JPH09247874A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統監視制御装置

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JPH09247874A
JPH09247874A JP8050209A JP5020996A JPH09247874A JP H09247874 A JPH09247874 A JP H09247874A JP 8050209 A JP8050209 A JP 8050209A JP 5020996 A JP5020996 A JP 5020996A JP H09247874 A JPH09247874 A JP H09247874A
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JP
Japan
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mode
window
computer
power system
display
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Application number
JP8050209A
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English (en)
Inventor
Junya Kimoto
純也 木元
Seiichiro Hiraoka
誠一朗 平岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用の制御卓を不要とし、また制御卓を割当て
るための切替操作や、切替後の運転員の運転用制御卓へ
の移動、作業用制御卓への移動等をなくし、操作性の向
上を図ることにある。 【解決手段】多重計算機システムで構成された電力系統
監視制御装置において、CRT表示装置2よりメンテナ
ンスモードの指定があった場合に、指定内容の取込みを
行うための指定情報入力手段21b と、指定情報格納領域
22b に保存された指定情報と計算機モード格納領域11b
に保存された各計算機の運転モード状態によりウィンド
ウの表示方法を決定し、ウィンドウ表示格納領域24b に
保存するための表示方法決定手段23b と、表示方法決定
手段23b により保存されたウィンドウ表示格納領域 24b
の表示方法に従い表示装置2にウィンドウ表示させるウ
ィンドウ表示手段25b とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の計算機に
より多重計算機システムを構成し、常用モード、待機モ
ード、メンテナンスモード、試験モード、訓練モード等
で運転して電力系統設備の監視や制御を行う電力系統監
視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統設備の監視や制御を行う計算機
システムとしては、一般に複数台の計算機により多重計
算機システムを構成し、常用モード、待機モード、メン
テナンスモード、試験モード、訓練モード等の運転機能
を備えている。
【0003】上記計算機システムは、通常1つの計算機
を常用モードとして複数の制御卓を接続して電力系統設
備の監視制御を行い、他の計算機を待機モードとして万
一常用モードで運転中の計算機が障害等で停止してもバ
ックアップを行えるようにしている。
【0004】また、必要に応じ待機モード側計算機をメ
ンテナンスモード、試験モード、訓練モードへ遷移さ
せ、1つの制御卓(マンマシン・インターフェース)を
接続することにより、制御卓上で電力系統設備のメンテ
ナンス、試験、訓練等の作業が行えるようにしている。
【0005】このように上記計算機システムにおいて
は、通常の運転とメンテナンス、試験、訓練等の作業を
行う場合、運転用の制御卓と作業用の制御卓が必要であ
った。以下、従来の計算機システムによる電力系統監視
制御装置について図19を参照して説明する。
【0006】図19は2重化された計算機システムによ
る電力系統監視制御装置の構成例を示すものである。図
19において、1a,1bは計算機、2a,2bはCR
T表示装置、3a,3bはCRT表示装置を設置した制
御卓、4は計算機1a,1bの運転モードを切替えた
り、制御卓3a,3bを計算機1a,1bに接続を行う
ためのシステム切替手段である。なお、便宜上CRT表
示装置、制御卓を総称してマンマシン・インターフェー
スと呼ぶことにする。
【0007】上記計算機1a,1bは、モード切替手段
5a,5b、システム切替手段4からの指令により制御
卓3a,3bを計算機側に接続する制御卓接続手段6
a,6b、常用モードでの電力系統設備の監視制御を行
うための常用モード運転手段7a,7b、メンテナンス
モードでの電力系統設備のメンテナンスを行うためのメ
ンテナンスモード運転手段8a,8b、試験モードでの
電力系統設備の試験を行うための試験モード運転手段9
a,9b、訓練モードでの電力系統設備の訓練を行うた
めの訓練モード運転手段10a,10b及び計算機モー
ド格納領域11a,11bを備えている。
【0008】このような計算機システムにおいては、通
常、計算機1aを常用モード、計算機1bを待機モード
とし、常用モード側計算機1aに制御卓3aと3bとを
接続し、CRT表示装置2a,2bで電力系統設備の監
視制御に関する操作を行い、必要に応じて待機モード側
計算機1bをメンテナンスモード、または試験モード、
或いは訓練モードへ遷移させて制御卓3bに接続し、C
RT表示装置2bで電力系統設備のメンテナンス、試
験、訓練等に関する操作を行う。
【0009】ここで、待機モード側計算機1bのモード
遷移と、制御卓3bを計算機1bへ接続する方法につい
て述べる。待機モード側計算機1bをメンテナンスモー
ド、試験モード、訓練モードへ遷移させる場合、システ
ム切替手段4により当該モードの選択を行う。システム
切替手段4よりモードの切替要求があった場合、モード
切替手段5bにより、常用モード運転手段7b、または
メンテナンスモード運転手段8b、または試験モードウ
ンテン手段9b、または訓練モード運転手段10bのい
ずれかを実行し、前記各モードの運転手段はモードの遷
移を行い、計算機モード格納領域11bへモードを保存
する。
【0010】計算機モード格納領域11bへのモードの
保存内容は、図20に示す通り、計算機毎にモードが格
納されている。制御卓3bを待機モード側計算機1bに
接続する場合、システム切替手段4より制御卓3bの接
続要求を行う。システム切替手段4より制御卓3bの接
続要求があった場合、制御卓接続手段6bが制御卓3b
の接続を行う。
【0011】以上のような方法で2重化された計算機シ
ステムが、常用モードとメンテナンスモード、または試
験モード、または訓練モードの組合せとなり、運転用と
作業用の制御卓の割当が完了となる。
【0012】図21は前述した方法により計算機1aを
常用モードと、計算機1bをメンテナンスモードの組合
せとし、計算機1aに制御卓3aを接続し、計算機1b
に制御卓3bを接続した例を示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電力
系統監視制御装置において、計算機システムが常用モー
ドとメンテナンスモード、常用モードと試験モード、常
用モードと訓練モード等の組合せ等で運転する場合、C
RT表示装置を設置した運転用と作業用の制御卓が必要
であった。
【0014】さらに、制御卓を割り当てるための切替操
作や切替後の運転員の運転用制御卓への移動、作業用制
御卓への移動等、操作性が悪いと言う問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためなされたも
ので、専用のマンマシン・インターフェースを不要と
し、またマンマシン・インターフェースを割当てるため
の切替操作や、切替後の運転員の運転用マンマシン・イ
ンターフェースへの移動、作業用マンマシン・インター
フェースへの移動等をなくし、操作性の向上を図ること
ができる電力系統監視制御装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により電力系統監視制御装
置を構成するものである。請求項1に対応する発明は、
2台以上の計算機と、マンマシン・インターフェースに
より多重計算機システムを構成し、且つ各計算機に電力
系統設備の監視制御を行うための常用モードの他に、常
用モードで運転中の計算機のバックアップを行うための
待機モード、電力系統設備のメンテナンスを行うための
メンテナンスモード、電力系統設備の試験を行うための
試験モード、電力系統設備の監視制御の訓練を行うため
の訓練モードの全て、または少なくても1つ以上のモー
ドを備え、1台の計算機を常用モードとして前記電力系
統設備の監視制御を行い、他の計算機を常用モード以外
のモードへ遷移させることにより、前記制御卓上で電力
系統設備のメンテナンス、試験、訓練の作業を行う手段
を備えた電力系統監視制御装置において、前記各計算機
は、前記マンマシン・インターフェースよりモードが指
定されるとその指定モードを取込んで指定情報格納領域
に格納する指定情報入力手段と、前記指定情報格納領域
に保存されたモードと計算機モード格納領域に保存され
た各計算機モードの状態より前記マンマシン・インター
フェースのウィンドウ表示方法を決定し、ウィンドウ表
示格納領域に保存する表示方法決定手段と、この表示方
法決定手段により保存されたウィンドウ表示格納領域の
表示方法に従い、前記マンマシン・インターフェースに
常用モード用ウィンドウと他のモード用ウインドを組合
せて表示させるウィンドウ表示手段とを備える。
【0016】従って、上記のような構成の電力系統監視
制御装置にあっては、マンマシン・インターフェースに
表示するウィンドウを常用モード用ウンドウと他のモー
ド用ウィンドウの組合せで表示することにより、運転用
のマンマシン・インターフェースと作業用のマンマシン
・インターフェースを準備することなく、1台のマンマ
シン・インターフェースで常用モードでの電力系統監視
制御に関する操作と、メンテナンスモードでの電力系統
のメンテナンスに関する操作が可能となり、さらに1台
のマンマシン・インターフェースでモードを組合せ操作
が可能となるため、マンマシン・インターフェースを割
当てるための切替操作や、切替後の運転員の運転用マン
マシン・インターフェースへの移動、作業用マンマシン
・インターフェースへの移動がなくなり、操作性の向上
を図ることができる。
【0017】請求項2に対応する発明は、2台以上の計
算機と、マンマシン・インターフェースにより多重計算
機システムを構成し、且つ各計算機に電力系統設備の監
視制御を行うための常用モードの他に、常用モードで運
転中の計算機のバックアップを行うための待機モード、
電力系統設備のメンテナンスを行うためのメンテナンス
モード、電力系統設備の試験を行うための試験モード、
電力系統設備の監視制御の訓練を行うための訓練モード
の全て、または少なくても1つ以上のモードを備え、1
台の計算機を常用モードとして前記電力系統設備の監視
制御を行い、他の計算機を常用モード以外のモードへ遷
移させることにより、前記マンマシン・インターフェー
ス上で電力系統設備のメンテナンス、試験、訓練の作業
を行う手段を備えた電力系統監視制御装置において、前
記各計算機は、各モード毎に異なる背景色が格納された
背景色格納領域と、前記マンマシン・インターフェース
よりモードが指定されるとその指定モードを取込んで指
定情報格納領域に格納する指定情報入力手段と、前記指
定情報格納領域に保存されたモードと計算機モード格納
領域に保存された各計算機モードの状態より前記マンマ
シン・インターフェースのウィンドウ表示方法を決定す
ると共に、前記背景色格納領域より表示すべきモードに
対応する背景色を取込んでウィンドウ表示格納領域に保
存する表示方法決定手段と、この表示方法決定手段によ
り保存されたウィンドウ表示格納領域の表示方法に従
い、前記マンマシン・インターフェースに常用モード用
ウィンドウと他のモード用ウインドを組合せて背景色と
共に表示させるウィンドウ表示手段とを備える。
【0018】従って、上記のような構成の電力系統監視
制御装置にあっては、マンマシン・インターフェースに
表示するウィンドウを常用モード用ウンドウと他のモー
ド用ウィンドウの組合せで表示する際にウンドウの背景
色を変えることにより、ウィンドウの区別が明確になる
ため、1台のマンマシン・インターフェースで常用モー
ドで電力系統監視制御に関する操作と、メンテナンスモ
ードでの電力系統のメンテナンスに関する操作を行う場
合の誤った操作を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による電力系統監視制
御装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図であ
り、2重化された計算機システの例である。
【0020】なお、図19と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略し、ここでは異なる部分について説
明する。図1において、2はCRT表示装置、3はCR
T表示装置2を設置した制御卓を示し、これらを総称し
てマンマシン・インターフェースMMIと呼ぶこともあ
る。マンマシン・インターフェースMMIは計算機1a
を常用モード、計算機1bをメンテナンスモードに遷移
させ、常用モードでの電力系統監視制御部に関する操作
及びメンテナンスモードでの電力系統設備のメンテナン
スに関する操作を行う場合、計算機1a,1bに制御卓
3を接続して1台のCRT表示装置2で操作が可能にす
るものである。
【0021】そこで、上記のようにCRT表示装置2
で、常用モードでの電力系統監視制御に関する操作及び
メンテナンスに関する操作及びメンテナンスモードでの
電力系統設備ののメンテナンスに関する操作を可能とす
るため、CRT表示装置2で常用モードまたはメンテナ
ンスモードを指定することにより、常用モード用ウィン
ドウとメンテナンスモード用ウィンドウの表示を行える
ように次のような構成とする。
【0022】即ち、図1に示すように1台のCRT表示
装置2よりモードの指定があるとそのモードを取込む指
定情報入力手段21a,21bと、この指定情報入力手
段21a,21bに取込まれたモードを保存する指定情
報格納領域22a,22bと、この指定情報格納領域2
2a,22bに保存されたモードと計算機モード格納領
域11a,11bに保存された多重計算機システムを構
成する各計算機のモード状態によりCRT表示装置2の
ウィンドウ表示方法を決定し、ウィンドウ表示格納領域
24a,24bに保存する表示方法決定手段23a,2
3bと、この表示方法決定手段23a,23bにより保
存されたウィンドウ表示格納領域24a,24bの表示
方法に従い、CRT表示装置2のウィンドウ表示を行う
ウィンドウ表示手段25a,25bとを備える。
【0023】ここで、図2は上記指定情報格納領域22
a,22bの構成を示す図で、ウィンドウを表示したい
モードが格納される。また、図3は上記ウィンドウ表示
格納領域24a,24bの構成を示す図で、常用モード
及びメンテナンスモードのデータを表示する各ウィンド
ウの表示位置と表示内容が格納される。
【0024】次に上記のように構成された電力系統監視
制御装置の作用について、図4のウィンドウ表示の流れ
を示すフローチャートにより説明する。常用モードで運
転中の計算機のウィンドウは、電力系統設備を監視する
上で常に表示しておく必要があるため、CRT表示装置
2でモードの指定をすることなく、常用モード用ウィン
ドウを表示するようにしてある。つまり、図示しない電
力系統からサイクリックに伝送されてくる各種の系統状
態信号はデータ収集手段26に収集され、一旦メモリ2
7に格納された後、ウィンドウ表示手段25aを通して
CRT表示装置2にウィンドウ表示されている。
【0025】このような状態にあるとき、制御卓3より
CRT表示装置2のデータ初期表示要求があると、指定
情報入力手段21aにより指定情報格納領域22aのモ
ードを指定無しとして処理が開始する。
【0026】まず、ステップ1で表示方法決定手段23
aが図2に示す指定情報格納領域22aのモードを取出
してステップ2へ進む。ステップ2では指定情報格納領
域22aのモードが指定無しのため、モード指定無しと
判定し、ステップ3へ進む。
【0027】ステップ3では、表示方法決定手段23a
が図3に示すウィンドウ表示格納領域に常用モードのウ
ィンドウを設定し、ステップ21へ進む。ステップステ
ップ21ではウィンドウ表示格納領域の内容を基に、ウ
ィンドウ表示手段25aによりCRT表示装置3に常用
モード用ウィンドウの表示を行い、処理を終了する。
【0028】一方、メンテナンスモード用ウィンドウの
表示は、CRT表示装置2でメンテナンスモードの指定
があると、図1に示す指定情報入力手段21bにより指
定情報格納領域22bのモードをメンテナンスモードと
して処理を開始する。
【0029】ステップ1で表示方法決定手段23bが図
2に示す指定情報格納領域22bのモードを取出してス
テップ2へ進む。ステップ2では指定情報格納領域22
bのモードが指定有りと判定し、ステップ4へ進む。
【0030】ステップ4では表示方法決定手段23bに
より、図20に示す計算機モード格納領域の計算機モー
ド2の現在のモード状態を取出し、ステップ5へ進む。
ステップ5では指定されたモードと現在のモード状態を
チェックし、モードが一致した場合にステップ6へ進
み、モードが不一致の場合に処理が終了する。
【0031】次にステップ6では、図3に示すウィンド
ウ表示領域にメンテナンスモードのウィンドウを設定
し、ステップ21へ進む。ステップ21ではウィンドウ
表示格納領域の内容を基にウィンドウ表示手段25bに
よりCRT表示装置2へメンテナンスモード用ウィンド
ウの表示を行い、処理を終了する。
【0032】図5は第1の実施の形態における電力系統
監視制御装置でのCRT表示装置2のウィンドウ20a
を常用モード用に、ウィンドウ20bをメンテナンスモ
ード用として表示してある。
【0033】このように第1の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウとメンテナンスモード用ウィンドウの組合せで
表示することにより、制御卓30設置した運転用と作業
用の制御卓を準備することなく、1台のCRT表示装置
2で常用モードでの電力系統監視制御に関する操作と、
メンテナンスモードでの電力系統のメンテナンスに関す
る操作が可能となる。
【0034】さらに、1台のCRT表示装置2でモード
を組合せで操作が可能となるため、制御卓を割当てるた
めの切替操作や、切替後の運転員の運転用制御卓への移
動、作業用制御卓への移動がなくなり、操作性の向上を
図ることができる。
【0035】上記第1の実施の形態では、2重化された
計算機システムで構成された電力系統監視制御装置の例
において、1台の計算機を常用モード、もう1台の計算
機をメンテナンスモードに遷移させ、CRT表示装置2
に表示するウィンドウを、常用モード用ウィンドウとメ
ンテナンスモード用ウインドの組合せで表示した例を説
明したが、第2の実施の形態として1台の計算機を常用
モード、もう1台の計算機を試験モードに遷移させ、C
RT表示装置に表示するウィンドウを常用モード用ウィ
ンドウと試験モード用ウィンドウの組合せで表示した例
について説明する。
【0036】第2の実施の形態の構成は第1の実施の形
態で説明した図1の構成と同様のため、その説明を省略
し、ここではその作用を図4のウィンドウ表示の流れを
示すフローチャートを基に第1の実施の形態と異なる部
分について説明する。
【0037】図1に示すウィンドウ表示領域24a,2
4bの内容を図6のように常用モード及び試験モードの
データを表示する各ウィンドウの表示位置と表示内容が
格納され、CRT表示装置2で試験モードのデータを表
示する各ウィンドウの表示位置と表示内容が格納され、
CRT表示装置2で試験モードの指定があると図4のフ
ローチャートのステップ6で、ウィンドウ表示領域に試
験モードのウィンドウを設定し、CRT表示装置へ試験
モード用ウィンドウの表示を行う。
【0038】図7は第2の実施の形態におけるCRT表
示装置の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ20
aを常用モード用に、ウィンドウ20cを試験モード用
として表示してある。
【0039】このように第2の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウと試験モード用ウィンドウの組合せで表示する
ことにより、制御卓30設置した運転用と作業用の制御
卓を準備することなく、1台のCRT表示装置2で常用
モードでの電力系統監視制御に関する操作と、試験モー
ドでの電力系統の試験に関する操作が可能となる。
【0040】さらに、1台のCRT表示装置2で前記モ
ードの組合せで操作が可能となるため、制御卓を割当て
るための切替操作や、切替後の運転員の運転用制御卓へ
の移動、作業用制御卓への移動がなくなり、操作性の向
上を図ることができる。
【0041】上記第2の実施の形態では、2重化された
計算機システムで構成された電力系統監視制御装置の例
において、1台の計算機を常用モード、もう1台の計算
機を試験モードに遷移させ、CRT表示装置2に表示す
るウィンドウを、常用モード用ウィンドウと試験モード
用ウインドの組合せで表示した例を説明したが、第3の
実施の形態として1台の計算機を常用モード、もう1台
の計算機を訓練モードに遷移させ、CRT表示装置に表
示するウィンドウを常用モード用ウィンドウと訓練モー
ド用ウィンドウの組合せで表示した例について説明す
る。
【0042】第3の実施の形態の構成は第1の実施の形
態で説明した図1の構成と同様のため、その説明を省略
し、ここではその作用を図4のウィンドウ表示の流れを
示すフローチャートを基に第1の実施の形態と異なる部
分について説明する。
【0043】図1に示すウィンドウ表示領域24a,2
4bの内容を図8のように常用モード及び訓練モードの
データを表示する各ウィンドウの表示位置と表示内容が
格納され、CRT表示装置2で訓練モードのデータを表
示する各ウィンドウの表示位置と表示内容が格納され、
CRT表示装置2で訓練モードの指定があると図4のフ
ローチャートのステップ6で、ウィンドウ表示領域に訓
練モードのウィンドウを設定し、CRT表示装置2へ訓
練モード用ウィンドウの表示を行う。
【0044】図9は第3の実施の形態におけるCRT表
示装置の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ20
aを常用モード用に、ウィンドウ20cを訓練モード用
として表示してある。
【0045】このように第3の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウと訓練モード用ウィンドウの組合せで表示する
ことにより、制御卓30設置した運転用と作業用の制御
卓を準備することなく、1台のCRT表示装置2で常用
モードでの電力系統監視制御に関する操作と、訓練モー
ドでの電力系統の訓練に関する操作が可能となる。
【0046】さらに、1台のCRT表示装置2で前記モ
ードの組合せで操作が可能となるため、制御卓を割当て
るための切替操作や、切替後の運転員の運転用制御卓へ
の移動、作業用制御卓への移動がなくなり、操作性の向
上を図ることができる。
【0047】前述した第1の実施の形態では1台の計算
機を常用モード、もう1台の計算機をメンテナンスモー
ド、第2の実施の形態では1台の計算機を常用モード、
もう1台の計算機を試験モード、第3の実施の形態では
1台の計算機を常用モード、もう1台の計算機を訓練モ
ードに遷移させ、CRT表示装置2に表示するウィンド
ウを、常用モード用ウィンドウとメンテナンスモード用
ウィンドウ、常用モード用ウィンドウと試験モード用ウ
インド、常用モード用ウィンドウと訓練モード用ウイン
ドの組合せで表示した例を説明したが、第4の実施の形
態として1台の計算機を常用モード、もう1台の計算機
をメンテナンスモード又は試験モード或いは訓練モード
の何ずれかに遷移させ、CRT表示装置に表示するウィ
ンドウを常用モード用ウィンドウとメンテナンスモード
用ウィンドウ、試験モード用ウインド、訓練モード用ウ
ィンドウの何ずれかの組合せで表示可能にした例につい
て説明する。
【0048】第4の実施の形態の構成は、図1の構成と
同様のため、その説明を省略し、ここではその作用を図
4のウィンドウ表示の流れを示すフローチャートを基に
第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
【0049】図1に示すウィンドウ表示領域24a,2
4bの内容を図10のように常用モードとメンテナンス
モード、試験モード及び訓練モードのデータを表示する
各ウィンドウの表示位置と表示内容が格納され、CRT
表示装置2でメンテナンスモード、または試験モード、
或いは訓練モードの指定があった場合に、図4のフロー
チャートのステップ6で、ウィンドウ表示領域に前記何
ずれかのモードのウィンドウを設定し、CRT表示装置
へメンテナンスモード用ウィンドウ、または試験モード
用ウィンドウ、或いは訓練モード用ウィンドウの表示を
行う。
【0050】図11は第4の実施の形態におけるCRT
表示装置の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ2
0aを常用モード用に、ウィンドウ20bをメンテナン
スモード用に、ウィンドウ20cを試験モード用に、ウ
ィンドウ20dを訓練モード用として表示してある。
【0051】このように第4の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウとメンテナンスモード用ウィンドウ、または常
用モード用ウンドウと試験モード用ウィンドウ、或いは
常用モード用ウンドウと訓練モード用ウィンドウの何ず
れかの組合せで表示することにより、制御卓30設置し
た運転用と作業用の制御卓を準備することなく、1台の
CRT表示装置2で常用モードでの電力系統監視制御に
関する操作と、訓練モードでの電力系統の訓練に関する
操作が可能となる。
【0052】さらに、1台のCRT表示装置2で前記モ
ードの組合せで操作が可能となるため、制御卓を割当て
るための切替操作や、切替後の運転員の運転用制御卓へ
の移動、作業用制御卓への移動がなくなり、操作性の向
上を図ることができる。
【0053】次に上記第1の実施の形態乃至第4の実施
の形態とは構成の異なる本発明の電力系統監視制御装置
の第5の実施の形態を図12により説明するに、図1と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる点についてのみ述べる。
【0054】第5の実施の形態では、図12に示すよう
に図1に示す構成に加えて背景色格納領域28a,28
bを設け、CRT表示装置2よりモードの指定があると
表示方法決定手段23a,23bにより指定情報格納領
域22a,22bに保存されたモードと、計算機モード
格納領域11a,11bに保存された多重計算機システ
ムを構成する各計算機のモード状態と、モードと背景色
格納領域28a,28bに保存された運転モード別の背
景色により、CRT表示装置2に表示する常用モード用
ウィンドウとメンテナンスモード用ウィンドウを表示す
る際に背景色を変えることが可能な構成とするものであ
る。
【0055】次に上記のように構成された電力系統監視
制御装置の作用を図3のウィンドウ表示の流れを示すフ
ローチャートを基に説明する。いま、背景色格納領域2
8a,28bに対して図14に示すように各モード毎に
背景色が格納されてており、ここで各モード毎に使用す
る背景色1〜4がそれぞれ指定されているものとする。
【0056】常用モード用ウィンドウの背景色表示は、
モードの指定をすることなく、制御卓でCRT表示装置
2のデータ初期表示要求があった場合に、図12に示す
指定情報入力手段21aが指定情報格納領域22aのモ
ードを指定無しとして処理が開始する。
【0057】ステップ1で図12に示す表示方法決定手
段23aが図2に示す指定情報格納領域のモードを取出
し、ステップ2へ進む。ステップ2では指定情報格納領
域のモードが指定無しのためモード指定無しと判定し、
ステップ3へ進む。
【0058】ステップ3では図12に示す表示方法決定
手段23aが図14に示す背景色格納領域26aの常用
モードの背景色を取出してステップ4へ進む。ステップ
4では表示方法決定手段23aにより図3に示すウィン
ドウ表示格納領域に常用モードのウィンドウを設定した
後、ステップ3で取出した背景色を設定し、ステップ2
1へ進む。ステップ21では前記ウィンドウ表示格納領
域の内容を基に、図12に示すウィンドウ表示手段25
aによりCRT表示装置2へ常用モード用ウィンドウの
背景色表示を行い、処理を終了する。
【0059】次にメンテナンスモード用ウィンドウの背
景色表示は、CRT表示装置2でメンテナンスモードの
指定があると、図2に示す指定情報入力手段21bによ
り指定情報格納領域22bのモードをメンテナンスモー
ドとして処理を開始する。
【0060】ステップ1でステップ1で表示方法決定手
段23bにより図2に示す指定情報格納領域22bのモ
ードを取出してステップ2へ進む。ステップ2ではモー
ドがメンテナンスモードのため指定情報格納領域22b
のモードが指定有りと判定し、ステップ5へ進む。
【0061】ステップ5では表示方法決定手段23bに
より、図12に示す計算機モード格納領域11bの計算
機モード2の現在のモード状態を取出し、ステップ6へ
進む。ステップ6では指定されたモードと現在のモード
状態をチェックし、モードが一致した場合にステップ7
へ進み、モードが不一致の場合に処理が終了する。
【0062】ステップ7では図12に示す表示方法決定
手段23bにより図14に示す背景色格納領域28bの
メンテナンスモードの背景色を取出してステップ8へ進
む。ステップ8では表示方法決定手段23bにより図3
に示すウィンドウ表示格納領域にメンテナンスモードの
ウィンドウを設定した後、ステップ7で取出した背景色
を設定してステップ21へ進む。
【0063】ステップ21では、ウィンドウ表示格納領
域の内容を基に図12に示すウィンドウ表示手段25b
によりCRT表示装置2へメンテナンスモード用ウィン
ドウの背景色表示を行い、処理を終了する。
【0064】図15は本発明の第5の実施の形態でのC
RT表示装置2の例を示し、CRT表示装置2のウィン
ドウ20aを常用モード用に、ウィンドウ20bをメン
テナンスモード用として表示し、常用モード用ウィンド
ウは背景色1で、メンテナンスモード用ウィンドウは背
景色2で表示してある。
【0065】このように第5の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウとメンテナンスモード用ウィンドウの組合せで
表示する際にウィンドウの背景色を変えることにより、
ウィンドウの区別が明確になるため、1台のCRT表示
装置2で常用モードで電力系統監視制御に関する操作
と、メンテナンスモードでの電力系統のメンテナンスに
関する操作を行う場合の誤った操作を防止することがで
きる。
【0066】上記第5の実施の形態では、2重化された
計算機システムで構成された電力系統監視制御装置の例
において、1台の計算機を常用モード、もう1台の計算
機をメンテナンスモードに遷移させ、CRT表示装置2
に表示するウィンドウを、常用モード用ウィンドウとメ
ンテナンスモード用ウインドの組合せで表示した例を説
明したが、第6の実施の形態として1台の計算機を常用
モード、もう1台の計算機を試験モードに遷移させ、C
RT表示装置に表示するウィンドウを常用モード用ウィ
ンドウと試験モード用ウィンドウの組合せで表示した例
について説明する。
【0067】第6の実施の形態の構成は第4の実施の形
態で説明した図12の構成と同様のため、その説明を省
略し、ここではその作用を図13のウィンドウ表示の流
れを示すフローチャートを基に第4の実施の形態と異な
る部分について説明する。
【0068】第6の実施の形態において、CRT表示装
置2で試験モードの指定があると、図13のフローチャ
ートのステップ8で図6に示すウィンドウ表示領域に試
験モードのウィンドウを設定した後、ステップ7で取出
した背景色を設定し、CRT表示装置の試験モード用ウ
ィンドウの背景色表示を行う。
【0069】図16は第6の実施の形態におけるCRT
表示装置2の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ
20aを常用モード用に、ウィンドウ20cを試験モー
ド用として表示し、常用モード用ウィンドウは背景色1
で、試験モード用ウィンドウは20Cの背景色3で表示
してある。
【0070】このように第6の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ンドウと試験モード用ウィンドウの組合せで表示する際
にウンドウの背景色を変えることにより、ウィンドウの
区別が明確になるため、1台のCRT表示装置2で常用
モードで電力系統監視制御に関する操作と、試験モード
での電力系統の試験に関する操作を行う場合の誤った操
作を防止することができる。
【0071】上記第6の実施の形態では、2重化された
計算機システムで構成された電力系統監視制御装置の例
において、1台の計算機を常用モード、もう1台の計算
機を試験モードに遷移させ、CRT表示装置2に表示す
るウィンドウを、常用モード用ウィンドウと試験モード
用ウィンドウの組合せで表示した例を説明したが、第7
の実施の形態として1台の計算機を常用モード、もう1
台の計算機を訓練モードに遷移させ、CRT表示装置に
表示するウィンドウを常用モード用ウィンドウと訓練モ
ード用ウィンドウの組合せで表示した例について説明す
る。
【0072】第7の実施の形態の構成は第4の実施の形
態で説明した図12の構成と同様のため、その説明を省
略し、ここではその作用を図13のウィンドウ表示の流
れを示すフローチャートを基に第4の実施の形態と異な
る部分について説明する。
【0073】第7の実施の形態において、CRT表示装
置2で訓練モードの指定があると、図13のフローチャ
ートのステップ8で図8に示すウィンドウ表示領域に訓
練モードのウィンドウを設定した後、ステップ7で取出
した背景色を設定し、CRT表示装置の訓練モード用ウ
ィンドウの背景色表示を行う。
【0074】図17は第7の実施の形態におけるCRT
表示装置2の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ
20aを常用モード用に、ウィンドウ20dを訓練モー
ド用として表示し、常用モード用ウィンドウは背景色1
で、訓練モード用ウィンドウは20Dの背景色4で表示
してある。
【0075】このように第7の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ンドウと訓練モード用ウィンドウの組合せで表示する際
にウンドウの背景色を変えることにより、ウィンドウの
区別が明確になるため、1台のCRT表示装置2で常用
モードで電力系統監視制御に関する操作と、訓練モード
での電力系統の試験に関する操作を行う場合の誤った操
作を防止することができる。
【0076】前述した第7の実施の形態では、1台の計
算機を常用モード、もう1台の計算機をメンテナンスモ
ード、第6の実施の形態では1台の計算機を常用モー
ド、もう1台の計算機を試験モード、第7の実施の形態
では1台の計算機を常用モード、もう1台の計算機を訓
練モードに遷移させ、CRT表示装置2に表示するウィ
ンドウを、常用モード用ウィンドウとメンテナンスモー
ド用ウィンドウ、常用モード用ウィンドウと試験モード
用ウインド、常用モード用ウィンドウと訓練モード用ウ
インドの組合せで表示する際に背景色を変えた例を説明
したが、第8の実施の形態として1台の計算機を常用モ
ード、もう1台の計算機をメンテナンスモード又は試験
モード或いは訓練モードの何ずれかに遷移させ、CRT
表示装置に表示するウィンドウを常用モード用ウィンド
ウとメンテナンスモード用ウィンドウ、試験モード用ウ
ィンドウ、訓練モード用ウィンドウの何ずれかの組合せ
で表示するる際にウィンドウの背景色を変える例につい
て説明する。
【0077】第8の実施の形態の構成は、図12の構成
と同様のため、その説明を省略し、ここではその作用を
図13のウィンドウ表示の流れを示すフローチャートを
基に第5乃至図7の実施の形態と異なる部分について説
明する。
【0078】図12に示すウィンドウ表示領域24a,
24bの内容を図10のような構成とし、CRT表示装
置2でメンテナンスモード、試験モード及び訓練モード
の指定があると図13のフローチャートのステップ8
で、図10に示すウィンドウ表示領域に前記何ずれかの
モードのウィンドウを設定した後、ステップ7で取出し
た背景色を設定し、CRT表示装置2へメンテナンスモ
ード用ウィンドウまたは試験モード用ウィンドウ或いは
訓練モード用ウィンドウの背景色表示を行う。
【0079】図18は第8の実施の形態におけるCRT
表示装置の例を示し、CRT表示装置2のウィンドウ2
0aを常用モード用に、ウィンドウ20bをメンテナン
スモード用に、ウィンドウ20cを試験モード用に、ウ
ィンドウ20dを訓練モード用として表示し、常用モー
ド用ウィンドウは20Aに示す背景色1で、メンテナン
ス用ウィンドウは20Bに示す背景色2で、試験モード
用ウィンドウは20Cに示す背景色3で,訓練モード用
ウィンドウは20Dに示す背景色4でそれぞれ表示され
る。
【0080】このように第8の実施の形態によれば、C
RT表示装置2に表示するウィンドウを常用モード用ウ
ィンドウとメンテナンスモード用ウィンドウ、または常
用モード用ウィンドウと試験モード用ウィンドウ、或い
は常用モード用ウィンドウと訓練モード用ウィンドウの
何ずれかの組合せで表示する際に、ウィンドウの背景色
を変えることにより、ウィンドウの区別が明確になるた
め、1台のCRT表示装置2で常用モードで電力系統監
視制御に関する操作と、訓練モードでの電力系統の試験
に関する操作を行う場合の誤った操作を防止することが
できる。
【0081】前述した第5乃至第8の実施の形態では、
2重化された計算機システムで構成された電力系統監視
制御装置において、1台の計算機を常用モード、もう1
台の計算器をメンテナンスモード、試験モード、訓練モ
ードのいずれかに遷移させ、表示するウィンドウを常用
モード用ウィンドウと前記何ずれかのモード用ウィンド
ウの組合せで表示した例を説明したが、2重化された計
算機システムに限らず、2台以上の計算機を使用した多
重計算機システムの構成で、各計算機が常用モード、待
機モード、メンテナンスモード、試験モード、訓練モー
ド等の内少なくとも2つ以上のモードを備え、各モード
に遷移する手段を備えることにより、CRT表示装置に
表示するウィンドウを2つ以上のモードで可能な操作を
1つの制御卓で同時に行え、しかも前述同様の効果を得
られることは言うまでもない。また、マンマシン・イン
ターフェースとしては、CRT装置に代えて同等の機能
を有する液晶表示装置であっても良い。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように本発明による電力系統
監視制御装置によれば、次のような効果を得ることがで
きる。 (1)計算機システムが常用モードとメンテナンスモー
ド、常用モードと試験モード、常用モードと訓練モード
等の組合せで運転する場合、マンマシン・インターフェ
ースに表示するウィンドウを前記モードの組合せで表示
することにより、運転用マンマシン・インターフェース
と作業用マンマシン・インターフェースを準備すること
なく、1台のマンマシン・インターフェースで前記ウィ
ンドウの組合せによる操作が可能となる。 (2)上記のように1台のマンマシン・インターフェー
スで前記モードの組合せによる操作が可能となるため、
マンマシン・インターフェースを割当てるための切替操
作や切替後の運転員の運転用マンマシン・インターフェ
ースへの移動、作業用マンマシン・インターフェースへ
の移動等がなくなり、操作性の向上を図ることができ
る。 (3)マンマシン・インターフェースに表示するウィン
ドウを前記モードの組合せで表示する際に、ウィンドウ
の背景色を変えることにより、ウィンドウの区別が明確
になるため、1台のマンマシン・インターフェースで複
数ウィンドウの操作を行う場合の誤った操作を防止する
ことができる。 (4)常用モードと他のモードとの組合せ以外において
も、例えばメンテナンスモードと試験モード、常用モー
ドとメンテナンスモードと試験モード等の組合せで、マ
ンマシン・インターフェースに表示するウィンドウを2
つ以上の前記モードの組合せで表示することにより、運
転用マンマシン・インターフェースと作業用マンマシン
・インターフェースを準備することなく、1台のマンマ
シン・インターフェースで前記ウィンドウの組合せによ
る操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力系統監視制御装置の第1乃至
第4の実施の形態を説明するためのブロック構成図。
【図2】図1の指定情報格納領域の詳細構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態における図1のウィンドウ表
示領域の詳細構成を示す図。
【図4】第1乃至第4の実施の形態の各作用を説明する
ためのフローチャート図。
【図5】第1の実施の形態によるウィンドウ表示の例を
示す図。
【図6】第2の実施の形態における図1のウィンドウ表
示領域の詳細構成を示す図。
【図7】第2の実施の形態によるウィンドウ表示の例を
示す図。
【図8】第3の実施の形態における図1のウィンドウ表
示領域の詳細構成を示す図。
【図9】第3の実施の形態によるウィンドウ表示の例を
示す図。
【図10】第4の実施の形態における図1のウィンドウ
表示領域の詳細構成を示す図。
【図11】第4の実施の形態によるウィンドウ表示の例
を示す図。
【図12】本発明の第5乃至第8の実施の形態を説明す
るためのブロック構成図。
【図13】第5乃至第8の実施の形態の各作用を説明す
るためのフローチャート図。
【図14】第5乃至第8の実施の形態における図12の
背景色格納領域の詳細構成を示す図。
【図15】第5の実施の形態形態によるウィンドウ表示
の例を示す図。
【図16】第6の実施の形態によるウィンドウ表示の例
を示す図。
【図17】第7の実施の形態によるウィンドウ表示の例
を示す図。
【図18】第8の実施の形態によるウィンドウ表示の例
を示す図。
【図19】従来の電力系統監視制御装置を説明するため
の構成図。
【図20】図19の計算機モード格納領域の詳細構成を
示す図。
【図21】従来のCRT制御装置と制御卓の使用例を示
す図。
【符号の説明】
1a,1b……計算機 2,2a,2b……CRT表示装置 20a,29b,20c,20d……ウィンドウ 20A……背景色1 20B……背景色2 20C……背景色3 20D……背景色4 3,3a,3b……制御卓 4……システム切替手段 5a,5b……モード切替手段 6a,6b……制御卓接続手段 7a,7b……常用モード運転手段 8a,8b……メンテナンスモード運転手段 9a,9b……試験モード運転手段 10a,10b……訓練モード運転手段 11a,11b……計算機モード格納領域手段 21a,21b……指定情報入力手段 22a,22b……指定情報格納手段 23a,23b……表示方法決定手段 24a,24b……ウィンドウ表示格納手段 25a,25b……ウィンドウ表示手段 26……データ収集手段 27……メモリ 28a,28b……背景色格納領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台以上の計算機と、マンマシン・イン
    ターフェースにより多重計算機システムを構成し、且つ
    各計算機に電力系統設備の監視制御を行うための常用モ
    ードの他に、常用モードで運転中の計算機のバックアッ
    プを行うための待機モード、電力系統設備のメンテナン
    スを行うためのメンテナンスモード、電力系統設備の試
    験を行うための試験モード、電力系統設備の監視制御の
    訓練を行うための訓練モードの全て、または少なくても
    1つ以上のモードを備え、1台の計算機を常用モードと
    して前記電力系統設備の監視制御を行い、他の計算機を
    常用モード以外のモードへ遷移させることにより、前記
    マンマシン・インターフェース上で電力系統設備のメン
    テナンス、試験、訓練の作業を行う手段を備えた電力系
    統監視制御装置において、 前記各計算機は、前記マンマシン・インターフェースよ
    りモードが指定されるとその指定モードを取込んで指定
    情報格納領域に格納する指定情報入力手段と、前記指定
    情報格納領域に保存されたモードと計算機モード格納領
    域に保存された各計算機モードの状態より前記マンマシ
    ン・インターフェースのウィンドウ表示方法を決定し、
    ウィンドウ表示格納領域に保存する表示方法決定手段
    と、この表示方法決定手段により保存されたウィンドウ
    表示格納領域の表示方法に従い、前記マンマシン・イン
    ターフェースに常用モード用ウィンドウと他のモード用
    ウインドを組合せて表示させるウィンドウ表示手段とを
    備えたことを特徴とする電力系統監視制御装置。
  2. 【請求項2】 2台以上の計算機と、マンマシン・イン
    ターフェースにより多重計算機システムを構成し、且つ
    各計算機に電力系統設備の監視制御を行うための常用モ
    ードの他に、常用モードで運転中の計算機のバックアッ
    プを行うための待機モード、電力系統設備のメンテナン
    スを行うためのメンテナンスモード、電力系統設備の試
    験を行うための試験モード、電力系統設備の監視制御の
    訓練を行うための訓練モードの全て、または少なくても
    1つ以上のモードを備え、1台の計算機を常用モードと
    して前記電力系統設備の監視制御を行い、他の計算機を
    常用モード以外のモードへ遷移させることにより、前記
    制御卓上で電力系統設備のメンテナンス、試験、訓練の
    作業を行う手段を備えた電力系統監視制御装置におい
    て、 前記各計算機は、各モード毎に異なる背景色が格納され
    た背景色格納領域と、前記マンマシン・インターフェー
    スよりモードが指定されるとその指定モードを取込んで
    指定情報格納領域に格納する指定情報入力手段と、前記
    指定情報格納領域に保存されたモードと計算機モード格
    納領域に保存された各計算機モードの状態より前記マン
    マシン・インターフェースのウィンドウ表示方法を決定
    すると共に、前記背景色格納領域より表示すべきモード
    に対応する背景色を取込んでウィンドウ表示格納領域に
    保存する表示方法決定手段と、この表示方法決定手段に
    より保存されたウィンドウ表示格納領域の表示方法に従
    い、前記マンマシン・インターフェースに常用モード用
    ウィンドウと他のモード用ウインドを組合せて背景色と
    共に表示させるウィンドウ表示手段とを備えたことを特
    徴とする電力系統監視制御装置。
JP8050209A 1996-03-07 1996-03-07 電力系統監視制御装置 Pending JPH09247874A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034747A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東京電力ホールディングス株式会社 監視制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017034747A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東京電力ホールディングス株式会社 監視制御システム

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