JP4811230B2 - 昇降天板付きワゴンデスク - Google Patents

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Description

本発明は、昇降天板付きワゴンデスクに係わり、更に詳しくは、昇降天板を昇降させる左右の昇降機構を同調させるためのシャフトを備えた昇降天板付きワゴンデスクに関するものである。
従来の昇降天板付きワゴンデスクとして、内部に引出し収容空間を有する本体部の上位に、該本体部の左右両側板に本体機構部を内蔵してなるラチェット式昇降機構の左右の支持部材により支持された昇降天板を設け、左右両側の本体機構部の歯車部材の回転軸を内側に延出させ、該回転軸に軸方向平行一側面を開放した断面コ字形の係合溝を形成し、該左右の係合溝に左右昇降機構の同調用シャフトを係合させ、該シャフトを上下の引出しの間に設けてなるものがある(例えば、特許文献1及び2参照。)。
このような構成の昇降天板付きワゴンデスクは、本体部の上位に配設した昇降天板の高さを調節するための昇降機構の本体機構部と支持部材とを、本体部の両側板に内蔵することにより、昇降機構部分での指詰めの危険性を排除することができるという効果を奏するものである。その上、同調用シャフトにより左右両側の本体機構部間を連結することにより、左右の支持部材を確実に同調させて上下動させることができるとともに、側板に昇降機構を内蔵するための縦溝を形成したことによる躯体強度の低下を抑制することができるものである。
特許第3478291号公報(図2−7) 特許第3189749号公報(図3、図8−13)
以上のような従来の昇降天板付きワゴンデスクは、左右の本体機構部内の歯車部材間を連結する、左右昇降機構の同調用シャフトが上下の引出しの間に設けられている。したがって、上記のような効果を奏するものであるが、収容物の大きさや収容量に対応して引出しの高さを変更するためには、前記同調用シャフトが引出し内の収容物と干渉したり引出しの開閉の邪魔をしないように、前記同調用シャフトの高さ位置を所要位置に変更する必要が生じる。
このような従来の昇降天板付きワゴンデスクにおける同調用シャフトの高さ位置の変更は、左右昇降機構の本体機構部を本体部の左右両側板へ取り付ける高さ位置の変更、該変更に伴う本体部の左右内側面における前記本体機構部取付部分の形状変更、及び、左右の支持部材に設けた昇降天板の最上高さ位置規制用ストッパーの取付位置の変更等を伴うものである。よって、既存の昇降天板付きワゴンデスクにおける本体部及びその昇降機構をそのまま利用することができないものであり、この点においては改良の余地がある。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、既存の昇降天板付きワゴンデスクの本体及びその昇降機構を利用して、高さサイズが異なる複数の引き出しを取り付けて有効に使用することができる昇降天板付きワゴンデスクを提供する点にある。
本発明に係る昇降天板付きワゴンデスクは、前記課題解決のために、内部に引出し収容空間を有する本体部の上位に、該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降機構の支持部材により支持された昇降天板を設け、左右両側の本体機構部の歯車部材の回転軸を内側に延出させ、該回転軸に左右昇降機構の同調用シャフトが係合可能な係合部を形成してなる昇降天板付きワゴンデスクであって、前記係合部に係合して前記歯車部材と同心で一体となって回転する第1連動歯車と、該第1連動歯車に噛合してその上側若しくは斜め上側又は下側若しくは斜め下側に配設された第2連動歯車と、左右の第2連動歯車を連結する同調用シャフトとを備えてなるものである。
ここで、前記第2連動歯車の回転軸まわりに係合軸部を突設し、該係合軸部が係合する係合孔又は係合凹部が形成された軸支部材を前記本体機構部のケース又は前記本体部の左右内側面に固定し、前記同調用シャフトに外嵌させた左右の前記第2連動歯車を左右方向内側から外側へ移動させ、前記軸支部材の係合穴又は係合凹部に前記第2連動歯車の係合軸部を係合させることにより前記第2連動歯車を軸支してなると好ましい。
本発明に係る昇降天板付きワゴンデスクによれば、内部に引出し収容空間を有する本体部の上位に、該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降機構の支持部材により支持された昇降天板を設け、左右両側の本体機構部の歯車部材の回転軸を内側に延出させ、該回転軸に左右昇降機構の同調用シャフトが係合可能な係合部を形成してなる昇降天板付きワゴンデスクであって、前記係合部に係合して前記歯車部材と同心で一体となって回転する第1連動歯車と、該第1連動歯車に噛合してその上側若しくは斜め上側又は下側若しくは斜め下側に配設された第2連動歯車と、左右の第2連動歯車を連結する同調用シャフトとを備えてなるので、左右昇降機構の本体機構部を本体部の左右両側板へ取り付ける高さ位置の変更、該変更に伴う本体部の左右内側面における前記本体機構部取付部分の形状変更、及び、左右の支持部材に設けた昇降天板の最上高さ位置規制用ストッパーの取付位置の変更等を行うことなく、既存の昇降天板付きワゴンデスクにおける本体部及びその左右の昇降機構をそのまま利用して、同調用シャフトの高さ位置を所要位置に変更することができるため、高さサイズ(有効内寸)が異なる複数の引き出しを取り付けて有効に使用することができる。
また、前記第2連動歯車の回転軸まわりに係合軸部を突設し、該係合軸部が係合する係合孔又は係合凹部が形成された軸支部材を前記本体機構部のケース又は前記本体部の左右内側面に固定し、前記同調用シャフトに外嵌させた左右の前記第2連動歯車を左右方向内側から外側へ移動させ、前記軸支部材の係合穴又は係合凹部に前記第2連動歯車の係合軸部を係合させることにより前記第2連動歯車を軸支してなると、前記効果に加えて、軸支部材の係合孔又は係合凹部と第2連動歯車の係合軸部との係合構造による簡素な構成により、第2連動歯車を極めて容易に軸支することができる。また、同調用シャフトは第2連動歯車に嵌合して保持されるためセットねじ等が不要となる。よって、同調用シャフトの高さを変更するための連動歯車機構の構成が部品点数の少ない簡素なものとなるとともに、該機構の組み付け作業が容易となるため、コストの上昇を抑制することができる。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書においては、引出しを引き出す方向側(引出しを開ける方向側)を前、その反対側(引出しを閉じる方向側)を後とし、後方に向かって左右を左右とする。
図1〜図6は、本発明の実施の形態に係る昇降天板付きワゴンデスク1の構成を示す説明図であり、図1は左側面図、図2は右側板の内面に取り付けられた昇降機構11を示す拡大図、図3は昇降機構11の本体機構部12の歯車部材16に同調用シャフト30を直結した状態を示す斜視図、図4及び図5は同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31の分解斜視図、図6は同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31により同調用シャフト30の高さを変更した状態を示す斜視図である。なお、図3〜図6において、昇降機構11を構成する支持部材13の図示を省略している。
図1に示すように、昇降天板付きワゴンデスク1は、前面開放した箱型の本体部2、本体部2内部に設けられる上下多段の引出し8,…、本体部2の上位において、ラチェット式のストッパー機構を有する左右の昇降機構11,11により支持された昇降天板10等からなる。本体部2は、左右の側板3,3、側板3,3の上端間に固定された固定天板4、側板3,3の下端間に固定された底板5、及び、これら各板の後端部間に取り付けられた幕板6からなり、下端四隅に設けたキャスター9,…により移動可能とされ、引出し8,…は、本体部2の左右内側面に取付けられたレール並びに該レールに係合するローラ及びスライダー等の組合せからなる案内手段7,…により支持されて前後に開閉可能とされる。なお、昇降天板10の前後方向の長さは、図1に2点鎖線で示すように固定天板4の前後方向の長さと略同じとしてもよいし、図1に実線で示すように固定天板4の前後方向の長さよりも短くしてもよい。また、昇降天板10の幅(左右方向の長さ)は、固定天板4の幅(左右方向の長さ)と略同じとされる。
図1及び図2に示すように、昇降機構11は、本体機構部12と支持部材13とから構成され、左右の側板3,3の後部寄りに設けた縦補強3A,3A間の縦溝3B内に本体機構部12が内蔵され、該本体機構部12には例えば厚い鋼板製である支持部材13が内挿され、本体部2の上端両側から上方に突出した支持部材13,13の上端部に昇降天板10が固定される。また、支持部材13の下部の後縁に沿って形成したラック15を、ケース14内に水平な軸芯回りに回転可能に配設した歯車部材16のピニオン17に噛合させ、支持部材13の上下動(昇降)に伴ってピニオン17が回転するようにしている。
そして、後述する同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31により高さが変更され、本体部2の収納空間に横設された同調用シャフト30により、該同調用シャフト30、左右の第2連動歯車33,33、第1連動歯車32,32を介して前記左右のピニオン17,17が確実に同調するため、該ピニオン17,17に噛合するラック15,15が形成された左右の支持部材13,13も同調し、該左右の支持部材13,13の上下動により昇降天板10を安定かつ確実に上下動させることができる。
次に、昇降機構11を構成するストッパー構造について説明する。このストッパー構造は、前記ピニオン17の回転を規制することによって、間接的に支持部材13の下降を規制するが、支持部材13の上昇は規制しない構造を例示している。歯車部材16はピニオン17と同軸状のラチェット18を一体化して構成され、該ラチェット18にケース14に対して回動可能に設けた駒片19の爪19Aが噛合することにより、支持部材13が下降する方向に対するピニオン17の一方向回転のみ規制している。また、駒片19は、前記爪19Aがラチェット18に噛合する方向に図示しない板ばねにより弾性付勢される。
ここで、歯車部材16を構成するピニオン17及びラチェット18は、例えばポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン又はABS等の合成樹脂の射出成形により一体に製作される。あるいは、ピニオン17及びラチェット18を別体の合成樹脂成形品として、これらを組み合わせて歯車部材16としてもよい。また、駒片19も上記と同様の合成樹脂の成形品とされる。
前記支持部材13,13を下動、即ち昇降天板10を下降させるには、前記板ばねの弾性付勢力に抗して前記駒片19を回動させて爪19Aをラチェット18から引き離し、ピニオン17が自由回転できる状態にする必要がある。そこで次に、ストッパーを解除する構造について説明する。
前記支持部材13の下部の内側に沿って長尺板状の、例えば鋼製の操作レバー20が、支持部材13に取り付けた上下のピン22,22に、操作レバー20に形成した後方に行くに従って高くなる上下の傾斜長孔23,23を外嵌させた状態で、前記支持部材13の下部の内側に沿って配設されており、操作レバー20は前記昇降天板10の下面近傍からケース14の本体24の上下の案内孔24A,24Aを通り、ケース14を貫通して延びている。したがって、前記昇降天板10の両側下面に配したハンドル21(図1参照)を操作して操作レバー20を上方へ持ち上げることによって、該操作レバー20が前記ピニオン17及びラチェット18に接近する方向に平行移動する。よって、前記操作レバー20を持ち上げることによる操作レバー20の後方への平行移動により、該操作レバー20の後縁により前記駒片19が押され、該駒片19が前記板ばねの弾性付勢力に抗して回動し、駒片19の爪19Aがラチェット18から引き離されるためストッパーが解除される。
前記ケース14は、本体機構部12のギヤボックスとなる本体24と蓋体25とからなり、本体24は例えばポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン又はABS等の合成樹脂の射出成形により製作され、蓋体25は例えば鋼板製とされる。そして、本体24の開口部分を覆うように蓋体25が周囲4箇所でネジ止めされる。ケース14を前記縦溝3B内に嵌合するとともに、前記縦補強3A,3Aの内側の切欠3C,3C内に係合させ、ケース14を本体部2に対して前後及び上下の位置決めをした状態で、ケース14は、本体24の前後方向に延出した取付板のそれぞれ上下2箇所を縦補強3A,3Aにネジ止めして固定される。
本実施形態では、ケース14の本体24を合成樹脂で成形したが、鋼板のプレス成形品でも、アルミニウム製のダイカスト成形品でも良いが、本体24には強度及び剛性の大きい鋼板製の蓋体25が略全面にネジ止めされることから、本体24の補強が十分になされるので、成形の容易な合成樹脂製とするのがより好ましい。このように、前記ケース14によって両縦補強3A,3Aの間が連結されるので、上方の横補強板に切断部が形成されても、側板3自体の強度の低下を抑制することができる。
ケース14の蓋体25の下部には切欠25Aが形成され、該切欠25Aには、その下側から、昇降天板10の最上高さ位置規制用ストッパーである、支持部材13から内方へ突出する切起し片13A(別体のピン等であってもよい)が当接するため、支持部材13の上方への移動が所定位置で規制され、もって左右の支持部材13,13の上端に固定された昇降天板10の高さ位置が設定最上高さ位置で規制される。
図2及び図3に示すように、ケース14の本体24には、前記の通り歯車部材16が回動可能に支持されて内装され、蓋体25の開口26から歯車部材16の回転軸が内方へ延出する。そして、該回転軸には、同調用シャフト30が係合可能な係合部である、軸方向平行一側面を開放した断面コ字形の係合溝29が形成されているため、図1及び図2における同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31である、左右の、第1連動歯車32,32、第2連動歯車33,33及び軸支部材34,34を取り外した状態である図3においては、左右の係合溝29,29に角棒である同調用シャフトを係合させれば、この同調用シャフト30の高さ位置で、左右の昇降機構11,11を同調させることができる。
次に、図3に示す同調用シャフト30の高さ位置から、同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31により同調用シャフト30の高さを変更する方法について説明する。先ず、図3に示す状態から同調用シャフト30を取り外し、図4に示すように、係合溝29が形成された回転軸に第1連動歯車32の係合孔32Aを係合させることにより、第1連動歯車32は歯車部材16と同心で一体となって回転可能となる。
次に、図3に示すケース14の蓋体25を本体24に固定する上側の取付ねじ37,37を外し、図4及び図5に示すように、軸支部材34の前後の係合片35,35を縦補強3A,3Aの前後の切欠28,28に係合させた状態で、前記取付ねじ37,37を軸支部材34の通孔36,36、蓋体25の通孔27,27に通して本体24に螺合することにより、軸支部材34はケース14に固定される。なお、軸支部材34は、ケース14ではなく、本体部2の左右内側面の適宜箇所に固定してもよい。
また、図5に示すように、また、前記軸支部材34には、その左右方向の内方へ突出する凸部に係合孔34A(係合凹部であってもよい)が形成され、第2連動歯車33には、その回転軸まわりに左右方向の外方へ突出する係合軸部33Bが形成されており、左右の第2連動歯車33,33には角穴33A,33Aが形成されている。したがって、次に、同調用シャフト30に外嵌した左右の第2連動歯車33,33を左右方向の内側から外側へ移動させ、左右の軸支部材34,34の係合穴34A,34Aに第2連動歯車33,33の係合軸部33B,33Bを係合させることにより、第2連動歯車33,33は、係止片33C,33Cにより抜け止めされた状態で軸支部材34,34に軸支される。この状態では、図6に示すように、第2連動歯車33,33は、第1連動歯車32,32に噛合した状態で回転可能なように、軸支部材34,34により支持されている。
なお、第1連動歯車32及び第2連動歯車33は、例えばポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン又はABS等の合成樹脂の射出成形により製作され、軸支部材34は例えば鋼板の板金プレス加工により製作される。
以上のような軸支部材34,34の係合孔34A,34Aと第2連動歯車33,33の係合軸部33B,33Bとの係合構造による簡素な構成により、第2連動歯車33,33を極めて容易に軸支することができる。また、軸支部材34,34は、ケース14の蓋体25を本体24に取り付ける取付ねじ37,37を併用して、ケース14に容易に取り付けることができる。さらに、同調用シャフト30は、第2連動歯車33,33の角穴33A,33Aに嵌合して保持されるため、セットねじ等が不要となる。よって、同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31の構成が部品点数の少ない簡素なものとなるとともに、該機構31の組み付け作業が容易となるため、コストの上昇を抑制することができる。
以上の説明においては、同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31を構成する連動歯車である第1連動歯車32及び第2連動歯車33の位置関係について、第2連動歯車33の位置が第1連動歯車32の斜め前上側である場合を示したが、第2連動歯車33の位置を第1連動歯車32の斜め後上側とすることや、斜め前下側又は斜め後下側とすることも同様の構成により容易に実現することができる。また、第1連動歯車32及び第2連動歯車33の径並びに軸支部材34の係合孔34Aの位置を変更することにより同調用シャフトの高さの変更距離を変えることも容易である。
以上のような昇降天板付きワゴンデスク1の同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構31により、左右昇降機構11,11の本体機構部12,12を本体部2の左右両側板3,3へ取り付ける高さ位置の変更、該変更に伴う本体部2の左右内側面における前記本体機構部12,12取付部分の形状変更、及び、左右の支持部材13,13に設けた昇降天板10の最上高さ位置規制用ストッパー13A,13Aの取付位置の変更等を行うことなく、既存の昇降天板付きワゴンデスクにおける本体部2及びその昇降機構11,11をそのまま利用して、同調用シャフト30の高さ位置を所要位置に変更することができる。よって、昇降天板付きワゴンデスク1において、高さサイズ(有効内寸)が異なる複数の引き出しを取り付けて有効に使用することができる。
本発明の実施の形態に係る昇降天板付きワゴンデスクの左側面図である。 右側板の内面に取り付けられた昇降機構を示す拡大図である。 昇降機構の本体機構部の歯車部材に同調用シャフトを直結した状態を示す斜視図である。 同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構の分解斜視図である。 同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構の分解斜視図である。 同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構により同調用シャフトの高さを変更した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 昇降天板付きワゴンデスク
2 本体部
3 側板
3A 縦補強
3B 縦溝
8 引出し
10 昇降天板
11 昇降機構
12 本体機構部
13 支持部材
13A 切り起し片
14 ケース
15 ラック
16 歯車部材
17 ピニオン
18 ラチェット
19 駒片
19A 爪
20 操作レバー
21 ハンドル
24 本体
25 蓋体
25A 切欠
26 開口
27 通孔
28 切欠
29 係合溝(係合部)
30 同調用シャフト
31 同調用シャフトの高さ変更用連動歯車機構
32 第1連動歯車
32A 係合孔
33 第2連動歯車
33A 角穴
33B 係合軸部
33C 係止片
34 軸支部材
34A 係合孔
35 係合片
36 通孔
37 取付ねじ

Claims (2)

  1. 内部に引出し収容空間を有する本体部の上位に、該本体部の両側板に本体機構部を内蔵した昇降機構の支持部材により支持された昇降天板を設け、左右両側の本体機構部の歯車部材の回転軸を内側に延出させ、該回転軸に左右昇降機構の同調用シャフトが係合可能な係合部を形成してなる昇降天板付きワゴンデスクであって、
    前記係合部に係合して前記歯車部材と同心で一体となって回転する第1連動歯車と、該第1連動歯車に噛合してその上側若しくは斜め上側又は下側若しくは斜め下側に配設された第2連動歯車と、左右の第2連動歯車を連結する同調用シャフトとを備えてなることを特徴とする昇降天板付きワゴンデスク。
  2. 前記第2連動歯車の回転軸まわりに係合軸部を突設し、該係合軸部が係合する係合孔又は係合凹部が形成された軸支部材を前記本体機構部のケース又は前記本体部の左右内側面に固定し、前記同調用シャフトに外嵌させた左右の前記第2連動歯車を左右方向内側から外側へ移動させ、前記軸支部材の係合穴又は係合凹部に前記第2連動歯車の係合軸部を係合させることにより前記第2連動歯車を軸支してなる請求項1記載の昇降天板付きワゴンデスク。
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