JPH1057157A - 昇降天板付きパソコン載置用ワゴンデスク - Google Patents

昇降天板付きパソコン載置用ワゴンデスク

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JPH1057157A
JPH1057157A JP8308853A JP30885396A JPH1057157A JP H1057157 A JPH1057157 A JP H1057157A JP 8308853 A JP8308853 A JP 8308853A JP 30885396 A JP30885396 A JP 30885396A JP H1057157 A JPH1057157 A JP H1057157A
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JP
Japan
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top plate
personal computer
elevating
support member
lifting
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Pending
Application number
JP8308853A
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English (en)
Inventor
Taiichi Tokuda
泰一 徳田
Atsuo Handa
敦生 判田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP8308853A priority Critical patent/JPH1057157A/ja
Publication of JPH1057157A publication Critical patent/JPH1057157A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B2200/00General construction of tables or desks
    • A47B2200/0066Workstations
    • A47B2200/0067Enclosure type with computer
    • A47B2200/0069Enclosure type with computer with rack

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降天板の上面にパソコンを安定に載置して
使用できるとともに、マウスを操作するための余裕のス
ペースを確保できる昇降天板付きパソコン載置用ワゴン
デスクを提供する。 【構成】 下端に複数のキャスター8を有し、本体部3
の固定天板4の上位に両側部を昇降機構5の支持部材1
4,14にて支持されたマウスボード付きの昇降天板6
を設け、該昇降天板6の上面の前部にパソコンPのキー
ボードP2を載置するとともに、後部にモニターを含む
本体制御部P1を載置し、更に昇降天板6から前方へ突
出したマウスボード15にマウスP3を載置して使用す
るワゴンデスク1であって、前記昇降天板6の間口幅を
400±20mmに設定するとともに、前記昇降天板6
を支持する前記支持部材14の前後方向の位置をパソコ
ン本体制御部P1の前後方向の重心Gに対応させてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ューター(以下「パソコン」という)を載置して使用す
るのに適した昇降天板付きパソコン載置用ワゴンデスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動可能なワゴンデスク
は、本体部に多段に引出しが設けられ、平机の両脚板間
の一方の脚板に接近させて配設して袖付きの机を構成
し、又は脚板の外側に設置して脇机として利用できるも
のであり、学童用の学習机においてはこの種の分離型の
ものが昨今の主流となっている。しかし、ワゴンデスク
の天板の高さを平机の両脚板間に収容できるような低い
状態に固定したものでは、平机の脚板の外側に配設して
脇机として利用する場合には、天板の高さが低過ぎて、
通常の用途では使い勝手が悪く、ワゴンデスクの天板は
主に書類等の物を載せるためや、机天板よりも多少高さ
が低い方が使い勝手が良いパソコン、ワードプロセッサ
等のOA機器を載置するための載置台として使用されて
いる。
【0003】しかし、従来の昇降天板付きのワゴンデス
クは、パソコンのように重量の重いものを載せることを
想定したものではなく、そのため昇降天板の上にパソコ
ンを載置した場合、該昇降天板が不安定となって危険で
あり、極端な場合には昇降機構が損傷して使用に耐え得
ない状態となる。
【0004】また、従来の昇降天板付きワゴンデスク
は、昇降天板の広さが本来的に狭いため、昇降天板にパ
ソコンを載置して使用する場合に、マウスを操作するた
めの余裕のスペースがなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、昇降天板の
上面にパソコンを安定に載置して使用できるとともに、
マウスを操作するための余裕のスペースを確保できる昇
降天板付きパソコン載置用ワゴンデスクを提供する点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、下端に複数のキャスターを有し、本体部の
固定天板の上位に両側部を昇降機構の支持部材にて支持
されたマウスボード付きの昇降天板を設け、該昇降天板
の上面の前部にパーソナルコンピューターのキーボード
を載置するとともに、後部にモニターを含む本体制御部
を載置し、更に昇降天板から前方へ突出したマウスボー
ドにマウスを載置して使用するワゴンデスクであって、
前記昇降天板の間口幅を400±20mmに設定すると
ともに、前記昇降天板を支持する前記支持部材の前後方
向の位置をパーソナルコンピューター本体制御部の前後
方向の重心に対応させてなる昇降天板付きパソコン載置
用ワゴンデスクを構成した。
【0007】また、本発明は、下端に複数のキャスター
を有し、本体部の固定天板の上位に両側部を昇降機構の
支持部材にて支持されたマウスボード付きの昇降天板を
設け、該昇降天板の上面の前部にパーソナルコンピュー
ターのキーボードを載置するとともに、後部にモニター
を含む本体制御部を載置し、更に昇降天板から前方へ突
出したマウスボードにマウスを載置して使用するワゴン
デスクであって、前記昇降天板の間口幅を400±20
mmに設定するとともに、両側の支持部材の中心部を通
る垂直面を基準とした前後部における昇降天板に載置し
たパーソナルコンピューター本体制御部の重量バランス
が略一致するように、前記昇降天板に対する支持部材の
前後方向の位置を設定し、該支持部材に作用する回転モ
ーメントを小さくしてなる昇降天板付きパソコン載置用
ワゴンデスクを構成した。
【0008】ここで、前記昇降天板の前端から支持部材
の中心部までの距離を、350±50mmの範囲に設定
してなることが実用上好ましい。
【0009】また、前記マウスボード付き昇降天板は、
昇降天板の下面で両側の前記支持部材の間に配設したマ
ウスボードを、前記昇降天板よりも手前側に引き出し可
能としてなることが好ましい。
【0010】更に、前記支持部材を偏平な板状とし、そ
の偏平面を前後方向に配向し、前後の曲げ強度を高めて
なることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面に示した実施の形態
に基づき更に本発明の詳細を説明する。図1及び図2は
本発明の昇降天板付きパソコン載置用ワゴンデスクの使
用状態を示し、図中1はワゴンデスク、Pはパソコン、
P1はモニターを含む本体制御部、P2はキーボード、
P3はマウスをそれぞれ示している。
【0012】本発明は、下端に複数のキャスター8,…
を有し、本体部3の固定天板4の上位に両側部を昇降機
構5の支持部材14,14にて支持されたマウスボード
付きの昇降天板6を設け、該昇降天板6の上面の前部に
パソコンPのキーボードP2を載置するとともに、後部
にモニターを含む本体制御部P1を載置し、更に昇降天
板6から前方へ突出したマウスボード15にマウスP3
を載置して使用するワゴンデスク1であって、前記昇降
天板6の間口幅を400±20mmに設定するととも
に、前記昇降天板6を支持する前記支持部材14の前後
方向の位置をパソコン本体制御部P1の前後方向の重心
Gに対応させたことを要旨としている。
【0013】また、別の表現をすれば、本発明は、下端
に複数のキャスター8,…を有し、本体部3の固定天板
4の上位に両側部を昇降機構5の支持部材14,14に
て支持されたマウスボード付きの昇降天板6を設け、該
昇降天板6の上面の前部にパソコンPのキーボードP2
を載置するとともに、後部にモニターを含む本体制御部
P1を載置し、更に昇降天板6から前方へ突出したマウ
スボード15にマウスP3を載置して使用するワゴンデ
スク1であって、前記昇降天板6の間口幅を400±2
0mmに設定するとともに、両側の支持部材14,14
の中心部を通る垂直面を基準とした前後部における昇降
天板6に載置したパソコン本体制御部P1の重量バラン
スが略一致するように、前記昇降天板6に対する支持部
材14の前後方向の位置を設定し、該支持部材14に作
用する回転モーメントを小さくしてなることを要旨とし
ている。
【0014】また、前記昇降天板6の前端から支持部材
14の中心部までの距離を、350±50mmの範囲に
設定してなること、前記マウスボード付き昇降天板6
は、昇降天板6の下面で両側の前記支持部材14,14
の間に配設したマウスボード15を、前記昇降天板6よ
りも手前側に引き出し可能としてなること、前記支持部
材14を偏平な板状とし、その偏平面を前後方向に配向
し、前後の曲げ強度を高めてなることが実用的である。
【0015】図3はワゴンデスク1を平机2の内部に設
置して使用する状態を示し、図4はワゴンデスク1を平
机2の外部に並設して使用する状態を示している。ま
た、図5及び図6には、奥行寸法が異なる二種類のワゴ
ンデスク1を示している。
【0016】前記ワゴンデスク1は、本体部3の上端に
設けた固定天板4の上位に、ラチェット式の昇降機構5
にて支持された昇降天板6を設けたものであり、本体部
3には多段に引出し7,…を設けるとともに、下端には
複数のキャスター8,…を設けて移動可能となしてい
る。
【0017】前記平机2は、机天板9の両側に脚板1
0,10を有し、両脚板10,10間の上部であって、
机天板9の下面側に沿った左右に上段引出し11,11
を設け、両脚板10,10間の奥部で後幕板12に沿っ
て棚13を設けた通常構造のものである。
【0018】図5〜図9に示すように、本発明のワゴン
デスク1は、平机2の両脚板10,10間又は脚板10
の外側に移動させて設置可能で、前述の如く本体部3の
固定天板4の上位に昇降機構5の支持部材14にて支持
された昇降天板6を設けてなるものであって、前記昇降
天板6の下面で両側に配設した前記支持部材14,14
の間に、前記昇降天板6よりも手前側に引き出し可能な
マウスボード15を設けている。
【0019】具体的には、ワゴンデスク1の本体部3の
両側板16,16内に昇降可能に設けた前記支持部材1
4,14の上端に奥行方向に配向した取付杆17,17
を固定し、該取付杆17の上面に前記昇降天板6を固定
するとともに、両側の取付杆17,17にレール部材1
8,18を取付けて、前記マウスボード15を引き出し
可能に支持している。
【0020】図7〜図9に基づいて本発明を更に詳細に
説明する。前記支持部材14は、厚い鋼板製であり、そ
の先端部14Aは側板16の内部に挿入される基部14
Bに対して倒L字形に内向きに折曲されており、該先端
部14Aの端部に角パイプ状の取付杆17を溶接し、先
端部14Aと取付杆17の上面は面一となって前記昇降
天板6の下面にネジ止め固定される。前記レール部材1
8は、長尺の板体であり、長手方向に沿った略半分を前
記取付杆17の下面に当接した状態でネジ止め固定し、
残りの略半分は内向きに突出した受面18Aとなる。ま
た、レール部材18の受面18Aには、その前後部を除
く幅方向の一部に長手方向に沿って切欠部18Bを形成
している。そして、両側の取付杆17,17に取付けた
前記レール部材18,18の受面18A,18Aの上位
に前記マウスボード15の両側縁部を載置して奥行方向
に移動可能に載支するのである。ここで、前記マウスボ
ード15の下面両側の後部にストッパー19を突設し、
該ストッパー19を前記切欠部18B内で移動可能とな
している。つまり、前記マウスボード15を昇降天板6
の下面に押し込み格納した状態では、ストッパー19が
切欠部18Bの後端縁に当止し、マウスボード15を手
前に最も引き出した状態では、ストッパー19が切欠部
18Bの前端縁に当止するのである。また、前記マウス
ボード15の引き出し動作をスムーズにするために、該
マウスボード15の後部の側面、下面及び上面にスライ
ダー20,…を突設するとともに、前記レール部材18
の受面18Aの前部と前記取付杆17の前部内面にもそ
れぞれスライダー20,20を突設している。尚、前記
レール部材18と取付杆17とは一体であっても良い。
【0021】また、前記取付杆17の前後下面には、ゴ
ム製等の緩衝部材21,21を突設して、昇降天板6を
最下方に下降させた際に固定天板4の上面に当止し、前
記マウスボード15と固定天板4との間に指詰めを防止
する空間が形成されようにしている。尚、この指詰め防
止空間22は、マウスボード15を引き出す際に指を挿
入するための空間にもなり、前記マウスボード15の下
面前部に凹設した指掛部15Aに指を掛けてマウスボー
ド15を容易に引き出せるのである。ここで、前記レー
ル部材18は、前記緩衝部材21と一緒に前記取付杆1
7にネジ止めしている。また、前記レール部材18は、
前述の如く板状のものでなくても、取付杆17の内面に
ダボを突設して代用することも可能であり、特にその構
造は限定されない。
【0022】次に、前記ワゴンデスク1の昇降機構5を
含めた構造を図7、図10〜図15に基づいて詳細に説
明する。ワゴンデスク1は、両側板16,16の上端間
に前記固定天板4を渡設し、両側板16,16のそれぞ
れの内部に組み込んだ前記昇降機構5を構成する各支持
部材14,14が該側板16,16の上端から上方へ延
び、L字状に内方へ曲がったその先端部14Aに前後方
向に配向した取付杆17をそれぞれ固着し、両取付杆1
7,17の上面に前記昇降天板6を載置してネジ止め等
の適宜な固定手段で取付けたものである。
【0023】前記昇降機構5は、前記側板16の後部寄
り位置に設けた縦溝23(若しくは縦穴)内に、前記支
持部材14の直線状の基部14Bを上下動可能に配設す
るとともに、支持部材14の基部14Bの後縁に沿って
形成したラック14Cを、前記縦溝23内に水平な軸芯
回りに回転可能に配設した歯車部材24のピニオン24
Aに噛合させ、支持部材14の上下動(昇降)に伴って
歯車部材24が回転するのである。ここで、左右の各歯
車部材24,24は、本体部3の収納空間に横設したシ
ャフト25の両端に軸芯が固定されており、一体となっ
て回転し、もって左右の支持部材14,14は同調して
上下動するのである。
【0024】次に、前記昇降機構5を構成するストッパ
ー構造について説明する。このストッパー構造は、前記
歯車部材24の回転を規制することによって、間接的に
支持部材14の下降を規制するが、支持部材14の上昇
は規制しない構造を例示している。前記歯車部材24に
は、ピニオン24Aと並設してラチェット24Bを一体
形成し、あるいは分離形成して回転に対して一体化し、
該ラチェット24Bに本体部3に対して固定的な支軸2
6にて回動可能に設けた駒片27の爪27Aを噛合し、
前記支持部材14が下降する方向に対する歯車部材24
の一方向回転のみ規制している。また、前記駒片27
は、支軸26を中心に前記爪27Aがラチェット24B
に噛合する方向に板ばね26Aにて弾性付勢している。
ここで、前記本体33には側壁33Cの内側に沿って間
隔を隔てて突起33Dを間隔を設けて形成してあり、該
側壁33Cと突起33Dとの間に板ばね26Aの基部を
嵌合し且つ板ばね26Aの基端を一方の突起33Dに巻
回して取付けている。また、支持部材14を下動、即ち
昇降天板6を下降させるには、板ばね26Aの弾性付勢
力に抗して前記駒片27を回動させて爪27Aをラチェ
ット24Bから引き離し、歯車部材24が自由回転でき
る状態にする。この状態を本発明ではストッパーを解除
した状態と定義し、爪27Aをラチェット24Bに噛合
させたり、引き離したりする操作を本発明ではストッパ
ーを係脱すると定義する。
【0025】そこで次に、ストッパーを解除する構造に
ついて説明する。前記支持部材14の基部14Bの内側
に沿って長尺板状の操作レバー28を配設し、該操作レ
バー28は前記昇降天板6の下面近傍から歯車部材24
の近傍まで延びており、その下端部と中間部にそれぞれ
傾斜孔28A,28Aを形成し、それに対応する支持部
材14の内面側にプレス加工にて突設した突台14D,
14Dに、前記傾斜孔28A,28Aに挿通したカシメ
ピン29,29にて取付けるている。ここで、前記傾斜
孔28Aの向きは、前記操作レバー28を持ち上げて該
操作レバー28を上動させた際に、傾斜孔28Aがカシ
メピン29によって案内されて、前記歯車部材24に接
近する方向に平行移動するように設定し、該操作レバー
28の平行移動によって、操作レバー28の一側縁に形
成した押圧片28Bが前記駒片27の突片27Bを押し
て、当該駒片27を板ばね26Aの弾性付勢力に抗して
回動させて、爪27Aをラチェット24Bから引き離す
のである。
【0026】また、前記操作レバー28の上端部には、
その上端を内方へ直角に折曲して水平板28Cが形成さ
れており、この水平板28Cを昇降天板6の下面位置に
設けた操作ハンドル30を操作して持ち上げようになっ
ている。この操作ハンドル30は、図13に示すよう
に、線材を略U字状に折曲したハンドル本体30Aと、
その両端を外方へ直角に折曲した軸部30B,30Bと
を有し、前記昇降天板6の下面であって、前記支持部材
14の先端部14A及び操作レバー28の水平板28C
を覆うように取付けたカバー部材31の両側壁部に、前
記軸部30B,30Bを水平となして回動可能に取付
け、ハンドル本体30Aの中間部を前記操作レバー28
の水平板28Cの下方に位置させて、ハンドル本体30
Aの前端を持ち上げることによって、前記軸部30Bを
支点として操作レバー28を持ち上げるのである。
【0027】更に各部の詳細を以下に説明する。図12
に示すように、前記歯車部材24や駒片27は、前記縦
溝23内に固定したケース32内に収容されており、該
ケース32は側方へ開放した箱形の本体33と該本体3
3の開放端を閉鎖する蓋体34とから構成されている。
本体33の底面、即ち側面には軸孔33Aを形成し、蓋
体34の対応する位置には軸孔34Aを形成し、前記歯
車部材24の両側に突設した軸芯部24C,24Cをそ
れぞれ軸孔33A,34Aに回動可能に挿入し、また前
記駒片27は蓋体34の適所に枢着されている。
【0028】また、前記支持部材14と操作レバー28
を上下動可能に支持する構造としては、図14に示すよ
うにケース32の本体33の上下面に形成した案内孔3
3B,33Bに支持部材14と操作レバー28を貫通す
るとともに、図10に示すように前記縦溝23に対応す
る側板16の上端に取付けた端部カバー35の開口35
Aに支持部材14と操作レバー28を挿通したものであ
り、前記開口35Aと案内孔33B及びラック14Cが
ピニオン24Aに噛合していることによって、支持部材
14を前後左右の振れを規制しガタつきなく上下動案内
するのである。尚、前記操作レバー28は支持部材14
の内面側に沿って配設し、支持部材14の基部14Bに
外嵌した化粧カバー36の内部で移動可能となってい
る。ここで、化粧カバー36の上下端は、支持部材14
に突設したダボ14E,14Eに当止して上下移動規制
している。
【0029】最後に、前記操作レバー28を操作して昇
降天板6を昇降させる動作を簡単に説明する。図14
は、前記駒片27の爪27Aが歯車部材24のラチェッ
ト24Bに噛合した状態を示している。この状態で昇降
天板6を下降させようとすると、支持部材14に下方へ
の力が加わり、そのラック14Cとピニオン24Aを介
して歯車部材24を図中において反時計回りに回転させ
る力が作用するが、この回転方向はラチェット24Bと
爪27Aとが強く噛合するので、歯車部材24は回転せ
ず、もって昇降天板6の下降を規制する。一方、昇降天
板6を上昇、即ち支持部材14を上動させる場合には、
歯車部材24が時計回りに回転することになるので、爪
27Aがラチェット24Bを乗り越えながら回転し、操
作レバー28を操作してストッパーを解除しなくても行
うことができる。
【0030】次に、前記昇降天板6の両側部下面側に位
置する操作ハンドル30の前端を持ち上げると、操作レ
バー28,28が上動し、カシメピン29,29に沿っ
て傾斜孔28A,28Aが案内されることによって操作
レバー28が駒片27側へ平行移動し、その押圧片28
Bで突片27Bを押して、該駒片27が板ばね26Aの
弾性付勢力に抗して回動し、爪27Aがラチェット24
Bから引き離され、それによって歯車部材24が自由に
回転できる状態、即ちストッパーが解除された状態にな
る(図15参照)。この状態で、昇降天板6を持ち上げ
て上昇させることができ、所望の高さになったときに、
操作ハンドル30から指を離せば、操作レバー28の自
重と、板ばね26Aによる弾性付勢力とによって再び爪
27Aがラチェット24Bに噛合する状態になる。ここ
で、前記昇降天板6の高さ調節可能な最小単位は、ラチ
ェット24Bの歯のピッチに略一致し、このピッチを5
mm程度に設計すれば、昇降天板6の高さを5mm間隔
で調節することができ、様々な高さ用途に対応できる。
【0031】しかし、前記昇降機構5は前述の具体例に
限定されるものではなく、例えばガスシリンダーを用い
た昇降機構も採用でき、その場合には前記操作レバー2
8はガスシリンダーの制御ピンを操作できる機構にな
る。
【0032】
【発明の効果】本発明の昇降天板付きパソコン載置用ワ
ゴンデスクによれば、以下の顕著な効果を奏するもので
ある。
【0033】請求項1又は2によれば、昇降天板の上面
に重量の重いパソコンを載置しても、昇降機構の支持部
材がパソコン本体制御部の重心に対応させているので、
安定に支持することができるとともに、昇降機構を損傷
する恐れもなく、更にマウスボードにマウスを載置して
操作することができる。
【0034】請求項3によれば、通常のパソコンを昇降
天板の上面に載置すると、本体制御部の重心と支持部材
の前後方向の位置が略一致するのである。
【0035】請求項4によれば、マウスボードを使用し
ないときには、昇降天板の下方に格納することができ
て、邪魔になることがない。
【0036】請求項5によれば、両支持部材の間にマウ
スボードを装着する十分なスペースを確保できるととも
に、重量の重いパソコンを昇降天板に載置しても前後の
曲げ強度が高いので、安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワゴンデスクにパソコンを載置した使
用状態を示す側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】平机の両脚板間にワゴンデスクを設置した使用
状態を示す正面図である。
【図4】平机の脚板の外側にワゴンデスクを設置した使
用状態を示す正面図である。
【図5】ワゴンデスクの側面図である。
【図6】同じく奥行寸法が異なるワゴンデスクの側面図
である。
【図7】本発明の要部の簡略縦断正面図である。
【図8】同じく要部の分解斜視図である。
【図9】同じく要部の縦断側面図であり、(a) はマウス
ボードを格納した状態、(b) はマウスボードを引き出し
た状態を示している。
【図10】昇降機構の要部を示す部分断面図である。
【図11】同じく昇降機構の分解斜視図である。
【図12】歯車部材と支持部材との関係を示す縦断面図
である。
【図13】操作レバーと操作ハンドルの関係を示す分解
斜視図である。
【図14】同じく昇降機構のストッパーが作用している
通常の状態を示す省略部分断面図である。
【図15】同じく昇降機構のストッパーを解除した状態
を示す省略部分断面図である。
【符号の説明】
P パソコン P1 本体制御部 P2 キーボード P3 マウス 1 ワゴンデスク 2 平机 3 本体部 4 固定天板 5 昇降機構 6 昇降天板 7 引出し 8 キャスター 9 机天板 10 脚板 11 上段引出し 12 後幕板 13 棚 14 支持部材 14A 先端部 14B 基部 14C ラック 14D 突台 14E ダボ 15 マウスボード 15A 指掛部 16 側板 17 取付杆 18 レール部材 18A 受面 18B 切欠部 19 ストッパー 20 スライダー 21 緩衝部材 22 指詰め防止空間 23 縦溝 24 歯車部材 24A ピニオン 24B ラチェット 24C 軸芯部 25 シャフト 26 支軸 26A 板ばね 27 駒片 27A 爪 27B 突片 28 操作レバー 28A 傾斜孔 28B 押圧片 28C 水平板 29 カシメピン 30 操作ハンドル 30A 本体 30B 軸部 31 カバー部材 32 ケース 33 本体 33A 軸孔 33B 案内孔 33C 側壁 33D 突起 34 蓋体 34A 軸孔 35 端部カバー 35A 開口 36 化粧カバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に複数のキャスターを有し、本体部
    の固定天板の上位に両側部を昇降機構の支持部材にて支
    持されたマウスボード付きの昇降天板を設け、該昇降天
    板の上面の前部にパーソナルコンピューターのキーボー
    ドを載置するとともに、後部にモニターを含む本体制御
    部を載置し、更に昇降天板から前方へ突出したマウスボ
    ードにマウスを載置して使用するワゴンデスクであっ
    て、前記昇降天板の間口幅を400±20mmに設定す
    るとともに、前記昇降天板を支持する前記支持部材の前
    後方向の位置をパーソナルコンピューター本体制御部の
    前後方向の重心に対応させたことを特徴とする昇降天板
    付きパソコン載置用ワゴンデスク。
  2. 【請求項2】 下端に複数のキャスターを有し、本体部
    の固定天板の上位に両側部を昇降機構の支持部材にて支
    持されたマウスボード付きの昇降天板を設け、該昇降天
    板の上面の前部にパーソナルコンピューターのキーボー
    ドを載置するとともに、後部にモニターを含む本体制御
    部を載置し、更に昇降天板から前方へ突出したマウスボ
    ードにマウスを載置して使用するワゴンデスクであっ
    て、前記昇降天板の間口幅を400±20mmに設定す
    るとともに、両側の支持部材の中心部を通る垂直面を基
    準とした前後部における昇降天板に載置したパーソナル
    コンピューター本体制御部の重量バランスが略一致する
    ように、前記昇降天板に対する支持部材の前後方向の位
    置を設定し、該支持部材に作用する回転モーメントを小
    さくしてなることを特徴とする昇降天板付きパソコン載
    置用ワゴンデスク。
  3. 【請求項3】 前記昇降天板の前端から支持部材の中心
    部までの距離を、350±50mmの範囲に設定してな
    る請求項1又は2記載の昇降天板付きパソコン載置用ワ
    ゴンデスク。
  4. 【請求項4】 前記マウスボード付き昇降天板は、昇降
    天板の下面で両側の前記支持部材の間に配設したマウス
    ボードを、前記昇降天板よりも手前側に引き出し可能と
    してなる請求項1〜3何れかに記載の昇降天板付きパソ
    コン載置用ワゴンデスク。
  5. 【請求項5】 前記支持部材を偏平な板状とし、その偏
    平面を前後方向に配向し、前後の曲げ強度を高めてなる
    請求項1〜4何れかに記載の昇降天板付きパソコン載置
    用ワゴンデスク。
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