JPH10263235A - パターン縫いミシン休止設定装置 - Google Patents
パターン縫いミシン休止設定装置Info
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- JPH10263235A JPH10263235A JP9073654A JP7365497A JPH10263235A JP H10263235 A JPH10263235 A JP H10263235A JP 9073654 A JP9073654 A JP 9073654A JP 7365497 A JP7365497 A JP 7365497A JP H10263235 A JPH10263235 A JP H10263235A
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 219
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000007958 sleep Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006266 hibernation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C5/00—Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps
- D05C5/02—Embroidering machines with arrangements for automatic control of a series of individual steps by electrical or magnetic control devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縫製頭部の休止制御を集中的に行うことで、
効率的な縫製作業が可能となるパターン縫いミシン休止
設定装置の提供。 【解決手段】 パソコン側で多頭パターン縫いミシンへ
休止頭部を問い合わせ（Ｓ１４０）、その結果を反映さ
せた設定画面を表示し（Ｓ１６０）、ユーザによる設定
をさせ（Ｓ１７０）、その設定内容を、パソコンから多
頭パターン縫いミシンへ休止頭部情報として送信する
（Ｓ１９０）。このことにより、多頭パターン縫いミシ
ン側では、パソコン側で設定した通りに、縫製頭部の休
止頭部が設定される。パソコン側ではキーボードあるい
はマウスを用いて、すべての多頭パターン縫いミシンの
縫製頭部について、ＣＲＴ上で集中的に休止状態を設定
できるので、作業員が巡回することなく、効率的な設定
作業および縫製作業が可能となる。
効率的な縫製作業が可能となるパターン縫いミシン休止
設定装置の提供。 【解決手段】 パソコン側で多頭パターン縫いミシンへ
休止頭部を問い合わせ（Ｓ１４０）、その結果を反映さ
せた設定画面を表示し（Ｓ１６０）、ユーザによる設定
をさせ（Ｓ１７０）、その設定内容を、パソコンから多
頭パターン縫いミシンへ休止頭部情報として送信する
（Ｓ１９０）。このことにより、多頭パターン縫いミシ
ン側では、パソコン側で設定した通りに、縫製頭部の休
止頭部が設定される。パソコン側ではキーボードあるい
はマウスを用いて、すべての多頭パターン縫いミシンの
縫製頭部について、ＣＲＴ上で集中的に休止状態を設定
できるので、作業員が巡回することなく、効率的な設定
作業および縫製作業が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン縫いミシ
ンの縫製頭部の休止を設定するためのパターン縫いミシ
ン休止設定装置に関する。
ンの縫製頭部の休止を設定するためのパターン縫いミシ
ン休止設定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パターン縫いミシン、例えば、多
頭刺繍ミシン、あるいはポケットセッター等の一定のパ
ターンを、複数の縫製頭部で縫うミシンなどでは、生産
数量などの必要に応じて、縫製頭部の一部を使用し、残
りの縫製頭部は休止させることがあった。
頭刺繍ミシン、あるいはポケットセッター等の一定のパ
ターンを、複数の縫製頭部で縫うミシンなどでは、生産
数量などの必要に応じて、縫製頭部の一部を使用し、残
りの縫製頭部は休止させることがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】所望の縫製頭部を休止
させるためには、各縫製頭部に設けられている休止スイ
ッチを操作して、停止させるのが普通である。しかし、
全ての縫製頭部が作業員の近くに存在するとは限らず、
作業員は、いちいち休止させる縫製頭部の所に行って、
休止スイッチを操作しなくてはならない。しかも複数の
多頭パターン縫いミシンを管理している場合には、各多
頭パターン縫いミシンを回って、休止スイッチの操作を
してこなくてはならず、極めて煩雑で時間のかかる作業
となり、縫製作業効率を低下させるものとなっていた。
させるためには、各縫製頭部に設けられている休止スイ
ッチを操作して、停止させるのが普通である。しかし、
全ての縫製頭部が作業員の近くに存在するとは限らず、
作業員は、いちいち休止させる縫製頭部の所に行って、
休止スイッチを操作しなくてはならない。しかも複数の
多頭パターン縫いミシンを管理している場合には、各多
頭パターン縫いミシンを回って、休止スイッチの操作を
してこなくてはならず、極めて煩雑で時間のかかる作業
となり、縫製作業効率を低下させるものとなっていた。
【０００４】本発明は、縫製頭部の休止制御を集中的に
行うことで、効率的な縫製作業が可能となるパターン縫
いミシン休止設定装置の提供を目的とするものである。
行うことで、効率的な縫製作業が可能となるパターン縫
いミシン休止設定装置の提供を目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
パターン縫いミシン休止設定装置は、合計で縫製頭部が
複数設けられている１つまたは複数のパターン縫いミシ
ンに信号的に接続され、このパターン縫いミシンとは別
体に構成されているものである。「合計で縫製頭部が複
数設けられている１つまたは複数のパターン縫いミシ
ン」とは、１つのパターン縫いミシンでも２以上のパタ
ーン縫いミシンでも良いが、縫製頭部を合計すると全部
で複数存在するパターン縫いミシンである。
パターン縫いミシン休止設定装置は、合計で縫製頭部が
複数設けられている１つまたは複数のパターン縫いミシ
ンに信号的に接続され、このパターン縫いミシンとは別
体に構成されているものである。「合計で縫製頭部が複
数設けられている１つまたは複数のパターン縫いミシ
ン」とは、１つのパターン縫いミシンでも２以上のパタ
ーン縫いミシンでも良いが、縫製頭部を合計すると全部
で複数存在するパターン縫いミシンである。
【０００６】そして、このパターン縫いミシン休止設定
装置にて、頭部休止設定手段が、各縫製頭部の休止状態
を設定する。この設定に応じて、頭部休止実行手段が、
該当する縫製頭部を休止状態とするので、パターン縫い
ミシンでの作業時に、該当する縫製頭部を休止させるこ
とができる。
装置にて、頭部休止設定手段が、各縫製頭部の休止状態
を設定する。この設定に応じて、頭部休止実行手段が、
該当する縫製頭部を休止状態とするので、パターン縫い
ミシンでの作業時に、該当する縫製頭部を休止させるこ
とができる。
【０００７】したがって、作業員は、パターン縫いミシ
ン休止設定装置の頭部休止設定手段にて所望の縫製頭部
に対して休止を設定すれば、頭部休止実行手段が自動的
に所望の縫製頭部を休止させるので、いちいち、休止さ
せる縫製頭部の所までいく必要が無く、効率的な縫製作
業が可能となる。
ン休止設定装置の頭部休止設定手段にて所望の縫製頭部
に対して休止を設定すれば、頭部休止実行手段が自動的
に所望の縫製頭部を休止させるので、いちいち、休止さ
せる縫製頭部の所までいく必要が無く、効率的な縫製作
業が可能となる。
【０００８】また、上述したごとくパターン縫いミシン
とは別体でなく、パターン縫いミシンに取り付けられて
いるパターン縫いミシン休止設定装置であっても良い。
したがって、頭部休止設定手段は、信号的に接続されて
いる他の１つまたは複数のパターン縫いミシンにおける
縫製頭部および自己の縫製頭部の休止状態を設定し、頭
部休止実行手段は、頭部休止設定手段により休止と設定
された縫製頭部を休止させる。
とは別体でなく、パターン縫いミシンに取り付けられて
いるパターン縫いミシン休止設定装置であっても良い。
したがって、頭部休止設定手段は、信号的に接続されて
いる他の１つまたは複数のパターン縫いミシンにおける
縫製頭部および自己の縫製頭部の休止状態を設定し、頭
部休止実行手段は、頭部休止設定手段により休止と設定
された縫製頭部を休止させる。
【０００９】このように、パターン縫いミシンに取り付
けられているパターン縫いミシン休止設定装置であって
も、そのパターン縫いミシンにて、他のパターン縫いミ
シンを含めた全ての縫製頭部の休止が設定できるので、
いちいち、休止させる縫製頭部の所までいく必要が無
く、効率的な縫製作業が可能となる。
けられているパターン縫いミシン休止設定装置であって
も、そのパターン縫いミシンにて、他のパターン縫いミ
シンを含めた全ての縫製頭部の休止が設定できるので、
いちいち、休止させる縫製頭部の所までいく必要が無
く、効率的な縫製作業が可能となる。
【００１０】なお、上述の場合、パターン縫いミシンの
１つ以上が、複数の縫製頭部を有する多頭パターン縫い
ミシンであっても良い。ここで、頭部休止設定手段は、
パターン縫いミシンに設けられて縫製頭部の休止有無の
状態を検出する休止検出手段にて得られた縫製頭部の休
止状態データを受信して、休止状態データをパターン縫
いミシンにおける縫製頭部の休止を設定するための基礎
データとしても良い。例えば、表示手段に、休止検出手
段にて得られた縫製頭部の休止状態データを表示し、こ
の表示画面に基づいて、作業員が縫製頭部の休止を設定
するようにしても良い。すなわち、現状の休止状態が判
明するので、所望の休止状態と異なる状態の縫製頭部の
み、設定を変更すれば良いので、設定作業が効率的であ
る。
１つ以上が、複数の縫製頭部を有する多頭パターン縫い
ミシンであっても良い。ここで、頭部休止設定手段は、
パターン縫いミシンに設けられて縫製頭部の休止有無の
状態を検出する休止検出手段にて得られた縫製頭部の休
止状態データを受信して、休止状態データをパターン縫
いミシンにおける縫製頭部の休止を設定するための基礎
データとしても良い。例えば、表示手段に、休止検出手
段にて得られた縫製頭部の休止状態データを表示し、こ
の表示画面に基づいて、作業員が縫製頭部の休止を設定
するようにしても良い。すなわち、現状の休止状態が判
明するので、所望の休止状態と異なる状態の縫製頭部の
み、設定を変更すれば良いので、設定作業が効率的であ
る。
【００１１】なお、前記基礎データにおいて休止とする
設定が各縫製頭部の休止スイッチ等にて設定されている
場合は、その基礎データ内で休止とする設定部分につい
ては、頭部休止設定手段にては休止でない状態へは変更
できないこととしても良い。このことにより、絶対に作
動させたくない縫製頭部については、縫製頭部側で休止
スイッチをオンして休止させれば、パターン縫いミシン
休止設定装置でも変更できなくなるので、安全上好まし
い。
設定が各縫製頭部の休止スイッチ等にて設定されている
場合は、その基礎データ内で休止とする設定部分につい
ては、頭部休止設定手段にては休止でない状態へは変更
できないこととしても良い。このことにより、絶対に作
動させたくない縫製頭部については、縫製頭部側で休止
スイッチをオンして休止させれば、パターン縫いミシン
休止設定装置でも変更できなくなるので、安全上好まし
い。
【００１２】なお、パターン縫いミシン休止設定装置か
ら設定処理されるパターン縫いミシンとしては、例え
ば、頭部休止実行手段から出力された休止すべき縫製頭
部を表す信号に基づいて、該当する縫製頭部を休止させ
る休止手段を設ける。なお、ディスプレイ装置と、マウ
ス型入力装置とを有し、頭部休止設定手段における縫製
頭部の休止状態の設定は、ディスプレイ装置に表示させ
たチェックボックスを、マウス型入力装置にてチェック
するあるいはチェックを外すことによりなすようにして
も良い。このようにすると、縫製頭部の休止状態の設定
が極めて簡単なものとなり、見易いので設定間違いも防
止できる。
ら設定処理されるパターン縫いミシンとしては、例え
ば、頭部休止実行手段から出力された休止すべき縫製頭
部を表す信号に基づいて、該当する縫製頭部を休止させ
る休止手段を設ける。なお、ディスプレイ装置と、マウ
ス型入力装置とを有し、頭部休止設定手段における縫製
頭部の休止状態の設定は、ディスプレイ装置に表示させ
たチェックボックスを、マウス型入力装置にてチェック
するあるいはチェックを外すことによりなすようにして
も良い。このようにすると、縫製頭部の休止状態の設定
が極めて簡単なものとなり、見易いので設定間違いも防
止できる。
【００１３】なお、このようなパターン縫いミシン休止
設定装置の各手段をコンピュータシステムにて実現する
機能は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプ
ログラムとして備えることができる。このようなプログ
ラムの場合、例えば、フロッピーディスク、光磁気ディ
スク、ＣＤ−ＲＯＭ、ハードディスク等のコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に記憶し、必要に応じてコンピ
ュータシステムにロードして起動することにより用いる
ことができる。この他、ＲＯＭやバックアップＲＡＭを
機械読み取り可能な記憶媒体として前記プログラムを記
憶しておき、このＲＯＭあるいはバックアップＲＡＭを
コンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
設定装置の各手段をコンピュータシステムにて実現する
機能は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプ
ログラムとして備えることができる。このようなプログ
ラムの場合、例えば、フロッピーディスク、光磁気ディ
スク、ＣＤ−ＲＯＭ、ハードディスク等のコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に記憶し、必要に応じてコンピ
ュータシステムにロードして起動することにより用いる
ことができる。この他、ＲＯＭやバックアップＲＡＭを
機械読み取り可能な記憶媒体として前記プログラムを記
憶しておき、このＲＯＭあるいはバックアップＲＡＭを
コンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、本発明が適用されたパタ
ーン縫いミシンシステムを表す概略構成図である。図１
に示すように、パーソナルコンピュータ１（以下パソコ
ンという）には、ケーブル２を介して複数（ここでは４
台）の多頭パターン縫いミシン３，５，７，９が接続さ
れている。各多頭パターン縫いミシン３〜９は、それぞ
れ、多数（ここでは６つ）の縫製頭部３ａ，５ａ，７
ａ，９ａと、その多数の縫製頭部３ａ〜９ａに共通のワ
ーク保持枠３ｂ，５ｂ，７ｂ，９ｂと、多頭パターン縫
いミシン３〜９の動作を制御する制御装置３ｄ，５ｄ，
７ｄ，９ｄとを備えた、いわゆる多頭立てのパターン縫
いミシンである。パソコン１は、この多頭パターン縫い
ミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄとケーブル２で接続
されている。また、各縫製頭部３ａ〜９ａには、個々に
縫製頭部３ａ〜９ａの動作を、手動にて停止するための
休止スイッチ３ｃ，５ｃ，７ｃ，９ｃが設けられてい
る。制御装置３ｄ〜９ｄはマイクロコンピュータとして
構成され、後述するごとく休止スイッチ３ｃ〜９ｃの設
定状態およびパソコン１からの休止頭部情報に基づい
て、図示していないアクチュエータを制御して、各多頭
パターン縫いミシン３〜９に設けられた主軸と各縫製頭
部３ａ〜９ａとの間のクラッチを断続制御し、縫製頭部
３ａ〜９ａの休止状態を実現している。
ーン縫いミシンシステムを表す概略構成図である。図１
に示すように、パーソナルコンピュータ１（以下パソコ
ンという）には、ケーブル２を介して複数（ここでは４
台）の多頭パターン縫いミシン３，５，７，９が接続さ
れている。各多頭パターン縫いミシン３〜９は、それぞ
れ、多数（ここでは６つ）の縫製頭部３ａ，５ａ，７
ａ，９ａと、その多数の縫製頭部３ａ〜９ａに共通のワ
ーク保持枠３ｂ，５ｂ，７ｂ，９ｂと、多頭パターン縫
いミシン３〜９の動作を制御する制御装置３ｄ，５ｄ，
７ｄ，９ｄとを備えた、いわゆる多頭立てのパターン縫
いミシンである。パソコン１は、この多頭パターン縫い
ミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄとケーブル２で接続
されている。また、各縫製頭部３ａ〜９ａには、個々に
縫製頭部３ａ〜９ａの動作を、手動にて停止するための
休止スイッチ３ｃ，５ｃ，７ｃ，９ｃが設けられてい
る。制御装置３ｄ〜９ｄはマイクロコンピュータとして
構成され、後述するごとく休止スイッチ３ｃ〜９ｃの設
定状態およびパソコン１からの休止頭部情報に基づい
て、図示していないアクチュエータを制御して、各多頭
パターン縫いミシン３〜９に設けられた主軸と各縫製頭
部３ａ〜９ａとの間のクラッチを断続制御し、縫製頭部
３ａ〜９ａの休止状態を実現している。
【００１５】図２は、パソコン１の構成を表すブロック
図である。図２に示すように、パソコン１は、パソコン
本体１１の他に、ＣＲＴ１３、キーボード１５およびマ
ウス１７を備えて構成されている。パソコン本体１１
は、ＣＰＵ２１、ＲＯＭ２３、ＲＡＭ２５を中心に構成
されており、この他、多頭パターン縫いミシン３〜９と
ケーブル２を介して通信を行うための通信インタフェー
ス（Ｉ／Ｆ）２７と、ＣＲＴ１３、キーボード１５、マ
ウス１７とのデータの送受信を行う入出力ポート２９
と、記憶媒体としてのフロッピディスク（図示せず）に
データの読み書きを行うフロッピディスクドライバ３１
と、ハードディスク３２とを備えている。また、ＣＰＵ
２１、ＲＯＭ２３、ＲＡＭ２５、通信インタフェース２
７、入出力ポート２９、フロッピディスクドライバ３１
およびハードディスク３２は、バス３３を介してデータ
の送受信可能に接続されている。
図である。図２に示すように、パソコン１は、パソコン
本体１１の他に、ＣＲＴ１３、キーボード１５およびマ
ウス１７を備えて構成されている。パソコン本体１１
は、ＣＰＵ２１、ＲＯＭ２３、ＲＡＭ２５を中心に構成
されており、この他、多頭パターン縫いミシン３〜９と
ケーブル２を介して通信を行うための通信インタフェー
ス（Ｉ／Ｆ）２７と、ＣＲＴ１３、キーボード１５、マ
ウス１７とのデータの送受信を行う入出力ポート２９
と、記憶媒体としてのフロッピディスク（図示せず）に
データの読み書きを行うフロッピディスクドライバ３１
と、ハードディスク３２とを備えている。また、ＣＰＵ
２１、ＲＯＭ２３、ＲＡＭ２５、通信インタフェース２
７、入出力ポート２９、フロッピディスクドライバ３１
およびハードディスク３２は、バス３３を介してデータ
の送受信可能に接続されている。
【００１６】パターン縫い模様を構成する柄データ（以
下パターン縫いデータという）を多数記憶したフロッピ
ディスクを、フロッピディスクドライバ３１に装着し、
キーボード１５から所定の入力を行うと、パソコン本体
１１のＣＰＵ２１はＲＯＭ２３に記憶されたプログラム
に基づき、パターン縫いデータを選択して、各多頭パタ
ーン縫いミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄに送信し
て、縫製処理を実行させる。また、縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態を指示する信号を、各制御装置３ｄ〜９ｄに
送信して、パソコン１側で設定した縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態を実現させている。
下パターン縫いデータという）を多数記憶したフロッピ
ディスクを、フロッピディスクドライバ３１に装着し、
キーボード１５から所定の入力を行うと、パソコン本体
１１のＣＰＵ２１はＲＯＭ２３に記憶されたプログラム
に基づき、パターン縫いデータを選択して、各多頭パタ
ーン縫いミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄに送信し
て、縫製処理を実行させる。また、縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態を指示する信号を、各制御装置３ｄ〜９ｄに
送信して、パソコン１側で設定した縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態を実現させている。
【００１７】各多頭パターン縫いミシン３〜９の制御装
置３ｄ〜９ｄからは、この制御装置３ｄ〜９ｄ自身が行
う各作業における個々の作動内容や縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオン／オフ状態などの作動
状態データが、多頭パターン縫いミシン３〜９の識別番
号とともにパソコン１へ送信される。
置３ｄ〜９ｄからは、この制御装置３ｄ〜９ｄ自身が行
う各作業における個々の作動内容や縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオン／オフ状態などの作動
状態データが、多頭パターン縫いミシン３〜９の識別番
号とともにパソコン１へ送信される。
【００１８】次に、パソコン１によって行われる図３に
示す処理を説明する。処理が開始されると、まず、キー
ボード１５やマウス１７から作業員が休止頭部の設定の
指示をしたか否かが判定される（Ｓ１１０）。休止頭部
の設定指示がなければ（Ｓ１１０で「ＮＯ」）、他の設
定／動作か否かが判定される（Ｓ１２０）。他の設定や
動作の処理でなければ（Ｓ１２０で「ＮＯ」）、再度、
ステップＳ１１０の処理に戻る。他の設定や動作の処理
であれば（Ｓ１２０で「ＹＥＳ」）、該当する処理が行
われ（Ｓ１３０）、その後、ステップＳ１１０に戻る。
示す処理を説明する。処理が開始されると、まず、キー
ボード１５やマウス１７から作業員が休止頭部の設定の
指示をしたか否かが判定される（Ｓ１１０）。休止頭部
の設定指示がなければ（Ｓ１１０で「ＮＯ」）、他の設
定／動作か否かが判定される（Ｓ１２０）。他の設定や
動作の処理でなければ（Ｓ１２０で「ＮＯ」）、再度、
ステップＳ１１０の処理に戻る。他の設定や動作の処理
であれば（Ｓ１２０で「ＹＥＳ」）、該当する処理が行
われ（Ｓ１３０）、その後、ステップＳ１１０に戻る。
【００１９】キーボード１５やマウス１７から作業員が
休止頭部の設定の指示をした場合（Ｓ１１０で「ＹＥ
Ｓ」）、次に、多頭パターン縫いミシン３〜９側へ、ケ
ーブル２を介して休止頭部を問合わせる（Ｓ１４０）。
この問合わせにより、多頭パターン縫いミシン３〜９側
からケーブル２を介して送信された縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態情報、すなわち休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオ
ン／オフ状態を、ＲＡＭ２５内に設定したメモリＭに記
憶する（Ｓ１５０）。メモリＭは、各多頭パターン縫い
ミシン３〜９毎にそれぞれ６ビットで表され、各ビット
が縫製頭部３ａ〜９ａの休止スイッチ３ｃ〜９ｃの状態
を表している。図６（ａ）には、３番目の多頭パターン
縫いミシン７の縫製頭部７ａの休止スイッチ７ｃのオン
／オフ状態を示している。ここでは、１番目〜５番目ま
では休止スイッチ７ｃはオフ「１」とされ、６番目のみ
オン「０」とされている。すなわち、１〜５番目の縫製
頭部７ａは作動可能であり、６番目の縫製頭部７ａのみ
休止状態にあり作動不可能である。
休止頭部の設定の指示をした場合（Ｓ１１０で「ＹＥ
Ｓ」）、次に、多頭パターン縫いミシン３〜９側へ、ケ
ーブル２を介して休止頭部を問合わせる（Ｓ１４０）。
この問合わせにより、多頭パターン縫いミシン３〜９側
からケーブル２を介して送信された縫製頭部３ａ〜９ａ
の休止状態情報、すなわち休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオ
ン／オフ状態を、ＲＡＭ２５内に設定したメモリＭに記
憶する（Ｓ１５０）。メモリＭは、各多頭パターン縫い
ミシン３〜９毎にそれぞれ６ビットで表され、各ビット
が縫製頭部３ａ〜９ａの休止スイッチ３ｃ〜９ｃの状態
を表している。図６（ａ）には、３番目の多頭パターン
縫いミシン７の縫製頭部７ａの休止スイッチ７ｃのオン
／オフ状態を示している。ここでは、１番目〜５番目ま
では休止スイッチ７ｃはオフ「１」とされ、６番目のみ
オン「０」とされている。すなわち、１〜５番目の縫製
頭部７ａは作動可能であり、６番目の縫製頭部７ａのみ
休止状態にあり作動不可能である。
【００２０】次に、このメモリＭの状態を基礎データと
して反映した設定画面が、図５（ａ）に示すごとく設定
用ダイヤログボックス１３ａとして、ＣＲＴ１３に表示
される（Ｓ１６０）。図５（ａ）の例では、３番目の多
頭パターン縫いミシン７の休止スイッチ７ｃの設定用ダ
イヤログボックス１３ａを示し、チェックボックス１３
ｂは、６番目以外はすべてチェックマークが付されてい
る。これは、３番目の多頭パターン縫いミシン７におい
ては、１〜５番目までの休止スイッチ７ｃがすべてオフ
となっていて、６番目のみオンとなっていることを示し
ている。
して反映した設定画面が、図５（ａ）に示すごとく設定
用ダイヤログボックス１３ａとして、ＣＲＴ１３に表示
される（Ｓ１６０）。図５（ａ）の例では、３番目の多
頭パターン縫いミシン７の休止スイッチ７ｃの設定用ダ
イヤログボックス１３ａを示し、チェックボックス１３
ｂは、６番目以外はすべてチェックマークが付されてい
る。これは、３番目の多頭パターン縫いミシン７におい
ては、１〜５番目までの休止スイッチ７ｃがすべてオフ
となっていて、６番目のみオンとなっていることを示し
ている。
【００２１】他の多頭パターン縫いミシン３，５，９に
ついては、ＣＲＴ１３の画面の別の領域に表示されてい
るが、チェックされている内容以外は同じであるので、
説明は省略する。次に、ユーザによる設定処理が行われ
（Ｓ１７０）、図５（ａ）の状態のままで良ければ、こ
のままＯＫボタン１３ｃあるいはキャンセルボタン１３
ｄをマウス１７でクリックして設定処理を終了する。３
番目の多頭パターン縫いミシン７の４番目の縫製頭部７
ａを休止したいのであれば、チェックボックス１３ｂの
内の、「４」の番号が付されている左から４番目のチェ
ックボックス１３ｂをクリックすることにより、図５
（ｂ）に示すごとくチェックマークを消去する。他のチ
ェックボックス１３ｂについても同じであるが、６番目
の縫製頭部７ａは、休止スイッチ７ｃがオンに設定され
ているので、パソコン１側ではオフへは変更されないよ
うにプログラムされている。したがって、６番目のチェ
ックボックス１３ｂは、マウス１７でクリックしてもチ
ェックマークは付されない。
ついては、ＣＲＴ１３の画面の別の領域に表示されてい
るが、チェックされている内容以外は同じであるので、
説明は省略する。次に、ユーザによる設定処理が行われ
（Ｓ１７０）、図５（ａ）の状態のままで良ければ、こ
のままＯＫボタン１３ｃあるいはキャンセルボタン１３
ｄをマウス１７でクリックして設定処理を終了する。３
番目の多頭パターン縫いミシン７の４番目の縫製頭部７
ａを休止したいのであれば、チェックボックス１３ｂの
内の、「４」の番号が付されている左から４番目のチェ
ックボックス１３ｂをクリックすることにより、図５
（ｂ）に示すごとくチェックマークを消去する。他のチ
ェックボックス１３ｂについても同じであるが、６番目
の縫製頭部７ａは、休止スイッチ７ｃがオンに設定され
ているので、パソコン１側ではオフへは変更されないよ
うにプログラムされている。したがって、６番目のチェ
ックボックス１３ｂは、マウス１７でクリックしてもチ
ェックマークは付されない。
【００２２】こうして、ステップＳ１７０の設定処理が
終了すると、次にステップＳ１７０にて設定された内容
がＲＡＭ２５内に設定されている６ビットのメモリＰに
記憶される（Ｓ１８０）。そのメモリＰの状態を図６
（ｂ）に示す。メモリＰにおいてビット「１」が休止で
ない設定を示し、「０」が休止である設定を示す。
終了すると、次にステップＳ１７０にて設定された内容
がＲＡＭ２５内に設定されている６ビットのメモリＰに
記憶される（Ｓ１８０）。そのメモリＰの状態を図６
（ｂ）に示す。メモリＰにおいてビット「１」が休止で
ない設定を示し、「０」が休止である設定を示す。
【００２３】他の多頭パターン縫いミシン３，５，９に
ついても、同様に６ビットずつのメモリＰに休止状態の
設定が記憶される。そして、メモリＰの内容を休止頭部
情報として、それぞれ多頭パターン縫いミシン３〜９に
送信する（Ｓ１９０）。
ついても、同様に６ビットずつのメモリＰに休止状態の
設定が記憶される。そして、メモリＰの内容を休止頭部
情報として、それぞれ多頭パターン縫いミシン３〜９に
送信する（Ｓ１９０）。
【００２４】こうして、再度、ステップＳ１１０に戻
り、上述した処理を繰り返す。次に、多頭パターン縫い
ミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄにより、それぞれ行
われる図４に示した頭部休止処理について説明する。こ
こでは、３番目の多頭パターン縫いミシン７の制御装置
７ｄでの処理を中心に説明する。他の制御装置３ｄ，５
ｄ，９ｄについても同様の処理が行われる。
り、上述した処理を繰り返す。次に、多頭パターン縫い
ミシン３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄにより、それぞれ行
われる図４に示した頭部休止処理について説明する。こ
こでは、３番目の多頭パターン縫いミシン７の制御装置
７ｄでの処理を中心に説明する。他の制御装置３ｄ，５
ｄ，９ｄについても同様の処理が行われる。
【００２５】まず、６つの縫製頭部７ａの休止スイッチ
７ｃのオン／オフ状態が検出されて、制御装置７ｄのＲ
ＡＭ内のメモリＫに記憶される（Ｓ２１０）。メモリＫ
の内容は、図７（ａ）に示すごとく、６番目の休止スイ
ッチ７ｃのみオンされているので、左から６ビット目に
は、「０」が記憶されて、６番目の縫製頭部７ａは作動
不可能であることを示す。
７ｃのオン／オフ状態が検出されて、制御装置７ｄのＲ
ＡＭ内のメモリＫに記憶される（Ｓ２１０）。メモリＫ
の内容は、図７（ａ）に示すごとく、６番目の休止スイ
ッチ７ｃのみオンされているので、左から６ビット目に
は、「０」が記憶されて、６番目の縫製頭部７ａは作動
不可能であることを示す。
【００２６】次に、メモリＫの内容をそのまま、制御装
置７ｄのＲＡＭ内に設定された６ビットで表されるメモ
リＬにコピーする（Ｓ２２０）。次に、メモリＫの値に
変化が生じたか否かが判定される（Ｓ２３０）。ここで
は、ステップＳ２１０にてメモリＫの内容を記憶した直
後であるので変化していないとして（Ｓ２３０で「Ｎ
Ｏ」）、パソコン１から休止頭部の問合わせがあったか
否かが判定される（Ｓ２４０）。
置７ｄのＲＡＭ内に設定された６ビットで表されるメモ
リＬにコピーする（Ｓ２２０）。次に、メモリＫの値に
変化が生じたか否かが判定される（Ｓ２３０）。ここで
は、ステップＳ２１０にてメモリＫの内容を記憶した直
後であるので変化していないとして（Ｓ２３０で「Ｎ
Ｏ」）、パソコン１から休止頭部の問合わせがあったか
否かが判定される（Ｓ２４０）。
【００２７】パソコン１から休止頭部の問合わせがなけ
れば（Ｓ２４０で「ＮＯ」）、次にパソコン１から休止
頭部の情報が送信されてきたか否かが判定される（Ｓ２
５０）。休止頭部の情報も送信されていなければ（Ｓ２
５０で「ＮＯ」）、次に制御装置７ｄに備えられている
図示していないキーボードからキー入力がなされたか否
かが判定される（Ｓ２６０）。もし、キー入力がなされ
ていれば（Ｓ２６０で「ＹＥＳ」）、キー入力に応じた
動作をなすように制御装置７ｄが３番目の多頭パターン
縫いミシン７を作動制御する（Ｓ２７０）。キー入力が
なければ（Ｓ２６０で「ＮＯ」）、６つの縫製頭部７ａ
の休止スイッチ７ｃのオン／オフ状態が検出されて、メ
モリＫの記憶内容が更新される（Ｓ２８０）。そして、
再度ステップＳ２３０の処理に戻る。
れば（Ｓ２４０で「ＮＯ」）、次にパソコン１から休止
頭部の情報が送信されてきたか否かが判定される（Ｓ２
５０）。休止頭部の情報も送信されていなければ（Ｓ２
５０で「ＮＯ」）、次に制御装置７ｄに備えられている
図示していないキーボードからキー入力がなされたか否
かが判定される（Ｓ２６０）。もし、キー入力がなされ
ていれば（Ｓ２６０で「ＹＥＳ」）、キー入力に応じた
動作をなすように制御装置７ｄが３番目の多頭パターン
縫いミシン７を作動制御する（Ｓ２７０）。キー入力が
なければ（Ｓ２６０で「ＮＯ」）、６つの縫製頭部７ａ
の休止スイッチ７ｃのオン／オフ状態が検出されて、メ
モリＫの記憶内容が更新される（Ｓ２８０）。そして、
再度ステップＳ２３０の処理に戻る。
【００２８】もし、手動で、休止スイッチ７ｃを操作
し、ステップＳ２８０にて検出された結果、休止スイッ
チ７ｃのオン／オフ状態が以前と比較して変化していれ
ば（Ｓ２３０で「ＹＥＳ」）、次に、メモリＫの変化し
たビットをメモリＬに反映させる（Ｓ２９０）。
し、ステップＳ２８０にて検出された結果、休止スイッ
チ７ｃのオン／オフ状態が以前と比較して変化していれ
ば（Ｓ２３０で「ＹＥＳ」）、次に、メモリＫの変化し
たビットをメモリＬに反映させる（Ｓ２９０）。
【００２９】そしてメモリＬの値に応じて、アクチュエ
ータが駆動される（Ｓ３００）。このアクチュエータ
は、各縫製頭部７ａ内部に設けられて、３番目の多頭パ
ターン縫いミシン７の主軸の回転を縫製頭部７ａの縫製
機構に伝えるためのクラッチを操作するアクチュエータ
であり、メモリＬに「１」が立っているビットに該当す
る縫製頭部７ａはクラッチが接続されて縫製頭部７ａが
縫製動作可能となり、メモリＬに「０」が立っているビ
ットに該当する縫製頭部７ａはクラッチが切り離され、
縫製動作が不可能となる。このことにより、各縫製頭部
７ａにある休止スイッチ７ｃのオン／オフ内容を、各縫
製頭部７ａの実際の縫製動作に関連付けることができ
る。
ータが駆動される（Ｓ３００）。このアクチュエータ
は、各縫製頭部７ａ内部に設けられて、３番目の多頭パ
ターン縫いミシン７の主軸の回転を縫製頭部７ａの縫製
機構に伝えるためのクラッチを操作するアクチュエータ
であり、メモリＬに「１」が立っているビットに該当す
る縫製頭部７ａはクラッチが接続されて縫製頭部７ａが
縫製動作可能となり、メモリＬに「０」が立っているビ
ットに該当する縫製頭部７ａはクラッチが切り離され、
縫製動作が不可能となる。このことにより、各縫製頭部
７ａにある休止スイッチ７ｃのオン／オフ内容を、各縫
製頭部７ａの実際の縫製動作に関連付けることができ
る。
【００３０】パソコン１から、図３のステップＳ１４０
の処理にて、制御装置７ｄに対して休止頭部の問合わせ
があると（Ｓ２４０で「ＹＥＳ」）、次に、メモリＫの
情報をケーブル２を介してパソコン１へ送信する（Ｓ３
１０）。例えば、メモリＫとメモリＬとの内容が、図７
（ａ）に示すごとくであった場合、パソコン１側では、
メモリＫの内容がメモリＭにそのまま設定されて、パソ
コン１のＣＲＴ１３では、図５（ａ）のごとくの設定用
ダイヤログボックス１３ａの表示がなされる。
の処理にて、制御装置７ｄに対して休止頭部の問合わせ
があると（Ｓ２４０で「ＹＥＳ」）、次に、メモリＫの
情報をケーブル２を介してパソコン１へ送信する（Ｓ３
１０）。例えば、メモリＫとメモリＬとの内容が、図７
（ａ）に示すごとくであった場合、パソコン１側では、
メモリＫの内容がメモリＭにそのまま設定されて、パソ
コン１のＣＲＴ１３では、図５（ａ）のごとくの設定用
ダイヤログボックス１３ａの表示がなされる。
【００３１】また、図３のステップＳ１９０の処理によ
り、パソコン１から休止頭部情報が送信された場合（Ｓ
２５０で「ＹＥＳ」）、休止頭部情報をメモリＬに記憶
する（Ｓ３２０）。例えば、図７（ａ）のメモリ状態の
時に、パソコン１から図５（ｂ）に示す設定の休止頭部
情報が送信されてきた場合、メモリＫとメモリＬとの内
容は、図７（ｂ）に示すごとくとなる。そして、このメ
モリＬの内容に応じて、前述したアクチュエータが駆動
される（Ｓ３３０）。このことにより、パソコン１側で
設定した通りに、縫製頭部７ａの休止頭部が設定され
る。ここでは４番目と６番目の縫製頭部７ａが休止頭部
となる。
り、パソコン１から休止頭部情報が送信された場合（Ｓ
２５０で「ＹＥＳ」）、休止頭部情報をメモリＬに記憶
する（Ｓ３２０）。例えば、図７（ａ）のメモリ状態の
時に、パソコン１から図５（ｂ）に示す設定の休止頭部
情報が送信されてきた場合、メモリＫとメモリＬとの内
容は、図７（ｂ）に示すごとくとなる。そして、このメ
モリＬの内容に応じて、前述したアクチュエータが駆動
される（Ｓ３３０）。このことにより、パソコン１側で
設定した通りに、縫製頭部７ａの休止頭部が設定され
る。ここでは４番目と６番目の縫製頭部７ａが休止頭部
となる。
【００３２】その後、直接、手動で２番目の縫製頭部７
ａの休止スイッチ７ｃをオンにし、６番目の縫製頭部７
ａの休止スイッチ７ｃをオフにすると、ステップＳ２８
０での検出の結果、図７（ｃ）に示すごとくメモリＫの
内容が変化する（Ｓ２３０で「ＹＥＳ」）。このメモリ
Ｋの変化部分に対応するメモリＬの２番目のビットを図
７（ｃ）に示すごとく「０」にし、６番目のビットを
「１」にする（Ｓ２９０）。次にメモリＬの内容に応じ
てアクチュエータが駆動して（Ｓ３００）、２番目と４
番目の縫製頭部７ａが休止とされる。
ａの休止スイッチ７ｃをオンにし、６番目の縫製頭部７
ａの休止スイッチ７ｃをオフにすると、ステップＳ２８
０での検出の結果、図７（ｃ）に示すごとくメモリＫの
内容が変化する（Ｓ２３０で「ＹＥＳ」）。このメモリ
Ｋの変化部分に対応するメモリＬの２番目のビットを図
７（ｃ）に示すごとく「０」にし、６番目のビットを
「１」にする（Ｓ２９０）。次にメモリＬの内容に応じ
てアクチュエータが駆動して（Ｓ３００）、２番目と４
番目の縫製頭部７ａが休止とされる。
【００３３】このようにして休止スイッチ７ｃからもパ
ソコン１からも縫製頭部７ａの休止状態を設定すること
が可能である。しかも、パソコン１による休止頭部の設
定は、パソコン１側でキーボード１５あるいはマウス１
７を用いて、すべての多頭パターン縫いミシン３〜９の
縫製頭部３ａ〜９ａについて、ＣＲＴ１３上で集中的に
休止状態を設定できるので、作業員が巡回することな
く、効率的な設定作業および縫製作業が可能となる。
ソコン１からも縫製頭部７ａの休止状態を設定すること
が可能である。しかも、パソコン１による休止頭部の設
定は、パソコン１側でキーボード１５あるいはマウス１
７を用いて、すべての多頭パターン縫いミシン３〜９の
縫製頭部３ａ〜９ａについて、ＣＲＴ１３上で集中的に
休止状態を設定できるので、作業員が巡回することな
く、効率的な設定作業および縫製作業が可能となる。
【００３４】また、パソコン１は、多頭パターン縫いミ
シン３〜９に設けられてた制御装置３ｄ〜９ｄが検出し
た休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオン／オフ状態を表すデー
タを受信して、この休止状態データをパターン縫いミシ
ン３〜９における縫製頭部３ａ〜９ａの休止を設定する
ための基礎データとし、図５（ａ）に示すごとく、設定
用ダイヤログボックス１３ａとして、ＣＲＴ１３に表示
しているので、手動による休止設定状態が容易に判明
し、所望の休止状態とは違っている状態の縫製頭部３ａ
〜９ａのみの設定を変更すれば良くなり、設定作業が効
率的となる。
シン３〜９に設けられてた制御装置３ｄ〜９ｄが検出し
た休止スイッチ３ｃ〜９ｃのオン／オフ状態を表すデー
タを受信して、この休止状態データをパターン縫いミシ
ン３〜９における縫製頭部３ａ〜９ａの休止を設定する
ための基礎データとし、図５（ａ）に示すごとく、設定
用ダイヤログボックス１３ａとして、ＣＲＴ１３に表示
しているので、手動による休止設定状態が容易に判明
し、所望の休止状態とは違っている状態の縫製頭部３ａ
〜９ａのみの設定を変更すれば良くなり、設定作業が効
率的となる。
【００３５】本実施の形態において、パソコン１で行わ
れるステップＳ１４０〜Ｓ１８０の処理が頭部休止設定
手段としての処理に該当し、ステップＳ１９０が頭部休
止実行手段としての処理に該当し、パターン縫いミシン
３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄにて行われるステップＳ２
８０が休止検出手段としての処理に該当し、ステップＳ
３３０が休止手段としての処理に該当する。
れるステップＳ１４０〜Ｓ１８０の処理が頭部休止設定
手段としての処理に該当し、ステップＳ１９０が頭部休
止実行手段としての処理に該当し、パターン縫いミシン
３〜９の制御装置３ｄ〜９ｄにて行われるステップＳ２
８０が休止検出手段としての処理に該当し、ステップＳ
３３０が休止手段としての処理に該当する。
【００３６】［その他］前述した実施の形態では、パソ
コン１が、多頭パターン縫いミシン３〜９から休止状態
データを受信し、パソコン１のＣＲＴ１３に設定用ダイ
ヤログボックス１３ａとして表示して、休止頭部を設定
できるようにしていたが、多頭パターン縫いミシン３〜
９の制御装置３ｄ〜９ｄのいずれか１つにパソコン１の
機能も兼ねさせて、自己と他の多頭パターン縫いミシン
とに対して図３に示す処理を行わせても良い。このよう
にすると、パターン縫いミシン休止設定装置が設けられ
ているパターン縫いミシンにて、他のパターン縫いミシ
ンを含めた全ての縫製頭部の休止が設定できるので、前
述した実施の形態と同じ効果が得られる。
コン１が、多頭パターン縫いミシン３〜９から休止状態
データを受信し、パソコン１のＣＲＴ１３に設定用ダイ
ヤログボックス１３ａとして表示して、休止頭部を設定
できるようにしていたが、多頭パターン縫いミシン３〜
９の制御装置３ｄ〜９ｄのいずれか１つにパソコン１の
機能も兼ねさせて、自己と他の多頭パターン縫いミシン
とに対して図３に示す処理を行わせても良い。このよう
にすると、パターン縫いミシン休止設定装置が設けられ
ているパターン縫いミシンにて、他のパターン縫いミシ
ンを含めた全ての縫製頭部の休止が設定できるので、前
述した実施の形態と同じ効果が得られる。
【００３７】また、前述した実施の形態では、パソコン
１と多頭パターン縫いミシン３〜９とがケーブル２を介
して信号的に接続されているが、ケーブル以外に、例え
ば、赤外線通信等により信号的に接続するようにしても
良い。
１と多頭パターン縫いミシン３〜９とがケーブル２を介
して信号的に接続されているが、ケーブル以外に、例え
ば、赤外線通信等により信号的に接続するようにしても
良い。
【図１】 本発明が適用されたパターン縫いミシンシス
テムを表す概略構成図である。
テムを表す概略構成図である。
【図２】 前記システムのパソコンおよびその周辺の構
成を表すブロック図である。
成を表すブロック図である。
【図３】 前記パソコンが実行する処理のフローチャー
トである。
トである。
【図４】 多頭パターン縫いミシンの制御装置が実行す
る頭部休止処理のフローチャートである。
る頭部休止処理のフローチャートである。
【図５】 休止頭部設定のための設定用ダイヤログボッ
クスの構成説明図である。
クスの構成説明図である。
【図６】 ユーザ設定を示すパソコン内のメモリの構成
説明図である。
説明図である。
【図７】 休止頭部の設定状態を示す多頭パターン縫い
ミシンの制御装置内のメモリの構成説明図である。
ミシンの制御装置内のメモリの構成説明図である。
１…パーソナルコンピュータ（パソコン） ２…ケ
ーブル ３，５，７，９…多頭パターン縫いミシン ３ａ，５ａ，７ａ，９ａ…縫製頭部 ３ｂ，５ｂ，７ｂ，９ｂ…共通のワーク保持枠 ３ｃ，５ｃ，７ｃ，９ｃ…休止スイッチ ３ｄ，５ｄ，７ｄ，９ｄ…制御装置 １１…パソコン
本体 １３…ＣＲＴ １３ａ…設定用ダイヤログボックス １３ｂ…チェックボックス １３ｃ…ＯＫボタン １３ｄ…キャンセルボタン １５…キーボード １
７…マウス ２１…ＣＰＵ ２３…ＲＯＭ ２５…ＲＡＭ ２７…通信インタフェース ２９…入出力ポート ３１…フロッピディスクドライバ ３２…ハードディ
スク ３３…バス
ーブル ３，５，７，９…多頭パターン縫いミシン ３ａ，５ａ，７ａ，９ａ…縫製頭部 ３ｂ，５ｂ，７ｂ，９ｂ…共通のワーク保持枠 ３ｃ，５ｃ，７ｃ，９ｃ…休止スイッチ ３ｄ，５ｄ，７ｄ，９ｄ…制御装置 １１…パソコン
本体 １３…ＣＲＴ １３ａ…設定用ダイヤログボックス １３ｂ…チェックボックス １３ｃ…ＯＫボタン １３ｄ…キャンセルボタン １５…キーボード １
７…マウス ２１…ＣＰＵ ２３…ＲＯＭ ２５…ＲＡＭ ２７…通信インタフェース ２９…入出力ポート ３１…フロッピディスクドライバ ３２…ハードディ
スク ３３…バス
Claims (6)
- 【請求項１】合計で縫製頭部が複数設けられている１つ
または複数のパターン縫いミシンに信号的に接続され、
該パターン縫いミシンとは別体に構成されているパター
ン縫いミシン休止設定装置であって、 信号的に接続されている前記パターン縫いミシンにおけ
る縫製頭部の休止状態を設定する頭部休止設定手段と、 前記頭部休止設定手段により休止と設定された前記パタ
ーン縫いミシンの該当する縫製頭部を休止する頭部休止
実行手段と、 を備えることを特徴とするパターン縫いミシン休止設定
装置。 - 【請求項２】パターン縫いミシンに取り付けられている
パターン縫いミシン休止設定装置であって、 信号的に接続されている他の１つまたは複数のパターン
縫いミシンにおける縫製頭部および自己の縫製頭部の休
止状態を設定する頭部休止設定手段と、 前記頭部休止設定手段により休止と設定された前記パタ
ーン縫いミシンの該当する縫製頭部を休止する頭部休止
実行手段と、 を備えることを特徴とするパターン縫いミシン休止設定
装置。 - 【請求項３】前記パターン縫いミシンの１つ以上が、複
数の縫製頭部を有する多頭パターン縫いミシンであるこ
とを特徴とする請求項１または２記載のパターン縫いミ
シン休止設定装置。 - 【請求項４】前記頭部休止設定手段は、前記パターン縫
いミシンに設けられて縫製頭部の休止有無の状態を検出
する休止検出手段にて得られた縫製頭部の休止状態デー
タを受信して、該休止状態データを、前記パターン縫い
ミシンにおける縫製頭部の休止を設定するための基礎デ
ータとすることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに
記載のパターン縫いミシン休止設定装置。 - 【請求項５】前記パターン縫いミシンは、前記頭部休止
実行手段から出力された休止すべき縫製頭部を表す信号
に基づいて、該当する縫製頭部を休止させる休止手段を
設けたことを特徴とする請求項１〜４のいずれか記載の
パターン縫いミシン休止設定装置。 - 【請求項６】ディスプレイ装置と、マウス型入力装置と
を有し、 前記頭部休止設定手段における縫製頭部の休止状態の設
定は、前記ディスプレイ装置に表示させたチェックボッ
クスを、前記マウス型入力装置にてチェックするあるい
はチェックを外すことによりなされることを特徴とする
請求項１〜５のいずれか記載のパターン縫いミシン休止
設定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073654A JPH10263235A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | パターン縫いミシン休止設定装置 |
| US09/045,684 US5954005A (en) | 1997-03-26 | 1998-03-23 | Operation status setting device for pattern sewing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9073654A JPH10263235A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | パターン縫いミシン休止設定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263235A true JPH10263235A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=34204227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9073654A Pending JPH10263235A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | パターン縫いミシン休止設定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5954005A (ja) |
| JP (1) | JPH10263235A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007289630A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-11-08 | Barudan Co Ltd | 複合刺繍機 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6105520A (en) * | 1999-02-26 | 2000-08-22 | L&P Property Management Company | Quilt making automatic scheduling system and method |
| US6729255B2 (en) * | 2002-01-31 | 2004-05-04 | Melco Industries, Inc. | Synchronizing independent stitching machines |
| US7308333B2 (en) * | 2002-01-31 | 2007-12-11 | Melco Industries, Inc. | Computerized stitching including embroidering |
| US6823807B2 (en) | 2002-01-31 | 2004-11-30 | Melco Industries, Inc. | Computerized stitching including embroidering |
| JP2008012175A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Brother Ind Ltd | ミシン及びミシン操作プログラム |
| US8511243B2 (en) * | 2010-03-31 | 2013-08-20 | Lear Corporation | Sewing machine and a method of operation |
| JP7460317B2 (ja) * | 2018-01-29 | 2024-04-02 | Juki株式会社 | 縫製システム |
| JP7472439B2 (ja) * | 2019-07-26 | 2024-04-23 | ブラザー工業株式会社 | モニタリングシステム、ミシン、及びモニタリング方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2649537B2 (ja) * | 1988-04-08 | 1997-09-03 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 自動判別装置を備える刺しゅう機 |
| US5050513A (en) * | 1991-02-07 | 1991-09-24 | Frankel Samuel R | Stich controller for an electric sewing machine |
| JP3061148B2 (ja) * | 1991-05-09 | 2000-07-10 | ブラザー工業株式会社 | データ転送可能な自動縫製システム |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073654A patent/JPH10263235A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-23 US US09/045,684 patent/US5954005A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007289630A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-11-08 | Barudan Co Ltd | 複合刺繍機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5954005A (en) | 1999-09-21 |
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