情報がコントローラ110に
取り込まれて、ビデオRAM22a〜22Cのアドレス
が制御され、上述した各差分圧縮画像データのデータ量
が固定の場合と同様に、正しく再生信号処理が行なわれ
るようにされる。
第21図および第22図のようにして、データ量を変動
させることにより、画像状態に応じたデータ量の差分圧
縮画像データを記録再生することができ、画像データの
性能をよくすることができる。
なお、画像領域を有効に使用できるという観点では第2
2図例の方が優れているが、制御領域の有効使用の観点
からは第21図例の方が優れている。
次に、タイムコートについて説明する。
上述せずも、記録データの制御領域にタイムコードを配
することが考えられる。
上述例では同門コート部は64ビツトとされるが、例え
ば第23図に示すように、同期コート部は48ビツトと
し、同期コート部とモードコート部との間に16ビツト
のタイムコート部を設ける。
このタイムコート部も、同門コート部およびモードコー
ト部と同様に、1圧縮基準期間(1秒)に、例えば4個
設けられるが、その4個には同一のデータが配されるこ
とになる。
タイムコート部の16ビツトのデータは、例えば、絶対
時間(秒)を表すものとされる。この場合、10進数の
各桁を4ビツトの2進数で表す、いわゆるBCD(2進
化10進)データとすれば、0〜9999秒の時間を表
せる。また、16ビツトの2進数データとすれば、0〜
(2+6−1)秒の時間を表すことができる。
再生時には、このように記録されるタイムコードを取り
込むことにより、サーチ、テープ残量の表示、編集時の
位置調整等の制御に使用できる。
なお、上述したタイムコードを使用することにより、1
秒の精度をもってサーチが可能となるが、種類の異なる
同期コード1〜4を使用することにより174秒の精度
をもってサーチが可能となる。
さらに、上述したように制御領域に配される各差分圧縮
画像データの変動データを利用することにより、フレー
ムの精度までのサーチが可能となり、例えば編集時の画
面調整に有効なものとなる。
なお、タイムコードの構成、配置位置、ビット数は、第
23図例に限定されるものではない。例えば、タイムコ
ードの構成として、 「時分秒」が表されるようにして
もよい。
次に、第1図例の信号処理装置を使用することにより、
第4図例あるいは第20図例のデータ構成の信号がDA
Tでもって記録されたテープを、2台のDATを使用し
てディジタルダビングをする例について説明する。
第24図は、2台のDATを使用して、ディジタルダビ
ングをするための構成である。
同図において、201はマスター側のD A Tであり
、202はスレーブ側のDATである。これらDAT2
01および202は、いわゆるディジタルオーディオイ
ンターフェースDAIでもって接続されると共に、DA
T201よりDAT 202には、双方の同期をとるた
めに、ピットクロックBCK等の同期信号が供給される
。さらに、DAT201よりDAT202には、DAT
の動作を制御するための種々の制御フラグが供給される
また、DAT201には、第1図例の信号処理装置のう
ち、少なくともビデオ再生系の回路が備えられ、ビデオ
アウトの端子にはモニタ203が接続される。
また、DAT201には、通常の記録再生キー等(図示
せず)の他に、ダビング開始キー201a、ダビング停
止キー201b、ダビング期間設定キー201Cが設け
られる。
まず、第25図のフローチャートに沿って、再生画面を
モニタしながら、任意の翻閏のダビングを実行する例に
ついて説明する。なお、このダビング例においては、第
20図例のように、同期コート’IA−4Aの他に、逆
転再生用の同期コードIB〜4Bが配されて記録される
ことが必要である。
DAT201が通常再生状態て、モニタ203に動画像
が表示されている状態で、ダビング開始キー201aが
オンとされてダビングが指示されると、ステップ211
で、DAT201より202に記録ポーズフラグが供給
されて、DAT202は記録ポーズの状態とされる。
次に、ステップ212て、ダビング開始キー201aが
オンとされた時点におけるフレーム画像データが画像伸
長部46より順次読み出されて、モニタ203には静止
画が表示される。
次に、ステップ213で、DAT201は逆転再生を開
始する。この逆転再生時にも、モニタ203には、静止
画が表示され続ける。
次に、ステップ214で、同期コードIBが人力された
か否か判断される。同期コードIBが入力されるときに
は、ステップ215で、同期コード4Bが入力されたか
否か判断される。同期コード4Bが人力されるときには
、ステップ216で、同期コード3Bが入力されたか否
か判断される。
ステップ216て、同期コード3Bが入力されるときに
は、ステップ217て、DAT201の逆転再生が停止
される。
次に、ステップ218で、DAT201より202にポ
ーズ解除フラグが供給され、DAT 202は記録状態
とされる。
次に、ステップ219て、DAT201の通常再生が開
始され、ディジタルオーディオインターフェースDAI
を介して再生データがDAT202に供給され、記録が
開始される。
そして、ステップ220で、モニタ203には動画像の
表示が開始される。
次に、ステップ221で、ダビング停止キー201bが
オンか否か判断される。ダビング停止キ−201bがオ
ンであるときには、ステップ222で、同期コードIA
が入力されたか否か判断される。同期コードIAが入力
されるときには、ステップ223で、同期コード2人が
人力されたか否か判断される。
同期コード2人が入力されるときには、ステップ224
で、DAT201より202に記録停止フラグが供給さ
れ、DAT 202は停止状態とされ、記録が停止され
る。
そして、ステップ225で、DAT201の再生が停止
されて、ダビング動作を終了する。
この第25図のダビング例によれば、ダビング開始キー
201aがオンとされた時点のフレーム画像データによ
る静止画が表示されるので、ダビングが開始される画像
を確認できる。また、同期コードに基づく制御によって
、同期コー!”4A。
4Bの直前部分から記録されると共に、同期コード2A
、2Bの直後部分まで記録されるので、必要部分を効率
よく記録できる。
次に、第26図のフローチャートに沿って、再生画面を
モニタしながら、任意の期間のダビングを実行する例に
ついて説明する。なお、このダビング例においては、第
4図例および第20図例のどちらの構成で記録されるも
のにも適用することができる。同図における、同期コー
ド1〜4は、第20図例では、同期コードIA〜4Aに
相当する。
DAT201が通常再生状態で、モニタ203に動画像
が表示されている状態で、ダビング開始キー201aが
オンとされてダビングが指示されると、ステップ231
で、DAT201より202に記録ポーズフラグが供給
されて、DAT202は記録ポーズの状態とされる。
次に、ステップ232で、同期コード3が入力されたか
否か判断される。同期コード3が人力されたときには、
ステップ233で、D A T 201より202にポ
ーズ解除フラグが供給され、DAT202は記録状態と
される。これにより、デイ。
ジタルオーディオインターフェースDAIを介してDA
T201より供給される再生データの記録が開始される
次に、ステップ234で、ダビング停止キー201bが
オンか否か判断される。ダビング停止キー201bがオ
ンであるときには、ステップ235で、同期コートlが
入力されたか否か判断される。同期コードlが人力され
るときには、ステップ236て、同期コード2が入力さ
れたが否が判断される。
同期コード2が入力されるときには、ステップ237で
、DAT201より202に記録停止フラグが供給され
、DAT 202は停止状態とされ、記録が停止される
ソシテ、ステップ238で、DAT201(7)再生が
停止されて、ダビング動作を終了する。
この第26図のダビング例においても、同期コートに基
づく制御によって、同期コート4の直前部分から記録さ
れると共に、同期コード2の直後部分まて記録されるの
で、必要部分を効率よく記録できる。
次に、第27図のフローチャートに沿って、設定された
ダビング期間のダビングを実行する例について説明する
。なお、このダビング例においては、第23図に示すよ
うに、タイムコードが記録されるものに適用することが
できる。
まず、ステップ241で、ダビング期間設定キー201
cを使用して、ダビング開始時間およびダビング終了時
間が設定される。時間は、例えば「時、分、秒」でもっ
て入力される。
次に、ステップ242て、ダビング開始キー201aが
オンとされると、ステップ243て、DAT201より
202に記録ポーズフラグが供給されて、DAT202
は記録ポーズの状態とされる。
次に、ステップ244て、DAT201(7)再生が開
始され、ステップ245で、再生データの制御領域より
検出されるタイムコートが「ダビング開始時間−1秒」
であるか否か判断される。タイムコードが「ダビング開
始時間−1秒」であるときには、ステップ246で、同
期コード3が入力されたか否か判断される。
ステップ246で、同期コート3が入力されるときには
、ステップ247て、DAT201より202にポーズ
解除フラグが供給され、DAT202は記録状態とされ
る。これにより、ディジタルオーディオインターフェー
スDAIを介してDAT201より供給される再生デー
タの記録が開始される。
次に、ステップ248で、再生データの制御領域より検
出されるタイムコードが「ダビング終了時間+1秒」で
あるか否か判断される。タイムコードが「ダビング終了
時間+1秒」であるときには、ステップ249で、DA
T201より202に記録停止フラグが供給され、DA
T 202は停止状態とされ、記録が停止される。
そして、ステップ250て、DAT201の再生が停止
されて、ダビング動作を終了する。
この第27図のダビング例によれば、設定された期間の
ダビングを自動的に行なわせることができる。また、同
期コードに基づく制御によって、同期コード4の直前部
分から記録されると共に、同期コート2の直後部分まで
記録されイので、必要部分を効率よく記録できる。
なお、第24図例においては、マスター側のDAT20
1でもってキー操作されるものを示したが、スレーブ側
のDAT 202に操作キーを設けてキー操作するよう
に構成することもできる。
ところで、上述例においては、画像データとして動画用
のもののみが記録される例を示したものであるが、切り
換えにより静止画用の画像データを記録することも考え
られる。
この場合、第28図に示すように、ある動画用圧縮画像
データが配された後に、静止画用の画像データSl、 
 S2、・・・が記録される。
このように静止画用の画像データSl、  S2、・・
の記録は、第1図例の信号処理装置でもって容易に実現
することができる。
すなわち、RAM17a〜17cに順次入力される各フ
レームの画像データを読み出し、これを静止画データと
してデータ領域に配して記録することになる。
この場合、画像圧縮部19て圧縮処理をして、静止画用
の画像データS1、S2、・φ・を、それぞれ動画用の
基準画像データVBNと同一のものとする他に、圧縮率
を少なく、あるいは圧縮することなく、領域を拡大して
記録することにより、より高画質の静止画用の画像デー
タを記録することができる。
第1図例の信号処理装置によれば、3フレ一ム分のRA
M17a〜17cを有するので、静止画用の画像データ
を高画質としても、少なくとも連続した3フレ一ム分の
記録、いわゆる3枚の速写が可能となる。
また、第28図に示すように、静止画用の画像データS
1、S2、・・・のそれぞれの開始直前に対応した制御
領域には、同期コード部およびモードコート部が設けら
れる。モードコード部には、静止画モードであることを
示すデータが配される。
再生時には、再生データの制御領域より検出される静止
画モードであることを示すデータに基づいて、動画の再
生処理から静止画の再生処理に移行するように制御され
ることになる。
第28図に示す例においては、静止画用の画像データS
l、S2.  ・・・が連続して配されているが、所定
間隔をもって配するようにしてもよい。
なお、上述した実施例においては、D 、I’、 Tに
記録再生されるディジタル信号の総ビツト数16ビツト
に対して、12ビツトが画像領域とされ、3ビツトが音
声領域とされ、1ビツトが制御領域とされたものである
が、ビット数および配置位置はこれに限定されるもので
ないことは勿論である。
また、上述実施例においては、ビデオ信号としてNTS
C方式のものを取り扱う例を示したものであるが、PA
L方式あるいはSECAM方式等の他の方式のビデオ信
号をも同様に取り扱うことができる。その場合、フレー
ム数等に応じて変更が必要となる。例えば、フレーム数
が25フレ一ム/秒であるときには、差分圧縮画像デー
タは、Δcl〜Δc24の24個となる。
また、上述実施例においては、記録再生装置がDATの
例を示したものであるが、記録媒体がディスクあるいは
光学的に記録されるものにも同様に適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、オーディオ信
号だけでなく、圧縮処理によって動画用のビデオ信号を
もディジタル的に同時に記録できる。したがって、非常
に便利な記録再生装置、例えばDATを得ることができ
る。
また、制御領域に画像領域あるいは音声領域に配される
ディジタル信号に関するデータ、つまり圧縮情報、信号
のモード情報が記録されるため、再生時に、このデータ
に基づいて信号処理系の動作を変更することで、記録時
にいかなる圧縮処理をしたか、あるいはいかなるモード
の信号が記録されているかに拘らず、良好な再生処理を
行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る信号処理装置の構成図、第2図
〜第6図は記録データの説明のための図、第7図〜第9
図は第1図例の説明のための図、第10図は通常再生時
の動作を示すフローチャート、第11図〜第15図はス
チル再生の動作を示すフローチャート、第16図は早送
り再生の動作の説明図、第17図は早送り再生の動作を
示すフローチャート、第18図はスロー再生の動作の説
明図、第19図はスロー再生の動作を示すフローチャー
ト、第20図は逆転再生を実現するための記録データの
構成図、第21図および第22図はデータ量を変動させ
るときの記録データの構成を示す図、第23図はタイム
コードの説明のための図、第24図はディジタルダビン
グをするための構成を示す図、第25図〜第27図はダ
ビング動作を示すフローチャート、第28図は動画と静
止画とを切り換え記録する際の記録データの構成を示す
図である。 17a〜17c、34φ舎争RAM 19・・・画像圧縮部 22a 〜22c  ・ 舎ビデオRAM 130゜ 24・・・混合回路 25・・争制御データ発生回路 26・・・ シーンチェンジ検出回路 33・φ争オーディオDSP 41・・・分離回路 42・・・制御データ判別回路 46・・・画像伸長部 110・・・コントローラ 120拳や・RAMコントローラ 201.202会−−DAT 140・・・キーボード 203・奉◆モニタ スチル再生(第1のスチル再生) 第11図 スチル再生(第3のスチル再生) 第 3図 第 7図 フイAフード 第23図 テンシフ1V7°ピンγのηすN 第24 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Nビット(Nは整数)のディジタル信号の状態で
    記録再生され、 上記Nビットの一部によって、それぞれ画像領域、音声
    領域および制御領域が形成され、各圧縮基準期間におけ
    る上記画像領域には、動画を構成する複数画面分の圧縮
    処理されたディジタルビデオ信号が配されると共に、各
    圧縮基準期間における上記音声領域には上記圧縮基準期
    間分のディジタルオーディオ信号が配され、 上記制御領域には、上記画像領域あるいは音声領域に配
    されるディジタル信号に関するデータが配されるディジ
    タル信号の記録再生方式。
  2. (2)上記ディジタル信号に関するデータとして、上記
    ディジタルビデオ信号の圧縮情報が配され、 再生時に、上記圧縮情報に応じて、上記ディジタルビデ
    オ信号の伸長処理が行なわれる請求項1記載のディジタ
    ル信号の記録再生方式。
  3. (3)上記ディジタル信号に関するデータとして、上記
    ディジタルビデオ信号あるいはディジタルオーディオ信
    号のモード情報が配され、 再生時に、上記モード情報に応じて、再生信号処理系の
    動作が制御される請求項1記載のディジタル信号の記録
    再生方式。
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