JPH09136116A - 曲げ加工機における板厚検出方法およびその装置並びに曲げ加工方法および曲げ加工機 - Google Patents

曲げ加工機における板厚検出方法およびその装置並びに曲げ加工方法および曲げ加工機

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JPH09136116A
JPH09136116A JP29304495A JP29304495A JPH09136116A JP H09136116 A JPH09136116 A JP H09136116A JP 29304495 A JP29304495 A JP 29304495A JP 29304495 A JP29304495 A JP 29304495A JP H09136116 A JPH09136116 A JP H09136116A
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bending
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均 小俣
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修 羽山
Hiroyuki Hoshina
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板厚を正確に検出し、正確な曲げ加工のでき
る曲げ加工機における板厚検出方法およびその装置並び
に曲げ加工方法および曲げ加工機を提供する。 【解決手段】 上部テーブル5と下部テーブル7を相対
的に接近させることによりパンチPとダイDの協働で板
材Wの曲げ加工を行う際に、板厚検出装置29がパンチ
Pと板材Wとの接触点を検出すると共にこれから板材W
の板厚を検出し、制御装置15の指令により検出された
板厚に対応する送り込み量だけさらにパンチPを送り込
んで曲げ加工を行う。また、接触点検出手段35がパン
チPと板材Wとの接触点を検出し、板厚算出部37が前
記接触点の位置とダイDの位置との関係から板材Wの板
厚を検出する。この接触点の検出には、パンチPの移動
の加速度の変化量、テーブル7の移動速度の変化、テー
ブル7の加速度、板材Wまでの距離等が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は曲げ加工機におけ
る板厚検出方法およびその装置並びに曲げ加工方法およ
び曲げ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーボモータによって回転駆動されるボ
ールネジおよびボールナットによりラムを上下動させて
板材の曲げ加工を行う曲げ加工機において、被加工材で
ある板材の板厚を検出する方法としては、以下に示すよ
うにしてパンチと板材の接触点すなわち板材の上面を求
めることにより行われる。
【0003】(1) 特公平3−53047号公報に示され
る曲げ加工機においては、曲げ加工時における加圧力を
モータトルク(電流値)で検出し、加圧力が急激に変化
した時に金型が被加工板材に接触したと判断する。この
ときの金型の位置をエンコーダにより検出して接触点と
するものである。
【0004】(2) 特願平3−304378号公報に示さ
れる曲げ加工機においては、ラムの移動速度を求め、移
動速度が変化する点において金型が板材に接触したと判
断し、この接触点を板厚測定の基準とするものである。
【0005】(3) サーボモータへの指令パルスとこのサ
ーボモータにより移動するラムの実動作との偏差量が接
触する前の通常時における偏差量を超えた点を金型が板
材に接触点として板厚測定の基準とするものである。
【0006】以上のようにして得られた接触点の位置
と、既知であるダイの高さ位置の差から板厚を検出する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
(1) の従来技術にあっては、通常のモータでは電流値の
ノイズが大きいこと、およびモータにはラムを移動させ
るための摩擦負荷が作用するためモータトルクのすべて
が曲げ加工に使用されるわけではないこと等から、曲げ
荷重が正確に検出されず基準となる接触点が明確に検出
されないので正確な板厚を測定することが困難である。
【0008】また、前述の(2) 、 (3) の従来技術にあっ
ては、曲げ荷重が小さいものに対しては、モータ速度の
変化が小さいこと、偏差パルスが小さいこと等から板厚
検出の基準となる接触点が明確に検出されないため板厚
を正確に検出することができないという問題がある。
【0009】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、被加工材の板厚を正
確に検出することにより正確な角度の曲げ加工ができる
曲げ加工機における板厚検出方法およびその装置並びに
曲げ加工方法および曲げ加工機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の曲げ加工機における板厚検
出方法は、パンチを装着した上部テーブルおよびダイを
装着した下部テーブルを相対的に接近させることにより
パンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う曲げ加
工機であって、前記上部テーブルおよび下部テーブルを
接近させて前記パンチと板材との接触点を検出し、この
接触点の位置とダイの位置との関係から板材の板厚を検
出することを特徴とするものである。
【0011】従って、上部テーブルと下部テーブルを相
対的に接近させることによりパンチとダイの協働で板材
の曲げ加工を行う際に、上部テーブルと下部テーブルを
接近させてパンチと板材との接触点を検出し、この接触
点の位置とダイの位置との関係から板材の板厚を検出す
るので、加工中において自動で正確な板厚を検出するこ
とができる。
【0012】請求項2による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法は、請求項1記載の接触点を、パンチを上
部テーブルに装着する連結板に設けられたセンサにより
パンチの移動の加速度の変化量を求めて検出することを
特徴とするものである。
【0013】従って、連結板に設けられたセンサがパン
チの移動の加速度の変化を検出するので、パンチが板材
に接触して減速する点を接触点として明確に検出するこ
とができる。
【0014】請求項3による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法は、請求項1記載の接触点を、上部テーブ
ルまたは下部テーブルのうちの移動側の位置を随時検出
し、所定時間経過後における移動距離から接近速度を検
出し、この検出された接近速度の変化から検出すること
を特徴とするものである。
【0015】従って、パンチが板材に接触すると、移動
する上部テーブルまたは下部テーブルが減速するので、
その移動速度の変化から接触点を明確に検出することが
できる。
【0016】請求項4による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法は、請求項1記載の接触点を、上部テーブ
ルまたは下部テーブルに設けられた加速度センサにより
パンチと板材との接触時における衝撃を検出することに
より検出することを特徴とするものである。
【0017】従って、パンチが板材と接触する時に発生
する衝撃を加速度センサが検知するので、接触点を明確
に検出することができる。
【0018】請求項5による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法は、請求項1記載の接触点を、上部テーブ
ルに設けられた距離センサが板材までの距離を検出し、
予めわかっているパンチ先端までの距離と比較すること
により検出することを特徴とするものである。
【0019】従って、距離センサが検出した板材までの
距離が予めわかっているパンチ先端までの距離と一致し
た点が接触点である。
【0020】請求項6による発明の曲げ加工機の板厚検
出装置は、パンチを装着した上部テーブルおよびダイを
装着した下部テーブルを相対的に接近させることにより
パンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う曲げ加
工機であって、前記上部テーブルおよび下部テーブルを
接近させて前記パンチと板材との接触点を検出する接触
点検出手段と、この接触点検出手段からの信号とダイの
位置との関係から板材の板厚を検出する板厚算出部と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0021】従って、接触点検出手段がパンチと板材と
の接触点を検出し、板厚算出部が前記接触点の位置とダ
イの位置との関係から板材の板厚を検出する。
【0022】請求項7による発明の曲げ加工機における
板厚検出装置は、請求項6記載の接触点検出手段が、前
記パンチを上部テーブルに装着する連結板に設けられる
と共に前記パンチの移動の加速度の変化量を検出するセ
ンサと、このセンサからの信号によりパンチと板材の接
触点を検出する演算部と、を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0023】従って、連結板に設けられているセンサが
パンチの移動の加速度の変化量を検出し、このセンサか
らの信号に基づいて演算部がパンチと板材との接触点を
検出する。
【0024】請求項8による発明の曲げ加工機における
板厚検出装置は、請求項6記載の接触点検出手段が、前
記上部テーブルまたは下部テーブルのうちの移動側の位
置を随時検出する変位計と、この変位計からの信号によ
り所定時間経過後における移動距離を検出すると共にこ
の検出された移動距離の変化からパンチと板材の接触点
を検出する演算部と、を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0025】従って、変位計が上部テーブルまたは下部
テーブルのうち移動側の位置を測定し、演算部が所定時
間内に移動する距離を求め、移動速度の変化からパンチ
と板材の接触点を検出する。
【0026】請求項9による発明の曲げ加工機における
板厚検出装置は、請求項6記載の接触点検出手段が、前
記上部テーブルまたは下部テーブルに設けられた加速度
センサと、この加速度センサからの信号によりパンチと
板材との接触時における衝撃を検出してパンチと板材の
接触点を検出する演算部と、を備えてなることを特徴と
するものである。
【0027】従って、上部テーブルまたは下部テーブル
に設けられた加速度センサが上部テーブルまたは下部テ
ーブルの加速度を測定し、演算部が加速度センサよりの
信号から上部テーブルまたは下部テーブルに生じた衝撃
を検出してこの衝撃が生じた点をパンチが板材に接触し
た接触点として検出する。
【0028】請求項10による発明の曲げ加工機におけ
る板厚検出装置は、請求項6記載の接触点検出手段が、
前記上部テーブルに設けられて板材までの距離を検出す
る距離センサと、この距離センサからの信号と予めわか
っているパンチ先端までの距離とを比較することにより
パンチと板材の接触点を検出する演算部と、を備えてな
ることを特徴とするものである。
【0029】従って、上部テーブルに設けられた距離セ
ンサが板材までの距離を測定し、演算部が前記測定され
た距離が予めわかっているパンチ先端までの距離と一致
した点を接触点として検出する。
【0030】請求項11による発明の曲げ加工機におけ
る曲げ加工方法は、パンチを装着した上部テーブルおよ
びダイを装着した下部テーブルを相対的に接近させるこ
とによりパンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行
う曲げ加工機であって、請求項1記載の板厚検出方法で
用いられた接触点を検出し、予め得られている所定の送
り込み量だけあるいは前記板厚検出方法で得られた板厚
に対する送り込み量を算出しこの算出された送り込み量
だけ前記接触点からさらに接近させて曲げ加工を行うこ
と、を特徴とするものである。
【0031】従って、上部テーブルと下部テーブルを相
対的に接近させることによりパンチとダイの協働で板材
の曲げ加工を行う際に、パンチと板材が接触する接触点
を検出すると共に、この接触点の位置からさらに所定の
送り込み量だけパンチを相対的に送り込んで加工を行
う。このときの送り込み量は、予めその板厚に対する送
り込み量がわかっている場合にはその送り込み量を用
い、あるいは請求項1記載の板厚検出方法で求めた板厚
に対する送り込み量を算出してこの値を用いてもよい。
【0032】また、請求項12による発明の曲げ加工機
は、パンチを装着した上部テーブルおよびダイを装着し
た下部テーブルを相対的に接近させることによりパンチ
およびダイの協働で板材に曲げ加工を行う曲げ加工機で
あって、請求項6記載の板厚検出装置と、前記板厚検出
装置で用いられた接触点から予め得られている所定の送
り込み量だけあるいは前記板厚検出装置により得られた
板厚に対する送り込み量を算出してこの算出された送り
込み量だけさらにパンチを送り込むべく指令する制御装
置と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0033】従って、上部テーブルと下部テーブルを相
対的に接近させることによりパンチとダイの協働で板材
の曲げ加工を行う際に、請求項6記載の板厚検出装置が
パンチと板材との接触点を検出すると共に板厚を検出す
るので、前記接触点からこの板厚に対して予め得られて
いる送り込み量だけさらにパンチを相対的に送り込んで
曲げ加工を行う。あるいは、前記板厚検出装置で得られ
た板厚に対する送り込み量を算出して、得られた送り込
み量だけ前記接触点からさらにパンチを相対的に送り込
んで曲げ加工を行う。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。この実施の形態は請求項
1、2、6、7、11、12に記載された発明に対応す
るものである。
【0035】図2には,折曲げ加工機としてのプレスブ
レーキ1の全体が示されている。プレスブレーキ1は本
体左右に立設した側板3L、3Rを有している。また、
この側板3L、3Rの前面上部には上部テーブル5が固
定的に設けられ、側板3L、3Rの前面下部には下部テ
ーブル7が昇降自在に設けられている。この下部テーブ
ル7には下部テーブル7の高さ位置を検出するリニアス
ケールやエンコーダのごとき高さ検出装置9が取付けら
れている。
【0036】前記上部テーブル5の下端部には詳細を後
述する連結板としての多数の中間板11が取付けられて
おり、この中間板11を介してパンチPが取付けられて
いる。また、前記下部テーブル7の上端にはダイDが取
付けられている。下部テーブル7の左右下部には主駆動
装置としてのシリンダ13L、13Rが各々設けられて
おり、このシリンダ13L、13Rにより下部テーブル
7を上下動してパンチPとの協働でダイDの上に位置決
めされたワークWに曲げ加工が行われる。曲げ加工にお
ける曲げ角度は前記下部テーブル7の上昇する量による
が、この上昇する量は後述する制御装置15により制御
されている。
【0037】図3には,中間板11が示されている。中
間板11を上部テーブル5に固定するネジ穴17の底部
にはピエゾセンサ19が取付けられており、このピエゾ
センサ19は制御装置15に接続されている。従って、
パンチPと板材Wとが接触して図4(A)に示されるよ
うな荷重が載荷されると、中間板11に力が作用して中
間板11が変形する。この変形をピエゾセンサ19が検
出して図4(B)に示されるような電圧の形で出力す
る。
【0038】図4(B)に示されるピエゾセンサ19か
らの出力はジャーク量であり、加速度を時間で微分した
もの、すなわち加速度の変化を示すものである。従っ
て、このジャーク量は物体の運動が加速度を変化させる
ような場合にのみ出力されるため、パンチPと板材Wが
接触して加速度の変化が発生した時に出力される。
【0039】このことからパンチPが板材Wに接触した
点を明確に検出することができる。これに伴い、この時
のパンチPの位置を高さ検出装置9により計測すること
で板材Wの板厚を正確に検出することができ、この接触
点からさらに所定の量だけパンチPを送り込むことによ
り所望の曲げ角度で曲げ加工を行うことが可能になる。
【0040】図5にはプレスブレーキ1の制御装置15
が示されている。制御装置15には、主処理装置(以後
CPUという)21と、作業者がデータのやり取りを行
うキーボードのごとき一般的な入力手段23およびCR
Tのごとき出力手段25と、入力されたデータや加工デ
ータを記憶しておくメモリ27と、板材Wの板厚を検出
する板厚検出装置としての板厚検出部29と、前記高さ
検出装置9により測定された下部テーブル7の現在位置
を目標位置と比較する比較部31と、この比較の結果シ
リンダ13L、13Rを作動・停止させる指令部33と
を有している。
【0041】前記板厚検出部29は、パンチPと板材W
とが接触する接触点、すなわち板材Wの上面位置を検出
する接触点検出部35と、検出された接触点から板厚を
算出する板厚算出部37とを有している。また、接触点
検出部35には、図6に示されるように、中間板11に
取付けられているピエゾセンサ19からの電圧変化を検
出する電圧検出部39と、この電圧検出部39の電圧の
変化から接触点を検出する演算部41が設けられてい
る。
【0042】以上の装置を用いて板材Wに曲げ加工を行
う動作について説明する。
【0043】まず加工に先立って試し曲げを行い、所望
の曲げ角度を得るためのパンチPの目標送り込み量D0
を求めて、前述のメモリ27に格納しておく。ここで、
パンチPの送り込み量とは、パンチPが板材Wに接触し
た点を原点(D=0)とし、所望の角度が得られるまで
パンチPを突っ込む量をいう。
【0044】次に、図1に基づいて本発明にかかる曲げ
加工機における曲げ加工方法の手順について説明する。
スタートすると(ステップS1)、制御装置15の指令
部33の指令によりシリンダ13L、13Rの駆動をス
タートさせて下部テーブル7の上昇を開始する(ステッ
プS2)。中間板11に設けられたピエゾセンサ19か
らの電圧信号の変化から接触点検出部35がパンチPが
板材Wと接触したか否かを判断し(ステップS3)、接
触していない場合にはステップS2に戻ってさらに下部
テーブル7の上昇を続ける。一方、接触したことが検出
された場合には、接触時における下部テーブル7の高さ
位置を高さ検出装置9により検出して原点(現在D値=
0)とし、メモリ27に格納する(ステップS4)。
【0045】続いて、指令部33の指令により、板材W
を曲げるべく下部テーブル7を上昇させ(ステップS
5)、比較部31が現在の下部テーブル7の位置(現在
D値)と目標D値(D0)を比較して(ステップS
6)、目標D値に達していない場合にはステップS5に
戻って目標D値に達するまで下部テーブル7の上昇を続
ける。目標D値に達した場合には、所望の曲げ角度が得
られたので、指令部33の指令により曲げ加工を完了す
る(ステップS7)。
【0046】以上説明したように、下部テーブル7の移
動の加速度変化を電圧の形で検出することにより、パン
チPが板材Wに接触した点を明確に把握することができ
るので、板材Wの板厚の検出を自動で行うことができ
る。これに伴い、所定の送り量だけ下部テーブル7を上
昇させることにより所望の曲げ角度を正確に得ることが
できる。
【0047】なお、前述の実施の形態においては下部テ
ーブル7の移動の加速度変化をピエゾセンサ19により
検出したが、これに代ってチャージアンプを使用してい
ない加速度ピックアップをセンサとして使用してもよ
い。
【0048】図7〜図10には,別の実施の形態の例が
示されており、請求項1、3、6、8、11、12に記
載された発明に対応するものである。この実施の形態に
おいては、先に示した実施の形態における板厚検出部2
9の接触点検出方法および接触点検出部35の構成のみ
が異なるので、接触点検出方法、接触点検出部43の構
成および接触点を検出する動作についてのみ説明し、そ
の他の構成や動作についての重複した説明は省略する。
【0049】この実施の形態における接触点検出部43
では、下部テーブル7の移動速度の変化から接触点を検
出して、パンチPの送り込み量の基準点とするものであ
る。このため、図7に示されるように、接触点検出部4
3では前述した実施の形態における電圧検出部39に代
わり、下部テーブル7に設けられている高さ検出装置9
からの位置データを受ける位置検出部45が設けられて
いる。
【0050】図8を参照してこの接触点検出部43の作
用を説明する。パンチPが板材Wと接触する前の時点で
は、負荷抵抗が一定のため下部テーブル7の上昇速度は
シリンダ13L、13Rに圧油を送る油圧ポンプの吐出
量で決定される。従って、この間においては、油圧ポン
プの吐出量が一定であれば下部テーブル7の上昇速度も
一定であり、Δx/Δtは常に一定である。ここで、Δ
Xは移動量、Δtは所定の時間を表す。
【0051】パンチPが板材Wに接触した時点では、必
要な押圧力が得られるまで下部テーブル7は停止して油
圧が上昇する。従って、図8中A点で示されるように、
Δx/Δtは略ゼロ(水平状態)となる。これにより、
パンチPと板材Wが接触したことが検出される。
【0052】パンチPが板材Wに接触した後では、曲げ
の押圧力が変化しなければ下部テーブル7は一定速度で
上昇するので、Δx/Δtが再び一定となる。従って、
前述のA点から所定の距離D0だけ下部テーブル7を送
り込むことにより所望の曲げ角度で加工を行うことがで
きる。図9および図10にはこの方法による実際の曲げ
加工における測定結果が示してある。
【0053】この方法によっても、前述の実施の形態で
説明した方法と同様に、パンチPと板材Wの接触点が明
確に検出できるので、正確な曲げ角度での加工が可能に
なる。なお、ここでは加工時における下部テーブル7の
高さを測定する高さ検出装置9を用いて下部テーブル7
の移動速度を検出したが、高さ検出装置9と別個に移動
速度検出用の変位計を設けてもよい。
【0054】図11〜図13には,さらに別の実施の形
態の例が示されており、請求項1、4、6、9、11、
12に記載された発明に対応するものである。この実施
の形態においては、最初に示した実施の形態における板
厚検出部29の接触点検出方法および接触点検出部35
の構成のみが異なるので、接触点検出方法、接触点検出
部49の構成および接触点を検出する動作についてのみ
説明し、その他の構成や動作についての重複した説明は
省略する。
【0055】この実施の形態における接触点検出部49
では、接触時における上部テーブル5または下部テーブ
ル7の衝撃による振動を検出することにより接触点を検
出して、パンチPの送り込み量の基準点とするものであ
る。
【0056】このため、図11に示されるように、上部
テーブル5に加速度ピックアップ47を取付け、下部テ
ーブル7には前述のように高さ検出装置9を取付けてい
る。加速度ピックアップ47の設置位置は特に特定され
ないが、金型に近い方が効果的である。
【0057】また、図12に示されるように、制御装置
15における板厚検出部29の接触点検出部49では、
最初の実施の形態における電圧検出部39の代わりに前
記加速度ピックアップ47からの信号を受ける加速度検
出部51が設けられている。
【0058】すなわち、パンチPと板材Wとが接触する
と衝撃・振動が発生するので、これを上部テーブル5に
取付けた加速度ピックアップ47で検出するものであ
る。
【0059】この方法および装置を用いても、図13に
示されるようにパンチPと板材Wの接触点Aが明確に検
出されるので、以後は前述した手順により曲げ加工を行
えば正確な曲げ角度で加工を行うことができる。
【0060】なお、前述の説明においては加速度ピック
アップ47を上部テーブル5に設け、たが、これに限定
されず、下部テーブル7に設けてもよい。
【0061】図14〜図16には,さらに別の実施の形
態の例が示されており、請求項1、5、6、10、1
1、12に記載された発明に対応するものである。この
実施の形態においては、最初に示した実施の形態におけ
る板厚検出部29の接触点検出方法および接触点検出部
35の構成が異なるので、接触点検出方法、接触点検出
部53の構成および接触点を検出する動作についてのみ
説明し、その他の構成や動作についての重複した説明は
省略する。
【0062】この実施の形態における接触点検出部53
では、下部テーブル7位置およびパンチPと板材Wとの
距離を検出することによりパンチPと板材Wの接触点を
検出するものである。このため、図14に示されている
ように、前述の高さ検出装置9のほかに板材Wまでの距
離を測定する距離センサ55が上部テーブル5の前面に
設けてある。また、図15に示されるように、接触点検
出部53では前述した最初の実施の形態における電圧検
出部39の代わりに距離検出部57が設けられている。
【0063】すなわち、図16に示されるように、スタ
ートして(ステップS11)、一旦下部テーブル7を上
昇させて板材WとパンチPを接触させ、このときの板材
Wまでの距離K0を距離センサ55で計測して、メモリ
27に格納しておく。また、所望の曲げ角度を得るため
のパンチPの送り込み量D0を予め求めておく(ステッ
プS12)。
【0064】以上の準備が完了したら下部テーブル7を
上昇させて曲げ加工を行う(ステップS13)。このと
き、距離センサ55により板材Wまでの距離を測定し
(ステップS14)、距離センサ55が変位量K0を検
出するまで下部テーブル7の移動を続ける。一方、距離
センサ55が変位量K0を検出した場合には(ステップ
S15)、その点が接触点でありこれを基準としてさら
に高さ検出装置9がD0を検出するまで下部テーブル7
を送る(ステップS16)。高さ検出装置9がD0を検
出すると曲げが完了する(ステップS17)。
【0065】以上説明したように、パンチPと板材Wの
接触点が明確に把握されるので、正確な角度での曲げ加
工を行うことができる。
【0066】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、前述した各
実施の形態においては下部テーブル7に装着されたダイ
Dを上昇させるタイプのプレスブレーキ1について説明
したが、パンチPを下降させる場合でも全く同様であ
る。
【0067】また、下部テーブル7の移動手段として油
圧シリンダ13を用いたが、駆動モータおよびボールネ
ジ・ナットを用いる場合でも適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による発
明の曲げ加工機における板厚検出方法では、上部テーブ
ルと下部テーブルを相対的に接近させることによりパン
チとダイの協働で板材の曲げ加工を行う際に、上部テー
ブルと下部テーブルを接近させてパンチと板材との接触
点を検出し、この接触点の位置とダイの位置との関係か
ら板材の板厚を検出するので、加工中において自動で正
確な板厚を検出することができる。これに伴い、正確な
角度での曲げ加工が可能になる。
【0069】請求項2による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法では、連結板に設けられたセンサがパンチ
の移動の加速度の変化を検出し、パンチが板材に接触し
て減速する点を接触点として検出するので、接触点が明
確に検出され、これに伴い正確な板厚が検出できる。
【0070】請求項3による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法では、パンチが板材に接触すると移動して
いる上部テーブルまたは下部テーブルが減速することに
基づいて接触点を検出するので、接触点が明確に検出さ
れ、これに伴い正確な板厚が検出できる。
【0071】請求項4による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法では、パンチが板材と接触する際に発生す
る衝撃を加速度センサが検知し、この点を接触点として
検出するので、接触点が明確に検出され、これに伴い正
確な板厚が検出できる。
【0072】請求項5による発明の曲げ加工機における
板厚検出方法では、距離センサが板材までの距離を測定
し、予め測定しておいたパンチ先端までの距離と一致し
た点を接触点として検出するので、接触点が明確に検出
され、これに伴い正確な板厚が検出できる。
【0073】請求項6による発明の曲げ加工機の板厚検
出装置では、接触点検出手段がパンチと板材との接触点
を明確に検出し、板厚算出部が前記接触点の位置とダイ
の位置との関係から板材の板厚を検出するので、正確な
板厚を検出することができる。これに伴い、正確な角度
の曲げ加工が可能になる。
【0074】請求項7による発明の曲げ加工機の板厚検
出装置では、連結板に設けられているセンサがパンチの
移動の加速度の変化量を検出し、このセンサからの信号
に基づいて演算部がパンチと板材との接触点を検出する
ので、接触点を正確に検出でき、正確な板厚を検出する
ことができる。
【0075】請求項8による発明の曲げ加工機における
板厚検出装置では、変位計が上部テーブルまたは下部テ
ーブルのうち移動側の位置を測定し、演算部が所定時間
内に移動する距離を求め、移動速度の変化からパンチと
板材の接触点を検出するので、接触点を正確に検出で
き、正確な板厚を検出することができる。
【0076】請求項9による発明の曲げ加工機における
板厚検出装置では、上部テーブルまたは下部テーブルに
設けられた加速度センサが上部テーブルまたは下部テー
ブルの加速度を測定し、演算部が加速度センサよりの信
号から上部テーブルまたは下部テーブルに生じた衝撃を
検出してこの衝撃が生じた点をパンチが板材に接触した
接触点として検出するので、接触点を正確に検出でき、
正確な板厚を検出することができる。
【0077】請求項10による発明の曲げ加工機におけ
る板厚検出装置では、上部テーブルに設けられた距離セ
ンサが板材までの距離を測定し、演算部が前記測定され
た距離が予めわかっているパンチ先端までの距離と一致
した点を接触点として検出するので、接触点を正確に検
出でき、正確な板厚を検出することができる。
【0078】請求項11の発明による曲げ加工機におけ
る曲げ加工方法では、上部テーブルと下部テーブルを相
対的に接近させることによりパンチとダイの協働で板材
の曲げ加工を行う際に、パンチと板材が接触する接触点
を検出すると共に、予めその板厚に対する送り込み量が
わかっている場合にはその送り込み量を、または請求項
1記載の板厚検出方法で求めた板厚に対する送り込み量
を算出してこの送り込み量だけ前記接触点の位置からさ
らに送り込むので、正確に所望の角度で板材を曲げ加工
することができる。
【0079】また、請求項12による発明の曲げ加工機
では、上部テーブルと下部テーブルを相対的に接近させ
ることによりパンチとダイの協働で板材の曲げ加工を行
う際に、請求項6記載の板厚検出装置がパンチと板材と
の接触点を検出すると共に板厚を検出するので、前記接
触点からこの板厚に対して予め得られている送り込み量
だけさらにパンチを相対的に送り込んで曲げ加工を行
う。あるいは、前記板厚検出装置で得られた板厚に対す
る送り込み量を算出して、得られた送り込み量だけ前記
接触点からさらにパンチを相対的に送り込んで曲げ加工
を行うので、板材の板厚が変化した場合でも板厚に対応
して正確な角度で曲げ加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる曲げ加工機における曲げ加工
方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】曲げ加工機としてのプレスブレーキの全体を示
す斜視図である。
【図3】中間板のネジ穴に取付けられたピエゾセンサを
示す説明図である。
【図4】最初の実施の形態における荷重のパターンおよ
びピエゾセンサによる検出値を示すグラフである。
【図5】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図6】接触点検出部の電圧検出部を示す回路図であ
る。
【図7】別の実施の形態における接触点検出部を示すブ
ロック図である。
【図8】接触点検出部の作用を示すグラフである。
【図9】実際の曲げ加工における測定結果を示すグラフ
である。
【図10】実際の曲げ加工における測定結果を示すグラ
フである。
【図11】さらに別の実施の形態を示す説明図である。
【図12】この実施の形態における接触点検出部を示す
ブロック図である。
【図13】加速度ピックアップにより検出された振動を
示すグラフである。
【図14】さらに別の実施の形態を示す説明図である。
【図15】この実施の形態における接触点検出部を示す
ブロック図である。
【図16】この実施の形態における曲げ加工の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(曲げ加工機) 5 上部テーブル 7 下部テーブル 11 中間板(連結板) 15 制御装置 19 ピエゾセンサ(センサ) 35 接触点検出部(接触点検出手段) 37 板厚算出部 41 演算部 47 加速度ピックアップ(加速度センサ) 55 距離センサ P パンチ D ダイ W 板材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチを装着した上部テーブルおよびダ
    イを装着した下部テーブルを相対的に接近させることに
    よりパンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う曲
    げ加工機であって、前記上部テーブルおよび下部テーブ
    ルを接近させて前記パンチと板材との接触点を検出し、
    この接触点の位置とダイの位置との関係から板材の板厚
    を検出することを特徴とする曲げ加工機における板厚検
    出方法。
  2. 【請求項2】 前記接触点を、前記パンチを上部テーブ
    ルに装着する連結板に設けられたセンサによりパンチの
    移動の加速度の変化量を求めて検出することを特徴とす
    る請求項1記載の曲げ加工における板厚検出方法。
  3. 【請求項3】 前記接触点を、前記上部テーブルまたは
    下部テーブルのうちの移動側の位置を随時検出し、所定
    時間経過後における移動距離から接近速度を検出し、こ
    の検出された接近速度の変化から検出することを特徴と
    する請求項1記載の曲げ加工における板厚検出方法。
  4. 【請求項4】 前記接触点を、前記上部テーブルまたは
    下部テーブルに設けられた加速度センサによりパンチと
    板材との接触時における衝撃を検出することにより検出
    することを特徴とする請求項1記載の曲げ加工における
    板厚検出方法。
  5. 【請求項5】 前記接触点を、前記上部テーブルに設け
    られた距離センサが板材までの距離を検出し、予めわか
    っているパンチ先端までの距離と比較することにより検
    出することを特徴とする請求項1記載の曲げ加工におけ
    る板厚検出方法。
  6. 【請求項6】 パンチを装着した上部テーブルおよびダ
    イを装着した下部テーブルを相対的に接近させることに
    よりパンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う曲
    げ加工機であって、前記上部テーブルおよび下部テーブ
    ルを接近させて前記パンチと板材との接触点を検出する
    接触点検出手段と、この接触点検出手段からの信号とダ
    イの位置との関係から板材の板厚を検出する板厚算出部
    と、を備えてなることを特徴とする曲げ加工機における
    板厚検出装置。
  7. 【請求項7】 前記接触点検出手段が、前記パンチを上
    部テーブルに装着する連結板に設けられると共に前記パ
    ンチの移動の加速度の変化量を検出するセンサと、この
    センサからの信号によりパンチと板材の接触点を検出す
    る演算部と、を備えてなることを特徴とする請求項6記
    載の曲げ加工機における板厚検出装置。
  8. 【請求項8】 前記接触点検出手段が、前記上部テーブ
    ルまたは下部テーブルのうちの移動側の位置を随時検出
    する変位計と、この変位計からの信号により所定時間経
    過後における移動距離を検出すると共にこの検出された
    移動距離の変化からパンチと板材の接触点を検出する演
    算部と、を備えてなることを特徴とする請求項6記載の
    曲げ加工機における板厚検出装置。
  9. 【請求項9】 前記接触点検出手段が、前記上部テーブ
    ルまたは下部テーブルに設けられた加速度センサと、こ
    の加速度センサからの信号によりパンチと板材との接触
    時における衝撃を検出してパンチと板材の接触点を検出
    する演算部と、を備えてなることを特徴とする請求項6
    記載の曲げ加工機における板厚検出装置。
  10. 【請求項10】 前記接触点検出手段が、前記上部テー
    ブルに設けられて板材までの距離を検出する距離センサ
    と、この距離センサからの信号と予めわかっているパン
    チ先端までの距離とを比較することによりパンチと板材
    の接触点を検出する演算部と、を備えてなることを特徴
    とする請求項6記載の曲げ加工機における板厚検出装
    置。
  11. 【請求項11】 パンチを装着した上部テーブルおよび
    ダイを装着した下部テーブルを相対的に接近させること
    によりパンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う
    曲げ加工機であって、請求項1記載の板厚検出方法で用
    いられた接触点を検出し、予め得られている所定の送り
    込み量だけあるいは前記板厚検出方法で得られた板厚に
    対する送り込み量を算出しこの算出された送り込み量だ
    け前記接触点からさらに接近させて曲げ加工を行うこ
    と、を特徴とする曲げ加工機における曲げ加工方法。
  12. 【請求項12】 パンチを装着した上部テーブルおよび
    ダイを装着した下部テーブルを相対的に接近させること
    によりパンチおよびダイの協働で板材に曲げ加工を行う
    曲げ加工機であって、請求項6記載の板厚検出装置と、
    前記板厚検出装置で用いられた接触点から予め得られて
    いる所定の送り込み量だけあるいは前記板厚検出装置に
    より得られた板厚に対する送り込み量を算出してこの算
    出された送り込み量だけさらにパンチを送り込むべく指
    令する制御装置と、を備えてなることを特徴とする曲げ
    加工機。
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