JPS58222769A - マイクロモ−タのステ−タ製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、マイクロモータのモータフレームの内周面に
マグネットを固定したステータの製造方法に関するもの
である。

背景技術 従来のマイクロモータのマグネットの取付方法は、一対
の円弧状マグネットを接着剤により固定するものと、Ｕ
字型線ばねを用いて固定するものとがある。前者のもの
は、接着剤を用いるためその取扱いが煩瑣で作業性が悪
い欠点があり、また、後者のものにあっては、Ｕ字型線
ばねの装着位置のずれによりこの線ばねが外れたり、あ
るいは一対の円弧状マグネットが外れる虞れがある。

発明の開示 本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、次のよ
うに構成される。すなわち、モータフレーム内面に切起
部を中心として、樹脂磁石素材にてマグネットを、モー
タフレームと一体にインサート成形して、着磁するマイ
クロモータのステータの製造方法である。

而して、本発明によれば、界磁マグネットをモータフレ
ームと一体にインサート成形するので、マグネットの寸
法精度が良好となるとともに、線ばねや接着剤も不要と
なり、且、落下強度など機械的強度が大きくなるなど、
その工業的価値は大きい。

発明を実施するための最良の形態 第１図および第２図は本発明方法によるステータを用い
たマイクロモータを示す。これらの図において、（１）
は鋼板で形成されたモータフレームにして、その内周面
には複数の切起部（２）が設けられている。（３）は界
磁マグネットで、前記切起部（２）を中心として、樹脂
磁石素材にて、モータフレーム（１）と一体にインサー
ト成形されている。（４）は回転子にして、マグネット
（３）と適当なギャップを設けて配置される。（５）は
整流子（６）と摺接するブラシ、＋７１　＋７１　？ｉ
軸軸受（８）はモータフレームを施蓋するエンドブラケ
ットである。

さて、本発明方法を第５図に基いて説明する。

第３図において、切起部（２）を設けたモータフレーム
（１）を、金型の一部を構成する磁極部＋８＋　＋８１
内に挿入する。モータフレーム（１）の内側には着磁部
（９）が形成された磁性体の芯型００が挿入される。非
磁性体の外型（１１）と磁極部（８）とで、モータフレ
ーム（１）は保持される。この状態において、磁性粉、
例えばフェライト粉末を、ナイロン、またはポリプロピ
レンなどの熱可塑性樹脂に鳥兜てんした樹脂磁石素材を
、Ｉｆ磁部（９）に注入して、円弧状マグネット（３）
をモータフレーム（１）と一体にインサート成形する。

而して、磁極部（８）と芯型１１との間に形成される着
磁部（９）には、磁場が存在するため、成形されるマグ
ネット（３）は放射状に異方性が付与される。

かくして、樹脂磁石素材を注入後、固化させ金型からモ
ータフレーム（１）を取り出すと、モータフレーム（１
）にマグネット（３）が一体に固定されている。、尚、
上述したものは、インサート成形と着磁とを同時に行っ
ているが、磁石素材が固化した後に着磁してもよい。た
だし、この場合、マグネットは異方性にはならない。

【図面の簡単な説明】

１ｇ１図及び第２図は本発明方法により得たステータを
用いたマイクロモータを示し、第１図は縦断面図、第２
図は半断面正面図、第３閏は本発明方法を説明するため
の磁石注入成形用金型の横断面図である。 １・・・モータフレーム、２・・・切起部、３・・・マ
グネ　　　　　１ツト、８・・・磁極部、９・・・着磁
部、１０・・・芯型、１１・・・外型。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　モータフレーム内面に切起部を形成し、この
   切起部を中心として、磁性粉を樹脂によって結合した樹
   脂磁石素材にてマグネットを、前記モータフレームと一
   体にインサート成形して、着磁することを特徴とするマ
   イクロモータのステータ製造方法。