JP2720241B2 - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
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- JP2720241B2 JP2720241B2 JP14691192A JP14691192A JP2720241B2 JP 2720241 B2 JP2720241 B2 JP 2720241B2 JP 14691192 A JP14691192 A JP 14691192A JP 14691192 A JP14691192 A JP 14691192A JP 2720241 B2 JP2720241 B2 JP 2720241B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- terminal
- small motor
- conductor
- coil bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小型モータのコイルに
つながる端子部分の改良に関する。
つながる端子部分の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１ないし図３は、従来の小型モータ１
０の構成を示している。小型モータ１０は、磁性材のケ
ーシング１１の内部で、軸受け１２によって回転自在に
支持された永久磁石回転子１３、ケーシング１１と一体
または別体に形成された２つの環状のコア１４、これら
のコア１４の極歯１４１、１４２を囲むコイルボビン１
５に巻き付けられた励磁用のコイル１６によって構成さ
れている。
０の構成を示している。小型モータ１０は、磁性材のケ
ーシング１１の内部で、軸受け１２によって回転自在に
支持された永久磁石回転子１３、ケーシング１１と一体
または別体に形成された２つの環状のコア１４、これら
のコア１４の極歯１４１、１４２を囲むコイルボビン１
５に巻き付けられた励磁用のコイル１６によって構成さ
れている。
【０００３】そして、コイル１６の端部は、例えばコイ
ルボビン１５に固定されたピン状中継用の端子１７にか
らげた状態で半田付けなどによって固定され、さらにコ
イルボビン１５の端子台１５１の部分に取り付けられた
フレキシブルプリント基板１８の導電パターン１８１に
接続され、先端部分の端子板１９によって補強され、こ
の部分で駆動回路のコネクタなどに接続できるようにな
っている。
ルボビン１５に固定されたピン状中継用の端子１７にか
らげた状態で半田付けなどによって固定され、さらにコ
イルボビン１５の端子台１５１の部分に取り付けられた
フレキシブルプリント基板１８の導電パターン１８１に
接続され、先端部分の端子板１９によって補強され、こ
の部分で駆動回路のコネクタなどに接続できるようにな
っている。
【０００４】上記従来のものでは、コイルボビン１５に
取り付けられる端子１７が不可欠であり、部品数が多く
なるほか、この端子１７に対するコイル１６の端部の接
続やフレキシブルプリント基板１８の接続工程が必要と
なり、製作工数が多くなるという欠点がある。
取り付けられる端子１７が不可欠であり、部品数が多く
なるほか、この端子１７に対するコイル１６の端部の接
続やフレキシブルプリント基板１８の接続工程が必要と
なり、製作工数が多くなるという欠点がある。
【０００５】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、この種の
小型モータにおいて従来必要な端子をなくすることによ
って、接続部分を単純化し、また端子に対する接続工程
を省略できるようにすることである。
小型モータにおいて従来必要な端子をなくすることによ
って、接続部分を単純化し、また端子に対する接続工程
を省略できるようにすることである。
【０００６】
【発明の解決手段】上記目的のもとに、本発明は、コイ
ルボビンにリボン状の導体を巻き付けてコイルを形成
し、このコイルの少なくとも最外層の一部を含めてコイ
ル端に合成樹脂フィルムなどの可撓性の補強板を貼り付
け、このコイル端を所定間隔で端子板に固定して、この
端子板の部分でコイル端を直接外部のコネクタなどに接
続できるようにしている。
ルボビンにリボン状の導体を巻き付けてコイルを形成
し、このコイルの少なくとも最外層の一部を含めてコイ
ル端に合成樹脂フィルムなどの可撓性の補強板を貼り付
け、このコイル端を所定間隔で端子板に固定して、この
端子板の部分でコイル端を直接外部のコネクタなどに接
続できるようにしている。
【０００７】
【実施例】図４ないし図７は、本発明の小型モータ２０
の構成を示している。この小型モータ２０は、従来のも
のと同様に、磁性材のケーシング２１の内部で、上下の
軸受け２２によって回転自在に支持された永久磁石回転
子２３と、ケーシング２１によりまたはこれと別体に形
成されたコア２４と、このコア２４の極歯２４１、２４
２を囲む非磁性材のコイルボビン２５に巻き付けられた
コイル２６とを有している。
の構成を示している。この小型モータ２０は、従来のも
のと同様に、磁性材のケーシング２１の内部で、上下の
軸受け２２によって回転自在に支持された永久磁石回転
子２３と、ケーシング２１によりまたはこれと別体に形
成されたコア２４と、このコア２４の極歯２４１、２４
２を囲む非磁性材のコイルボビン２５に巻き付けられた
コイル２６とを有している。
【０００８】コイル２６は、リボン状すなわち断面方形
状の導体２７をコイルボビン２５に隙間のない状態で巻
き付けて、巻き付き密度の高い状態で形成されており、
断線防止のために、巻き付け状態の少なくとも最外層の
導体２７の一部を含めて、合成樹脂フィルムなどの可撓
性の補強板２８を貼り付けることによって補強され、コ
イル端２９を形成している。これらのコイル端２９は、
ケーシング２１に形成された開口部３０から外部に導き
出され、薄い絶縁体の端子板３１に所定の間隔のもとに
導体２７のある側面で固定されて、端子３２を形成して
いる。
状の導体２７をコイルボビン２５に隙間のない状態で巻
き付けて、巻き付き密度の高い状態で形成されており、
断線防止のために、巻き付け状態の少なくとも最外層の
導体２７の一部を含めて、合成樹脂フィルムなどの可撓
性の補強板２８を貼り付けることによって補強され、コ
イル端２９を形成している。これらのコイル端２９は、
ケーシング２１に形成された開口部３０から外部に導き
出され、薄い絶縁体の端子板３１に所定の間隔のもとに
導体２７のある側面で固定されて、端子３２を形成して
いる。
【０００９】このように、コイル２６を形成する導体２
７の端部つまりコイル端２９は、一例として、導体２７
と同じ幅のフィルムなどの補強板２８によって機械的に
補強され、かつケーシング２１の開口部３０から外部に
導き出されて、絶縁体の端子板３１によって補強されて
いるため、駆動回路のコネクタなどのピッチに合わせた
状態で、駆動回路のコネクタなどに直接差し込んで接続
できる構成となっている。なお、最外層の補強板２８が
絶縁体であって、コイル２６を被覆しているため、コイ
ル２６の外側部分を保護するための絶縁性テープなどが
不要となる。
７の端部つまりコイル端２９は、一例として、導体２７
と同じ幅のフィルムなどの補強板２８によって機械的に
補強され、かつケーシング２１の開口部３０から外部に
導き出されて、絶縁体の端子板３１によって補強されて
いるため、駆動回路のコネクタなどのピッチに合わせた
状態で、駆動回路のコネクタなどに直接差し込んで接続
できる構成となっている。なお、最外層の補強板２８が
絶縁体であって、コイル２６を被覆しているため、コイ
ル２６の外側部分を保護するための絶縁性テープなどが
不要となる。
【００１０】
【発明の効果】本発明では、リボン状の導体がコイルボ
ビンに対して空間のない状態で高い密度で巻き付けら
れ、その少なくとも最外層の部分で可撓性フィルムなど
の補強板によって補強され、外部に導かれて、端子板と
一体となって端子が形成されるためコイルボビンの部分
に埋設される中継用の端子が不要となり、端子部分の構
造が簡略化でき、また端子に対するコイルの接続やフレ
キシブルプリント基板などの接続工程が省略できる。ま
た、導体が可撓性の補強板によって補強されているた
め、導体の断線が防止でき、しかも導体が補強板によっ
て補強され、かつ端子板と一体となって端子を形成して
いて、端子の部分で駆動回路のコネクタなどに差し込み
によって直接接続できるため、導体と駆動回路との接続
部分の構造が簡略化でき、また接続操作も簡単になる。
ビンに対して空間のない状態で高い密度で巻き付けら
れ、その少なくとも最外層の部分で可撓性フィルムなど
の補強板によって補強され、外部に導かれて、端子板と
一体となって端子が形成されるためコイルボビンの部分
に埋設される中継用の端子が不要となり、端子部分の構
造が簡略化でき、また端子に対するコイルの接続やフレ
キシブルプリント基板などの接続工程が省略できる。ま
た、導体が可撓性の補強板によって補強されているた
め、導体の断線が防止でき、しかも導体が補強板によっ
て補強され、かつ端子板と一体となって端子を形成して
いて、端子の部分で駆動回路のコネクタなどに差し込み
によって直接接続できるため、導体と駆動回路との接続
部分の構造が簡略化でき、また接続操作も簡単になる。
【図１】従来の小型モータの平面図である。
【図２】従来の小型モータの背面図である。
【図３】従来の小型モータの要部の拡大断面図である。
【図４】本発明の小型モータの平面図である。
【図５】本発明の小型モータの背面図である。
【図６】本発明の小型モータの要部の拡大断面図であ
る。
る。
【図７】端子部分の拡大側面図である。
２０ 小型モータ ２１ ケーシング ２３ 永久磁石回転子 ２４ コア ２５ コイルボビン ２６ コイル ２７ 導体 ２８ 補強板 ２９ コイル端 ３０ 開口部 ３１ 端子板 ３２ 端子
Claims (1)
- 【請求項１】 永久磁石回転子と、コアと、このコアの
極歯を囲むコイルボビンとを有する小型モータにおい
て、上記コイルボビンにリボン状の導体を巻き付けてコ
イルを形成し、少なくとも巻き付け最外層の一部を含め
てコイル端に合成樹脂フィルム等の可撓性の補強板を貼
り、コイル端を所定間隔で端子板に固定して端子とした
ことを特徴とする小型モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14691192A JP2720241B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 小型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14691192A JP2720241B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 小型モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328652A JPH05328652A (ja) | 1993-12-10 |
| JP2720241B2 true JP2720241B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15418358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14691192A Expired - Fee Related JP2720241B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 小型モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2720241B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3264573B2 (ja) * | 1994-01-14 | 2002-03-11 | 株式会社三協精機製作所 | 小型モータ |
| JP3617810B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2005-02-09 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
| JP5086853B2 (ja) | 2008-03-18 | 2012-11-28 | 日本圧着端子製造株式会社 | ソケットコンタクト |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP14691192A patent/JP2720241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05328652A (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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