JPH0225050Y2 - - Google Patents

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JPH0225050Y2
JPH0225050Y2 JP12095983U JP12095983U JPH0225050Y2 JP H0225050 Y2 JPH0225050 Y2 JP H0225050Y2 JP 12095983 U JP12095983 U JP 12095983U JP 12095983 U JP12095983 U JP 12095983U JP H0225050 Y2 JPH0225050 Y2 JP H0225050Y2
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JP
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top plate
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plate
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、やぐらこたつや机等においてその
天板を支持するこたつ等の天板支持構造に関する
ものである。
[従来の技術とその問題点] 従来、一般に「ホームコタツ」と略称される電
気式やぐらこたつにおいては、使用に応じてその
天板を傾斜させ、その上にこたつ布団を介して載
置されたこたつ板を傾斜した状態で使用できるよ
うなものは存在せず、このため、このようなこた
つにおいて読書を行なう場合には、水平に載置さ
れたこたつ板の上に本を置き、読みにくい水平の
状態のまま読書を行なうか、或いはその都度書見
台や手で本を所要角度傾斜させて読書を行なうか
しなければならず、いずれにしても読書を行なう
のには非常に不便あり、また、製図を行なう場合
においてもこたつ板が傾斜せず水平になつている
ため、こたつに入つたままの状態ではこたつ板前
方の箇所に手が届きにくく、こたつに入つたまま
で作図することができないという不便があつた。
同様に、学習机等の机においても、机の天板が
傾斜するものは殆んど存在せず、読書や製図を行
なう場合には同様の不便があつた。また、天板を
傾斜できるような机も存在したが、このような机
は、天板を背面側において持ち上げその状態でね
じ等によつて固定して天板を傾斜させるものであ
り、椅子に座つたままの状態で天板を傾斜させる
ことができず、読書や製図を行なう都度に天板を
傾斜させるということは非常に面倒であつた。
[考案の目的] 本考案の目的とするところは、やぐらこたつや
机等の天板を支持脚等の支持部材によつて支持す
るにあたり、これらの天板を座つたままの状態等
で行なう簡単な操作によつて適当な角度傾斜させ
得るように支持し、やぐらこたつや机等におい
て、その天板を所要角度傾斜させ、読み易い角度
で読書が行なえ、製図も容易に行なえるようにす
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案のこたつ等の天板支持構造は、天板の両
側部に天板を支持する支持部材がそれぞれ配さ
れ、天板の前部を中心に回動するように天板の前
部と前記2つの支持部材とが回動自在に軸支さ
れ、前記2つの支持部材の前後方向に側板がそれ
ぞれ設けられ、天板下面において前記2つの側板
に沿つて平行に一対の係合板が前後方向に突設さ
れ、一対の係合板のそれぞれの内側に第1案内溝
が前後方向に形成され、それぞれの側板の内側に
第2案内溝が第1案内溝と交差するように前後方
向に形成され、天板下面の一対の係合板内側に天
板と支持部材とを連結する連結具が配され、連結
具より外方に突設された第1スライド部材が一対
の係合板の第1案内溝に摺動自在にそれぞれ嵌入
され、第1スライド部材とは一定の間隔をおいて
連結具より外方に突設された第2スライド部材が
一対の側板の第2案内溝に摺動自在にそれぞれ嵌
入され、連結具が第1案内溝及び第2案内溝に沿
つて前後方向に摺動することにより天板が傾斜す
るように支持されてなるものである。
[作用] 上記こたつ等の天板支持構造について説明す
る。
連結具を一対の係合板の第1案内溝及びそれぞ
れの支持部材にある側板の第2案内溝に沿つて前
後方向に摺動させる。
すると、第1スライド部材が第1案内溝を摺動
し、第2スライド部材が第2案内溝を摺動する。
この場合に、第1案内溝と第2案内溝とは交差状
に形成されているとともに第1スライド部材と第
2スライド部材が一定間隔を介して設けられてい
るため、一対の第1スライド部材が天板を押し上
げながらそれぞれの第1案内溝を摺動する。した
がつて、天板が前部の軸支された点を中心に傾斜
して、天板の後部が上昇する。
[実施例] 以下、図面に基いてこの考案の実施例を詳述す
る。
まず、第1図〜第7図に基いてやぐらこたつの
場合の実施例を説明する。
10はやぐらこたつAの天板である。天板10
は長方形板状でその周縁には天板10下面より下
方に突出して枠11が設けられている。この枠1
1の短辺側の両側枠12,12が係合板となつて
いる。
20はこの天板10の両側部において天板10
を支持する一対の支持部材である。支持脚21,
21上部に側板22が架設され、この側板22が
天板10の側枠12,12と平行に配されてい
る。
天板10は、第1図および第2図に示すよう
に、一対の支持部材20の側板22間において天
板20の上面が側板22の上面と略同一面となる
ように配されている。また、天板10はその前面
側端部において、ピン30で一対の支持部材30
の側板22間に回転自在に軸支されている。
13は天板10の側枠12内面に形成された細
長の第1案内溝であつて、側枠12の長手方向す
なわち前後方向に沿つて水平に形成されている。
23は支持部材20の側板22内面に形成され
た第2案内溝である。第2案内溝23は側板22
長手方向すなわち前後方向に沿い後面側から前面
側に向つて所要角度上方に傾斜して形成されてい
る。
第1案内溝13と第2案内溝23は、天板10
の側枠12と支持部材20の側板22夫々の内面
において前面側に近づくに連れて交差するように
設けられている。
しかし、第1案内溝13と第2案内溝23は、
上記のものに限定されず、下記のような構成でも
よい。
第1案内溝13は前面側に向つて所要角度下方
に傾斜させ、第2案内溝23を水平に形成する。
また、第1案内溝13を前面側に向つて下方に傾
斜させると共に第2案内溝23を前面側に向つて
上方に傾斜させて形成し、前面側に近づくに連れ
て交差するように設ける。さらに、これとは逆に
これらの案内溝13,23を後面側に近づくに連
れて交差するように形成することも自在である。
さらに、これらの案内溝13,23は第5図に
示すように、側枠12に設けられたような打抜き
のスリツト状の溝であつても、また、側板22に
設けられたような凹溝であつてもよい。しかしな
がら、第2案内溝23は、この実施例に示すよう
に凹溝とする方が溝が外側に露出せず好ましい。
40は天板10と支持部材20とを連結する連
結具である。
第3図乃至第6図に示すように、この連結具4
0の面板41においてその下部の逆山形部41a
には支持部材20の側板22に設けられた第2案
内溝23に嵌入する第2スライド部材42が側方
に突出して設けられている。
この第2スライド部材42より所要高さ上方の
位置には、天板10の側枠12に設けられた第1
案内溝13に嵌入する一対の第1スライド部材4
3,43が夫々側方に突出して設けられている。
この実施例においてこれらスライド部材42,
43,43は、これらが嵌入された案内溝13,
23内を容易に摺動できるようにするため、面板
41に軸着された回転自在なコロで構成されてい
る。また、この連結具40自体の摺動も容易に行
なわれるようにするため、面板41の両側部には
天板10の側枠12内面に当接し第1案内溝13
に沿つて回転する滑車44,44が設けられてい
る。
また、この実施例においては、天板10の両側
枠12,12及び天板10両側の夫々の支持部材
10,10の側板22,22に夫々に第2案内溝
13,23が設けられ、これに対応して連結具4
0もやぐらこたつAの両側に設けられており、こ
れらの連結具40,40が同時に摺動するように
連結具40,40間に作動桿45が架設されてい
る。
ここで、この作動桿45は所要位置に指を挿入
するための切欠き46が形成されており、作動桿
45がこの実施例に示すように天板10の下面に
近接して設けられた場合においても指をこの切欠
き46に引掛け、容易に摺動できるようになつて
いる。
そして、連結具40の第1スライド部材43,
43が天板10の第1案内溝13に摺動自在に嵌
入され、第2スライド部材42が支持部材20の
第2案内溝23に摺動自在に嵌入されることによ
り、天板10と支持部材20とを連結すると共
に、案内溝13,23に沿つて摺動して天板10
を傾斜させるのである。
ここで、天板10が傾斜する状態を説明する
と、この実施例のように、天板10及び支持部材
20夫々の案内溝13,23が前面側において交
差するように設けられている場合は、第3図に示
すように連結具40が案内溝13,23の後面側
端部の位置にあるとき天板10が水平に支持され
ており、この状態から連結具40を案内溝13,
23に沿つて前面側に摺動させると夫々のスライ
ド部材42,43もこれに伴つて夫々の案内溝1
3,23内を摺動するのであるが、このとき、ス
ライド部材42,43相互は一定間隔を介して設
けられているため、交差状になつた案内溝13,
23において天板10の案内溝13に嵌入された
スライド部材43が天板10を押し上げながら摺
動し、これにつれて天板10がピン30を支点と
して上方に回転し、第4図に示すように天板10
が傾斜するのである。
また、この実施例とは逆に夫々の案内溝13,
23を後面側において交差するように形成されて
いる場合は、連結具40が案内溝13,23の前
面側端部に位置されたときに天板10が水平に支
持されるようになつており、この状態から連結具
40を案内溝13,23に沿つて後面側に摺動さ
せると、天板10の案内溝13に嵌入されたスラ
イド部材43が上記実施例と同様天板10が押し
上げながら案内溝13内を摺動し、これにつれて
天板10が前端部のピン30を支点として上方に
回転して傾斜するのである。そして、このように
して傾斜された天板10は、案内溝13,23と
スライド部材42,43との間の摩擦力等によつ
て傾斜された状態で維持されるのである。
このように構成されたやぐらこたつAにこたつ
布団50を掛けその上にこたつ板51を載置し、
通常のこたつとして使用する場合は、第3図のよ
うに連結具40を案内溝13,23の後面側端部
に位置させて天板10を水平に支持し、その上に
載置されたこたつ板51も水平にするのである。
一方、こたつ板40を傾斜させて読書や製図を行
なう場合は、こたつに入つたままの状態で連結具
40を作動桿45を介して前面側に所要距離摺動
させ、天板10と共にその上に載置されたこたつ
板51を適当な角度に傾斜させるのである。
次に、第8図および第9図には机Bの場合の実
施例を示している。
この机Bの場合、天板10をその両側部におい
て支持するそれぞれの支持部材20,20が面板
からなる支持板210と所要数の引き出し221
が設けられた袖机220とで構成されており、こ
れらに天板10を回転自在に取り付けるにあたつ
ては、天板10を取付ける取付面部となる支持板
210の内面部212および袖机220の内面部
222それぞれに沿つて天板10両側部下面に係
合板となる細長の取付板101,101と垂設
し、夫々の内面部212,222にピン30等で
回転自在に取付けている。
そして、これら取付板101,101内面と支
持板210および袖机220夫々の内面部21
2,222に前記実施例と同様案内溝13,23
が交差状に形成され、前記実施例と同様の連結具
40によつて連結され、この連結具40が案内溝
13,23に沿つて摺動することにより机Bの天
板10が傾斜するようになつている。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案に係るこたつの
天板支持構造は、こたつ等の天板支持構造である
と、連結具を天板および支持部材に形成された案
内溝に沿つて前後方向にスライドさせることによ
り天板を傾斜するようにしたものである。
こたつや机において読書を行なう場合、従来の
ようにその都度書見台を用いずともこれらの天板
を傾斜させて読み易い角度で読書でき、また製図
を行なう場合においてもこれらの天板を傾斜させ
ることにより天板の前方の箇所にも容易に手が届
き、こたつに入つたままの状態や椅子に座つたま
まの状態で作図が行なえるようになるのである。
更に、この考案においては天板を傾斜させるに
あたり、従来の机のように天板の後面側を持ち上
げその状態でねじ等で天板を固定するという面倒
な作業を必要とせず、連結具を案内溝に沿つて摺
動させるという簡単な操作によつて天板を傾斜さ
せることができ、また天板の傾斜角度も連結具を
摺動させる距離を調整することにより各種角度に
容易に調整できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれもこの考案の実施例を示すもの
で、第1図乃至第第7図はやぐらこたつの場合の
例を示し、第1図は天板を水平にした状態の斜視
図、第2図は天板を傾斜させた状態の斜視図、第
3図は天板を水平にした状態の側面方向の縦断面
図、第4図は天板を傾斜した状態の側面方向の縦
断面図、第5図は天板を水平にした状態での後面
方向の縦断面図、第6図は連結具の斜視図、第7
図は天板を傾斜させて使用した状態の縦断面図、
第8図及び第9図は机の場合の例を示し、第8図
は斜視図、第9図は要部を示す前面図である。 符号の説明、10……天板、12……側枠、1
3……第1案内溝、20……支持部材、2……側
板、23……第2案内溝、40……連結具、42
……第2スライド部材、43……第1スライド部
材、101……取付板、212,222……内面
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天板の両側部に天板を支持する支持部材がそれ
    ぞれ配され、 天板の前部を中心に回動するように天板の前部
    と前記2つの支持部材とが回動自在に軸支され、 前記2つの支持部材の前後方向に側板がそれぞ
    れ設けられ、 天板下面において前記2つの側板に沿つて平行
    に一対の係合板が前後方向に突設され、 一対の係合板のそれぞれの内側に第1案内溝が
    前後方向に形成され、 それぞれの側板の内側に第2案内溝が第1案内
    溝と交差するように前後方向に形成され、 天板下面の一対の係合板内側に天板と支持部材
    とを連結する連結具が配され、 連結具より外方に突設された第1スライド部材
    が一対の係合板の第1案内溝に摺動自在にそれぞ
    れ嵌入され、 第1スライド部材とは一定の間隔をおいて連結
    具より外方に突設された第2スライド部材が一対
    の側板の第2案内溝に摺動自在にそれぞれ嵌入さ
    れ、 連結具が第1案内溝及び第2案内溝に沿つて前
    後方向に摺動することにより天板が傾斜するよう
    に支持されてなる ことを特徴とするこたつ等の天板支持構造。
JP12095983U 1983-08-02 1983-08-02 こたつ等の天板支持構造 Granted JPS6028311U (ja)

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JP12095983U JPS6028311U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 こたつ等の天板支持構造

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JPS6028311U JPS6028311U (ja) 1985-02-26
JPH0225050Y2 true JPH0225050Y2 (ja) 1990-07-10

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JPS6028311U (ja) 1985-02-26

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