JP2013000338A - ミシンの気体搬送糸通し装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御ピン31を突設した押ボタン軸32を押圧操作するための押ボタン33と、制御ピンを受容れる第1の制御溝カム部34〜第4の制御溝カム部37を含む制御溝カム38と、糸案内部を担持するとともに第1のバネ39で糸案内部の糸案内出口がルーパのルーパ糸入口に当接する糸通し状態に向けて弾撥される連結移動板40と、主軸2と一体的に回転して押ボタン軸の先端部41が当接する周面80及び嵌合する切欠部81を有する連結位置決め板82とを含むルーパ糸通し・縫製切換機構30を備えている。
【選択図】図5
Description
(1)機構上の難点として、
(a)ルーパ(ルーパ支持体)、ルーパ駆動腕、糸道管ルーパ糸案内板が別体に集合した集合体に構成されているので、縫製時のルーパ駆動とルーパ糸通し時の切換機構が煩瑣となり(図3)、
(b)糸溝から糸挿入口までのルーパ糸通し経路にルーパ天秤が介在していないので、ルーパ天秤機構を別途考慮する必要があり(図1、図5、図13)、
(2)操作上の難点として、
(a)本来、ルーパ糸通しは糸スプールから引き出されたルーパ糸を直にルーパ剣先糸出口まで糸通しすることを目的にするものであるところ、特許文献4開示のルーパ糸通し装置ではそもそも糸スプールから引き出されたルーパ糸を糸溝から糸挿入口まで糸案内する作業が極めて面倒となり(図1)、
(b)特許文献4開示のルーパ糸通し装置は糸通し作業が大幅に簡略化されることとなり糸通し作業の容易化を図ることを目的としているところ、実際には操作レバーの移動操作、はずみ車の位置合わせ回転操作、ロックボタンの押圧操作、エアー吹き付け開始操作という実に4回の片手操作を要するので、糸通し作業が大幅に簡略化されて糸通し作業の容易化を図るという効果には帰結しないのである。更に、従来煩わしいとされている下糸の先端を直接ルーパの糸挿入口111に挿入しておかねばならないという問題が残っている(図1、図13)。
<糸通し・糸道機構>
本発明のミシンの気体搬送糸通し装置において、上ルーパ4、下ルーパ5は、ルーパ糸入口9a、9bからルーパ剣先糸出口8a、8bまで中空構造にされている(図4)。ここで、「中空構造」とは、ルーパ自体をルーパ糸入口9a、9bからルーパ剣先糸出口8a、8bまで中空構造にしてもよく、ルーパにルーパ糸入口9a、9bからルーパ剣先糸出口8a、8bまで溝を形成し、そこに中空パイプを埋め込む構造にしてもよい。この場合、その構造の断面は円、多角形であってもよく、その一部が欠ける、例えば断面C字形であってもよい。図示の例において、中空構造として、上ルーパ4、下ルーパ5に溝を形成し、そこに埋め込まれた導管(中空パイプ)10a、10bおよびルーパ糸入口13a、13bに連接する導管10c、10dを使用している。
<ルーパ糸通し・縫製切換機構>
図1〜図5に示すように、糸案内部15a、15b(可動糸案内部18a、18b)の糸案内出口14a、14b及び上ルーパ4、下ルーパ5のルーパ糸入口13a、13bを接離自在に連結部16を移動させるにあたり、ルーパ糸通し・縫製切換機構30が備えられている。
<他の観点から見たミシンの気体搬送糸通し装置>
また、本発明を他の観点から見た1つの形態において、本発明のミシンの気体搬送糸通し装置は、ルーパ糸入口13a、13bからルーパ剣先糸出口8a、8bまで中空構造(導管=中空パイプ)にされた上ルーパ4、下ルーパ5と、上ルーパ4、下ルーパ5に導かれるルーパ糸THを差し入れる糸導入部12と、糸導入部12に連結され上ルーパ4、下ルーパ5のルーパ糸入口13a、13bに接離する糸案内出口14a、14bを有する中空の糸案内部(導管=中空パイプ)15a、15bと、糸案内部15a、15bの糸案内出口14a、14bが上ルーパ4、下ルーパ5のルーパ糸入口13a、13bに当接する糸通し状態と糸案内部15a、15bの糸案内出口14a、14bが上ルーパ4、下ルーパ5のルーパ糸入口13a、13bから離隔する縫製状態との間で糸案内部(導管=中空パイプ)15a、15bを移動させる連結部16と、糸案内部15a、15bが糸通し状態に移動されたときルーパ糸THを糸導入部12から上ルーパ4、下ルーパ5を通ってルーパ剣先糸出口8a、8bより送り出す気体供給部(エアーポンプ)23とを備えている。
<糸通し準備>
ミシンモータMを停止しオーバーロックミシン1が非縫製状態にある状態で、ルーパ糸通し・縫製切換機構30の押ボタン33を指先で押すと、押ボタン軸32(セット軸32a)が前進する。それによって、セット軸32aの大径部42が連結移動板40の長孔左端に形成された保持部(丸穴)45から抜け、小径部43が連結移動板40の摺動部(長孔細幅スリット)46に係合する。第1のバネ39により付勢された連結移動板40はルーパ側に向かって移動する。
<糸通し実行>
次に、片手でプーリを回転して主軸2が回転駆動されると、上下ルーパ駆動機構3(3a、3b)の作用により上ルーパ4は上下楕円軌跡を描いて上下動し、下ルーパ5は上下動する針の軌跡に交叉して揺動し、それぞれ連動する上下ルーパ4、5のルーパ糸入口13a、13bの位置が可動糸案内部18a、18bの糸案内出口14a、14bに一致する位置で、主軸2に固着された連結位置決め板82の切欠部81がストッパ軸32bの先端41と一致する。
<縫製状態への復帰>
上下ルーパ4、5の糸通しが完了すると、ルーパ基台70の前面カバーの長孔から突出する連結移動板40の復帰レバー48を片手でプーリ側右方向へ引き戻す。
4・・・上ルーパ
5・・・下ルーパ
8a、8b・・・ルーパ剣先糸出口
10a、10b・・・中空構造(導管=中空パイプ)
12・・・糸導入部
13a、13b・・・ルーパ糸入口
14a、14b・・・糸案内出口
15a、15b・・・中空の糸案内部(導管=中空パイプ)
16・・・連結部
23・・・気体供給部(エアーポンプ)
30・・・ルーパ糸通し・縫製切換機構
31・・・制御ピン(ストッパ軸制御ピン)
32・・・押ボタン軸
32a・・・セット軸
32b・・・ストッパ軸
32e・・・当接保持片
33・・・押ボタン
34・・・第1の制御溝カム部
35・・・第2の制御溝カム部
36・・・第3の制御溝カム部
37・・・第4の制御溝カム部
38・・・制御溝カム
39・・・第1のバネ
40・・・連結移動板
41・・・押ボタン軸の先端部
42・・・大径部
43・・・小径部
44・・・第2のバネ
45・・・保持部(丸穴)
46・・・摺動部(長孔細幅スリット)
48・・・復帰レバー
49・・・安全装置
80・・・周面
81・・・切欠部
82・・・連結位置決め板
TH・・・ルーパ糸
SS・・・縫製状態保持位置
RS・・・準備状態保持位置
TS・・・糸通し状態保持位置
Claims (9)
- ルーパ糸入口からルーパ剣先糸出口まで中空構造にされた少なくとも1つのルーパと、前記ルーパに導かれるルーパ糸を差し入れる糸導入部と、前記糸導入部に連結され前記ルーパの前記ルーパ糸入口に接離する糸案内出口を有する中空の糸案内部と、前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する糸通し状態と前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口から離隔する縫製状態との間で前記糸案内部を移動させる連結部と、前記糸案内部が前記糸通し状態に移動されたとき前記ルーパ糸を前記糸導入部から前記ルーパを通って前記ルーパ剣先糸出口より送り出す気体供給部とを備え、
前記連結部を前記糸案内部の前記糸案内出口及び前記ルーパの前記ルーパ糸入口を接離自在に移動させるにあたり、制御ピンを突設した押ボタン軸を押圧操作するための押ボタンと、前記制御ピンを受容れる第1の制御溝カム部、第2の制御溝カム部及び第3の制御溝カム部を含む制御溝カムと、前記糸案内部を担持するとともに第1のバネで前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する前記糸通し状態に向けて弾撥される連結移動板と、主軸と一体的に回転して前記押ボタン軸の先端部が当接する周面及び嵌合する切欠部を有する連結位置決め板とを含むルーパ糸通し・縫製切換機構を備え、
前記ルーパ糸通し・縫製切換機構は、前記押ボタンの非押圧操作時に前記制御ピンが前記第1の制御溝カム部に係止されて前記縫製状態を保持する縫製状態保持位置と、前記押ボタンの押圧操作時に前記制御ピンが前記第2の制御溝カム部に係止して前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の周面に当接させて前記連結移動板を糸通し準備状態に保持する糸通し準備状態保持位置と、前記主軸を手動回転することにより前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の前記切欠部に嵌合させて前記制御ピンが前記第3の制御溝カム部に遊嵌され、前記糸通し状態を保持する糸通し状態保持位置とを有することを特徴とするミシンの気体搬送糸通し装置。 - 前記押ボタン軸は、前記押ボタンを含み大径部及び小径部を並設したセット軸及び前記制御ピンを突設し前記先端部を含むストッパ軸が入れ子式に接続され、両者間に第2のバネが介在されていることを特徴とする請求項1記載のミシンの気体搬送糸通し装置。
- 前記連結移動板は、前記セット軸に並設された大径部及び小径部がそれぞれ保持、摺動される保持部及び摺動部を有し、前記ストッパ軸から突設した前記制御ピンを受容れる前記制御溝カムと共動自在に連結されていることを特徴とする請求項2記載のミシンの気体搬送糸通し装置。
- 前記縫製状態保持位置において、前記押ボタン軸の前記セット軸は、前記セット軸の前記大径部が前記連結移動板の前記保持部に係止され、かつ前記セット軸の前記大径部に設けられた当接保持片が前記第2のバネの弾撥により前記連結移動板に当接されることで保持され、前記押ボタン軸の前記ストッパ軸は、前記ストッパ軸から突設した前記制御ピンが前記制御溝カムの前記第1の制御溝カム部に係合することで保持され、
前記糸通し準備状態保持位置において、前記押ボタン軸の前記セット軸は、前記ストッパ軸から突設した前記制御ピンに前記制御溝カムの前記第2の制御溝カム部が係合することで保持され、前記押ボタン軸の前記ストッパ軸は、前記ストッパ軸の前記先端部が前記連結位置決め板の周面に当接することで保持され、
前記糸通し状態保持位置において、前記押ボタン軸の前記セット軸は、前記セット軸の前記小径部が前記連結移動板の前記摺動部の一端に係止されることで保持され、前記押ボタン軸の前記ストッパ軸は、前記ストッパ軸の前記先端部が前記連結位置決め板の前記切欠部に嵌合することで保持されることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のミシンの気体搬送糸通し装置。 - 前記連結移動板は、前記ルーパへの糸通しが完了した後、前記連結移動板を前記糸通し状態から前記縫製状態に手動で強制復帰させるとき前記制御ピンが前記制御溝カムの第4の制御溝カム部を摺動して前記第1の制御溝カム部に係止し前記縫製状態を保持する復帰レバーを有することを特徴とする請求項1記載のミシンの気体搬送糸通し装置。
- 前記制御溝カムにおいて、前記押ボタンの非押圧操作時に前記制御ピンが係止されて前記縫製状態を保持する前記第1の制御溝カム部は、前記第4の制御溝カム部及び前記第2の制御溝カム部に連続しU字形の溝カム構造を有し、
前記押ボタンの押圧操作時に前記制御ピンが係止され前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の周面に当接させて前記連結移動板を糸通し準備状態に保持する前記第2の制御溝カム部は、前記第1の制御溝カム部及び前記第3の制御溝カム部に連続しステップ状の溝カム構造を有し、
前記主軸を手動回転することにより前記制御ピンが係止され前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の前記切欠部に嵌合させて前記糸通し状態を保持する前記第3の制御溝カム部は、前記第2の制御溝カム部及び前記第4の制御溝カム部に連続しU字形の溝カム構造を有し、
前記連結移動板を前記糸通し状態から前記縫製状態に手動で強制復帰させる第4の制御溝カム部は、前記第3の制御溝カム部及び前記第1の制御溝カム部に連続し前記制御ピンが摺動する傾斜溝カム構造を有することを特徴とする請求項5記載のミシンの気体搬送糸通し装置。 - 前記押ボタンの押圧操作で前記連結移動板が前記糸通し準備状態および前記糸通し状態に保持されているとき前記連結移動板の位置により前記主軸を駆動するモータの電源投入を禁止する安全装置を備えることを特徴とする請求項1記載のミシンの気体搬送糸通し装置。
- ルーパ糸入口からルーパ剣先糸出口まで中空構造にされた少なくとも1つのルーパと、前記ルーパに導かれるルーパ糸を差し入れる糸導入部と、前記糸導入部に連結され前記ルーパの前記ルーパ糸入口に接離する糸案内出口を有する中空の糸案内部と、前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する糸通し状態と前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口から離隔する縫製状態との間で前記糸案内部を移動させる連結部と、前記糸案内部が前記糸通し状態に移動されたとき前記ルーパ糸を前記糸導入部から前記ルーパを通って前記ルーパ剣先糸出口より送り出す気体供給部とを備え、
前記連結部を前記糸案内部の前記糸案内出口及び前記ルーパの前記ルーパ糸入口を接離自在に移動させるにあたり、制御ピンを突設した押ボタン軸を押圧操作するための押ボタンと、前記制御ピンを受容れる複数の制御溝カム部を含む制御溝カムと、前記糸案内部を担持するとともに第1のバネで前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する前記糸通し状態に向けて弾撥される連結移動板と、主軸と一体的に回転して前記押ボタン軸の先端部が当接する周面及び嵌合する切欠部を有する連結位置決め板とを含むルーパ糸通し・縫製切換機構を備え、
前記ルーパ糸通し・縫製切換機構の前記制御溝カムは、前記押ボタンの非押圧操作時に前記制御ピンが係止されて前記縫製状態を保持する第1の制御溝カム部と、前記押ボタンの押圧操作時に前記制御ピンに係止され前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の周面に当接させて前記連結移動板を糸通し準備状態に保持する第2の制御溝カム部と、前記主軸を手動回転することにより前記制御ピンが遊嵌され前記押ボタン軸の前記先端部を前記連結位置決め板の前記切欠部に嵌合させて前記糸通し状態を保持する第3の制御溝カム部と、前記ルーパへの糸通しが完了した後、前記連結移動板を前記糸通し状態から前記縫製状態に手動で強制復帰させるとき前記制御ピンが摺動して前記第1の制御溝カム部に係止し前記縫製状態を保持する第4の制御溝カム部とを有することを特徴とするミシンの気体搬送糸通し装置。 - ルーパ糸入口からルーパ剣先糸出口まで中空構造にされた少なくとも1つのルーパと、前記ルーパに導かれるルーパ糸を差し入れる糸導入部と、前記糸導入部に連結され前記ルーパの前記ルーパ糸入口に接離する糸案内出口を有する中空の糸案内部と、前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する糸通し状態と前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口から離隔する縫製状態との間で前記糸案内部を移動させる連結部と、前記糸案内部が前記糸通し状態に移動されたとき前記ルーパ糸を前記糸導入部から前記ルーパを通って前記ルーパ剣先糸出口より送り出す気体供給部とを備え、
前記連結部を前記糸案内部の前記糸案内出口及び前記ルーパの前記ルーパ糸入口を接離自在に移動させるにあたり、制御ピンを突設した押ボタン軸を押圧操作するための押ボタンと、前記制御ピンを受容れる複数の制御溝カム部を含む制御溝カムと、前記糸案内部を担持するとともに第1のバネで前記糸案内部の前記糸案内出口が前記ルーパの前記ルーパ糸入口に当接する前記糸通し状態に向けて弾撥される連結移動板と、主軸と一体的に回転して前記押ボタン軸の先端部が当接する周面及び嵌合する切欠部を有する連結位置決め板とを含むルーパ糸通し・縫製切換機構を備え、
前記ルーパ糸通し・縫製切換機構は、前記押ボタンで前記押ボタン軸が押圧されることにより前記制御ピンに係合する制御溝カムを介して前記連結移動板を前記縫製状態から糸通し準備状態に保持して前記押ボタン軸の前記先端部を前記主軸と一体的に回転する前記連結位置決め板の周面に当接させる糸通し準備機能と、前記主軸を手動回転することにより前記先端部を前記連結位置決め板の前記切欠部に嵌合させて前記糸通し状態を保持する糸通し機能と、前記ルーパへの糸通しが完了した後、前記連結移動板を前記糸通し状態から前記縫製状態に手動で強制復帰させるとき前記制御ピンに摺動する前記制御溝カムを介して前記縫製状態を保持する復帰機能とを有することを特徴とするミシンの気体搬送糸通し装置。
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