JP3617211B2 - 机とワゴンデスクとの組合せ家具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机とワゴンデスクとの組合せ家具に係わり、更に詳しくは引出し体を机とワゴンデスクとの間で付け替え可能となし、多様な使用態様を実現できる机とワゴンデスクとの組合せ家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動可能なワゴンデスクは、本体部に多段に引出しが設けられ、机の天板下面下に配設して袖付きの机を構成し、又は机の側部に設置して脇机として利用されており、学童用の学習机においてはこの種の分離型のものが昨今の主流となっている。つまり、この種のワゴンデスクは机と組合せて使用することを前提としている。しかし、ワゴンデスクのワゴン天板の高さを机の天板下面下に収容できるような低い状態に固定したものでは、机の側部に配設して脇机として利用する場合には、ワゴン天板の高さが低過ぎて、通常の用途では使い勝手が悪いといった欠点がある。
【0003】
そのため、ワゴンデスクのワゴン天板の高さを、机の天板下面下に配設できるような低い状態と、机の側部に配設して脇机として利用できるように、机天板と同一高さの高い状態との二段階に設定できるように、本体部の上位に昇降機構を介して昇降可能にワゴン天板を設けた構造のものが提供されるに至った。
【0004】
一方、机の天板下面には、通常左右に引出しが設けられており、このような机の天板下面下であって引出しの下方にワゴンデスクを配設できるように、ワゴン天板の高さを制限している。この場合、体格が小さい子供のときは机の引出し下方の足入れ空間が十分広く、膝が引出しに当たることはないが、子供の成長につれて引出しに膝が当たるようになり、十分な広さの足入れ空間が確保できないといった問題が生じる。また、ワゴンデスクにおいては、机の側部に配置してワゴン天板を机天板と略同じ高さまで上げると、本体部とワゴン天板との間に大きな空間が形成され、外観的にも見苦しく、またこの空間がデットスペースになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机と、本体部の上位にワゴン天板を含む昇降可能な可動部を有するワゴンデスクとの組合せ家具において、子供の成長に応じて引出し体を机とワゴンデスクとの間で付け替え可能となして多様な使用態様を実現でき、従来の机における足入れ空間の問題とワゴンデスクにおける外観性とデットスペースの問題を一挙に解消した机とワゴンデスクとの組合せ家具を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、机と、本体部の上位にワゴン天板を含む昇降可能な可動部を有するワゴンデスクとの組合せ家具において、引出しとそれを前後引き出し可能に収容する箱体とからなる引出し体を、机の天板の下面と、ワゴンデスクの上昇させた可動部と本体部との間であって該可動部の下面との何れか一方に、同一取付手段にて互いに付け替え可能に取付けてなる机とワゴンデスクとの組合せ家具を構成した。
【0007】
具体的には、前記取付手段として、前記引出し体には、箱体の両側前後に上方へ頭付きピンを突設するとともに、該箱体の後端に上方へ突出する方向に弾性付勢したラッチを設け、前記机の天板の下面及びワゴンデスクの可動部の下面には、前記頭付きピンと対応する位置に該ピンを下方から挿入し且つ後方へスライドさせることにより係止し得る止め穴を形成するとともに、前記頭付きピンが止め穴に係止すると同時に前記ラッチが係合して箱体の前方移動を規制する係止部を設けてなるのである。
【0008】
また、前記ワゴンデスクの可動部が本体部の後部両側から板面を前後方向に配向して立ち上がった昇降機構の偏平支持部材によって昇降可能に支持され、前記引出し体の箱体の両側後部に該支持部材を受入れる後方開放したスリットが形成されていることが好ましい。
【0009】
更に、前記ワゴンデスクの可動部が、ワゴン天板の下面側に上段引出しを設けたものであるとより好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に添付図面に示した実施形態に基づき更に本発明の詳細を説明する。図1は本発明に係る机1とワゴンデスク2との組合せ家具に更に上棚3を組合せた場合における体格が大人に近いときに使用する態様、図2は体格が小さいときに使用する態様、図3〜図7は机1に引出し体4を取付ける場合、図8〜図11はワゴンデスク2に引出し体4を取付ける場合の詳細をそれぞれ示している。
【0011】
本発明に係る机1は、机天板5を両脚板6,6に固定した後部の固定天板5Aと前部の昇降天板5Bとに分割し、該昇降天板5Bを固定天板5Aと上面が面一の低い状態(図1の状態)と斜め後方へ下がって後縁部が固定天板5Aの下面下に位置する低い状態(図2の状態)とに設定し得る構造である。
【0012】
ここで、前記脚板6の上部前縁を下方になるにつれて斜め後方へ後退した傾斜縁7となし、前記昇降天板5Bの後縁を該傾斜縁7に沿って昇降可能としている。また、前記昇降天板5Bの奥行幅は固定天板5Aの奥行幅よりも大きく設定し、本実施形態では昇降天板5Bの奥行幅を約50cm、固定天板5Aの奥行幅を約15cmに設定している。更に、前記両脚板6,6間であって前記固定天板5Aの下面下に、低い状態の昇降天板5Bと上面が面一になる下棚板8を渡設している。
【0013】
また、前記ワゴンデスク2は、前面開放した箱状の本体部9に上下二段に下段引出し10,10を設け、該本体部9の上位に昇降機構(後述する)によって支持された可動部11を有している。この可動部11は、ワゴン天板12とその下方にワゴン天板12とともに昇降する偏平な上段引出し13を設けた構造である。更に、前記本体部9と上段引出し13との間には、前記昇降天板5Bの下面との間で付け替え可能な引出し体4を装着できる構造のものである。尚、図2に示すように、前記昇降天板5Bを低い状態にした場合に、前記引出し体4を外して本体部9の上位に上段引出し13を密着させれば、前記昇降天板5Bの下方にワゴンデスク2を配設できる。そして、取り外した引出し体4は、前記昇降天板5Bの下面に取付けることができる。
【0014】
また、前記上棚3は、前記机1の背面に下部を着脱自在且つ高さ調節可能に取付けて固定天板5Aの後端から上方へ立ち上がったパネル14と、該パネル14の前面上部に上下に取付位置を変更可能に取付けた棚体15とからなり、前記棚体15は前記パネル14に取付ける両側の側板16,16の下端間に渡設した上棚板17を有し、該上棚板17の前縁には仕切板18を嵌着できるようになっている。また、前記上棚板17の下面には照明装置19が取付けられている。
【0015】
ここで、図1は、机1に対して前記パネル14を最も高い位置に取付けるとともに、該パネル14に対して棚体15を最も高い位置に取付けた状態であり、図2はパネル14と棚体15とを共に最も低い位置に取付けた状態である。この図1に示した状態において、机天板5の下方には引出し体4がないので、足入れ空間を広く確保でき、体格が大きな子供あるいは大人が座った場合にも膝が当たることがない。また図2に示した状態において、机天板5の下面下に引出し体4を取付けても十分に足入れ空間を確保できる上に、該引出し体4及びワゴンデスク2の下段引出し10,10、上段引出し13に容易に手が届き、更に前記固定天板5Aは中間の棚板として、その上面に書籍や他の物品を載置することが可能であり、体格の小さい子供でも、椅子に座ったまま固定天板5Aに載置した書籍等は勿論、上棚板17に載置した書籍等にも手が届くようになっている。
【0016】
次に、図3〜図7に基づき本発明に係る引出し体4の具体構造及び机天板5への取付手段を詳細に説明する。前記引出し体4は、引出し20とそれを前後引き出し可能に収容する箱体21とからなる。引出し20は、通常の構造のものであり、前板22の後部に上方開放した収容部23を有し、該収容部23を形成する両側面板24,24の外面に沿って案内溝25を形成したものである。また、前記箱体21は、スチール板を折曲形成した底板26と両側の側壁板27,27及び後端の後壁板28を有し、両側壁板27,27の外面側に合成樹脂製の化粧板29をそれぞれ固定したものである。そして、前記化粧板29の上端面の前後部には頭付きピン30,30を突設するとともに、前記後壁板28の背面中央部には上方へ突出する方向に弾性付勢したラッチ31を設けている。また、前記両側壁板27,27の内面側にはそれぞれ前記案内溝25にスライド可能に係合する合成樹脂製のレール32を突設している。
【0017】
前記ラッチ31は、図4に詳しく示すように、取付基板33の中央部に設けた縦溝33A内にラッチ部材34を配し、該ラッチ部材34の両側に突設した縦方向の鍔縁34A,34Aをそれぞれ保持部材35のガイド溝35Aで上下スライド可能に保持し、前記取付基板33の縦溝33Aの下部に突設した当止片33Bをラッチ部材34の前面側に形成した縦長凹部34B内に位置させるとともに、該当止片33Bと縦長凹部34Bの上端面との間に圧縮コイルばね36を介装して、ラッチ部材34を上方へ弾性付勢したものであり、前記箱体21の後壁板28の背面には、前記取付基板33と両保持部材35,35とを貫通させたボルト・ナット37で取付けている。また、前記ラッチ部材34の上端部の係合爪34Cは前面側が垂直面で後面側が傾斜面となっており、更にラッチ部材34の下端に形成した把手部34Dを持って下げれば前記係合爪34Cが後壁板28の上端から引っ込めることができる。
【0018】
そして、前記机天板5(昇降天板5B)の下面の引出し体4を取付ける位置には、両側に一定間隔を設けて一対の取付金具38,38をネジ止め固定している。この取付金具38は、机天板5の下面と取付板38Aとの間に、前記頭付きピン30の頭部を受入れる空間を形成すべく両側に脚片38B,38Bが突設されており、一方、対応する机天板5の下面には両脚片38B,38Bを嵌合する浅い取付溝39が形成されている。そして、前記取付金具38の取付板38Aの前後部には、前記頭付きピン30,30と対応する位置に該ピンを下方から挿入し且つ後方へスライドさせることにより係止し得る止め穴40,40を形成している。つまり、この止め穴40の形状は、前記頭付きピン30の頭部を挿入する前方の大径穴と、頭部が係止する後方の小径穴を連通させたものであり、いわゆるヒョウタン穴若しくはダルマ穴と呼ばれているものである。また、前記頭付きピン30が前記止め穴40に係止すると同時に、前記ラッチ31が係合して前記箱体21の前方移動を規制する係止部41を対応する机天板5の下面に形成している。ここで、机天板5の係止部41としては、前記ラッチ部材34の係合爪34Cを係入する凹部41Aである。
【0019】
次に、図8〜図11に基づき本発明に係る引出し体4の具体構造及びワゴンデスク2の可動部11への取付手段を詳細に説明するが、引出し体4は前述のものと同一であり、また取付手段の基本的構造は同一であるので、相違する部分のみ説明し、前記同様の構成には同一符号を付してその説明は省略する。
【0020】
前記ワゴンデスク2は、本体部9を構成するフラッシュボード構造からなる両側板42,42内に昇降機構を組み込んでいる。この昇降機構は、前記側板42の後部内面側の表面板を切り欠いて縦溝を形成し、該縦溝内にガイド金具43を固定し、該ガイド金具43の上下貫通した偏平なガイド穴43Aに偏平な板状の支持部材44を内挿し、該支持部材44の下部両側上下に設けたガイドローラ44A,…にてスムーズに上下移動するようにし、該支持部材44の上端に前記ワゴン天板12を固定したものである。そして、前記支持部材44の内側に沿ってワゴン天板12の下面側から下方へ延びたレバー部材45を配し、該レバー部材45の上下中間部を該支持部材44に枢支するとともに、レバー部材45の先端にL字形のストッパー45Aを前記ガイド金具43に貫通した係止孔43Bに係合し、上下に所定の間隔を設けて形成した複数の前記係止孔43B,…の何れかを選択することによって前記可動部11を所定の高さに固定するのである。
【0021】
即ち、前記ワゴンデスク2の可動部11が本体部9の後部両側から板面を前後方向に配向して立ち上がった昇降機構の偏平支持部材44,44によって昇降可能に支持されている。そして、前記引出し体4の箱体21の両側後部には、図3及び図8に示すように、該支持部材44を受入れる後方開放したスリット46が形成されている。このスリット46は、前記化粧板29の後部の接合面側の一部を切欠して薄肉部29Aを形成し、前記側壁板27との間に形成されている。
【0022】
前記ワゴン天板12の下面両側には、前記支持部材44の上端にL字状に固定された支持ブラケット47が取付けられ、該支持ブラケット47の前部にはカバー部材48が固着され、前記上段引出し13は両支持ブラケット47,47に内方に突設したレール板47A,47Aに前後スライド可能に載支されている。また、前記カバー部材48と支持部材44との間には前記レバー部材45の前方へ屈曲して延びたハンドル部45Bが位置し、該ハンドル部45Bを持ち上げると、前記ストッパー45Aが前記係止孔43Bから抜けて、可動部11の昇降動作が可能となる。
【0023】
そして、前記引出し体4をワゴンデスク2の可動部11へ取付ける構造は、前記カバー部材48の下面前後部に前記止め穴40と同じ止め穴49,49を形成し、前記箱体21の両側部の前後部に突設した頭付きピン30,…をそれぞれ対応する止め穴49,…の大径穴に挿入した後、箱体21を後方へ移動させて頭付きピン30の頭部を止め穴49の小径穴に係止すると同時に、前記ラッチ31を構成するラッチ31の係合爪34Cが両支持部材44,44間の後方に連結した平面視コ字形の後カバー部材50の背面に係止するのである。この場合、前記係止部41は、後カバー部材50の背面41Bとなる。
【0024】
本実施形態では、前記前側のカバー部材48,48と、後カバー部材50及び支持ブラケット47,47とで、前記上段引出し13を収容する空間を取り囲んでいるが、これらは一体のものであっても良い。
【0025】
また、前記ワゴンデスク2の使用方法として、ワゴン天板12の上面後部にパーソナルコンピュータのモニター部分を含む本体制御部を載置し、ワゴン天板12の上面前部にキーボードを載置して使用することが考えられるが、この場合、マウスを操作するための余裕の空間がなくなるが、前記上段引出し13は、ワゴン天板12よりもやや下方に位置し、手前に引き出すことができるので、図12に示すように上段引出し13を引き出した状態でその両側板13A,13A間にマウスボード51を載置して使用することができる。このマウスボード51には、下面両側にL字形の合成樹脂製の規制片52,52を突設してあり、この規制片52,52が前記側板13A,13Aの内面に当止して横ズレを規制するのである。
【0026】
本実施形態の机1は、机天板5の前部の昇降天板5Bが上下に昇降するようになっているので、ワゴンデスク2のワゴン天板12の昇降と、引出し体4の付け替えとの組合せで多様な態様が実現できるのであり、机1の側部にワゴンデスク2を配置したものであるがその一例を図13〜図16に示している。
【0027】
図13は、机1の高い状態にある昇降天板5Bの下面に引出し体4を取付け、ワゴンデスク2のワゴン天板12を机天板5と同一高さに設定した態様である。図14は、ワゴンデスク2の可動部11の下面に引出し体4を取付け、ワゴン天板12を机天板5と同一高さに設定した態様であり、高い状態にある昇降天板5Bの下方には足入れ空間が広く形成され、体格が大きい子供あるいは大人が使用するのに適している。図15は、図14の状態からワゴンデスク2の引出し体4を含めた可動部11を下方に下げて引出し体4を本体部9に密着させた態様であり、この場合ワゴン天板12の高さは机天板5の高さよりも若干低くなるので、ワゴン天板12の上面にパソコンを載置して使用するのに適し、また本体部9と可動部11、即ち引出し体4との間に空間がないので外観性に優れている。図16は、図15の状態から机1の昇降天板5Bを低い状態にして下棚板8と同一高さに設定した態様であり、体格が小さい子供が昇降天板5Bを使用するのに適しており、また固定天板5Aを中棚板として使用できる。また、図16の状態で引出し体4を昇降天板5Bの下面に取付けて、ワゴンデスク2の可動部11を本体部9に密着させた態様にすれば、昇降天板5Bとワゴン天板12とが略同じ高さになって更に子供が使用するのに適したものとなる。
【0028】
また、前記机1の脚板6を側面視略L字形とし、その接地杆6Aの高さを、ワゴンデスク2の本体部9の下面に設けたキャスター9A,…の高さ、即ち床面からの本体部9の下面の高さよりも低くすることによって、該接地杆6Aを跨いでその上方にワゴンデスク2を配設することも可能であり、ワゴンデスク2の配置に対する自由度が更に大きくなって、机1とワゴンデスク2の組合せ態様が増える。
【0029】
【発明の効果】
以上にしてなる本発明の机とワゴンデスクとの組合せ家具によれば、机と、本体部の上位にワゴン天板を含む昇降可能な可動部を有するワゴンデスクとの組合せ家具において、引出しとそれを前後引き出し可能に収容する箱体とからなる引出し体を、机の天板の下面と、ワゴンデスクの上昇させた可動部と本体部との間であって該可動部の下面との何れか一方に、同一取付手段にて互いに付け替え可能に取付けてなるので、子供の成長に応じて引出し体を机とワゴンデスクとの間で付け替え可能となして多様な使用態様を実現でき、従来の机天板の下面に引出しを固定した場合における子供の成長時の足入れ空間の問題と、ワゴンデスクにおける本体部とワゴン天板を含む可動部との間の空間による外観性の悪化とデットスペースの問題とを一挙に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】机の昇降天板を固定天板と面一となる高い状態に設定し、引出し体を取付けたワゴンデスクを机天板の下面下に配設した使用状態を示す全体斜視図である。
【図2】机の昇降天板を固定天板より低く且つ後退させて低い状態に設定し、引出し体を昇降天板の下面に取付け且つワゴンデスクを机天板の下面下に配設した使用状態を示す全体斜視図である。
【図3】引出し体の構造と机天板への取付構造を示す要部の分解斜視図である。
【図4】引出し体のラッチを示す分解斜視図である。
【図5】引出し体を机天板の下面に取付ける様子を示す部分縦断正面図である。
【図6】同じく部分縦断側面図である。
【図7】同じく要部拡大斜視図である。
【図8】引出し体の構造とワゴンデスクの可動部への取付構造を示す要部の分解斜視図である。
【図9】引出し体をワゴンデスクの可動部の下面に取付ける様子を示す部分縦断正面図である。
【図10】同じく部分縦断側面図である。
【図11】ワゴンデスクに引出し体を取付けた状態の全体側面図である。
【図12】ワゴンデスクの上段引出しにマウスボードを装着する構造を示す斜視図である。
【図13】本発明の使用態様の第一例を示す簡略正面図である。
【図14】同じく第二例を示す簡略正面図である。
【図15】同じく第三例を示す簡略正面図である。
【図16】同じく第四例を示す簡略正面図である。
【符号の説明】
1 机 2 ワゴンデスク
3 上棚 4 引出し体
5 机天板 5A 固定天板
5B 昇降天板 6 脚板
7 傾斜縁 8 下棚板
10 下段引出し 11 可動部
12 ワゴン天板 13 上段引出し
14 パネル 15 棚体
16 側板 17 上棚板
18 仕切板 19 照明装置
20 引出し 21 箱体
22 前板 23 収容部
24 側面板 25 案内溝
26 底板 27 側壁板
28 後壁板 29 化粧板
29A 薄肉部 30 頭付きピン
31 ラッチ 32 レール
33 取付基板 34 ラッチ部材
34C 係合爪 34D 把手部
35 保持部材 36 圧縮コイルばね
37 ボルト・ナット 38 取付金具
38A 取付面 38B 脚片
39 取付溝 40 止め穴
41 係止部 41A 凹部
41B 背面 42 側板
43 ガイド金具 43A ガイド穴
43B 係止孔 44 支持部材
44A ガイドローラ 45 レバー部材
45A ストッパー 45B ハンドル部
46 スリット 47 支持ブラケット
48 カバー部材 49 止め穴
50 後カバー部材 51 マウスボード
52 規制片

Claims (4)

  1. 机と、本体部の上位にワゴン天板を含む昇降可能な可動部を有するワゴンデスクとの組合せ家具において、引出しとそれを前後引き出し可能に収容する箱体とからなる引出し体を、机の天板の下面と、ワゴンデスクの上昇させた可動部と本体部との間であって該可動部の下面との何れか一方に、同一取付手段にて互いに付け替え可能に取付けてなることを特徴とする机とワゴンデスクとの組合せ家具。
  2. 前記取付手段として、前記引出し体には、箱体の両側前後に上方へ頭付きピンを突設するとともに、該箱体の後端に上方へ突出する方向に弾性付勢したラッチを設け、前記机の天板の下面及びワゴンデスクの可動部の下面には、前記頭付きピンと対応する位置に該ピンを下方から挿入し且つ後方へスライドさせることにより係止し得る止め穴を形成するとともに、前記頭付きピンが止め穴に係止すると同時に前記ラッチが係合して箱体の前方移動を規制する係止部を設けてなる請求項1記載の机とワゴンデスクとの組合せ家具。
  3. 前記ワゴンデスクの可動部が本体部の後部両側から板面を前後方向に配向して立ち上がった昇降機構の偏平支持部材によって昇降可能に支持され、前記引出し体の箱体の両側後部に該支持部材を受入れる後方開放したスリットが形成されている請求項1又は2記載の机とワゴンデスクとの組合せ家具。
  4. 前記ワゴンデスクの可動部が、ワゴン天板の下面側に上段引出しを設けたものである請求項1〜3何れかに記載の机とワゴンデスクとの組合せ家具。
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