JP3189749B2 - 昇降天板付きワゴンデスク - Google Patents

昇降天板付きワゴンデスク

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JP3189749B2
JP3189749B2 JP20821297A JP20821297A JP3189749B2 JP 3189749 B2 JP3189749 B2 JP 3189749B2 JP 20821297 A JP20821297 A JP 20821297A JP 20821297 A JP20821297 A JP 20821297A JP 3189749 B2 JP3189749 B2 JP 3189749B2
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一樹 親木
泰一 徳田
敦生 判田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平机と組合せて使
用する昇降天板付きワゴンデスクに係わり、更に詳しく
は昇降天板を昇降させる左右昇降機構を同調させるため
のシャフトの連結構造に特徴を有する昇降天板付きワゴ
ンデスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動可能なワゴンデスク
は、本体部に多段に引出しが設けられ、平机の両脚板間
の一方の脚板に接近させて配設して袖付きの机を構成
し、又は脚板の外側に設置して脇机として利用できるも
のであり、学童用の学習机においてはこの種の分離型の
ものが昨今の主流となっている。しかし、ワゴンデスク
の天板の高さを平机の両脚板間に収容できるような低い
状態に固定したものでは、平机の脚板の外側に配設して
脇机として利用する場合には、天板の高さが低過ぎて、
通常の用途では使い勝手が悪く、ワゴンデスクの天板は
主に書類等の物を載せるためや、机天板よりも多少高さ
が低い方が使い勝手が良いワードプロセッサ等のOA機
器を載置するための載置台として使用されている。
【0003】そのため、ワゴンデスクの天板の高さを、
平机の両脚板間に配設できるような低い状態と、平机の
脚板の外側に配設して脇机として利用できるように、机
天板と同一高さの高い状態との二段階に設定できるよう
に、本体部に昇降天板をリンク式の昇降機構を介して連
結した構造のものが提供されるに至った。
【0004】しかし、従来の昇降天板付きワゴンデスク
は、昇降天板の広さが本来的に狭いため、昇降天板にワ
ードプロセッサ等のOA機器を載置して使用する場合
に、マウス等を操作するための余裕のスペースがなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、平机の両脚
板間に配設して袖付きの机を構成できるとともに、脚板
の外側に設置して脇机として利用できる昇降天板を有
し、昇降天板を昇降するための昇降機構を左右の側板内
に設けたワゴンデスクにおいて、左右昇降機構を同調さ
せるためのシャフトを簡単且つ確実に連結することがで
きる昇降天板付きワゴンデスクを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、内部に引出し収容空間を有する本体部の上
位に、該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降機
構の支持部材にて支持された昇降天板を設け、両側の本
体機構部間に左右昇降機構の同調用シャフトを連結して
なる昇降天板付きワゴンデスクであって、前記本体機構
部の回転軸に軸方向平行一側面を開放した断面コ字形の
係合溝を形成するとともに、該係合溝の両側部にダボを
突設する一方、前記係合溝に嵌合し得る断面四角形の前
記シャフトに、連結具に貫通形成した角孔をスライド係
合し且つ該連結具の軸方向一側部に形成した嵌合部を前
記回転軸に外嵌するとともに、該嵌合部に設けた係合孔
を前記ダボに抜け止め係合してなる昇降天板付きワゴン
デスクを構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面に示した実施の形態
に基づき更に本発明の詳細を説明する。図1はワゴンデ
スク1を平机2の内部に設置して使用する状態を示し、
図2はワゴンデスク1を平机2の外部に並設して使用す
る状態を示し、また図3は、ワゴンデスク1の使用時に
おける二つの状態を示している。
【0008】前記ワゴンデスク1は、本体部3の上端に
設けた固定天板4の上位に、ラチェット式の昇降機構5
にて支持された昇降天板6を設けたものであり、本体部
3には多段に引出し7,…を設けるとともに、下端には
複数のキャスター8,…を設けて移動可能となしてい
る。
【0009】前記平机2は、机天板9の両側に脚板1
0,10を有し、両脚板10,10間の上部であって、
机天板9の下面側に沿った左右に上段引出し11,11
を設け、両脚板10,10間の奥部で後幕板12に沿っ
て棚13を設けた通常構造のものである。
【0010】図3〜図7に示すように、本発明のワゴン
デスク1は、平机2の両脚板10,10間又は脚板10
の外側に移動させて設置可能で、本体部3の固定天板4
の上位に昇降機構5の支持部材14にて支持された昇降
天板6を設けてなるものであって、前記昇降天板6の下
面で両側に配設した前記支持部材14,14の間に、前
記昇降天板6よりも手前側に引き出し可能なマウスボー
ド15を設けている。このマウスボード15は、昇降天
板6より手前に引き出してその上面でパソコンの入力手
段の一つであるマウスを操作することができるものであ
る。
【0011】具体的には、ワゴンデスク1の本体部3の
両側板16,16内に昇降可能に設けた前記支持部材1
4,14の上端に奥行方向に配向した取付板17,17
を固定し、該取付板17の上面に前記昇降天板6を固定
するとともに、両側の取付板17,17の内縁部に断面
L字形のレール18,18を折曲形成し、前記マウスボ
ード15を引き出し可能に支持している。
【0012】図5〜図7に基づいて本発明に係るワゴン
デスク1を更に詳細に説明する。前記支持部材14は、
厚い鋼板製であり、その先端部14Aは側板16の内部
に挿入される基部14Bに対して倒L字形に内向きに折
曲されており、該先端部14Aの端部上面に断面略Z字
形の取付板17を溶接し、前記取付板17を前記昇降天
板6の下面にネジ止め固定される。前記レール18は、
昇降天板6の奥行方向に延び、水平な受面18Aの前後
端部には切欠部18Bを形成するとともに、垂直な側面
18Cの前記切欠部18Bに対応する位置には係合孔1
8Dを形成している。そして、前記レール18の前後端
部にはマウスボード18のスライダーを兼ねた合成樹脂
製のストッパー19,19を取付けている。このストッ
パー19には、前記マウスボード18を載置する摺動面
19Aと、前記切欠部18Bを含む受面18Aの端部を
係合するスリット19Bと前記係合孔18Dに抜け止め
係合する爪片19Cを有している。
【0013】そして、前記レール18,18の受面18
A,18Aに取付けたストッパー19,19の摺動面1
9A,19Aの上位に前記マウスボード15の両側縁部
を載置して奥行方向に移動可能に載支するのである。ま
た、マウスボード18の両側後部には奥行方向に長い開
口部20を形成し、該開口部20内後部に当止部材21
の後端を上下回動可能に支持し、当止部材21の前部は
前方下方へ傾斜した状態で開口部20から下方へ突出
し、前記受面18Aを摺動するようにしている。図中2
1Aは枢着部、21Bは当止部をそれぞれ示している。
つまり、マウスボード18を昇降天板6の下面位置に装
着するために、前方から両レール18,18間に挿入す
ると、前記当止部材21が開口部20内に退避して前記
摺動面19Aを通過して所定の位置に設定され、そして
マウスボード18を引き出した際には、当止部材21の
当止部21Bがストッパー19の摺動面19A後端の段
部に当止するのである。また、前記マウスボード18の
後端には昇降天板6の下面に摺接する突縁15Aを形成
している。
【0014】また、前記ストッパー19は、レール18
の受面18Aよりも下方に突出しており、その突出部が
昇降天板6を最下方に下降させた際に固定天板4の上面
に当止する緩衝部19Dとなり、前記マウスボード15
と固定天板4との間に指詰めを防止する空間が形成され
ようにしている。
【0015】また、前記マウスボード18の上面前部に
は、周囲より数mm窪んだ凹部15Bを形成してあり、
この凹部15Bにマウスパット22を嵌めてその上面に
マウスを操作するようになっている。このマウスパット
22は、表裏面の色を変えて好みの色を選択できるよう
になっており、また表裏でマウスに対する滑り性能を変
えることも好ましい。
【0016】次に、前記ワゴンデスク1の昇降機構5を
含めた構造を図4、図8〜図13に基づいて詳細に説明
する。ワゴンデスク1は、両側板16,16の上端間に
前記固定天板4を渡設し、両側板16,16のそれぞれ
の内部に組み込んだ前記昇降機構5を構成する各支持部
材14,14が該側板16,16の上端から上方へ延
び、L字状に内方へ曲がったその先端部14Aに前後方
向に配向した取付板17をそれぞれ固着し、両取付板1
7,17の上面に前記昇降天板6を載置してネジ止め等
の適宜な固定手段で取付けたものである。
【0017】前記昇降機構5は、前記側板16の後部寄
り位置に設けた縦溝23(若しくは縦穴)内に、前記支
持部材14の直線状の基部14Bを上下動可能に配設す
るとともに、支持部材14の基部14Bの後縁に沿って
形成したラック14Cを、前記縦溝23内に水平な軸芯
回りに回転可能に配設した歯車部材24のピニオン24
Aに噛合させ、支持部材14の上下動(昇降)に伴って
歯車部材24が回転するのである。ここで、左右の各歯
車部材24,24は、本体部3の収納空間に横設したシ
ャフト25の両端に軸芯が固定されており、一体となっ
て回転し、もって左右の支持部材14,14は同調して
上下動するのである。
【0018】次に、前記昇降機構5を構成するストッパ
ー構造について説明する。このストッパー構造は、前記
歯車部材24の回転を規制することによって、間接的に
支持部材14の下降を規制するが、支持部材14の上昇
は規制しない構造を例示している。前記歯車部材24に
は、ピニオン24Aと並設してラチェット24Bを一体
形成し、あるいは分離形成して回転に対して一体化し、
該ラチェット24Bに本体部3に対して固定的な支軸2
6にて回動可能に設けた駒片27の爪27Aを噛合し、
前記支持部材14が下降する方向に対する歯車部材24
の一方向回転のみ規制している。また、前記駒片27
は、支軸26を中心に前記爪27Aがラチェット24B
に噛合する方向に板ばね28にて弾性付勢している。こ
こで、前記歯車部材24、駒片27、板ばね28は、前
記縦溝23を横断するように固定した前記本体ケース2
9とそれに取付けた蓋体30とで形成される空間内に組
み込まれている。また、支持部材14を下動、即ち昇降
天板6を下降させるには、板ばね28の弾性付勢力に抗
して前記駒片27を回動させて爪27Aをラチェット2
4Bから引き離し、歯車部材24が自由回転できる状態
にする。この状態を本発明ではストッパーを解除した状
態と定義し、爪27Aをラチェット24Bに噛合させた
り、引き離したりする操作を本発明ではストッパーを係
脱すると定義する。
【0019】そこで次に、ストッパーを解除する構造に
ついて説明する。前記支持部材14の基部14Bの内側
に沿って長尺板状の操作レバー31を配設し、該操作レ
バー31は前記昇降天板6の下面近傍から歯車部材24
の近傍まで延びており、その下端部と中間部にそれぞれ
傾斜孔31A,31Aを形成し、それに対応する支持部
材14の内面側にプレス加工にて突設した突台14D,
14Dに、前記傾斜孔31A,31Aに挿通したカシメ
ピン32,32にて取付けるている。ここで、前記傾斜
孔31Aの向きは、前記操作レバー31を持ち上げて該
操作レバー31を上動させた際に、傾斜孔31Aがカシ
メピン32によって案内されて、前記歯車部材24に接
近する方向に平行移動するように設定し、該操作レバー
31の平行移動によって、操作レバー31の一側縁に形
成した押圧片31Bが前記駒片27の突片27Bを押し
て、当該駒片27を板ばね26Aの弾性付勢力に抗して
回動させて、爪27Aをラチェット24Bから引き離す
のである。
【0020】また、前記操作レバー31の上端部には、
その上端を内方へ直角に折曲して水平板31Cが形成さ
れており、この水平板31Cに固定し、前記昇降天板6
の両側下面下に配した操作ハンドル33を持ち上げるこ
とによって、直接前記操作レバー31を持ち上げるよう
になっている。
【0021】更に各部の詳細を以下に説明する。図10
及び図11に示すように、前記歯車部材24や駒片27
は、前記縦溝23内に固定した本体ケース29と蓋体3
0内に収容されている。本体ケース29の底面、即ち側
面には軸孔34を形成し、蓋体30の対応する位置にも
軸孔35を形成し、前記歯車部材24の両側に突設した
軸芯部24C,24Cをそれぞれ軸孔34,35に回動
可能に挿入し、また前記駒片27は蓋体30の適所に枢
着されている。
【0022】また、前記支持部材14と操作レバー31
を上下動可能に支持する構造としては、図11に示すよ
うに本体ケース29の上下面に形成した案内孔29A,
29Aに支持部材14と操作レバー31を貫通するとと
もに、図8に示すように前記縦溝23に対応する側板1
6の上端に取付けた端部カバー36の開口36Aに支持
部材14と操作レバー31を挿通したものであり、前記
開口36Aと案内孔29B及びラック14Cがピニオン
24Aに噛合していることによって、支持部材14を前
後左右の振れを規制しガタつきなく上下動案内するので
ある。尚、前記操作レバー31は支持部材14の内面側
に沿って配設し、支持部材14の基部14Bに外嵌した
化粧カバー37の内部で移動可能となっている。ここ
で、化粧カバー37の上下端は、支持部材14に突設し
たダボ14E,14Eに当止して上下移動規制してい
る。また、前記支持部材14の下端部には合成樹脂製の
抜止具38がネジ止め固定されている。この抜止具38
は、上部に上向き且つ側方へ傾斜したストッパー部38
Aを一体形成してあり、前記支持部材14を本体ケース
29の案内孔29A,29Aに上方から挿入する際に、
ストッパー部38Aが通過し、また支持部材14を上方
へ移動させた際に、ストッパー部38Aが蓋体30の下
縁に当止して、支持部材14が不意に上方へ抜けないよ
うにしている。
【0023】前述の本体ケース29と蓋体30内に組み
込まれた本体機構部Aは、両側板16,16の内部に一
対設けられているので、前記昇降天板6を昇降する場合
には、左右の本体機構部A,Aが同調する必要がある。
そのため、左右の本体機構部A,A間にシャフト25を
連結するのである。前記歯車部材24の一方の軸芯部2
4Cは、蓋体30から貫通して本体部3内の引出し収容
空間部内に露出し、図10〜図13に示すように、軸芯
部24Cの中央には外形が四角形状の回転軸39が一体
形成されている。この回転軸39は、軸方向平行一側面
を開放した断面コ字形の係合溝40を形成するととも
に、該係合溝40の両側部に三角形状のダボ41,41
を突設する一方、前記係合溝40に嵌合し得る断面四角
形の前記シャフト25に、連結具42に貫通形成した角
孔43をスライド係合し且つ該連結具42の軸方向一側
部に形成した嵌合部44を前記回転軸39に外嵌すると
ともに、該嵌合部44に設けた係合孔45,45を前記
ダボ41,41に抜け止め係合して連結するものであ
る。即ち、両側板16,16内に本体機構部A,Aを組
付た後、前記シャフト25の両側部にそれぞれ連結具4
2,42をスライド係合した状態で、各本体機構部Aの
回転軸39,39の係合溝40,40にシャフト25の
両端部を同時に開放方向から係合し、その後、それぞれ
の連結具42の嵌合部44を対応する回転軸39に外嵌
するだけで、回転軸39にシャフト25を回転に対して
一体となして連結することができるのである。
【0024】最後に、前記操作レバー31を操作して昇
降天板6を昇降させる動作を簡単に説明する。図8は、
前記駒片27の爪27Aが歯車部材24のラチェット2
4Bに噛合した状態を示している。この状態で昇降天板
6を下降させようとすると、支持部材14に下方への力
が加わり、そのラック14Cとピニオン24Aを介して
歯車部材24を図中において反時計回りに回転させる力
が作用するが、この回転方向はラチェット24Bと爪2
7Aとが強く噛合するので、歯車部材24は回転せず、
もって昇降天板6の下降を規制する。一方、昇降天板6
を上昇、即ち支持部材14を上動させる場合には、歯車
部材24が時計回りに回転することになるので、爪27
Aがラチェット24Bを乗り越えながら回転し、操作レ
バー31を操作してストッパーを解除しなくても行うこ
とができる。
【0025】次に、前記昇降天板6の両側部下面側に位
置する操作ハンドル33の前端を持ち上げると、操作レ
バー31,31が上動し、カシメピン32,32に沿っ
て傾斜孔31A,31Aが案内されることによって操作
レバー31が駒片27側へ平行移動し、その押圧片31
Bで突片27Bを押して、該駒片27が板ばね28の弾
性付勢力に抗して回動し、爪27Aがラチェット24B
から引き離され、それによって歯車部材24が自由に回
転できる状態、即ちストッパーが解除された状態になる
(図11参照)。この状態で、昇降天板6を持ち上げて
上昇させることができ、所望の高さになったときに、操
作ハンドル33から指を離せば、操作レバー31の自重
と、板ばね28による弾性付勢力とによって再び爪27
Aがラチェット24Bに噛合する状態になる。ここで、
前記昇降天板6の高さ調節可能な最小単位は、ラチェッ
ト24Bの歯のピッチに略一致し、このピッチを5mm
程度に設計すれば、昇降天板6の高さを5mm間隔で調
節することができ、様々な高さ用途に対応できる。
【0026】そして、前記昇降天板6を昇降する場合に
は、左右の本体機構部A,Aの歯車部材24,24が同
調して回転しなければ、スムーな昇降操作ができない
が、前記シャフト25がその同調回転を保証するのであ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の昇降天板付きワゴンデスクによ
れば、内部に引出し収容空間を有する本体部の上位に、
該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降機構の支
持部材にて支持された昇降天板を設け、両側の本体機構
部間に左右昇降機構の同調用シャフトを連結する場合
に、本体部の側板内に昇降機構の本体機構部を組み込ん
だ後でも、左右の本体機構部の両回転軸にシャフトの両
端を嵌合作業のみで簡単且つ確実に連結することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】平机の両脚板間にワゴンデスクを設置した使用
状態を示す正面図である。
【図2】平机の脚板の外側にワゴンデスクを設置した使
用状態を示す正面図である。
【図3】ワゴンデスクの側面図である。
【図4】昇降天板及びマウスボードの支持構造と操作ハ
ンドルの配置状態を示す要部拡大断面図である。
【図5】マウスボードと引き出し案内構造を示す一部省
略斜視図である。
【図6】同じく部分拡大断面図である。
【図7】マウスボードの斜視図である。
【図8】昇降機構の要部を示す部分断面図である。
【図9】同じく昇降機構の分解斜視図である。
【図10】歯車部材と支持部材との関係を示す縦断面図
である。
【図11】昇降機構のストッパーを解除した状態を示す
省略部分断面図である。
【図12】本発明の昇降機構の本体機構部とシャフトと
の連結構造を示す分解斜視図である。
【図13】同じく本体機構部とシャフとを連結した状態
の省略側面図である。
【符号の説明】
1 ワゴンデスク 2 平机 3 本体部 4 固定天板 5 昇降機構 6 昇降天板 7 引出し 8 キャスター 9 机天板 10 脚板 11 上段引出し 12 後幕板 13 棚 14 支持部材 14A 先端部 14B 基部 14C ラック 14D 突台 14E ダボ 15 マウスボード 15A 突縁 15B 凹部 16 側板 17 取付板 18 レール 18A 受面 18B 切欠部 18C 側面 18D 係合孔 19 ストッパー 19A 摺動面 19B スリット 19C 爪片 19D 緩衝部 20 開口部 21 当止部材 22 マウスパット 23 縦溝 24 歯車部材 24A ピニオン 24B ラチェット 24C 軸芯部 25 シャフト 26 支軸 27 駒片 27A 爪 27B 突片 28 板ばね 29 本体ケース 29A 案内孔 29B 側壁 29C 突起 30 蓋体 31 操作レバー 31A 傾斜孔 31B 押圧片 31C 水平板 32 カシメピン 33 操作ハンドル 34 軸孔 35 軸孔 36 端部カバー 36A 開口 37 化粧カバー 38 抜止具 38A ストッパー部 39 回転軸 40 係合溝 41 ダボ 42 連結具 43 角孔 44 嵌合部 45 係合孔 A 本体機構部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−164026(JP,A) 特開 平5−172026(JP,A) 実開 昭59−150338(JP,U) 実開 昭57−179838(JP,U) 実開 昭62−79439(JP,U) 実開 昭62−41919(JP,U) 実開 昭54−167248(JP,U) 実開 昭53−55754(JP,U) 実開 昭61−112219(JP,U) 実開 昭62−169820(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 1/00 - 41/06 G05G 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に引出し収容空間を有する本体部の
    上位に、該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降
    機構の支持部材にて支持された昇降天板を設け、両側の
    本体機構部間に左右昇降機構の同調用シャフトを連結し
    てなる昇降天板付きワゴンデスクであって、前記本体機
    構部の回転軸に軸方向平行一側面を開放した断面コ字形
    の係合溝を形成するとともに、該係合溝の両側部にダボ
    を突設する一方、前記係合溝に嵌合し得る断面四角形の
    前記シャフトに、連結具に貫通形成した角孔をスライド
    係合し且つ該連結具の軸方向一側部に形成した嵌合部を
    前記回転軸に外嵌するとともに、該嵌合部に設けた係合
    孔を前記ダボに抜け止め係合してなることを特徴とする
    昇降天板付きワゴンデスク。
JP20821297A 1997-08-01 1997-08-01 昇降天板付きワゴンデスク Expired - Fee Related JP3189749B2 (ja)

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