JP3136837B2 - 生産設備のモニタ装置 - Google Patents

生産設備のモニタ装置

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JP3136837B2 JP05133527A JP13352793A JP3136837B2 JP 3136837 B2 JP3136837 B2 JP 3136837B2 JP 05133527 A JP05133527 A JP 05133527A JP 13352793 A JP13352793 A JP 13352793A JP 3136837 B2 JP3136837 B2 JP 3136837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばロボットなど
の生産装置の配置状況をモニタ装置が自ら認識してディ
スプレイ上に映し出せるようにした生産設備のモニタ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、生産設備の稼働状態を集中的
に管理して、生産設備の予測保全や故障原因の迅速な究
明を行うことができるようにしてあり、設備の稼働率の
低下に伴う生産性の低下を回避できるようにしてある。
【0003】たとえば、通常は工場内の適当な場所に生
産装置の状態が視覚的に認識できるようにモニタ装置を
設けてあり、工場内の生産装置が故障した場合などには
その生産装置の表示色を他の生産装置との表示色とは異
ならせてその保全の迅速化に供するようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のモニタ装置にあっては、生産設備を構成して
いる各生産装置の配置位置を実際に調査して、その位置
を座標として個々に入力するようになっていたために、
たとえば生産装置のレイアウト変更や増設などの事態が
生じた場合には、その都度、各生産装置の配置位置を再
調査して再入力を行ったり、上記の事態に適合したプロ
グラムの作成やパラメータ変更など行うなどの作業が必
要となっていた。
【0005】また現場との連携なしにレイアウト変更な
どが行われてしまったような場合には、実際の生産装置
の位置とモニタ装置に表示されるその生産装置の位置と
のマッチングがとられておらず、迅速な修復作業が阻害
されることになる。
【0006】本発明はこのような従来の不具合を解消す
るためになされたものであり、生産装置の配置状況を自
動的に把握して、各生産装置の配置位置を自動的に表示
し得る生産設備のモニタ装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、接続されている下位のコンピュータに対す
るすべての制御を担当するメインコントローラと、当該
メインコントローラにそれぞれ接続され、前記メインコ
ントローラからの指令に基いて接続されているさらに下
位のすべてのコンピュータを制御するサブコントローラ
と、当該サブコントローラにそれぞれ接続され、前記サ
ブコントローラからの指令に基いて最下位のすべての生
産装置を制御するユニットコントローラとから構成され
ている生産設備において、前記メインコントローラに対
し、当該メインコントローラが制御しうる最下位のすべ
ての生産装置に対して、当該生産装置を制御するための
IDを出力するように指令を出す通信指令出力手段と、
当該通信指令出力手段からの指令に基き、前記サブコン
トローラからの応答信号,前記ユニットコントローラか
らの応答信号,および前記生産装置からの応答信号の有
無によって、前記サブコントローラ,前記ユニットコン
トローラ,および前記生産装置の有無を判断し、さらに
前記生産装置からの応答信号があった場合には、当該応
答のあった生産装置から当該生産装置の存在位置を示す
キャリブレーションデータを読み出して、当該生産装置
の位置を判断する生産設備判断手段と、当該生産設備判
断手段による判断結果に基いて、前記生産設備の構成状
況を作成する構成状況作成手段と、当該構成状況作成手
段によって作成された構成状況に基き、当該生産設備を
構成する各生産装置の上面配置状況を表示する表示手段
とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】このように構成した本発明にあって、通信指令
出力手段はメインコントローラに対してこのメインコン
トローラが制御しうる最下位のすべての生産装置に対し
て通信すべき指令を出力する。そして、構成状況作成手
段は、この通信指令出力手段からの指令に基くサブコン
トローラ,ユニットコントローラ,生産装置それぞれか
らの通信状態に応じて前記生産設備の構成状況を作成す
る。つまり、通信指令に基いてメインコントローラから
すべての生産装置に対して出力された通信メッセージの
返答の有無によって生産設備としてどのような生産装置
が存在するのか,またそれぞれの生産装置はどの位置に
存在するのかを把握することになる。表示手段は、この
構成状況作成手段によって作成された構成状況に基き、
生産設備を構成する各生産設備の上から見た配置状態を
表示する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明にかかる生産設備のモニタ装置
が適用される設備構成の一例を示した図である。
【0010】この図に示してある生産設備は車両の組み
立て工場などに用いられているものである。
【0011】図示されているようにモニタ装置10に
は、各ステージに配置されている生産装置(ロボット)
を各ステージごとに総括的に制御するメインコントロー
ラー15A,15B,15C,15Eが接続されてお
り、これらのメインコントローラにはさらに下位のコン
ピュータとしてサブコントローラ20A等が接続されて
いる。サブコントローラはメインコントローラからの指
令に基づいて後述のユニットコントローラに対してロボ
ットの動作制御を指令する機能を有しているものであ
る。
【0012】このサブコントローラには、さらに下位の
コンピュータとしてユニットコントローラ25A,25
B等が接続されている。これらの各ユニットコントロー
ラは生産装置であるロボット30A,30B,30Cの
動作をそれぞれ制御するものである。
【0013】上述のメインコントローラ,サブコントロ
ーラ,ユニットコントローラのそれぞれは、最上位のコ
ンピュータである図示されていない生産管理コンピュー
タからの1つの指令に対してそれぞれ階層ごとにことな
るレベルの情報を取り扱うようになっている。たとえば
生産管理コンピュータからある形式のトラックの生産要
請があった場合には、メインコントローラはそのトラッ
クを生産するために必要なサブコントローラを選択し
て、その選択したサブコントローラにどのプログラムを
実行すべきかを指令する。サブコントローラは、このプ
ログラムの実行に際して、やはりそのトラックを生産す
るために必要なユニットコントローラを選択して、選択
したユニットコントローラにどのプログラムを実行すべ
きかを指令する。ユニットコントローラはこのプログラ
ムの実行に際してそのトラックの生産に必要なロボット
の動作を制御してそのトラックの生産をする。
【0014】図2は、モニタ装置10のうち特に本発明
装置の動作説明に必要な部分を抽出したブロック図であ
る。
【0015】CPU11はモニタ装置の中枢を成すもの
であって、通信指令出力手段、生産設備判断手段、及び
構成状況作成手段として機能し、すべての動作制御を司
る部分である。メモリ12はCPU11の演算結果やメ
インコントローラ15A等からの情報を一時記憶するも
のである。ディスク13は、モニタ装置10内に設けら
れた大容量の記憶装置であって、保存の必要とされる情
報を記憶しておくものである。また、ディスプレイ14
は表示手段として機能するものであって、ロボット30
A等の配置状態を表示するものである。
【0016】モニタ装置10がメインコントローラ15
A,15B,15C,15Eなどとの通信を行うために
は、モニタ装置10とそれぞれのメインコントローラ1
5A,15B,15C,15Eとの間に専用の通信基板
を設ける必要があるが、この通信基板に対するアクセス
には通信基板のハード的なアドレスを持つデバイスファ
イルを設定する必要がある。このために、モニタ装置1
0には図2に示すように各通信基板ごとに専用のアドレ
スを設定してある。たとえばメインコントローラ15A
との通信を司る通信基板1には0X0001が、実際に
は存在しないメインコントローラ15Dとの通信を司る
通信基板4には0X0004が割り当てられている。し
たがって、CPU11が通信基板2にアクセスする場合
には、0X0002を指定することになる。
【0017】なお、モニタ装置10自体が何個の通信ポ
ートを実装しているのかの認識は、ポートファイルをオ
ープンして成功した数を調べることによって行ってい
る。
【0018】図3は、モニタ装置10と各メインコント
ローラ15A,15B,15C,15Dなどとの通信を
行う場合の状況を模式的に示した図である。
【0019】モニタ装置10には通信基板1,2,3,
4,5がそれぞれのポート1,2,3,4,5に接続さ
れている。またそれぞれの通信基板1,2,3,4,5
にはメインコントローラ15A,15B,15C,15
D(この図では接続されていない),15Eがそれぞれ
接続されている。それぞれのポートは各通信基盤に関連
づけられたアドレスを有しているので、通信基盤1の動
作を制御するためにはポート1のアドレスをアクセスす
れば良いことになる。
【0020】モニタ装置10が各通信基板を介してアク
セスすることによって、メインコントローラの存在など
を把握することができるようになる。
【0021】つまり、図3に示すようにポート1にアク
セスし、通信基板1を介してメインコントローラ15A
に何番ステージを担当しているのかを質問し、その返答
が帰ってきたら、ポート1には10番ステージを担当し
ているメインコントローラ15Aが存在していることに
なる。同様に、ポート2にアクセスし、通信基板2を介
してメインコントローラ15Bに何番ステージを担当し
ているのかを質問し、その返答が帰ってきたら、ポート
2には20番ステージを担当しているメインコントロー
ラ15Bが存在していることになる。このような処理を
すべてのポートに対して行ってその結果を集計すると、
図4に示すような表を作成することができることにな
る。すなわち、それぞれのポートには何番ステージを担
当しているメインコントローラが接続されているのかを
示すテーブルが作成できることになる。因みに、ポート
4にはメインコントローラが接続されていないのでステ
ージの欄は0になっている。
【0022】次に、モニタ装置10は、図5に示すよう
なモニタプロセスを起動し、OSのプロセス管理テーブ
ル16に書き込まれている通信プロセスのなかからco
m−mainなる文字列のあるプロセスを呼び出して、
通信プロセス管理テーブルを自分自身のなかに作成し、
その後各メインコントローラと通信を行うことになる。
この通信プロセスcon−mainはモニタ装置10と
各メインコントローラ15A等との間のプロトコルを解
釈するプロセスで、コマンドラインから入力されたパラ
メータ(デバイスファイル名,ステージNO)を与えて
ポートごとに起動するものである。
【0023】たとえば、図示されているように、モニタ
プロセスで「com main/dev/port1/
10」を呼び出すと、このcom−meinは通信基板
1を介して#10ステージのメインコントローラ,つま
り、メインコントローラ15Aとの通信を行うことにな
る。この通信を行うに際して、各ステージ担当のcom
−mainは起動時のイニシャル処理で図示のようなメ
ッセージエリアをID1***で開設することになる。
たとえば、「com main/dev/port1/
10」の文字列に対してはメッセージエリア1を割り当
てて、メッセージID1010を開設することになる。
また、「com main/dev/port2/2
0」の文字列に対してはメッセージエリア2を割り当て
て、メッセージID1020を開設することになる。こ
のようなことを順次行っていくことで同図の右側に記さ
れているような通信プロセス管理テーブルを作成する。
このテーブルはステージNOとメッセージIDとの対応
を示したものである。
【0024】この通信プロセス管理テーブルによって、
モニタソフトはモニタリングすべきステージ及びそのス
テージと通信するために情報の授受(リード/ライト)
するメッセージエリアのIDを管理することができるよ
うになる。
【0025】以上説明してきた処理を順次行うことによ
って、設備構成を解釈しモニタリングを行うためのセッ
トアッププロセスが完了することになる。具体的には、
モニタ装置のハード構成のチェック,つまり 1.モニ
タ装置自体に通信ポートが何個実装されているのか、
2.通信ポートとメインコントローラとのコネクション
チェック,どの通信ポートがどのメインコントローラと
接続されているのか、の2つのチェックを行うことにな
る。そして、さらに通信ポートごとに通信プロセスを起
動するという操作も行われることになる。
【0026】次に上記のようにOSにはメッセージID
が各ステージごとに設定されているわけであるが、図1
に示した生産設備の各構成要素においても制御IDが定
義されている。この制御IDは制御を行う場合に用いら
れるIDであり、たとえば、メインコントローラ15A
には制御ID1が定義され、サブコントローラ20A等
には制御ID11〜16が定義され、ユニットコントロ
ーラ25A,25B等には制御ID101〜196が定
義され、ロボット30A,30B等には制御ID201
〜584が定義されている。つまり、制御IDの定義が
ピラミッド形態となっている。なお、本実施例において
は、以下の説明を簡略化するために、生産設備の最上位
のコンピュータとして1台のメインコントローラが存在
し、その下位には最大6台のサブコントローラが存在
し、それぞれのサブコントローラには最大16台までの
ユニットコントローラが存在し、さらにそれぞれのユニ
ットコントローラには最大4台までのロボットが存在す
るものとする。これを模式的に示すと図6に示すように
なる。
【0027】モニタ装置10は生産設備の全体構成を把
握するために、制御ID201〜584のロボットが存
在するものと仮定して各ロボットに対して順番に通信を
行う。この通信の結果、メインコントローラからサブコ
ントローラへの通信時間がタイムアウトしてしまった場
合には、そのサブコントローラ以下の全ユニットコント
ローラ及び全ロボットは存在しないと判断する。また、
ユニットコントローラへの通信時間がタイムアウトして
しまった場合には、そのユニットコントローラ以下の全
ロボットは存在しないものと判断する。さらにロボット
への通信時間がタイムアウトしてしまった場合には、そ
のロボットはないものと判断する。一方、ロボットとの
通信が成功した場合には、そのロボットの制御プログラ
ム内に書き込まれている,そのロボットの存在位置を示
すキャリブレーションデータを読み出す。
【0028】以上のような処理を行うことによって、図
7に示すように、モニタ装置10はメインコントローラ
に接続されているサブコントローラの有無を示すサブコ
ン有無テーブル、ユニコン有無テーブル、ロボット有無
テーブル、ロボット管理テーブルをそれぞれ作成できる
ことになる。図示の結果を見れば、メインコントローラ
には制御ID11〜14が定義されたサブコントローラ
1〜4までが接続され、また、このサブコントローラ1
〜4のそれぞれには何番の制御IDが定義されたユニッ
トコントローラが接続されているか、さらに存在するユ
ニットコントローラには制御ID201〜203,20
7…が定義されたロボットが接続されているのかが自動
的に把握されることになる。また、存在するロボットか
らはキャリブレーションデータが呼び出されるので、図
示のように、制御ID201が定義されたロボットは10
0,200,100 の座標に、制御ID202が定義されたロボ
ットは1200,800,200の座標に それぞれ存在しているこ
とも同時に認識されることになる。
【0029】以上のようにして生産設備の構成がどのよ
うになっているのかを把握することができるわけである
が、最後に以上の処理によって得られたそれぞれのロボ
ットのキャリブレーションデータからその生産設備を上
から見た配置状態を表示手段たるディスプレイ12上に
表示する。この際にはロボット管理テーブルにグラフィ
ックIDを定義して、そのグラフィックIDによって以
降の表示を制御することになる。
【0030】具体的には、このグラフィックIDは次の
ような関数で表わされている。
【0031】 setgcchar(Robotcher,100,200,100,“M01 ” setgcchar(Robotcher,1200,800,300“M02 ” ここに示している関数setgchar は、ディスプレイ上に
ロボットの存在位置を示す四角形の枠を配置するための
関数である。なお、Robotcher は表示キャラクターを示
し、100,200,100,は表示座標を示し、“MO1 ”はロボッ
トの名称をぞれぞれ示している。
【0032】この関数の実行によって、生産設備の配置
状態が自動的にディスプレイ12上に表示されるように
なる。
【0033】そして、この表示中に、たとえば制御ID
として201が定義されているロボットの故障が認識さ
れた場合には、通常は青色で表示されているそのロボッ
トの表示色を赤に変更させる。
【0034】この場合には、changcolor(1001,RED)の命
令を実行することになる。この命令の実行によってグラ
フィックID1001のキャラクタが赤に変わることに
なる。つまり、制御ID201が定義されているロボッ
トを示すM01の表示が青から赤に変化することにな
る。
【0035】以上の処理を示すと図9のようなフローチ
ャートで表わすことができる。まず、モニタ装置10は
その装置自体に通信ポートがいくつ実装されているのか
を判断し(S1)、実装されているそれぞれの通信ポー
トがどのメインコントローラに接続されているのかをチ
ェックする(S2)。モニタ装置10自体が有している
通信ポートのそれぞれにどのメインコントローラが接続
されているのかが把握できたら、各通信ポートごとにプ
ロセスを起動する(S3)。この通信プロセスの起動に
よっていくつのプロセスが動作しているのか、各プロセ
スがそれぞれ何番ステージを担当しているのかを調べる
起動状況調査を実行し、メインコントローラに接続され
ている下位のすべてのコンピュータなどに通信をして、
サブコントローラやユニットコントローラが何台接続さ
れているのかを把握し、通信先の末端がロボットである
時にはそのロボットの配置位置を示すキュリブレーショ
ンデータを読み出す(S4,S5)。次にこのキャリブ
レーションデータに基づいてディスプレイにそれぞれの
ロボットの配置状態を表示する画面を生成し、ロボット
の故障発生などの状況をその画面上に表示する(S6,
S7)。
【0036】このように本実施例によれば、モニタ装置
10が自動的に生産設備の構成要素を把握して、末端の
構成要素であるロボットがそれぞれどの位置に存在して
いるのかを把握し、これに基づいてこれらロボットの存
在位置をディスプレイ上に自動的に表示できることにな
る。なお、ロボットのレイアウト変更時などにはそれぞ
れのロボットに割り当ててあるキャリブレーションデー
タを変更する必要があるのは従来と同様であるが、増設
などの場合には、プログラム変更などをする必要はなく
なる。これは、同一のシステム構成で機器構成が異なる
設備に対しては自動的に設備構成のモニタをすることが
できるようになっているからである。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、接続
されている最下位の生産装置にアクセスし、その応答結
果によって生産設備の有無および位置の状況を判断し
て、生産設備の構成を自動的に把握できるようにしたの
で、現場との連携なしに生産設備の追加などがされ、レ
イアウト変更などが行われてしまったような場合であっ
ても、実際の生産装置の有無および位置とモニタ装置に
表示される生産装置の有無および位置とのマッチングを
とることが可能になり、生産設備の構成要素である生産
装置の配置状況を自動的に表示手段に表示できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるモニタ装置を接続する生産設
備の一例を示す図である。
【図2】 モニタ装置のうち特に本発明装置の動作説明
に必要な部分を抽出したブロック図である。
【図3】 モニタ装置と各メインコントローラなどとの
通信を行う場合の状況を模式的に示した図である。
【図4】 通信ポートとステージNOの対応を示した図
である。
【図5】 モニタプロセスの説明に供する図である。
【図6】 制御IDのピラミッド構造を示す図である。
【図7】 システム構成の調査後に作成されるテーブル
を示す図である。
【図8】 ディスプレイへの表示説明に供する図であ
る。
【図9】 本発明装置の概略の動作を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…モニタ装置 11…CP
U 15A,15B,15C,15E…メインコントローラ 20A…サブコントローラ 25A,25B…ユニットコントローラ 30A,30B,30C…ロボット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 19/04 G05B 19/18 G05B 23/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続されている下位のコンピュータに対
    するすべての制御を担当するメインコントローラと、当
    該メインコントローラにそれぞれ接続され、前記メイン
    コントローラからの指令に基いて接続されているさらに
    下位のすべてのコンピュータを制御するサブコントロー
    ラと、当該サブコントローラにそれぞれ接続され、前記
    サブコントローラからの指令に基いて最下位のすべての
    生産装置を制御するユニットコントローラとから構成さ
    れている生産設備において、 前記メインコントローラに対し、当該メインコントロー
    ラが制御しうる最下位のすべての生産装置に対して、当
    該生産装置を制御するためのIDを出力するように指令
    を出す通信指令出力手段と、 当該通信指令出力手段からの指令に基き、前記サブコン
    トローラからの応答信号,前記ユニットコントローラか
    らの応答信号,および前記生産装置からの応答信号の有
    無によって、前記サブコントローラ,前記ユニットコン
    トローラ,および前記生産装置の有無を判断し、さらに
    前記生産装置からの応答信号があった場合には、当該応
    答のあった生産装置から当該生産装置の存在位置を示す
    キャリブレーションデータを読み出して、当該生産装置
    の位置を判断する生産設備判断手段と、 当該生産設備判断手段による判断結果に基いて、前記生
    産設備の構成状況を作成する構成状況作成手段と、 当該構成状況作成手段によって作成された構成状況に基
    き、当該生産設備を構成する各生産装置の上面配置状況
    を表示する表示手段とを有することを特徴とする生産設
    備のモニタ装置。
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