JP3353662B2 - はんだ合金 - Google Patents

はんだ合金

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    • H01L2924/156Material
    • H01L2924/157Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron [B], silicon [Si], germanium [Ge], arsenic [As], antimony [Sb], tellurium [Te] and polonium [Po], and alloys thereof
    • H01L2924/15738Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron [B], silicon [Si], germanium [Ge], arsenic [As], antimony [Sb], tellurium [Te] and polonium [Po], and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950 C and less than 1550 C
    • H01L2924/15747Copper [Cu] as principal constituent

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子機器における
金属接合において使用されるはんだ合金に係り、特に鉛
を含有しないで公害のないはんだ合金に関する。
【0002】
【従来の技術】はんだ接合を行う際にははんだ合金の接
合性,耐食性が良好であることが必要であり、さらに、
はんだ合金はその熱疲労強度が高い上に所望の接合温度
を有し、また環境上の配慮から鉛を含有しないことが望
まれる。半導体装置のチップはパワー通電時に熱が発生
すること、チップの金属導体を接合するはんだ接合部は
面接合であることのためにチップのはんだ接合部には大
きな熱ひずみが発生し、はんだ接合部を構成するはんだ
合金は過酷な使用環境下に置かれるので、はんだ合金は
熱疲労強度の高いことが必要である。さらに半導体装置
の構成から半導体装置製造の過程で複数回のはんだ接合
を行う場合に接合温度の異なる複数種類のはんだ合金が
用いられるので、はんだ合金としては後工程の温度プロ
ファイルの影響を受けにくい溶融温度の高い合金である
ことが望ましい。
【0003】従来のはんだ合金としては、スズ‐鉛Sn-P
b 合金、スズ‐銀Sn-Ag 合金,スズ‐アンチモンSn-Sb
合金があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スズ‐鉛Sn-Pb 合金
は、引張り強度が低く、延性に富むため、発生ひずみ量
が大きく疲労強度が低い。そのために下記に記述するよ
うに耐熱性が低い点と合わせ熱疲労強度が低い。スズ‐
鉛Sn-Pb 合金は183 ℃を共晶温度とする合金であり、Pb
の増加により溶融温度を183 ℃から300 ℃付近まで上げ
ることはできるが、液相温度と固相温度(183 ℃)間の
固液共存領域が広くなる上に、共晶温度が183 ℃である
ので、耐熱性が低く比較的低温域で材質劣化が生じやす
いという問題がある。さらに、はんだ合金として、Pbを
含有するので対環境性の点で望ましくない。スズ‐鉛Sn
-Pb 合金に代わるはんだ合金でPbを含有せず且つ耐熱性
の高いはんだ合金としては、溶融温度232-245 ℃を有す
るスズ‐アンチモンSn-Sb 合金、あるいは共晶温度221
℃を有するスズ‐銀Sn-Ag 合金が広く知られている。
【0005】スズ‐銀Sn-Ag 合金は、共晶温度221 ℃を
有し、熱疲労特性が良好であるが、実用的観点からさら
に熱疲労特性の改善が望まれる上に、高い溶融点を有す
ることが望まれる場合がある。スズ‐アンチモンSn-Sb
合金は、スズ‐鉛Sn-Pb 合金より強度が比較的高く優れ
ている。Sn-Sb 合金は、Sb 8.5重量%、温度245 ℃に包
晶点を有しており、Sbは通常8 重量%以下で使用され
る。溶融はSnの溶融温度232 ℃と包晶温度245 ℃の間で
生じるので固液共存領域が狭く、耐熱性も良好であり、
Sb量を増加することにより強度的に優れたものが得られ
る。しかしながらSn-Sb 合金は、Sb量を多くすると加工
性が悪くなり、さらに、はんだ接合時のぬれ性が低くな
るという問題がある。そこでSb量を抑制してスズ‐アン
チモンSn-Sb 合金の熱疲労強度とぬれ性を改善するもの
として、スズ‐アンチモンSn-Sb 合金に銀,銅,ニッケ
ルを添加したものが知られているが、このような合金は
スズを主成分とするためにはんだ合金の溶融時に表面に
酸化膜を形成し、ぬれ性や接合性が充分でないという問
題がある。
【0006】この発明は上述の点に鑑みてなされその目
的は、銀,銅,ニッケルを含むスズ‐アンチモンSn-Sb
合金を改良して、優れた強度を有するとともに熱的に安
定であり、接合性も良好なスズ‐アンチモンSn-Sb 系は
んだ合金を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的は第1の発明
によれば、アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限値
の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値の
零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下限
値の零を含まず)、リンを0.2重量%以下(範囲下限
値の零を含まず)含有し、残部はスズおよび不可避的不
純物からなることにより達成される。
【0008】第2の発明によれば、アンチモンを3.0
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銀を3.5重
量%以下(範囲下限値の零を含まず)、ニッケルを1.
0重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、ゲルマニウ
ムを0.1重量%以下(範囲下限値の零を含まず)含有
し、残部はスズおよび不可避的不純物からなることによ
り達成される。第3の発明によれば、アンチモンを3.
0重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銀を3.5
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銅を1.0重
量%以下(範囲下限値の零を含まず)、ニッケルを1.
0重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、リン0.2
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)含有し、残部は
スズおよび不可避的不純物からなることにより達成され
る。
【0009】第4の発明によれば、アンチモンを3.0
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銀を3.5重
量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銅を1.0重量
%以下(範囲下限値の零を含まず)、ニッケルを1.0
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、ゲルマニウム
を0.1重量%以下(範囲下限値の零を含まず)含有
し、残部はスズおよび不可避的不純物からなることによ
り達成される。
【0010】第5の発明によれば、アンチモンを3.0
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銀を3.5重
量%以下(範囲下限値の零を含まず)、銅を1.0重量
%以下(範囲下限値の零を含まず)、ニッケルを1.0
重量%以下(範囲下限値の零を含まず)、リン0.2重
量%以下(範囲下限値の零を含まず)、ゲルマニウムを
0.1重量%以下(範囲下限値の零を含まず)含有し、
残部はスズおよび不可避的不純物からなることにより達
成される。
【0011】SnにSbを添加すると合金の耐熱性が向上す
る。さらにSbはSn中に固溶して強度を高めるために合金
の熱疲労強度が向上する。Sbは他の添加元素とともにぬ
れ性と機械的強度の向上をもたらす。SnにAgを添加する
と合金の耐熱性,疲労強度,ぬれ性が向上する。Agは結
晶粒界に高濃度に存在し、結晶粒界の移動を抑えるため
合金の疲労強度が向上する。さらにAgは溶融温度が980
℃であるため合金の耐熱性が良くなるため熱疲労強度が
向上する。Sn-Ag 合金は、Ag 3.5重量%、温度221 ℃に
共晶点を有する。Agの添加量が3.5 重量%を越えると液
相温度が高くなり、接合温度をぬれ性確保のためにも高
くする必要があり、さらに固液共存領域が大きくなる。
Ag 添加量が3重量%と、6 重量%含有する合金では強
度は同レベルである。
【0012】Cuを添加すると、CuはSn中に固溶し、ぬれ
性を損なうことなく合金の強度と耐熱性が向上する。接
合金属がCuの場合には、接合金属からCuがはんだ合金へ
溶出することを抑制する。Cuを3 重量%以上添加する
と、溶融温度(液相温度)が急激に上昇する。また特開
平5-50286 号公報にはこの場合に金属間化合物(Cu3Sn)
の形成量が多くなり、熱疲労特性が損なわれることが指
摘されている。本発明では金属間化合物の過多形成によ
る疲労強度低下を防ぐために1.0 重量%以下で実施し
た。
【0013】Niを添加するとNiの溶融温度が高い(1450
℃)ために合金の熱的安定性が増す。またNiを添加する
と結晶組織が微細化し、あるいはNi-Sn 化合物が生成し
て強度や熱疲労特性が向上する。またCu基板を接合する
際には、接合強度を低下させる要因となる金属間化合物
(Cu3Sn)の生成を抑制する。Ni量が5 重量%以上になる
と、合金溶製が困難となり、またはんだ接合時に粘度が
大きくなり広がり性が低下する。圧延加工性を良くする
ためNi量を1.0 重量%以下にして実施した。
【0014】P およびGeを添加するとはんだ溶融時に薄
い酸化皮膜を形成し、Snなどのはんだ成分の酸化が抑制
される。添加量が過多であると、P,Geによる酸化皮膜が
厚くなりすぎて接合性に悪影響を及ぼす。本発明では、
0.05-0.20 重量%の添加量で実施した。Sn- Sb合金に、
Ag,Cu,Niを添加しさらに P,Ge を添加すると強度や接合
性の良好な「はんだ合金」が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】はんだ合金は、Sn,Ag,Cu,Ni,Ge,S
n-P 母合金の各原料を電気炉中で溶解して調製すること
ができる。Sn-P母合金はSnとP を予め溶製したものが用
いられる。各原料は純度99.99 重量%以上のものが使用
される。Snは主成分である。Sbが3.0重量%以下、Agが
3.5 重量%以下、NiまたはCuとNiの両者でCuが1.0 重量
%以下、Niが1.0 重量%以下添加される。Agの添加量を
増加すると強度が向上する。Agを3.5 重量%添加するこ
とにより強度は増加するが6.0 重量%に増加してもほぼ
同レベルである。Agは溶融温度を大きく低下しないで、
ぬれ性を改善するのに有効な添加元素であるが、3.5 重
量%を越えると、溶融温度が上昇し作業温度を高くする
必要が生じ、固液共存温度域が広くなる。従って強度を
向上させ、ぬれ性を改善させる適切なAgの添加量は3.5
重量%以下である。Sb,Ag,Cu,Ni の他にPもしくはGeま
たはP とGeの両者が添加される。P の添加量は0.20重量
%以下であり、Geの添加量は0.10重量%以下である。
【0016】
【実施例】実施例1 Sb3.0 重量%、Ag1.0 重量%、Cu0.5 重量%、Ni0.5 重
量%、Ge0.05重量%で残部がSnの組成を有するスズ‐ア
ンチモンSn-Sb 系合金を調製した。 実施例2 Sb3.0 重量%、Ag1.0 重量%、Cu0.5 重量%、Ni0.5 重
量%、Ge0.10重量%で残部がSnの組成を有するスズ‐ア
ンチモンSn-Sb 系合金を調製した。 実施例3 Sb3.0 重量%、Ag1.0 重量%、Cu0.5 重量%、Ni0.5 重
量%、P0.05 重量%で残部がSnの組成を有するスズ‐ア
ンチモンSn-Sb 系合金を調製した。 実施例4 Sb3.0 重量%、Ag1.0 重量%、Cu0.5 重量%、Ni0.5 重
量%、P0.20 重量%で残部がSnの組成を有するスズ‐ア
ンチモンSn-Sb 系合金を調製した。 比較例1〜比較例5 従来のスズ‐アンチモンSn-Sb 合金でSnとSbからなる。 比較例6〜比較例21 スズ‐アンチモンSn-Sb 合金にAg,Cu,Niを添加した従
来のスズ‐アンチモンSn-Sb 系合金である。
【0017】得られたはんだ合金の引張試験を室温で行
った。ぬれ性はメニスコグラフ法でフラックス(RMA
タイプ)を使用して測定した。この発明の実施例に係る
はんだ合金の引っ張り強さ,破断伸び,濡れ力,はんだ
溶解時の酸化膜形成の大小が、従来のSn-Sb 合金および
銀、銅、ニッケルを添加した従来のSn-Sb 系合金の特性
とともに表1に示される。表1において△は酸化膜の形
成が顕著であること、○は酸化膜の形成が少ないこと、
◎は酸化膜の形成が極少であることを示す。
【0018】
【表1】
【0019】従来のSn-Sb 合金は、Sb量が増えると強度
は増大するが濡れ性が悪くなることが示される。しかし
従来のスズ‐アンチモンSn-Sb 合金の酸化膜の形成は顕
著である。従来のSn-Sb 系合金は、例えばスズ‐アンチ
モンSn-Sb 合金(3.0重量%Sb) にCu,Ni を添加すると強
度が増している。スズ‐アンチモンSn-Sb 系合金(3.0重
量%Sb+1.0重量%Ag+1.0重量%Cu) にNiを0.5 重量%ま
たは1.0 重量%添加すると濡れ性が最も良くなってお
り、複合添加により強度と濡れ性が向上している。しか
し従来のスズ‐アンチモンSn-Sb 系合金の酸化膜の形成
は顕著である。
【0020】従来のSn-Sb 系合金にP やGeを添加した本
発明のはんだ合金は、酸化膜の形成が極小になりあるい
は少なくなる。P を0.05- 0.20重量%添加することによ
り、はんだ溶融時に液面上に形成される酸化膜は極めて
わずかである。Cu,Ni の添加効果もあり、ぬれ性も安定
した良好な結果が得られている。P の添加は、はんだ付
けなどの場合に酸化皮膜の形成が抑えられて良好な接合
性が得られる。
【0021】Geを0.05- 0.10重量%添加することによ
り、はんだ溶融時に液面上に酸化膜の形成は明瞭に低減
し、さらに引張り強度の向上が得られた。良好なぬれ性
も得られている。Geの添加は強度の向上も図れる。また
GeはP に比べて酸化による消費速度が小さいので、安定
したSn酸化抑制効果が得られる。P に比較し、Geは酸化
速度が安定しており、低い添加量でも効果を持続する。
【0022】P,Geの添加は、Snの酸化を抑制するので、
はんだ接合時ばかりでなく、「はんだ合金」を作製する
時にも表面酸化の少ない良質なはんだ合金をもたらす。
例えば、はんだ合金粉末をクリームハンダ用に作製する
際に球形に作製することが望ましいが、球形を得るため
には表面の酸化を極力抑え、表面張力のみで形状を支配
することが必要である。P,Geの添加は球形粒を作製する
上でも効果がある。
【0023】このようにしてSn- Sb合金にAgとCuとNiさ
らにP もしくはGeまたはP とGeの両者を添加することに
より、強度に優れ、耐熱性を有し、ぬれ性が向上すると
ともに接合性の良好なはんだ合金が得られる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、はんだ合金はSnが主
成分で、Sbが3.0 重量%以下、Agが3.5 重量%以下、Ni
またはCuとNiの両者でCuが1.0 重量%以下、Niが1.0 重
量%以下含有し、さらに0.2 重量%以下のP もしくは0.
1 重量%以下のGeを含有するので、熱疲労強度と接合性
の良好なはんだ合金が得られる。また、このはんだ合金
はPbを含まないので、公害のないはんだ合金が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−50286(JP,A) 特開 昭62−230493(JP,A) 特表 平8−509661(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 35/26 C22C 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下
    限値の零を含まず)、リンを0.2重量%以下(範囲下
    限値の零を含まず)含有し、残部はスズおよび不可避的
    不純物からなることを特徴とする電子機器の金属接合用
    のはんだ合金。
  2. 【請求項2】アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下
    限値の零を含まず)、ゲルマニウムを0.1重量%以下
    (範囲下限値の零を含まず)含有し、残部はスズおよび
    不可避的不純物からなることを特徴とする電子機器の金
    属接合用のはんだ合金。
  3. 【請求項3】アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、銅を1.0重量%以下(範囲下限値の
    零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、リン0.2重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)含有し、残部はスズおよび不可避的不純
    物からなることを特徴とする電子機器の金属接合用のは
    んだ合金。
  4. 【請求項4】アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、銅を1.0重量%以下(範囲下限値の
    零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、ゲルマニウムを0.1重量%以下
    (範囲下限値の零を含まず)含有し、残部はスズおよび
    不可避的不純物からなることを特徴とする電子機器の金
    属接合用のはんだ合金。
  5. 【請求項5】アンチモンを3.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、銀を3.5重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、銅を1.0重量%以下(範囲下限値の
    零を含まず)、ニッケルを1.0重量%以下(範囲下限
    値の零を含まず)、リン0.2重量%以下(範囲下限値
    の零を含まず)、ゲルマニウムを0.1重量%以下(範
    囲下限値の零を含まず)含有し、残部はスズおよび不可
    避的不純物からなることを特徴とする電子機器の金属接
    合用のはんだ合金。
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