JP3360951B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP3360951B2
JP3360951B2 JP21042494A JP21042494A JP3360951B2 JP 3360951 B2 JP3360951 B2 JP 3360951B2 JP 21042494 A JP21042494 A JP 21042494A JP 21042494 A JP21042494 A JP 21042494A JP 3360951 B2 JP3360951 B2 JP 3360951B2
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清喜 橋本
隆一 田村
治 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のボディや電化
製品等の被塗物を塗装するのに用いて好適な塗装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のボディや電化製品等の
被塗物を塗装する塗装装置のうち、各色毎のギヤポンプ
を単一の駆動モータによって回転駆動しつつ、塗料を供
給する形式の塗装装置がある。このような形式の塗装装
置は、一側が各色の塗料源にそれぞれ接続され、他側が
塗装機に接続される複数本の塗料配管と、該各塗料配管
の途中にそれぞれ設けられた複数個のギヤポンプおよび
該各ギヤポンプを駆動する単一の駆動モータからなる塗
料供給装置と、前記各塗料配管毎に前記ギヤポンプと並
列に設けられた循環通路と、前記ギヤポンプの流出側に
位置して設けられ、前記塗料配管を塗装機側と循環通路
側とに選択的に切換える各色毎の塗料弁を有する色替弁
装置とから構成されたものが知られている。
【0003】次に、このように構成された塗装装置の作
動について説明する。
【0004】まず、塗料供給装置の駆動モータによって
各ギヤポンプが駆動される。そして、塗装待機状態で
は、色替弁装置の塗料弁がギヤポンプと循環通路を含む
循環回路側に切換えられ、各色塗料を各循環回路毎に、
塗料配管→ギヤポンプ→塗料弁→循環通路を順次流通し
て塗料配管に戻る閉ループで循環させている。
【0005】一方、塗装機に塗料を噴霧する場合には、
色替弁装置の各塗料弁のうち所望の塗色の塗料弁を塗装
機側に切換えることにより、塗料源の塗料は、塗料配管
を流通しつつ前記ギヤポンプ,色替弁装置を介して塗装
機に向けて所定量ずつ供給され、該塗装機から被塗物に
向けて噴霧される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による塗装装置では、塗料供給装置を色数分のギ
ヤポンプと該各ギヤポンプを駆動する単一の駆動モータ
とから構成し、塗装時には該駆動モータで各ギヤポンプ
を全数回転駆動している。
【0007】そして、所望の塗料を用いて塗装するとき
には、色替弁装置の各塗料弁のうち所望の塗料弁を塗装
機側に切換えることにより、塗料源からギヤポンプを介
して塗料を塗装機に供給するようになっている。一方、
このときに塗装塗料以外の塗料は、色替弁装置の他の塗
料弁が全て循環通路側に切換えられることにより、塗料
配管→ギヤポンプ→色替弁装置→循環通路から塗料配管
に戻る閉ループを循環している。
【0008】これにより、塗装している塗料以外の塗料
は、待機している間中は閉ループを循環しているから、
ギヤポンプを何回か通過しているうちに、塗料中に含ま
れる顔料が該ギヤポンプの各ギヤに挟まれたり、各ギヤ
とポンプケーシングとの間で擦れたりして変形や破壊を
生じてしまい、塗装品質が大幅に低下するという問題が
ある。
【0009】さらに、待機中にギヤポンプを数回通過し
た塗料は、その顔料形状が塗料源からギヤポンプを1回
だけ通過して供給される塗料に含まれる顔料と微妙に異
なっている。この結果、これらの塗料を同一塗装面に塗
装すると、塗装仕上りに差が生じてしまい、塗装不良と
なってしまうという問題がある。
【0010】そこで、各塗料源と色替弁装置との間に位
置して塗料配管に設けられた各ギヤポンプを廃止し、色
替弁装置と塗装機との間の塗料配管に軸洗浄機構を有す
るフラッシャブルギヤポンプを設け、塗装待機中の塗料
を塗料源と色替弁装置との間の各塗料配管内で滞留させ
ることにより、ギヤポンプによる顔料の変形を防止する
ようになった塗装装置が考えられている。
【0011】しかし、この塗装装置では、塗料の混色を
防止するために色替え毎にフラッシャブルギヤポンプを
洗浄しなくてはならないから、溶剤の使用量が増大する
上に、各塗料配管内で塗料を滞留させると、塗料中に含
まれる顔料(例えば比重の大きいメタリック顔料等)が
沈殿を生じてしまい、この顔料が沈殿した塗料を塗装す
ると塗装面に色むらが生じてしまうという問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、塗料中の顔料が変形したり、沈殿するの
を防止して、塗装不良の発生を防止できるようにした塗
装装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による塗装装置は、一側が塗料
を圧送供給する各色毎の塗料供給ラインにそれぞれ接続
された複数本の塗料配管と、該各塗料配管の途中にそれ
ぞれ設けられた複数個のギヤポンプ、該各ギヤポンプを
駆動する単一の駆動モータおよび該駆動モータに対し各
ギヤポンプを断続するクラッチからなる塗料供給装置
と、前記各ギヤポンプをバイパスするように前記各ギヤ
ポンプと並列に接続されたバイパス通路と、該バイパス
通路に設けられ、塗装時には閉弁し、待機時には開弁す
バイパス弁と、各色毎の塗料返戻ラインにそれぞれ接
続された複数本の塗料返戻配管と、前記各ギヤポンプの
流出側と塗装機との間に設けられ、前記各塗料配管の他
を塗装機側と該各塗料返戻配管側とに対して選択的に
切換える複数の塗料弁を有する色替弁装置とを備え、塗
装時には、前記クラッチによって駆動モータとギヤポン
プとを接続し、当該ギヤポンプをバイパスするバイパス
弁を閉弁し、前記色替弁装置の塗料弁を塗装機側に切換
え、前記塗料供給ラインからの塗料を塗料配管を介して
ギヤポンプによって塗装機に供給し、待機時には、前記
各クラッチによって駆動モータと全ギヤポンプとの間を
遮断して全ギヤポンプを停止状態とし、前記各ギヤポン
プに対応するバイパス弁を全て開弁し、前記色替弁装置
の全色の塗料弁を塗料返戻配管側に切換え、前記塗料供
給ラインと塗料返戻ラインとの圧力差によって塗料を循
環させる構成してる。
【0014】また、請求項2の発明による塗装装置は、
一側が塗料を圧送供給する各色毎の塗料供給ラインにそ
れぞれ接続された複数本の塗料配管と、該各塗料配管の
途中にそれぞれ設けられた複数個のギヤポンプ、該各ギ
ヤポンプを駆動する単一の駆動モータおよび該駆動モー
タに対し各ギヤポンプを断続するクラッチからなる塗料
供給装置と、前記各ギヤポンプをバイパスするように
記各ギヤポンプと並列に接続されたバイパス通路と、該
バイパス通路に設けられ、塗装時には閉弁し、待機時に
は開弁するバイパス弁と、各色毎の塗料返戻ラインにそ
れぞれ接続された複数本の塗料返戻配管と、前記各ギヤ
ポンプの流出側で前記各塗料配管の他側を塗装機側と該
各塗料返戻配管側とに対して選択的に切換える複数の循
環切換弁と、該循環切換弁と塗装機との間に設けられ、
前記各塗料配管を介して供給される各色塗料のうち任意
の塗料を選択して塗装機に供給する色替弁装置とを備
え、塗装時には、前記クラッチによって駆動モータとギ
ヤポンプとを接続し、当該ギヤポンプをバイパスするバ
イパス弁を閉弁し、前記循環切換弁を塗装機側に切換
え、前記塗料供給ラインからの塗料を塗料配管と色替弁
装置とを介してギヤポンプによって塗装機に供給し、待
機時には、前記各クラッチによって駆動モータと全ギヤ
ポンプとの間を遮断して全ギヤポンプを停止状態とし、
前記各ギヤポンプに対応するバイパス弁を全て開弁し、
前記循環切換弁を全て塗料返戻配管側に切換え、前記塗
料供給ラインと塗料返戻ラインとの圧力差によって塗料
を循環させる構成してる。
【0015】
【0016】また、請求項3の発明は、前記ギヤポンプ
の流入側に位置して前記塗料配管には塗料供給ラインと
溶剤源とに選択的に切換える塗料−溶剤切換弁を設け、
前記塗料返戻配管には塗料返戻ラインと廃液タンクとに
選択的に切換える排液弁を設けたことにある。
【0017】
【作用】請求項1の発明の構成により、ある塗色の塗料
を用いて塗装する場合には、塗料供給装置を構成する駆
動モータとこの塗色に対応したギヤポンプとをクラッチ
によって接続し、該ギヤポンプのみを駆動する。このと
きに当該ギヤポンプをバイパスするバイパス通路に設け
られたバイパス弁が閉弁され、前記塗料配管が接続され
た色替弁装置の塗料弁が塗装機側に切換えられる。これ
により、塗料供給ラインからの塗料は、塗料配管を介し
てギヤポンプによって塗装機に供給され、該塗装機から
被塗物に向けて噴霧される。
【0018】また、塗装待機中は、駆動モータと全ギヤ
ポンプとの接続が各クラッチによって断たれ、全ギヤポ
ンプが停止状態となると共に、該各ギヤポンプに対応す
るバイパス弁が開弁され、色替弁装置を構成する全塗料
弁が塗料返戻配管側に切換えられる。これにより、塗料
供給ラインから圧送供給される塗料は、塗料返戻ライン
との差圧によって塗料配管,バイパス通路,バイパス
弁,塗料弁,塗料返戻配管,塗料返戻ラインを介して返
戻され、再度塗料供給ラインから圧送供給されて循環し
続け、ギヤポンプによる顔料の変形や破壊を防止する。
【0019】さらに、請求項2の発明の構成では、ある
塗色の塗料を用いて塗装する場合には、塗料供給装置を
構成する駆動モータとこの塗色に対応したギヤポンプと
をクラッチによって接続し、該ギヤポンプのみを駆動す
る。このときに当該ギヤポンプをバイパスするバイパス
通路に設けられたバイパス弁が閉弁され、前記塗料配管
が接続された循環切換弁が塗装機側に切換えられる。こ
れにより、塗料供給ラインからの塗料は、塗料配管を介
してギヤポンプによって塗装機に供給され、該塗装機か
ら被塗物に向けて噴霧される。
【0020】また、塗装待機中は、駆動モータと全ギヤ
ポンプとの接続が各クラッチによって断たれ、全ギヤポ
ンプが停止状態となると共に、該各ギヤポンプに対応す
るバイパス弁が開弁され、全循環切換弁が塗料返戻配管
側に切換えられる。これにより、塗料供給ラインから圧
送供給される塗料は、塗料返戻ラインとの差圧によって
塗料配管,バイパス通路,バイパス弁,循環切換弁,塗
料返戻配管,塗料返戻ラインを介して返戻され、再度塗
料供給ラインから圧送供給されて循環し続け、ギヤポン
プによる顔料の変形や破壊を防止する。
【0021】
【0022】一方、請求項3の発明では、前記ギヤポン
プの流入側に位置して前記塗料配管には塗料供給ライン
と溶剤源とに選択的に切換える塗料−溶剤切換弁を設
け、前記塗料返戻配管には塗料返戻ラインと廃液タンク
とに選択的に切換える排液弁を設ける構成とすることに
より、長期間に亘って塗装装置の稼動を休止する場合に
は、各塗料配管内等に残存する塗料を除去すべく、各塗
料−溶剤切換弁を溶剤側に切換え、色替弁装置の各塗料
弁を塗料返戻配管側に切換えると共に、排液弁を廃液タ
ンク側に切換える。そして、クラッチによってギヤポン
プを駆動モータに接続し、該ギヤポンプを駆動すること
により、溶剤源からの溶剤は塗料配管,バイパス通路ま
たはギヤポンプ,塗料弁,塗料返戻配管を流通し、これ
らに付着した塗料を除去、洗浄した後、排液弁を介して
廃液タンクに排出される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例による塗装装置につい
て図1ないし図6を参照しつつ説明する。
【0024】まず、図1ないし図4に本発明の第1の実
施例を示す。
【0025】図において、1A,1B,…1Nは塗料サ
ーキュレーションラインと呼ばれる塗料供給ラインで、
該塗料供給ライン1A,1B,…1NはA色,B色,…
N色が貯蔵された塗料タンクに例えばプランジャポンプ
(いずれも図示せず)等を介して接続されている。そし
て、該塗料供給ライン1A,1B,…1Nは、各塗料タ
ンク内からプランジャポンプによって吐出される各色塗
料を圧送流通させつつ、複数の塗装装置(1個の装置の
み図示)に供給するものである。
【0026】また、2は前記塗料供給ライン1A,1
B,…1Nに沿って設けられ、溶剤サーキュレーション
ラインと呼ばれる溶剤源としてのシンナ供給ラインで、
該シンナ供給ライン2は溶剤としてのシンナが貯蔵され
たシンナタンク(図示せず)に接続されている。
【0027】3A,3B,…3Nは塗料供給ライン1
A,1B,…1Nと後述する色替弁装置23との間に設
けられた塗料配管で、該塗料配管3A,3B,…3Nの
一側は、後述する塗料−シンナ切換弁15A,15B,
…15Nによって2つに分岐し、一方はペイントレギュ
レータ4A,4B,…4Nを介して塗料供給ライン1
A,1B,…1Nに接続され、他方がシンナレギュレー
タ5を介してシンナ供給ライン2に接続されている。ま
た、該塗料配管3A,3B,…3Nの他側は色替弁装置
23の塗料弁25A,25B,…25Nに接続されてい
る。
【0028】6は塗料配管3A,3B,…3Nの途中に
設けられた塗料供給装置を示し、該塗料供給装置6は、
後述する塗料通路7A,7B,…7N,ギヤポンプ8
A,8B,…8N,駆動モータ9,クラッチ12A,1
2B,…12Nから大略構成されている。
【0029】7A,7B,…7Nは一側が塗料−シンナ
切換弁15A,15B,…15Nを介して塗料供給ライ
ン1A,1B,…1Nとシンナ供給ライン2に接続され
た塗料通路で、該塗料通路7A,7B,…7Nの他側
は、塗料配管3A,3B,…3Nを介して塗料弁21
A,21B,…21Nに接続されている。そして、該塗
料通路7A,7B,…7Nは塗料配管3A,3B,…3
Nの一部をなしている。
【0030】8A,8B,…8Nは塗料通路7A,7
B,…7Nの途中に設けられたギヤポンプで、該ギヤポ
ンプ8A,8B,…8Nは、一対のギヤ(図示せず)を
噛合させつつ回転させることによって塗料等を定量供給
するものである。
【0031】9はギヤポンプ8A,8B,…8Nを駆動
する単一の駆動モータで、該駆動モータ9は、その出力
軸9Aがギヤポンプ8A,8B,…8Nに沿うように伸
長している。また、該出力軸9Aには、ギヤポンプ8
A,8B…8Nの近傍に位置して駆動ギヤ10A,10
B,…10Nが固着されている。
【0032】11A,11B,…11Nは駆動ギヤ10
A,10B,…10Nに噛合した従動ギヤ、12A,1
2B,…12Nは該従動ギヤ11A,11B,…11N
とギヤポンプ8A,8B,…8Nとの間に設けられたク
ラッチをそれぞれ示し、該クラッチ12A,12B,…
12Nは、圧縮エアの給排によって前記従動ギヤ11
A,11B,…11Nとギヤポンプ8A,8B,…8N
とを断続するエアクラッチとして構成されている。
【0033】13A,13B,…13Nは各ギヤポンプ
8A,8B,…8Nをバイパスするように各塗料通路7
A,7B,…7Nに接続されたバイパス通路、14A,
14B,…14Nは該バイパス通路13A,13B,…
13Nを開,閉するバイパス弁をそれぞれ示し、該バイ
パス弁14A,14B,…14Nは、2ポート2位置の
パイロットエア式開閉弁として構成されている。そし
て、該バイパス弁14A,14B,…14Nは塗装塗料
供給時に閉弁され、待機塗料循環時に開弁するようにな
っている。
【0034】15A,15B,…15Nは塗料通路7
A,7B,…7Nの一端側に設けられた塗料−溶剤切換
弁としての塗料−シンナ切換弁で、該塗料−シンナ切換
弁15A,15B,…15Nは、3ポート2位置のパイ
ロットエア式切換弁として構成され、塗装時には塗料供
給ライン1A,1B,…1Nから塗料が、また洗浄時に
はシンナ供給ライン2からシンナがギヤポンプ8A,8
B,…8N側に供給されるように選択的に切換えるもの
である。
【0035】16A,16B,…16Nは色替弁装置2
3の塗料弁25A,25B,…25Nと塗料返戻ライン
17A,17B,…17Nとの間を接続して設けられた
塗料返戻配管で、該塗料返戻配管16A,16B,…1
6Nの途中は、塗料供給装置6内で返戻通路18A,1
8B,…18Nとなっている。
【0036】ここで、前記塗料返戻ライン17A,17
B,…17Nは、流出側が各色毎の塗料タンクに開口し
ており、これによって塗料返戻配管16A,16B,…
16Nから流入する塗料を各色毎の塗料タンクに返戻す
るようになっている。そして、該塗料返戻ライン17
A,17B,…17Nは、塗料供給ライン1A,1B,
…1N,塗料−シンナ切換弁15A,15B,…15
N,塗料配管3A,3B,…3N,バイパス通路13
A,13B,…13N,バイパス弁14A,14B,…
14N,塗料弁25A,25B,…25N,塗料返戻配
管16A,16B,…16N,排液弁20A,20B,
…20Nと共に循環回路19A,19B,…19Nを形
成している。
【0037】20A,20B,…20Nは返戻通路18
A,18B,…18Nの塗料返戻ライン17A,17
B,…17N側に設けられた排液弁で、該排液弁20
A,20B,…20Nは、3ポート2位置のパイロット
エア式切換弁として構成されている。そして、該排液弁
20A,20B,…20Nは、塗装時および塗装待機時
に返戻通路18A,18B,…18N(塗料返戻配管1
6A,16B,…16N)を連通させ、一方、洗浄時に
は、返戻通路18A,18B,…18Nを排液通路21
A,21B,…21N側に切換えて、各シンナ供給ライ
ン2から塗料配管3A,3B,…3N内に供給されるシ
ンナを塗料返戻配管16A,16B,…16Nから廃液
タンク22内に排出させるようになっている。
【0038】23は色替弁装置を示し、該色替弁装置2
3は、マニホールド24と、該マニホールド24に取付
けられた循環切換弁としての塗料弁25A,25B,…
25Nと、前記マニホールド24の最上流部に取付けら
れたゲート弁26とから大略構成され、該ゲート弁26
には、後述する洗浄弁27が接続されている。
【0039】ここで、前記塗料弁25A,25B,…2
5Nは、各色毎に設けられる3ポート2位置のパイロッ
トエア式切換弁として構成され、塗料配管3A,3B,
…3Nと塗料返戻配管16A,16B,…16Nとが接
続されている。そして、該塗料弁25A,25B,…2
5Nは、塗料配管3A,3B,…3Nを後述する塗料供
給配管28側と塗料返戻配管16A,16B,…16N
側とに選択的に切換えるものである。
【0040】27はゲート弁26に接続された洗浄弁を
示し、該洗浄弁27はエア源Aに接続されたエア弁27
Aおよびシンナ源Tに接続されたシンナ弁27Tを備
え、これにより、前記ゲート弁26を介して色替弁装置
23にエア,シンナを供給し、マニホールド24内等を
洗浄するようになっている。
【0041】かくして、該色替弁装置23は、塗料配管
3A,3B,…3Nを介して供給される塗料や洗浄弁2
7から供給されるエア,シンナを前記塗料弁25A,2
5B,…25Nを作動させることにより、塗装塗料を選
択して後述する塗装機29に供給したり、色替時にマニ
ホールド24内等に残存する前色塗料を洗浄するもので
ある。
【0042】28は一側が色替弁装置23のマニホール
ド24下流側に接続された塗料供給配管、29は該塗料
供給配管28の他側に設けられた塗装機をそれぞれ示
し、該塗装機29の先端側には塗料噴霧手段29Aが設
けられている。そして、該塗装機29は、前記塗料供給
配管28を介して供給される塗料を塗料噴霧手段29A
から被塗物に向けて噴霧するものである。
【0043】本実施例による塗装装置は上述の如き構成
を有するもので、次に、その作動について図2ないし図
4を参照しつつ説明する。
【0044】まず、本実施例の塗装装置を用いて被塗物
に塗装作業を施す場合について述べる。
【0045】この場合には、各色の塗料供給ライン1
A,1B,…1Nから、塗料−シンナ切換弁15A,1
5B,…15N,塗料配管3A,3B,…3N,バイパ
ス通路13A,13B,…13N,バイパス弁14A,
14B,…14N,塗料弁25A,25B,…25N,
塗料返戻配管16A,16B,…16N,排液弁20
A,20B,…20N,塗料返戻ライン17A,17
B,…17Nを介して塗料供給ライン1A,1B,…1
Nに戻る循環回路19A,19B,…19Nを塗料供給
ライン1A,1B,…1Nと塗料返戻ライン17A,1
7B,…17Nとの圧力差によってA色,B色,…N色
の塗料が循環流通している。
【0046】また、洗浄弁27のエア弁27A,シンナ
弁27Tから供給されるエア,シンナによって色替弁装
置23のマニホールド24,塗料供給配管28,塗装機
29は洗浄され、次回の塗装作業のために待機状態にあ
る。
【0047】この待機状態では、クラッチ12A,12
B,…12Nによって駆動モータ9とギヤポンプ8A,
8B,…8Nとの接続が断たれている。
【0048】さて、この状態でA色塗料を塗装する場合
は、塗料−シンナ切換弁15AをA色塗料の塗料供給ラ
イン1A側に切換え、バイパス弁14Aを閉弁させると
共に、色替弁装置23の塗料弁25Aを塗料配管3Aが
塗料供給配管28に連通するように切換える。そして、
駆動モータ9を起動して出力軸9Aを回転させ、クラッ
チ12Aを接続して該出力軸9Aの回転力をギヤポンプ
8Aに伝え、該ギヤポンプ8Aを起動させる。これによ
り、塗料供給ライン1Aからペイントレギュレータ4A
によって所定圧まで減圧されつつ供給されるA色塗料
は、図2中矢示の如く、塗料通路7Aを流通しつつギヤ
ポンプ8Aから塗料配管3A側に所定量ずつ吐出され
る。そして、塗料配管3A側に供給されたA色塗料は、
色替弁装置23の塗料弁25Aからマニホールド24内
に流入し、塗料供給配管28を介して塗装機29の塗料
噴霧手段29Aから被塗物に向けて噴霧される。
【0049】また、上述したA色塗料の塗装時には、ク
ラッチ12B,…12Nによって駆動モータ9とギヤポ
ンプ8B,…8Nとの接続を断ち、該ギヤポンプ8B,
…8Nを停止状態とすると共に、バイパス弁14B,…
14Nを開弁し、排液弁20B,…20Nを返戻通路1
8B,…18Nに連通し、色替弁装置23の塗料弁25
B,…25Nを塗料返戻配管16B,…16N側に切換
える。
【0050】これにより、塗装待機状態にあるB色,…
N色塗料は、塗料供給ライン1B,…1Nからペイント
レギュレータ4B,…4Nによって所定圧まで減圧され
つつ、図3中矢示の如く、塗料返戻ライン17B,…1
7N側との圧力差により、塗料−シンナ切換弁15B,
…15Nを介して塗料通路7B,…7N内に流入し、バ
イパス通路13B,…13Nによってギヤポンプ8B,
…8Nをバイパスしつつ、塗料配管3B,…3Nから塗
料弁25B,…25Nを介して塗料返戻配管16B,…
16Nから排液弁20B,…20Nを介して塗料返戻ラ
イン17B,…17N内に流入する。そして、該塗料返
戻ライン17B,…17N内に流入したB色,…N色塗
料は、塗料返戻ライン17B,…17Nを介して各色毎
の塗料タンク内に流出し、返戻される。
【0051】かくして、塗装待機中のB色,…N色塗料
は、塗料供給ライン1B,…1N→塗料−シンナ切換弁
15B,…15N→塗料配管3B,…3N→バイパス通
路13B,…13N→バイパス弁14B,…14N→塗
料弁25B,…25N→塗料返戻配管16B,…16N
→排液弁20B,…20N→塗料返戻ライン17B,…
17Nから塗料供給ライン1B,…1Nに戻る循環回路
19B,…19Nを塗料供給ライン1B,…1Nと塗料
返戻ライン17B,…17Nとの圧力差によって常時循
環流通する。この結果、待機状態にあるB色,…N色塗
料は、ギヤポンプ8B,…8Nを通ることななく、また
常時流動状態にあるから、従来技術で述べたようなギヤ
ポンプ8B,…8Nによる顔料の変形や塗料滞留による
顔料の沈殿が防止される。
【0052】一方、塗装色をA色からB色に変更する場
合は、クラッチ12Aの接続を断つことによってA色塗
料のギヤポンプ8Aを停止状態にし、バイパス弁14A
を開弁し、排液弁20Aで返戻通路18Aを連通させ、
色替弁装置23の塗料弁25Aを塗料返戻配管16A側
に切換える。そして、この状態でゲート弁26を開弁し
て洗浄弁27からエア,シンナをマニホールド24に供
給し、該マニホールド24,塗料供給配管28,塗装機
29に残存するA色塗料を除去、洗浄する。
【0053】次に、ゲート弁26を閉弁すると共に、前
述したA色塗装時と同様に各弁14B,15B,20B
を操作し、クラッチ12Aを接続して該出力軸9Aの回
転力をギヤポンプ8Bに伝え、該ギヤポンプ8Bを起動
させることにより、塗料供給ライン1Bからペイントレ
ギュレータ4Bを介して供給されるB色塗料をギヤポン
プ8Bによって塗料配管3B,色替弁装置23に供給
し、塗装機29の塗料噴霧手段29Aから被塗物に向け
て噴霧するようになっている。
【0054】また、長期の休業のためやメンテナンス等
のために塗装装置全体を休止させる場合には、塗料配管
3A,3B,…3N,ギヤポンプ8A,8B,…8N,
塗料返戻配管16A,16B,…16N等の塗料経路内
をすべて洗浄しておく必要がある。
【0055】そこで、かかる場合には、塗料−シンナ切
換弁15A,15B,…15Nをシンナ供給ライン2側
に切換え、塗料弁25A,25B,…25Nを塗料返戻
配管16A,16B,…16N側に切換えると共に、排
液弁20A,20B,…20Nを返戻通路18A,18
B,…18N連通側に切換え、クラッチ12A,12
B,…12Nを接続して該ギヤポンプ8A,8B,…8
Nを起動させる。これにより、図4中矢示の如く、シン
ナ供給ライン2からシンナレギュレータ5を介してシン
ナを供給し、塗料通路7A,7B,…7N,塗料配管3
A,3B,…3N,塗料返戻配管16A,16B,…1
6N内に残存する塗料を排液弁20A,20B,…20
Nから排液通路21A,21B,…21Nを介して廃液
タンク22に排出しつつ、塗料経路内を洗浄する。ま
た、このときに、バイパス弁14A,14B,…14N
を開,閉弁させることにより、シンナをバイパス通路1
3A,13B,…13Nを流通させたり、ギヤポンプ8
A,8B,…8Nを流通させたりして、該バイパス通路
13A,13B,…13Nやギヤポンプ8A,8B,…
8Nを洗浄するようになっている。
【0056】かくして、本実施例によれば、塗料供給装
置6の駆動モータ9とギヤポンプ8A,8B,…8Nと
の間にクラッチ12A,12B,…12Nを設け、該ク
ラッチ12A,12B,…12Nを断続してギヤポンプ
8A,8B,…8Nを選択的に駆動すると共に、塗装待
機中の塗料を、塗料供給ライン1A,1B,…1N→塗
料−シンナ切換弁15A,15B,…15N→塗料配管
3A,3B,…3N→バイパス通路13A,13B,…
13N→バイパス弁14A,14B,…14N→塗料弁
25A,25B,…25N→塗料返戻配管16A,16
B,…16N→排液弁20A,20B,…20N→塗料
返戻ライン17A,17B,…17Nから塗料供給ライ
ン1A,1B,…1Nに戻る循環回路19A,19B,
…19Nを塗料供給ライン1A,1B,…1Nと塗料返
戻ライン17A,17B,…17Nとの圧力差によって
常時循環流通させるようにした。
【0057】従って、例えばA色塗装時に待機状態にあ
るB色,…N色塗料をバイパス通路13B,…13Nに
よってギヤポンプ8B,…8Nをバイパスさせつつ、循
環流通させることができるから、待機中のB色,…N色
塗料に含まれる顔料がギヤポンプ8B,…8Nの各ギヤ
等によって変形,破損するのを防止でき、塗装品質を大
幅に向上することができる。
【0058】また、塗料中の顔料の変形等を防止するこ
とができるから、従来技術で述べたように待機中の塗料
と新たに供給される塗料とを塗装したときに、塗装仕上
りに差が生じるのを防止でき、塗装不良の発生を防止す
ることができる。
【0059】さらに、塗装待機中の塗料を循環回路19
A,19B,…19Nで常時循環させることができるか
ら、塗料中に含まれる顔料が沈殿するのを防止すること
ができ、色むらの発生を防止することができる。
【0060】また、各色毎にギヤポンプ8A,8B,…
8Nを設けているから、従来技術では色替え時に必要で
あったギヤポンプ8A,8B,…8Nの洗浄を廃止する
ことができ、シンナの使用量を大幅に削減することがで
きる。
【0061】次に、図5に本発明の第2の実施例を示
す。なお、本実施例では、前述した図1ないし図4に示
す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0062】図において、31は一の色替弁装置23と
別に設けられた他の色替弁装置を示し、該他の色替弁装
置31は、マニホールド32と、該マニホールド32に
取付けられた塗料弁33a,33b,…33kと、前記
マニホールド32の最上流部に取付けられたゲート弁3
4と、前記マニホールド32の最下流部に取付けられ、
塗料を所定圧まで減圧して後述する共通塗料配管37側
に供給するエア・オペレーテッド・プレッシャ・レギュ
レータ35とから構成され、前記ゲート弁34には、後
述する洗浄弁36が接続されている。
【0063】ここで、前記塗料弁33a,33b,…3
3kは、3ポート2位置のパイロットエア式切換弁とし
て構成され、例えば比較的塗装頻度の低いa色,b色,
…n色塗料の塗料供給ライン,塗料返戻ライン(いずれ
も図示せず)に接続されている。
【0064】なお、塗料供給ライン1A,1B,…1N
から塗料配管3A,3B,…3Nを介して供給される塗
料は、塗装頻度の高い専用色として使用される。
【0065】36はゲート弁34に接続された洗浄弁を
示し、該洗浄弁36は、前述した洗浄弁27と同様に、
エア源Aに接続されたエア弁36Aおよびシンナ源Tに
接続されたシンナ弁36Tを備え、これにより、前記ゲ
ート弁34を介してエア,シンナを供給し、マニホール
ド32内等を洗浄するようになっている。
【0066】このように構成された他の色替弁装置31
は、前記塗料弁33a,33b,…33kを適宜作動さ
せることにより、各塗料供給ラインを介して供給される
a色,b色,…k色塗料を選択して塗装機29に供給し
たり、色替時に洗浄弁36から供給されるエア,シンナ
によってマニホールド32内等に残存する前色塗料を洗
浄したりするものである。
【0067】37は一側が他の色替弁装置31のエア・
オペレーテッド・プレッシャ・レギュレータ35に接続
され、他側が後述する給排切換弁39を介して色替弁装
置23のマニホールド24に接続された共通塗料配管
で、該共通塗料配管37の途中部分は、塗料供給装置6
内で共通通路38となっている。
【0068】39は共通塗料配管37の他側に位置して
一の色替弁装置23に設けられた給排切換弁で、該給排
切換弁39は、共通塗料配管37を塗装機29側と廃液
タンク22側とに選択的に切換える3ポート2位置のパ
イロットエア式切換弁として構成されている。そして、
該給排切換弁39は、塗装機29(マニホールド24)
側に切換えられることにより、前記共通塗料配管37か
ら供給される塗料を塗料供給配管28を介して塗装機2
9に供給し、また、廃液タンク22側に切換えられるこ
とにより、前色塗料を排液配管40を介して廃液タンク
22に排出させるものである。
【0069】41は共通通路38の途中に設けられ、駆
動ギヤ10P,従動ギヤ11P,クラッチ12Pを介し
て第1の実施例で述べた単一の駆動モータ9の出力軸9
Aに断続自在に接続されたギヤポンプで、該ギヤポンプ
41は、各軸の周囲や各ギヤの間隙等にシンナ等を供給
して洗浄する軸洗浄機構(いずれも図示せず)を有する
フラッシャブルギヤポンプとして構成されている。
【0070】ここで、前記駆動ギヤ10P,従動ギヤ1
1P,クラッチ12Pは、第1の実施例で述べた駆動ギ
ヤ10N,従動ギヤ11N,クラッチ12Nに連続して
設けられ、単一の駆動モータ9によって駆動されるもの
である。
【0071】本実施例はこのように構成されるが、次
に、その作動について述べる。
【0072】まず、A色,B色,…N色塗料は循環回路
19A,19B,…19Nを循環し、a色,b色,…k
色塗料はそれぞれの塗料供給ラインを循環している。ま
た、このときにはクラッチ12A,12B,…12Pに
よって駆動モータ9とギヤポンプ8A,8B,…,41
との接続が断たれている。
【0073】さて、この状態で塗装頻度の高いA色,B
色,…N色、例えばA色の塗料を用いて塗装作業を行な
う場合には、前述した第1の実施例と同様に、塗料−シ
ンナ切換弁15Aを塗料供給ライン1A側に切換え、バ
イパス弁14Aを閉弁させると共に、色替弁装置23の
塗料弁25Aを塗料供給配管28側に切換える。そし
て、クラッチ12Aを接続して駆動モータ9でギヤポン
プ8Aを駆動し、A色塗料を該ギヤポンプ8Aによって
塗料配管3Aから色替弁装置23の塗料弁25A,塗料
供給配管28を介して塗装機29に供給し、塗料噴霧手
段29Aから被塗物に向けて噴霧させる。
【0074】また、上述したA色塗料の塗装時には、ク
ラッチ12B,…12Nによって駆動モータ9とギヤポ
ンプ8B,…8Nとの接続を断ち、該ギヤポンプ8B,
…8Nを停止状態とすると共に、バイパス弁14B,…
14Nを開弁し、排液弁20B,…20Nを返戻通路1
8B,…18Nに連通し、色替弁装置23の塗料弁25
B,…25Nを塗料返戻配管16B,…16N側に切換
えることにより、塗装待機状態にあるB色,…N色塗料
を塗料供給ライン1B,…1Nと塗料返戻ライン17
B,…17Nとの圧力差によって循環回路19B,…1
9Nで常時循環流通させる。
【0075】一方、塗装頻度の低いa色,b色,…k色
塗料を塗装する場合には、まず、クラッチ12A,12
B,…12Nの接続を断ち、前記第1の実施例で述べた
ようにA色,B色,…N色の塗料を循環回路19A,1
9B,…で循環して待機状態とし、この状態で、ゲート
弁26を開弁して洗浄弁27からエア,シンナをマニホ
ールド24に供給し、該マニホールド24,塗料供給配
管28,塗装機29に残存するA色塗料を除去、洗浄す
る。
【0076】次に、給排切換弁39を塗装機29側に切
換えると共に、他の色替弁装置31の塗料弁33a,3
3b,…33kによってa色,b色,…k色塗料から塗
装する塗料を選択し、例えばa色塗料を塗装する場合
は、塗料弁33aを共通塗料配管37側に切換え、塗料
供給ラインからのa色塗料をエア・オペレーテッド・プ
レッシャ・レギュレータ35で減圧しつつ該共通塗料配
管37に供給する。そして、この状態でクラッチ12P
を接続してギヤポンプ41を回転駆動することにより、
a色塗料を共通塗料配管37,給排切換弁39を介して
塗装機29側に供給し、該塗装機29から被塗物に向け
て噴霧するようになっている。
【0077】一方、a色からb色塗料に色替を行なうと
きには、塗料弁33aをマニホールド32に対して閉弁
した後、ゲート弁34を開弁して洗浄弁36からエア,
シンナをマニホールド32内に向けて吐出する。これに
より、マニホールド32,共通塗料配管37,給排切換
弁39内に残存するa色塗料を洗浄弁36からのエア,
シンナによって押出して廃液タンク22内に排出し、流
路内を洗浄する。また、このときには、別途設けられた
シンナ弁(図示せず)を介してギヤポンプ41にシンナ
を供給し、各軸や各ギヤの間隙等に入り込んだa色塗料
を除去、洗浄すると共に、ゲート弁26を開弁して洗浄
弁27からエア,シンナをマニホールド24に供給し、
該マニホールド24,塗料供給配管28,塗装機29に
残存するa色塗料を除去、洗浄する。
【0078】そして、a色塗料の排出および洗浄が完了
したら、給排切換弁39を塗装機29側に切換え、b色
塗料の塗料供給ラインに接続された塗料弁33bをマニ
ホールド32に連通させることにより、b色塗料を該マ
ニホールド32,エア・オペレーテッド・プレッシャ・
レギュレータ35を介して共通塗料配管37に供給し、
この状態でクラッチ12Pを接続してギヤポンプ41を
駆動することで前記共通塗料配管37,給排切換弁3
9,色替弁装置31,塗料供給配管28を介して塗装機
29に供給するようになっている。
【0079】かくして、本実施例による塗装装置でも前
記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ
るものの、特に、本実施例では、共通塗料配管37,給
排切換弁39を介して色替弁装置23のマニホールド2
4に他の色替弁装置31を接続するようにしているか
ら、塗装色を追加する場合でも、追加する塗装色の塗料
が流通する塗料供給ラインに塗料弁33a,33b,…
33kを接続することにより、容易に対応することがで
きる。また、他の色替弁装置31に比較的塗装頻度の低
い塗料の塗料供給ラインを接続することにより、専用色
を主とした無駄の無い塗料供給装置6を構成することが
でき、該塗料供給装置6を小型化して塗装装置全体を小
型化することができる。
【0080】次に、図6に本発明の第3の実施例を示
す。なお、本実施例では前述した図1ないし図4に示す
第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとするに、本実施例の特徴は、塗
料供給装置6と色替弁装置23との間に位置して塗料配
管3A,3B,…3Nの途中に3ポート2位置のパイロ
ットエア式切換弁からなる循環切換弁51A,51B,
…51Nを設け、塗料返戻配管16A′,16B′,…
16N′を該循環切換弁51A,51B,…51Nに接
続すると共に、色替弁装置23の塗料弁25A′,25
B′,…25N′を2ポート2位置のパイロットエア式
開閉弁から構成したことにある。
【0081】従って、塗料を塗装機29に供給する場合
は、前記循環切換弁51A,51B,…51Nを色替弁
装置23側に切換えると共に、塗料弁25A′,25
B′,…25N′を開弁させることにより塗装機29側
に塗料を供給し、一方、塗料を待機させる場合には、前
記循環切換弁51A,51B,…51Nを塗料返戻配管
16A′,16B′,…16N′側に切換えると共に、
塗料弁25A′,25B′,…25N′を閉弁させるこ
とにより、循環回路19A′,19B′,…19N′で
塗料を循環流通させるようになっている。
【0082】かくして、このように構成される本実施例
でも、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得
ることができるものの、特に、本実施例では、色替弁装
置23の塗料弁25A′,25B′,…25N′に接続
される配管を塗料配管3A,3B,…3Nの1本ずつと
することができるから、接続作業時の作業性を向上でき
る。また、塗装機29側の重量を軽減することができる
から、塗装時に塗装機29を応答性よくレシプロ駆動で
きる上に、レシプロ機構(図示せず)等の負荷を軽減す
ることができるから、該レシプロ機構等の寿命の向上や
小型軽量化を図ることができる。
【0083】さらに、色替弁装置23の塗料弁25
A′,25B′,…25N′を2ポート2位置の開閉弁
とすることにより、2ポート2位置の開閉弁からなる塗
料弁を用いた既存の色替弁装置をそのまま使用すること
ができるから、新規製作時および改造時のコスト上昇を
抑制することができる。
【0084】なお、前記各実施例では、塗料−シンナ切
換弁15A,15B,…15N,排液弁20A,20
B,…20N,塗料弁25A,25B,…25N,33
a,33b,…33k,25A′,25B′,…25
N′,ゲート弁26,34,エア弁27A,36A,シ
ンナ弁27T,36T,給排切換弁39,循環切換弁5
1A,51B,…51Nとしてパイロットエア式の弁体
を用いるものとして述べたが、これらの弁体に安全防爆
型の電磁ソレノイド弁を用いてもよい。
【0085】また、前記各実施例では、ギヤポンプ8
A,8B,…8N,41と駆動モータ9とを断続するク
ラッチ12A,12B,…12N,12Pとして圧縮エ
アによって駆動するエアクラッチを用いるものとして述
べたが、これに替えて、例えば電磁ソレノイドを有する
電磁クラッチを用いるようにしてもよい。
【0086】さらに、前記第1の実施例では、ギヤポン
プ8A,8B,…8Nと別体にバイパス通路13A,1
3B,…13N,バイパス弁14A,14B,…14
N,塗料−シンナ切換弁15A,15B,…15N等を
設けるようにしたが、例えばこれらの部材をギヤポンプ
8A,8B,…8Nに内蔵する構成としてもよく、ま
た、これらの弁組立体をギヤポンプ8A,8B,…8N
に外接するように取付ける構成としてもよい。また、第
2,第3の実施例についても同様である。
【0087】また、溶剤としてシンナを用いたが、水性
塗料では溶剤として水を用いてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ある塗色の塗料を用いて塗装する場合には、塗料
供給装置を構成する駆動モータとこの塗色に対応したギ
ヤポンプとをクラッチによって接続して該ギヤポンプの
みを駆動すると共に、このときに当該ギヤポンプをバイ
パスするバイパス通路に設けられたバイパス弁を閉弁
し、前記塗料配管が接続された色替弁装置の塗料弁を塗
装機側に切換えることにより、塗料供給ラインからの塗
料を塗料配管を介してギヤポンプによって塗装機に供給
し、該塗装機から被塗物に向けて噴霧することができ
る。
【0089】また、塗装待機中は、駆動モータと全ギヤ
ポンプとの接続を各クラッチによって断ち、全ギヤポン
プを停止状態とすると共に、各塗料配管に設けられた各
ギヤポンプに対応するバイパス弁を開弁し、一の色替弁
装置を構成する全塗料弁を塗料返戻配管側に切換えるこ
とにより、塗料供給ラインから圧送供給される主要色塗
料を、塗料返戻ラインとの差圧によって塗料配管,バイ
パス通路,バイパス弁,塗料弁,塗料返戻配管,塗料返
戻ラインを介して再度塗料供給ラインに戻るように循環
させて待機中に常時流通させることができるから、塗料
をギヤポンプを通過させることなく循環させることがで
き、ギヤポンプによって塗料中の顔料が変形するのを防
止して、塗装品質を向上することができる上に、顔料の
変形を防止することにより、待機中の塗料と塗料源から
新たに供給される塗料とで塗装仕上りに差が生じるのを
防止でき、塗装不良の発生を防止することができる。ま
た、塗料を常時循環させることにより、塗料中の顔料が
沈殿するのを防止することができ、色むらの発生を防止
して、塗装不良を防止することができる。
【0090】さらに、請求項2の発明の構成によれば、
ある塗色の塗料を用いて塗装する場合には、塗料供給装
置を構成する駆動モータとこの塗色に対応したギヤポン
プとをクラッチによって接続して該ギヤポンプのみを駆
動すると共に、このときに当該ギヤポンプをバイパスす
るバイパス通路に設けられたバイパス弁を閉弁し、前記
塗料配管が接続された循環切換弁を塗装機側に切換える
ことにより、塗料供給ラインからの塗料を塗料配管を介
してギヤポンプによって塗装機に供給し、該塗装機から
被塗物に向けて噴霧することができる。
【0091】また、塗装待機中は、駆動モータと全ギヤ
ポンプとの接続を各クラッチによって断ち、全ギヤポン
プを停止状態とすると共に、各塗料配管に設けられた各
ギヤポンプに対応するバイパス弁を開弁し、全循環切換
弁を塗料返戻配管側に切換えることにより、塗料供給ラ
インから圧送供給される主要色塗料を、塗料返戻ライン
との差圧によって塗料配管,バイパス通路,バイパス
弁,循環切換弁,塗料返戻配管,塗料返戻ラインを介し
て再度塗料供給ラインに戻るように循環させて待機中に
常時流通させることができるから、塗料をギヤポンプを
通過させることなく循環させることができ、ギヤポンプ
によって塗料中の顔料が変形するのを防止して、塗装品
質を向上することができる上に、顔料の変形を防止する
ことにより、待機中の塗料と塗料源から新たに供給され
る塗料とで塗装仕上りに差が生じるのを防止でき、塗装
不良の発生を防止することができる。また、塗料を常時
循環させることにより、塗料中の顔料が沈殿するのを防
止することができ、色むらの発生を防止して、塗装不良
を防止することができる。
【0092】
【0093】一方、請求項3の発明によれば、前記ギヤ
ポンプの流入側に位置して前記塗料配管に塗料供給ライ
ンと溶剤源とに選択的に切換える塗料−溶剤切換弁を設
け、前記塗料返戻配管に塗料返戻ラインと廃液タンクと
に選択的に切換える排液弁を設ける構成とすることによ
り、長期間に亘って塗装装置の稼動を休止する場合に
は、各塗料−溶剤切換弁を溶剤側に切換え、色替弁装置
の各塗料弁を塗料返戻配管側に切換えると共に、排液弁
を廃液タンク側に切換える。そして、クラッチによって
ギヤポンプを駆動モータに接続し、該ギヤポンプを駆動
することにより、溶剤源からの溶剤を塗料配管,バイパ
ス通路またはギヤポンプ,塗料弁,塗料返戻配管で流通
させ、これらに付着した塗料を除去、洗浄することがで
きる。そして、洗浄終了後には、洗浄に用いられた洗浄
廃液を排液弁を介して排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による塗装装置を示す全
体構成図である。
【図2】図1中の要部を拡大してA色塗料の流れを示す
説明図である。
【図3】B色,…N色塗料の流れを拡大して示す説明図
である。
【図4】シンナによって塗料管路,塗料返戻配管,バイ
パス通路等の循環回路の一部を洗浄している状態を示す
図2と同様位置の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例による塗装装置を示す全
体構成図である。
【図6】本発明の第3の実施例による塗装装置を示す全
体構成図である。
【符号の説明】
1A,1B,…1N 塗料供給ライン 2 シンナ供給ライン(溶剤源) 3A,3B,…3N 塗料配管 6 塗料供給装置 7A,7B,…7N 塗料通路 8A,8B,…8N,41 ギヤポンプ 9 駆動モータ 12A,12B,…12N,12P クラッチ 13A,13B,…13N バイパス通路 14A,14B,…14N バイパス弁 15A,15B,…15N 塗料−シンナ切換弁(塗料
−溶剤切換弁) 16A,16B,…16N,16A′,16B′,…1
6N′ 塗料返戻配管 17A,17B,…17N 塗料返戻ライン 20A,20B,…20N 排液弁 23 色替弁装置(一の色替弁装置) 25A,25B,…25N,33a,33b,…33
k,25A′,25B′,…25N′ 塗料弁 28 塗料供給配管 29 塗装機 31 他の色替弁装置(少頻度塗料供給装置) 51A,51B,…51N 循環切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東村 慎一 東京都大田区矢口2丁目29番6号 エー ビービー・ランズバーグ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−262963(JP,A) 実開 昭64−17365(JP,U) 実開 平5−74660(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/14 B05B 9/03 B05B 13/00 B05C 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側が塗料を圧送供給する各色毎の塗料
    供給ラインにそれぞれ接続された複数本の塗料配管と、
    該各塗料配管の途中にそれぞれ設けられた複数個のギヤ
    ポンプ、該各ギヤポンプを駆動する単一の駆動モータお
    よび該駆動モータに対し各ギヤポンプを断続するクラッ
    チからなる塗料供給装置と、前記各ギヤポンプをバイパ
    スするように前記各ギヤポンプと並列に接続されたバイ
    パス通路と、該バイパス通路に設けられ、塗装時には閉
    弁し、待機時には開弁するバイパス弁と、各色毎の塗料
    返戻ラインにそれぞれ接続された複数本の塗料返戻配管
    と、前記各ギヤポンプの流出側と塗装機との間に設けら
    れ、前記各塗料配管の他側を塗装機側と該各塗料返戻配
    管側とに対して選択的に切換える複数の塗料弁を有する
    色替弁装置とを備え、 塗装時には、前記クラッチによって駆動モータとギヤポ
    ンプとを接続し、当該ギヤポンプをバイパスするバイパ
    ス弁を閉弁し、前記色替弁装置の塗料弁を塗装機側に切
    換え、前記塗料供給ラインからの塗料を塗料配管を介し
    てギヤポンプによって塗装機に供給し、 待機時には、前記各クラッチによって駆動モータと全ギ
    ヤポンプとの間を遮断して全ギヤポンプを停止状態と
    し、前記各ギヤポンプに対応するバイパス弁を全て開弁
    し、前記色替弁装置の全色の塗料弁を塗料返戻配管側に
    切換え、前記塗料供給ラインと塗料返戻ラインとの圧力
    差によって塗料を循環させる 構成してなる塗装装置。
  2. 【請求項2】 一側が塗料を圧送供給する各色毎の塗料
    供給ラインにそれぞれ接続された複数本の塗料配管と、
    該各塗料配管の途中にそれぞれ設けられた複数個のギヤ
    ポンプ、該各ギヤポンプを駆動する単一の駆動モータお
    よび該駆動モータに対し各ギヤポンプを断続するクラッ
    チからなる塗料供給装置と、前記各ギヤポンプをバイパ
    スするように前記各ギヤポンプと並列に接続されたバイ
    パス通路と、該バイパス通路に設けられ、塗装時には閉
    弁し、待機時には開弁するバイパス弁と、各色毎の塗料
    返戻ラインにそれぞれ接続された複数本の塗料返戻配管
    と、前記各ギヤポンプの流出側で前記各塗料配管の他側
    を塗装機側と該各塗料返戻配管側とに対して選択的に切
    換える複数の循環切換弁と、該循環切換弁と塗装 機との
    間に設けられ、前記各塗料配管を介して供給される各色
    塗料のうち任意の塗料を選択して塗装機に供給する色替
    弁装置とを備え、 塗装時には、前記クラッチによって駆動モータとギヤポ
    ンプとを接続し、当該ギヤポンプをバイパスするバイパ
    ス弁を閉弁し、前記循環切換弁を塗装機側に切換え、前
    記塗料供給ラインからの塗料を塗料配管と色替弁装置と
    を介してギヤポンプによって塗装機に供給し、 待機時には、前記各クラッチによって駆動モータと全ギ
    ヤポンプとの間を遮断して全ギヤポンプを停止状態と
    し、前記各ギヤポンプに対応するバイパス弁を全て開弁
    し、前記循環切換弁を全て塗料返戻配管側に切換え、前
    記塗料供給ラインと塗料返戻ラインとの圧力差によって
    塗料を循環させる 構成してなる塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記ギヤポンプの流入側に位置して前記
    塗料配管には塗料供給ラインと溶剤源とに選択的に切換
    える塗料−溶剤切換弁を設け、前記塗料返戻配管には塗
    料返戻ラインと廃液タンクとに選択的に切換える排液弁
    を設ける構成としてなる請求項1またはに記載の塗装
    装置。
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