JPH0570172U - 平板コンミテータを用いる偏平モータ - Google Patents
平板コンミテータを用いる偏平モータInfo
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- JPH0570172U JPH0570172U JP1658192U JP1658192U JPH0570172U JP H0570172 U JPH0570172 U JP H0570172U JP 1658192 U JP1658192 U JP 1658192U JP 1658192 U JP1658192 U JP 1658192U JP H0570172 U JPH0570172 U JP H0570172U
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- Japan
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- flat plate
- plate commutator
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグネットの内径を小さくでき、電機子コイ
ルの巻始端末が容易に結線できる平板コンミテータを用
いる偏平モータの提供。 【構成】 表側に複数個のセグメントに分割した摺動用
パターンを配すると共に、裏側に連結用パターンを配
し、スルホールを介して表、裏を導通させてなる平板コ
ンミテータを用いる偏平モータにおいて、上記摺動用パ
ターンと導通するスルホールの一部を側方に切り開き、
この切り開き部分に電機子コイルのリード端末を結線し
てなる平板コンミテータを用いるものである。そして好
ましくは上記切り開いたスルホールと摺動部との間に非
パターンからなる半田流出防止溝を設けたものである。
ルの巻始端末が容易に結線できる平板コンミテータを用
いる偏平モータの提供。 【構成】 表側に複数個のセグメントに分割した摺動用
パターンを配すると共に、裏側に連結用パターンを配
し、スルホールを介して表、裏を導通させてなる平板コ
ンミテータを用いる偏平モータにおいて、上記摺動用パ
ターンと導通するスルホールの一部を側方に切り開き、
この切り開き部分に電機子コイルのリード端末を結線し
てなる平板コンミテータを用いるものである。そして好
ましくは上記切り開いたスルホールと摺動部との間に非
パターンからなる半田流出防止溝を設けたものである。
Description
【0001】
この考案は、カード機器などに搭載される極めて薄く小形な、すなわち、平板 コンミテータを用いる偏平モータ、特に偏平コアレスモータに関する。
【0002】
カード型ページャなどのカード機器に搭載される偏平モータ、特に偏平コアレ スモータは厚みが3mm程度の極めて薄いものが要求されるが、このような厚み では従来の円筒型コンミテータでは格納できず、当然ながら平板コンミテータが 採用される。
【0003】 この平板コンミテータを用いる偏平コアレスモータは、図3に示すように、複 数個の電機子コイル1を樹脂2で一体にモールドしてなる偏平ロータRの一側に 、印刷線基板からなる平板コンミテータ3を配してなるもので、この平板コンミ テータ3はサイズ的な制約上、表側に複数個の整流子片を構成する摺動用パター ン4を、裏側に印刷抵抗(図示せず)等の火花消弧素子を配した連結用パターン 5を配し、スルホール6を介して導通性を持たせ、少なくとも摺動用パターンに 硬質貴金属メッキを施して用いられる。
【0004】 図中、7はブラケットで、中央に軸受8を配すると共に前記平板コンミテータ 3の表側に適切な圧力で摺接する一対のブラシ9を配し、その外方にリング状の マグネット10を載置させている。11はケースで前記偏平ロータRを格納する ために前記ブラケット7と共にハウジングを構成してマグネット10の磁路を閉 じる働きを有し、軸受12、シャフト13を介して前記偏平ロータRを回転自在 に支承させている。
【0005】 そして、電機子コイル1の巻始め端末1aは、裏側のパターンに半田付される 構造になっている。このため、平板コンミテータ3の外周は、電機子コイル1の 内径にかなり突き出さないと半田付が困難である。このため、このロータRに接 近して配されるマグネット内径はかなり大きなものとしなくてはならないので、 有効導体長が実質的に減少し特性の劣化をまねく。
【0006】 だからといって、表側のブラシ摺動面には半田付することは、ブラシ9が当接 してしまう問題があってできえない。
【0007】
上記従来構造のものは直径20mm程度の偏平ロータを用いるものには実用化 されているが、直径15mm以下が要求される最近の極小型化志向においては、 電機子コイルの内径が小さくなって半田コテも入らず、実用化できない。
【0008】 この考案は、直径15mm以下の超小型ロータに使用して特性が劣化せず、す なわち、マグネットの内径を小さくでき、電機子コイルの巻始め端末の結線が容 易にできる平板コンミテータを用いる偏平モータを提供しようとするものである 。
【0009】
この考案は、上記のような平板コンミテータを用いる偏平モータにおいて、上 記摺動パターンと導通するスルホールの一部を側方に切り開き、この切り開き部 分に電機子コイルのリード端末を結線してなる平板コンミテータを用いるもので 、好ましくは切り開いたスルホールと摺動部との間に非パターンからなる半田流 出防止溝を設けたものを用いる。
【0010】
このようにすると、電機子コイルの端末の結線が容易となり、電機子コイルの 内径を小にできるので、巻数を大きくとることができるし、半田流出防止溝を設 けることによって摺動面に半田が流出してしまうおそれがない。
【0011】
図1は、この考案の構成を偏平コアレスモータに応用した実施例の断面図で、 図2は同斜視図である。33が本考案の特徴である平板コンミテータで、従来と 同様に表側に複数個の整流子片を構成する摺動用パターン4を、裏側に印刷抵抗 (図示せず)等の火花消却素子を配した連結用パターン5を配し、スルホール6 を介して導通性を持たせ、少なくとも摺動用パターンに硬質貴金属メッキを施し て用いられる。
【0012】 そして、上記摺動用パターンと導通するスルホールの一部を側方に切り開き、 この切り開き部分66に電機子コイル1のリード端末1aを半田付結線してなる ものである。
【0013】 この考案では、さらに、上記切り開いたスルホール66と摺動部4との間に非 パターンからなる半田流出防止溝46が設けられる。
【0014】 図中、1bは、電機子コイル1のリード端末1aの少なくとも一部が格納され るようにするために、ロータ成形時に金型で一部押圧することにより成形したリ ード溝であり、このようにすることにより、内径を小にしたマグネット100を 用いることができるので、マグネットの有効断面積が向上する。 なお、その他の構成については、図3の従来の構造と同等であるので、ここで は同符号を付してその説明は省略する。
【0015】
この考案は、上記のように平板コンミテータを構成したので、半田付作業が裏 面からでなく、側面から実施できることになり、極めて容易となる。 したがって、電機子コイルの内径は小さく追いこむことができるので、超小型 モータに採用することができる。 さらに、半田結線部分と摺動部分の間に非パターンからなる半田流出防止溝を 設けるものでは、摺動面に半田を流出させることがなく、整流性を劣化させるお それがない。
【0016】 なお、上記実施例では偏平モータとしてコアレス型を例示したが、鉄芯型モー タにも採用できるのはいうまでもない。
【図1】本考案の平板コンミテータを用いる偏平コアレ
スモータの要部断面図である。
スモータの要部断面図である。
【図2】同モータの要部斜視図である。
【図3】従来の平板コンミテータを用いる偏平コアレス
モータの要部断面図である。
モータの要部断面図である。
1 電機子コイル 1a リード端末 2 樹脂 3、33 平板コンミテータ 4 摺動用パターン 5 連結用パターン 6、66 スルホール R ロータ 46 半田流出防止溝
Claims (2)
- 【請求項1】 表側に複数個のセグメントに分割した摺
動用パターンを配すると共に、裏側に連結用パターンを
配し、スルホールを介して表、裏を導通させてなる平板
コンミテータを用いる偏平モータにおいて、上記摺動用
パターンと導通するスルホールの一部を側方に切り開
き、この切り開き部分に電機子コイルのリード端末を結
線してなる平板コンミテータを用いる偏平モータ。 - 【請求項2】 上記切り開いたスルホールと摺動部との
間に非パターンからなる半田流出防止溝を設けた請求項
1記載の平板コンミテータを用いる偏平モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016581U JP2575220Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 平板コンミテータを用いる偏平モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016581U JP2575220Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 平板コンミテータを用いる偏平モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570172U true JPH0570172U (ja) | 1993-09-21 |
JP2575220Y2 JP2575220Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11920253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992016581U Expired - Lifetime JP2575220Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 平板コンミテータを用いる偏平モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575220Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512241U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-09 | ||
JPS5371202A (en) * | 1976-12-07 | 1978-06-24 | Bosch Siemens Hausgeraete | Plate commutator for electric machine |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP1992016581U patent/JP2575220Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512241U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-09 | ||
JPS5371202A (en) * | 1976-12-07 | 1978-06-24 | Bosch Siemens Hausgeraete | Plate commutator for electric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575220Y2 (ja) | 1998-06-25 |
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