JPH11226A - 脇 机 - Google Patents
脇 机Info
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- JPH11226A JPH11226A JP16951097A JP16951097A JPH11226A JP H11226 A JPH11226 A JP H11226A JP 16951097 A JP16951097 A JP 16951097A JP 16951097 A JP16951097 A JP 16951097A JP H11226 A JPH11226 A JP H11226A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- movable vertical
- top plate
- movable
- pair
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作が容易で、かつ、天板の上下高さが調整
可能な脇机を提供することにある。 【解決手段】 箱本体1と、上下動可能な可動縦部材
5,5を有する左右一対の平行リンクE,Eと、一対の
平行リンクE,Eの可動縦部材5,5の上端に取付けた
天板3と、一対の平行リンクE,Eを同期させるように
連結する連動横杆10と、を備える。さらに、平行リンク
Eの可動縦部材5の前端縁15に切欠形成された複数の係
止雌部16…と、係止雌部16側に弾発付勢されて係止する
係止雄部22を有するストッパSと、ストッパSを移動さ
せて係止雄部22を係止雌部16から離脱させる操作部11
と、を備える。
可能な脇机を提供することにある。 【解決手段】 箱本体1と、上下動可能な可動縦部材
5,5を有する左右一対の平行リンクE,Eと、一対の
平行リンクE,Eの可動縦部材5,5の上端に取付けた
天板3と、一対の平行リンクE,Eを同期させるように
連結する連動横杆10と、を備える。さらに、平行リンク
Eの可動縦部材5の前端縁15に切欠形成された複数の係
止雌部16…と、係止雌部16側に弾発付勢されて係止する
係止雄部22を有するストッパSと、ストッパSを移動さ
せて係止雄部22を係止雌部16から離脱させる操作部11
と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板が昇降可能な
脇机に関する。
脇机に関する。
【0002】
【従来の技術】学習机の横に並べて使用する従来の脇机
は、引出しを有する箱本体と、箱本体の上に設けられた
天板とを有し、箱本体と天板との間に複数本の金属棒か
ら成る起立折畳部材が設けられたものであった。
は、引出しを有する箱本体と、箱本体の上に設けられた
天板とを有し、箱本体と天板との間に複数本の金属棒か
ら成る起立折畳部材が設けられたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脇机では、天板の上昇位置に於て、起立折畳部材が邪魔
となって箱本体の上面に筆記具や小物等を載置するスペ
ースが狭く、また、起立折畳部材の見栄えも悪くすっき
りした感じが得られなかった。さらに、この起立折畳部
材では、天板を上下の2段階にしか切換えることができ
ず、その中間高さにての使用ができず、また、上昇位置
に切換えると天板の後縁部が箱本体よりも大きく後退
(後方へ位置ずれ)してしまうため余分なスペースを要
するという欠点があった。
脇机では、天板の上昇位置に於て、起立折畳部材が邪魔
となって箱本体の上面に筆記具や小物等を載置するスペ
ースが狭く、また、起立折畳部材の見栄えも悪くすっき
りした感じが得られなかった。さらに、この起立折畳部
材では、天板を上下の2段階にしか切換えることができ
ず、その中間高さにての使用ができず、また、上昇位置
に切換えると天板の後縁部が箱本体よりも大きく後退
(後方へ位置ずれ)してしまうため余分なスペースを要
するという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、製作が容易で、かつ、
天板の上下高さが調整容易な脇机を提供することを目的
とする。
天板の上下高さが調整容易な脇机を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る脇机は、引出しを有する箱本体と、
該箱本体の左右側壁の内面に沿って設けられると共に上
記箱本体よりも上方に上下動可能な可動縦部材を有する
左右一対の平行リンクと、該一対の平行リンクの可動縦
部材の上端に取付けられた天板と、上記箱本体の後壁の
内面近傍に配設されると共に該一対の平行リンクを同期
させるように連結する連動横杆と、上記平行リンクの可
動縦部材の前端縁又は後端縁に切欠形成された複数の係
止雌部と、前後スライド可能に設けられると共に該係止
雌部側に弾発付勢されて係止する係止雄部を有するスト
ッパと、該ストッパを移動させて係止雄部を係止雌部か
ら離脱させる操作部と、を備え、天板を昇降可能とした
ものである。
めに、本発明に係る脇机は、引出しを有する箱本体と、
該箱本体の左右側壁の内面に沿って設けられると共に上
記箱本体よりも上方に上下動可能な可動縦部材を有する
左右一対の平行リンクと、該一対の平行リンクの可動縦
部材の上端に取付けられた天板と、上記箱本体の後壁の
内面近傍に配設されると共に該一対の平行リンクを同期
させるように連結する連動横杆と、上記平行リンクの可
動縦部材の前端縁又は後端縁に切欠形成された複数の係
止雌部と、前後スライド可能に設けられると共に該係止
雌部側に弾発付勢されて係止する係止雄部を有するスト
ッパと、該ストッパを移動させて係止雄部を係止雌部か
ら離脱させる操作部と、を備え、天板を昇降可能とした
ものである。
【0006】また、操作部が、平行リンクの可動縦部材
に沿って設けられた操作片部と、該操作片部の上端に設
けられた手掛部と、を有し、さらに、上記可動縦部材の
係止雌部側へ向かって上昇する傾斜孔部を上記操作片部
に上下一対平行に貫設すると共に、該一対の傾斜孔部を
挿通する軸を可動縦部材に固着し、上記手掛部を引上げ
て操作片部をストッパの係止雄部側へ平行移動させて係
止雌部から離脱させるようにしたものである。
に沿って設けられた操作片部と、該操作片部の上端に設
けられた手掛部と、を有し、さらに、上記可動縦部材の
係止雌部側へ向かって上昇する傾斜孔部を上記操作片部
に上下一対平行に貫設すると共に、該一対の傾斜孔部を
挿通する軸を可動縦部材に固着し、上記手掛部を引上げ
て操作片部をストッパの係止雄部側へ平行移動させて係
止雌部から離脱させるようにしたものである。
【0007】また、連動横杆に沿ってトーションバーを
配設して、該トーションバーの可動端を平行リンクの可
動部の一部に取付けて、可動縦部材を上方へ弾発付勢す
るようにしたものである。また、平行リンクの可動縦部
材に、上下3個以上の係止雌部を設けたものである。
配設して、該トーションバーの可動端を平行リンクの可
動部の一部に取付けて、可動縦部材を上方へ弾発付勢す
るようにしたものである。また、平行リンクの可動縦部
材に、上下3個以上の係止雌部を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【0009】図1と図2は、本発明の脇机の実施の一形
態を示し、この脇机は、2段の引出し1a,1aを有す
る箱本体1と、箱本体1の左右側壁2,2の内面2a,
2aに沿って設けられた左右一対の平行リンクE,E
と、一対の平行リンクE,Eの上端に取付けられた天板
3と、を備え、天板3を昇降可能としている。さらに、
左右一対の平行リンクE,Eを同期させるように連結す
る連動横杆10と、天板3を所定の上下高さ位置に固定す
るストッパSと、ストッパSのロックを解除する操作部
11と、が設けられている。
態を示し、この脇机は、2段の引出し1a,1aを有す
る箱本体1と、箱本体1の左右側壁2,2の内面2a,
2aに沿って設けられた左右一対の平行リンクE,E
と、一対の平行リンクE,Eの上端に取付けられた天板
3と、を備え、天板3を昇降可能としている。さらに、
左右一対の平行リンクE,Eを同期させるように連結す
る連動横杆10と、天板3を所定の上下高さ位置に固定す
るストッパSと、ストッパSのロックを解除する操作部
11と、が設けられている。
【0010】具体的に説明すると、図2と図3に示すよ
うに、平行リンクEは、箱本体1の側壁2内面2aの後
方位置に固着された固定縦部材4と、固定縦部材4の前
方に設けられると共に上端5aが箱本体1の上壁8を貫
通して箱本体1よりも上方に上下動可能な可動縦部材5
と、固定縦部材4と可動縦部材5の下端5bとに支軸13
…を介して揺動可能に枢結された上下一対の可動横部材
6,7との、4本の帯板状の部材から成り、箱本体1の
側壁2と引出し1aとの間の狭小空間に配設されてい
る。
うに、平行リンクEは、箱本体1の側壁2内面2aの後
方位置に固着された固定縦部材4と、固定縦部材4の前
方に設けられると共に上端5aが箱本体1の上壁8を貫
通して箱本体1よりも上方に上下動可能な可動縦部材5
と、固定縦部材4と可動縦部材5の下端5bとに支軸13
…を介して揺動可能に枢結された上下一対の可動横部材
6,7との、4本の帯板状の部材から成り、箱本体1の
側壁2と引出し1aとの間の狭小空間に配設されてい
る。
【0011】上下一対の可動横部材6,7の上下揺動に
よって上下動する可動縦部材5は、その前端縁15上部に
上下複数個の係止雌部16…が切欠形成されている。具体
的には、左右一対の可動縦部材5,5の夫々に、所定間
隔で3個の係止雌部16…が形成されており、この係止雌
部16は下方へ傾斜する勾配縁16aを有している(図4参
照)。
よって上下動する可動縦部材5は、その前端縁15上部に
上下複数個の係止雌部16…が切欠形成されている。具体
的には、左右一対の可動縦部材5,5の夫々に、所定間
隔で3個の係止雌部16…が形成されており、この係止雌
部16は下方へ傾斜する勾配縁16aを有している(図4参
照)。
【0012】そして、左右一対の可動縦部材5,5の上
端5a,5aに、平行な一対の水平取付部材9,9を介
して天板3が水平状に取付けられている。なお、天板3
の裏面にはゴム製の4個の脚14…が取付けられている
(図1参照)。
端5a,5aに、平行な一対の水平取付部材9,9を介
して天板3が水平状に取付けられている。なお、天板3
の裏面にはゴム製の4個の脚14…が取付けられている
(図1参照)。
【0013】連動横杆10はその左右端が、一対の平行リ
ンクE,Eの(上の)可動横部材6,6の後方枢結部位
に固着一体化され、箱本体1の後壁12の内面12a近傍に
配設されている。これによって、一方の可動横部材6の
上下方向の揺動が連動横杆10を介して他方の可動横部材
6に伝達され、左右の平行リンクE,Eが同期する。即
ち、天板3の昇降時に左右の可動縦部材5,5の上下動
作が同期する。
ンクE,Eの(上の)可動横部材6,6の後方枢結部位
に固着一体化され、箱本体1の後壁12の内面12a近傍に
配設されている。これによって、一方の可動横部材6の
上下方向の揺動が連動横杆10を介して他方の可動横部材
6に伝達され、左右の平行リンクE,Eが同期する。即
ち、天板3の昇降時に左右の可動縦部材5,5の上下動
作が同期する。
【0014】また、連動横杆10に沿ってトーションバー
17が配設されており、トーションバー17の可動端18を平
行リンクEの可動部の一部に取付けることによって可動
縦部材5を上方へ弾発付勢している。
17が配設されており、トーションバー17の可動端18を平
行リンクEの可動部の一部に取付けることによって可動
縦部材5を上方へ弾発付勢している。
【0015】詳しく説明すると、左右両端が折れ曲がっ
たトーションバー17の中間は、連動横杆10に付設された
引掛片19,19に引掛けられて回動可能に保持されてお
り、一端(左端)側の可動端18は一方の平行リンクEの
可動横部材6に沿ってかつ可動横部材6に付設された引
掛片19に引掛けられている。また、他端(右端)側の固
定端20は、他方の平行リンクEの固定縦部材4に付設さ
れた引掛部材21の係止溝21aに引掛けられている。
たトーションバー17の中間は、連動横杆10に付設された
引掛片19,19に引掛けられて回動可能に保持されてお
り、一端(左端)側の可動端18は一方の平行リンクEの
可動横部材6に沿ってかつ可動横部材6に付設された引
掛片19に引掛けられている。また、他端(右端)側の固
定端20は、他方の平行リンクEの固定縦部材4に付設さ
れた引掛部材21の係止溝21aに引掛けられている。
【0016】このように取付けられたトーションバー17
は、その可動端18及び可動横部材6を上方(矢印A方
向)に揺動させる弾発付勢力(復元力)を有している。
即ち、可動縦部材5は常に上方へ弾発付勢されており、
これによって軽い力で天板3を引上げることができる。
は、その可動端18及び可動横部材6を上方(矢印A方
向)に揺動させる弾発付勢力(復元力)を有している。
即ち、可動縦部材5は常に上方へ弾発付勢されており、
これによって軽い力で天板3を引上げることができる。
【0017】なお、係止溝21aは前後に複数設けられて
おり、固定端20を他の係止溝21aに掛け変えることによ
ってトーションバー17の弾発付勢力を調整することがで
きる。また、トーションバー17は、その固定端20を箱本
体1の側壁2内面2a又は後壁12内面12aに固定するよ
うに構成してもよい。
おり、固定端20を他の係止溝21aに掛け変えることによ
ってトーションバー17の弾発付勢力を調整することがで
きる。また、トーションバー17は、その固定端20を箱本
体1の側壁2内面2a又は後壁12内面12aに固定するよ
うに構成してもよい。
【0018】ストッパSは、箱本体1の上壁8の左右端
縁に形成された切欠部26に配設されており、この切欠部
26に前後スライド可能に設けられると共に平行リンクE
の可動縦部材5の係止雌部16側に弾発付勢されて係止す
る係止雄部22を有するスライド部材23と、スライド部材
23をスライド可能に支持する取付部材24と、両端がスラ
イド部材23と取付部材24とに取付けられた(コイル状
の)弾発部材25と、を備えている。
縁に形成された切欠部26に配設されており、この切欠部
26に前後スライド可能に設けられると共に平行リンクE
の可動縦部材5の係止雌部16側に弾発付勢されて係止す
る係止雄部22を有するスライド部材23と、スライド部材
23をスライド可能に支持する取付部材24と、両端がスラ
イド部材23と取付部材24とに取付けられた(コイル状
の)弾発部材25と、を備えている。
【0019】L字型の取付部材24は、箱本体1の上壁8
と側壁2との隅部に固着されており、その上壁24aには
スリット27が設けられている。また、スライド部材23
は、上壁23aと左右側壁23b,23bと垂下状の後壁23c
とを有し、上壁23aにはスリット28が設けられている。
と側壁2との隅部に固着されており、その上壁24aには
スリット27が設けられている。また、スライド部材23
は、上壁23aと左右側壁23b,23bと垂下状の後壁23c
とを有し、上壁23aにはスリット28が設けられている。
【0020】そして、スライド部材23の後壁23cを取付
部材24のスリット27に挿通させると共に、スリット27の
下方から挿通させた(抜止用の)ビス29,29を上壁23a
に螺着することによって、スライド部材23を取付部材24
上に前後スライド可能に取付けている。また、取付部材
24後部の上壁24aから固定軸30が垂設され、この固定軸
30とスライド部材23の後壁23cとを弾発部材25(引きバ
ネ)にて連結してスライド部材23を後方(矢印B方向)
へ引張っている。
部材24のスリット27に挿通させると共に、スリット27の
下方から挿通させた(抜止用の)ビス29,29を上壁23a
に螺着することによって、スライド部材23を取付部材24
上に前後スライド可能に取付けている。また、取付部材
24後部の上壁24aから固定軸30が垂設され、この固定軸
30とスライド部材23の後壁23cとを弾発部材25(引きバ
ネ)にて連結してスライド部材23を後方(矢印B方向)
へ引張っている。
【0021】しかして、平行リンクEの可動縦部材5と
(後述する)操作部11の操作片部31は、取付部材24及び
スライド部材23のスリット27,28を挿通して外部突出状
とされている。なお、32はスリットを有するカバーであ
り、ストッパSが見えないように上方から被覆してい
る。
(後述する)操作部11の操作片部31は、取付部材24及び
スライド部材23のスリット27,28を挿通して外部突出状
とされている。なお、32はスリットを有するカバーであ
り、ストッパSが見えないように上方から被覆してい
る。
【0022】操作部11は、平行リンクEの可動縦部材5
の外側面に沿って設けられた帯板状の操作片部31と、操
作片部31の上端に設けられた手掛部33と、を有し、さら
に、操作片部31には、可動縦部材5の係止雌部16側へ向
かって上昇する傾斜孔部34,34が上下一対平行に貫設さ
れていると共に、この各傾斜孔部34,34を挿通する軸3
5,35が可動縦部材5に固着されている。なお、この軸3
5のヘッド部にて操作片部31は抜止めされている。ま
た、操作片部31は、可動縦部材5の上下の係止雌部16,
16の間隔よりも長く設定されている。
の外側面に沿って設けられた帯板状の操作片部31と、操
作片部31の上端に設けられた手掛部33と、を有し、さら
に、操作片部31には、可動縦部材5の係止雌部16側へ向
かって上昇する傾斜孔部34,34が上下一対平行に貫設さ
れていると共に、この各傾斜孔部34,34を挿通する軸3
5,35が可動縦部材5に固着されている。なお、この軸3
5のヘッド部にて操作片部31は抜止めされている。ま
た、操作片部31は、可動縦部材5の上下の係止雌部16,
16の間隔よりも長く設定されている。
【0023】次に、本発明の脇机の天板3の昇降操作に
ついて説明する。天板3は、上方位置、中間位置及び下
方位置の3段階に切換可能であり、図3は、上方位置に
固定されている状態を示している。
ついて説明する。天板3は、上方位置、中間位置及び下
方位置の3段階に切換可能であり、図3は、上方位置に
固定されている状態を示している。
【0024】このとき、平行リンクEの可動縦部材5に
設けられた3個の係止雌部16…のうち、最下位置の係止
雌部16にストッパSのスライド部材23が係止している。
つまり、スライド部材23のスリット28前縁部の上壁23a
が係止雄部22となって係止雌部16に嵌まり込み、可動縦
部材5及び天板3が降下しないようにロックしている。
設けられた3個の係止雌部16…のうち、最下位置の係止
雌部16にストッパSのスライド部材23が係止している。
つまり、スライド部材23のスリット28前縁部の上壁23a
が係止雄部22となって係止雌部16に嵌まり込み、可動縦
部材5及び天板3が降下しないようにロックしている。
【0025】そして、上方位置の天板3を中間位置又は
下方位置に切換えるときは、図4に示すように、操作部
11の手掛部33を上方(矢印C方向)へ引上げる。する
と、操作片部31が係止雄部22側へ平行移動して係止雄部
22を当接押圧することによって、スライド部材23を前方
(矢印D方向)へスライド移動させ、係止雄部22を係止
雌部16から離脱させる。つまり、ストッパSのロックが
解除され、平行リンクEの可動縦部材5が降下可能とな
る。
下方位置に切換えるときは、図4に示すように、操作部
11の手掛部33を上方(矢印C方向)へ引上げる。する
と、操作片部31が係止雄部22側へ平行移動して係止雄部
22を当接押圧することによって、スライド部材23を前方
(矢印D方向)へスライド移動させ、係止雄部22を係止
雌部16から離脱させる。つまり、ストッパSのロックが
解除され、平行リンクEの可動縦部材5が降下可能とな
る。
【0026】手掛部33を引上げつつ天板3を下げていく
が、図5に示すように、可動縦部材5の上下中間位置の
係止雌部16がストッパSの位置に達すると、後方(矢印
B方向)へ弾発付勢されているスライド部材23の係止雄
部22が自動的に係止雌部16に係止して天板3が中間高さ
位置に固定される。
が、図5に示すように、可動縦部材5の上下中間位置の
係止雌部16がストッパSの位置に達すると、後方(矢印
B方向)へ弾発付勢されているスライド部材23の係止雄
部22が自動的に係止雌部16に係止して天板3が中間高さ
位置に固定される。
【0027】なお、最下位置の係止雌部16が係止雄部22
より少し下方位置となったところで、手掛部33を放して
自重により後方(もとの位置)へ平行移動させておく。
より少し下方位置となったところで、手掛部33を放して
自重により後方(もとの位置)へ平行移動させておく。
【0028】そして、再び操作部11の手掛部33にて操作
してストッパSのロックを解除し、天板3を下げていく
と、図6に示すように、最上位置の係止雌部16にストッ
パSの係止雄部22が自動的に係止して天板3が最下位置
に固定される。このとき、天板3裏面の4つの脚14…が
箱本体1上面に当接しており、天板3上に比較的重い物
品を載置してもこの脚14…にて十分に支持することがで
きる。
してストッパSのロックを解除し、天板3を下げていく
と、図6に示すように、最上位置の係止雌部16にストッ
パSの係止雄部22が自動的に係止して天板3が最下位置
に固定される。このとき、天板3裏面の4つの脚14…が
箱本体1上面に当接しており、天板3上に比較的重い物
品を載置してもこの脚14…にて十分に支持することがで
きる。
【0029】次に、天板3を上昇させる場合も、(上述
と同様に)操作部11にてストッパSのロックを解除して
天板3を中間位置又は上方位置に引き上げてもよいが、
ロック状態のままで天板3を(少し強い力で)引き上げ
ることによって自動的にロックを解除することができ
る。
と同様に)操作部11にてストッパSのロックを解除して
天板3を中間位置又は上方位置に引き上げてもよいが、
ロック状態のままで天板3を(少し強い力で)引き上げ
ることによって自動的にロックを解除することができ
る。
【0030】即ち、図7に示すように、天板3を引き上
げると、上方へ移動する係止雌部16の勾配縁16a上を係
止雄部22が滑りながら乗り越えて離脱するためである。
なおこのとき、(上述した)トーションバー17が天板3
を引き上げる力を軽減している。
げると、上方へ移動する係止雌部16の勾配縁16a上を係
止雄部22が滑りながら乗り越えて離脱するためである。
なおこのとき、(上述した)トーションバー17が天板3
を引き上げる力を軽減している。
【0031】このように構成された本発明の脇机は、可
動縦部材5,5を有する平行リンクE,Eによって、天
板3を昇降させても箱本体1に対する前後のずれがほと
んどなく、また、上下3個以上の係止雌部16…を設ける
ことによって天板3の高さ位置を上下複数段に切換える
ことができる。さらに、連動横杆10によって左右一対の
平行リンクE,Eが同期するので、天板3の昇降がスム
ースとなる。
動縦部材5,5を有する平行リンクE,Eによって、天
板3を昇降させても箱本体1に対する前後のずれがほと
んどなく、また、上下3個以上の係止雌部16…を設ける
ことによって天板3の高さ位置を上下複数段に切換える
ことができる。さらに、連動横杆10によって左右一対の
平行リンクE,Eが同期するので、天板3の昇降がスム
ースとなる。
【0032】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、上下3個以上の係止雌部16…を平行リン
クE,Eの可動縦部材5,5の後端縁に設けてもよい。
この場合、ストッパSの弾発部材25にてスライド部材23
を前方側へ弾発付勢すると共に、操作部11の操作片部31
に後方側(係止雌部16側)へ上昇する傾斜孔部34,34を
貫設する。
れず、例えば、上下3個以上の係止雌部16…を平行リン
クE,Eの可動縦部材5,5の後端縁に設けてもよい。
この場合、ストッパSの弾発部材25にてスライド部材23
を前方側へ弾発付勢すると共に、操作部11の操作片部31
に後方側(係止雌部16側)へ上昇する傾斜孔部34,34を
貫設する。
【0033】また、天板3を引き上げる力をさらに軽減
するためにトーションバー17を2本設けるのもよく、こ
の場合、2本目のトーションバー17の可動端は、1本目
のものと反対側の平行リンクEの可動部の一部(可動横
部材6)に取付けるのが望ましい。
するためにトーションバー17を2本設けるのもよく、こ
の場合、2本目のトーションバー17の可動端は、1本目
のものと反対側の平行リンクEの可動部の一部(可動横
部材6)に取付けるのが望ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
次に記載する効果を奏する。
【0035】(請求項1によれば)天板3を昇降させ、
かつ、所定高さ位置に固定する平行リンクE,E及びス
トッパSは構造簡単であり、製作が容易である。また、
耐久性に優れ、天板3を昇降させる際も静かである。
かつ、所定高さ位置に固定する平行リンクE,E及びス
トッパSは構造簡単であり、製作が容易である。また、
耐久性に優れ、天板3を昇降させる際も静かである。
【0036】また、左右一対の平行リンクE,E及び連
動横杆10が箱本体1の内面に沿って設けられているの
で、引出し1a,1aの収納スペースが狭くならない。
さらに、左右2本の可動縦部材5,5のみで天板3を支
持しているため見栄えが良く、また、天板3を上昇させ
た際に箱本体1上面のスペースを広く使用できる。
動横杆10が箱本体1の内面に沿って設けられているの
で、引出し1a,1aの収納スペースが狭くならない。
さらに、左右2本の可動縦部材5,5のみで天板3を支
持しているため見栄えが良く、また、天板3を上昇させ
た際に箱本体1上面のスペースを広く使用できる。
【0037】(請求項2によれば)操作部11は構造簡単
であり、製作が容易である。また、操作片部31の上端に
設けられた手掛部33が、天板3近傍の操作し易い位置で
あるため天板3の昇降操作を迅速に行うことができる。
であり、製作が容易である。また、操作片部31の上端に
設けられた手掛部33が、天板3近傍の操作し易い位置で
あるため天板3の昇降操作を迅速に行うことができる。
【0038】(請求項3によれば)トーションバー17に
よって天板3を引き上げる力を軽減することができる。
即ち、天板3を楽に引き上げることができる。また、箱
本体1の前方開口部からトーションバー17を入れて容易
に連動横杆10に取付けることができる。
よって天板3を引き上げる力を軽減することができる。
即ち、天板3を楽に引き上げることができる。また、箱
本体1の前方開口部からトーションバー17を入れて容易
に連動横杆10に取付けることができる。
【0039】(請求項4によれば)天板3の上下高さを
3段階以上に切換えることができる。即ち、下方位置と
上方位置との間の好みの中間高さ位置に天板3を調整す
ることができ、使い勝手が良好である。
3段階以上に切換えることができる。即ち、下方位置と
上方位置との間の好みの中間高さ位置に天板3を調整す
ることができ、使い勝手が良好である。
【図1】本発明の脇机の実施の一形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】内部構造を示す斜視図である。
【図3】内部構造を示す要部断面側面図である。
【図4】操作部によるロック解除状態を示す作用説明図
である。
である。
【図5】天板の中間位置の固定状態を示す要部断面側面
図である。
図である。
【図6】天板の下方位置の固定状態を示す要部断面側面
図である。
図である。
【図7】係止雄部の係止雌部からの離脱状態を示す作用
説明図である。
説明図である。
1 箱本体 1a 引出し 2 側壁 2a 内面 3 天板 5 可動縦部材 5a 上端 10 連動横杆 11 操作部 12 後壁 12a 内面 15 前端縁 16 係止雌部 17 トーションバー 18 可動端 22 係止雄部 31 操作片部 33 手掛部 34 傾斜孔部 35 軸 E 平行リンク S ストッパ
Claims (4)
- 【請求項1】 引出し1a,1aを有する箱本体1と、
該箱本体1の左右側壁2,2の内面2a,2aに沿って
設けられると共に上記箱本体1よりも上方に上下動可能
な可動縦部材5,5を有する左右一対の平行リンクE,
Eと、該一対の平行リンクE,Eの可動縦部材5,5の
上端5a,5aに取付けられた天板3と、上記箱本体1
の後壁12の内面12a近傍に配設されると共に該一対の平
行リンクE,Eを同期させるように連結する連動横杆10
と、上記平行リンクEの可動縦部材5の前端縁15又は後
端縁に切欠形成された複数の係止雌部16…と、前後スラ
イド可能に設けられると共に該係止雌部16側に弾発付勢
されて係止する係止雄部22を有するストッパSと、該ス
トッパSを移動させて係止雄部22を係止雌部16から離脱
させる操作部11と、を備え、天板3を昇降可能としたこ
とを特徴とする脇机。 - 【請求項2】 操作部11が、平行リンクEの可動縦部材
5に沿って設けられた操作片部31と、該操作片部31の上
端に設けられた手掛部33と、を有し、さらに、上記可動
縦部材5の係止雌部16側へ向かって上昇する傾斜孔部34
を上記操作片部31に上下一対平行に貫設すると共に、該
一対の傾斜孔部34,34を挿通する軸35,35を可動縦部材
5に固着し、上記手掛部33を引上げて操作片部31をスト
ッパSの係止雄部22側へ平行移動させて係止雌部16から
離脱させるようにした請求項1記載の脇机。 - 【請求項3】 連動横杆10に沿ってトーションバー17を
配設して、該トーションバー17の可動端18を平行リンク
Eの可動部の一部に取付けて、可動縦部材5を上方へ弾
発付勢するようにした請求項2又は3記載の脇机。 - 【請求項4】 平行リンクEの可動縦部材5に、上下3
個以上の係止雌部16…を設けた請求項1、2又は3記載
の脇机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16951097A JPH11226A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 脇 机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16951097A JPH11226A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 脇 机 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11226A true JPH11226A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15887859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16951097A Pending JPH11226A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 脇 机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6514427B2 (en) | 1999-10-18 | 2003-02-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric ceramic composition and piezoelectric element containing the same |
JP2011000222A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Plus Corp | 天板昇降机 |
KR101385575B1 (ko) * | 2012-11-15 | 2014-04-29 | (주)다보스티엔지 | 가구용 상판의 높낮이 조절장치 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP16951097A patent/JPH11226A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6514427B2 (en) | 1999-10-18 | 2003-02-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric ceramic composition and piezoelectric element containing the same |
JP2011000222A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Plus Corp | 天板昇降机 |
KR101385575B1 (ko) * | 2012-11-15 | 2014-04-29 | (주)다보스티엔지 | 가구용 상판의 높낮이 조절장치 |
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