JP2017095127A - 多機能ボックス - Google Patents

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【課題】パネルを着脱する際の手間を掛けることなしに天板等の上に配置することができ、しかもその天板等を使用する使用者の利便性をより向上させることができる多機能ボックスを提供する。【解決手段】内部空間を上向き開口部を通して上方に開放してなるボックス本体と、このボックス本体の上向き開口部に略水平な姿勢で蓋着された蓋体とを具備してなる多機能ボックスにおいて、前記ボックス本体が、パネルを起立姿勢で保持するためのパネル保持部を備え、前記蓋体が、前記パネル保持部に保持されたパネルの表面に近接又は当接する位置に配された構成を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスでの執務やミーティング等に使用されるテーブル上において特に好適に用いられる多機能ボックスに関する。
近時、組織変更や人数増減によるレイアウト変更にスピーディーに対応可能であり、また、固定席やフリーアドレス、ミーティングテーブルなど様々な用途にも対応可能なテーブルが開発されている。ところが、このようなテーブルにオプションとしてデスクトップパネルやサイドパネル等を取り付けた場合、そのテーブルの組織変更や人数増減に伴う使用態様変更に支障が生じることがある。
すなわち、従来のデスクトップパネルやサイドパネル等は、クランプ等の固定具を用いてテーブルに取り付けられるのが一般的であるため、テーブルの使用態様変更の際に前記デスクトップパネル等の取り外しや取り付けに手間が掛かることが少なくない。
なお、天板上に脚を介してパネルを載置するだけのものも存在する(例えば、特許文献1を参照)。しかし、従来の脚は、パネルを起立状態に保持させるだけのものであり、使用者の利便性をより向上させるような機能は備えていない。
また、以上説明した事情は、天板以外の部位にパネルを起立させた状態で用いる場合においても同じように存在することがある。
特開2011−115205号公報
本発明は以上の点に着目し、パネルを着脱する際の手間を掛けることなしに天板等の上に配置することができ、しかもその天板等を使用する使用者の利便性をより向上させることができる多機能ボックスを提供することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係る多機能ボックスは、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係る多機能ボックスは、内部空間を上向き開口部を通して上方に開放してなるボックス本体と、このボックス本体の上向き開口部に略水平な姿勢で蓋着された蓋体とを具備してなるものであって、前記ボックス本体が、パネルを起立姿勢で保持するためのパネル保持部を備えたものであり、前記蓋体が、前記パネル保持部に保持されたパネルの表面に近接又は当接する位置に配されたものである。
このようなものであれば、前記パネル保持部によりパネルを起立状態に保持しつつテーブルの天板面等の面上にこの多機能ボックスを載置することによって、この多機能ボックスが載置される面上を仕切るようにすることができる。そして、パネルのみ、あるいはパネルと多機能ボックスとを持ち上げて他の場所に移動させるだけで、この多機能ボックスとともに用いられるテーブルの配置変更等のレイアウト変更や、その他の使用態様変更に容易に対応することができる。しかも、前記ボックス本体には配線その他の物品を収納することができ、その内部には蓋を開くことによってパネルの両側からそれぞれアクセスすることが可能になるので、使用者の利便性をより向上させることができる。
なお、本発明において、「パネル」とは、天板に関連して用いられる板状物品であればどのようなものでもよく、例えば、デスクトップパネル、サイドパネル、ホワイトボード等を含む。
このような多機能ボックスのボックス本体の具体的な構成の一例として、底壁と、この底壁を囲繞するように配された周壁とを備えたものであり、前記パネル保持部が、前記周壁の対向する部位に形成された一対の溝により構成されたものが挙げられる。
前段で述べたボックス本体の周壁のさらに具体的な構成の一例として、前記パネルの表面に対面する一対のメイン壁部と、これらメイン壁部の端縁間に配された一対のエンド壁部とを備えたものが挙げられる。
特に、前記パネル保持部が、前記両エンド壁部をそれぞれ中央において分断するように形成された一対の溝により構成されたものであれば、この溝内にパネルを位置させた状態でボックス本体によりパネルを安定して保持させることができる。
下方から配線ケーブル等をこの多機能ボックスの内部に導入させるための構成として、前記底壁が、上面側と下面側とを連通させる貫通口を備えたものが挙げられる。
この多機能ボックスの内部に収容した配線ケーブル等を外部に導出させることができるようにするための構成として、前記周壁が、その上縁に前記蓋体との間に配線挿通口を形成するための切欠部を備えたものが挙げられる。
そして、前記蓋体が、その上面に前記パネルの表面と略平行となる突条を備えたものであれば、パネルに携帯電話やタブレット端末などを立て掛けて使用することもできる。
本発明によれば、パネルを着脱する際の手間を掛けることなしに天板等の上に配置することができ、しかもその天板等を使用する使用者の利便性をより向上させることができる多機能ボックスを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る多機能ボックスを示す斜視図。 同実施形態に係る多機能ボックスを示す正面図。 同実施形態に係る多機能ボックスを示す側面図。 同実施形態に係る多機能ボックスを示す平面図。 図2におけるA−A断面図。 図2におけるB−B断面図。 図2におけるC−C断面図。 同実施形態に係るボックス本体を示す斜視図。 同実施形態に係るボックス本体を示す底面側斜視図。 同実施形態に係る多機能ボックスを示す分解斜視図。 本発明の他の実施形態に係るボックス本体を示す斜視図。
本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しつつ以下に述べる。
本実施形態の多機能ボックスBは、図1及び図10に示すように、移動可能なテーブル等の天板上に載置して使用される。この多機能ボックスBは、内部空間を上向き開口部1Mを通して上方に開放してなるボックス本体1と、このボックス本体1の上向き開口部1Mに略水平な姿勢で蓋着された蓋体2とを具備してなるものであり、前記ボックス本体1は、パネルPを起立姿勢で保持するためのパネル保持部43を備えてなり、前記蓋体2は、前記パネル保持部43に保持されたパネルPの表面に近接又は当接する位置に配されたものである。なお、本実施形態のパネルPは、デスクトップパネルである。
詳述すれば、前記ボックス本体1は、図1〜図3及び図5〜図9に示すように、底壁3と、この底壁3を囲繞するように配された周壁4とを備えたものであり、前記パネル保持部43は、前記周壁4の対向する部位に形成された一対の溝により構成されたものである。
具体的に説明すれば、前記周壁4は、図1及び図5〜図9に示すように、前記パネルPの表面に対面する一対のメイン壁部41と、これらメイン壁部41の端縁間に配された一対のエンド壁部42とを備えたものであり、その上縁に前記蓋体2との間に配線挿通口を形成するための上の切欠部41aを備えているとともに、その下縁には、主に指掛け用として用いられる下の切欠部41bを備えている。前記メイン壁部41は、外壁部分411と、内壁部分412と、これら外壁部分411及び内壁部分412の上縁間を接続する上壁部分413とを備えた二重壁構造を有するもので、前記外壁部分411と前記内壁部分412とは、複数の連結リブ414により結合されている。前記エンド壁部42は、外壁部分421と、内壁部分422と、これら外壁部分421及び内壁部分422の上縁間を接続する上壁部分423とを備えた二重壁構造を有するもので、前記外壁部分421と前記内壁部分422とは、複数の連結リブ424により結合されている。
前記パネル保持部43は、図3〜図9に示すように、前記両エンド壁部42をそれぞれ中央において分断するように形成された一対の溝により構成されたものである。すなわち、前記エンド壁部42の外壁部分421及び内壁部分422は、前後方向中央において前記溝によりそれぞれ分断されており、その溝に臨む前記外壁部分421と内壁部分422の端縁同士は、端壁部分431により結合されている。前記溝を形成する端壁部分431には、保持すべきパネルPのがたつきを防止するための保持突条432が上下に連続させて形成されている。
前記底壁3は、図5、図6及び図9に示すように、下面側に床下空間3sを形成することができるように配置された底壁本体31と、この底壁本体31の下面に設けられた補強リブ32と備えたものである。前記底壁本体31は、周縁部を前記周壁4の内壁部分412、422の下縁に連続させた板状のもので、この底壁本体31には、図6〜図9に示すように、上面側と下面側とを連通させる貫通口311を備えている。すなわち、底壁本体31の左右両端近傍部に一対の前記貫通口311が設けられており、これら貫通口311は、前記パネル保持部43を形成する溝にそれぞれ連通している。具体的には、各貫通口311は、前記エンド壁部42と平行に伸びる縦部分313と、この縦部分313の中央部を前記パネル保持部43を形成する溝に連通させる横部分314とを備えた平面視T字形をなす。また、前記底壁本体31の上面には、パネルPの下端を位置決めしつつ保持するパネル受け部312が設けられている。このパネル受け部312は、底壁本体31の前後方向中央部を上方に隆起させるとともに、その隆起部の前後両側縁に鍔315を設けたもので、これら鍔315の間に保持すべきパネルPを位置させることができるようにしている。
以上説明したボックス本体1は、そのパネル保持部43を形成する溝に前記パネルPを装着することにより、そのパネルPの前後に前記上向き開口部1Mがそれぞれ形成されるようになっており、これらの上向き開口部1Mにそれぞれ前記蓋体2が蓋着されている。
前記蓋体2は、図1、図4〜図6及び図10に示すように、内縁を前記パネルPの表面に当接させた状態で前記上向き開口部1Mに着脱可能に装着される平面視長方形状のものである。すなわち、この蓋体2は、平板状をなし前記上向き開口部1Mを閉塞する蓋体本体5と、この蓋体本体5の側縁に設けられ前記ボックス本体1のエンド壁部42上に係止される側鍔部6と、前記蓋体本体5の外縁に設けられ前記ボックス本体1のメイン壁部41上に係止される外鍔部7とを一体に備えたもので、前記側鍔部6と前記外鍔部7とをボックス本体1に係止させた状態で前記蓋体本体5が前記上向き開口部1M内に入り込んで位置決めし得る形状をなしている。前記蓋体本体5の上面5aは略水平であり、この上面5aには、前記パネルPの表面と略平行となる複数本のリブ52を備えている。これらのリブ52と前記外鍔部7は、蓋体本体5の上面5aよりも上方に突出する突条をなしている。具体的に説明すれば、前記蓋体本体5は、周縁に低い起立壁部分51を有した浅い角形皿状のもので、前記側鍔部6及び外鍔部7は、前記起立壁部分51の上端から外方に延出させたものである。
以上説明した多機能ボックスBは、図1及び図10に示すように、ボックス本体1にパネルPを保持させるとともに、そのパネルPの前後に位置させて前記ボックス本体1の上向き開口部1Mに前記蓋体2をそれぞれ装着した状態で、テーブルTの天板T1上に載置して使用される。
前記テーブルTは、平面視正方形状をなし、中央部に平面視正方形をなす配線挿通窓T11を有した天板T1と、この天板T1を移動可能に支持する図示しない脚体とを備えたもので、前記多機能ボックスBは、主に前記配線挿通窓T11上に載置して使用される。前記配線挿通窓T11には、一対の配線カバーT12、T13が開閉可能に配されている。これらの配線カバーT12、T13は、回動端T12a、T13aを背反させて配された図示しない外開き態様と、回動端T12a、T13a同士を向かい合わせて配される図1及び図10に示すような内開き態様とを選択的に採り得るようにして前記配線挿通窓T11に対して着脱可能に取り付けられている。なお、前記外開き態様においては、閉じた状態で、前記配線カバーT12、T13と前記配線挿通窓T11の開口縁との間に、平面視略環状をなすように隙間が形成され、前記内開き態様においては、平面視略H形をなすように隙間T14、T15が形成されるようになっている。
このような構成のものであれば、前記パネル保持部43を形成する溝にパネルPを差し込むことによりこのパネルPを起立状態に保持することができ、テーブルT上を前後に仕切ることができる。そして、パネルPのみ、あるいはパネルPと多機能ボックスBとを持ち上げて他の場所に移動させるだけで、レイアウト変更その他の使用態様変更に容易に対応することができる。しかも、前記ボックス本体1には配線その他の物品を収納することができ、その内部には蓋体2をボックス本体1から離脱させることによってパネルPの両側からそれぞれアクセスすることが可能になるので、使用者の利便性をより向上させることができる。
具体的には、床から立ち上げた電源ケーブルや通信ケーブルといった配線を前記配線挿通窓T11の隙間T14、T15及び前記貫通口311を通して多機能ボックスBのボックス本体1内に導くことができるため、このボックス本体1内にコンセントやコネクタなどを収容しておくことができる。そして、このコンセント等に接続された配線ケーブルを上の切欠部41aと蓋体2との間に形成される配線挿通口41xを通して天板T1上に導出させることも可能となる。また、ボックス本体1内は前記パネル保持部43を形成する溝を通して外部に連通していることもあり、種々の態様で多機能ボックスBを利用することができる。
また、この多機能ボックスBの蓋体2の蓋体本体5の上面5aは略水平であるので、この蓋体2に、種々の物品、例えば筆記具等を載置しておくことができる。さらに、この蓋体2には、パネルPの表面と平行な突条すなわち前記リブ52及び外鍔部7が設けられているため、これらの突条を利用してパネルPに携帯電話やタブレット端末などを立て掛けて使用することもできる。また、前記リブ52間に筆記具等を転がらないように載置しておくことも可能である。
そして、ボックス本体1が、底壁3と、この底壁3を囲繞するように配された周壁4とを備え、前記周壁4が、前記パネルPの表面に対面する一対のメイン壁部41と、これらメイン壁部41の端縁間に配された一対のエンド壁部42とを備え、両エンド壁部42をそれぞれ中央において分断するように形成された一対の溝により前記パネル保持部43を構成しているので、この溝内にパネルを位置させた状態でボックス本体1によりパネルPを安定して保持させることができる。
なお、以上説明した実施形態では、デスクトップパネルを多機能ボックスに保持させた場合について説明したが、本発明はこのようなものに限られないのはもちろんであり、例えば、サイドパネルやホワイトボード等を保持させて使用してもよい。図11は、図1〜図10を参照しつつ説明した実施形態(以下、第一実施形態と称する)の多機能ボックスBに、重ね合わせた2枚のホワイトボードWを保持させた態様を示している。すなわち、このホワイトボードWは2枚重ね合わせることにより、前記デスクトップパネルPと略同様の厚み寸法を有するものになっており、テーブルの両側に着座した使用者がそれぞれ対応するホワイトボードWを使用することができる。この場合、前記蓋体2を、粉受けや、ホワイトボード用イレーザの置き台として機能させることもできる。
また、ボックス本体の形状は、内部空間を上向き開口部を通して上方に開放してなるとともに、パネルを起立姿勢で保持するためのパネル保持部を備えている限りにおいて任意に設定してよい。
例えば、前記第一実施形態では、前記ボックス本体が、底壁と、この底壁を囲繞するように配された周壁とを備え、前記パネル保持部が、前記周壁の対向する部位に形成された一対の溝により構成されたものであるが、例えば、底壁の外縁の複数箇所から複数の周壁をそれぞれ起立させた状態で間欠的に設け、周壁間の部位をパネル保持部とする態様等も考えられる。
また、前記第一実施形態のボックス本体の底壁は、強度を確保すべく底壁本体の下面に補強リブを設けているとともに、底壁本体の下面側に床下空間を形成するようにしているが、底壁の態様は任意である。例えば、板状の底壁本体のみから形成されたものであってもよく、底壁本体の形状も、平板状をなすものの他に、球面状をなすもの等を採用してもよい。但し、前述したような、底壁本体の下面に補強リブを設けるとともに、底壁本体の下面側に床下空間を形成する構成を採用した場合、前記補強リブの形状を工夫することにより、前記床下空間内から多機能ボックスの外部に配線を導出することが可能となるようにできる。具体的な工夫としては、底壁の強度に影響しない範囲で、前記補強リブの下端部に切欠を設け、この切欠内に配線を挿し通すことができるようにすること等が考えられる。
一方、前記第一実施形態のボックス本体の周壁は、前記パネルの表面に対面する一対のメイン壁部と、これらメイン壁部の端縁間に配された一対のエンド壁部とを備えているが、周壁の態様も任意である。例えば、全体が円柱の側面状である周壁等が考えられる。
前記第一実施形態では、前述したように、床から立ち上げた電源コードや通信コードを多機能ボックスのボックス本体内に、見栄えを損なうことなく導くことができるようにすべく、前記底壁に、上面側と下面側とを連通させる貫通口を設けているが、このような貫通口は必ずしも設ける必要はない。前記底壁の貫通口を省略した場合であっても、周壁にボックス本体の内部と外部とを連通させる貫通孔を設ければ、床から立ち上げた電源コードや通信コードを多機能ボックスのボックス本体内に導くことはできる。
また、前記第一実施形態では、前述したように、ボックス本体内に収納したコンセント等に接続された配線ケーブルを天板上に導出させるべく、ボックス本体の上縁に切欠部を設け、この切欠部と蓋体との間に配線挿通口を形成しているが、他の構成によりボックス本体内に収納したコンセント等に接続された配線ケーブルを天板上に導出させるようにしてもよい。例えば、前記蓋体の縁部に切欠部を設け、蓋体の切欠部とボックス本体との間に配線挿通口を形成してもよい。
さらに、蓋体の上面が略水平なものであれば、前記第一実施形態の態様に限らず、どのような態様であっても蓋体上に物品を載置しておくことができるという効果は得られる。その上で、パネルに携帯電話やタブレット端末などを立て掛けて使用できるようにするための構成も、蓋体にパネルの表面と平行な突条を設けるという前記第一実施形態において採用されたもの以外であっても、任意の構成を採用できる。例えば、蓋体本体の上面に載置した携帯電話やタブレット端末などの滑り止めを図るべく、蓋体本体の上面全体を軟質樹脂で形成する態様等が考えられる。
加えて、保持すべきパネルのがたつきを防止するための構成も、溝を形成する端壁部分に保持突条を設けるという前記第一実施形態において採用されたもの以外であっても、任意の構成を採用できる。例えば、前記端壁部分の表面全体を軟質樹脂で形成する態様等が考えられる。
そして、本発明の多機能ボックスは、上面を利用可能であるどのような家具とともに用いてもよい。換言すれば、本発明の多機能ボックスは、天板付き家具の天板の上面以外に載置して用いてもかまわない。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
B…多機能ボックス
1…ボックス本体
1M…上向き開口部
2…蓋体
43…パネル保持部

Claims (7)

  1. 内部空間を上向き開口部を通して上方に開放してなるボックス本体と、このボックス本体の上向き開口部に略水平な姿勢で蓋着された蓋体とを具備してなる多機能ボックスであって、
    前記ボックス本体が、パネルを起立姿勢で保持するためのパネル保持部を備えたものであり、
    前記蓋体が、前記パネル保持部に保持されたパネルの表面に近接又は当接する位置に配されたものである多機能ボックス。
  2. 前記ボックス本体が、底壁と、この底壁を囲繞するように配された周壁とを備えたものであり、前記パネル保持部が、前記周壁の対向する部位に形成された一対の溝により構成されたものである請求項1記載の多機能ボックス。
  3. 前記周壁が、前記パネルの表面に対面する一対のメイン壁部と、これらメイン壁部の端縁間に配された一対のエンド壁部とを備えたものである請求項2記載の多機能ボックス。
  4. 前記パネル保持部が、前記両エンド壁部をそれぞれ中央において分断するように形成された一対の溝により構成されたものである請求項3記載の多機能ボックス。
  5. 前記底壁が、上面側と下面側とを連通させる貫通口を備えたものである請求項2、3又は4記載の多機能ボックス。
  6. 前記周壁が、その上縁に前記蓋体との間に配線挿通口を形成するための切欠部を備えたものである請求項2記載の多機能ボックス。
  7. 前記蓋体が、その上面に前記パネルの表面と略平行となる突条を備えたものである請求項1、2、3、4、5又は6記載の多機能ボックス。
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