JP3363375B2 - 基板搬送装置および基板処理装置 - Google Patents

基板搬送装置および基板処理装置

Info

Publication number
JP3363375B2
JP3363375B2 JP8829298A JP8829298A JP3363375B2 JP 3363375 B2 JP3363375 B2 JP 3363375B2 JP 8829298 A JP8829298 A JP 8829298A JP 8829298 A JP8829298 A JP 8829298A JP 3363375 B2 JP3363375 B2 JP 3363375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
unit
cover
processing
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8829298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11274263A (ja
Inventor
真也 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP8829298A priority Critical patent/JP3363375B2/ja
Publication of JPH11274263A publication Critical patent/JPH11274263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363375B2 publication Critical patent/JP3363375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばLCD基板
等の基板を搬送する基板搬送装置およびそのような基板
搬送装置を用いた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD)の製造にお
いては、ガラス製のLCD基板にフォトレジスト液を塗
布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応してレ
ジスト膜を露光し、これを現像処理するという、いわゆ
るフォトリソグラフィー技術により回路パターンが形成
される。
【0003】従来より、このような一連の塗布・現像処
理は、これらの処理を行うための各処理装置を一体化し
たシステムにより行われており、このようなシステムで
は、洗浄処理、塗布処理、現像処理、加熱処理等の各処
理を行う各処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う
ための搬送装置が設けられている。
【0004】このような搬送装置は、複数の処理ユニッ
ト間に延在された搬送路に沿って移動自在に設けられた
搬送アームを備えており、この搬送アームは、カセット
ステーションから受け取った処理前の基板を各処理ユニ
ットに搬送して、各処理ユニット内に基板を受け渡し、
処理後の基板を各処理ユニットから受け取り、複数の処
理ユニットにおいて処理を終えた基板をカセットステー
ションに戻すようになっている。
【0005】また、このような塗布・現像処理システム
では、各処理ユニットの作業用のカバーをオペレータが
開けることがあるが、このような場合、搬送アームは、
基板の搬送を停止することなく継続し、各処理ユニット
に基板を搬入すると共に各処理ユニットから基板を搬送
するようになっている。また、システム全体に対するイ
ンターロック装置が設けてあることもあり、この場合に
は、オペレータが各処理ユニットの作業用のカバーを開
けたとき、搬送アームを停止させるだけでなく、各処理
ユニットの動作も停止させ、システム全体を停止するよ
うになっている。
【0006】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オペレ
ータが各処理ユニットの作業用のカバーを開けたとき、
搬送アームが基板の搬送を停止することなく継続する場
合には、作業用のカバーが開けられた処理ユニット内
で、搬送アームが基板を搬送しながら作業者に接触する
等のトラブルを招くおそれがある。また、インターロッ
ク装置が設けられている場合には、搬送アームだけでな
く、各処理ユニットの動作も停止し、システム全体が停
止してしまうため、オペレータが単に作業用のカバーを
開けたに過ぎないにもかかわらず、システム全体を再度
立ち上げるのに時間を要し、スループットが低下してし
まう。
【0008】
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、オペレータが各処理ユニットの作業用のカバ
ーを開けた場合に、安全にかつスループットを低下する
ことなく基板の搬送を停止することができる基板搬送装
置およびそれを用いた基板処理装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明は、基板に対して所定の処理を行い、開閉
可能なカバーで覆われた複数の処理ユニットに沿って設
けられた搬送路を移動し、これら複数の処理ユニットに
対する基板の搬送を行う基板搬送装置であって、搬送路
に沿って移動可能な本体と、前記基板を支持し、前記複
数の処理ユニットに対する基板の搬入出を行う搬送アー
ムと、前記各処理ユニットのカバーが開かれた際に、こ
のカバーの開成を検出して検出信号を出力する検出手段
と、この検出信号を受け取り、その検出信号に基づい
て、前記搬送アームが当該カバーが開かれた処理ユニッ
トに対して基板搬出入のためにアクセスしていれば前
搬送アームの動作を停止させる制御手段とを具備する
ことを特徴とする基板搬送装置を提供する。
【0012】第2発明は、第1発明の基板搬送装置にお
いて、前記制御手段は、各処理ユニットに制御信号を送
受信して各処理ユニットを制御するための複数のユニッ
トコントローラと、複数のユニットコントローラを夫々
ブロック毎に収納した複数のブロックコントローラと、
これらブロックコントローラに収納された複数のユニッ
トコントローラに制御信号を送受信してこれらユニット
コントローラを制御するためのメインコントローラと、
を有することを特徴とする基板搬送装置を提供する。
【0013】第3発明は、第2発明の基板搬送装置にお
いて、前記カバー開成の検出信号は、ユニットコントロ
ーラに入力されてメインコントローラに送られ、カバー
が開かれた処理ユニットに基板を搬入出している搬送ア
ームの停止信号が生起され、この停止信号がその搬送ア
ームを制御する搬送装置コントローラに送られ、その搬
送アームが停止されることを特徴とする基板搬送装置を
提供する。
【0014】第4発明は、第1発明ないし第3発明のい
ずれかの基板搬送装置において、前記検出手段は、カバ
ーの開閉を検出するマグネットセンサーであることを特
徴とする基板搬送装置を提供する。
【0015】第5発明は、搬送路と、搬送路に沿って設
けられ、基板に対して所定の処理を行う複数の処理ユニ
ットと、各処理ユニットを覆う開閉可能なカバーと、各
処理ユニットに対して基板の搬送を行う基板搬送装置と
を具備し、前記基板搬送装置は、搬送路に沿って移動可
能な本体と、前記基板を支持し、前記複数の処理ユニッ
トに対する基板の搬入出を行う搬送アームと、前記各処
理ユニットのカバーが開かれた際に、このカバーの開成
を検出して検出信号を出力する検出手段と、この検出信
を受け取り、その検出信号に基づいて、前記搬送アー
ムが当該カバーが開かれた処理ユニットに対して基板
搬出入のためにアクセスしていれば前記搬送アームの動
作を停止させる制御手段とをすることを特徴とする基
板処理装置を提供する。
【0016】第6発明は、第5発明の基板処理装置にお
いて、前記基板搬送装置の制御手段は、各処理ユニット
に制御信号を送受信して各処理ユニットを制御するため
の複数のユニットコントローラと、複数のユニットコン
トローラを夫々ブロック毎に収納した複数のブロックコ
ントローラと、これらブロックコントローラに収納され
た複数のユニットコントローラに制御信号を送受信して
これらユニットコントローラを制御するためのメインコ
ントローラと、を有することを特徴とする基板処理装置
を提供する。
【0017】第7発明は、第6発明の基板処理装置にお
いて、前記カバー開成の検出信号は、ユニットコントロ
ーラに入力されてメインコントローラに送られ、カバー
が開かれた処理ユニットに基板を搬入出している搬送ア
ームの停止信号が生起され、この停止信号がその搬送ア
ームを制御する搬送装置コントローラに送られ、その搬
送アームが停止されることを特徴とする基板処理装置を
提供する。
【0018】第8発明は、第5発明ないし第7発明のい
ずれかの基板処理装置において、前記基板搬送装置の検
出手段は、カバーの開閉を検出するマグネットセンサー
であることを特徴とする基板処理装置を提供する。
【0019】
【0020】第1発明および第5発明によれば、各処理
ユニットのカバーが開かれた場合、検出手段によりカバ
ーの開成が検出され、制御手段がこの信号を受け取る
と、その検出信号に基づいて、搬送アームが当該カバー
が開かれた処理ユニットに対して基板搬出入のために
アクセスしていれば前記搬送アームの動作停止さ
ようになっているので、処理ユニット内で搬送アームが
基板を搬送しながらオペレータに接触する等のトラブル
を招くことがなく、またインターロック装置のようにシ
ステム全体を停止するものではないため、搬送アームが
処理ユニットにアクセス中の場合にのみ搬送アームの動
作を停止することができ、システム全体の立ち上げに時
間を要してスループットを低下させることもない。
【0021】実際には、第2発明、第3発明、第6発明
および第7発明のように、ユニットコントローラ、ブロ
ックコントローラ、およびメインコントローラを備えた
制御手段において、カバー開成の検出信号は、ユニット
コントローラに入力されてメインコントローラに送ら
れ、カバーが開かれた処理ユニットに基板を搬入出して
いる搬送アームの停止信号が生起され、この停止信号が
その搬送アームを制御する搬送装置コントローラに送ら
れ、その搬送アームが確実に停止される。
【0022】第4発明または第8発明によれば、検出手
段は、カバーの開閉を検出するマグネットセンサーであ
るため、カバーの開閉を極めて正確にかつ簡易に検出す
ることができる。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用
されるLCD基板の塗布・現像処理システムを示す平面
図である。
【0025】この塗布・現像処理システムは、複数の基
板Gを収容するカセットCを載置するカセットステーシ
ョン1と、基板Gにレジスト塗布および現像を含む一連
の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理部
2と、露光装置(図示せず)との間で基板Gの受け渡し
を行うためのインターフェース部3とを備えており、処
理部2の両端にそれぞれカセットステーション2および
インターフェース3が配置されている。
【0026】カセットステーション1は、カセットCと
処理部2との間でLCD基板の搬送を行うための搬送機
構10を備えている。そして、カセットステーション1
においてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機
構10はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路
10a上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬送
アーム11によりカセットCと処理部2との間で基板G
の搬送が行われる。
【0027】処理部2は、前段部2aと中段部2bと後
段部2cとに分かれており、それぞれ中央に搬送路1
2、13、14を有し、これら搬送路の両側に各処理ユ
ニットが配設されている。そして、これらの間には中継
部15、16が設けられている。
【0028】前段部2aは、搬送路12に沿って移動可
能な主搬送装置17を備えており、搬送路12の一方側
には、2つの洗浄ユニット(SCR)21a、21bが
配置されており、搬送路12の他方側には紫外線照射・
冷却ユニット(UV/COL)25、それぞれ上下2段
に積層されてなる加熱処理ユニット(HP)26および
冷却ユニット(COL)27が配置されている。
【0029】また、中段部2bは、搬送路13に沿って
移動可能な主搬送装置18を備えており、搬送路13の
一方側には、レジスト塗布処理ユニット(CT)22お
よび基板Gの周縁部のレジストを除去するエッジリムー
バー(ER)23が一体的に設けられており、搬送路1
3の他方側には、二段積層されてなる加熱処理ユニット
(HP)28、加熱処理ユニットと冷却処理ユニットが
上下に積層されてなる加熱処理・冷却ユニット(HP/
COL)29、およびアドヒージョン処理ユニットと冷
却ユニットとが上下に積層されてなるアドヒージョン処
理・冷却ユニット(AD/COL)30が配置されてい
る。
【0030】さらに、後段部2cは、搬送路14に沿っ
て移動可能な主搬送装置19を備えており、搬送路14
の一方側には、3つの現像処理ユニット24a、24
b、24cが配置されており、搬送路14の他方側には
上下2段に積層されてなる加熱処理ユニット31、およ
び加熱処理ユニットと冷却処理ユニットが上下に積層さ
れてなる2つの加熱処理・冷却ユニット(HP/CO
L)32、33が配置されている。
【0031】なお、処理部2は、搬送路を挟んで一方の
側に洗浄処理ユニット21a、レジスト処理ユニット2
2、現像処理ユニット24aのようなスピナー系ユニッ
トのみを配置しており、他方の側に加熱処理ユニットや
冷却処理ユニット等の熱系処理ユニットのみを配置する
構造となっている。
【0032】また、中継部15、16のスピナー系ユニ
ット配置側の部分には、薬液供給ユニット34が配置さ
れており、さらに主搬送装置の出し入れが可能なスペー
ス35が設けられている。
【0033】上記主搬送装置17は、搬送機構10のア
ーム11との間で基板Gの受け渡しを行うとともに、前
段部2aの各処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬
出、さらには中継部15との間で基板Gの受け渡しを行
う機能を有している。また、主搬送装置18は中継部1
5との間で基板Gの受け渡しを行うとともに、中段部2
bの各処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さら
には中継部16との間の基板Gの受け渡しを行う機能を
有している。さらに、主搬送装置19は中継部16との
間で基板Gの受け渡しを行うとともに、後段部2cの各
処理ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらにはイ
ンターフェース部3との間の基板Gの受け渡しを行う機
能を有している。なお、中継部15、16は冷却プレー
トとしても機能する。
【0034】インターフェース部3は、処理部2との間
で基板を受け渡しする際に一時的に基板を保持するエク
ステンション36と、さらにその両側に設けられた、バ
ッファーカセットを配置する2つのバッファーステージ
37と、2つのバッファーステージ37と、これらと露
光装置(図示せず)との間の基板Gの搬入出を行う搬送
機構38とを備えている。搬送機構38はエクステンシ
ョン36およびバッファステージ37の配列方向に沿っ
て設けられた搬送路38a上を移動可能な搬送アーム3
9を備え、この搬送アーム39により処理部2と露光装
置との間で基板Gの搬送が行われる。
【0035】このように各処理ユニットを集約して一体
化することにより、省スペース化および処理の効率化を
図ることができる。
【0036】このように構成される塗布・現像処理シス
テムにおいては、カセットC内の基板Gが、処理部2に
搬送され、処理部2では、まず、前段部2aの紫外線照
射・冷却ユニット(UV/COL)25で表面改質・洗
浄処理およびその後の冷却された後、洗浄ユニット(S
CR)21a,21bでスクラバー洗浄が施され、加熱
処理ユニット(HP)26の一つで加熱乾燥された後、
冷却ユニット(COL)27の一つで冷却される。
【0037】その後、基板Gは中段部2bに搬送され、
レジストの定着性を高めるために、ユニット30の上段
のアドヒージョン処理ユニット(AD)にて疎水化処理
(HMDS処理)され、冷却ユニット(COL)で冷却
後、レジスト塗布ユニット(CT)22でレジストが塗
布され、エッジリムーバー(ER)23で基板Gの周縁
の余分なレジストが除去される。その後、基板Gは、中
段部2bの中の加熱処理ユニット(HP)の一つでプリ
ベーク処理され、ユニット29または30の下段の冷却
ユニット(COL)で冷却される。
【0038】その後、基板Gは中継部16から主搬送装
置19にてインターフェース部3を介して露光装置に搬
送されてそこで所定のパターンが露光される。そして、
基板Gは再びインターフェース部3を介して搬入され、
現像処理ユニット(DEV)24a,24b,24cの
いずれかで現像処理され、所定の回路パターンが形成さ
れる。現像処理された基板Gは、後段部2cのいずれか
の加熱処理ユニット(HP)にてポストベーク処理が施
された後、冷却ユニット(COL)にて冷却され、主搬
送装置19,18,17および搬送機構10によってカ
セットステーション1上の所定のカセットに収容され
る。
【0039】次に、図2を参照して、LCD基板の塗布
・現像処理システムの制御装置について説明する。図2
は、LCD基板の塗布・現像処理システムの制御ブロッ
ク図である。
【0040】まず、図示しないホストコンピュータがL
CD基板の製造工程全般を統括制御するように構成され
ており、このホストコンピュータにより制御されるメイ
ンコントローラ50は、図1に示す塗布・現像処理シス
テム全体を制御するように構成されている。
【0041】このメインコントローラ31の下位制御と
して、図1に示す処理部2の前段部分2a、中段部2
b、および後段部分2cのブロックに対応するように分
けられた3個のブロックコントローラ55a,55b,
55cが設けられている。
【0042】処理部2の前段部2aに対応するブロック
コントローラ55a内には、この前段部分2aの各処理
ユニットに制御信号を送受信して各処理ユニットを制御
するための複数のユニットコントローラが収納されてい
る。すなわち、洗浄処理ユニット(SCR)21aを制
御するためのユニットコントローラ51a、洗浄処理ユ
ニット(SCR)21bを制御するためのユニットコン
トローラ51b、………および搬送装置17を制御する
ための搬送装置コントローラ47がブロックコントロー
ラ55a内に収納されている。
【0043】また、中段部2bに対応するブロックコン
トローラ55b内には、この中段部2bの各処理ユニッ
トに制御信号を送受信して各処理ユニットを制御するた
めの複数のユニットコントローラが収納されている。す
なわち、レジスト塗布ユニット(CT)22を制御する
ためのユニットコントローラ52、エッジリムーバー
(ER)23を制御するためのユニットコントローラ5
3、………および搬送装置18を制御するための搬送装
置コントローラ48がブロックコンピュータ55b内に
収納されている。
【0044】さらに、後段部2cに対応するブロックコ
ントローラ55c内には、この後段部2cの各処理ユニ
ットに制御信号を送受信して各処理ユニットを制御する
ための複数のユニットコントローラが収納されている。
すなわち、現像処理ユニット(DEV)24aを制御す
るためのユニットコントローラ54a、現像処理ユニッ
ト(DEV)24bを制御するためのユニットコントロ
ーラ54b、………および搬送装置19を制御するため
の搬送装置コントローラ49がブロックコンピュータ5
5c内に収納されている。
【0045】なお、これらユニットコントローラ51
a,51b,……は、メインコントローラ50から各ブ
ロックコントローラ55a,55b,55cに出力され
た制御信号により制御されるように構成されている。
【0046】次に、図3を参照して、上記一連の処理を
行う際に基板を搬送する主搬送装置について説明する。
図3は上記塗布・現像システムにおける搬送装置の概略
構成を示す斜視図である。
【0047】主搬送装置17は、搬送路12に沿って移
動可能な装置本体41と、装置本体41に対して上下動
および旋回動が可能なベース部材42と、ベース部材4
2上を水平方向に沿ってそれぞれ独立して移動可能な上
下2枚の基板支持アーム43a,43bとを有してい
る。
【0048】このように、装置本体41は、搬送路12
に沿ってY軸方向に移動され、この装置本体41に載置
されたベース部材42は、Z軸方向に上下動されると共
に、θ軸方向に旋回動され、さらに、このベース部材4
2に載置された基板支持アーム43a,43bは、基板
Gを支持しながら各処理ユニット21a,……に対して
X軸方向に進退動されるようになっている。なお、搬送
装置18,19も同様に構成されている。
【0049】次に、図4および図5を参照して、基板支
持アーム43a,43bのX軸駆動機構およびベース部
材42のZ軸上下動機構について説明する。図4は、搬
送装置の基板支持アームの駆動機構およびベース部材の
上下動機構を示す部分断面側面図、図5は、図4のA−
A’矢視による断面図である。なお、装置本体41のY
軸駆動機構およびベース部材42のθ軸旋回機構の構造
については記載を省略する。
【0050】基板支持アーム43a,43bのX軸駆動
機構としては、ベース部材42内にはベース板61が水
平に延在しており、ベース板61の基板支持アーム先端
側の端部の下面には2つのモーター65a,65bが取
り付けられている。モーター65a,65bの回転軸に
は、それぞれプーリー66a,66bが取り付けられて
おり、これらにはそれぞれベルト68a,68bが巻き
掛けられていて、これらベルト68a,68bはベース
板61の上に設けられたプーリー67a,67bにもそ
れぞれ巻き掛けられている。プーリー67a,67bに
は、それぞれプーリー63a,63bがその内側に並列
に固定されている。一方、ベース板61の上の反対側の
端部には、プーリー63a,63bに対応してプーリー
62a,62bが設けられており、プーリー63aと6
2aにはベルト64aが、プーリー63bと62bには
ベルト64bがそれぞれ巻き掛けられている。したがっ
て、モーター65a,65bの回転が、プーリー66
a,66b、ベルト68a,68b、プーリー67a,
67bを介してプーリー63a,63bに伝達され、ベ
ルト64a,64bが駆動される。
【0051】ベース板61の上には、両外側部に一対の
レール72が、その内側に一対のレール74が基板支持
アーム43a,43bの移動方向に沿って設けられてお
り、レール72上をガイド部材71が走行し、レール7
4上をガイド部材73が走行するようになっている。ガ
イド部材71は、下側の基板支持アーム43bをオーバ
ーハングして上側の基板支持アーム43aに連結されて
おり、かつ図示しない連結部材によりベルト64aに連
結されている。また、ガイド部材73は下側の基板支持
アーム43bに連結されており、かつ図示しない連結部
材によりベルト64bに連結されている。したがって、
モーター65aを駆動させることにより上側の基板支持
アーム43aが移動され、モーター65bを駆動させる
ことにより下側の基板支持アーム43bが移動される。
【0052】ベース部材42のZ軸上下動機構として
は、図4に示すように、装置本体41内に、ボールねじ
軸81が垂直方向に回転自在に設けられ、ベース部材4
2と装置本体41とを連結する連結部44内に設けられ
た図示しないボールナットに螺合されている。このボー
ルねじ軸81の下端に設けられたプーリー82には、上
下動駆動用のモータ83のプーリー84との間でベルト
85が掛け渡されている。したがって、上下動駆動用の
モータ83が駆動されると、ベルト85が回転され、ボ
ールねじ軸81が回転されて、連結部44内の図示しな
いボールナットが上下動され、連結部44およびベース
部材42が昇降される。
【0053】さらに、このベース部材42の上下動およ
び旋回動、ならびに基板支持アーム43a,43bの駆
動の際には、大型基板を高スループットでかつ高い搬送
安定性を持って搬送するために、動作の立ち上がりおよ
び停止時にリニアーではなくS字を描くように速度を変
化させるS字駆動を採用している。また、スループット
向上の観点から、一つの動作が終了しないうちに次の動
作をスタートさせるパス動作を採用している。さらに、
搬送安定性の観点から、複数の軸が動く時に、律速する
軸の終点に合わせて他の軸が動く多軸同期、および移動
距離が短い時に加減速値を制御するオートアクセルを採
用している。
【0054】以上のように、上記構成を有する主搬送装
置17は、装置本体41が搬送路12を移動しつつ、ベ
ース部材42が上下動および旋回動することにより、所
定の位置に調整され、基板支持アーム43a,43bに
より、搬送機構10のアーム11との間で基板Gの受け
渡しを行うとともに、前段部2aの各処理ユニットに対
する基板Gの搬入・搬出、さらには中継部15との間で
基板Gの受け渡しを行うようになっている。
【0055】主搬送装置18も同様に、装置本体41が
搬送路13を移動しつつ、ベース部材42が上下動およ
び旋回動することにより、所定の位置に調整され、基板
支持アーム43a,43bにより、中継部15との間で
基板Gの受け渡しを行うとともに、中段部2bの各処理
ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらには中継部
16との間の基板Gの受け渡しを行うようになってい
る。
【0056】主搬送装置19も同様に、装置本体41が
搬送路14を移動しつつ、ベース部材42が上下動およ
び旋回動することにより、所定の位置に調整され、基板
支持アーム43a,43bにより、中継部16との間で
基板Gの受け渡しを行うとともに、後段部2cの各処理
ユニットに対する基板Gの搬入・搬出、さらにはインタ
ーフェース部3との間の基板Gの受け渡しを行うように
なっている。
【0057】次に、図2を参照して、LCD基板の塗布
・現像処理システムの制御装置において、搬送装置1
8,19を停止する場合、および、処理ユニット21,
22……の処理時間を演算する場合について説明する。
【0058】本実施の形態では、システム全体がカバー
で覆われており、スピナー系の処理ユニット21a,2
1b,22,23,24a,24b,24cには、この
カバーを開閉するための扉が設けられていて、これら扉
の開閉を検出するためのマグネットセンサー56(検出
手段)が設けられている。そして、いずれかのカバーが
開かれた際に、マグネットセンサー56により検出され
たカバー開の信号が、ユニットコントローラ51a,5
1b,52,53,54a,54bのうちカバーが開か
れた処理ユニットに対応するものに入力されるように構
成されている。
【0059】各ユニットコントローラ51a,51b,
52,53,54a,54b,に入力された検出信号
は、メインコントローラ50に送られ、主搬送装置1
7,18,19を停止させる必要がある場合に、このメ
インコントローラ50において、搬送装置の停止制御信
号が生起されて、その信号が搬送装置コントローラ4
7,48,49に送られ、主搬送装置17,18,19
が停止されるようになっている。具体的には、主搬送装
置17,18,19がある処理ユニットにアクセスして
いる際に、メインコントローラ50がその処理ユニット
のカバー開の信号を受け取ると、メインコントローラ5
0から、アクセスしている搬送装置に対応する搬送装置
コントローラに停止信号が出力され、そのアクセスして
いる搬送装置が停止される。
【0060】例えば、中段部2bを例にとって説明する
と、図6に示すように、レジスト塗布ユニット(CT)
22およびエッジリムーバー(ER)23は、カバー9
1で覆われ、その側面にスライド式に開閉可能な扉92
を有しており、この扉92の開閉部分にマグネットセン
サー56が設けられている。図7の(a)に示すよう
に、マグネットセンサー56はマグネット94と検出部
95とから構成され、扉92にマグネット94が取り付
けられ、扉92の支持部93に検出部95が取り付けら
れており、扉92が開くと、つまりカバー91が開状態
になると、図7の(b)に示すように、閉状態では検出
部95に近接していたマグネット94が検出部95から
離隔して検出部95によって検出される磁界が変化する
ため、扉92が開いたことが検出される。この開信号が
メインコントローラ50に出力され、扉の開いた処理ユ
ニット、すなわちレジスト塗布ユニット(CT)22ま
たはエッジリムーバー(ER)23に主搬送装置18が
アクセスしていれば、メインコントローラ50から搬送
装置コントローラ48へ停止制御信号が出力されて主搬
送装置18の動作が停止される。
【0061】このように、本実施の形態では、処理ユニ
ット21a,21b,22……のうちいずれかのカバー
が開かれた場合、このカバーが開かれた処理ユニットに
アクセスしている主搬送装置の動作が停止されるように
なっているため、処理ユニット21a,21b,22…
…内で、オペレータが搬送アームと接触するといったト
ラブルが生じない。また、インターロック装置のように
システム全体を停止するものではないため、処理ユニッ
ト21a,21b,22……にアクセス中の主搬送装置
のみを停止することができ、システム全体の立ち上げに
時間を要することによるスループットの低下もない。
【0062】また、カバーの開閉をマグネットセンサー
56により検出しているため、カバーの開閉を極めて正
確にかつ簡易に検出することができる。
【0063】一方、本実施の形態では、各ユニットコン
トローラ51a,51b,52……に時間パルス信号を
入力するためのタイマー57が設けられている。このタ
イマー57は、各ユニットコントローラ51a,51
b,52……と同一のボード上に配置されている。
【0064】このタイマー57からの時間パルス信号に
基づいて、各処理ユニット21a,21b,22……の
処理時間を演算し、各処理ユニットの処理能力の評価を
行っている。
【0065】具体的には、各ユニットコントローラ51
a,51b,52……が各処理ユニット21a,21
b,22……の基板Gの受入体制を確認し、この確認し
た時点から、タイマー57からの時間パルス信号に基づ
いて、処理時間の演算を開始する。
【0066】次いで、搬送装置17,18,19により
基板Gを各処理ユニット21a,21b,22……に搬
入し、基板Gに所定の処理を施し、搬送装置17,1
8,19により処理後の基板Gを各処理ユニット21,
22……から搬出する。
【0067】このように基板Gを搬出した際に、各ユニ
ットコントローラ51a,51b,52……各処理ユニ
ット21a,21b,22……に、基板Gの処理の完了
を確認する。この処理完了の確認と共に、時間パルス信
号に基づく処理時間の演算を終了する。これにより、各
処理ユニット21a,21b,22……の処理時間を得
る。
【0068】このように、本実施の形態では、各処理ユ
ニット21a,21b,22……の処理時間をソフトウ
エアにより自動的に得るため、処理時間をオペレータが
ストップウオッチで計測している場合のように、計測す
る作業者の個人差により処理時間を正確に計測できない
といったことがなく、また、オペレータの目視により計
測しているものでないため、カバー等により被覆されて
いて目視できない部分での動作時間をも計測することが
でき、さらに、測定作業そのものに多大な時間と労力を
必要とするといったことがない。したがって、各処理ユ
ニットの処理時間を正確かつ詳細に計測することができ
る。
【0069】また、各ユニットコントローラ51a,5
1b,52……で演算された各処理ユニット21a,2
1b,22……の処理時間をメインコントローラ50に
送り、このメインコントローラ50において、各処理ユ
ニットの処理時間を集計し、塗布・現像処理システム全
体の処理時間を把握するようにすることもできる。
【0070】次に、他の実施形態について説明する。上
記実施形態では、スピナー系の処理ユニットのカバーを
開閉可能に設けたが、加熱処理ユニット(HP)や冷却
ユニット(COL)、アドヒージョン処理ユニット(A
D)等の熱系ユニットはカバーを開閉することができな
い例について示したが、本実施形態ではカバーの開閉が
可能な熱系ユニットを用いた例について示す。
【0071】熱系ユニットは、上述したように上下2段
に積層されて構成されており、いずれもほぼ同様な構造
を有している。例えば、加熱処理ユニット26は図8の
ように構成されている。すなわち、この加熱処理ユニッ
ト26は、上段ユニット26aと下段ユニット26bが
共通のボックス100にはめ込まれている。上段ユニッ
ト26aの外側は筐体101aと開閉可能な天板102
aで覆われており、下段ユニット26bの外側は筐体1
01bと開閉可能な天板102bで覆われている。すな
わち、筐体101a,101bおよび天板102a,1
02bはこれらユニット26a,26bのカバーを構成
している。
【0072】上段ユニット26aの内部には、台部材1
05aに載せられた状態で熱板103aが設けられてお
り、その上に基板Gが載置されて加熱処理されるように
なっている。熱板103aの周囲には、加熱の均一性を
高めるために基板Gを囲うことが可能なシャッター10
4aが上下動可能に設けられている。また、天板102
aには加熱された空気を排気する通路106aが形成さ
れている。下段ユニット26bも同様に、台部材105
bに載せられた状態で熱板103bが設けられており、
その周囲にシャッター104bが上下動可能に設けられ
ている。また、天板102bにも空気の通路106bが
設けられている。
【0073】天板102aおよび102bは、それぞれ
筐体101aおよび101bに対してスライド可能に設
けられており、これらを引き出すことにより、カバーが
開状態となる。本実施形態では、このような天板102
a,102bの開成をマグネットセンサー(検出手段)
110で検出する。
【0074】上段ユニット26aを例にとって説明する
と、図9の(a)に示すように、マグネットセンサー1
10はマグネット111と検出部112とから構成され
ており、天板102aにマグネット94が取り付けら
れ、筐体101aに検出部112が取り付けられてお
り、天板102aが引き出されると、つまりカバーが開
状態になると、図9の(b)に示すように、閉状態では
検出部112に近接していたマグネット111が検出部
112から離隔して検出部112によって検出される磁
界が変化するため、天板102aが開いたことが検出さ
れる。この開信号がメインコントローラ50に出力さ
れ、このユニットに主搬送装置17がアクセスしていれ
ば、メインコントローラ50から搬送装置コントローラ
47へ停止制御信号が出力されて主搬送装置18の動作
が停止される。下段ユニット26bも全く同様である。
【0075】このように、本実施形態では熱系ユニット
のカバーが開になった際にも、上述した実施形態と同様
にしてそのユニットにアクセスしている主搬送装置を停
止させるので、熱系ユニットでの予期せぬトラブルを防
止することができる等、同様の効果を得ることができ
る。
【0076】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、本発明をレジスト塗布・現像システムに適用した
例を示したが、これに限らず他の処理に適用することも
できる。また、上記実施形態においては、基板としてL
CD基板を用いた場合について示したが、これに限らず
他の基板の処理の場合にも適用可能であることはいうま
でもない。
【0077】以上説明したように、第1発明および第5
発明によれば、各処理ユニットのカバーが開かれた場
合、検出手段によりカバーの開成が検出され、制御手段
がこの信号を受け取ると、その検出信号に基づいて、
送アームが当該カバーが開かれた処理ユニットに対して
基板搬出入のためにアクセスしていれば前記搬送アー
ムの動作停止さるようになっているので、処理ユニ
ット内で搬送アームが基板を搬送しながらオペレータに
接触する等のトラブルを招くことがなく、またインター
ロック装置のようにシステム全体を停止するものではな
いため、搬送アームが処理ユニットにアクセス中の場合
にのみ搬送アームの動作を停止することができ、システ
ム全体の立ち上げに時間を要してスループットを低下さ
せることもない。
【0078】第4発明または第8発明によれば、検出手
段は、カバーの開閉を検出するマグネットセンサーであ
るため、カバーの開閉を極めて正確にかつ簡易に検出す
ることができる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる基板搬送装置が適用される
レジスト塗布・現像システムを示す平面図。
【図2】LCD基板の塗布・現像処理システムの制御ブ
ロック図。
【図3】図1の塗布・現像システムにおける搬送装置を
示す斜視図。
【図4】搬送装置の基板支持アームのX軸駆動機構およ
びベース部材のZ軸上下動機構を示す部分断面側面図。
【図5】図5のA−A’矢視による断面図。
【図6】図1のシステムのスピナー系ユニット側を示す
側面図。
【図7】スピナー系ユニットのカバーを開いた際におけ
るマグネットセンサーの検出原理を説明するための図。
【図8】本発明の他の実施形態が適用される加熱処理ユ
ニットを示す断面図。
【図9】加熱処理ユニットのカバーを開いた際における
マグネットセンサーの検出原理を説明するための図。
【符号の説明】
12,13,14;搬送路 17,18,19;搬送装置 47,48,49;搬送装置コントローラ 21a,21b,22……;各処理ユニット 51a,51b,52……;ユニットコントローラ 50;メインコントローラ 55a,55b,55c;ブロックコントローラ 56,110;マグネットセンサー(検出手段) 57;タイマー 41;搬送装置本体 42;ベース部材 43a,43b;基板支持アーム(搬送アーム) G;基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−136790(JP,A) 特開 平8−118283(JP,A) 特開 平9−36198(JP,A) 特開 平8−110805(JP,A) 特開 平6−344292(JP,A) 特開 平7−312388(JP,A) 特開 平9−306970(JP,A) 実開 昭61−20292(JP,U) 実開 昭59−44678(JP,U) 実開 昭59−174682(JP,U) 実開 昭60−187994(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/06 - 49/07 B25J 13/00 - 13/08 B25J 19/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して所定の処理を行い、開閉可
    能なカバーで覆われた複数の処理ユニットに沿って設け
    られた搬送路を移動し、これら複数の処理ユニットに対
    する基板の搬送を行う基板搬送装置であって、 搬送路に沿って移動可能な本体と、 前記基板を支持し、前記複数の処理ユニットに対する基
    板の搬入出を行う搬送アームと、 前記各処理ユニットのカバーが開かれた際に、このカバ
    ーの開成を検出して検出信号を出力する検出手段と、 この検出信号を受け取り、その検出信号に基づいて、
    記搬送アームが当該カバーが開かれた処理ユニットに対
    して基板搬出入のためにアクセスしていれば前記搬送
    アームの動作を停止させる制御手段とを具備することを
    特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 各処理ユニットに制御信号を送受信して各処理ユニット
    を制御するための複数のユニットコントローラと、 複数のユニットコントローラを夫々ブロック毎に収納し
    た複数のブロックコントローラと、 これらブロックコントローラに収納された複数のユニッ
    トコントローラに制御信号を送受信してこれらユニット
    コントローラを制御するためのメインコントローラと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カバー開成の検出信号は、ユニット
    コントローラに入力されてメインコントローラに送ら
    れ、カバーが開かれた処理ユニットに基板を搬入出して
    いる搬送アームの停止信号が生起され、この停止信号が
    その搬送アームを制御する搬送装置コントローラに送ら
    れ、その搬送アームが停止されることを特徴とする請求
    項2に記載の基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、カバーの開閉を検出す
    るマグネットセンサーであることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載の基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 搬送路と、 搬送路に沿って設けられ、基板に対して所定の処理を行
    う複数の処理ユニットと、 各処理ユニットを覆う開閉可能なカバーと、 各処理ユニットに対して基板の搬送を行う基板搬送装置
    とを具備し、 前記基板搬送装置は、 搬送路に沿って移動可能な本体と、 前記基板を支持し、前記複数の処理ユニットに対する基
    板の搬入出を行う搬送アームと、 前記各処理ユニットのカバーが開かれた際に、このカバ
    ーの開成を検出して検出信号を出力する検出手段と、 この検出信号を受け取り、その検出信号に基づいて、
    記搬送アームが当該カバーが開かれた処理ユニットに対
    して基板搬出入のためにアクセスしていれば前記搬送
    アームの動作を停止させる制御手段とをすることを特
    徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基板搬送装置の制御手段は、 各処理ユニットに制御信号を送受信して各処理ユニット
    を制御するための複数のユニットコントローラと、 複数のユニットコントローラを夫々ブロック毎に収納し
    た複数のブロックコントローラと、 これらブロックコントローラに収納された複数のユニッ
    トコントローラに制御信号を送受信してこれらユニット
    コントローラを制御するためのメインコントローラと、
    を有することを特徴とする請求項5に記載の基板処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記カバー開成の検出信号は、ユニット
    コントローラに入力されてメインコントローラに送ら
    れ、カバーが開かれた処理ユニットに基板を搬入出して
    いる搬送アームの停止信号が生起され、この停止信号が
    その搬送アームを制御する搬送装置コントローラに送ら
    れ、その搬送アームが停止されることを特徴とする請求
    項6に記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記基板搬送装置の検出手段は、カバー
    の開閉を検出するマグネットセンサーであることを特徴
    とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の
    基板処理装置。
JP8829298A 1998-03-18 1998-03-18 基板搬送装置および基板処理装置 Expired - Lifetime JP3363375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8829298A JP3363375B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 基板搬送装置および基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8829298A JP3363375B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 基板搬送装置および基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11274263A JPH11274263A (ja) 1999-10-08
JP3363375B2 true JP3363375B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=13938846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8829298A Expired - Lifetime JP3363375B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 基板搬送装置および基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3363375B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4560321B2 (ja) * 2004-03-31 2010-10-13 株式会社Sen ウエハスキャン装置
JP4252935B2 (ja) * 2004-06-22 2009-04-08 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
JP5415513B2 (ja) * 2011-11-14 2014-02-12 東京エレクトロン株式会社 半導体製造装置、クラスタツール及び半導体製造装置の制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944678U (ja) * 1982-09-09 1984-03-24 マツダ株式会社 溶接ラインの安全装置
JPS59174682U (ja) * 1983-04-30 1984-11-21 シャープ株式会社 マグネツトセンサ−用マグネツト
JPS60187994U (ja) * 1984-05-18 1985-12-12 シャープ株式会社 マグネツトセンサ−用マグネツト
JPS6120292U (ja) * 1984-07-09 1986-02-05 日産自動車株式会社 安全柵
JPH03136790A (ja) * 1989-10-19 1991-06-11 Tokico Ltd ロボットシステムの非常停止回路
JP3136837B2 (ja) * 1993-06-03 2001-02-19 日産自動車株式会社 生産設備のモニタ装置
US5474647A (en) * 1993-11-15 1995-12-12 Hughes Aircraft Company Wafer flow architecture for production wafer processing
JPH08110805A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Kokusai Electric Co Ltd 多連型プロセス装置の制御システム
JPH08118283A (ja) * 1994-10-24 1996-05-14 Hitachi Metals Ltd 産業用ロボットの運用方法
JPH0936198A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Hitachi Ltd 真空処理装置およびそれを用いた半導体製造ライン
JPH09306970A (ja) * 1996-05-10 1997-11-28 Komatsu Ltd ウエハカセット設置装置及びウエハ検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11274263A (ja) 1999-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008174361A (ja) 基板搬送装置
KR100429435B1 (ko) 기판반송장치및그것을이용한기판처리장치
JPH07245285A (ja) 基板処理装置
JPH10144599A (ja) 回転処理装置およびその洗浄方法
KR20060094488A (ko) 처리시스템
JPH0237778Y2 (ja)
KR19990013578A (ko) 기판반송장치 및 그를 이용한 기판처리장치
JP3928902B2 (ja) 基板製造ラインおよび基板製造方法
JP3913420B2 (ja) 基板処理装置およびそのメンテナンス方法
JP3363375B2 (ja) 基板搬送装置および基板処理装置
JP3485990B2 (ja) 搬送方法及び搬送装置
JP3483693B2 (ja) 搬送装置,搬送方法及び処理システム
JP4294837B2 (ja) 処理システム
JP3983481B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理装置における基板搬送方法
KR101031464B1 (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
JP4100585B2 (ja) 半導体製造装置におけるポッド供給装置
JP3908916B2 (ja) 基板処理装置
KR20120026457A (ko) 기판 받아넘김 장치 및 기판 받아넘김 방법
JP3552600B2 (ja) 基板処理装置
JP2001189368A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP3857655B2 (ja) 基板処理装置
JPH08293534A (ja) 被処理体の搬送装置
JP3732388B2 (ja) 処理装置および処理方法
JP2001044119A (ja) レジスト塗布現像処理装置
JP3953259B2 (ja) 基板取り出し機構および基板取り出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141025

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term