JP3249908B2 - 小型モータの接触型給電構造 - Google Patents

小型モータの接触型給電構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型モータの給
電構造の改良に係り、特に携帯型無線通信装置の無音報
知手段に用いて好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような小型モータの接触型給電構造
としては扁平型モータに用いられるものが多く、扁平化
率を向上させるために厚みをできるだけ薄くする必要が
あり、例えば、本出願人が先に提案した実願平4−65
835号に給電リードとしてフレキシブル基板を用いる
ものがある。このような給電構造は、モータ本体を両面
粘着テープなどを介して印刷配線板などに固着し、給電
リードをそのまま印刷配線パターンからなる給電電極に
半田付け結線することによって供用される。ところが、
最近の省力化傾向は、半田付けはリフロー手段で、リフ
ローできない部品については、コネクタ式か接触式が求
められており、給電構造としてばね接点からなる接触式
が採用されはじめてきた。
【0003】この従来の接触型給電構造としては、図4
に示すように、ハウジング1の端面に一対の電極パター
ン2a、2aを金メッキした端子基板2を貼り付けし、
内部に配したブラシベース3に植設したターミナル4の
先端4aを突き出してこの電極パターン2a、2aと半
田結線してなるものがある。図中、5はターミナルに基
端をスポットなどで固着したブラシ、6はロータ7に配
した平板コミュテータ、8はロータを駆動するマグネッ
トであり、9はこのマグネットを載置したケースであっ
て、ブラケット10と共に前記ハウジング1を構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】扁平型モータは、その
構造上の特徴から軸方向空隙型となり、ハウジング自体
をヨークとするために、磁性金属で構成する必要があ
り、ターミナルをハウジング端面に出すには、絶縁対策
が必要となり、給電構造部分が比較的大きくなってマグ
ネットの有効断面積が犠牲になる。また、ハウジングに
ブラシベースを装着する手間や、突き出したターミナル
の先端に端子基板のパターン穴をねらい定めて端子基板
を貼着しなくてはならないなど加工上の問題がある。
【0005】この発明の目的は、接触型給電構造ながら
も、絶縁対策が不必要で、すなわち給電装置をコンパク
トにして特性を犠牲にすることなく、加工上簡便で、半
田付け結線部がハウジング端面にこないようにして厚み
が一定とならしめ、かつ給電リード自体を大きくする必
要のない小型モータの給電構造を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明はフレキシブル給電リード自体を活用して
いる。このような給電リードは簡単な折曲げができるた
め、折曲げて容易に電極パターン部と結線できる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、請求項1に示すよう
にフレキシブル基板(11、111)を給電リードとし
てハウジングの側方へ導出してなる小型モータの給電構
造において、ハウジング(2)の一面に金メッキされた
接触用電極パターン(2a,22a)を配し、この接触
用電極パターンと連結した結線用パターン(2b)に前
記給電リードの結線用電極パターン(11a)を結線
し、このようにしたモータを機器側の固定ガイド(1
3)にはめ込み、金メッキしたばね接点(12)で押圧
接触させたものである。
【0008】また、請求項2に示すように前記接触用電
極パターンはハウジングから絶縁させるようにハウジン
グの一部に形成した銅張部材で構成してなるのがよい。
【0009】また、前記接触用電極パターン部(222
a)を1個で構成し、ハウジング自体を一方の給電端子
にしたものでもよい。
【0010】上記のように構成された偏平型モータの給
電構造は、ハウジングにターミナル突き出しの穴を空け
る必要がなく、したがってコンパクトにでき、給電リー
ドを折りかえすという簡便な手段で接触用電極パターン
部をハウジング外面に配することができる。前記接触用
電極パターンはハウジングから絶縁させるようにハウジ
ングの一部に形成した銅張鉄基板にすれば、構成が簡単
となる。前記接触用電極パターン部(222a)を1個
で構成し、ハウジング自体を一方の給電端子にしたもの
では、コイン電池と同様な扱いができる。
【0011】
【実施例】次に、具体的な第1の実施例としてハウジン
グから出力軸を突き出さないようにした扁平型振動モー
タに採用した給電構造の構成を図1に基づき説明する。
同図(a)において、11はハウジング1の側面から導
出されたフレキシブル基板で、端部に半田メッキされた
一対の結線用電極パターン11a、11aが形成されて
いる。ハウジングを構成するブラケット2は銅張鉄基板
で形成され、表面に一対の接触用電極パターン2a,2
aとこれに連結した結線用パターン2b,2bが印刷配
線によってハウジングから絶縁させるようにして直接形
成されている。このように準備したものを同図(b)に
示すように、給電リード11を折曲げて結線用パターン
同志11a,2b‥‥熱圧着半田付けなどによって結線
することにより完成させる。上記は、ブラケットを銅張
鉄板にしたもので示したが、この変形として通常の亜鉛
メッキ鉄板に絶縁処理して薄い端子板を貼着してなるも
のでもよい。
【0012】図2は、このような扁平型振動モータを機
器に搭載して給電させる状態の要部断面図で、前記一対
の接触用電極パターン2a、2aには、金メッキされた
コイルばね接点12で給電されるようになっている。図
中、13はキャビネットに配した固定ホルダ、14はゴ
ム状の固定部材である。
【0013】図3に示すものは、この発明の第2の実施
例としてハウジング自体を一方の電極にした要部斜視図
である。すなわち、給電リードとしてのフレキシブル基
板111には、1個の結線用電極パターン111aが形
成されており、一方の電極パターンは図示しないがハウ
ジング1内において接地されている。また、ハウジング
1を構成するブラケット2の表面には、1個の大径の接
触用電極パターン22aが形成されている。このように
構成したものを前述の実施例と同様に結線すると、この
大径の電極パターン22aとハウジング1が正負の給電
電極を構成することになり、あたかもコイン型電池と同
じ機能をはたすことになる。
【0014】なお、上記実施例はいずれも、出力軸を外
方に突き出さないようにした扁平型振動モータに採用し
たものを示したが、第1の実施例においては、出力軸の
ある通常のモータにも適用できるのはもちろんであり、
扁平型にかぎらず、他の小型モータにも応用できる。
【0015】
【発明の効果】この発明の小型モータの接触型給電構造
は、上述のような形態で実施されるので、以下に記載さ
れるような効果を奏する。すなわち、フレキシブル基板
からなる給電リードは、簡単に折曲げることができるた
め、接触用電極パターンを形成したブラケット2に容易
に半田付け結線ができ、従来のようなターミナルをハウ
ジングの外面に突き出すような構造では常に絶縁の心配
があったが、この発明では、ブラケット2に穴をあける
必要がなく、簡便にしかも半田付結線部分が盛り上がる
ことなく構成できる。特性上からもターミナルタイプに
比べて、マグネットの有効断面を大きくとれるため有利
となる。
【0016】また、一方の電極をハウジングに接地して
コイン電池型にすればアフタメンテも簡単となり利便性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る小型モータの給電構造の第1の
実施例を示し、(a)は完成前の斜視図、(b)は完成
後の斜視図である。
【図2】同給電状態を示す要部断面図である。
【図3】同第2の実施例の斜視図である。
【図4】従来の小型モータの給電構造の要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ブラケット 11 フレキシブル基板 11a 結線用電極パターン 2a,22a 接触用電極パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/22 B06B 1/04 H02K 7/065

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットな上面を有するハウジング
    (1)の側方よりフレキシブル基板(11、111)を
    給電リードとして導出してなる小型モータの給電構造に
    おいて、ハウジング(2)の一面に金メッキされた接触
    用電極パターン(2a,22a)を配し、この接触用電
    極パターンと連結した結線用パターン(2b)に前記給
    電リードの結線用電極パターン(11a)を結線し、
    のようにしたモータを機器側の固定ガイド(13)には
    め込み、金メッキしたばね接点(12)で押圧接触させ
    小型振動モータの接触型給電構造。
  2. 【請求項2】 前記接触用電極パターン(2a,22
    a)と結線用パターン(2b)はハウジングから絶縁さ
    せるようにハウジングの一部に形成した銅張部材で構成
    してなる請求項1に記載の小型振動モータの接触型給電
    構造。
  3. 【請求項3】 前記接触用電極パターン部(222a)
    を1個で構成し、ハウジング自体を一方の給電端子にし
    た請求項1または2に記載の小型モータの接触型給電構
    造。
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KR100401097B1 (ko) * 2000-12-19 2003-10-10 삼성전기주식회사 편평형 진동모터
KR100511362B1 (ko) * 2002-07-16 2005-08-31 엘지이노텍 주식회사 진동 모터의 지지구조 및 고정방법

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