JP3022382U - 袖 箱 - Google Patents

袖 箱

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JP3022382U
JP3022382U JP1995010285U JP1028595U JP3022382U JP 3022382 U JP3022382 U JP 3022382U JP 1995010285 U JP1995010285 U JP 1995010285U JP 1028595 U JP1028595 U JP 1028595U JP 3022382 U JP3022382 U JP 3022382U
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JP
Japan
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sleeve box
top plate
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JP1995010285U
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Inventor
種夫 奥本
Original Assignee
株式会社奥本木工所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上昇状態にある天板8が左右前後に安定して
倒れにくい袖箱を提供することにある。 【解決手段】 袖箱本体1と、袖箱本体1の上面2の前
縁部に枢着された保持前方脚板3,3と、袖箱本体1の
上面2の後縁部に枢着され左右両側面に長手方向に凹溝
4,4を有する後支脚板5と、水平折畳状態に於て凹溝
4,4に沿って前後摺動可能として係合する摺動ピン
6,6を下面7の後縁部に有する天板8と、を備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、学習机の横に置いて使用する袖箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、この種の袖箱に於て、天板を細い金属棒からなるリンク昇降機構によっ て、昇降可能とする構造のものが、使用されるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上昇状態に於て、天板の後縁部が袖箱本体より後方位置に来る うなリンク昇降機構のものが用いられていて余分なスペースを要した。
【0004】 また、上昇状態にある天板に不意に接触してこの天板が前倒れしたり、天板を 下降させる際にリンク機構に指等が挟まって怪我をする虞れがあった。
【0005】 そこで、本考案は上述の欠点を解決すると共に、上昇状態に於ても、天板の左 右前後の各辺位置が、袖箱本体の左右前後の各壁の真上に位置し、かつ、天板上 に重い物を載せても、堅牢でがたつかず安定姿勢を維持する袖箱を提供すること を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る袖箱は、袖箱本体と、該本体の上面の前縁部に枢着され水平折畳 状態から鉛直起立状態へ左右揺動し突出子を有する保持前方脚板と、上記本体の 上面の後縁部に枢着され水平折畳状態から鉛直起立状態へ前後揺動し左右両側面 に長手方向に凹溝を有する後支脚板と、水平折畳状態に於て上記凹溝に沿って前 後摺動可能として係合する摺動ピンを下面の後縁部に有すると共に該下面の前縁 寄りに上記突出子が挿入状に係止する係止孔を有する天板と、を備えたものであ る。
【0007】 さらに、天板の下面に、係止孔へ突出子を誘導案内する誘導横方向溝を、凹設 したものである。また、袖箱本体と、該本体の上面の前縁部に枢着され水平折畳 状態から鉛直起立状態へ左右揺動し係止孔を有する保持前方脚板と、上記本体の 上面の後縁部に枢着され水平折畳状態から鉛直起立状態へ前後揺動し左右両側面 に長手方向に凹溝を有する後支脚板と、水平折畳状態に於て上記凹溝に沿って前 後摺動可能として係合する摺動ピンを下面の後縁部に有すると共に該下面の前縁 寄りに上記係止孔に挿入状に係止される突出子を有する天板と、を備えたもので ある。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る袖箱の実施の一形態を示す。この袖箱は、袖箱本体1と 、該本体1の上面2の前縁部に枢着具17,17にて枢着された保持前方脚板3,3 と、上記本体1の上面2の後縁部に枢着具18にて枢着され左右両側面に長手方向 に凹溝4,4を有する後支脚板5と、水平折畳状態に於て上記凹溝4,4に沿っ て前後摺動可能として係合する摺動ピン6,6を下面7の後縁部に有する天板8 と、を備えている。
【0009】 袖箱本体1は、複数の引出し部9…(図例では3個)と、本体下方位置に複数 のキャスター10…を有している。このため、引出し部9…に種々の物品を収納す ることができ、キャスター10…にてこの袖箱を左右前後方向と自由自在に移動さ せることができる。なお、このキャスター10…を本体1から取外しできるように するも好ましい。
【0010】 そして、保持前方脚板3,3は、夫々、枢着具17,17───例えば蝶番─── を介して水平折畳状態から鉛直起立状態へ左右揺動可能であり、突出子11,11を 有している。
【0011】 また、後支脚板5は枢着具18───例えば蝶番───を介して水平折畳状態か ら鉛直起立状態へ前後揺動可能である。後支脚板5の(水平折畳状態における) 下面12及び保持前方脚板3,3の(水平折畳状態における)下面には、保持前方 脚板3,3とこの後支脚板5が夫々水平を保ちかつ同一高さとなるようなクッシ ョン材13…───図例ではゴム片───が付設されている。
【0012】 しかして、天板8の下面7の前縁寄りに、保持前方脚板3,3の突出子11,11 が挿入状に係止する係止孔14,14を有している。
【0013】 さらに、図1と図10に示すように、保持前方脚板3,3の鉛直起立段階から( 保持前方脚板3,3の)突出子11,11が(天板8の)係止孔14,14へスムーズに 誘導案内される誘導横方向溝15,15が係止孔14,14の内方向に凹設されている。
【0014】 また、水平状態に於て凹溝4,4に沿って前後摺動可能として係合する摺動ピ ン6,6を天板8の下面7に有する。つまり、図11に示す如く、断面L字形の金 具21の水平壁22が木ねじ等で固着され、この金具21の鉛直壁23に凹溝4,4に係 合するように摺動ピン6,6が固着されている。
【0015】 そして、水平折畳状態に於て、天板8を後支脚板5に対して前後摺動させ易い ように指を引掛けることができる手掛溝16が、天板8の下面7の前縁部に設けら れている。
【0016】 次に、この袖箱の天板8を上昇させて(水平状に)固定する方法について説明 する。
【0017】 図2及び図3は、天板8の水平折畳状態を示す。図3に示す如く、先ず天板8 を矢印Aのように後支脚板5の前縁部へ来るまで引張る。
【0018】 次に、図4に示すように、天板8を矢印Bのように持ち上げれば、この天板8 の動きに応じて(天板8が後支脚板5に受けられた状態のままで)後支脚板5も 自然に矢印Cのように後方へ揺動する。
【0019】 その後、図5に示すように、保持前方脚板3を矢印Dのように左右外方へ揺動 させて(起立させて)鉛直起立状態(図6)にし、矢印Eの如く天板8を降下さ せれば天板8の係止孔14に保持前方脚板3の突出子11が挿入状となる。
【0020】 したがって、図7及び図8に示すように、突出子11が係止孔14に係止され、天 板8は袖箱本体1と水平状態に保たれつつ、保持前方脚板3,3と後支脚板5に 受けられて載置状となる。
【0021】 しかして、実施の他の形態として、図9に示すように、保持前方脚板3,3に 係止孔19,19を設け、天板8の下面7の前縁寄りに係止孔19,19に挿入状に係止 される突出子20,20を設けるも好ましい。
【0022】 なお、本考案に係る袖箱は天板8を上昇させればディスクの天板と略同一高さ となるので、この袖箱をディスクの左側乃至右側、あるいは、学習者のいすの左 隣り乃至右隣りの位置でディスクに当接状に配置すれば、袖箱の天板8とディス クの天板とで全体の天板面積が広くなり、学習者の学習能率が向上する。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されているので、次に記載の効果を奏する。
【0024】 (請求項1又は3によれば、)天板8が上昇状態にある場合、天板8の係止孔 14,14に保持前方脚板3,3の突出子11,11が挿入状に係止されるため、あるい は、保持前方脚板3,3の係止孔19,19に天板8の突出子20,20が挿入状に係止 されるため、この天板8に不意に接触しても前倒れすることなく、この上昇状態 を確実に維持させることができる。特に、前後方向にふらつかず、堅固に維持さ れる。
【0025】 さらに、天板8の後端縁は、左右に長手方向が向くように配置された後支脚板 5に載って支持されるので、天板8は左右方向へもふらつかず安定姿勢を維持す る。従って、重い本等を載置できる。
【0026】 また、このように天板8が上昇状態にあっても、天板8の縦・横幅寸法は袖箱 本体の縦・横幅寸法と略同一となるので余分なスペースをとることなく、かつ、 天板8は学習者にとって邪魔にならず学習能率を促進させることができる。また 、指等を挟んで怪我をする虞れもない。
【0027】 (請求項2によれば、)天板8の上昇状態を保つために、天板8の係止孔14, 14に保持前方脚板3,3の突出子11,11を挿入状に係止させる場合、天板8の下 面7をわざわざ覗きこまなくても、誘導横方向溝15,15にて、天板8の上面から 手さぐりでスムーズに、かつ、容易に突出子11,11を係止孔14,14に係止させる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施の一形態を示す斜視図であ
る。
【図2】天板の下降状態を示す斜視図である。
【図3】使用状態を説明する要部拡大図である。
【図4】使用状態を説明する要部拡大図である。
【図5】使用状態を説明する要部拡大図である。
【図6】使用状態を説明する要部拡大図である。
【図7】使用状態を説明する要部拡大図である。
【図8】天板の上昇状態を示す斜視図である。
【図9】本考案の実施の他の形態を示す斜視図である。
【図10】要部詳細断面図である。
【図11】要部詳細断面図である。
【符号の説明】
1 袖箱本体 2 上面 3 保持前方脚板 4 凹溝 5 後支脚板 6 摺動ピン 7 下面 8 天板 11 突出子 14 係止孔 15 誘導横方向溝 19 係止孔 20 突出子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袖箱本体1と、該本体1の上面2の前縁
    部に枢着され水平折畳状態から鉛直起立状態へ左右揺動
    し突出子11,11を有する保持前方脚板3,3と、上記本
    体1の上面2の後縁部に枢着され水平折畳状態から鉛直
    起立状態へ前後揺動し左右両側面に長手方向に凹溝4,
    4を有する後支脚板5と、水平折畳状態に於て上記凹溝
    4,4に沿って前後摺動可能として係合する摺動ピン
    6,6を下面7の後縁部に有すると共に該下面7の前縁
    寄りに上記突出子11,11が挿入状に係止する係止孔14,
    14を有する天板8と、を備えたことを特徴とする袖箱。
  2. 【請求項2】 天板8の下面7に、係止孔14,14へ突出
    子11,11を誘導案内する誘導横方向溝15,15を、凹設し
    た請求項1記載の袖箱。
  3. 【請求項3】 袖箱本体1と、該本体1の上面2の前縁
    部に枢着され水平折畳状態から鉛直起立状態へ左右揺動
    し係止孔19,19を有する保持前方脚板3,3と、上記本
    体1の上面2の後縁部に枢着され水平折畳状態から鉛直
    起立状態へ前後揺動し左右両側面に長手方向に凹溝4,
    4を有する後支脚板5と、水平折畳状態に於て上記凹溝
    4,4に沿って前後摺動可能として係合する摺動ピン
    6,6を下面7の後縁部に有すると共に該下面7の前縁
    寄りに上記係止孔19,19に挿入状に係止される突出子2
    0,20を有する天板8と、を備えたことを特徴とする袖
    箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004321434A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Itoki Crebio Corp 跳ね上げ式蓋ユニット及び跳ね上げ式蓋ユニットを備えた机
JP2017095127A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 コクヨ株式会社 多機能ボックス

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