JP3363970B2 - プレスブレーキのラム位置設定方法およびラム制御装置 - Google Patents

プレスブレーキのラム位置設定方法およびラム制御装置

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JP3363970B2
JP3363970B2 JP25823393A JP25823393A JP3363970B2 JP 3363970 B2 JP3363970 B2 JP 3363970B2 JP 25823393 A JP25823393 A JP 25823393A JP 25823393 A JP25823393 A JP 25823393A JP 3363970 B2 JP3363970 B2 JP 3363970B2
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/006Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves combined with measuring of bends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレーキのラム
位置設定方法およびその方法を用いるプレスブレーキの
ラム制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキ等の曲げ加工機を
用いて板状のワークの曲げ加工を行う場合に、NC装置
にワークの板厚,材質等のワーク条件や金型条件,機械
条件等の各種情報を入力するとともに、これら入力情報
に基づいてデプス量を演算してラムを駆動し所望の加工
製品を得るようにしたものが知られている。
【0003】ところが、このように各種の情報を基にし
てラムの駆動を行ったとしても、実際の曲げ加工におい
ては、ワーク自体の板厚および特性値のバラツキや種々
の加工条件の違いによって所望の曲げ角度が得られない
場合が多く、どうしても曲げ角度誤差の発生が避けられ
ないのが実情であった。
【0004】そこで、前述のような材料のバラツキ等に
起因する曲げ角度誤差を解消して高精度の曲げ加工を実
現するために、曲げ加工中の曲げ荷重対変位データによ
り最終的な曲げ角度を予測するようにした制御方法がい
ろいろと提案されている。このような制御方法の一例と
して、例えば特表平1−501127号公報に開示され
ているものでは、曲げ加工中のラム位置〜実加工力と、
途中でラムを微上昇させた除荷時のラム位置〜実加工力
とを求め、これらデータに基づいて目標曲げ角度を得る
ための最終的なデプス位置(ラム下限位置)を演算する
ようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公報に開示されているものでは、曲げ加工の途中でラム
を微上昇させて一旦除荷する必要があるため、ラムの制
御が煩雑になるほか、加工時間も長くかかってしまうと
いう問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、加工途中でラムを上昇させることなく、材
料バラツキの影響を受けずに高精度の曲げ加工を実現す
ることのできるプレスブレーキのラム位置設定方法およ
びラム制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、曲げ加工され
ているワークの材料特性を表す例えば降伏応力のような
材料特性値がワークの曲げ角度と一定の相関関係にある
ということを見い出し、この相関関係を利用することで
高精度の曲げ加工を可能にしたものである。
【0008】すなわち、本発明に係るプレスブレーキの
ラム位置設定方法は、第1に、ラムの昇降動によりパン
チとダイとの間に介在されるワークを所定角度に折曲げ
るプレスブレーキのラム位置設定方法であって、(a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
チの基準デプス量を設定する工程、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を検出する
工程、 (c)曲げ加工中におけるワークの変位量を検出する工
程、 (d)これら実負荷力を検出する工程および変位量を検
出する工程で得られた各出力から曲げ加工中の実負荷力
対変位データを演算するとともに、この実負荷力対変位
データから曲げ加工されているワークの材料特性を表す
所定の材料特性値を演算する工程、 (e)この材料特性値を演算する工程により演算される
材料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス量
を演算する工程、 (f)この補正デプス量を演算する工程により演算され
る補正デプス量を前記基準デプス量に加えることにより
前記パンチの最終デプス量を演算する工程および、 (g)この最終デプス量を演算する工程により演算され
る最終デプス量に基づいて前記ラムを駆動する工程を備
える ことを特徴とするものである。
【0009】また、同プレスブレーキのラム位置設定方
法は、第2に、ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
キのラム位置設定方法であって、(a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
チの基準デプス量を設定する工程、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を所定の時
間間隔で検出する工程、 (c)この実負荷力を検出する工程で得られた出力から
曲げ加工中の実負荷力の時間変化を演算するとともに、
この実負荷力の時間変化から曲げ加工されているワーク
の材料特性を表す所定の材料特性値を演算する工程、 (d)この材料特性値を演算する工程により演算される
材料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス量
を演算する工程、 (e)この補正デプス量を演算する工程により演算され
る補正デプス量を前記基準デプス量に加えることにより
前記パンチの最終デプス量を演算する工程および、 (f)この最終デプス量を演算する工程により演算され
る最終デプス量に基づいて前記ラムを駆動する工程を備
える ことを特徴とするものである。
【0010】本発明に係るプレスブレーキのラム制御装
置は、図1の全体構成図に示されているように、第1
に、ラムの昇降動によりパンチとダイとの間に介在され
るワークを所定角度に折曲げるプレスブレーキのラム制
御装置であって、(a)入力されるワークの加工情報に
基づいて前記パンチの基準デプス量を設定する基準デプ
ス量設定手段、(b)曲げ加工中にワークに加わる実負
荷力を検出する実負荷力検出手段、(c)曲げ加工中に
おけるワークの変位量を検出する変位量検出手段、
(d)これら実負荷力検出手段および変位量検出手段の
各出力から曲げ加工中の実負荷力対変位データを演算す
るとともに、この実負荷力対変位データから曲げ加工さ
れているワークの材料特性を表す所定の材料特性値を演
算する材料特性値演算手段、(e)この材料特性値演算
手段により演算される材料特性値からその材料特性値に
対応する補正デプス量を演算する補正デプス量演算手
段、(f)この補正デプス量演算手段により演算される
補正デプス量を前記基準デプス量に加えることにより前
記パンチの最終デプス量を演算する最終デプス量演算手
段および、(g)この最終デプス量演算手段により演算
される最終デプス量に基づいて前記ラムを駆動するラム
駆動手段を備えることを特徴とするものである。
【0011】また、同プレスブレーキのラム制御装置
は、第2に、ラムの昇降動によりパンチとダイとの間に
介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレーキ
のラム制御装置であって、(a)入力されるワークの加
工情報に基づいて前記パンチの基準デプス量を設定する
基準デプス量設定手段、(b)曲げ加工中にワークに加
わる実負荷力を所定の時間間隔で検出する実負荷力検出
手段、(c)この実負荷力検出手段の出力から曲げ加工
中の実負荷力の時間変化を演算するとともに、この実負
荷力の時間変化から曲げ加工されているワークの材料特
性を表す所定の材料特性値を演算する材料特性値演算手
段、(d)この材料特性値演算手段により演算される材
料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス量を
演算する補正デプス量演算手段、(e)この補正デプス
量演算手段により演算される補正デプス量を前記基準デ
プス量に加えることにより前記パンチの最終デプス量を
演算する最終デプス量演算手段および、(f)この最終
デプス量演算手段により演算される最終デプス量に基づ
いて前記ラムを駆動するラム駆動手段を備えることを特
徴とするものである。
【0012】さらに、同プレスブレーキのラム制御装置
は、第3に、ラムの昇降動によりパンチとダイとの間に
介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレーキ
のラム制御装置であって、(a)入力されるワークの加
工情報に基づいて前記パンチの基準デプス量を設定する
基準デプス量設定手段、(b)曲げ加工中にワークに加
わる実負荷力を検出する実負荷力検出手段、(c)曲げ
加工中におけるワークの変位量を検出する変位量検出手
段、(d)これら実負荷力検出手段および変位量検出手
段の各出力から曲げ加工中の実負荷力対変位データを演
算するとともに、この実負荷力対変位データと予め入力
されるワークの板厚データとにより曲げ加工中の曲げ応
力対変位データを演算し、この曲げ応力対変位データか
ら曲げ加工されているワークの材料特性を表す所定の材
料特性値を演算する材料特性値演算手段、(e)この材
料特性値演算手段により演算される材料特性値からその
材料特性値に対応する補正デプス量を演算する補正デプ
ス量演算手段、(f)この補正デプス量演算手段により
演算される補正デプス量を前記基準デプス量に加えるこ
とにより前記パンチの最終デプス量を演算する最終デプ
ス量演算手段および、(g)この最終デプス量演算手段
により演算される最終デプス量に基づいて前記ラムを駆
動するラム駆動手段を備えることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、同プレスブレーキのラム制御装置
は、第4に、ラムの昇降動によりパンチとダイとの間に
介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレーキ
のラム制御装置であって、(a)入力されるワークの加
工情報に基づいて前記パンチの基準デプス量を設定する
基準デプス量設定手段、(b)曲げ加工中にワークに加
わる実負荷力を所定の時間間隔で検出する実負荷力検出
手段、(c)この実負荷力検出手段の出力から曲げ加工
中の実負荷力の時間変化を演算するとともに、この実負
荷力の時間変化と予め入力されるワークの板厚データと
により曲げ加工中の曲げ応力の時間変化を演算し、この
曲げ応力の時間変化から曲げ加工されているワークの材
料特性を表す所定の材料特性値を演算する材料特性値演
算手段、(d)この材料特性値演算手段により演算され
る材料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス
量を演算する補正デプス量演算手段、(e)この補正デ
プス量演算手段により演算される補正デプス量を前記基
準デプス量に加えることにより前記パンチの最終デプス
量を演算する最終デプス量演算手段および、(f)この
最終デプス量演算手段により演算される最終デプス量に
基づいて前記ラムを駆動するラム駆動手段を備えること
を特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明によるプレスブレーキのラム位置設定方
法において、前記第1の特徴を有するラム位置設定方法
によれば、パンチとダイとによるワークの曲げ加工中
に、ワークに加わる実負荷力とそのワークの変位との関
係が求められ、この関係からワークの材料特性を表す例
えば降伏応力のような材料特性値が求められ、この材料
特性値と曲げ角度との相関からラム位置が設定される。
また、前記第2の特徴を有するラム位置設定方法におい
ては、パンチとダイとによるワークの曲げ加工中に、ワ
ークに加わる実負荷力の時間的変化からワークの材料特
性を表す材料特性値が求められ、この材料特性値と曲げ
角度との相関からラム位置が設定される。こうして、曲
げ加工される材料の特性に応じてラム位置が自動的に補
正されるので、材料バラツキによる影響を受けない高精
度の曲げ加工を実現することができる。
【0015】また、本発明によるプレスブレーキのラム
制御装置において、前記第1の特徴を有するプレスブレ
ーキのラム制御装置によれば、ワークの曲げ加工中に、
実負荷力検出手段によりワークに加わる実負荷力が検出
されるとともに、変位量検出手段によりワークの変位量
が検出され、これら実負荷力検出手段および変位量検出
手段の各出力から曲げ加工中の実負荷力対変位データが
演算され、この実負荷力対変位データから曲げ加工され
ているワークの材料特性を表す例えば降伏荷重のような
材料特性値が演算される。そして、この材料特性値から
その材料特性値に対応する補正デプス量が演算され、こ
の補正デプス量を予め設定されている基準デプス量に加
えて最終デプス量が求められ、この最終デプス量に基づ
いてラムが駆動される。
【0016】また、前記第2の特徴を有するプレスブレ
ーキのラム制御装置によれば、前記第1の特徴を有する
プレスブレーキのラム制御装置において、ワークの変位
量を計測時間間隔に置き換えることにより、ワークに加
わる実負荷力の時間変化から前記材料特性値が演算され
る。
【0017】さらに、前記第3の特徴を有するプレスブ
レーキのラム制御装置によれば、前記第1の特徴を有す
るプレスブレーキのラム制御装置において、実負荷力検
出手段および変位量検出手段の各出力から演算される曲
げ加工中の実負荷力対変位データと予め入力されるワー
クの板厚データとにより曲げ加工中の曲げ応力対変位デ
ータが演算され、この曲げ応力対変位データから曲げ加
工されているワークの材料特性を表す例えば降伏応力の
ような材料特性値が演算される。
【0018】また、前記第4の特徴を有するプレスブレ
ーキのラム制御装置によれば、前記第3の特徴を有する
プレスブレーキのラム制御装置において、ワークの変位
量を計測時間間隔に置き換えることにより、ワークに加
わる実負荷力の時間変化が演算され、この実負荷力の時
間変化と予め入力されるワークの板厚データとにより曲
げ加工中の曲げ応力の時間変化が演算され、この曲げ応
力の時間変化から前記材料特性値が演算される。
【0019】この場合、前記板厚データは、板厚自動測
定装置による測定値から取り込むようにしてもよいし、
手入力により入力してもよい。
【0020】また、前記補正デプス量演算手段は、前記
材料特性値演算手段により演算される材料特性値から曲
げ角度補正量を演算するとともに、この曲げ角度補正量
から補正デプス量を演算するものとすることができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明によるプレスブレーキのラム位
置設定方法およびラム制御装置の具体的実施例につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0022】図2のシステム構成図に示されているよう
に、本発明の一実施例に係るプレスブレーキは、固定の
水平テーブル1と、この水平テーブル1に対して昇降駆
動されるラム2とを備えている。そして、水平テーブル
1の上面にはV字状の型溝(V溝)3aを有するダイ
(下金型)3が載置され、一方ラム2の下部にはダイ3
に対向してパンチ(上金型)4が取り付けられている。
またダイ3およびパンチ4の後方には前後,上下および
左右方向に移動可能とされるバックストップ(図示せ
ず)が設けられている。そして、ダイ3とパンチ4との
間には板状のワーク(被加工物)5が介在され、このワ
ーク5の後端縁をバックストップに突き当てた状態でラ
ム2の駆動によってパンチ4を所定の高さ位置まで下降
させることによりワーク5の曲げ加工がなされる。
【0023】前記プレスブレーキのサイドフレームには
歪ゲージ6が貼り付けられており、この歪ゲージ6によ
ってワーク5の折曲げ加工時における歪が検出され、こ
うして検出される歪からワーク5の曲げ加工中の実負荷
力が検出されるようになっている。
【0024】また、図3に示されているように、ダイ3
のV溝3aの底部には垂直孔7が穿設されるとともに、
この垂直孔7内にはダイ3の下方から位置検出ピン8が
挿入されている。この位置検出ピン8は、ダイ3の下部
に設けられるボールブッシュ9により鉛直方向に摺動自
在に案内され、中央部にダイ3の下面に当接する鍔8a
を有するとともに、圧縮スプリング10の弾性力により
常時上方へ向けて付勢されている。そして、この位置検
出ピン8の上端面はダイ3の上面と同高になるように設
定されている。また、この位置検出ピン8の下端部に
は、端面の面積が比較的大きく形成されてなるキャップ
部8bが設けられている。さらに、前記キャップ部8b
の下方には、このキャップ部8bの端面に対向する円柱
状のセンサヘッド11aを有する変位センサ11が取り
付けられている。この変位センサ11は、センサヘッド
11aに内蔵するコイルに高周波電流を流して高周波磁
界を発生させ、この磁界によって測定対象物であるキャ
ップ部8bの表面に渦電流を発生させ、その渦電流の大
きさによってキャップ部8bとセンサヘッド11aのそ
れぞれの端面間の距離を測定するものである。
【0025】以上のように構成されていることによっ
て、ダイ3の上面に載置されるワーク5がパンチ4の下
降によって曲げ加工されてV溝3a内へ突入すると、そ
のワーク5によって位置検出ピン8が下方へ押され、そ
の位置検出ピン8は垂直孔7内を圧縮スプリング10の
付勢力に抗して下方へ摺動する。この動きにつれてキャ
ップ部8bも下方へ摺動し、このキャップ部8bの端面
とセンサヘッド11aの端面との距離が狭められ、キャ
ップ部8bの表面に生じる渦電流が大きくなることによ
ってワーク5のV溝3a内への突入量、すなわちワーク
5の変位量が検出される。
【0026】こうしてワーク5の曲げ加工中に歪ゲージ
6により検出されるワーク5の実負荷力に係るデータ
と、変位センサ11によって検出されるワーク5の変位
量に係るデータがNC装置12に入力される。このNC
装置12には、データ入力部から予め、ワーク条件(材
質,曲げ長さ,曲げ角度等),金型条件(型高さ,V溝
幅,V角度,パンチR,肩R等),機械条件(剛性,ス
ピード仕様,ストローク仕様等)の各データが入力され
るとともに、曲げ加工すべきワーク5の実測板厚に係る
データが手入力により入力される。
【0027】このNC装置12には、実負荷力〜変位デ
ータのサンプリング範囲と機械制御条件を決定するため
のデータテーブルが記憶されている。また、本実施例に
おいては、曲げ加工されるワーク5の代表特性として降
伏応力を選定した場合、この降伏応力が図4に示されて
いるように曲げ角度と相関関係にあることから、NC装
置12内には予め各加工条件に応じて降伏応力〜曲げ角
度のデータテーブルが記憶されており、さらに、曲げ角
度補正量〜補正デプス量のデータテーブルが記憶されて
いる。
【0028】NC装置においては、まず、ワーク条件,
金型条件,機械条件等の入力データに基づいてラム2の
基準デプス量が演算され、次いで、予め設定される機械
制御条件に基づいて曲げ加工が実行され、その曲げ加工
中に歪ゲージ6および変位センサ11から得られる実負
荷力〜変位のサンプリングデータとワーク5の実板厚値
とより曲げ応力〜変位関係が求められる。そして、この
ようにして得られる曲げ応力〜変位関係からワーク5の
代表特性としての降伏応力が求められる。
【0029】図5には、応力〜変位曲線から降伏応力を
求める方法の一例が示されている。図示のように、
(a)に示される降伏応力σY を求めるには、(b)に
示されるように、弾性範囲における応力σと変位dとの
関係を、応力σの採用データの上限値σ1 および下限値
σ0 から一次式σ=pd+qで近似するとともに、塑性
範囲における応力σと変位dとの関係を、応力σの採用
データの上限値σ3 および下限値σ2 から二次式σ=r
2 +sd+tで近似し、これら二つの近似式の交点A
の応力値を降伏応力とする。なお、この降伏応力の求め
方としては、図5に示される方法のほか、応力σの変化
割合を算出し、この変化割合が所定値以下になった点の
応力値を降伏応力とする方法などがある。
【0030】このようにして降伏応力値が得られると、
次に図4に示されているような降伏応力〜曲げ角度のデ
ータテーブルが参照され、ワーク5の材質毎の基準降伏
応力σY0と実測降伏応力σYpとの偏差σYp−σY0に対応
する曲げ角度補正量θYp−θ Y0が求められる。そして、
この曲げ角度補正量と補正デプス量との関係を参照する
ことによりその補正デプス量が演算され、この補正デプ
ス量を予め設定されている基準デプス量に加算して最終
デプス量が求められ、こうして得られる最終デプス量に
基づいてラム2が駆動される。
【0031】なお、前述の説明では、降伏応力から曲げ
角度補正量を求め、この曲げ角度補正量から補正デプス
量を求めるものとしたが、降伏応力に対する補正デプス
量のデータテーブルを用意しておくことでその補正デプ
ス量を直接求めることもできる。
【0032】次に、本実施例における前述の制御動作を
図6に示されているフローチャート図に基づき説明す
る。なお、この図においてS1〜S11は各ステップを
示している。
【0033】S1〜S3:材料および曲げ条件(曲げ長
さ,曲げ角度等)を入力し、金型条件(パンチ条件;高
さ,パンチR,V角度、ダイ条件;高さ,V幅,V角
度,肩R)を入力し、実測板厚を入力する。 S4:与えられている加工条件に基づき、入力データと
サンプリング条件に関するデータベースを用いて実負荷
力〜変位データのサンプリング範囲(間隔,時間,位置
等)と機械制御条件とを決定する。 S5:入力データに基づいてラム2の基準デプス量を演
算により求める。 S6:ワーク5の曲げ加工を実行し、その曲げ加工途中
において、歪ゲージ6によりワーク5に加わる実負荷力
を検出するとともに、変位センサ11によってワーク5
の変位量を検出することにより、実負荷力〜変位のデー
タサンプリングを行う。なお、このデータサンプリング
は、ラム2の基準下限値までの全範囲にわたって行う必
要はない。 S7〜S8:ステップS6にて得られるサンプリングデ
ータと入力されている実測板厚のデータにより曲げ応力
〜変位関係を求め、得られた曲げ応力〜変位関係から材
料の状況を示す例えば降伏応力のような材料特性値を求
める。 S9:ステップS8で得られた材料特性値から、この材
料特性値と曲げ角度との相関に係るデータテーブルを用
いて曲げ角度補正量を求め、こうして得られた曲げ角度
補正量から補正デプス量を求める。 S10:基準デプス量に補正デプス量を加えることによ
り最終デプス量を求め、その最終デプス量に相当するラ
ム下限位置までラム2を駆動してワーク5の曲げを行
う。 S11:曲げを終了する。
【0034】本実施例によれば、ワーク5の曲げ加工の
都度、曲げ加工している材料の特性に応じてラム下限値
を自動的に補正するようにしているので、材料が異なっ
ても曲げ角度のバラツキの生じない高精度の曲げを行う
ことができる。
【0035】本実施例においては、ワーク5の板厚に係
るデータを手入力するようにしたものを説明したが、こ
の板厚は自動測定装置により計測してその計測結果をN
C装置12に自動的に入力することもできる。この自動
測定装置の一例が図7に示されている。図示のように、
この自動測定装置においては、C型フレーム13の上部
にエアシリンダ14が設けられるとともに、下部にセン
サブロック15が設けられ、エアシリンダ14の作動に
よりそのエアシリンダ14の下部に取り付けられる押圧
パッド16とセンサブロック15の上面との間に被測定
物であるワーク5を挟持し、センサブロック15内に設
けられる渦電流センサ17の出力によってワーク5の板
厚を計測するように構成されている。なお、図7におい
て符号18で示されているのは、緩衝用のウレタンクッ
ションである。
【0036】本実施例では、また、ワーク5の板厚を入
力して曲げ応力〜変位関係を求めるようにしたものを説
明したが、この板厚条件を加味せずに実負荷力〜変位関
係により降伏荷重等の材料特性値を求め、この材料特性
値により曲げ角度補正量を求めるようにする実施例も可
能である。
【0037】さらに、本実施例では、曲げ加工中におけ
るワーク5の変位データを変位センサ11の出力から得
るようにしたものを説明したが、ラム2の下降速度の制
御が高精度に行われているものでは、変位データを計測
時間間隔(時間データ)で代用させることができる。こ
の場合、前記実負荷力〜変位データは実負荷力〜時間デ
ータに置き換えられる。
【0038】また、本実施例においては、ワーク5の材
料特性値として降伏応力を選定したものを説明したが、
この降伏応力以外に次に示す他の材料特性値を選定する
ことも可能である(図8参照)。 降伏応力σY と最大応力σmax との比σY /σ
max (もしくは降伏荷重と最大荷重との比) この場合、降伏応力σY は前述と同様にして求められ、
最大応力σmax は、二次式σ=rd2 +sd+tの勾配
が零になる点、すなわちσのdについての微分値が零に
なる点より推定される。 塑性域での応力勾配α(もしくは荷重勾配) この応力勾配αは、塑性域の応力〜変位曲線を直線(一
次式)で近似し、その直線の勾配より求められる。 応力〜変位曲線(もしくは荷重〜変位曲線)のべき指
数n 応力〜変位曲線をn次式σ=kdn で近似したときのべ
き指数nを材料特性値とする。
【0039】以上の説明では、ラムが下降してワークを
折り曲げるものにおいてラム下限位置を設定する場合を
述べたが、本発明はラムが上昇してワークを折り曲げる
ものにおいてラム上限位置を設定する場合についても適
用できるのは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、曲げ加工の都度、曲げ加工している材料の特性に応
じてラム下限値を自動的に補正するようにしているの
で、材料バラツキの影響による曲げ角度誤差の発生を抑
えて高精度の曲げ加工を実現することができる。また、
加工途中でラムを上昇させたりすることがないので、ラ
ムの制御が煩雑になることはなく、加工時間も短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図
【図2】本発明の一実施例のシステム構成図
【図3】本発明の一実施例におけるワークの変位量測定
装置を示す断面図
【図4】本発明の一実施例における降伏応力に対する曲
げ角度の関係を示す線図
【図5】本発明の一実施例における応力〜変位曲線を示
す線図(a)および降伏応力の求め方を示す説明図
(b)
【図6】本発明の一実施例におけるラム制御のフローチ
ャート
【図7】板厚の自動測定装置の一例を示す図
【図8】材料特性値の他の例を説明する説明図
【符号の説明】
2 ラム 3 ダイ 3a V溝 4 パンチ 5 ワーク 6 歪ゲージ 11 変位センサ 12 NC装置 17 渦電流センサ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム位置設定方法であって、(a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する工程、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を検出する
    工程、 (c)曲げ加工中におけるワークの変位量を検出する工
    程、 (d)これら実負荷力を検出する工程および変位量を検
    出する工程で得られた各出力から曲げ加工中の実負荷力
    対変位データを演算するとともに、この実負荷力対変位
    データから曲げ加工されているワークの材料特性を表す
    所定の材料特性値を演算する工程、 (e)この材料特性値を演算する工程により演算される
    材料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス量
    を演算する工程、 (f)この補正デプス量を演算する工程により演算され
    る補正デプス量を前記基準デプス量に加えることにより
    前記パンチの最終デプス量を演算する工程および、 (g)この最終デプス量を演算する工程により演算され
    る最終デプス量に基づいて前記ラムを駆動する工程を備
    える ことを特徴とするプレスブレーキのラム位置設定方
    法。
  2. 【請求項2】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム位置設定方法であって、(a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する工程、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を所定の時
    間間隔で検出する工程、 (c)この実負荷力を検出する工程で得られた出力から
    曲げ加工中の実負荷力の時間変化を演算するとともに、
    この実負荷力の時間変化から曲げ加工されているワーク
    の材料特性を表す所定の材料特性値を演算する工程、 (d)この材料特性値を演算する工程により演算される
    材料特性値からその材料特性値に対応する補正デプス量
    を演算する工程、 (e)この補正デプス量を演算する工程により演算され
    る補正デプス量を前記基準デプス量に加えることにより
    前記パンチの最終デプス量を演算する工程および、 (f)この最終デプス量を演算する工程により演算され
    る最終デプス量に基づいて前記ラムを駆動する工程を備
    える ことを特徴とするプレスブレーキのラム位置設定方
    法。
  3. 【請求項3】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム制御装置であって、 (a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する基準デプス量設定手段、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を検出する
    実負荷力検出手段、 (c)曲げ加工中におけるワークの変位量を検出する変
    位量検出手段、 (d)これら実負荷力検出手段および変位量検出手段の
    各出力から曲げ加工中の実負荷力対変位データを演算す
    るとともに、この実負荷力対変位データから曲げ加工さ
    れているワークの材料特性を表す所定の材料特性値を演
    算する材料特性値演算手段、 (e)この材料特性値演算手段により演算される材料特
    性値からその材料特性値に対応する補正デプス量を演算
    する補正デプス量演算手段、 (f)この補正デプス量演算手段により演算される補正
    デプス量を前記基準デプス量に加えることにより前記パ
    ンチの最終デプス量を演算する最終デプス量演算手段お
    よび、 (g)この最終デプス量演算手段により演算される最終
    デプス量に基づいて前記ラムを駆動するラム駆動手段を
    備えることを特徴とするプレスブレーキのラム制御装
    置。
  4. 【請求項4】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム制御装置であって、 (a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する基準デプス量設定手段、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を所定の時
    間間隔で検出する実負荷力検出手段、 (c)この実負荷力検出手段の出力から曲げ加工中の実
    負荷力の時間変化を演算するとともに、この実負荷力の
    時間変化から曲げ加工されているワークの材料特性を表
    す所定の材料特性値を演算する材料特性値演算手段、 (d)この材料特性値演算手段により演算される材料特
    性値からその材料特性値に対応する補正デプス量を演算
    する補正デプス量演算手段、 (e)この補正デプス量演算手段により演算される補正
    デプス量を前記基準デプス量に加えることにより前記パ
    ンチの最終デプス量を演算する最終デプス量演算手段お
    よび、 (f)この最終デプス量演算手段により演算される最終
    デプス量に基づいて前記ラムを駆動するラム駆動手段を
    備えることを特徴とするプレスブレーキのラム制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記材料特性値は降伏荷重である請求項
    3または4に記載のプレスブレーキのラム制御装置。
  6. 【請求項6】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム制御装置であって、 (a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する基準デプス量設定手段、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を検出する
    実負荷力検出手段、 (c)曲げ加工中におけるワークの変位量を検出する変
    位量検出手段、 (d)これら実負荷力検出手段および変位量検出手段の
    各出力から曲げ加工中の実負荷力対変位データを演算す
    るとともに、この実負荷力対変位データと予め入力され
    るワークの板厚データとにより曲げ加工中の曲げ応力対
    変位データを演算し、この曲げ応力対変位データから曲
    げ加工されているワークの材料特性を表す所定の材料特
    性値を演算する材料特性値演算手段、 (e)この材料特性値演算手段により演算される材料特
    性値からその材料特性値に対応する補正デプス量を演算
    する補正デプス量演算手段、 (f)この補正デプス量演算手段により演算される補正
    デプス量を前記基準デプス量に加えることにより前記パ
    ンチの最終デプス量を演算する最終デプス量演算手段お
    よび、 (g)この最終デプス量演算手段により演算される最終
    デプス量に基づいて前記ラムを駆動するラム駆動手段を
    備えることを特徴とするプレスブレーキのラム制御装
    置。
  7. 【請求項7】 ラムの昇降動によりパンチとダイとの間
    に介在されるワークを所定角度に折曲げるプレスブレー
    キのラム制御装置であって、 (a)入力されるワークの加工情報に基づいて前記パン
    チの基準デプス量を設定する基準デプス量設定手段、 (b)曲げ加工中にワークに加わる実負荷力を所定の時
    間間隔で検出する実負荷力検出手段、 (c)この実負荷力検出手段の出力から曲げ加工中の実
    負荷力の時間変化を演算するとともに、この実負荷力の
    時間変化と予め入力されるワークの板厚データとにより
    曲げ加工中の曲げ応力の時間変化を演算し、この曲げ応
    力の時間変化から曲げ加工されているワークの材料特性
    を表す所定の材料特性値を演算する材料特性値演算手
    段、 (d)この材料特性値演算手段により演算される材料特
    性値からその材料特性値に対応する補正デプス量を演算
    する補正デプス量演算手段、 (e)この補正デプス量演算手段により演算される補正
    デプス量を前記基準デプス量に加えることにより前記パ
    ンチの最終デプス量を演算する最終デプス量演算手段お
    よび、 (f)この最終デプス量演算手段により演算される最終
    デプス量に基づいて前記ラムを駆動するラム駆動手段を
    備えることを特徴とするプレスブレーキのラム制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記板厚データは板厚自動測定装置によ
    る測定値から取り込まれる請求項6または7に記載のプ
    レスブレーキのラム制御装置。
  9. 【請求項9】 前記材料特性値は降伏応力である請求項
    6乃至8のうちのいずれかに記載のプレスブレーキのラ
    ム制御装置。
  10. 【請求項10】 前記補正デプス量演算手段は、前記材
    料特性値演算手段により演算される材料特性値から曲げ
    角度補正量を演算するとともに、この曲げ角度補正量か
    ら補正デプス量を演算するものとされる請求項3乃至9
    のうちのいずれかに記載のプレスブレーキのラム制御装
    置。
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