JP3355945B2 - 昇降天板付きワゴンデスク - Google Patents

昇降天板付きワゴンデスク

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JP3355945B2
JP3355945B2 JP20330896A JP20330896A JP3355945B2 JP 3355945 B2 JP3355945 B2 JP 3355945B2 JP 20330896 A JP20330896 A JP 20330896A JP 20330896 A JP20330896 A JP 20330896A JP 3355945 B2 JP3355945 B2 JP 3355945B2
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desk
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lifting
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泰一 徳田
敦生 判田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平机と組合せて使
用する昇降天板付きワゴンデスクに係わり、更に詳しく
は昇降天板の下方に引き出し可能な板状部材を設けた昇
降天板付きワゴンデスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動可能なワゴンデスク
は、本体部に多段に引出しが設けられ、平机の両脚板間
の一方の脚板に接近させて配設して袖付きの机を構成
し、又は脚板の外側に設置して脇机として利用できるも
のであり、学童用の学習机においてはこの種の分離型の
ものが昨今の主流となっている。しかし、ワゴンデスク
の天板の高さを平机の両脚板間に収容できるような低い
状態に固定したものでは、平机の脚板の外側に配設して
脇机として利用する場合には、天板の高さが低過ぎて、
通常の用途では使い勝手が悪く、ワゴンデスクの天板は
主に書類等の物を載せるためや、机天板よりも多少高さ
が低い方が使い勝手が良いワードプロセッサ等のOA機
器を載置するための載置台として使用されている。
【0003】そのため、ワゴンデスクの天板の高さを、
平机の両脚板間に配設できるような低い状態と、平机の
脚板の外側に配設して脇机として利用できるように、机
天板と同一高さの高い状態との二段階に設定できるよう
に、本体部に昇降天板をリンク式の昇降機構を介して連
結した構造のものが提供されるに至った。
【0004】しかし、従来の昇降天板付きワゴンデスク
は、昇降天板の広さが本来的に狭いため、昇降天板にワ
ードプロセッサ等のOA機器を載置して使用する場合
に、マウス等を操作するための余裕のスペースがなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、平机の両脚
板間に配設して袖付きの机を構成できるとともに、脚板
の外側に設置して脇机として利用できる昇降天板を有す
るワゴンデスクにおいて、マウス等を操作するための余
裕のスペースを必要な時に新たに作ることが可能な昇降
天板付きワゴンデスクを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、平机の両脚板間又は脚板の外側に移動させ
て設置可能で、本体部の固定天板の上位に昇降機構の支
持部材にて支持された昇降天板を設けてなるワゴンデス
クであって、前記昇降天板は本体部内に設けた昇降機構
の支持部材にて支持されて、略同一間隔で多段階に高さ
調節可能であり、前記昇降天板の下面で両側に配設した
前記支持部材の間に、前記昇降天板よりも手前側に引き
出し可能な板状部材を設けてなる昇降天板付きワゴンデ
スクを構成した。
【0007】また、本発明は、平机の両脚板間又は脚板
の外側に移動させて設置可能で、本体部の固定天板の上
位に昇降天板を高さ調節可能に設けてなるワゴンデスク
であって、前記昇降天板は本体部内に設けたラチェット
式の昇降機構の支持部材にて支持されて、ラチェットの
歯のピッチに略一致した間隔で高さ調節可能であり、前
記昇降天板の下面で両側に配設した前記支持部材の間
に、前記昇降天板よりも手前側に引き出し可能な板状部
材を設けてなる昇降天板付きワゴンデスクを構成した。
【0008】具体的には、前記支持部材の上端に奥行方
向に配向した取付杆を固定し、該取付杆の上面に前記昇
降天板を固定するとともに、両側の取付杆にレール部材
を取付けて、前記板状部材を引き出し可能に支持してな
るのである。
【0009】ここで、前記板状部材が、マウスボード、
キーボード載置板、トレー、網カゴ、棚板のうちの何れ
か一つ又は複数の機能を複合化したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に添付図面に示した実施の形態
に基づき更に本発明の詳細を説明する。図1はワゴンデ
スク1を平机2の内部に設置して使用する状態を示し、
図2はワゴンデスク1を平机2の外部に並設して使用す
る状態を示している。また、図3及び図4には、奥行寸
法が異なる二種類のワゴンデスク1を示している。
【0011】前記ワゴンデスク1は、本体部3の上端に
設けた固定天板4の上位に、ラチェット式の昇降機構5
にて支持された昇降天板6を設けたものであり、本体部
3には多段に引出し7,…を設けるとともに、下端には
複数のキャスター8,…を設けて移動可能となしてい
る。
【0012】前記平机2は、机天板9の両側に脚板1
0,10を有し、両脚板10,10間の上部であって、
机天板9の下面側に沿った左右に上段引出し11,11
を設け、両脚板10,10間の奥部で後幕板12に沿っ
て棚13を設けた通常構造のものである。
【0013】図3〜図7に示すように、本発明のワゴン
デスク1は、平机2の両脚板10,10間又は脚板10
の外側に移動させて設置可能で、本体部3の固定天板4
の上位に昇降機構5の支持部材14にて支持された昇降
天板6を設けてなるものであって、前記昇降天板6の下
面で両側に配設した前記支持部材14,14の間に、前
記昇降天板6よりも手前側に引き出し可能な板状部材1
5を設けてなることを要旨としている。
【0014】具体的には、ワゴンデスク1の本体部3の
両側板16,16内に昇降可能に設けた前記支持部材1
4,14の上端に奥行方向に配向した取付杆17,17
を固定し、該取付杆17の上面に前記昇降天板6を固定
するとともに、両側の取付杆17,17にレール部材1
8,18を取付けて、前記板状部材15を引き出し可能
に支持している。ここで、前記板状部材15としては、
マウスボード、キーボード載置板、トレー、網カゴ、棚
板のうちの何れか一つ又は複数の機能を複合化したもの
である。図示した板状部材15は、マウスボードである
が、当然にキーボード載置板として使用することも可能
である。
【0015】図5〜図7に基づいて本発明を更に詳細に
説明する。前記支持部材14は、厚い鋼板製であり、そ
の先端部14Aは側板16の内部に挿入される基部14
Bに対して倒L字形に内向きに折曲されており、該先端
部14Aの端部に角パイプ状の取付杆17を溶接し、先
端部14Aと取付杆17の上面は面一となって前記昇降
天板6の下面にネジ止め固定される。前記レール部材1
8は、長尺の板体であり、長手方向に沿った略半分を前
記取付杆17の下面に当接した状態でネジ止め固定し、
残りの略半分は内向きに突出した受面18Aとなる。ま
た、レール部材18の受面18Aには、その前後部を除
く幅方向の一部に長手方向に沿って切欠部18Bを形成
している。そして、両側の取付杆17,17に取付けた
前記レール部材18,18の受面18A,18Aの上位
に前記板状部材15の両側縁部を載置して奥行方向に移
動可能に載支するのである。ここで、前記板状部材15
の下面両側の後部にストッパー19を突設し、該ストッ
パー19を前記切欠部18B内で移動可能となしてい
る。つまり、前記板状部材15を昇降天板6の下面に押
し込み格納した状態では、ストッパー19が切欠部18
Bの後端縁に当止し、板状部材15を手前に最も引き出
した状態では、ストッパー19が切欠部18Bの前端縁
に当止するのである。また、前記板状部材15の引き出
し動作をスムーズにするために、該板状部材15の後部
の側面、下面及び上面にスライダー20,…を突設する
とともに、前記レール部材18の受面18Aの前部と前
記取付杆17の前部内面にもそれぞれスライダー20,
20を突設している。尚、前記レール部材18と取付杆
17とは一体であっても良い。
【0016】また、前記取付杆17の前後下面には、ゴ
ム製等の緩衝部材21,21を突設して、昇降天板6を
最下方に下降させた際に固定天板4の上面に当止し、前
記板状部材15と固定天板4との間に指詰めを防止する
空間が形成されようにしている。尚、この指詰め防止空
間22は、板状部材15を引き出す際に指を挿入するた
めの空間にもなり、前記板状部材15の下面前部に凹設
した指掛部15Aに指を掛けて板状部材15を容易に引
き出せるのである。ここで、前記レール部材18は、前
記緩衝部材21と一緒に前記取付杆17にネジ止めして
いる。また、前記レール部材18は、前述の如く板状の
ものでなくても、取付杆17の内面にダボを突設して代
用することも可能であり、特にその構造は限定されな
い。
【0017】次に、前記ワゴンデスク1の昇降機構5を
含めた構造を図5、図8〜図13に基づいて詳細に説明
する。ワゴンデスク1は、両側板16,16の上端間に
前記固定天板4を渡設し、両側板16,16のそれぞれ
の内部に組み込んだ前記昇降機構5を構成する各支持部
材14,14が該側板16,16の上端から上方へ延
び、L字状に内方へ曲がったその先端部14Aに前後方
向に配向した取付杆17をそれぞれ固着し、両取付杆1
7,17の上面に前記昇降天板6を載置してネジ止め等
の適宜な固定手段で取付けたものである。
【0018】前記昇降機構5は、前記側板16の後部寄
り位置に設けた縦溝23(若しくは縦穴)内に、前記支
持部材14の直線状の基部14Bを上下動可能に配設す
るとともに、支持部材14の基部14Bの後縁に沿って
形成したラック14Cを、前記縦溝23内に水平な軸芯
回りに回転可能に配設した歯車部材24のピニオン24
Aに噛合させ、支持部材14の上下動(昇降)に伴って
歯車部材24が回転するのである。ここで、左右の各歯
車部材24,24は、本体部3の収納空間に横設したシ
ャフト25の両端に軸芯が固定されており、一体となっ
て回転し、もって左右の支持部材14,14は同調して
上下動するのである。
【0019】次に、前記昇降機構5を構成するストッパ
ー構造について説明する。このストッパー構造は、前記
歯車部材24の回転を規制することによって、間接的に
支持部材14の下降を規制するが、支持部材14の上昇
は規制しない構造を例示している。前記歯車部材24に
は、ピニオン24Aと並設してラチェット24Bを一体
形成し、あるいは分離形成して回転に対して一体化し、
該ラチェット24Bに本体部3に対して固定的な支軸2
6にて回動可能に設けた駒片27の爪27Aを噛合し、
前記支持部材14が下降する方向に対する歯車部材24
の一方向回転のみ規制している。また、前記駒片27
は、支軸26を中心に前記爪27Aがラチェット24B
に噛合する方向に板ばね26Aにて弾性付勢している。
ここで、前記本体33には側壁33Cの内側に沿って間
隔を隔てて突起33Dを間隔を設けて形成してあり、該
側壁33Cと突起33Dとの間に板ばね26Aの基部を
嵌合し且つ板ばね26Aの基端を一方の突起33Dに巻
回して取付けている。また、支持部材14を下動、即ち
昇降天板6を下降させるには、板ばね26Aの弾性付勢
力に抗して前記駒片27を回動させて爪27Aをラチェ
ット24Bから引き離し、歯車部材24が自由回転でき
る状態にする。この状態を本発明ではストッパーを解除
した状態と定義し、爪27Aをラチェット24Bに噛合
させたり、引き離したりする操作を本発明ではストッパ
ーを係脱すると定義する。
【0020】そこで次に、ストッパーを解除する構造に
ついて説明する。前記支持部材14の基部14Bの内側
に沿って長尺板状の操作レバー28を配設し、該操作レ
バー28は前記昇降天板6の下面近傍から歯車部材24
の近傍まで延びており、その下端部と中間部にそれぞれ
傾斜孔28A,28Aを形成し、それに対応する支持部
材14の内面側にプレス加工にて突設した突台14D,
14Dに、前記傾斜孔28A,28Aに挿通したカシメ
ピン29,29にて取付けている。ここで、前記傾斜孔
28Aの向きは、前記操作レバー28を持ち上げて該操
作レバー28を上動させた際に、傾斜孔28Aがカシメ
ピン29によって案内されて、前記歯車部材24に接近
する方向に平行移動するように設定し、該操作レバー2
8の平行移動によって、操作レバー28の一側縁に形成
した押圧片28Bが前記駒片27の突片27Bを押し
て、当該駒片27を板ばね26Aの弾性付勢力に抗して
回動させて、爪27Aをラチェット24Bから引き離す
のである。
【0021】また、前記操作レバー28の上端部には、
その上端を内方へ直角に折曲して水平板28Cが形成さ
れており、この水平板28Cを昇降天板6の下面位置に
設けた操作ハンドル30を操作して持ち上げようになっ
ている。この操作ハンドル30は、図11に示すよう
に、線材を略U字状に折曲したハンドル本体30Aと、
その両端を外方へ直角に折曲した軸部30B,30Bと
を有し、前記昇降天板6の下面であって、前記支持部材
14の先端部14A及び操作レバー28の水平板28C
を覆うように取付けたカバー部材31の両側壁部に、前
記軸部30B,30Bを水平となして回動可能に取付
け、ハンドル本体30Aの中間部を前記操作レバー28
の水平板28Cの下方に位置させて、ハンドル本体30
Aの前端を持ち上げることによって、前記軸部30Bを
支点として操作レバー28を持ち上げるのである。
【0022】更に各部の詳細を以下に説明する。図10
に示すように、前記歯車部材24や駒片27は、前記縦
溝23内に固定したケース32内に収容されており、該
ケース32は側方へ開放した箱形の本体33と該本体3
3の開放端を閉鎖する蓋体34とから構成されている。
本体33の底面、即ち側面には軸孔33Aを形成し、蓋
体34の対応する位置には軸孔34Aを形成し、前記歯
車部材24の両側に突設した軸芯部24C,24Cをそ
れぞれ軸孔33A,34Aに回動可能に挿入し、また前
記駒片27は蓋体34の適所に枢着されている。
【0023】また、前記支持部材14と操作レバー28
を上下動可能に支持する構造としては、図12に示すよ
うにケース32の本体33の上下面に形成した案内孔3
3B,33Bに支持部材14と操作レバー28を貫通す
るとともに、図8に示すように前記縦溝23に対応する
側板16の上端に取付けた端部カバー35の開口35A
に支持部材14と操作レバー28を挿通したものであ
り、前記開口35Aと案内孔33B及びラック14Cが
ピニオン24Aに噛合していることによって、支持部材
14を前後左右の振れを規制しガタつきなく上下動案内
するのである。尚、前記操作レバー28は支持部材14
の内面側に沿って配設し、支持部材14の基部14Bに
外嵌した化粧カバー36の内部で移動可能となってい
る。ここで、化粧カバー36の上下端は、支持部材14
に突設したダボ14E,14Eに当止して上下移動規制
している。
【0024】最後に、前記操作レバー28を操作して昇
降天板6を昇降させる動作を簡単に説明する。図12
は、前記駒片27の爪27Aが歯車部材24のラチェッ
ト24Bに噛合した状態を示している。この状態で昇降
天板6を下降させようとすると、支持部材14に下方へ
の力が加わり、そのラック14Cとピニオン24Aを介
して歯車部材24を図中において反時計回りに回転させ
る力が作用するが、この回転方向はラチェット24Bと
爪27Aとが強く噛合するので、歯車部材24は回転せ
ず、もって昇降天板6の下降を規制する。一方、昇降天
板6を上昇、即ち支持部材14を上動させる場合には、
歯車部材24が時計回りに回転することになるので、爪
27Aがラチェット24Bを乗り越えながら回転し、操
作レバー28を操作してストッパーを解除しなくても行
うことができる。
【0025】次に、前記昇降天板6の両側部下面側に位
置する操作ハンドル30の前端を持ち上げると、操作レ
バー28,28が上動し、カシメピン29,29に沿っ
て傾斜孔28A,28Aが案内されることによって操作
レバー28が駒片27側へ平行移動し、その押圧片28
Bで突片27Bを押して、該駒片27が板ばね26Aの
弾性付勢力に抗して回動し、爪27Aがラチェット24
Bから引き離され、それによって歯車部材24が自由に
回転できる状態、即ちストッパーが解除された状態にな
る(図13参照)。この状態で、昇降天板6を持ち上げ
て上昇させることができ、所望の高さになったときに、
操作ハンドル30から指を離せば、操作レバー28の自
重と、板ばね26Aによる弾性付勢力とによって再び爪
27Aがラチェット24Bに噛合する状態になる。ここ
で、前記昇降天板6の高さ調節可能な最小単位は、ラチ
ェット24Bの歯のピッチに略一致し、このピッチを5
mm程度に設計すれば、昇降天板6の高さを5mm間隔
で調節することができ、様々な高さ用途に対応できる。
【0026】しかし、本発明は、昇降機構5の具体例に
限定されるものではなく、例えばガスシリンダーを用い
た昇降機構も採用でき、その場合には前記操作レバー2
8はガスシリンダーの制御ピンを操作できる機構にな
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の昇降天板付きワゴンデスクによ
れば、以下の顕著な効果を奏するものである。
【0028】請求項1によれば、昇降天板の高さがどの
位置にあっても昇降天板に対して手前側に板状部材を引
き出すことができ、この板状部材を目的に応じて使用す
ることができる。また、昇降天板は本体部内に設けた昇
降機構の支持部材にて支持されて、略同一間隔で多段階
に高さ調節可能であるので、昇降天板及び板状部材を
望の高さに設定できる。例えば、昇降天板にワープロや
パソコンを載置した場合に、そのマウスを、手前に引き
出した板状部材の上面で操作することができる。この板
状部材は、その他の書類やマニアル等を載置するために
も利用できる。
【0029】請求項2によれば、昇降天板の高さがどの
位置にあっても昇降天板に対して手前側に板状部材を引
き出すことができ、この板状部材を目的に応じて使用す
ることができる。また、昇降天板は本体部内に設けたラ
チェット式の昇降機構の支持部材にて支持されて、ラチ
ェットの歯のピッチに略一致した間隔で高さ調節可能で
あるので、昇降天板及び板状部材を所望の高さに設定で
きる。例えば、昇降天板にワープロやパソコンを載置し
た場合に、そのマウスを、手前に引き出した板状部材の
上面で操作することができる。この板状部材は、その他
の書類やマニアル等を載置するためにも利用できる。
【0030】請求項3によれば、昇降機構を構成する両
側の支持部材の上端に設けた取付杆の間の空間を利用し
て板状部材を引き出し可能に設けたので、板状部材を設
ける空間を別途確保する必要がなく、逆にデットスペー
スの有効利用が図れるのである。
【0031】請求項4によれば、その使用目的に応じた
板状部材を昇降天板の下方に設けることができるので、
多様な利用が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】平机の両脚板間にワゴンデスクを設置した使用
状態を示す正面図である。
【図2】平机の脚板の外側にワゴンデスクを設置した使
用状態を示す正面図である。
【図3】ワゴンデスクの側面図である。
【図4】同じく奥行寸法が異なるワゴンデスクの側面図
である。
【図5】本発明の要部の簡略縦断正面図である。
【図6】同じく要部の分解斜視図である。
【図7】同じく要部の縦断側面図であり、(a) は板状部
材を格納した状態、(b) は板状部材を引き出した状態を
示している。
【図8】昇降機構の要部を示す部分断面図である。
【図9】同じく昇降機構の分解斜視図である。
【図10】歯車部材と支持部材との関係を示す縦断面図
である。
【図11】操作レバーと操作ハンドルの関係を示す分解
斜視図である。
【図12】同じく昇降機構のストッパーが作用している
通常の状態を示す省略部分断面図である。
【図13】同じく昇降機構のストッパーを解除した状態
を示す省略部分断面図である。
【符号の説明】
1 ワゴンデスク 2 平机 3 本体部 4 固定天板 5 昇降機構 6 昇降天板 7 引出し 8 キャスター 9 机天板 10 脚板 11 上段引出し 12 後幕板 13 棚 14 支持部材 14A 先端部 14B 基部 14C ラック 14D 突台 14E ダボ 15 板状部材 15A 指掛部 16 側板 17 取付杆 18 レール部材 18A 受面 18B 切欠部 19 ストッパー 20 スライダー 21 緩衝部材 22 指詰め防止空間 23 縦溝 24 歯車部材 24A ピニオン 24B ラチェット 24C 軸芯部 25 シャフト 26 支軸 26A 板ばね 27 駒片 27A 爪 27B 突片 28 操作レバー 28A 傾斜孔 28B 押圧片 28C 水平板 29 カシメピン 30 操作ハンドル 30A 本体 30B 軸部 31 カバー部材 32 ケース 33 本体 33A 軸孔 33B 案内孔 33C 側壁 33D 突起 34 蓋体 34A 軸孔 35 端部カバー 35A 開口 36 化粧カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−343518(JP,A) 特開 平1−204613(JP,A) 実開 昭60−42127(JP,U) 実開 平2−52622(JP,U) 特公 平8−24609(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 17/00 - 37/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平机の両脚板間又は脚板の外側に移動さ
    せて設置可能で、本体部の固定天板の上位に昇降機構の
    支持部材にて支持された昇降天板を設けてなるワゴンデ
    スクであって、前記昇降天板は本体部内に設けた昇降機
    構の支持部材にて支持されて、略同一間隔で多段階に高
    さ調節可能であり、前記昇降天板の下面で両側に配設し
    た前記支持部材の間に、前記昇降天板よりも手前側に引
    き出し可能な板状部材を設けてなることを特徴とする昇
    降天板付きワゴンデスク。
  2. 【請求項2】 平机の両脚板間又は脚板の外側に移動さ
    せて設置可能で、本体部の固定天板の上位に昇降天板を
    高さ調節可能に設けてなるワゴンデスクであって、前記
    昇降天板は本体部内に設けたラチェット式の昇降機構の
    支持部材にて支持されて、ラチェットの歯のピッチに略
    一致した間隔で高さ調節可能であり、前記昇降天板の下
    面で両側に配設した前記支持部材の間に、前記昇降天板
    よりも手前側に引き出し可能な板状部材を設けてなるこ
    とを特徴とする昇降天板付きワゴンデスク。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の上端に奥行方向に配向し
    た取付杆を固定し、該取付杆の上面に前記昇降天板を固
    定するとともに、両側の取付杆にレール部材を取付け
    て、前記板状部材を引き出し可能に支持してなる請求項
    1又は2記載の昇降天板付きワゴンデスク。
  4. 【請求項4】 前記板状部材が、マウスボード、キーボ
    ード載置板、トレー、網カゴ、棚板のうちの何れか一つ
    又は複数の機能を複合化したものである請求項1〜3何
    れかに記載の昇降天板付きワゴンデスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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