JP2520908B2 - パネル入力装置 - Google Patents

パネル入力装置

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JP2520908B2
JP2520908B2 JP13764187A JP13764187A JP2520908B2 JP 2520908 B2 JP2520908 B2 JP 2520908B2 JP 13764187 A JP13764187 A JP 13764187A JP 13764187 A JP13764187 A JP 13764187A JP 2520908 B2 JP2520908 B2 JP 2520908B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパネル入力装置に関し、特にパターン情報の
表示面と該表示面上に重ねた透明のパネルキーボードを
備えるパネル入力装置に関する。
[従来の技術] 近年、この種の装置はスペースユーテイリテイー、操
作性の観点から重用されつつある。しかし、従来のパネ
ル入力装置はキーデータの先行入力が不可能か若しくは
2以上の先行入力が可能なものであつた。従つて、誤り
のキー入力が有効に回復できず、しばしば情報処理に回
復不可能なダメージを与えていた。
また従来のパネル入力装置は表示面と全パネルキーボ
ードが重なつていた。このため、実際は半固定的に使用
するキーボード部に対しても通常のパネルキーボードと
しての管理が必要であり、処理を複雑にしていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであ
り、その目的とする所は、誤りのキー入力を有効に回復
できるパネル入力装置を提供することにある。
また本発明の他の目的は、一部のキーボードを半固定
的に使用できるパネル入力装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明のパネル入力装置は上記目的を達成するため
に、情報パターンを表示する表示面と、前記表示面に重
ねた透明のパネルキーボードと、前記パネルキーボード
に対し所定のキー入力機能を設定する機能設定手段と、
前記パネルキーボードからのキー入力データを書き替え
可能に1キー入力分だけ先行記憶する記憶手段と、前記
記憶手段が先行記憶したキー入力データについての前記
機能設定手段が設定した機能を実行する機能実行手段を
備えることをその概要とする。
また好ましくは、表示面に重ねた透明のパネルキーボ
ードの近傍に他のキーボードを設け、機能設定手段はパ
ネルキーボードに対して非固定のキー入力機能を設定し
及び前記他のキーボードに対して半固定のキー入力機能
を設定することをその一態様とする。
[作用] かかる構成において、表示面は情報パターンを表示す
る。そして、該表示面上には透明のパネルキーボードが
重ねてあり、機能設定手段は前記パネルキーボードに対
し所定のキー入力機能を設定する。記憶手段は前記パネ
ルキーボードからのキー入力データを書き替え可能に1
キー入力分だけ先行記憶する。そして機能実行手段は前
記記憶手段が先行記憶したキー入力データについての前
記機能設定手段が設定した機能を実行する。
また好ましくは、表示面に重ねた透明のパネルキーボ
ードの近傍に他のキーボードを設け、機能設定手段はパ
ネルキーボードに対して非固定のキー入力機能を設定し
及び前記他のキーボードに対して半固定のキー入力機能
を設定する。
[実施例の説明] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明による実施例のパネル入力装置のブロ
ツク構成図である。図において、1はパネル入力装置の
主制御を行うセントラルプロセツシングユニツト(CP
U)、2はCPU1の各種基本制御プログラムを格納してい
るリードオンリメモリ(ROM)、3はCPU1のアプリケー
シヨンプログラムその他の情報を格納するランダムアク
セスメモリ(RAM)、4はCPU1のアドレス/データバス
(BUS)、5はCPU1からの文字情報、キー管理情報等を
対応するパターン情報に展開する液晶コントローラ(LC
DC)、6はLCDC5の制御下で動作する液晶ドライバ(LCD
D)、7はLCDD6の制御下でパターン情報を表示する液晶
表示パネル(LCDP)、8は透明なタツチキーパネル、9
はCPU1の出力ポート、10はCPU1の入力ポートである。
尚、前記LCDP7の面上にタツチパネルキー8を重ねたも
のをLCDパネルキーボードと呼ぶ。
かかる構成において、CPU1はROM2の基本制御ルーチン
に従つてタツチパネルキー8のキー入力制御を行う。例
えば、CPU1は出力ポート9の各ビツトをビツトI5からI0
に向けて順次LOWレベルにし、各時点で入力ポート10の
内容(ビツトO0〜O6)を読み取る。従つて、操作者があ
る時点で例えば第2行第3列のパネルキーをタツチする
と、出力ビツトI3の附勢時にそのLOWレベルが入力ビツ
トO1に通じ、該ビツトO1がLOWレベルになる。CPU1はこ
の時点のキー入力情報(出力ビツトI3及び入力ビツトO
1)をRAM3のキー入力データエリアにセーブする。
また、CPU1はROM2の基本制御ルーチンに従つてLCDP7
の表示制御を行う。例えば、CPU1はBUS4を介してLCDC5
に文字情報、キー管理情報等を送り、該LCDC5はその情
報に従つてLCDD6を制御し、該LCDD6はLCDP7面上に対応
する文字パターン及びキーパターン等の表示を行う。
また、CPU1は、例えばBASIC言語で作成したRAM3のア
プリケーシヨンプログラムを実行すると共に、該プログ
ラムからのコール(CALL)実行に従い、随時ROM2の上記
基本制御ルーチンを実行し、LCDパネルキーボードをキ
ーボード及び情報の表示器として機能させる。以上の構
成は以下に述べる第1実施例〜第4実施例について別段
の説明がない限り共通である。
[第1実施例] 第1実施例は液晶表示面の有効利用に係り、該表示面
を通常のデータ表示領域として、あるいはパネルキーデ
ータの入力領域として、あるいはその両者として有効利
用することに係る。
第2図(A)は第1実施例のLCDパネルキーボードの
外観斜視図、第2図(B)は第2図(A)の部分断面図
である。実施例のLCDパネルキーボードは液晶表示パネ
ル7と、透明タツチキーパネル8と、該キーパネル8を
(横6×縦7)の各キーユニツトに分割する分割スペー
サ11から成つている。また表示パネル7のドツト数は
(横90×縦84)であり、その上に前記(横6×縦7)の
キーマトリクスを重ねてある。
第3図(A)〜(D)は第1実施例の動作例を説明す
る図に係り、第3図(A)は例えばモード1の動作例を
示している。動作モード1は表示情報の全てをパネルキ
ーマトリクスのビツチで表示するものであり、該表示情
報にはアプリケーシヨンプログラムから送られる文字情
報、キー入力確認のためのエコーバツク情報、及びキー
入力領域を形成するためのキーパターン情報等が含まれ
る。動作モード1は全画面を情報の表示領域とする場合
にも、全画面をキー入力領域とする場合にも、及び画面
を情報の表示領域とキー入力領域とに分割する場合にも
表示ピツチ共通であり、もつて制御簡単であり、単純な
用途に向いている。
第3図(C)は第3図(A)の部分領域aの拡大図で
ある。図より明らかな通り、これでは多くの有効ドツト
が実際の文字表示には利用されていない。
第3図(B)はモード2の動作例を示している。動作
モード2は、例えば通常の文字情報、エコーバツク情報
等を表示する場合はその文字ピツチをつめて表示するも
のであり、その場合に文字サイズの小さいフオントを使
用しても良い。しかし、キーパターン部の表示はキーマ
トリクスのピツチで表示する。これにより、動作モード
2では幾分制御複雑になるが、より多くの文字情報、エ
コーバツグ情報の表示が行える。
第3図(D)は第3図(B)の部分領域bの拡大図で
ある。図より明らかな通り、文字間スペースが最小とな
るまでに表示ドツトが有効利用されている。第1実施例
では1行に最大15文字までを表示可能である。かかる表
示制御は、キーパターンのための表示ピツチパラメータ
とは別に情報表示のための表示ピツチパタメータを用意
しておき、例えばLCDC5で文字をパターン展開する際
に、表示領域(モード)に応じてこれらのパラメータを
変更すれば良い。尚、表示画面の分割については後述す
る。
第5図(A)〜(C)は第1実施例のLCDパネルキー
ボードの基本制御を説明する図である。上記の如く液晶
表示面の一部又は全部をデータ入力装置として使用する
には、そこにキーパターン情報を表示して対応するキー
入力制御を行う必要がある。しかも、表示するキーパタ
ーン情報及びその機能は業務の流れに応じて種々の形式
及び内容のものに変更しなくてはならない。そこで、本
実施例ではキーパターンデータなるものを導入し、パネ
ルキー入力機能の管理を容易に行う。
第5図(A)はキーパターンデータフアイルの記憶構
造を示す図である。キーパターンデータフアイルは1又
は2以上のキーパターンデータ(キー管理情報)cを格
納している情報フアイルであり、該フアイルはROM2又は
RAM3に記憶される。各キーパターンデータcはキーパタ
ーン番号、キーマトリクスデータ、キートツプデータ及
びリターンコードテーブルのデータ群から成つている。
キーパターン番号は各キーパターンデータcを識別する
ID番号である。キーマトリクスデータはキーパターン情
報のうち第5図(B)のキーパツド配置を形成するデー
タ群であり、キートツプデータは同じく第5図(C)の
キートツプ文字等を形成するデータ群である。例えば第
5図(B)に対応するようなキーマトリクスデータは、
まず12個のデータ“−1"(キー番号1〜12にはキー機能
を設定しないことを示す)と、続く3個のデータ“13"
(キー番号13〜15までは1つのキーユニツトであること
を示す)と、続く3個のデータ“16"(キー番号16〜18
までは1つのキーユニツトであることを示す)等のデー
タから成つている。また、リターンコードテーブルは、
各キーに所定の意味を持たせるため、対応するプログラ
ムリターンコードを発生するテーブルである。こうし
て、例えばアプリケーシヨンプログラムからあるキーパ
ターン番号を指定すると、ROM2の基本制御プログラムが
働いて液晶表示画面に対応するキーパターン情報を表示
すし、パネルキー入力機能が設定される。本実施例では
このようなキーパターンデータフアイルを導入した結
果、液晶表示面の画面(機能)分割及びその変更が容易
に行える。
第4図はタツチパネルキー8の基本制御手順を示すフ
ローチヤートであり、該手順のプログラムはROM2に格納
されている。ステツプS1では出力ポート19の全ビツトを
HIGHレベルにする。ステツプS2ではRAM3に設けたレジス
タIに5をセツトする。ステルプS3では出力ポート9の
ビツトI(=ビツトI5)をLOWレベルにする。即ち、タ
ツチパネルキー8の第1列目を附勢する。ステツプS4で
は入力ポート10の内容を読み取り、何れかLOWレベルの
ビツトがあるか否かを調べる。もしLOWレベルのビツト
がないときは当該列の何れのキーユニツトもタツチされ
ていない。そこで処理はステツプS5に進み、レジスタI
の内容に−1をする。ステツプS6ではレジスタIの内容
がFFH(Hはヘキサ表示)か否かを調べる。FFHのときは
−1を示しており、列スキヤンが一巡したことを示すの
で処理終了する。またFFHでないときはステツプS3に戻
り、パネルキー8の次の列を附勢する。
また、ステツプS4の判別で入力ポート10の内容にLOW
レベルのビツトがあるときはステツプS7に進み、その時
点の入/出力ポート9,10に係る内容に基づいて対応する
キー番号を演算する。ステツプS8では求めたキー番号に
対応するリターンコードをリターンコードテーブルから
検索する。ステツプS9では求めたリターンコードをRAM3
のキーバツフアに格納する。
第6図(A)は表示領域とキー入力領域を分割制御す
る基本制御手順のフローチヤートであり、該手順のプロ
グラムはROM2に格納されている。ステツプS21ではキー
パターンデータフアイルの存在有無を調べ、ステツプS2
2ではアプリケーシヨンプログラムで指定した番号のキ
ーパターンデータの存在有無を調べる。何れの場合も、
存在しなければ処理を抜ける。また指定番号のキーパタ
ーンデータが存在するときはステツプS23に進み、それ
までに何らかのキーパターンデータがセツトされていた
か否かを調べる。セツトされていればステツプS24で現
時点のキーパターン表示を消去し、またセツトされてい
なければステツプS24の処理をスキツプする。ステツプS
25ではキーパターンデータ中のキーマトリクスデータに
基づいてキー入力領域が占める面積を演算する。ステツ
プS26では前記演算結果に基づいてキー入力領域と表示
領域の境界線を割り出し、該境界線の位置情報をRAM3の
所定エリアに保存する。ステツプS27では決定した境界
線に合致するように現在の表示領域を移動する。これで
キー入力領域と表示領域の2分割作業が終了する。ステ
ツプS27ではキーマトリクスデータに基づいてキーパツ
ド枠を表示し、ステツプS28ではキートツプデータに基
づいてキートツプ文字を表示する。ステツプS29では以
後のタツチキー入力に応答できるよう、当該リターンコ
ードテーブルの先頭アドレスをRAM3の所定エリアに保存
する。
第6図(B)は表示領域の移動処理手順の詳細を示す
フローチヤートであり、該手順のプログラムはROM2に格
納されている。ステツプS41ではRAM3に設けたレジスタA
DDRに当該キーマトリクスデータの先頭アドレスをスト
アする。ステツプS42ではレジスタIに0をセツトす
る。ステツプS43ではRAM3に設けたレジスタMATに(ADDR
+I)の内容をストアする。従つてレジスタMATはまず
当該キーマトリクスデータの先頭アドレスの内容(第5
図(B)の場合はデーター1)を保持する。ステツプS4
4ではレジスタMATの内容が−1か否かを調べる。−1な
らこの位置にはキーユニツトが存在しないのでステツプ
S45に進み、レジスタIの内容に+1する。ステツプS46
ではレジスタIの内容がキーユニツト数(48)より小さ
いか否かを調べ、小さければステツプS43に戻り、次の
キーマトリクスデータを調べる。また小さくないときは
全キーユニツト数について調べたのでステツプS47に進
み、レジスタIの内容(不使用のキーユニツト数)から
キー入力領域と表示領域の境界を演算する。例えば、第
5図(B)の場合はI=12であるから、液晶表示パネル
の上2行を表示領域とし、残りの5行をキー入力領域と
する。またステツプS44の判別で−1でないときもステ
ツプS47に進み、レジスタIの内容から入力領域と表示
領域の境界を演算する。キー入力が第5図(B)のよう
な矩形をしていることを考えれば最初の−1でないデー
タの発見でも迅速に処理できる。
第7図(A)〜(E)は通常の表示画面にキーボード
機能を挿入した結果、前記表示画面が移動する態様を示
す図である。第7図(A)はキーボード機能挿入前の表
示画面を示している。第7図(B)は挿入するキーパタ
ーンの画面である。第7図(A)において、今、カーソ
ルKが図の位置にあつたとする。キー入力時のエコーバ
ツク機能を考慮するとカーソルKのある行は常に表示さ
れるべきである。そこで、第7図(A)の表示画面に第
7図(B)のキーパターンを挿入する場合は第7図
(D)の如く挿入する。好ましくは、カーソルKの表示
行はキーボード領域のすぐ上にあるように挿入する。こ
のため、カーソルKより上にあつた一部の表示データ
は例えばスクロールアツプされて表示画面から消える。
第7図(C)はスクロールアツプされたデータの部分
をRAM3の上部画面スタツクに記憶した状態を示してい
る。また第7図(E)は例えばスクロールダウンされて
表示画面から消えたデータの部分を同じくRAM3の下部
画面スタツクに記憶した状態を示している。こうすれ
ば、後にキーパターンを外したときは、例えば、まずデ
ータ及びをスクロールダウンし、次にデータをス
クロールアツプすることにより、容易に第7図(A)の
状態に戻せる。
[第2実施例] 第2実施例はキーパツド枠及びリターンコードが同じ
でキートツプ内容のみを変更するようなアプリケーシヨ
ンをメモリ効率良く解決している。第15図は第2実施例
のLCDパネルキーボードの正面図である。即ち、商品の
マスタフアイルから商品名を取り出してキーパターン表
示し、そのうち1つを選択する場合を考える。本実施例
のパネルキーボードは第1実施例同様に縦キーが7個、
横キーが6個(小ピツチ文字数にして15桁)であるか
ら、もし商品名を7文字以内におさえると、1画面に14
商品をキーパツド表示できる。今、選択したい全商品名
が70種類あるとすると、選択画面は5面必要になる。も
し、これを第1実施例第5図(A)のキーパターンデー
タフアイルに登録すると、キーマトリクスデータ、リタ
ーンコントロールテーブルは同じで良いのに、キートツ
プデータのみが異るためキーパターンデータcを5面用
意しなくてはならない。仮に1キーパターンデータにつ
いて384バイトのデータが必要であるとすると、5面で1
920バイトのメモリが必要になる。
第16図(A)は第1実施例による商品選択アプリケー
シヨン処理の一例を示す図である。図において、手続番
号100ではキーパターン番号に1をセツトし、手続番号1
10では該キーパターン1を表示する。手続番号120では
1バイトをキー入力し、手続番号130では当該キー入力
バイトが0か否かを調べる。ここで、0は次のキーパタ
ーン番号を選択することを意味する。従つて、もし0で
ないならキー入力した商品を選択する処理を行い、0な
ら手続番号140に進む。手続番号140ではKに+1し、手
続番号150では最大の5面を越えたか否かを判断する。
5面を越えなければ手続番号110に戻り、次のキーパタ
ーンを表示する。
第16図(B)は第2実施例による商品選択アプリケー
シヨン処理の一例を示す図である。図において、手続番
号110ではサブルーチン[DISPKEY]を実行する。手続番
号170の[DISPKEY]ではレジスタIの内容を順次0〜14
に変えて、Kのフアイル(アプリケーシヨンにある商品
名フアイル)からI番目の商品名を取り出し、固定した
1個のキーパターンデータの対応するキートツプ位置に
書き込んでしまう。このため、第2実施例ではキーパタ
ーンデータは1個分で済み、384バイトあれば良い。従
つて、本実施例の場合は商品名数が多ければ多い程効果
大になる。
[第3実施例] 第3実施例はこの種の入力装置におけるキーの先行入
力の問題を有効に解決している。通常の機器の場合はキ
ーの先行入力数は複数確保されるようになつており、こ
の数はキーバツファのバイト数として規定されている。
しかしタツチパネル入力においては、キーの意味、内容
が変るので、もしアプリケーシヨンプログラムと先行入
力との同期がうまく取れないと処理システムに重大な誤
りを引き起す。
第13図は第3実施例の一例の処理手順を示す図、第12
図(A)〜(C)は第13図の処理に伴うキートツプの変
化を示す図である。始めに第12図(A)のようなキーパ
ターンがセツトされているとする。この状態から第13図
の処理手順を実行する。即ち、手続番号100のRSポート
を通してデータ送信中に、操作者が誤つて第12図(A)
の[送信]キーと[受信]キーを先行入力してしまつた
とする。手続番号110ではキーパターンを16に変更し、
キートツプは第12図(B)の如く変わる。手続番号120
では1文字入力によつて、まず最初の先行入力のリター
ンコード(3)を取込む。しかしこの時点でのリターン
コード(3)は“プリンタ印字”の意味であるから、手
続番号140ではプリンタ印字が実行される。そして、こ
のプリンタ印字の終了時に手続番号150ではキーパター
ンを17に変更し、キートツプは第12図(C)の如く変わ
る。手続番号160では1文字入力によつて2番目の先行
入力のリターンコード(4)を取り込む。しかしこの時
点でのリターンコード(4)は“初期化”の意味である
から、手続番号180ではデータが初期化される。このよ
うに、操作者が誤つて、送信キーと受信キーを先行入力
したため、実際には印字キーと初期化キーを入力したの
と同じ処理が行われる。
かかる重大な操作ミスを防止する簡単な方法は先行入
力の機能を無くすることである。即ち、アプリケーシヨ
ンプログラムが手続番号120あるいは手続番号160を実行
した時のみキー入力が可能になるという方法である。し
かし、この方法では、例えばあるループ処理を先行入力
の有無によつてブレイクするような処理が不可能にな
る。そこで、第3実施の装置では先行入力の可能数を1
文字とし、後に入力した文字は先に入力した文字を書き
替えるものとする。
かかる構成では第13図の処理手順をもう一度実行して
みる。手続番号100においてRSポートを通してデータを
送信中に、まず[送信]キーを押すと、キーバツフアに
リターンコード(3)が格納される。次に[受信]キー
を押すと1文字バツフアをリターンコードは(3)から
(4)に書き替えられる。ここで操作者がミスに気付い
てもし[無効]キーを押すとリターンコードは(4)か
ら(0)に書き替えられる。そこで、リターンコード
(0)は以後のキーパターンにおいて何の処理も行わな
いと規定しておくと、操作者の誤入力が修正され、処理
上では無視されたことになる。
第14図(A)は先行入力数を5個とした場合の動作タ
イミングチヤート、第14図(B)は第3実施例の先行入
力数を1個とした場合の動作タイミングチヤートであ
る。
[第4実施例] 第4実施例はパネルキーボードに半固定の部分を設け
たものである。
第8図は第4実施例のパネルキーボードの外観斜視図
である。図において、21は透明のタツチキーパネル、22
は液晶表示部(LCDP)、はタツチキーパネル21のうち
第1実施例のLCDパネルキーボード部として機能する部
分、はタツチキーパネル21のうち半固定キーボード部
として機能する部分、23は半固定キーボード部のキート
ツプを固定印刷したフイルム(その他アクリル板等)で
ある。
第9図(A)〜(C)は第4実施例のパネルキーボー
ドの各種使用例を示す正面図である。LCDパネルキーボ
ード部ではキーパターン番号の指定に従つて対応する
キーパターンが選択され、画面設定される。また反固定
キーボード部では予めキートツプが印刷されているの
で、この部分の機能は半固定的である。即ち、アプリケ
ーシヨンプログラムはこの部分に独自のリターンコード
を設定可能であるという意味により半固定的である。ま
たこの部分では、フイルムキーパターンによつて数個の
キーを1つのキーに見せかけることも可能であるという
意味で半固定的である。
第9図(A)〜(C)を通して、好ましくは、半固定
キーボード部にはそのアプリケーシヨンプログラムで
最も多く使用するようなキー機能を割り当てる。この機
能は、例えばキーパターンの変更機能であり、あるいは
キー入力データに対してライト、入力、クリア、削除等
の機能を実行させることである。こうして、半固定キー
ボード部の構造は簡単であり、キーボード全体の機能は
大幅に向上する。
第10図(A)〜(G)は他の種類の半固定キーボード
部を備える例の正面図である。第10図(A)〜(G)を
通して、例えばK1であるキーパターンのセツトキー、K2
は1つ前の番号のキーパターンに変更する戻りキー、K3
は1つ後の番号のキーパターンに変更する送りキーの機
能を有している。このような機能の実現は簡単である。
例えば制御コードを上記キーのリターンコードとして割
当てておく等でよい。
半固定部を備えることによつてアプリケーシヨンプロ
グラムはキーパターンのセツト、変更を意識する事な
く、従来の液晶表示面とキーボードが別々にあるような
機器に対するプログラムをそのまま利用できる。
今、第10図(A)〜(G)に従つて一例のINPUT文(B
ASIC言語)に基づくキー入力動作を追つてみる。第10図
(A)は入力待ちの状態である。第10図(B)では半固
定部のK1キーを入力して図示のようなキーパターンをセ
ツトする。第10図(C)ではLCDパネルキーにより“A"
を入力する。第10図(D)ではK3キーを入力して、1つ
後のキーパターンに変更する。第10図(E)では“ア”
を入力する。第10図(F)ではK1キーを2回押して2つ
前のキーパターンに変更する。第10図(G)では“1370
00"を入力し、最後にエントリーキー(ENT)を入力して
操作終了する。
この場合もBASIC I/Pは“バツフア付KBD入力”という
ようなタツチパネル制御部のフアンクシヨンをコールす
るだけでよい。また、このようなキー構成を採用した場
合には、アプリケーシヨンプログラムが非常に簡単にな
る。
第11図は半固定キーを有しないで第7図(D)の画面
を構成する一例を処理手順を示す図である。但し、この
処理手順にはデータのスクロール時にキーパターンを破
壊しないとか、カーソルKがキーパターン上に移動して
しまわないとか、の画面制御は一切含まれていない。こ
れが、半固定部を有する本実施例によれば、以後の画面
制御も含めて下記の一文で達成される。
DEFKEY 15 ここで“DEFKEY"はキーパターンをセツトするための
新ステイーメントであり、BASIC I/Pでは“DEFKEY"を実
行するために、キーパターン番号を15として“キーパタ
ーンのセツト”というタツチパネル制御部がサポートし
ているフアンクシヨンをコールするだけである。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、記憶手段は前記パネ
ルキーボードからのキー入力データを書き替え可能に1
キー入力分だけ先行記憶するので、該キー入力データに
ついての機能実行前にこれを容易に訂正可能である。
また本発明によれば、機能設定手段はパネルキーボー
ドに対して非固定のキー入力機能を設定し及び他のキー
ボードに対しては半固定のキー入力機能を設定するの
で、特に半固定のキー入力機能部の構成、処理が簡単で
あり、装置全体の使用の効率が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例のパネル入力装置のブロツ
ク構成図、 第2図(A)は第1図実施例のLCDパネルキーボードの
外観斜視図、 第2図(B)は第2図(A)の部分断面図、 第3図(A)〜(D)は第1実施例の動作例を説明する
図、 第4図はタツチパネルキー8の基本制御手順を示すフロ
ーチヤート、 第5図(A)〜(C)は第1実施例のLCDパネルキーボ
ードの基本制御を説明する図、 第6図(A)は表示領域とキー入力領域を分割制御する
基本制御手順のフローチヤート、 第6図(B)は表示領域の移動処理手順の詳細を示すフ
ローチヤート、 第7図(A)〜(E)は通常の表示画面にキーボード機
能を挿入した結果、前記表示画面が移動する態様を示す
図、 第8図は第4実施例のパネルキーボードの外観斜視図、 第9図(A)〜(C)は第4実施例のパネルキーボード
の各種使用例を示す正面図、 第10図(A)〜(G)は他の種類の半固定キーボード部
を備える例の正面図、 第11図は半固定キーを有しないで第7図(D)の画面を
達成する一例の処理手順を示す図、 第12図(A)〜(C)は第13図の処理に伴うキートツプ
の変化を示す図、 第13図は第3実施例の一例の処理手順を示す図、 第14図(A)は先行入力数を5個とした場合の動作タイ
ミングチヤート、 第14図(B)は第3実施例の先行入力数を1個とした場
合の動作タイミングチヤート、 第15図は第2実施例のLCDパネルキーボードの正面図、 第16図(A)は第1実施例による商品選択アプリケーシ
ヨン処理の一例を示す図、 第16図(B)は第2実施例による商品選択アプリケーシ
ヨン処理の一例を示す図である。 図中、1……セントラルプロセツシングユニツト(CP
U)、2……リードオンリメモリ(ROM)、3……ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、4……アドレス/データバ
ス(BUS)、5……液晶コントローラ(LCDC)、6……
液晶ドライバ(LCDD)、7……液晶表示パネル(LCD
P)、8……タツチキーパネル、9……出力ポート、10
……入力ポートである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報パターンを表示する表示面と、 前記表示面に重ねた透明のパネルキーボードと、 前記パネルキーボードに対し所定のキー入力機能を設定
    する機能設定手段と、 前記パネルキーボードからのキー入力データを書き替え
    可能に1キー入力分だけ先行記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が先行記憶したキー入力データについての
    前記機能設定手段が設定した機能を実行する機能実行手
    段を備えることを特徴とするパネル入力装置。
  2. 【請求項2】表示面に重ねた透明のパネルキーボードの
    近傍に他のキーボードを設け、機能設定手段はパネルキ
    ーボードに対して非固定のキー入力機能を設定し及び前
    記他のキーボードに対して半固定のキー入力機能を設定
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパネ
    ル入力装置。
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JPH07117868B2 (ja) * 1991-04-30 1995-12-18 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション タツチ型作動キーボード定義方法及び装置

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