JP2575220Y2 - 平板コンミテータを用いる偏平モータ - Google Patents

平板コンミテータを用いる偏平モータ

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JP2575220Y2
JP2575220Y2 JP1992016581U JP1658192U JP2575220Y2 JP 2575220 Y2 JP2575220 Y2 JP 2575220Y2 JP 1992016581 U JP1992016581 U JP 1992016581U JP 1658192 U JP1658192 U JP 1658192U JP 2575220 Y2 JP2575220 Y2 JP 2575220Y2
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JP
Japan
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flat
motor
commutator
armature coil
pattern
Prior art date
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JP1992016581U
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English (en)
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JPH0570172U (ja
Inventor
忠男 山口
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カード機器などに搭
載される極めて薄く小形な、すなわち、平板コンミテー
タを用いる偏平モータ、特に偏平コアレスモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カード型ページャなどのカード機器に搭
載される偏平モータ、特に偏平コアレスモータは厚みが
3mm程度の極めて薄いものが要求されるが、このよう
な厚みでは従来の円筒型コンミテータでは格納できず、
当然ながら平板コンミテータが採用される。
【0003】この平板コンミテータを用いる偏平コアレ
スモータは、図3に示すように、複数個の電機子コイル
1を樹脂2で一体にモールドしてなる偏平ロータRの一
側に、印刷線基板からなる平板コンミテータ3を配して
なるもので、この平板コンミテータ3はサイズ的な制約
上、表側に複数個の整流子片を構成する摺動用パターン
4を、裏側に印刷抵抗(図示せず)等の火花消素子を
配した連結用パターン5を配し、スルホール6を介して
導通性を持たせ、少なくとも摺動用パターンに硬質貴金
属メッキを施して用いられる。
【0004】図中、7はブラケットで、中央に軸受8を
配すると共に前記平板コンミテータ3の表側に適切な圧
力で摺接する一対のブラシ9を配し、その外方にリング
状のマグネット10を載置させている。11はケースで
前記偏平ロータRを格納するために前記ブラケット7と
共にハウジングを構成してマグネット10の磁路を閉じ
る働きを有し、軸受12、シャフト13を介して前記偏
平ロータRを回転自在に支承させている。
【0005】そして、電機子コイル1の巻始め端末1a
は、裏側のパターンに半田付される構造になっている。
このため、平板コンミテータ3の外周は、電機子コイル
1の内径にかなり突き出さないと半田付が困難である。
このため、このロータRに接近して配されるマグネット
内径はかなり大きなものとしなくてはならないので、有
効導体長が実質的に減少し特性の劣化をまねく。
【0006】だからといって、表側のブラシ摺動面に半
田付することは、ブラシ9が当接してしまう問題があっ
てできえない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構造のものは
直径20mm程度の偏平ロータを用いるものには実用化
されているが、直径15mm以下が要求される最近の極
小型化志向においては、電機子コイルの内径が小さくな
って半田コテも入らず、実用化できない。
【0008】この考案は、直径15mm以下の超小型ロ
ータに使用して特性が劣化せず、すなわち、マグネット
の内径を小さくでき、電機子コイルの巻始め端末の結線
が容易にできる平板コンミテータを用いる偏平モータを
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記のよう
な平板コンミテータを用いる偏平モータにおいて、スル
ホールの一部を切欠いて導通部を露出させ、この露出部
分に電機子コイルのリ ード端末を結線させてなるもので
ある
【0010】
【作用】このようにすると、電機子コイルの端末の結線
が容易となり、電機子コイルの内径を小にできるので、
巻数を大きくとることができるし、スルホールの導通部
に電機子コイルのリード端末を半田付けさせるので、導
通部の補強にもつながる
【0011】
【実施例】図1は、この考案の構成を偏平コアレスモー
タに応用した実施例の断面図で、図2は同斜視図であ
る。33が本考案の特徴である平板コンミテータで、従
来と同様に表側に複数個の整流子片を構成する摺動用パ
ターン4を、裏側に印刷抵抗(図示せず)等の火花消
素子を配した連結用パターン5を配し、スルホール6を
介して導通性を持たせ、少なくとも摺動用パターンに硬
質貴金属メッキを施して用いられる。
【0012】そして、上記摺動用パターンと導通するス
ルホールの一部を切欠き、その内周に沿って形成された
導通部を外部に露出させるようにして、この露出部分
6に電機子コイル1のリード端末1aを半田付結線して
なるものである。
【0013】この考案では、さらに、上記切り開いたス
ルホール66と摺動部4との間に非パターンからなる半
田流出防止溝46が設けられる。
【0014】図中、1bは、電機子コイル1のリード端
末1aの少なくとも一部が格納されるようにするため
に、ロータ成形時に金型で一部押圧することにより成形
したリード溝であり、このようにすることにより、内径
を小にしたマグネット100を用いることができるの
で、マグネットの有効断面積が向上する。なお、その他
の構成については、図3の従来の構造と同等であるの
で、ここでは同符号を付してその説明は省略する。
【0015】
【考案の効果】この考案は、上記のようにスルホールの
一部を切欠いて導通部を露出させ、この露出部分に電機
子コイルのリード端末を結線させてなるよう構成したこ
とにより、電機子コイルのリード端末を側面からスルホ
ール内に納めるようにして半田付けできるので極めて作
業性がよく、しかも、スルホールの導通部に電機子コイ
ルのリード端末を半田付けさせるので導通部の補強にも
つながり、両側パターンを確実に導通させてその信頼性
を著しく向上させることができる。したがって、電機子
コイルの内径は小さく追いこむことができるので、超小
型モータに採用することができる。
【0016】なお、上記実施例では偏平モータとしてコ
アレス型を例示したが、鉄芯型モータにも採用できるの
はいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平板コンミテータを用いる偏平コアレ
スモータの要部断面図である。
【図2】同モータの要部斜視図である。
【図3】従来の平板コンミテータを用いる偏平コアレス
モータの要部断面図である。
【符号の説明】
1 電機子コイル 1a リード端末 2 樹脂 3、33 平板コンミテータ 4 摺動用パターン 5 連結用パターン 6、66 スルホール R ロータ 46 半田流出防止溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側に複数個のセグメントに分割し
    た摺動用パターンを配すると共に、側に連結用パター
    ンを配し、スルホールを介して前記摺動用パターンと前
    記連結用パターンを導通させてなる平板コンミテータを
    用いる偏平モータにおいて、前記スルホールの一部を切
    欠いて導通部を露出させ、この露出部分に電機子コイル
    のリード端末を結線させてなる平板コンミテータを用い
    る偏平モータ。
JP1992016581U 1992-02-20 1992-02-20 平板コンミテータを用いる偏平モータ Expired - Lifetime JP2575220Y2 (ja)

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JPH0570172U JPH0570172U (ja) 1993-09-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56472Y2 (ja) * 1974-06-19 1981-01-08
DE2655249A1 (de) * 1976-12-07 1978-06-08 Bosch Siemens Hausgeraete Scheibenkollektor fuer den kommutator von elektrischen maschinen, insbesondere von kleinmotoren fuer elektrische haushaltsgeraete

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JPH0570172U (ja) 1993-09-21

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