JP3357326B2 - 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法 - Google Patents

磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法

Info

Publication number
JP3357326B2
JP3357326B2 JP32202499A JP32202499A JP3357326B2 JP 3357326 B2 JP3357326 B2 JP 3357326B2 JP 32202499 A JP32202499 A JP 32202499A JP 32202499 A JP32202499 A JP 32202499A JP 3357326 B2 JP3357326 B2 JP 3357326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
yoke
bracket
lead frame
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32202499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001145305A (ja
Inventor
忠男 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP32202499A priority Critical patent/JP3357326B2/ja
Priority to KR1020000066523A priority patent/KR100363498B1/ko
Priority to CNB001326287A priority patent/CN1241213C/zh
Priority to US09/709,461 priority patent/US6717304B1/en
Publication of JP2001145305A publication Critical patent/JP2001145305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3357326B2 publication Critical patent/JP3357326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/18Contacts for co-operation with commutator or slip-ring, e.g. contact brush
    • H01R39/24Laminated contacts; Wire contacts, e.g. metallic brush, carbon fibres
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/08Insulating casings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/06Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
    • H02K7/061Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses
    • H02K7/063Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses integrally combined with motor parts, e.g. motors with eccentric rotors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/04Commutators
    • H01R39/06Commutators other than with external cylindrical contact surface, e.g. flat commutators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/47Air-gap windings, i.e. iron-free windings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁石を備えた電気音
響変換器、小型直流モータ等とこれらに使用する小型電
機部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体通信装置の報知源とし
て電気音響変換器やサイレントコール手段として振動モ
ータなどが知られている。これらはいずれも磁石を備え
小型電機部品が使用されている。このような磁石を備
えた小型電機部品の構造は電気音響変換器に用いる場
合、図7に示すようなものとなる。すなわち、浅い円筒
形の磁石1を載置する磁性体からなるヨーク2の中央に
ポールピース2を立ち上げ、複数個の端子3と共に一
体化した樹脂製のベース4からなり、前記このポールピ
ース2に予め巻回した空心コイル5をはめ込んでその
端末5aを前記端子3に半田結線してなるものである。
このような磁石を備えた電機部品を用いて電気音響変換
器を構成するには、さらに、前記浅い円筒形の磁石1の
外側にベースから一体にボス部4aを立ち上げ、この頂
部に、磁性体6aを配した薄手のステンレスからなる振
動板6を載置してサウンドホール7aを設けたケース7
を被せてなるものである。
【0003】また、このような磁石を備えた小型電機部
品の他の構造として扁平型直流振動モータに用いるに
は、図8に示すようなものとなる。すなわち、浅い円盤
形の磁石11を載置するヨークを兼ねた磁性体からなる
ブラケット22の中央に軸ホルダ22aを設け、軸ホル
ダ22aに軸33を固着してなるものである。このよう
な磁石を備えた小型部品を用いて扁平型直流振動モータ
を構成するには、さらに、前記軸33に空隙を介して偏
心ロータ55を回転自在に装着し、浅いケース77を被
せてなるものである。図中、8は前記偏心ロータ55に
添設した印刷配線板からなる平板コミュテータ55aに
電力を供給させるために摺接させた一対のブラシで薄い
フレキシブルシート9に半田植設される。このフレキシ
ブルシート9は前記磁石11とブラケット22の間より
外方に導出され給電端子とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近の携帯電
話機などの移動体通信装置は、小型軽量化志向により搭
載される各電機部品も小型となり、組み付け加工の自動
化に伴いリフロー半田対応型が求められている。しかし
ながら、上記のような磁石を備えた小型電機部品を用い
たものでは、リフロー半田時の高温による磁石の熱劣化
の問題がある。また、近年の生産工程の自動化、省力化
志向により、前記のヨーク、端子などを単一のリードフ
レームから切り出して樹脂で一体化した後、個々に切断
して構成するものが考えられているが、端子はヨークの
ような磁性体は通常鉄板からなるため、切り口が腐食し
てリフロー半田しにくい問題があり、また端子は薄いほ
ど半田が乗りやすく、ヨーク、樹脂ベースへの断熱効果
も高い。一方ヨークは磁石の磁路となるためある程度飽
和しない厚みを必要としているので、端子と厚みをあわ
せることは好ましくない。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るために創成したもので、端子を薄く半田容易性のある
ものにしてリフロー半田が容易にできるようにすると共
に、ヨークをある程度厚みのあるものにして磁路を確保
し、磁石への断熱を配慮して良好なリフロー対応型にし
た磁石を備えた電機音響変換器と小型直流モータ及びこ
れらに使用する小型電機部品の製造方法を提供するのを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の基本的な課題を
決するには、請求項1に示す発明のように、磁性体から
なる第1のリードフレーム(f1)から複数個連結され
た状態で切り出されたヨーク(2)と、前記第1のリー
ドフレームより薄く耐食性で半田容易性がある第2のリ
ードフレーム(f2)から前記ヨークと同一のピッチで
複数個連結された状態で切り出されたもので、前記ヨー
クから少なくとも一部を絶縁するように形成された端子
(3)と、前記ヨークと前記端子とを同一のピッチで複
数個連結された状態に一体成形した耐半田性樹脂からな
るベース(4)と、前記ヨークの中心に立ち上げたポー
ルピース(2a)と、このポールピースの外周に装着し
た空心コイル(5)と円筒形の磁石(1)と、前記ベー
スから立ち上げたボス部(4a)と、このボス部に外周
部分を載置して前記ポールピース(2a)に空隙を介し
て臨ませるようにケース(7)に格納した振動板(6)
とを備え、前記各連結部分を切り離すことにより単一化
したもので達成できる。具体的には、請求項2に示す発
明のように、前記磁石はリフロー対応型にするために前
記ヨーク(2)からわずかな間隙を有するように断熱部
材(1a)を介して隔離されたものがよい。別の課題を
解決するには、請求項3に示す発明のように、磁性体か
らなる第1のリードフレーム(F1)から複数個連結さ
れた状態で切り出されたブラケット (22)と、前記第
1のリードフレームより薄く耐食性で半田容易性がある
第2のリードフレーム(F2)から前記ブラケットと同
一のピッチで複数個連結された状態で切り出されたもの
で、前記ブラケットから少なくとも一部を絶縁するよう
に配された端子(3)と、前記ブラケットと前記端子と
を同一のピッチで複数個連結された状態に一体成形した
耐半田性樹脂からなるベース(44)と、前記ヨークの
中心に支持された軸(33)と、この軸の外方に配され
たリング状の磁石(11)と、この磁石に空隙を介して
臨ませるように前記軸に支持されたロータ(9)と、前
記端子に一体化され、少なくとも一方が前記ベースに配
された正負のブラシ部(8)とを有し、前記各連結部分
を切り離すことにより単一化したもので達成できる。こ
の課題をさらに具体的にするには、請求項4に示すよう
に、前記磁石はリフロー対応型にするためにヨークから
わずかな間隙を有するように断熱部材(A)で隔離され
たものにするのがよい。このような電機部品を製造する
には、請求項5に示すように、少なくとも第1、第2の
フレームを有するもので、磁性体からなる第1のリード
フレーム(f1、F1)からヨーク(2)又はブラケッ
ト(22)を所定のピッチで複数個連結された状態で切
り出す工程と、前記第1のリードフレームより薄く耐食
性で半田容易性のある第2のリードフレーム(f2、F
2)から端子(3)を前記ヨーク又はブラケットと同ピ
ッチで複数個連結された状態で切り出す工程と、この連
結された状態の前記ヨーク又はブラケットと前記端子を
互いに少なくとも一部を絶縁させるように耐半田性樹脂
からなるベース(4、44)で射出成形により一体化す
る工程と、その後、各連結部分を切り離す工程と備えた
もので達成できる。
【0007】上記請求項1、3に示す課題達成手段によ
れば、ヨークをある程度厚くして特性を維持し、端子部
を薄くできるのでリフロー半田が容易にできる電気音響
変換器と小型直流モータが提供できる。請求項2、4に
示す課題達成手段によれば、リフロー時に磁石の熱劣化
が防げる。請求項5に示す課題達成手段によれば、ヨー
ク又はブラケットをある程度厚くして特性を維持し、端
子を薄くしてリフロー半田が容易にできるものが1回で
ベースに一体化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す各実施の形態に
基づき本発明の構成を説明する。図1は本発明の磁石を
備えた小型電機部品の第1の実施の形態を示すもので切
断部分を後述の図4のX−Y線にした要部断面図であ
る。図2は同部品を用いた電気音響変換器を示すもので
切断部分を後述の図4のX−Z線にした断面図である。
図3は同部品の製造方法を説明する概念図である。図4
は同部品の製造方法を説明する平面図である。図5は本
発明の磁石を備えた小型電機部品の第2の実施の形態を
示す要部平面図である。図6は同部品を用いた扁平型振
動モータの断面図である。図7は従来の電気音響変換器
の断面図である。図8は従来の扁平型振動モータの断面
図である。
【0009】以下、各実施の形態を順に説明するが、上
記従来と同一の形態を有する各部位は、それぞれ同符号
を付してその説明を省略する場合がある。図1は本発明
の第1の実施の形態として電気音響変換器に用いて好適
な磁石を備えた小型電機部品で、すなわち、断熱のため
にアクリル系両面粘着材1bを介して浅い円筒形の磁石
1が載置された磁性体からなるヨーク2は、中央にポー
ルピース2aを絞り成形によって立ち上げている。この
ヨーク2は厚み0.35mm〜0.5mm程度の亜鉛メ
ッキ鋼板からなる第1のリードフレームから複数個連結
された状態で切り出され、複数個の端子3と共に液晶樹
脂などの耐半田性のあるベース4に一体成形される。前
記端子3は、薄い洋白などの耐食性がよく、半田容易性
のある薄い洋白板からなる第2のリードフレームから前
記ヨークと同一ピッチで連結されて切り出される。前記
ポールピース2aに予め巻回した空心コイル5をはめ込
み、その端末5aを前記磁石1の下方を通して前記端子
3から内部において立ち上げた突起3bに巻き付けて半
田結線してなるものである。このように内部において結
線すれば、細線からなるリード端末の保護手段が不要に
なる。このような磁石を備えた電機部品を用いて電気音
響変換器を構成するには、図2に示すように、前記浅い
円筒形の磁石1の外側にベース4から一体に立ち上げた
ボス部4aの頂部に、磁性体6aを配した薄手のステン
レスからなる振動板6を載置してサウンドホール7aと
スポンジ状の規制部材7bを設けた耐熱性樹脂からなる
ケース7を被せ、超音波溶着し、その後ヨーク2の連結
部と端子3の連結部をそれぞれ切断して単一の電気音響
変換器にしたものである。なお、リフロー時の断熱を図
るためにヨーク2の切断部分2bはベース4の外径より
出ないようにし、かつ底面より離している。また、前記
スポンジ状の規制部材7bは振動板6の衝撃時の変形を
防止する機能がある。
【0010】このような小型電機部品を製造するには、
図3に示すように厚み0.4mm程度の亜鉛メッキ鋼板
を所要の配置ピッチでヨーク部分を連続して形成した前
記第1のリードフレームf1と、厚み0.15mm程度
の洋白板を前記配置ピッチにあわせて端子部分を連続形
成した前記第2のリードフレームf2を、図4に示すよ
うに一部を絶縁させるようにして前記ベース4を射出成
形させる金型に連続的に送り込み、耐半田性のある液晶
樹脂で所要の形状のベース4に、例えば20連結などに
して1度に一体化してなるものである。その後、前記の
空心コイル5を前記ポールピース2aに取り付け、端末
配線、磁石取り付けなど所定の所作をした後、連設部分
を切断して個々の端子部分などを所定の形状にして供用
される。
【0011】図5は本発明の別の実施の形態として扁平
型振動モータに用いて好適な磁石を備えた小型電機部品
で、すなわち、浅いリング状磁石11を載置する磁性体
からなるブラケット22と、このブラケット22の中央
に立ち上げた軸ホルダ22aに固着支持した軸33と、
前記リング状磁石11の内側に摺接部分が配された正負
のブラシ8b、8aと、このブラシ8b、8aに一体化
された端子3b、3aと、この端子3b、3aと共に前
記ブラケット22を一体化する耐熱性樹脂からなるベー
ス44とからなるものである。ここで、前記ブラケット
22は、想像線で示すような厚みが0.35mmないし
0.5mm程度の亜鉛メッキ鋼板からなる第1のリード
フレームF1から切り出されたもので、所定のピッチで
多数連結して形成され、ダミー端子3dを含む複数個の
端子3と共に平面が角形に形成した液晶樹脂などの耐半
田性のある前記ベース44に一体化される。前記端子3
もやはり同様に想像線で示すような薄い洋白などの耐食
性がよく、半田容易性のある薄い洋白板からなる第2の
リードフレームF2から切り出され、前記ブラケット、
ベース44と同一ピッチで多数連結形成される。このよ
うな製造方法としては、上記図4のようなものが準用さ
れる。前記ブラシ8b、8aは、例えば貴金属をクラッ
ドした厚み0.05mmのものでばね性を有し、その基
端部8bb、8aaは後から取り付ける前記磁石11の
下部を通して磁石に外方に導出され、前記端子3b、3
aの平坦な露出部分3aa,3bbにスポットされるよ
うになっている。前記磁石は、断熱と絶縁を兼ねてブラ
シ8b、8aの上面から前記ブラケット22に厚み0.
15程度のアクリル系粘着材Aを介して取り付けられ
る。ここで、前記ブラシ8b、8aは、やはり、想像線
で示すような第3のリードフレームF3から前記第1、
第2のリードフレームと同一のピッチで所定の形状に切
り出され、前記ベース44を成形した後、その基端部8
bb、8aaで前記端子3b、3aの露出部分3aa,
3bbにスポットされるのである。なお、この場合、一
方のブラシ3bを絶縁させるためにちょうど磁石のニュ
ートラルの位置に逃げ溝22bを設けている。また、ブ
ラケット22を断熱させるために連結部を切断するとこ
ろは逃げ用の凹所22cを設けてあり、磁石配置用ガイ
ド22dを少なくとも対向する部分に立ち上げている。
【0012】このような小型直流モータ部品を用いて小
型直流モータ、特にリフロー対応型扁平型振動モータに
するには、図6に示すように偏心ロータRを軸33に回
転自在に装着し、前記ブラケット22に載置した磁石1
1に軸方向空隙を有するように臨ませ、かつ、リターン
パスプレート77aを少なくとも前記磁石に臨む部分で
埋め込んだ断熱効果のある耐熱性樹脂からなるケース7
7を前記軸33の他端を受けるようにして前記ベース4
4を開口部分で装着するのである。このとき、ケース7
7の一部は、右側面に示すように半田される端子部分が
露出され、他の部分は、左側面に示すようにブラケット
の切断部分等を覆うようにしてリフロー時の断熱を確保
している。なお、前記端子3a、3bとブラケット22
は、偏心ロータ9に給電するためには、少なくとも1個
の、ここでは端子3bがブラケット22から絶縁してい
ればよい。
【0013】また、上記の実施の形態は振動源として偏
心したロータの扁平コアレス振動モータを説明したが、
MDのピック送りモータなどの通常回転型にも採用でき
る。また、この発明はその技術的思想、または特徴から
逸脱しない範囲で他のいろいろな形態で実施することが
できる。そのため、上記の実施の形態は単なる例示にす
ぎず、限定的に解釈してはならない。この発明の技術的
範囲は特許請求の範囲に示すもので明細書本文には拘束
されない。
【0014】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成したので
特性が劣化することなく、リフロー半田が容易となる磁
石を備えた電機部品にすることができ、電気音響変換器
と小型直流モータが提供できる。すなわち、上記請求項
1、3に示す課題達成手段によれば、ヨークをある程度
厚くして特性を維持し、端子部を薄くできるのでリフロ
ー半田が容易にできる電気音響変換器と小型直流モータ
が提供できる。請求項2、4に示す課題達成手段によれ
ば、リフロー半田時に磁石への断熱が図れることにな
る。請求項5に示す課題達成手段によれば、ヨーク又は
ブラケットをある程度厚くして特性を維持し、端子を薄
くしてリフロー半田が容易にできるものが1回でベース
に一体化できるので、コスト的に有利な磁石を備えた小
型電機部品が容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁石を備えた小型電機部品の第1の実
施の形態を示すもので切断部分を後述の図4のX−Y線
にした要部断面図である。
【図2】同部品を用いた電気音響変換器を示すもので切
断部分を後述の図4のX−Z線にした断面図である。
【図3】同部品の製造方法を説明する概念的な側面図で
ある。
【図4】同部品の製造方法を説明する平面図である。
【図5】本発明の磁石を備えた小型電機部品の第2の実
施の形態を示す要部平面図である。
【図6】同部品を用いた扁平型振動モータを示したもの
で図5のN−M線切断断面図である。
【図7】従来の電気音響変換器の断面図である。
【図8】従来の扁平型振動モータの断面図である。
【符号の説明】
1、11 磁石 2 ヨーク 22 ブラケット 3 端子 4 ベース 5 空心コイル 6 振動板 7、77 ケース 8a、8b ブラシ R 偏心ロータ f1、F1 第1のリードフレーム f2、F2 第2のリードフレーム F3 第3のリードフレーム 33 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B06B 1/00 - 1/20 H02K 15/00 - 15/02 H02K 15/04 - 15/16 H02K 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体からなる第1のリードフレーム
    f1)から所定のピッチで複数個連結された状態で切
    り出されたヨーク(2)と、前記第1のリードフレーム
    より薄く耐食性で半田容易性がある第2のリードフレー
    ム(f2)から前記ヨークと同一のピッチで複数個連結
    された状態で切り出されたもので、前記ヨークから少な
    くとも一部を絶縁するように形成された端子(3)と、
    前記鋼板製ヨークと前記端子とを同一のピッチで複数個
    連結された状態に一体成形した耐半田性樹脂からなるベ
    ース(4)と、前記ヨークの中心に立ち上げたポールピ
    ース(2a)と、このポールピースの外周に装着した空
    心コイル(5)と円筒形の磁石(1)と、前記ベースか
    ら立ち上げたボス部(4a)と、このボス部に外周部分
    を載置して前記ポールピース(2a)に空隙を介して臨
    ませるようにケース(7)に格納した振動板(6)とを
    備え、前記各連結部分を切り離すことにより単一化した
    ことを特徴とする磁石を備えた電気音響変換器;
  2. 【請求項2】 前記磁石はリフロー対応型にするために
    前記ヨーク(2)からわずかな間隙を有するように断熱
    部材(1b)を介して隔離された請求項1に記載の磁石
    を備えた電気音響変換器。
  3. 【請求項3】 磁性体からなる第1のリードフレーム
    (F1)から複数個連結された状態で切り出されたもの
    で、ヨークとしてのブラケット(22)と、前記第1の
    リードフレームより薄く耐食性で半田容易性がある第2
    のリードフレーム(F2)から前記ブラケットと同一の
    ピッチで複数個連結された状態で切り出されたもので、
    前記ブラケットから少なくとも一部を絶縁するように配
    された端子(3)と、前記ブラケットと前記端子とを同
    一のピッチで複数個連結された状態に一体成形した耐半
    田性樹脂からなるベース(44)と、前記ヨークの中心
    に支持された軸(33)と、この軸の外方に配されたリ
    ング状の磁石(11)と、この磁石に空隙を介して臨ま
    せるように前記軸に支持されたロータ(9)と、前記端
    子に一体化され、少なくとも一方が前記ベースに配され
    た正負のブラ シ部(8)とを有し、前記各連結部分を切
    り離すことにより単一化したことを特徴とする磁石を備
    えた小型直流モータ。
  4. 【請求項4】 前記磁石はリフロー対応型にするために
    ブラケット(22)からわずかな間隙を有するように断
    熱部材(A)で隔離された請求項3に記載の磁石を備え
    た小型直流モータ。
  5. 【請求項5】 少なくとも第1、第2のフレームを有す
    るもので、磁性体からなる第1のリードフレーム(f
    1、F1)からのヨーク(2)又はブラケット(22)
    を所定のピッチで複数個連結された状態で切り出す工程
    と、前記第1のリードフレームより薄く耐食性で半田容
    易性のある第2のリードフレーム(f2、F2)から端
    子(3)を前記ヨーク又はブラケットと同ピッチで複数
    個連結された状態で切り出す工程と、この連結された状
    態の前記ヨーク又はブラケットと前記端子を互いに少な
    くとも一部を絶縁させるように耐半田性樹脂からなるベ
    ース(4、44)で射出成形により一体化する工程と、
    その後、各連結部分を切り離す工程と備えた電気音響変
    換器用小型電機部品又は小型直流モータ用小型電機部品
    の製造方法。
JP32202499A 1999-11-12 1999-11-12 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法 Expired - Fee Related JP3357326B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32202499A JP3357326B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法
KR1020000066523A KR100363498B1 (ko) 1999-11-12 2000-11-09 소형 전기 장치에 이용되는 자석조립체 구조와 그 제법 및그것을 적용한 소형 전기 장치
CNB001326287A CN1241213C (zh) 1999-11-12 2000-11-10 磁铁装配体及其制造方法和用该装配体的小型电气装置
US09/709,461 US6717304B1 (en) 1999-11-12 2000-11-13 Magnetic assembly structure used for compact electric apparatus and compact electric apparatus adopting the magnetic assembly structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32202499A JP3357326B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001295967A Division JP2002165402A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 小型直流モータ部品と同部品の製法及び同部品を用いた小型直流モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001145305A JP2001145305A (ja) 2001-05-25
JP3357326B2 true JP3357326B2 (ja) 2002-12-16

Family

ID=18139079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32202499A Expired - Fee Related JP3357326B2 (ja) 1999-11-12 1999-11-12 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6717304B1 (ja)
JP (1) JP3357326B2 (ja)
KR (1) KR100363498B1 (ja)
CN (1) CN1241213C (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218578A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Citizen Electronics Co Ltd 多機能型発音体及びその製造方法
JP3519706B2 (ja) 2001-07-18 2004-04-19 東京パーツ工業株式会社 ブラシ制振装置とこのブラシ制振装置の製造方法及びこのブラシ制振装置を備えた扁平型振動モータ
JP4611051B2 (ja) * 2005-02-09 2011-01-12 シチズン電子株式会社 マイクロスピーカの製造方法
KR100674412B1 (ko) * 2005-08-19 2007-01-29 삼성전기주식회사 일체형 브러쉬 및 이를 구비한 진동모터
CN102110523B (zh) * 2010-12-22 2012-08-15 北京中科科仪技术发展有限责任公司 一种磁铁装配装置
DE102014107241B4 (de) * 2014-05-22 2017-05-04 Infineon Technologies Ag Verfahren zur herstellung einer eine kontakthülse aufweisenden elektronikbaugruppe
CN107517432B (zh) * 2017-09-28 2023-12-12 深圳市长盈精密技术股份有限公司 一种马达的制造方法及马达组件
CN107734442B (zh) * 2017-09-28 2023-12-12 深圳市长盈精密技术股份有限公司 一种马达的制备方法及马达组件
CN111192760A (zh) * 2020-01-03 2020-05-22 深圳青铜剑科技股份有限公司 一种变压器的制作方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2854679B2 (ja) * 1990-06-12 1999-02-03 東京パーツ工業株式会社 電池型小型振動モータとこのモータを用いる振動利用装置
JP2935936B2 (ja) * 1992-10-19 1999-08-16 松下電器産業株式会社 セラミックレシーバ
JPH08102998A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Star Micronics Co Ltd 電磁音響変換器の製造方法
JPH11136884A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Tokyo Parts Ind Co Ltd リフロー半田対応小型モータ
US6291915B1 (en) * 1999-01-28 2001-09-18 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Eccentric rotor for a compact vibrator motor and the compact vibrator motor incorporating the eccentric rotor
KR100272048B1 (ko) * 1998-06-11 2000-11-15 이우범 신호음 발생기
US6011333A (en) * 1999-04-22 2000-01-04 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Vibrator motor having nonmagnetic armature cores
US6051900A (en) * 1999-08-03 2000-04-18 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Flat coreless vibrator motor having no output shaft
US6246143B1 (en) * 2000-03-20 2001-06-12 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Flat coreless vibrator motor using magnetic latching power
US6384498B1 (en) * 2000-05-22 2002-05-07 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Compact vibration motor

Also Published As

Publication number Publication date
KR100363498B1 (ko) 2002-12-05
KR20010051577A (ko) 2001-06-25
US6717304B1 (en) 2004-04-06
CN1296270A (zh) 2001-05-23
JP2001145305A (ja) 2001-05-25
CN1241213C (zh) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100401097B1 (ko) 편평형 진동모터
JPH11103551A (ja) アウタロータ型多極発電機におけるコイル接続構造
JP3357326B2 (ja) 磁石を備えた電気音響変換器と小型直流モータ及びこれらに使用する小型電機部品の製法
WO2004108306A1 (ja) 振動発生装置及び電子機器
US20050173999A1 (en) Vibration motor and mounting structure of the vibration motor and mounting method of the vibration motor
KR20010078118A (ko) 비원형 편평 모터와 그 제조 방법
US8525384B2 (en) Motor
JP3252814B2 (ja) 偏平振動モータ及びそれを備えた携帯情報機器
CN217721472U (zh) 发声器件
JP3747361B2 (ja) 電磁音響変換器
EP1243062B1 (en) Mirco-motor having a motor-base-plate containing stator-holding means and electrical terminals
CN218998265U (zh) 发声装置及电子设备
JP3159211B1 (ja) ブラシレスモータ
JP2001314060A (ja) 樹脂ハウジングを備えた扁平モータとその製法
JP3249908B2 (ja) 小型モータの接触型給電構造
CN221553444U (zh) 发声装置及电子设备
JP2002165402A (ja) 小型直流モータ部品と同部品の製法及び同部品を用いた小型直流モータ
JPH0747857Y2 (ja) コイル装置
JPH0729617Y2 (ja) コイル装置
CN218387869U (zh) 扬声器
JP4255116B2 (ja) 動電型発音体
WO2002080335A1 (fr) Mecanisme d'alimentation en energie
JP5118451B2 (ja) 扁平形振動モータ
JP2000245093A (ja) モータ
JPH046288Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees