JPH01262963A - 塗装ラインにおけるカラーチェンジ装置 - Google Patents

塗装ラインにおけるカラーチェンジ装置

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JPH01262963A
JPH01262963A JP9033988A JP9033988A JPH01262963A JP H01262963 A JPH01262963 A JP H01262963A JP 9033988 A JP9033988 A JP 9033988A JP 9033988 A JP9033988 A JP 9033988A JP H01262963 A JPH01262963 A JP H01262963A
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Toshifumi Ogasawara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油性塗料の塗装と水性塗料の塗装を共通の塗
装ガンで行う、いわゆる混流の塗装ラインを前提として
、塗料の色替えを行うためのカラーチェンジ装置に関す
るものである。
(従来技術) 水性塗料は油性塗料のようにシンナーを使用しないので
、塗装環境の悪化を防止するトで大きな効果があり、そ
の固有の特性とも相まって、近年、多用されるようにな
っている。例えば、特公昭57−20031号は、水性
塗料のエアスプレー塗装方法において、スプレー空気温
度を30゜C以りにすることを特徴とする水性塗料の塗
装ノブ法を開示する。
水性塗料の使用頻度が高まるにつれて、油性塗料と水性
塗料とを共通の塗装ガンで塗装することにより、塗装効
率を高めたいという要請が生じた。この要請に答えるた
め、油性塗料用のカラーチェンジバルブに水性塗料用の
カラーチェンジバルブを併設し、これらのカラーチェン
ジバルブを共通の塗料供給経路を介して共通の塗装ガン
に連結した、混流ライン用のカラーチェンジ装置が開発
されている。この混流ライン用のカラーチェンジ装置に
よって塗料の色替えを行うには、色替え前の塗料が油性
塗料の場合には、塗料供給経路をシンナーで洗浄し、エ
アで乾燥させた後、次の塗料を供給し、また色替え前の
塗料が水性塗料の場合には、塗料供給経路を洗浄水で洗
浄し、エアで乾燥させた後、次の塗料を供給している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の混流ライン用のカラーチェンジ装
置では、洗浄すべき塗料供給経路が長いので、この塗料
供給経路中に残留したシンナーと洗浄水という異質のも
のが混合する可能性が高く、ひいては残留した油性塗料
と水性塗料とが混合して塗装品質を低−)させる可能性
もある。
そこで、本発明の目的は、異種塗料の混合やシンナーと
洗浄水の混合の可能性を最小限にし、塗装品質の低rを
防止することができる、混流の塗装ラインにおけるカラ
ーチェンジ装置を提供する゛ことにある。
(問題点を解決するための手段、作用)上述の目的を達
成するため、本発明にあっては、次のような構成としで
ある。
油性塗料用のカラーチェンジバルブを油性塗料供給経路
を介して油性塗料用開閉バルブに連結され、 水性塗料用のカラーチェンジバルブを水性塗料供給経路
を介して水性塗料用開閉バルブに連結され、 前記油性塗料用開閉バルブと前記水性塗料用開閉バルブ
とを共通の塗料供給経路を介して共通の塗装ガンに連結
され、 [γI記抽油性塗料用開閉バルブ前記水性塗料用開閉バ
ルブとが、前記塗装ガンの近傍に配置されている、 ような構成としである。
このような構成のカラーチェンジ装置で油性塗料から水
性塗料、あるいは他の油性塗料に色替えするには、油性
塗料の供給を停止ヒさせた後、洗浄シンナーで油性塗料
供給経路と、塗装ガンと、油性塗料用開閉バルブと塗装
ガンを連結する共通の塗装供給経路とを洗浄し、更に、
洗浄エアで油性塗装供給経路と塗装ガンと共通の塗装供
給経路とを乾燥させる。洗浄中は、水性塗料用開閉バル
ブは閉鎖されている。そして、この乾燥が終了した後、
次の塗料を供給する。
また、水性塗料から油性塗料、あるいは他の水性塗料に
色替えするには、水性塗料の供給を停止された後、洗浄
水で水性塗料供給経路と、塗装ガンと、水性塗料用開閉
バルブと塗装ガンを連結する共通の塗料供給経路とを洗
浄し、更に、洗浄エアで水性塗料供給経路と塗装ガンと
共通の塗料供給経路とを乾燥させる。洗浄中は、油性塗
料用開閉バルブは閉鎖されている。そして、この乾燥が
終了した後に、次の塗料を供給する。
(実施例) 以r、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、1つの塗装ガンlと2つのカラーチェンジバ
ルブ組み)γて体2.3とを有するカラーチェンジ装置
を表し、図中、2は油性塗料用のカラーチェンジバルブ
組み立て体を、また、3は水性塗料用のカラーチェンジ
バルブ組み立て体を示す。
油性塗料用のカラーチェンジバルブ組み立て体2は、A
色からN色までの油性塗料の色替えを行うカラーチェン
ジバルブ2a〜2nを有し、これらにカラーチェンジバ
ルブ28〜2nには、それぞれ、各色の油性塗料が矢印
方向に循環している1、カラーチェンジバルブ組み立て
体2の端部には洗浄バルブ4が取り付けられ、洗浄バル
ブ4は洗浄流体供給管5を介して洗浄流体切換バルブ6
に連結されている。洗浄流体切換バルブ6には洗浄シン
ナーと洗浄エアが流入する。7は、カラーチェンジバル
ブ組み立て体2に取り付けられたエアオペレーション装
置であり、装置7は空気圧によって各カラーチェンジバ
ルブ28〜2n、洗浄バルブ4、及び洗浄流体切換バル
ブ6を開閉制御する1、この油性塗料用のカラーチェン
ジバルブ組みC7て体2は、油性塗料供給経路8を介し
て、油性塗料用開閉バルブ9に連結され、油性塗料用開
閉バルブ9は塗料供給経路10を介して塗装ガンlに連
結されている。
一方、水性塗料用のカラーチェンジバルブ組み立て体3
は、U色からW色までの水性塗料の色替えを行うカラー
チェンジバルブ3u〜3Wを有し、これらのカラーチェ
ンジバルブ3u〜3Wには、それぞれ、各色の水性塗料
が矢印方向に循環している。カラーチェンジバルブ組み
立て体2の端部には洗浄バルブ11が取り付けられ、洗
浄バルブ11は洗浄流体供給管12を介して洗浄流体切
換バルブ13に連結されている。洗浄流体切換バルブ1
3には洗浄水と洗浄エアが流入する。14は、カラーチ
ェンジバルブ組み立て体3に取り付けられたエアオペレ
ーション装置であり、装置14は空気圧によって各カラ
ーチェンジバルブ3U〜3W、洗浄バルブ11、及び洗
浄流体切換バルブ13を開閉制御する。この水性塗料用
のカラーチェンジバルブ組み立て体3は、水性塗料供給
経路15を介して、水性塗料用開閉バルブ16に連結さ
れ、水性塗料用開閉バルブ16は塗料供給経路10を介
して塗装ガンlに連結されている。
以下1作用を説明する。
今、A色の油性塗料で塗装するには、エアオペレーショ
ン装置7の空気圧信号でカラーチェンジバルブ2aを開
弁させ、油性塗料供給経路8、油性塗料用開閉バルブ9
、塗料供給経路10を介して、A色の油性塗料を塗装ガ
ンlに供給する。このとき、油性塗料用開閉バルブ9は
開弁じ、水性塗料用開閉バルブ16は閉弁している。次
に、B色の油性塗料、あるいはU色の水性塗料を塗装す
るには、エアオペレーション装置7によって、カラーチ
ェンジバルブ2aを閉弁させ、洗浄バルブ4を開弁させ
ると共に、洗浄流体切換バルブ6から洗浄シンナーを供
給し、この洗浄シンナーによって油性塗料供給経路8、
油性塗料用開閉バルブ9、塗料供給経路10、及び塗装
ガンlを洗浄する。ついで、洗浄流体切換バルブ6を開
閉制御して、洗浄エアを供給し、この洗浄エアによって
油性塗料供給経路8、油性塗料用開閉バルブ9、塗料供
給経路10、及び塗装ガン1を乾燥させる。そして、次
の塗装色が油性塗料のB色であるときには、エアオペレ
ーション装置7によってカラーチェンジバルブ2bを開
弁させ、塗装ガンlにB色の油性塗料を供給する。また
、次の塗料がU色の水性塗料の場合には、油性塗料用開
閉バルブ9を閉弁させ、水性C材用開閉バルブ16を開
弁させた後、エアオペレーション装置14によって、カ
ラーチェンジバルブ3uを開弁させて、水性塗料供給経
路15、水性塗料用開閉バルブ16、塗料供給経路10
を介して、塗装ガン1にU色の水性塗料を供給する。
更に、U色の水性塗料で塗装した後、7色の水性塗料、
あるいはC色の油性塗料に色替えするには、エアオペレ
ーション装置14によって、カラーチェンジバルブ3u
を閉弁させ、洗浄バルブ11を開弁させると共に、洗浄
流体切換バルブ13から洗浄水を供給し、この洗浄水に
よって水性塗料供給経路15、水性塗料用開閉バルブ1
6、塗料供給経路10、及び塗装ガンlを洗浄する。つ
いで、洗浄流体切換バルブ13を開閉制御して、洗浄エ
アを供給し、この洗浄エアによって水性塗料供給経路1
5、水性塗料用開閉バルブ16、塗料供給経路10、及
び塗装ガンlを乾燥させる。。
そして、次の塗装色が水性塗料の7色であるときには、
エアオペレージコン装置14によってカラーチェンジバ
ルブ3Vを開弁させ、塗装ガン1に7色の水性塗料を供
給する。また、次の塗料がC色の油性塗料の場合には、
水性塗料用開閉バルブI6を閉弁させ、油性塗料用開閉
バルブ9を開弁させた後、エアオペレーション装置7に
よって、カラーチェンジバルブ2Cを開弁させて、油性
塗料供給経路8、油性塗料用開閉バルブ9、塗料供給経
路10を介して、塗装ガンlに0色の油性塗料を供給す
る。
第2図は、本発明の他の実施例を示し、この実施例の特
徴は2つの塗装ガンl、1と、1つの油性塗料用のカラ
ーチェンジバルブ組み立て体2と、2つの水性塗料用の
カラーチェンジバルブ組み立て体3.3とによって、混
流ラインのカラーチェンジ装置を構成したことにある。
第2図中、第1図と同一の参照番号は同一の構成要素を
示し、各構成要素の作用の同じである。この実施例のよ
うに水性塗料用のカラーチェンジバルブ組み立て体3を
1つ増やせば、U色からW色までの水性塗料に加えて、
更に、X色から2色までの3色の水性塗料を塗装するこ
とができる。なお、この実施例において、X色から2色
までをU色からW色までと同色として、2台の塗装ガン
l、lで同時に塗装をする、いわゆる2ガン塗装をする
ことができることはもちろんである。
なお、上記2つの実施例では、油性塗料から水性塗料へ
の色替え時の洗浄工程として、洗浄シンナーによる洗浄
の後、洗浄エアによって乾燥させるもののみを説明した
が、この洗浄工程の代わりに、洗浄シンナーによる洗浄
→洗浄エアによる乾燥→洗浄水の供給→洗浄エアによる
乾燥という]二程をとることもできる。かかる洗浄工程
をとれば、水性塗料の供給前に、水性塗料開閉バルブか
ら塗装ガンに至る塗料供給経路が洗浄水によって洗われ
ているから、水性塗料と洗浄シンナとの混合や、水性塗
料と油性塗料との混合がより確実に排除される。
また、水性塗料から油性塗料への色替えも同様であり、
上述の実施例で説明したような、洗浄水による洗浄の後
、洗浄エアによって乾燥する工程の代わりに、洗浄水に
よる洗浄→洗浄エアによる乾燥→洗浄シンナーの供給→
洗浄エアによる乾燥という工程をとることができる。
なお、水性塗料用のカラーチェンジバルブに水性塗料を
循環させるサーキュレーション経路をステンレス管で構
成すれば、サーキュレーション経路の防錆効果を得るこ
とができる。
(発明の効果) 以−F、説明したように、本発明の塗装ラインにおける
カラーチェンジ装置によれば、油性塗料用開閉バルブと
水性塗料用開閉バルブとを塗装ガンの近傍に配置し、こ
れらの両バルブから油性塗料用のカラーチェンジバルブ
及び水性塗料用のカラーチェンジバルブまでの塗料供給
経路を別経路としたから、油性塗料と水性塗料の共通の
塗料経路が大幅に短縮される。これによって、油性塗料
と水性ゆ料の共通の塗料経路内に残留する、洗浄後の残
留液の総量を確実に減少させることができるから、5℃
種塗料が混合する可能性を惨めて小さいものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のカラーチェンジ装置の概
略構成をあられす図。 第2図は、本発明の他の実施例のカラーチェンジ装置の
概略構成をあられす図、 1:塗装ガン 2:油性塗料用のカラーチェンジバルブ組みηて体 3:水性塗料用のカラーチェンジバルブ組み立て体 6.13:洗浄流体切換バルブ 8:油性塗料供給経路 9:油性塗料用開閉バルブ 10:共通の塗料供給経路 I5:水性塗料供給経路 16:水性塗料用開閉バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油性塗料用のカラーチェンジバルブを油性塗料供
    給経路を介して油性塗料用開閉バルブに連結され、 水性塗料用のカラーチェンジバルブを水性塗料供給経路
    を介して水性塗料用開閉バルブに連結され、 前記油性塗料用開閉バルブと前記水性塗料用開閉バルブ
    とを共通の塗料供給経路を介して共通の塗装ガンに連結
    され、 前記油性塗料用開閉バルブと前記水性塗料用開閉バルブ
    とが、前記塗装ガンの近傍に配置されている、 ことを特徴とする塗装ラインにおけるカラーチェンジ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030013715A (ko) * 2001-08-09 2003-02-15 현대자동차주식회사 도장장치
KR100820984B1 (ko) * 2006-05-11 2008-04-10 현대자동차주식회사 도장장치 및 그 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030013715A (ko) * 2001-08-09 2003-02-15 현대자동차주식회사 도장장치
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