JPH0626049Y2 - モータ端子の固定構造 - Google Patents

モータ端子の固定構造

Info

Publication number
JPH0626049Y2
JPH0626049Y2 JP1989010930U JP1093089U JPH0626049Y2 JP H0626049 Y2 JPH0626049 Y2 JP H0626049Y2 JP 1989010930 U JP1989010930 U JP 1989010930U JP 1093089 U JP1093089 U JP 1093089U JP H0626049 Y2 JPH0626049 Y2 JP H0626049Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
fixing
brush
insulating member
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989010930U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02104755U (ja
Inventor
俊昭 榎本
亮一 関
彰芳 久原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP1989010930U priority Critical patent/JPH0626049Y2/ja
Publication of JPH02104755U publication Critical patent/JPH02104755U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626049Y2 publication Critical patent/JPH0626049Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、携帯用テープレコーダ等の回転駆動機構に内
装される直流小型モータのモータ端子の固定構造に関
し、特に、導線接続部、固定部、L字端部が形成された
ブラシ部材固定部からなる端子と、当該端子を筺体に固
着するためのブラケット絶縁部材とにおいて前記L字端
部の至端面およびブラケット絶縁部材の至端を夫々マグ
ネット部材に接合せしめ、これにより、ブラケット絶縁
部材等の共振が低減され、回転にかかる雑音が軽減され
ると共に、端子の保持力が向上するモータ端子の固定構
造に関する。
〔従来の技術〕
第3図に、例えば、携帯用テープレコーダの回転駆動機
構に内装される直流小型モータの一例を、そのモータ端
子の固定構造と共に示す。
この例においては、桶状の筺体1と、筺体1から突設す
る回転軸2が軸受部3、4に軸支されている。そして回
転軸2には、例えば、3極に巻回されたコイル6と、さ
らにコイル6の導線が接続される摺動子部7が取着され
ている。また筺体1内に、コイル6と、その周囲面が対
向した筒状のラバーマグネット9が配設されている。そ
してコイル6に電圧を印加するための電源接続部10、
11を有し、電源接続部10は、蓋体であるブラケット
12に固着された絶縁部材13に、先端部が前記摺動子
部7と接触するブラシ部材14が予かじめ固定された端
子15が圧入して固着されている。尚、端子15は、ブ
ラシ取着部14a、端子固定部14b、固着用突起14
c、導線接続部14dで形成されている。また電源接続
部11も同様に構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、上記の従来例にあっては、端子がブラケッ
ト絶縁部材に固着され保持されているのみであり、例え
ば、ブラケット板の共振を生起して、ブラシ音が増大し
たり、また端子の半田付等における導線の接続時の耐熱
強度が不足し、周囲の変形を生じる等の不都合を伴うも
のとなり、その改善が望まれるという課題を有してい
た。
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであ
って、端子のL字型端部の至端面を内装したマグネット
部材に接合するようにして、回転にかかる雑音が軽減さ
れると共に端子の保持力が向上するモータ端子の固定構
造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本考案になるモータ端子の固定構造は、導線接続部、固
定部、ブラシ部材が直交して取着され、L字端部を備え
たブラシ部材固定部からなる平面状端子と、当該端子を
筺体に固着するためのブラケット絶縁部材とを備え、前
記L字端部の至端面およびブラケット絶縁部材の端部が
夫々に内装されたマグネット部材の端面に接合するよう
に構成され、これにより、ブラケット部材の共振が低減
され、回転にかかる雑音が軽減され、且つ端子の保持力
が向上する。
〔実施例〕
次に、本考案に係るモータ端子の固定構造について好適
な一実施例を掲げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第1図は、一実施例の構成を、小型モータと共に示す。
この例は、桶状の筺体17と筺体17から一部が突設す
る回転軸18が軸受部19、20に軸支されている。ま
た筺体17内の回転軸18には複数極に巻装されたコイ
ル21を有し、さらにコイル21の巻回端部が接続され
た摺動子部22が設けられている。また筺体17の内側
には、筒状のラバーマグネット23が前記のコイル21
と対向して固着されている。また、筺体17の開口部に
ブラケット25が設けられており、当該ブラケット25
にはコイル21に電圧を印加するための電源接続部2
6、27が配設されている。電源接続部26は、ブラケ
ット25に絶縁部材28と、絶縁部材28に先端部Bが
摺動子部22に接触するブラシ29が直交して固着され
た端子30とを有している。この場合、端子30は絶縁
部材28に圧入されて固定されている。
ここで端子30等を第2図(a)、(b)に示す。当該端子3
0は、L字型端子部30aが設けられたブラシ取着部3
0b、端子固定部30c、固着用突起30d、導線接続
部30f、導線挿通の貫通孔30g、係止突起30hで
形成され、ブラシ取着部30bには直交してブラシ29
が、例えば、レーザによるスポット溶接Pで接合されて
いる。このように形成される端子30に絶縁部材28に
圧入されてブラケット25に固定されると共に、L字型
端部30aの至端面と絶縁部材28の至端、即ち、L字
型端部30aにあっては、図示されるように至端面tで
ラバーマグネット23に接合せしめるようにブラケット
25等を固着している。
このように構成されることにより、殊に、導線接続部3
0fに図示しないリード線が半田付される際に、絶縁部
材28の変形等を生起し難く、例えば、加量2kg、耐熱
度350℃/30sに耐え得るように、その保持力が向
上する。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案のモータ端子の固定構造によれ
ば、直流モータのモータ端子の固定構造においてリード
線が半田付け接続される導線接続部と、この導線接続部
の下方に位置し絶縁部材に圧入固定される固定部と、こ
の固定部の下方に位置しブラシ部材が直行して取付けさ
れるブラシ部材固定部と、このブラシ固定部の先端部が
L字状に折曲されたL字端部とからなる真直ぐで平面形
状を有する端子と、前記端子を筺体に固着する為にブラ
ケットに取付けられた前記絶縁部材とを備え、前記L字
端部の至端面及びブラケット絶縁部材の至端面が夫々内
装されたマグネット部材の端面に面接合する様に構成さ
れ、これにより、ブラケット部材の共振が低減され、回
転にかかる雑音が軽減されると共に、端子の保持力が向
上し、且つ半田付等における耐熱が向上する効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るモータ端子の固定構造の一実施
例が小型モータに適用された構成を示す一部外観および
断面図、第2図(a)、(b)は第1図に示される実施例にお
いて、端子およびブラケット等を拡大して示す斜視図、
第3図は従来例のモータ端子の固定構造が小型モータに
適用された構成を示す一部外観および断面図である。 17…筺体、18…回転軸、 19、20…軸受部、21…コイル、 22…摺動子部、23…ラバーマグネット、 25…ブラケット、 26、27…電源接続部、28…絶縁部材、 29…ブラシ、30…端子、 30a…L字型端部、30b…ブラシ取着部、 30c…端子固定部、30d…固定用突起、 30f…導通接続部、30g…貫通孔、 30h…係止突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流モータのモータ端子の固定構造におい
    て リード線が半田付け接続される導線接続部と、この導線
    接続部の下方に位置し絶縁部材に圧入固定される固定部
    と、この固定部の下方に位置しブラシ部材が直行して取
    付けされるブラシ部材固定部と、このブラシ固定部の先
    端部がL字状に折曲されたL字端部とからなる真直ぐで
    平面形状を有する端子と、 前記端子を筺体に固着する為にブラケットに取付けられ
    た前記絶縁部材とを備え、 前記L字端部の至端面及びブラケット絶縁部材の至端面
    が夫々内装されたマグネット部材の端面に面接合する事
    を特徴とするモータ端子の固定構造。
JP1989010930U 1989-01-31 1989-01-31 モータ端子の固定構造 Expired - Lifetime JPH0626049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989010930U JPH0626049Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 モータ端子の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989010930U JPH0626049Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 モータ端子の固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104755U JPH02104755U (ja) 1990-08-21
JPH0626049Y2 true JPH0626049Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31219029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989010930U Expired - Lifetime JPH0626049Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 モータ端子の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626049Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130583A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Sanyo Electric Co Ltd 雌型端子金具,ブラシ組立体及びブラシ付きモータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222769A (ja) * 1982-06-18 1983-12-24 Sanyo Electric Co Ltd マイクロモ−タのステ−タ製造方法
JPS59126560U (ja) * 1983-02-15 1984-08-25 株式会社三協精機製作所 小型直流モ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02104755U (ja) 1990-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3639211B2 (ja) モータ
US5600193A (en) Motor
JP2686038B2 (ja) 小型モータ
JP2569689Y2 (ja) 小型モータ
JPH0626049Y2 (ja) モータ端子の固定構造
JP3351728B2 (ja) 直流モータ
JPH0139084Y2 (ja)
JP3240123B2 (ja) キャプスタンモータ
JP2003204662A (ja) 電動機
JP2590753Y2 (ja) 回転電機の接続装置
JPH0612595Y2 (ja) 継電器
JP3376327B2 (ja) スピンドルモータ
JP2763493B2 (ja) 小型モータ
JP3249908B2 (ja) 小型モータの接触型給電構造
JPH081556Y2 (ja) 電池用端子構造
JPH0681443B2 (ja) 出力軸のない振動モータ
JP3049646U (ja) モータ
JP4272296B2 (ja) 小型モータ及びその製造方法
JPS603651Y2 (ja) モ−タ−
JP3131337B2 (ja) 小型電動機
JPH11122858A (ja) 小型モータ
JP2575220Y2 (ja) 平板コンミテータを用いる偏平モータ
JP2509438Y2 (ja) コンミテ―タ
JP2002078284A (ja) モータ
JPS5825752Y2 (ja) 電子ガバナ−式小型直流モ−タ−

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term