JPH10323476A - 縫製システム - Google Patents

縫製システム

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JPH10323476A
JPH10323476A JP9279948A JP27994897A JPH10323476A JP H10323476 A JPH10323476 A JP H10323476A JP 9279948 A JP9279948 A JP 9279948A JP 27994897 A JP27994897 A JP 27994897A JP H10323476 A JPH10323476 A JP H10323476A
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JP
Japan
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sewing
sewing machine
display
embroidery
screen
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Application number
JP9279948A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tei
暁明 鄭
Kyoji Komuro
恭二 小室
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US09/045,717 priority patent/US5873317A/en
Publication of JPH10323476A publication Critical patent/JPH10323476A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C5/00Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms
    • D05D2205/16Display arrangements
    • D05D2205/18Screens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコントローラにおいて各ミシンの固有
名称を登録して記憶でき、表示装置に表示できるような
縫製システムを提供すること。 【解決手段】 電源が投入されて稼働可能な刺繍機の台
数に分割された分割画面の表示中に登録指令を受けたと
きには、稼働可能な刺繍機の刺繍機番号が表示されるの
で(S20)、登録する刺繍機の刺繍機番号をマウスのマ
ーカーで指定し(S21)、親しみ易い固有名称をキーボ
ード20から入力する(S22)。これにより、登録され
た固有名称が指定した刺繍機番号と対応付けて情報メモ
リ13bに記憶され(S24)、その固有名称がCRTデ
ィスプレイ21に表示される(S25)。そして、この制
御を終了したときには、新規に登録された固有名称が、
その刺繍機に対応して設けられた分割画面の名称表示領
域21fに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ホストコントロ
ーラから複数のミシンのミシン制御部に種々の制御指令
を供給して縫製を行う縫製システムに関し、特にホスト
コントローラに各ミシンの固有名称や識別色を入力して
各ミシンの識別情報と対応付けて登録し表示可能にした
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】 最近、縫製工場等においては、複数の
ミシンのミシン制御部を1台のホストコントローラ(パ
ーソナルコンピュータ等)に電気的に接続し、ホストコ
ントローラから個々のミシン制御部に種々の制御指令を
ミシン制御部に供給して縫製を実行させるような縫製シ
ステムが採用されつつある。例えば、特開平5−766
70号公報には、ホストコントローラに複数の刺繍機の
制御部を接続し、ホストコントローラに入力装置、表示
装置、制御装置を設け、その制御装置に複数の刺繍パタ
ーンの夫々の画像データと刺繍データとを格納して記憶
し、表示装置の画面を事前に指定した数に分割して、そ
れら分割画面に複数の刺繍パターンを表示させ、それら
表示した刺繍パターンの刺繍データを複数の刺繍機の制
御部に転送するようにした縫製システムが記載されてい
る。
【0003】ところで、この縫製シテスムにおいて、ホ
ストコントローラ側では、複数のミシンに例えばEM1,EM
2,・・・のように識別番号を付して記憶しており、例え
ば4台の刺繍機で刺繍する刺繍パターンを4つの分割画
面に表示する際には、刺繍機の識別番号EM1 〜EM4 も対
応するように表示する。このように、従来の縫製システ
ムでは、ホストコントローラにおいて、複数のミシンの
識別番号を画面に表示できるものの、複数のミシンに夫
々固有の固有名称を自由に登録して表示させ得るように
は構成されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従来の縫製システム
では、複数のミシンに夫々固有の固有名称を自由に登録
して表示させ得るようには構成されていないため、縫製
工場に設置された複数のミシンに親しみ易い固有名称
(例えば、「TOM」、「花子」等)を付し、作業者の
間ではその固有名称を介してミシンを特定しているよう
な場合にも、ホストコントローラ側では、その親しみ易
い固有名称とは関係無しに、無機的な識別番号(例え
ば、EM1,EM2,・・・)でもって複数のミシンを識別し画
面に表示するので、作業者にとって固有名称と識別番号
とを対応づけるのが面倒であり、往々にして固有名称と
識別番号との対応付けを間違ってしまうという問題があ
る。
【0005】その場合、ホストコントローラからミシン
に間違った制御指令を出力してミシンを誤動作させて安
全性を低下させたり、不良品が発生したり、作業能率が
低下したりする。一方、縫製システムを新設したような
場合には、複数のミシンに親しみ易い固有名称が命名さ
れている訳ではないので、固有名称でもってミシンを特
定することが難しく、実物のミシンとミシンの識別番号
とを明確に対応付けることができないので、前記と同様
の問題が残る。本発明の目的は、ホストコントローラに
おいて各ミシンの固有名称や識別色を登録して記憶で
き、表示装置に表示できるような縫製システムを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1の縫製システ
ムは、複数のミシンと、これらミシンの複数のミシン制
御部に電気的に接続されて各ミシン制御部に種々の制御
指令を出力するホストコントローラと、このホストコン
トローラに接続された表示手段及び入力手段とを備えた
縫製システムにおいて、前記各ミシンに命名する為に入
力手段から入力される固有名称を、各ミシンの識別情報
と関連付けて記憶し、その固有名称を表示手段に表示可
能な固有名称登録手段をホストコントローラに設けたも
のである。
【0007】ホストコントローラには入力手段と表示手
段とが接続されており、ホストコントローラは、それに
電気的に接続された複数のミシンのミシン制御部に、個
別に種々の制御指令(この制御指令が、縫製データを含
む場合もある)を出力して各ミシンにおいて縫製を実行
させる。複数のミシン側においては各ミシンにそのミシ
ン固有の固有名称が付与され、その固有名称により各ミ
シンが特定されている。ホストコントローラに設けた固
有名称登録手段により、固有名称を登録する際には、入
力手段から入力される固有名称が、各ミシンの識別情報
と関連付けて記憶され、その固有名称が表示手段に表示
可能である。尚、固有名称登録手段により登録処理と同
様にして登録済みの固有名称の変更も可能である。
【0008】請求項2の縫製システムは、請求項1の発
明において、前記固有名称登録手段が、前記複数のミシ
ン制御部から識別情報を夫々受けて記憶する情報記憶手
段と、前記情報記憶手段から複数の識別情報を含む情報
を受けて表示手段に表示させる表示指令手段と、前記表
示指令手段と表示手段により表示された識別情報と対応
付けて入力手段から入力される固有名称を、識別情報と
対応付けて情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0009】固有名称登録手段により、固有名称を登録
する場合、情報記憶手段は、複数のミシン制御部から識
別情報を夫々受けて記憶する。表示指令手段は、情報記
憶手段から複数の識別情報を含む情報を受けて表示手段
に表示させる。記憶制御手段は、表示された識別情報と
対応付けて入力手段から入力される固有名称を、識別情
報と対応付けて情報記憶手段に記憶させる。その他請求
項1と同様の作用を奏する。
【0010】請求項3の縫製システムは、請求項2の発
明において、請求項2の発明において、前記ホストコン
トローラは、複数のミシンのうち電源投入されたミシン
をそのミシン制御部から受ける識別情報を介して特定す
るミシン特定手段と、前記表示手段の画面をミシン特定
手段で特定されたミシンの台数と等しい数の分割画面に
分割する画面分割手段とを有することを特徴とするもの
である。複数のミシンのうちの電源が投入されたミシン
を制御対象とする必要があるので、ミシン特定手段は複
数のミシンのうち電源投入されたミシンをそのミシン制
御部から受ける識別情報を介して特定し、画面分割手段
は表示手段の画面を、ミシン特定手段で特定されたミシ
ンの台数と等しい数の分割画面に分割する。それ故、制
御対象のミシンに関連する情報を分割画面に夫々表示可
能になる。その他請求項2と同様の作用を奏する。
【0011】請求項4の縫製システムは、請求項3の発
明において、前記ホストコントローラは、情報記憶手段
から記憶情報を受けて、画面分割手段で分割された1つ
または複数の分割画面の各々に所定の順番にて対応する
各ミシンの固有名称を表示させる表示制御手段を有する
ことを特徴とするものである。前記画面分割手段で画面
を分割した場合、表示制御手段は、情報記憶手段から情
報を受けて、分割された1つまたは複数の分割画面の各
々に所定の順番にて対応する各ミシンの固有名称を表示
させる。尚、所定の順番とは、例えば、電源が投入され
た順番で決定される順番である。このように、分割画面
の各々に各ミシンの固有名称を表示させるため、分割画
面の各々とミシンとの対応が明確になり、ミシンを間違
って特定するのを確実に解消できる。その他請求項3と
同様の作用を奏する。
【0012】請求項5の縫製システムは、複数のミシン
と、これらミシンの複数のミシン制御部に電気的に接続
されて各ミシン制御部に種々の制御指令を出力するホス
トコントローラと、このホストコントローラに接続され
た表示手段及び入力手段とを備えた縫製システムにおい
て、前記ホストコントローラに、各ミシンを識別する為
に入力手段から入力される識別色のデータを、各ミシン
の識別情報と関連付けて記憶する識別色登録手段を設け
たものである。
【0013】ホストコントローラには入力手段と表示手
段とが接続されており、ホストコントローラは、それに
電気的に接続された複数のミシンのミシン制御部に、個
別に種々の制御指令(この制御指令が、縫製データを含
む場合もある)を出力して各ミシンにおいて縫製を実行
させる。各ミシンの付近には例えばそのミシン固有の識
別色で色付けした識別板が見易い位置に設けてあり、そ
の識別色により各ミシンが識別されている。ホストコン
トローラに設けた識別色登録手段により、識別色を登録
する際には、入力手段から入力される識別色のデータ
が、各ミシンの識別情報と関連付けて記憶され、その識
別色をミシンと対応付けて表示手段に表示可能である。
尚、識別色登録手段により登録処理と同様にして登録済
みの識別色の変更も可能である。
【0014】請求項6の縫製システムは、請求項5の発
明において、前記ホストコントローラに、複数のミシン
のうち電源投入されたミシンをそのミシン制御部から受
ける識別情報を介して特定するミシン特定手段と、前記
表示手段の画面にミシン特定手段で特定された1又は複
数のミシンに対応する1又は複数の分割画面を分割表示
させる画面分割手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0015】複数のミシンのうちの電源が投入されたミ
シンを制御対象とする必要があるので、ミシン特定手段
は複数のミシンのうち電源投入されたミシンをそのミシ
ン制御部から受ける識別情報を介して特定し、画面分割
手段は表示手段の画面を、ミシン特定手段で特定された
1又は複数のミシンに対応する1又は複数の分割画面に
分割する。それ故、制御対象のミシンに関連する情報を
分割画面に夫々表示可能になる。その他請求項5と同様
の作用を奏する。
【0016】請求項7の縫製システムは、請求項6の発
明において、前記ホストコントローラに、識別色登録手
段から識別色のデータを受けて、画面分割手段で分割表
示された各分割画面に、対応するミシンの識別色の色付
きマークを表示させる表示制御手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0017】画面分割手段で画面を分割した場合、表示
制御手段は、識別色登録手段から識別色のデータを受け
て、各分割画面に対応するミシンの識別色の色付きマー
クを表示させる。このように、各分割画面に各ミシンの
識別色の色付きマークを表示させるため、分割画面の各
々とミシンとの対応が明確になり、ミシンを間違って特
定するのを確実に解消できる。その他請求項6と同様の
作用を奏する。
【0018】請求項8の縫製システムは、請求項7の発
明において、前記表示制御手段は、各分割画面の特定領
域をカーソルやマーカーで指示しているときだけその分
割画面に色付きマークを表示させることを特徴とするも
のである。それ故、カーソルやマーカーで各分割画面の
特定領域を指示するだけで色付きマークを表示させるこ
とができるし、カーソルやマーカーが特定領域から移動
させれば色付きマークの表示を解消できる。色付きマー
クが無制限に常時表示される訳ではないので、色付きマ
ークが邪魔になるのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、外部のパーソ
ナルコンピュータと、このパーソナルコンピュータから
送信される刺繍データを受け、布保持枠に保持する加工
布に各種の刺繍模様を縫製する4台の刺繍機とを接続し
た縫製システムに本発明を適用した場合のものである。
図1に示すように、この縫製システム1は、1台のパー
ソナルコンピュータ2に、4台の刺繍機3〜6(複数の
ミシンに相当する)を夫々専用の接続線L1〜L4で接
続して構成されており、各刺繍機3〜6は、6台のミシ
ンを並設させた6頭式であり、可動枠(図示略)に装着
された6つの布保持枠(図示略)に夫々保持した加工布
に同時に同一の刺繍模様を形成できるようになってい
る。
【0020】前記パーソナルコンピュータ2の制御系に
ついて、図2のブロック図に基づいて説明すると、ホス
トコントローラ10は、CPU11と、このCPU11
にデータバスなどのバス15を介して接続されたROM
12及びRAM13と、入出力インターフェース14
と、第1〜第4刺繍機3〜6に夫々接続される通信用イ
ンターフェース(通信用I/F)16〜19と、ホスト
コントローラ10の入出力I/F14に接続されたCR
Tディスプレイ(CRTD)21に表示データを出力す
る為のCRTコントローラ(CRTC)22と、フロッ
ピーディスクドライブ(FDD)23を駆動制御するフ
ロッピーディスクコントローラ(FDC)24と、ハー
ドディスクドライブ(HDD)25を駆動制御するハー
ドディスクコントローラ(HDC)26とから構成され
ている。
【0021】これら通信用I/F16〜19の各々は、
例えば、セントニクスインターフェースなどからなり、
双方向にデータ通信が可能になっている。更に、入出力
I/F14には、文字や記号等を入力するキーボード2
0と、座標入力装置(所謂、マウス)27とが夫々接続
されている。ここで、キーボード20やマウス27など
で入力手段が構成されている。前記ROM12には、一
般のパーソナルコンピュータ2と同様に電源オン時にパ
ーソナルコンピュータ2を立ち上げる為の起動プログラ
ムが格納されている。
【0022】そして、HDD25に装着されるハードデ
ィスクには、MS−DOS、ウインドウシステム等の各
種OS(オペレーティング・システム)に加えて、外部
の端末機器(ここでは、4台の刺繍機3〜6)に対して
データの送受信の為の通信用制御プログラム、同システ
ムで実行可能なワープロソフトや画像作成ソフトなどの
各種アプリケーションプログラムが必要に応じて格納さ
れるとともに、後述する本願特有の縫製状態表示制御の
制御プログラム、固有名称登録制御の制御プログラムな
どが格納されている。
【0023】また、RAM13には、送信する刺繍デー
タなどの各種の送信データを格納するデータメモリ13
a、情報テーブルを格納する情報メモリ13bなどが設
けられている。ここで、情報メモリ13b(情報記憶手
段に相当する)には、図3に示すように、各第1〜第4
刺繍機3〜6から送信されて来た刺繍機3〜6に専用の
識別番号、つまり刺繍機番号のデータと、その刺繍機番
号に対応付けて、登録された固有名称のデータとが格納
されている。ここで、その情報メモリ13bはバッテリ
で常にバックアップされており、電源が切られてもその
記憶内容を保持するようになっている。
【0024】次に、第1〜第4刺繍機3〜6の制御系は
同一であり、第1刺繍機3について、図4のブロック図
に基づいて説明する。制御装置30は、CPU31と、
このCPU31にアドレスバスなどのバス36を介して
接続されたROM32と、RAM33と、入出力インタ
ーフェース34と、パーソナルコンピュータ2に接続線
L1を介して接続された通信用インターフェース(通信
用I/F)35などからなり、入出力インターフェース
34には、刺繍枠をX方向(左右方向)に移動させるX
方向駆動モータ38の為の駆動回路39と、刺繍枠をY
方向(前後方向)に移動させるY方向駆動モータ40の
為の駆動回路41と、6台のミシンを共通に駆動するミ
シンモータ42の為の駆動回路43と、小型のディスプ
レイや表示ランプや各種スイッチが設けられた操作パネ
ル44とが夫々接続されている。
【0025】前記ROM32には、通信制御プログラム
に加えて、送信された刺繍データに基づいて各モータ3
8,40,42を駆動する縫製制御の制御プログラムな
どの第1刺繍機3を司る各種のプログラムが格納されて
いる。RAM33には、送信された刺繍データを記憶す
るデータメモリ33aや、縫製制御の際に行なう各種の
演算の演算結果を一時的に記憶する各種メモリやバッフ
ァなどが設けられている。ここで、これらCPU31、
ROM32及びRAM33、入出力インターフェース3
4、通信用I/F35などからミシン制御部37が構成
されている。
【0026】ところで、第1〜第4刺繍機3〜6のミシ
ン制御部37のROM32には、その刺繍機3〜6に専
用に割当られた識別情報である刺繍機番号SMが格納さ
れている。例えば、第1刺繍機3には「SM1」、第2
刺繍機4には「SM2」、第3刺繍機5には「SM
3」、第4刺繍機6には「SM4」が割当られている。
そして、パーソナルコンピュータ2から送信される「刺
繍機番号送信コマンド」を受信したときには、各ミシン
制御部37から専用の刺繍機番号を送信するように構成
されている。
【0027】次に、パーソナルコンピュータ2のホスト
コントローラ10で実行される縫製状態表示制御のルー
チンについて、図5のフローチャートに基づいて説明す
る。但し、図中符号Si(i=10、11、12・・
・)は各ステップである。パーソナルコンピュータ2の
キーボード20から、刺繍縫製に関する状態を表示させ
る状態表示指令が入力されるとこの制御が開始され、先
ず第1〜第4刺繍機3〜6の各々に対して、「刺繍機番
号送信コマンド」を所定の順序に送信するとともに、各
刺繍機3〜6から送信されてくる刺繍機番号SMに基づ
いて、図7に示すように、刺繍機番号SMと電源のON
/OFFとを対応させた電源投入テーブルTBをRAM
13のワークメモリに作成することで、何れの刺繍機3
〜6に電源が投入されているかが特定される(S10)。
ここで、このS10がミシン特定手段に相当する。
【0028】次に、CRTディスプレイ21の表示画面
が、電源が投入されていて稼働可能な刺繍機の台数と等
しい数の分割画面に分割される(S11)。ここで、この
S11が画面分割手段に相当する。例えば、第1〜第4刺
繍機3〜6の全てに電源が投入されているときには、図
8に示すように、CRTディスプレイ21の表示画面に
おいて、上部の共通情報表示領域21a以外の表示領域
が、4つの分割表示領域21b〜21eに分割される。
【0029】次に、情報メモリ13bに格納されている
刺繍機情報と電源投入テーブルTBのデータとに基づい
て、電源が投入されている刺繍機3〜6のうち、固有名
称が登録されているときには、その固有名称が読み込ま
れ(S12)、その固有名称が所定の順番、例えば刺繍機
番号SMの小さい順に所定の名称表示領域21fに表示
される(S13)。但し、固有名称が登録されていないと
きには、刺繍機番号SMそのものが表示される。例え
ば、刺繍機番号「SM1」の第1刺繍機3に登録されて
いる固有名詞「TARO」が分割表示領域21bの名称
表示領域21fに表示される。
【0030】また、刺繍機番号「SM2」の第2刺繍機
4に登録されている固有名詞「KEN」が分割表示領域
21cの名称表示領域21fに表示される。しかし、残
りの第3刺繍機5(刺繍機番号SM3)と第4刺繍機6
(刺繍機番号SM4)とには固有名称が登録されていな
いので、分割表示領域21d,21eの名称表示領域2
1fには、固有名称として「SM3」、「SM4」が表
示される。ところで、図8に示す分割画面表示中に、マ
ウス27が操作されて、マーカー(図示略)で共通情報
表示領域21aのキー「登録」が指示されて実行された
ときには(S14:Yes )、固有名称登録制御(固有名称
登録手段に相当し、図6参照)が起動されて実行される
(S15)。
【0031】この制御が開始されると、先ず情報メモリ
13bに格納されている刺繍機情報を読み出して表示す
るように指令される(S20)。これにより、図9に示す
ように、分割表示画面に割り込んで、刺繍機情報が表示
される。ここで、S20が表示指令手段に相当する。次
に、マウス27のマーカーで固有名称を登録(又は変
更)する刺繍機番号SMが指定される(S21)。次に、
キーボード20から登録(又は変更)する固有名称を入
力する入力処理が実行される(S22)。次に、入力され
た固有名称が既に登録されている固有名称と同一でない
ときには(S23:No)、情報メモリ13bにおいて、入
力された固有名称が、マーカーで指定されている刺繍機
SMに対応させて記憶する記憶処理が実行される(S2
4)。しかし、既に登録されている固有名称と同一のと
きには(S23:Yes )、その旨のエラーメッセージがC
RTディスプレイ21に表示され(S29)、その後S22
へ戻る。
【0032】次に、新規に登録された固有名称を含む刺
繍機情報が再度表示され(S25)、登録指令が入力され
たときには(S26:Yes )、S21〜S26が繰り返して実
行される。ここで、S24が記憶制御手段に相当する。例
えば、図10に示すように、刺繍機番号「SM3」に対
して登録された固有名称「TOM」と、刺繍機番号「S
M4」に対して登録された固有名称「JERRY」とが
夫々表示される。そして、共通情報表示領域21aのキ
ー「終了」が指示されて実行されたときには(S27:Ye
s )、新規に登録又は変更された固有名称を名称表示領
域21fに表示するように指令され(S28)、この制御
を終了して縫製状態表示制御にリターンする。
【0033】その結果、図11に示すように、新規に登
録又は変更された固有名称「TOM」が対応する分割表
示領域21dの名称表示領域21fに表示され、また固
有名称「JERRY」が対応する分割表示領域21eの
名称表示領域21fに表示される。そして、縫製状態表
示制御において、マーカーによりキー「終了」が指示さ
れて実行されたときには(S16:Yes )、この制御を終
了して、メインルーチンにリターンする。
【0034】このように、パーソナルコンピュータ2の
ホストコントローラ10に設けられたROM13の情報
メモリ13bに、各刺繍機3〜6に命名する為にキーボ
ード20から入力される固有名称を、各刺繍機3〜6の
刺繍機番号SMと関連付けて記憶し、その固有名称をC
RTディスプレイ21に表示可能にしたので、各刺繍機
3〜6に所望の親しみ易い固有名称を命名して各刺繍機
3〜6の刺繍機番号SMと関連付けて記憶させ、必要に
応じてCRTディスプレイ21の名称表示領域21fに
表示させることができる。その結果、刺繍機3〜6を特
定するのに作業者が用いている固有名称を、ホストコン
トローラ10内においても刺繍機3〜6を特定するのに
用いることが可能になり、刺繍機3〜6の特定を間違え
てミシン制御部37に間違った制御指令を出力するのを
解消でき、不良品の発生を防止し、作業能率を高めるこ
とができる。
【0035】また、固有名称登録制御において、各刺繍
機3〜6のミシン制御部37から送信された刺繍機番号
SMを記憶している刺繍機情報をCRTディスプレイ2
1に表示させることができ、その表示された刺繍機番号
SMに対応付けて固有名称をキーボード20から入力し
て登録し、刺繍機番号SMと固有名称とを対応付けて情
報メモリ13bに記憶させることができる。
【0036】また、縫製状態表示制御の開始時に、電源
が投入されている刺繍機3〜6を特定するようにし、C
RTディスプレイ21の画面を、稼働可能な刺繍機3〜
6の台数と等しい数の分割画面に分割するようにしたの
で、電源が投入された制御対象の刺繍機3〜6の数に画
面を分割して、各制御対象の刺繍機3〜6に関する情報
を夫々分割画面に表示することができる。更に、これら
分割画面の各々の名称表示領域21fに各刺繍機3〜6
の固有名称を表示させるため、分割画面の各々と刺繍機
3〜6との対応が明確になり、刺繍機3〜6を間違って
特定するのを確実に解消できる。
【0037】別実施形態・・・・・図12〜図16参照 次に、前記実施形態を部分的に変更した縫製システムに
ついて説明する。この縫製システムは、刺繍機を識別す
る固有名称を用いる代わりに、刺繍機を識別する識別色
を用い、刺繍機を新規に設置した際に刺繍機の付近の視
易い位置に、刺繍機特有の識別色で色付けした識別板が
設置され、ホストコントローラ10には刺繍機の識別情
報と対応づけて識別色が登録され、ディスプレイ21の
画面の刺繍機に対応する分割画面に識別色を簡単に表示
できるようにしたものである。
【0038】パーソナルコンピュータ2、そのホストコ
ントローラ10、4台の刺繍機3〜6、それらの制御装
置30については前記実施形態と略同様であるので、異
なる構成についてのみ説明するものとする。ホストコン
トローラ10のRAM13の情報メモリ13bには、図
12に示すように、第1〜第4刺繍機3〜6から送信さ
れて来た各刺繍機に専用の識別番号(刺繍機番号SMの
データ)と、識別色登録処理を介して登録された識別色
のデータとが対応づけて格納される。
【0039】次に、パーソナルコンピュータ2のホスト
コントローラ10で実行される縫製状態表示制御のルー
チンについて、図13のフローチャートに基づいて説明
する。キーボード20から、刺繍縫製に関する状態を表
示させる表示指令が入力されるとこの制御が開始され、
先ず第1〜第4刺繍機3〜6の各々に対して、「刺繍機
番号送信コマンド」を所定の順序に送信するとともに、
各刺繍機3〜6から送信されてくる刺繍機番号SMに基
づいて、刺繍機番号SMと電源のON/OFFとを対応
させた前記実施形態と同様の電源投入テーブルTBをR
AM13のワークメモリに作成することで、何れの刺繍
機3〜6に電源が投入されているかが特定される(S3
0)。
【0040】次に、CRTディスプレイ21の表示画面
が、電源が投入されていると特定された1又は複数の刺
繍機3〜6に対応する1又は複数の分割画面に分割され
る(S31)。例えば、第1〜第4刺繍機3〜6の全てに
電源が投入されているときには、図15に示すように、
CRTディスプレイ21の画面の上段部には共通情報表
示領域21aが表示され、画面の共通情報表示領域21
a以外の領域には刺繍機3〜6に対応する4つの分割画
面21b〜21eが表示される。各分割画面21b〜2
1eの上端部の名称表示領域21fには、その分割画面
に対応する刺繍機の刺繍機番号(SM1〜SM4)が表
示される。
【0041】次に、電源投入テーブルTBと情報メモリ
13bから電源が投入されている刺繍機3〜6における
識別色の色名が読み込まれ(S32)、マウス27で操作
されるマーカー21mが何れかの分割画面の名称表示領
域21f内にあるか否か判定され(S33)、その判定が
No のときはリターンする。マーカー21mが分割画面
の名称表示領域21f内にあるときには(S33: Yes
)、その分割画面に対応する刺繍機に設定された識別
色の色付きマークが名称表示領域21fの下側付近に表
示される(S34)。
【0042】例えば、図12に示すように、刺繍機3の
識別色として「赤」が登録されて場合、図16に示すよ
うに、刺繍機3(刺繍機番号SM1)用の分割画面21
bの名称表示領域21fにマーカー21mが移動される
と、分割画面21b内のうちの名称表示領域21fの下
側付近に赤色の色付きマーク21wが矩形の小窓状に表
示され、その色付きマーク21w内には刺繍機番号SM
1も表示される。従って、オペレータは刺繍機3の赤色
の識別板と赤色の色付きマーク21wとから刺繍機3の
分割画面21bに対して操作中であることを知ることが
できる。
【0043】次に、マーカー21mが名称表示領域21
fの外へ移動したか否か判定され(S35)、その判定が
No のときはS34、S35が繰り返され、その判定がYes
になると、色付きマーク21wの表示が中止される(S
36)。ここで、新規に設置されホストコントローラ10
に接続され且つ電源が投入された刺繍機に対して識別色
を登録する際には、共通情報表示領域21aの「登録」
キーを操作する。S37では登録キーから登録指令が入力
されたか否か判定し、その判定がYes のときは、S38に
おいて識別色登録処理が実行される。登録指令が入力さ
れない場合は(S37:No )、共通情報表示領域21aの
「終了」キーから終了指令が入力されたか否か判定され
(S39)、その判定が No のときはS37、S38が繰り返
され、その判定がYes になるとリターンする。
【0044】次に、S38において実行される識別色登録
処理について、図14のフローチャートチャートを参照
して説明する。この制御が開始されると、先ず情報メモ
リ13bに格納されている刺繍機情報(刺繍機番号SM
と識別色)を読み出して表示するように指令される(S
50)。すると、図17に示すように、分割表示画面に割
り込んで、画面の中央部に刺繍機情報が表示される。図
17の例では、刺繍機3、4に識別色として赤、緑が夫
々が予め登録されているため、赤色の表示部C1と緑色
の表示部C2とが表示されている。
【0045】次に、マウス27のマーカー21mを介し
て識別色を登録(又は変更)する刺繍機番号SMが指定
される(S51)。次に、キーボード20から登録(又は
変更)する識別色の色名を入力する入力処理が実行され
(S52)、その入力された識別色の識別色名が該当する
欄に文字表示される。例えば、刺繍機5に対して黄色を
登録したとすると、刺繍機5の識別色名の表示部C3に
は「黄」が文字表示される。次に、入力された識別色の
色名が既に登録されている識別色と同一でないときには
(S53:No)、入力された識別色の色名をマーカー21
mで指定されている刺繍機SMに対応させて情報メモリ
13bに記憶させる記憶処理が実行される(S55)。但
し、既に登録されている識別色と同一のときには(S5
3:Yes )、その旨のエラーメッセージがCRTディス
プレイ21に表示され(S54)、その後S52へ戻る。
【0046】次に、新規に登録された識別色を表示させ
る表示処理が実行される(S56)。この場合、図17の
例では、刺繍機5の識別色名の表示部C3の「黄」の文
字表示が消去されて表示部C3が黄色の表示部C3に変
わる。尚、図17の例では刺繍機6に対して識別色を未
登録であるので、その識別色名の表示部C4は空欄であ
る。こうして、登録してある全部の識別色が刺繍機番号
と対応付けて表示されるので、新たに登録した識別色を
確認することができる。
【0047】次に、登録キーから登録指令が入力された
か否か判定し(S57)、その判定がYes のときはS51へ
戻りS51移行が実行される。それ故、刺繍機6に対して
も前記と同様にして識別色を登録することができる。S
57の判定が No のときは終了キーから終了指令が入力さ
れたか否か判定し(S58)、その判定が No のときはS
57へ戻り、その判定がYes のときは図13のS39へリタ
ーンする。
【0048】このように、パーソナルコンピュータ2の
ホストコントローラ10に設けられたROM13の情報
メモリ13bに、各刺繍機3〜6を識別する為にキーボ
ード20から入力して登録された識別色を、刺繍機3〜
6の刺繍機番号SMと対応付けて記憶させ、刺繍機3〜
6に対応する分割画面をディスプレイ21の画面に表示
した状態において、各分割画面に登録した識別色の色付
きマーク21wを表示させることができる。尚、刺繍機
3〜6側には、識別色で着色した識別板が見易い位置に
設けられている。
【0049】その結果、刺繍機3〜6に電源を投入した
状態でパーソナルコンピュータ2から刺繍機3〜6に種
々の制御指令を送信する際に、分割画面の色付きマーク
21wの識別色と識別板の識別色とを視覚的に容易に確
認できるため、刺繍機3〜6の特定を間違えてミシン制
御部37に間違った制御指令を出力するのを解消でき、
不良品の発生を防止し、作業能率を高めることができ
る。そして、マーカー21mが名称表示領域21f内に
ある間だけ色付きマーク21wを表示させるので、色付
きマーク21wを簡単に消去させることができ、色付き
マーク21wが邪魔になるのを防止できる。
【0050】また、識別色登録制御において、刺繍機3
〜6のミシン制御部37から受信して記憶していた刺繍
機番号SMと登録された識別色とをディスプレイ21に
表示させることができ、その表示された刺繍機番号SM
に対応付けて識別色をキーボード20から入力して登録
し、刺繍機番号SMと識別色の色名とを対応付けて情報
メモリ13bに記憶させることができる。
【0051】縫製状態表示制御の開始時に、電源が投入
されている刺繍機3〜6を特定するようにし、CRTデ
ィスプレイ21の画面を、電源投入済みの刺繍機3〜6
に対応する1又は複数の分割画面21b〜21eに分割
するようにしたので、電源が投入された制御対象の刺繍
機3〜6に関する情報を夫々分割画面21b〜21eに
表示することができる。
【0052】尚、前記別実施形態では、図13のS35の
判定を介してマーカー21mが名称表示領域21fの外
へ移動したときに、色付きマーク21wの表示を中止す
るように構成したが、色付きマーク21wの表示開始か
ら所定時間(例えば、5秒)経過後に色付きマーク21
wの表示を中止するように構成してもよい。尚、前記別
実施形態において、色付きマーク21wを表示させる代
わりに、分割画面21b〜21eの外周枠を識別色の色
で表示させてもよく、名称表示領域の背景色を識別色に
して表示させてその後色付きマーク21wの表示を継続
するように構成してもよく、その他種々の形態で色付き
マーク21wを表示させてもよい。また、刺繍機3〜6
の付近に識別板を設ける代わりに、刺繍機3〜6の本体
フレームを識別色のペイントで塗装しておいてもよく、
刺繍機3〜6の付近に識別色の光を発する識別ランプを
設けてもよい。
【0053】ここで、前記実施形態及び別実施形態の変
更態様として、パーソナルコンピュータ2に代えて各種
のホストコンピュータを接続してもよく、また各種のネ
ットワークを介して複数のホストコントローラに接続す
るようにしてもよい。また、刺繍機に代えて一般的な縫
製ミシンが複数台接続されてもよく、またミシンの識別
情報として、機種や種類に応じて任意に設定した記号や
各種の情報であってもよい。更に、本発明は前記実施形
態に限定して解釈されるべきではなく、本発明の技術的
思想を逸脱しない範囲において、前記実施形態の各部の
制御に、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々
の変更を加えることもあり得る。
【0054】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、縫製システ
ムのホストコントローラに、各ミシンに命名する為に入
力手段から入力される固有名称を、各ミシンの識別情報
と関連付けて記憶し、その固有名称を表示手段に表示可
能な固有名称登録手段を設けたので、各ミシンに所望の
固有名称を命名して各ミシンの識別情報と関連付けて記
憶させ、必要に応じて表示手段に表示させることができ
る。その結果、ミシンを特定するのに作業者が用いてい
る固有名称を、ホストコントローラ内においてもミシン
を特定するのに用いることが可能になり、ミシン特定を
間違えてミシン制御部に間違った制御指令を出力するの
を解消でき、不良品の発生を防止し、作業能率を高める
ことができる。
【0055】請求項2の発明によれば、固有名称登録手
段が、情報記憶手段と表示指令手段と記憶制御手段とを
備えているため、複数のミシン制御部からの識別情報を
記憶しておいて表示手段に表示させることができ、その
表示された識別情報に対応付けて固有名称を入力手段か
ら入力して登録し、識別情報と固有名称とを対応付けて
記憶させることができる。その他請求項1と同様の効果
を奏する。
【0056】請求項3の発明によれば、ホストコントロ
ーラに、ミシン特定手段と画面分割手段を設けたので、
電源が投入された制御対象のミシンの数に画面を分割し
て、各制御対象のミシンに関する情報を夫々分割画面に
表示することができる。その他請求項2と同様の効果を
奏する。
【0057】請求項4の発明によれば、ホストコントロ
ーラに、表示制御手段を設け、分割画面の各々に各ミシ
ンの固有名称を表示させるため、分割画面の各々とミシ
ンとの対応が明確になり、ミシンを間違って特定するの
を確実に解消できる。その他請求項3と同様の効果を奏
する。
【0058】請求項5の発明によれば、縫製システムの
ホストコントローラに、各ミシンを識別する為に入力手
段から入力される識別色の名称を、各ミシンの識別情報
と関連付けて記憶する識別色登録手段を設けたので、各
ミシンに所望の識別色を登録して識別情報と関連付けて
記憶させることができるため、必要に応じて各ミシンに
登録した識別色を表示手段に表示させ、例えばミシン側
に別途設ける識別色で色付けした識別板と照合すること
で、各ミシンを視覚的に容易に識別することができる。
その結果、ミシンの特定を間違えてミシン制御部に間違
った制御指令を出力するのを解消でき、不良品の発生を
防止し作業能率を高めることができる。
【0059】請求項6の発明によれば、ホストコントロ
ーラに、ミシン特定手段と画面分割手段を設けたので、
電源が投入された制御対象のミシンに対応する分割画面
に分割して、各制御対象のミシンに関する情報を夫々分
割画面に表示することができる。その他請求項5と同様
の効果を奏する。
【0060】請求項7の発明によれば、ホストコントロ
ーラに、識別色登録手段から識別色のデータを受けて、
画面分割手段で分割表示された各分割画面に、対応する
ミシンの識別色の色付きマークを表示させる表示制御手
段を設けたので、分割画面の各々とミシンとの対応が明
確になり、ミシンを間違って特定するのを確実に解消で
きる。その他請求項6と同様の効果を奏する。
【0061】請求項8の発明によれば、前記表示制御手
段は、各分割画面の特定領域をカーソルやマーカーで指
示しているときだけその分割画面に色付きマークを表示
させるので、カーソルやマーカーで各分割画面の特定領
域を指示するだけで色付きマークを表示させることがで
き、カーソルやマーカーが特定領域から移動させれば色
付きマークの表示を解消できる。色付きマークが無制限
に常時表示される訳ではないので、色付きマークが邪魔
になるのを防止することができる。その他、請求項7と
同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る縫製システムの構成図
である。
【図2】パーソナルコンピュータの制御系のブロック図
である。
【図3】情報メモリ13bのテーブル化された刺繍機情
報を示す図表である。
【図4】刺繍機の制御系のブロック図である。
【図5】縫製状態表示制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図6】固有名称登録制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図7】電源投入テーブルのデータ構成を説明する図表
である。
【図8】固有名称を含む分割画面の表示例を示す図であ
る。
【図9】固有名称登録処理中における図8相当図であ
る。
【図10】新規の固有名称を登録したときの図9相当図
である。
【図11】登録された固有名称を表示したときの図8相
当図である。
【図12】別実施形態に係る情報メモリに記憶する刺繍
機情報の図表である。
【図13】別実施形態の表示制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図14】識別色登録制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図15】4つの分割画面の表示例を示す図である。
【図16】1つの分割画面に色付きマークを表示した例
を示す図である。
【図17】識別色登録時の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 縫製システム 2 パーソナルコンピュータ 3〜6 刺繍機 12 ROM 13 RAM 13b 情報メモリ 20 キーボード 21 CRTディスプレイ 27 座標入力装置(マウス) 37 ミシン制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のミシンと、これらミシンの複数の
    ミシン制御部に電気的に接続されて各ミシン制御部に種
    々の制御指令を出力するホストコントローラと、このホ
    ストコントローラに接続された表示手段及び入力手段と
    を備えた縫製システムにおいて、 前記各ミシンに命名する為に入力手段から入力される固
    有名称を、各ミシンの識別情報と関連付けて記憶し、そ
    の固有名称を表示手段に表示可能な固有名称登録手段を
    ホストコントローラに設けたことを特徴とする縫製シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記固有名称登録手段は、 前記複数のミシン制御部から識別情報を夫々受けて記憶
    する情報記憶手段と、 前記情報記憶手段から複数の識別情報を含む情報を受け
    て表示手段に表示させる表示指令手段と、 前記表示指令手段と表示手段により表示された識別情報
    と対応付けて入力手段から入力される固有名称を、識別
    情報と対応付けて情報記憶手段に記憶させる記憶制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の縫製システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ホストコントローラは、複数のミシ
    ンのうち電源投入されたミシンをそのミシン制御部から
    受ける識別情報を介して特定するミシン特定手段と、前
    記表示手段の画面をミシン特定手段で特定されたミシン
    の台数と等しい数の分割画面に分割する画面分割手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の縫製システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコントローラは、情報記憶手
    段から記憶情報を受けて、画面分割手段で分割された1
    つまたは複数の分割画面の各々に所定の順番にて対応す
    る各ミシンの固有名称を表示させる表示制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項3に記載の縫製システム。
  5. 【請求項5】 複数のミシンと、これらミシンの複数の
    ミシン制御部に電気的に接続されて各ミシン制御部に種
    々の制御指令を出力するホストコントローラと、このホ
    ストコントローラに接続された表示手段及び入力手段と
    を備えた縫製システムにおいて、 前記ホストコントローラに、各ミシンを識別する為に入
    力手段から入力される識別色のデータを、各ミシンの識
    別情報と関連付けて記憶する識別色登録手段を設けたこ
    とを特徴とする縫製システム。
  6. 【請求項6】 前記ホストコントローラに、複数のミシ
    ンのうち電源投入されたミシンをそのミシン制御部から
    受ける識別情報を介して特定するミシン特定手段と、前
    記表示手段の画面にミシン特定手段で特定された1又は
    複数のミシンに対応する1又は複数の分割画面を分割表
    示させる画面分割手段を設けたことを特徴とする請求項
    5に記載の縫製システム。
  7. 【請求項7】 前記ホストコントローラに、識別色登録
    手段から識別色のデータを受けて、画面分割手段で分割
    表示された各分割画面に、対応するミシンの識別色の色
    付きマークを表示させる表示制御手段を設けたことを特
    徴とする請求項6に記載の縫製システム。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、各分割画面の特定
    領域をカーソルやマーカーで指示しているときだけその
    分割画面に色付きマークを表示させることを特徴とする
    請求項7に記載の縫製システム。
JP9279948A 1997-03-28 1997-09-25 縫製システム Pending JPH10323476A (ja)

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