JP2000139581A - パソコン収納家具 - Google Patents

パソコン収納家具

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JP2000139581A
JP2000139581A JP10326236A JP32623698A JP2000139581A JP 2000139581 A JP2000139581 A JP 2000139581A JP 10326236 A JP10326236 A JP 10326236A JP 32623698 A JP32623698 A JP 32623698A JP 2000139581 A JP2000139581 A JP 2000139581A
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Japan
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plate
door
personal computer
storage space
rack
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JP10326236A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yokoyama
博行 横山
Kazuhisa Okada
和久 岡田
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンを使用しない時には扉体を閉じてパ
ソコン関連機器、備品を全て収納空間に格納して隠蔽
し、パソコンを使用する特には扉体を開いて所定の使用
形態とすることが可能であり、他の家具との調和が取
れ、室内の乱雑さを解消でき、パソコンラックと書棚及
びCDラックの機能を複合した全く新しいコンセプトの
パソコン収納家具を提供する。 【解決手段】 本体1内に設けた収納空間2の前面に開
閉可能な扉体3を配設し、収納空間の所定高さ位置に少
なくともパソコンのモニター機器P1を載置する主棚板
4を配設するとともに、主棚板の下方に引き出し可能な
キーボード載置台5を配設し、扉体3の背面側にCD−
ROM等の偏平物品を格納可能なラック6を設け、更に
本体背面に放熱及び配線のための開口部を形成し、扉体
を閉止してパソコン関連機器、備品を全て収納空間に格
納可能となした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン収納家具
に係わり、更に詳しくは扉体を閉じてパソコン関連機
器、備品を全て収納空間に格納可能となし且つ扉体を開
いてパソコンを使用できるようになしたパソコン収納家
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン(パーソナルコンピュー
ターの略語)を収容するパソコンラックは各種提供され
ている。このパソコンラックは、金属フレームに多段に
棚板を固定するとともに、CRTからなるモニター機器
を載置する主棚板の奥行を幅広に設定し、該主棚板の後
部にモニター機器を載置し、前部にキーボードを載置し
て使用する形態である。
【0003】また、OA机やパソコン対応机も各種提供
されており、デスクトップ型のパソコンでは机天板にモ
ニター機器や本体部及びキーボードを載置し、タワー型
のパソコンでは本体部を机の脇又は足入れ空間内の床面
に設置して使用している。
【0004】しかし、前述のパソコンラックやOA机、
パソコン対応机では、パソコンが常時露出し、また配線
も露出部分が多く、室内の他の家具との調和が全く取れ
ないといった問題を有している。また、パソコンが常時
露出していることから、埃を被り、特にキーボードでは
その掃除が大変であり、引いては接触不良等の故障が発
生することもあった。
【0005】また、パソコンを使用するには多くのCD
−ROMやFD、操作マニュアルを必要とするが、それ
らは引出しや書棚若しくは専用収納ラックに格納してい
るが、パソコンの直近に常にあるとは限らない。更に、
モニター画面は、直射日光や照明、反射光が当たると、
極端に見難くなり、そのためモニター機器の周囲に目隠
し板を配設して、又は窓のカーテンやブラインドを閉め
て使用することが多く、室内が暗くなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、パソコンを使用しな
い時には扉体を閉じてパソコン関連機器、備品を全て収
納空間に格納して隠蔽し、パソコンを使用する特には扉
体を開いて所定の使用形態とすることが可能であり、他
の家具との調和が取れ、室内の乱雑さを解消できるパソ
コン収納家具を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、本体内に設けた収納空間の前面に開閉可能
な扉体を配設し、前記収納空間の所定高さ位置に少なく
ともパソコンのモニター機器を載置する主棚板を配設す
るとともに、該主棚板の下方に引き出し可能なキーボー
ド載置台を配設し、前記扉体の背面側にCD−ROM等
の偏平物品を格納可能なラックを設け、更に本体背面に
放熱及び配線のための開口部を形成し、前記扉体を閉止
してパソコン関連機器、備品を全て収納空間に格納可能
となしたパソコン収納家具を構成した。
【0008】また、本発明のパソコン収納家具は、下キ
ャビネットと上キャビネットとからなり、少なくとも上
キャビネットの収納空間の前面には開閉可能な扉体を設
け、上キャビネットの底板を前記主棚板となすととも
に、前記キーボード載置台を下キャビネットの天板下に
設け、上キャビネットの扉体の背面側に前記ラックを設
け、更に上キャビネットの横幅を下キャビネットの横幅
よりも小さく設定して前記扉体を下キャビネットより側
方に突出せずに少なくとも90°開放可能となした。
【0009】更に、本発明のパソコン収納家具は、本体
の両側板の内方に所定の空間を設けて区画板を立設し、
前記扉体を側板と区画板との間に押し込み収容可能とな
すとともに、前記主棚板及びキーボード載置台を両側枠
板を介して一体化し、該両側枠板を前記区画板に高さ調
節可能に取付けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1〜図7は本発明のパ
ソコン収納家具の第1実施形態、図8〜図13は第2実
施形態、図14〜図17は第3実施形態をそれぞれ示
し、図中符号1は家具本体、2は収納空間、3は扉体、
4は主棚板、5はキーボード載置台、6はラック、P1
はパソコンのモニター機器、P2はキーボード、P3は
本体部をそれぞれ示している。
【0011】本発明のパソコン収納家具の基本構造とし
て、家具本体1内に設けた収納空間2の前面に開閉可能
な扉体3,3を配設し、前記収納空間2の所定高さ位置
に少なくともパソコンのモニター機器P1を載置する主
棚板4を配設するとともに、該主棚板4の下方に引き出
し可能なキーボード載置台5を配設し、前記扉体3,3
の背面側にCD−ROM、FD、操作マニュアル等の偏
平物品を格納可能なラック6を設け、更に本体1背面に
放熱及び配線のための開口部7や切欠部8を形成し、前
記扉体3,3を閉止してパソコン関連機器、備品を全て
収納空間2に格納可能となしたものである。
【0012】先ず、図1〜図7に基づいて本発明の第1
実施形態を説明する。本実施形態のパソコン収納家具
は、下キャビネット9と上キャビネット10とからな
り、上キャビネット10の収納空間2の前面には両開き
式の扉体3,3を開閉可能に設け、上キャビネット10
の底板11を前記主棚板4となすとともに、前記キーボ
ード載置台5を下キャビネット9の天板12下に設け、
上キャビネット10の扉体3,3の背面側に前記ラック
6をそれぞれ設け、更に上キャビネット10の横幅を下
キャビネット9の横幅よりも小さく設定して前記扉体3
を下キャビネット9より側方に突出せずに少なくとも9
0°開放可能となしたものである。
【0013】更に詳しくは、前記下キャビネット9は、
図2及び図3に示すように、両側板13,13の下端間
に底板14を固定するとともに、両側板13,13の上
端に天板12を固定し、更に該天板12の下方に空間を
設けて中天板15を架設するとともに、該中天板15の
後端は側板13の後端よりも前方に設定し、該中天板1
5の後端と前記底板14間に背板16を垂設し、前記天
板12と中天板15との間にキーボードP2を載せるた
めの前記キーボード載置台5を引き出し可能に設けると
ともに、その下方の収納空間2の前面に両開き式の開閉
扉17,17を設けている。更に、前記両側板13,1
3の後端間で下部にコード受板18を底板14より立設
してコード収容部19を形成している。そして、前記背
板16の中央部には前記開口部7を形成するとともに、
前記天板12の後縁の中央部に前記切欠部8を形成し
て、下キャビネット9の収納空間2内に本体部P3や他
のパソコン周辺機器、例えばプリンターを配置した場合
の放熱と配線を可能となしている。また、前記下キャビ
ネット9の下面には複数のキャスター20,…を設けて
移動可能となしている。
【0014】また、前記キーボード載置台5は、載置板
21の前端に倒伏及び起立可能に前板22を設けるとと
もに、後端にキーボードP2の後方移動を規制する縁板
23を立設し、前記前板22と縁板23の間にキーボー
ドP2を載置した状態で、キーボード載置台5を天板1
2の下方に押し込み格納することができるとともに、ま
たキーボード載置台5を下キャビネット9から引き出し
てキーボードP2を天板12の前方に露出させて使用で
きるようになっている。そして、前記載置板21の上面
高さ位置は、通常のOA机の天板高さと同様に床面から
65〜70cmに設定している。また、前記載置板21
に対して前板22を倒伏及び起立可能に設けるには、ド
ロップ丁番24等の適宜なヒンジ機構を使用すれば良
い。ここで、キーボード載置台5を引き出した後、前記
前板22を前に倒してキーボードP2を操作することが
可能である。尚、前板22の背面側にパッド(図示せ
ず)を設けることにより、前倒し状態でハンドレストと
して使用することができる。また、前板22を起こして
キーボード載置台5を下キャビネット9内に押し込み格
納した状態では、該前板22によってキーボードP2を
完全に隠蔽することが可能である。
【0015】また、前記上キャビネット10は、図4及
び図5に示すように、両側板25,25の下端間に底板
11を固定するとともに、両側板25,25の上端に天
板26を固定し、両側板25,25の後端間に背板27
を設けている。この上キャビネット10の収納空間2の
下部は、パソコンのモニター機器P1を収容する空間と
なり、モニター機器P1を底板11(主棚板4)に直接
載置し又はデスクトップ型のパソコンでは底板11に載
置した本体部P3の上位に載置する。そして、前記背板
27の下部には前記開口部7を形成し、放熱と配線を行
えるようになすとともに、底板11の後縁中央部には前
記切欠部8を形成し、上キャビネット10と下キャビネ
ット9間の配線を行えるようになしている。
【0016】前記扉体3は、図1、図4〜図6に示すよ
うに、前面板28の外側縁に後方へ向けて直角に側面板
29を固定し、該側面板29の後端を前記側板25の前
端に扉用丁番30,30で開閉可能に取付けている。こ
の場合、前記側板25の前端は底板11や天板26の前
端よりも後退させておき、扉体3を閉止した際に前記側
板25と側面板29とが面一となって上キャビネット1
0の側面を形成するようになっている。また、前記扉体
3の背面側には前記ラック6を設けている。このラック
6は、前面板28の背面であって開閉遊端側の側縁と中
間部に上下方向に延びた支持部材31,32を突設し、
前記側面板29と支持部材32間に横幅の狭いCDラッ
ク6Aを形成し、支持部材31,32間に横幅の広いマ
ガジンラック6Bを形成したものである。前記ラック6
は、前記側面板29の内面側、支持部材31の内面側及
び中間の支持部材32の両側面側に上下方向へ等間隔で
係止孔33,…を複数形成し、CDラック6Aでは両側
の金属製の保持板34に、金属線を平面視略コ字形に折
曲形成した複数のCD受け35,…を前上がり傾斜状態
で多段に固着し、前記保持板34,34の上端部外側に
突設したピン36,36を前記一対の係止孔33,33
に挿入するとともに、両保持板34,34を側面板29
と支持部材32の対向面及び前面板28の背面に沿わせ
て取付けて構成し、マガジンラック6Bでは単又は複数
の金属線を折曲し互いに溶接固定したマガジン受け37
を、その両側に突設したピン38,38を両支持部材3
1,32の一対の係止孔33,33に挿入して吊下げ状
に取付けて構成している。尚、前記CDラック6Aは、
上下のCD受け35,35間にCD−ROM等のCDを
挿入して収納し、また前記マガジンラック6Bは、マガ
ジン受け37にマニュアル等の書籍を傾斜状態で載置す
るか又は下方のマガジン受け37に書籍の下端を載置
し、書籍の上部を上方のマガジン受け37と前面板28
とで挟んで保持して収容する。
【0017】また、前記下キャビネット9の中央の仕切
板39と側板13間、上キャビネット10の両側板2
5,25間には適宜棚板40を高さ変更可能に取付け、
その他のパソコン関連機器や書籍、備品等を収容するこ
とができるようになっている。尚、前記棚板40の後縁
中央部には前記同様な配線用の切欠部8を形成すること
も好ましい。尚、前記上キャビネット10の天板26に
は貫通孔41を形成し、放熱や各種の配線を可能として
いる。
【0018】また、前記下キャビネット9の天板12に
上キャビネット10の底板11を載置して互いにネジ止
め連結しているが、この組立状態で下キャビネット9の
天板12の両側部上方には前記扉体3を開放した際にも
該扉体3が下キャビネット9より側方に突出しないよう
に余裕空間Sが設けられており、例えば図7に示すよう
に本発明のパソコン収納家具の下キャビネット9の側面
を壁面Wに密着させて設置した場合にも壁面Wと上キャ
ビネット10の間には前述の余裕空間Sが形成されるた
め、壁面W側の扉体3も少なくとも90°開放すること
ができ、本発明のパソコン収納家具の前面に座ってパソ
コンを操作することが可能である。尚、扉体3を90°
開放した際にピン等の当止部材にて扉体のそれ以上の開
放を制限し、扉体3が壁面Wに衝突することを防止する
ことも可能である。また、前記扉体3を開放することに
よって、該扉体3の背面側に設けたラック6に収容した
CD−ROMやマニュアル等をパソコンの直近に常備さ
せておき、必要な時に直ちにそれを取出して使用するこ
とができるのである。また、前記上キャビネット10の
前記扉体3,3及び下キャビネット9の開閉扉17,1
7を閉じれば、パソコンを含めその関連機器、備品を完
全に隠蔽することができ、また配線は前記開口部7や切
欠部8を利用し、余剰コードはコード収容部19に収容
できるので、乱雑さが全くなく、他の家具との調和も取
れるのである。尚、前記モニター機器P1は、TVチュ
ーナーを付設すれば、テレビとして使用でき、逆に前記
パソコンは、パソコン機能を備えたテレビであっても良
いのである。
【0019】次に、本発明の第2実施形態を図8〜図1
3に基づき説明する。本実施形態のパソコン収納家具
は、前述の第1実施形態のものと基本的には共通するの
で、同一構成には同一符号を付してその説明は省略す
る。本実施形態における下キャビネット9は、図9及び
図10に示すように、前述のような底板14は存在せ
ず、下方に開放した収納空間2が形成されたものであ
り、またキーボード載置台5は載置板21の前端にハン
ドレスト42を突設したものである。尚、両側板13,
13間の後部には前記同様な背板16とコード受板18
を設けてコード収容部19を形成している。そして、前
記背板16の前方で両側板13,13間の収納空間2に
は、図11及び図12に示すようなワゴン43が格納可
能となっている。該ワゴン43は、前記キーボード載置
台5より下方の収納空間2を閉鎖し得る大きさの幕板4
4を有し、該幕板44の背後には両側板45,45と天
板46及び底板47とで収容部48を形成し、該収容部
48の上部には幕板44とは反対側に引き出し可能に引
出し49,49を設けるとともに、その下方には適宜棚
板50を設け、更に前記底板47の下面には複数のキャ
スター51,…を設けて移動可能となしている。ここ
で、前記天板46の高さは幕板44の高さよりも低く設
定し、幕板44の上端が図示しない中天板15の前端に
当接するようになっている。前記ワゴン43は、前記引
出し49側から下キャビネット9内に格納し、その幕板
44で下キャビネット9の収納空間2を隠蔽し、また下
キャビネット9からワゴン43を引き出し、反転させて
引出し49側を手前側にして下キャビネット9の近くに
配設して使用するのである。
【0020】また、上キャビネット10は、図8及び図
13に示すように、本体1の前面に前記同様な扉体3,
3を備えており、該扉体3の開閉遊端側の一部にはガラ
ス等の透光板52を設けて、内部のパソコンの一部が見
えるようにして意匠性を高めている。その他の構成は第
1実施形態と同様であるので、同一構成には同一符号を
付してその説明は省略する。
【0021】次に、本発明の第3実施形態を図14〜図
17に基づいて説明する。本実施形態は、前述の二つの
実施形態とは異なり、本体1が下キャビネット9と上キ
ャビネット10とに分離せず高さが高い一体型となって
いる。つまり、本実施形態のパソコン収納家具は、両側
板53,53の上端に天板54を固定するとともに、下
端間に底板55を固定し、更に背面に背板56を設ける
とともに、両側板53,53の内側に所定の間隔を設け
て区画板57,57を立設し、該区画板57,57間を
前記収納空間2となしている。また、両区画板57,5
7の前端は、両側板53,53の全体よりも若干後退さ
せて設定し、各区画板57の前端部で前記収納空間2の
前面を開閉する扉体3を回動可能となすとともに、前記
側板53と区画板57との間の扉収納空間58に扉体3
を押し込み格納可能となしている。更に詳しくは、前記
区画板57の扉収納空間58に面した上下部にガイドレ
ール59,59を横設し、該ガイドレール59に前後ス
ライド可能に扉用丁番60の一片を取付けるともに、他
片を扉体3の背面に取付けている。
【0022】また、パソコンのモニター機器P1や本体
部P3を載置する主棚板4及びキーボード載置台5を両
側枠板61,61を介して一体化し、該両側枠板61,
61を前記区画板57,57に高さ調節可能に取付けて
いる。即ち、両側枠板61,61の取付け位置を変更す
ることによって、前記モニター機器P1を使用者に適し
た高さに調節することができる。尚、前記キーボード載
置台5は、側枠板61,61間に前記同様に引き出し可
能に設けている。また、前記キーボード載置台5を構成
する載置板21の下面には前後一対のガイドレール6
2,62に案内されて側方へ引き出し可能にマウスボー
ド63を設けている。このマウスボード63は、前記キ
ーボード載置台5を本体1から引き出した後に、側方へ
引き出して使用するのである。また、前記マウスボード
63をキーボード載置台5から前方へ引き出すようにす
ることも可能である。尚、図中符号64は、前記側枠板
61を側板53に取付けるためのネジであり、側板53
には上下方向へ所定間隔毎に複数のネジ孔65を形成し
ている。
【0023】また、前記扉体3の背面側に設けたラック
6は、本実施形態では図14、図15及び図17に示す
ように、扉体3の前面板28の背面に、複数のラックレ
ール66,…を上下方向へ所定間隔毎に横設し、中間の
ラックレール66の上側には深さの浅い受け溝66Aを
形成し、下側には深さの深い係止溝66Bを形成し、最
下段のラックレール66には上側のみに前記同様の受け
溝66Aを形成し、最上段のラックレール66には下側
のみに前記同様の係止溝66Bを形成し、上下のラック
レール66,66間にCD−ROM又は通常の音楽CD
を受け溝66Aと係止溝66Bを利用して収納できるよ
うになっている。つまり、上方のラックレール66の下
端と下方のラックレール66の受け溝66Aの下面との
間隔はCDの上下寸法よりも若干狭く設定し、また上方
のラックレール66の係止溝66Bの上面と下方のラッ
クレール66の上端との間隔はCDの上下寸法よりも若
干広く設定し、CDの上端を上方のラックレール66の
係止溝66Bに挿入した後、CDの下端を下方のラック
レール66の受け溝66Aに落とし込み係合させて保持
するのである。この場合、ラック6の厚さは非常に薄く
構成でき、もって扉体3の全体厚さも薄く構成できるの
で、前記扉収納空間58も最小限の広さにすることが可
能である。そして、前記扉体3は、扉用丁番60を中心
として開放した状態で、前記ラック6を露出させて使用
することも、またラック6に収容したCD−ROM等を
使用しない場合には扉体3を扉収納空間58に押し込み
格納して本体1の前面を広くしてパソコンを操作するこ
とが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のパソコン収納家
具は、本体内に設けた収納空間の前面に開閉可能な扉体
を配設し、前記収納空間の所定高さ位置に少なくともパ
ソコンのモニター機器を載置する主棚板を配設するとと
もに、該主棚板の下方に引き出し可能なキーボード載置
台を配設し、前記扉体の背面側にCD−ROM等の偏平
物品を格納可能なラックを設け、更に本体背面に放熱及
び配線のための開口部を形成し、前記扉体を閉止してパ
ソコン関連機器、備品を全て収納空間に格納可能となし
たことにより、パソコンラックと書棚及びCDラックの
機能を複合した全く新しいコンセプトのパソコン収納家
具を提供することができるのであり、パソコンを使用し
ない場合には扉体を閉じればパソコン及びその関連機器
や備品を完全に本体内に隠蔽することができ、室内に設
置する他の家具との調和が取れ、また扉体を開放してパ
ソコンを使用する際に、キーボード載置台を手前に引き
出し、また扉体の背面側に設けたラックに収容したCD
−ROMやマニュアル等を手近に置いてそれを利用する
ことができるので、使い勝手が非常に優れている。
【0025】また、請求項2によれば、パソコン収納家
具の下キャビネットの側面を壁面に密着させて設置した
場合にも壁面と上キャビネットの間には余裕空間が形成
されるため、壁面側の扉体も少なくとも90°開放する
ことができ、本発明のパソコン収納家具の前面に座って
パソコンを操作することができる。
【0026】また、請求項3によれば、扉体を開放した
状態で、その背面側に設けたラックを露出させて使用す
ることも、またラックに収容したCD−ROM等を使用
しない場合には扉体を区画板と側板間に押し込み格納し
て本体の前面を広くしてパソコンを操作することがで
き、更に両側枠板の取付け位置を変更することによっ
て、パソコンのモニター機器を使用者に適した高さに調
節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すパソコン使用状態
の全体斜視図である。
【図2】同じく下キャビネットの縦断面図である。
【図3】同じく下キャビネットの斜視図である。
【図4】同じく上キャビネットの縦断面図である。
【図5】同じく上キャビネットの斜視図である。
【図6】扉体の背面斜視図である。
【図7】使用状態の簡略横断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示すパソコン不使用状
態の全体斜視図である。
【図9】同じく下キャビネットの縦断面図である。
【図10】同じく下キャビネットの斜視図である。
【図11】同じく下キャビネットに格納可能なワゴンの
断面図である。
【図12】同じくワゴンの斜視図である。
【図13】同じく上キャビネットの縦断面図である。
【図14】本発明の第3実施形態を示すパソコン使用状
態の全体斜視図である。
【図15】同じく横断面図である。
【図16】同じく縦断面図である。
【図17】扉体の背面斜視図である。
【符号の説明】
P1 モニター機器 P2 キーボード P3 本体部 1 本体 2 収納空間 3 扉体 4 主棚板 5 キーボード載置台 6 ラック 6A CDラック 6B マガジンラック 7 開口部 8 切欠部 9 下キャビネット 10 上キャビネット 11 底板 12 天板 13 側板 14 底板 15 中天板 16 背板 17 開閉扉 18 コード受板 19 コード収容部 20 キャスター 21 載置板 22 前板 23 縁板 24 ドロップ丁番 25 側板 26 天板 27 背板 28 前面板 29 側面板 30 扉用丁番 31 支持部材 32 支持部材 33 係止孔 34 保持板 35 CD受け 36 ピン 37 マガジン受け 38 ピン 39 仕切板 40 棚板 41 貫通孔 42 ハンドレスト 43 ワゴン 44 幕板 45 側板 46 天板 47 底板 48 収容部 49 引出し 50 棚板 51 キャスター 52 透光板 53 側板 54 天板 55 底板 56 背板 57 区画板 58 扉収納空間 59 ガイドレール 60 扉用丁番 61 側枠板 62 ガイドレール 63 マウスボード 64 ネジ 65 ネジ孔 66 ラックレール 66A 受け溝 66B 係止溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けた収納空間の前面に開閉可
    能な扉体を配設し、前記収納空間の所定高さ位置に少な
    くともパソコンのモニター機器を載置する主棚板を配設
    するとともに、該主棚板の下方に引き出し可能なキーボ
    ード載置台を配設し、前記扉体の背面側にCD−ROM
    等の偏平物品を格納可能なラックを設け、更に本体背面
    に放熱及び配線のための開口部を形成し、前記扉体を閉
    止してパソコン関連機器、備品を全て収納空間に格納可
    能となしたことを特徴とするパソコン収納家具。
  2. 【請求項2】 下キャビネットと上キャビネットとから
    なり、少なくとも上キャビネットの収納空間の前面には
    開閉可能な扉体を設け、上キャビネットの底板を前記主
    棚板となすとともに、前記キーボード載置台を下キャビ
    ネットの天板下に設け、上キャビネットの扉体の背面側
    に前記ラックを設け、更に上キャビネットの横幅を下キ
    ャビネットの横幅よりも小さく設定して前記扉体を下キ
    ャビネットより側方に突出せずに少なくとも90°開放
    可能となした請求項1記載のパソコン収納家具。
  3. 【請求項3】 本体の両側板の内方に所定の空間を設け
    て区画板を立設し、前記扉体を側板と区画板との間に押
    し込み収容可能となすとともに、前記主棚板及びキーボ
    ード載置台を両側枠板を介して一体化し、該両側枠板を
    前記区画板に高さ調節可能に取付けてなる請求項1記載
    のパソコン収納家具。
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