JP3355214B2 - ミシンの糸通し装置 - Google Patents

ミシンの糸通し装置

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JP3355214B2
JP3355214B2 JP6877093A JP6877093A JP3355214B2 JP 3355214 B2 JP3355214 B2 JP 3355214B2 JP 6877093 A JP6877093 A JP 6877093A JP 6877093 A JP6877093 A JP 6877093A JP 3355214 B2 JP3355214 B2 JP 3355214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミシンの糸通し装置に係
わり、特に、縁かがりミシンおよび二重環縫いミシン等
のルーパに加圧気体を利用して自動的に糸を通すための
ミシンの糸通し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、縁かがりオーバーロ
ックミシンは、主軸と同期して実質的に上下運動する針
棒30に固定され布送り方向に傾斜して針板34を貫通
して実質的に上下運動する針31と、針板34の下側で
針31の軌跡と交叉するように円弧状の軌跡を描いて往
復運動する下ルーパ33と、針板34の側方で下ルーパ
33の軌跡と交叉するとともに針板34の上側で針31
の軌跡と交叉するように楕円弧状の軌跡を描いて往復運
動する上ルーパ32とを備え、針31に挿通される針糸
と、下ルーパ33に挿通された下ルーパ糸S2と、上ル
ーパ32に挿通された上ルーパ糸S1とを交叉して布に
縫いを形成する1本針3本糸オーバーロックミシンであ
る。
【0003】このオーバーロックミシンでは、図10に
示すように、上ルーパ32にはその剣先付近に上ルーパ
糸S1を引出す糸出口として糸穴32aが孔窃され、上
ルーパ糸案内35に案内された上ルーパ糸S1が挿通さ
れる。また、同図に示すように、下ルーパ33にはその
剣先付近に下ルーパ糸S2を引出す糸出口として糸穴3
3aが孔窃され、途中の下ルーパ糸S2が邪魔にならな
いよう糸保持部33bには糸溝33cを切り、ルーパ後
部に糸案内33dを設ける。下ルーパ糸案内36に案内
された下ルーパ糸S2は、下ルーパ糸案内37に懸装さ
れ、次に、ルーパ後部の糸案内33dに懸装され、剣先
の糸穴33aに挿通される。ルーパ後部の糸案内33d
から糸穴33aの間の下ルーパ糸S2は糸溝33cに収
納され拘持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の上
下ルーパ32、33における、上ルーパの糸穴32aお
よび下ルーパの糸穴33aへの糸の挿通作業、ルーパ後
部の糸案内33dへの糸の懸装、糸溝33cへの下ルー
パ糸S2の収納等はピンセットを用いる細かい作業であ
った。また、ルーパ部の糸の通し方は、図10に示す通
り複雑なため、糸通しの順番(例えば縁かがりオーバー
ロックミシンの場合、上ルーパ糸下ルーパ糸針糸
の順に通さねばならない)を間違えて、縫い初め糸切
れ、針折れなどのトラブルを発生させる。更に、下ルー
パ糸S2の糸保持部33bに設けられた糸溝33cは前
面が開放状態であるため、収納された下ルーパ糸S2が
糸溝33cから垂下して他の糸と絡んでトラブルを発生
させる。また、ルーパ32、33は針板34下の狭い部
分に取り付けられているため、指先やピンセットを近づ
けにくく、特に奥まった箇所にある下ルーパ33の下ル
ーパ糸案内33dや下ルーパ33の糸穴33aへの糸の
挿通作業には熟練を要する。未熟練者は正常に糸を通せ
なかったり、糸通しに長時間かかるため作業中止時間が
長くなる。また、縫製中の糸切れ等の復旧時の糸通しに
よる糸絡みで、再糸切れを発生させることも多い。
【0005】このような不都合を防ぐため、糸通し器、
糸通し装置が使われたり(例えば特開平1−30319
4号公報)、ルーパ駆動部にクラッチを設け、その切換
えによりルーパを倒して糸通しを容易にする方法が取ら
れていたが、糸通し装置は複雑で、動作が不安定で、操
作に技術を要すること、また、糸通し装置の使い方がオ
ペレータに理解されにくく、誤操作によるミシンの破損
が発生する等の難点があった。
【0006】一方、本出願人はこのような従来の難点を
解決するために、図2に示すようなルーパの糸導入口か
ら剣先糸出口までを中空構造とした管状ルーパを提案し
ている(特願平2−310938号)。このルーパによ
れば、図12に示す従来のような複雑な糸道を経ること
なく、糸調子から繰り出された上下ルーパ糸はそれぞれ
糸案内35、36を経て管状ルーパに通すだけで糸通し
が完了する。
【0007】このような管状ルーパを用いた構造におい
ては糸通しのための経路がかなり単純となり糸絡みや糸
切れの発生をなくすことができるが、管状ルーパに通す
作業は糸通しを用いた手作業になるため、糸通し作業の
煩わしさは以前として存在していた。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記の難点を解決するためにな
されたもので、極めて簡易な構成の糸道を備えたミシン
の糸通し装置を提供することを目的とする。また本発明
は加圧気体を利用してワンタッチで自動的にルーパに糸
を通すことができるミシンの糸通し装置を提供すること
を目的とする。また本発明は複数ルーパに選択的に糸通
しを行なうことのできるミシンの糸通し装置を提供する
ことを目的とする。更に本発明は、糸通し動作の際に主
軸の誤動作或いは主軸の回転時に糸通し誤動作のないミ
シンの糸通し装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のミシンの糸通し装置は、ルーパ糸入
からルーパ剣先糸出口まで中空構造にされた少なくとも
1つのミシンルーパと、ミシンルーパに導かれる糸を差
し入れる糸導入手段と、糸導入手段に連結されミシンル
ーパのルーパ糸入口に当接する糸案内出口を有する中空
の糸案内手段と、糸案内手段の糸案内出口がミシンルー
パのルーパ糸入口に当接する連結状態と糸案内手段の糸
案内出口がミシンルーパのルーパ糸入口に連結されてい
ない非連結状態との間で糸案内手段を移動させる連結手
段と、糸案内手段が連結状態に移動されたとき糸を糸導
入手段からミシンルーパを通ってルーパ剣先糸出口より
送り出す気体供給手段とを備え、糸導入手段は、糸を差
し入れるための糸差入口と、一端が糸差入口に連続し他
端が糸案内手段に連結された糸導入管と、気体供給手段
に連結され当該気体供給手段から加圧気体が供給される
と糸差入口に差し入れられた糸を引き込む陰圧が生じる
ように糸導入管に対して開口された複数の気体導入部
を備えたものである。
【0010】また、縫合に必要な糸が複数ある場合に
は、縫合に必要な糸数に対応する数の糸案内手段と、糸
数に対応する数の糸導入手段を有し、糸導入手段の各糸
導入管が糸案内手段の各々に連結されるように糸案内手
段に接続される糸導入部材と、糸導入部材に組合わされ
各糸導入手段の1つを気体供給手段に連結するように切
換える連結切換手段とを備えたものである。
【0011】好適には糸導入部材は、糸案内手段に連結
される第1の穴及び連結切換手段に連結される第2の穴
を有する凹部が糸数に対応して形成された基台と、基台
の各凹部に嵌合し、糸を差し入れる糸差入口及び糸差入
口に連続し第2の穴に連結される糸導入管が形成された
糸入口部材とから成り、糸入口部材は凹部に嵌合される
面に第1の穴に連結される複数の気体導入部が形成され
ているものである。
【0012】また、連結切換手段は、気体供給手段に連
結された複数の気体供給口を備えるとともに、糸導入手
段の基台に対して摺動可能であり、これにより気体供給
口の1つを基台の第2の穴の1つに選択的に連結させる
ものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0014】図1は、2つのルーパ(上ルーパ1及び下
ルーパ2)を備えたオーバーロックミシンに適用された
本発明のミシンの糸通し装置の全体を示す図で、ミシン
前面の取付け板3に糸通し装置が取り付けられる。
【0015】糸通し装置は主として、空気を供給する気
体供給手段としてのエアポンプ4と、このエアポンプか
ら供給される空気をルーパ1、2へ送るための中空の糸
案内手段である導管5、6及び連結導管5’、6’と、
導管5、6にそれぞれ連結された糸導入手段である糸導
入部材7と、エアポンプ4からの空気を導管5、6のい
ずれかに供給されるように切換える連結切換手段である
連結切換部材8と、連結導管5’、6’の一端をルーパ
の一端1a、2aに連結するための案内板9及び連結部
移動板10とから成る。また、取付け板3には極太糸用
の糸案内部24が取り付けられている。
【0016】上ルーパ1及び下ルーパ2は、剣先となる
糸出口1b、2bから糸入口1a、2aまでが中空構造
となっている。図1に示す実施例では上ルーパ1及び下
ルーパ2は糸出口1b、2bから糸入口1a、2aまで
を環状の部材1c、2cで構成され、糸入口1a、2a
は加圧空気を送る連結導管5’、6’と連結されるため
の受け部を構成する。受け部(1a、2a)は、ルーパ
糸の導入に適した拡開状即ち、ラッパ状に形成される。
尚、上ルーパ1及び下ルーパ2は、図2に示すようにそ
れ自体を中空の部材で構成することも可能である。
【0017】エアポンプ4は、図1に示すようにミシン
本体に固定された支持部41と支持部41に軸支される
シリンダ42とシリンダ42内を摺動するピストン43
とピストン43を摺動させるためのレバー44とを備
え、レバー44はミシン本体に固定されたスプリング4
5によりピストン43を押し下げる方向に付勢されてい
る。シリンダ42の上端にはエアを送るエア供給管46
に接続されている。
【0018】このような構成においてレバー44を押し
下げることによりピストン43はスプリング45に付勢
力に抗して押上げられ加圧空気をエア供給管46に送
る。エア供給管46は、連結切換部材8に連結される。
【0019】連結切換部材8は、図3〜図5に示すよう
に、糸導入部材7に空気を供給する2つのエア供給口8
1、82、これらエア供給口81、82とエア供給管4
6とを連通される導管が形成された部材で、エア供給口
81、82の形成された面が糸導入部材7に当接するよ
うに糸導入部材7に組合せられる。エア供給口81、8
2には気密を保つためのOリングのようなシーリング部
材が嵌合されている。
【0020】また、連結切換部材8は、エア供給口8
1、82の形成された面に突部84が形成され、突部8
4はこの面と対向する糸導入部材7の面に形成された波
形切り欠け71aに係合する。更に連結切換部材8は、
後述する糸導入部材7のスライド溝に係合するスライド
部85とツマミ部86とが一体に形成されており、ツマ
ミ部86を操作することにより連結切換部材8をスライ
ド溝に沿って糸導入部材7に対しスライドさせることが
できる。この際、糸導入部材7の波形切り欠け71aと
突部84との係合により連結切換部材8は、糸導入部材
7に対し第1及び第2の位置のいずれかに位置決めされ
る。
【0021】糸導入部材7は、連結切換部材8と連結さ
れる基台71と、基台71に嵌合される糸入口部材7
2、72’と、糸入口部材72、72’を嵌合した基台
71がねじ止めされる取り付け板73とから成る。取り
付け板73はミシン本体にねじ止めにより固定されてい
る。
【0022】基台71には、上述したように連結切換部
材8のスライド部85が係合するスライド溝71bと突
部84が係合する波形切り欠け71aが形成されてい
る。また基台71には、ツマミ部86と対向する側にス
プリング74及びボール75が埋設されており、スプリ
ング74がボール75を介してツマミ部86を押圧し、
連結切換部材8のエア供給口81、82側が基台71に
密着するように付勢する。更に基台71には、糸入口部
材72、72’が嵌合する略円柱状の凹部76、76’
が2ヵ所設けられている。
【0023】凹部76(76’も同一である)は、図4
に示すように導管5(6)に連結される第1の穴76a
及び連結切換部材8のエア供給口81(82)に連結さ
れる第2の穴76bを有する。連結切換部材8がツマミ
部86により第1の位置にスライドされたときに、エア
供給口81は一方の凹部76の第2の穴76bと一致す
るように位置決めされ、このときエア供給口82は他方
の凹部76’の第2の穴76’bとは完全にずれた位置
にある。また、連結切換部材8がツマミ部86により第
2の位置にスライドされたときに、エア供給口82は他
方の凹部76’の第2の穴76’bと一致するように位
置決めされ、このときエア供給口81は凹部76の第2
の穴76bとは完全にずれた位置にある。第1の穴76
aの上端は円錐状に切削され、糸入口部材72の下端が
係合されるようになっている。
【0024】糸入口部材72は、凹部76の径とほぼ等
しい径のツバ部72aを有する略円筒状の形状を有し、
その上端中央に糸を差し入れるための糸差入口72bが
形成され、糸差入口72bに連続して糸導入管72cが
円筒の中央を貫通して形成されている。
【0025】糸入口部材72、72’を嵌合した基台7
1は、各糸差入口72b、72’bが取り付け板73に
形成された穴73aにOリングのようなシーリング部材
を介して嵌合させるようにして取り付け板73にねじ止
めされる。取り付け板73の上面は、ミシンの斜め前方
に傾斜しており、この傾斜面に複数(図では2個)の糸
差入口72b、72’bが並列することになる。尚、糸
差入口72b(72’b)は糸を差し入れやすいように
ラッパ状の形状を有している。
【0026】更に糸入口部材72の空気の流路について
説明する。
【0027】糸入口部材72の下端は、凹部76の切削
された第1の穴76a上端に係合する円錐状になってお
り、この円錐の外面に少なくとも2以上の溝が形成され
気体導入部77をなしている。即ち、各気体導入部77
はその端部が糸入口部材72中央の糸導入管72cにそ
れぞれ開口している。従って、エア供給口81と第2の
穴76bが連通したとき、エア供給口81から供給され
る空気は、第2の穴76b、凹部76の空間を通って複
数の気体導入部77に分岐されて糸導入管72cに導入
される。
【0028】ここで各気体導入部77より加圧された空
気が押出されるとき、気体導入部77は糸導入管72c
に対し鋭角を持って開口しているので、その出口付近に
矢印方向の流速の早い空気の流れが発生する。そのため
ベルヌーイの定理により糸導入管72cの糸入口側に矢
印方向へ向う力が発生し、糸差入口72bから差込まれ
た糸は第1の穴76aを介して導管5内に引き込まれ
る。気体導入部77からの流速の早い空気の流れによっ
てルーパの糸出口まで送られる。この際、加圧空気は複
数の気体導入部77により分岐して糸導入管72cに導
入されるので、糸差入口72bから糸導入管72cに差
し入れられた糸を極めて効率よく導管5(6)側へ送る
ことができる。
【0029】なお、糸導入管72cから導管5に加圧空
気が供給されるときに、導管5からルーパの糸出口1b
に至るまでの長い距離間に存在する空気が抵抗となって
加圧空気を押し戻すことがないように、気体導入部77
から供給される空気の量はこのような抵抗がなく糸出口
1bからスムーズに排出される量であって、しかも糸S
を送るに充分な流速を有することが望ましい。このた
め、気体導入部77の管径の合計d1は、糸導入管72
cの管径をd2とするとき、d1<d2であることが好ま
しく、例えば糸導入管72cの管径が0.8mm〜1mm程
度のとき、d1はその80%程度とすることが好まし
い。気体導入部77の管径の合計をこのように設定する
ことにより、比較的少ない空気の量で糸を引出すに充分
な流速を得ることができ、しかも途中の空気による抵抗
を押えて糸Sをスムーズに糸出口1bに搬送することが
できる。
【0030】一方、導管5、6のルーパ側の一端は導管
5、6より若干径の大きい連結導管(以下単に導管とい
う)5’、6’が摺動自在(入れ子構造)に連結されて
いる。導管5’、6’は後述する連結手段によって移動
(摺動)し、その導管5’、6’の端部がルーパ1、2
の受け部1a、2aに連結される(図6)。これら導管
5、6及び導管5’、6’はそれぞれ取り付け板3に固
定された案内板9に支持されている。即ち案内板9には
導管5、6を横切るように屈曲した腕部9a、9bが形
成され、この腕部9aには導管5、6を固定する穴が、
腕部9bには導管5’、6’を摺動自在に支持する穴が
それぞれ形成されている。一方、取付け板3にも案内板
9と同様に導管5’、6’を横切るように屈曲した腕部
3aが形成されており、この腕部3aに形成された穴を
導管5’、6’が通ることが可能になっている。取付け
板3の穴は、案内板9の穴より径が若干大きく形成され
ており、導管5’、6’が移動する際の「ぶれ」を許容
する。さらにルーパ1、2の受け部1a、2aのラッパ
状(テーパ状の壁面)の形状により、導管5’、6’が
受け部1a、2aに対して押接されるとき導管5’、
6’の中心とルーパ(環状部材1c、2c)の中心との
ずれを解消し、各中心を一致させることができる。
【0031】次に、導管5’、6’をルーパ1、2の受
け部1a、2aに連結するための連結手段について説明
する。連結手段は、取付け板3に固定された案内板9、
連結部移動板10及び連結部移動板10と案内板9のそ
れぞれ一端に介装されたスプリング14により構成され
る。また取付け板3には連結部移動板10を支持すると
ともにその移動を案内するための支持板15が固定され
ている。導管5’、6’は連結部移動板10にスプリン
グ16、17を介して固定され、スプリング14によっ
て連結部移動板10とともにルーパ側に付勢されてい
る。導管5’連結部移動板10との連結の詳細を図7に
示す(導管6’については全く同じ構成であるので省略
する)。導管5’にはバネ受け板5’aと位置決め板
5’bが固定されており、スプリング16は、その一端
がバネ受け板5’aに固着され、他端が連結部移動板1
0に固着されている。図7(a)に示すように導管5’
がルーパ1の受け部1aに連結されていない状態(ミシ
ン作動時)においては、連結部移動板10をスプリング
14の付勢力に抗して非作動位置まで(図中右方向に)
引張るとき、同時に位置決め板5’bを介して導管5’
が右方向に移動する。連結部移動板10の非作動位置
(右端)において、スプリング16は導管5’を連結部
移動板10に付勢し、動かないように固定している。一
方、連結部移動板10が作動して導管5’がルーパ1の
受け部1aに連結されるときには、スプリング14によ
って導管5’を受け部1aに当接させるときの衝撃をス
プリング16が緩衝し、さらに導管5’が受け部1aに
連結された状態においては、その圧縮されたスプリング
16が開こうとするバネ力によりスプリング14と協働
して導管5’を受け部1aに固定する。
【0032】一方、連結部移動板10はその一部に長孔
10aが形成されており、その長孔10aに安全装置で
あるストッパ18が係合し、ストッパ18と連結部移動
板10の長孔10aとの係合によって、連結部移動板1
0が主軸(図示せず)の回転中に移動しないように規制
するとともに連結部移動板10がルーパ側に移動してい
るとき(糸通し動作時)に主軸が回転しないように規制
する。
【0033】図8(a)に示すように、ストッパ18は
取付け板3及びストッパ軸受け19に対して摺動自在に
支持され、ストッパ18に固定されたワッシャ21、2
1’によってその軸方向の移動が規制されている。また
ストッパ18は、ストッパ18に固定されたワッシャ2
1’とストッパ軸受け19との間に介装されたスプリン
グ22によって停止位置決め板20から離れる方向に付
勢されている。このような構成において、ストッパ18
の操作部18aを押すことによってストッパ18が(図
中右方向に)移動すると、その先端18bが主軸と一体
的に回転する停止位置決め板20の切り欠け20aに係
合するとともにワッシャ21が取付け板3に当接し軸方
向の移動が規制される。また、ストッパ18が後述する
連結移動板10の長孔10aとの係合関係によって軸方
向に移動可能な状態になると、スプリング22の付勢力
によってストッパ18はワッシャ21’が取付け板3に
当接するまで図中左方向に移動する。
【0034】次に連結部移動板10が主軸の回転中に移
動しないように規制する構成を説明する。ストッパ18
はその軸方向に中径部18cと小径部18dとを有し、
これに対応して連結部移動板10の長孔10aは円形部
10bと溝部10cとから成り、円形部10bはストッ
パ18の中径部18cが係合するように中径部18cの
径より僅かに大きい径になっている。また溝部10cの
溝幅は小径部18dが係合するように小径部18dの径
より僅かに大きい溝幅になっているが、中径部18cよ
りは小さい。従って、ストッパ18が図8(b)に示す
ように、その中径部18cが連結部移動板10の円形部
10bに係合しているときには、ストッパ18の軸方向
への移動は可能であるが、連結部移動板10がルーパ側
に移動するのが禁止される。
【0035】この状態で主軸が所定の位置にあるとき、
ストッパ18が押されると、その先端18bが停止位置
決め板20の切り欠け20aに係合する。同時に連結部
移動板10はスプリング14によりルーパ側に付勢され
ているので、ストッパの小径部18dに溝部10cが係
合しながら連結部移動板10がルーパ側に移動すること
になる。即ち、糸通し動作可能状態となる。このときス
トッパ18の先端18bは主軸の回転を禁止する。
【0036】更に図1に示す糸通し自動装置において
は、ルーパ1、2と導管5’、6’との連結部、即ちル
ーパ1、2の受け部1a、2aと取付け板3の腕部3a
との間にルーパ天秤23が設けられる。ルーパ天秤23
は図中上ルーパ取付軸に固着され、主軸の回転によって
ほぼ上下方向の往復運動を行ない、縫製時に下ルーパ2
のルーパ糸を引上げ、繰り出す。尚、ルーパ天秤23は
上ルーパ取付軸から運動を取り出すのではなく他の駆動
方式によって駆動してもよい。一方、上ルーパ1はそれ
自体がほぼ上下の往復運動をすることにより、糸入口1
aと取付け板3の腕部3aに形成された糸案内穴(図示
せず)と協働してルーパ天秤の機能を行なう。ルーパ天
秤23には長孔23aが形成されており、長孔23aの
上端及び下端がルーパ糸を上下に引張り繰り出す。また
糸通し作業を行なうとき、即ち導管6’が下ルーパ2の
受け部2aに連結されるとき、導管6’はその長孔23
aを通って連結される。
【0037】次に以上のように構成される本発明の糸通
し装置を用いた糸通し方法について説明する。
【0038】まず、ストッパ18の操作部18aを押し
ながら、ミシン回転させて主軸を回転させる。ストッ
パ18の先端18bが、主軸と同期回転する停止位置決
め板20の切り欠け20aに係合すると、主軸はそれ以
上回転できない状態となる。一方ストッパ18は押され
ることによって停止位置決め板20側に移動し、案内移
動板10はストッパ18の中径部18cとの係合が解か
れ、小径部18dが案内移動板10の長孔10aの溝部
10cに係合することによって、スプリング14の付勢
力によりルーパ側に移動する。このとき案内移動板10
にスプリング16、17を介して固定された導管5’
6’は、その先端が取付け板3の腕部3aの穴を通って
ルーパ1、2の受け部1a、2aに当接する。この際、
導管5’6’に嵌装されたスプリング16、17によっ
て当接する際の衝撃が緩衝されるとともに、当接した後
導管5’、6’の先端を受け部1a、2aに押しつける
力を付与する。また、受け部1a、2aはラッパ状の形
状をしているため、導管5、’6’の先端は自然に管の
中心がルーパの環状部材1c、2cの中心と一致するよ
うになる。
【0039】次いで連結切換部材8のツマミ部86を左
(又は右)にスライドさせて一方のエア供給口、例えば
左側のエア供給口81が糸導入部材7の導管5側の穴7
6bに一致するようにする。この状態で、上ルーパ用の
糸差入口72bに糸を適当な長さ(約1cm程度)差し
入れるとともに、エアポンプ4のレバー44を押し下げ
て導管5に加圧空気を送る。この加圧空気の流れは、ベ
ルヌーイの定理により糸導入管72c付近に糸を引き込
む陰圧を生じさせ、糸差入口72bから差し込まれた糸
を導管5内に引き込むと同時に加圧空気の流れは、導管
5のルーパ側、導管5’、環状部材1cと続く糸搬送路
に沿って糸を送り、上ルーパ1の剣先1bから一気に送
りだす。なお、1回のエアポンプ4のレバー押下作動で
は糸を送ることができない場合には、2、3度繰返すこ
とにより確実に糸通しを行なうことができる。
【0040】次に連結切換部材8のツマミ部86右にス
ライドさせてそのエア供給口82を糸導入部材7の導管
6側の穴76’bに一致するようにする。ここで下ルー
パ用の糸差入口72’bに糸を差し入れるとともに、エ
アポンプ4のレバー44を押し下げ、加圧空気により糸
を下ルーパ2の剣先まで一気に送ることができる。
【0041】なお、以上の実施例では加圧気体供給手段
としてエアポンプを用いた例について説明したが、エア
ポンプのみならず気体を適当な流量で送ることができる
のもであれば、何でも適用できる。
【0042】なお、以上の説明では中空構造のルーパを
備えたミシンについて説明したが本発明の糸通し装置は
中空構造のルーパを備えたミシンのみならず、従来のル
ーパにも適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の糸通し装置によれば中空の糸案内手段に供給され
る加圧気体の流れを利用して糸を送るようにしたので、
極めて簡単な操作で一気に糸通しをすることができる。
また本発明の糸通し装置によれば、糸が差込まれた糸導
入管に加圧気体を分岐して導入するようにしたので極め
て効率よく糸を糸案内手段に送ることができる。更に本
発明の糸通し装置によれば、糸導入手段と加圧気体供給
手段との間に簡単な機構の連結切換手段を設けたので、
1つの気体供給手段で複数のルーパへの糸通しを行なう
ことができる。また、本発明の糸通し装置によれば、糸
通し動作と主軸の回転とをいずれか一方が作動するとき
の他の一方の作動を禁止する安全手段を設けたので、誤
操作によるミシンの破損がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンの糸通し装置の1実施例の全体
図。
【図2】本発明のミシンの糸通し装置に適用されるルー
パの他の実施例を示す図。
【図3】図1の糸通し装置の糸導入部を示す上面図。
【図4】図1の糸通し装置の糸導入部を示す側面図
【図5】図1の糸通し装置の糸導入部を示す斜視図
【図6】図1の糸通し装置の糸通し可能状態を示す図。
【図7】図1の糸通し装置の糸案内手段を示す図。
【図8】図1の糸通し装置の一要部を示す図。
【図9】従来のオーバーロックミシンを示す図。
【図10】従来の糸通し通路を示す図。
【符号の説明】
1・・・・上ルーパ 2・・・・下ルーパ 4・・・・エアポンプ(気体供給手段) 5、6・・・・導管(糸案内手段) 5’、6’・・・・連結導管(糸案内手段) 7・・・・糸導入部材(糸導入手段) 71・・・・基台 72、72’・・・・糸入口部材 72b、72’b・・・・糸差入口(糸導入手段) 72c、72’c・・・・糸導入管(糸導入手段) 76、76’・・・・凹部77 ・・・・ 気体導入部(糸導入手段) 8・・・・連結切換手段 9・・・・案内板 10・・・・連結部移動板 14・・・・スプリング 18・・・・ストッパ(安全装置) 20・・・・停止位置決め板(安全装置)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーパ糸入口(1a、2a)からルーパ剣
    先糸出口(1b、2b)まで中空構造にされた少なくと
    も1つのミシンルーパ(1、2)と、前記ミシンルーパ
    に導かれる糸を差し入れる糸導入手段と、前記糸導入手
    段に連結され前記ミシンルーパの前記ルーパ糸入口に当
    接する糸案内出口を有する中空の糸案内手段(5、6、
    5’、6’)と、前記糸案内手段の前記糸案内出口が前
    記ミシンルーパの前記ルーパ糸入口に当接する連結状態
    と前記糸案内手段の前記糸案内出口が前記ミシンルーパ
    の前記ルーパ糸入口に連結されていない非連結状態との
    間で前記糸案内手段を移動させる連結手段(9、10、
    14)と、前記糸案内手段が前記連結状態に移動された
    とき前記糸を前記糸導入手段から前記ミシンルーパを通
    って前記ルーパ剣先糸出口より送り出す気体供給手段
    (4)とを備え、 前記糸導入手段は、糸を差し入れるための糸差入口(7
    2b)と、一端が前記糸差入口に連続し他端が前記糸案
    内手段に連結された糸導入管(72c)と、前記気体供
    給手段に連結され当該気体供給手段から加圧気体が供給
    されると前記糸差入口に差し入れられた前記糸を引き込
    む陰圧が生じるように前記糸導入管に対して開口された
    複数の気体導入部(77)とを備えたことを特徴とする
    ミシンの糸通し装置。
  2. 【請求項2】縫合に必要な糸数に対応する数の前記糸案
    内手段と、前記糸数に対応する数の前記糸導入手段を有
    し、前記糸導入手段の各糸導入管が前記糸案内手段の各
    々に連結されるように前記糸案内手段に接続される糸導
    入部材(7)と、前記糸導入部材に組合わされ前記各糸
    導入手段の1つを前記気体供給手段に連結するように切
    換える連結切換手段(8)とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載のミシンの糸通し装置。
  3. 【請求項3】前記糸導入部材は、前記糸案内手段に連結
    される第1の穴(76a)及び前記連結切換手段に連結
    される第2の穴(76b)を有する凹部(76)が前記
    糸数に対応して形成された基台(71)と、前記基台の
    各凹部に嵌合し、糸を差し入れる前記糸差入口及び前記
    糸差入口に連続し前記第2の穴に連結される前記糸導入
    管が形成された糸入口部材(72、72’)とから成
    り、前記糸入口部材は前記凹部に嵌合される面に前記第
    1の穴に連結される前記複数の気体導入部が形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のミシンの糸通し装
    置。
  4. 【請求項4】前記連結切換手段は、前記気体供給手段に
    連結された複数の気体供給口(81、82)を備えると
    ともに、前記糸導入手段の基台に対して摺動可能であ
    り、これにより前記気体供給口の1つを前記基台の第2
    の穴の1つに選択的に連結させることを特徴とする請求
    項3記載のミシンの糸通し装置。
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