JP3351086B2 - 内燃機関用ラジエータリザーブタンクの取付け構造 - Google Patents

内燃機関用ラジエータリザーブタンクの取付け構造

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JP3351086B2
JP3351086B2 JP03332294A JP3332294A JP3351086B2 JP 3351086 B2 JP3351086 B2 JP 3351086B2 JP 03332294 A JP03332294 A JP 03332294A JP 3332294 A JP3332294 A JP 3332294A JP 3351086 B2 JP3351086 B2 JP 3351086B2
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    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/02Liquid-coolant filling, overflow, venting, or draining devices
    • F01P11/029Expansion reservoirs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/18Fastening; Joining by using wedge effect

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関用ラジエータ
リザーブタンクの取付け構造の関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用ラジエータのリザーブ
タンクをブラケットを用いずに取り付ける構造として、
特開昭58−167818号公報に記載されているもの
がある。このリザーブタンクを図8に示す。ラジエータ
100のコア101の側端部に樹脂タンク102が設け
られており、樹脂タンク102には、車体取付けブラケ
ット103が側方に一体的に突出されるとともに、車体
内方側に、上方に開いた嵌合孔104が開設された係止
部105が一体的に突出形成されている。一方、リザー
ブタンク106には、係止部105の嵌合孔104に上
方から嵌合係合してリザーブタンク106を支持する下
向フック状の係合部107が形成されている。そして、
図8に示すように係合部107を一点鎖線方向より係止
部105の嵌合孔104に嵌入して係合させることでリ
ザーブタンク6とラジエータ4とが支持される。
【0003】また、図9に示すように、リザーブタンク
1をブラケット65を用いて取り付けるものがある。リ
ザーブタンク1は、リザーブタンク1の底部に下方に向
けて形成された差込部62を備えている。また、ファン
シュラウド2には貫通孔63を有した嵌合部61が形成
されており、この嵌合部61に上記差込部22が嵌合し
ている。そして、ラジエータ65とリザーブタンク1と
をブラケット66を介し、ボルト67、68にて固定す
るものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
リザーブタンク106とラジエータ100との支持構造
では、係合部61と嵌合部51とが嵌入されているだけ
であるため、車両の走行によって生じる振動、特に上下
方向の振動に弱く、係合部61が嵌合孔51から抜けて
しまうという問題があった。
【0005】また、図9に示すリザーブタンク1の支持
構造では、差込部62とボルト68との2点による支持
のため、エンジンの作動や車両の移動で発生する振動に
より、リザーブタンク1が差込部62とボルト68とを
軸心とする円弧方向(図9中矢印Gに示す方向)に振動
し、ボルト68が緩んでしまうことが問題になってい
る。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みて、耐振
性に強いリザーブタンクの支持構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】エンジン冷却水を冷却するラジ
エータと、このラジエータの側面に設けられ、前記ラジ
エータの冷却空気をガイドするファンシュラウドと、前
記冷却水を貯留するリザーブタンクとを備え、前記ファ
ンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのいずれか一
方に形成され、嵌合孔を有する第1支持部材と、前記フ
ァンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのいずれか
一方に形成され、逆楔型状に窪んだ逆楔型状部を有する
第2支持部材と、前記ファンシュラウドもしくは前記ラ
ジエータのいずれかに設けられ、嵌合部を有する第3支
持部材と、前記ファンシュラウドもしくは前記リザーブ
タンクのいずれか他方に形成され、前記第1支持部材の
嵌合孔に挿入可能な差込部と、前記ファンシュラウドも
しくは前記リザーブタンクのいずれか他方に形成され、
前記第2支持部材の逆楔型状部に挿入可能な楔型状差込
部と、前記リザーブタンクに形成され、前記第3支持部
材の嵌合部に挿入可能な係合部とを有し、かつ、前記嵌
合孔と前記差込部との挿入方向と、前記逆楔型状部と前
記楔型差込部との挿入方向と、前記嵌合部と前記係合部
との挿入方向とが一致していることを技術的手段として
採用する。
【0008】
【作用および効果】以上に述べた本発明の構成による
と、ファンシュラウドもしくはリザーブタンクのいずれ
か一方に嵌合孔を有する第1支持部材を形成する。そし
て、ファンシュラウドもしくはリザーブタンクのいずれ
か一方に逆楔型状に窪んだ逆楔型状部を有する第2支持
部材とを形成する。そして、ファンシュラウドもしくは
ラジエータのいずれかに嵌合部を有する第3支持部材を
設ける。そして、ファンシュラウドもしくはリザーブタ
ンクのいずれか一方に前記嵌合孔に挿入可能な差込部を
形成する。そして、ファンシュラウドもしくはリザーブ
タンクいずれか他方に前記逆楔型状部に挿入可能な楔型
状差込部と、嵌合部に挿入可能な係合部とを形成する。
そして、リザーブタンクに前記嵌合部に挿入可能な係合
部を形成したため、嵌合孔に差込部を、逆楔型状部に楔
型状差込部を、係合部に嵌合部を挿入してリザーブタン
クとを固定した状態では、リザーブタンクに加わる振動
によりリザーブタンクが上下左右に動くことが規制され
る。また、嵌合孔と差込部との挿入方向と、逆楔型状部
と楔型差込部との挿入方向と、前記嵌合部と前記係合部
との挿入方向とが一致していることにより、取付けが容
易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。本発明の第1実施例による内燃機関用ラ
ジエータリザーブタンクの取付け構造を図1〜図4に示
す。図1にファンシュラウド2にリザーブタンク1が取
付けられた正面図を示す。
【0010】図2に図1を矢印B方向から見た上面図を
示す。図1の紙面裏側には自動車走行用エンジンのエン
ジン冷却水を冷却するラジエータ38が配置されている
(図2参照)。リザーブタンク1は、この冷却水を貯留
し、冷却水の熱膨張による増減分を補うものである。フ
ァンシュラウド2は、図示しないファンをファン外縁と
円筒壁部3内面とが対向するように収納し、このファン
により生じせしめられた空気流を良好にラジエータを通
過させて吸風するものである。
【0011】ファンシュラウド2は、ポリプロピレンな
どの樹脂材にて形成されており、ファンの外径に沿って
形成された円筒壁部3と、この円筒壁部3から延設され
ラジエータに向かってその内径が増加するラッパ形状の
導風壁4とを備えている。そして、円筒壁部3は、後述
する第2支持部材5と第1支持部材6とを備えており、
導風壁4は、第3支持部材8を有している。
【0012】また、リザーブタンク1は、ポリプロピレ
ンなどの樹脂材を用いてブロー成形により形成されてい
る。そして、リザーブタンク1は、ファンシュラウド2
に取付けられている状態で、下方に向かってその内径が
小さくなりファンシュラウド2の円筒壁部3の外周壁に
沿うように成形されている。また、リザーブタンク1
は、ブロー成形品の特徴である型割線上に後述する差込
部22と後述する楔型状差込部20とを、そして、リザ
ーブタンク1の側面34には後述する係合部23を備え
ている。
【0013】ファンシュラウド2の円筒壁部3の外周上
部には第2支持部材5が天方向に向かって一体形成され
ている。そして、第2支持部材5には、この第2支持部
材5の立設方向における一端から他端にかけて断面逆楔
型の逆楔型状部21が形成されている。そして、この逆
楔型状部21にリザーブタンク1の後述する楔型状差込
部20が挿入可能である。
【0014】ファンシュラウド2の円筒壁部3の外周側
部には第1支持部材6が一体形成されている。そして、
第1支持部材6は、その上面が車両搭載状態で略水平と
なっており、かつ、長方形状の嵌合孔7が第1支持部材
6を貫通して形成され、この嵌合孔7にリザーブタンク
1の後述する差込部22が挿入可能である。ファンシュ
ラウド2の導風壁4の上面には第3支持部材8が一体形
成されている。そして、第3支持部材8には長方形状の
嵌合部9が第3支持部材8を貫通して形成されている。
この嵌合部9には車両搭載状態で略水平方向に形成さ
れ、後述する係合部23が挿入可能である。なお、この
嵌合部9を有する第3支持部材8の形成位置は、逆楔型
状部21に近接させることにより、強い耐振性を得るこ
とができる。
【0015】楔型状差込部20は、リザーブタンク1の
型割線状に一体形成されており、図2に示すように外側
に広がる楔型形状をしている。そして、図2に示すよう
に楔型状差込部20と逆楔型状部21との形状面積はほ
ぼ同等である。図3に図1に示すH部の拡大図を示す。
差込部22は、図3に示すようにリザーブタンク1の底
部外壁10から下方に形成された首部25と、この鉛直
首部25から下方に向かって突き出す一対の差込脚部2
4とを有している。そして、差込脚部24は、首部25
から分岐し互いに遠のくように傾斜した第1傾斜部2
6、および第1傾斜部26の下端の角部33から差込脚
部24の先端29に向けて互いに近づくように傾斜した
第2傾斜部27とを有する。そして、差込部22は、差
込脚部24の内側面にU字状のすり割部28を有するこ
とにより、差込脚部24の先端29が互いに近づくよう
に変形可能である。
【0016】また、差込脚部24の角部33間の距離
は、嵌合孔7の内径より僅かに大きく、首部25の幅は
嵌合孔7の内径より僅かに小さい。この差込部22を第
1支持部材6に形成された嵌合孔7に挿入することによ
り、リザーブタンク1の底部外壁10が第1支持部材6
の上端面18に当接する。図4に基づいて第3支持部材
8と係合部23との嵌合状態を説明する。
【0017】係合部23は、リザーブタンク1の側面3
4に一体形成されており、係合部23は、リザーブタン
ク1とファンシュラウド2とが取りつけられた状態で、
嵌合部9に対抗する位置に設けられている。そして、係
合部23は、側面34の肉厚方向に突出し、図4に示す
ように断面形状が台形形状をしており、リザーブタンク
1の上面部11に平行(車両取付状態で略水平方向)な
当接面31と、鉛直方向に形成された垂直面35と、こ
の垂直面35から下方に向けて傾斜した傾斜面32とを
有する。
【0018】以下、リザーブタンク1とファンシュラウ
ド2との取付け方法を具体的に説明する。先ず、図1に
示すB方向(車両搭載状態での上下方向)から楔型状差
込部20を逆楔型状部21へ挿入する。この時、ファン
シュラウド2の逆楔型状部21とリザーブタンク1の楔
型状差込部20とが嵌合することによって、差込部22
が嵌合孔7へ、係合部23が嵌合部9へ挿入される際の
ガイドとなる。これによって、リザーブタンク1をファ
ンシュラウド2に取りつける際、差込部22と嵌合孔7
とを、また係合部23と嵌合部9とを位置決めする必要
がなくなる。
【0019】そして、さらに楔型状差込部20を逆楔型
状部21に挿入すると、差込部22の第2傾斜部27が
嵌合孔7の入口付近に当接する(図3参照)。また、こ
れに伴って係合部23の傾斜面32の最下部が第3支持
部材8の角部12に当接する(図4参照)。さらに、楔
型状差込部20を逆楔型状部21に挿入すると、嵌合孔
7の入口付近から第2傾斜面27から受ける反発力によ
り、差込脚部24の先端29が互いに近づき、角部33
が嵌合孔7の内壁30に当接しながら嵌合孔7を進み、
第1支持部材6の下端面19まで達する。また、これに
伴って係合部23の傾斜面32が第3支持部材8の角部
12に当接しながら下方に進み、係合部23の垂直面3
5が第3支持部材8に接する。この際、リザーブタンク
1は楔型状差込部20と差込部22とを支点とし、図4
に示す矢印C方向へ押し曲げられており、リザーブタン
ク1にはC方向と逆向きである矢印D方向に反発力が働
いている。
【0020】さらに、楔型状差込部20を逆楔型状部2
1に挿し、角部33が下端面19を過ぎると、互いに近
づいていた差込脚部24の先端29が元の位置に戻ろう
とし、差込部22の第2傾斜部27が嵌合孔7の出口付
近に当接しながら下方に進み、差込部22の鉛直首部2
5が嵌合孔7に貫通状態になり、リザーブタンク1の底
部外壁10が第2支持部材の上端面18に接する。ま
た、これに伴って嵌合部23の当接面35が第3支持部
材8に接しながら下方に進み、当接面31を過ぎるとリ
ザーブタンク1に働いている反発力により図3に示すD
方向に押し戻され、嵌合部23が嵌合孔9に入り込む。
【0021】以上のようにリザーブタンク1がファンシ
ュラウド2に取り付けた際、エンジンの作動や車両の移
動で発生する振動により、リザーブタンク1は上下左右
に可動する。しかし、上方向については、差込部22の
第1傾斜部26が第1支持部材6の下端面19に、嵌合
部23が第3支持部8の内壁に衝突するため、リザーブ
タンク1がそれ以上上に移動することが規制される。ま
た、下方向については、リザーブタンク1の底部外壁1
0が第1支持部材6の上端面18に当接しているため、
リザーブタンク1はそれ以上下に移動することが規制さ
れる。左右方向については、楔型差込部20が逆楔型状
部21に嵌合しているため、リザーブタンク1はそれ以
上左右に移動することが規制される。この結果、リザー
ブタンク1とファンシュラウド2との振動強度が向上す
る。また、ブラケットやボルトなどをいっさい用いず、
リザーブタンク1をファンシュラウド2に押し込むだけ
で、確実にリザーブタンク1とファンシュラウド2が取
付けられるため、取付け工程時間を短縮でき、製造コス
トを低減できる。
【0022】また、リザーブタンク1は、ファンシュラ
ウド2の円筒壁部3に沿い、ファンシュラウド2の導風
壁4および円筒壁部3に近接して取り付けられているた
め、車両のエンジンルーム内のスペースを無駄にするこ
とがない。以上、本発明に第1実施例について説明した
が、本発明は以下に述べるような実施例でも適用でき
る。
【0023】以下、第2実施例について図に基づいて説
明する。図5にリザーブタンク1がラジエータ38とフ
ァンシュラウド2とに取り付けられた支持構造を示す。
リザーブタンク1は、差込部22と、楔型状部20と、
内方に窪んだ後述する凹部39(係合部)とを備えてお
り、この凹部39に後述する取付腕部36の挿入部44
(嵌合部)が挿入可能である。
【0024】ファンシュラウド2は、嵌合孔7を有した
第1支持部材6と、逆楔型状部21を有した第2支持部
材5とを備えている。ラジエータ38の上部(車両取付
状態で上方向)には、後述する取付腕部36(第3支持
部材)を取り付けるための孔が設けられており、この孔
を介して固定部材37、具体的にはボルトによりラジエ
ータ38と取付腕部36とが取り付けられる。
【0025】図6に図5中F方向から見た側面図を示
す。なお、図6は、リザーブタンク1とラジエータ38
とが取付腕部36を介して取り付けられているものを示
してある。取付腕部36は、図6に示すようにリザーブ
タンク1の上面部11に平行(車両取付状態で略水平方
向)な平行腕部41と、上方に突出した半円形状の半円
腕部42と、半円腕部42の端部から平行腕部41と平
行に延設した固定部43と、半円腕部42の端部から下
方に延設された挿入部44(嵌合部)とを有している。
そして、挿入部44は後述する凹部(係合部)39に挿
入可能である。また、挿入部44には、後述する凹部3
9に対向する位置に、突起部47が設けられている。ま
た、取付腕部36の一端にはボルト37が嵌め込まれる
孔が設けられている。
【0026】図7に図5のE−E断面図を示す。凹部3
9は係止部46と窪み部48とを有しており、この係止
部46はリザーブタンク1の側面34と平行に突出して
形成されている。これによって、取付腕部36の挿入部
44は、その外周を覆うように凹部39に嵌め込まれて
いる。また、窪み部48は上述した突起部47に嵌合可
能である。
【0027】以下、リザーブタンク1の取り付け方法を
説明する。先ず、リザーブタンク1の凹部39に取付腕
部36の挿入部44を上方(車両搭載状態での上下方
向)から挿入し、取付腕部36の固定部43をリザーブ
タンク1の上面部11に当接させる。これに伴って、凹
部39の窪み部48と挿入部44とが嵌合する。なお、
この窪み部48と挿入部44とが嵌合することにより、
挿入部44と凹部39との抜け止めとなる。
【0028】次に、リザーブタンク1の楔型状部20を
第2支持部材5の逆楔型状部21に挿入する。そして、
さらに挿入すると差込部22が嵌合孔7を貫通し、差込
部22と嵌合孔7とが嵌合する。そして、取付腕部36
の一端に設けられた図示しない孔、およびラジエータ3
8の上部(車両取付状態で上方向)に設けられた図示し
ない孔を介して、ボルト37にて取付腕部36とラジエ
ータ38とが取り付けられる。
【0029】これによって、差込部22と第1支持部材
6との支持部、および楔型状差込部20と逆楔型状部2
1との支持部では、上記第1実施例と同等の効果があ
り、また、取付腕部36を介したリザーブタンク11と
ラジエータ38との支持部では、上下方向についての振
動によって、リザーブタンク1に上方向への力が働き、
取付腕部36の固定部43を介して取付腕部36にも上
方向の力が働く。しかし、取付腕部36の半円腕部42
が半円形状で上方向に突出しているために、上方向の力
に対し、下方向に押しつける力が働くため、上方向に移
動することが規制される。
【0030】なお、第2実施例において、楔型状差込部
20の形状は楔型形状でなくピン形状であっても同等の
効果が得られる。また、第1実施例において、係合部2
3は第3支持部材9の嵌合部9の内面と当接するもので
あればどのような形状でも良い。また、上記実施例で
は、差込部22は首部25と差込脚部24と有していた
が、首部25が延長された形状だけでも良く、この場合
はリザーブタンク1の底部外壁10と首部25の下端部
との距離は、エンジンの作動や車両の移動で発生する振
動によって首部25が抜けないような長さとする。ま
た、この場合、首部25の断面形状は、長方形状でも正
方形状でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるファンシュラウド
2とリザーブタンク1が取り付けられた図である。
【図2】上記第1実施例における図1中B方向から見た
上面図である。
【図3】図1のH部拡大図である。
【図4】上記第1実施例における要部詳細図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるリザーブタンクの
取り付け構造を示すものである。
【図6】図5中F方向から見た側面図である。
【図7】図5のE−E断面図を示すものである。
【図8】従来のリザーブタンクの取り付け構造を示す詳
細図である。
【図9】従来のリザーブタンクの取り付け構造を示す詳
細図である。
【符号の説明】
1 リザーブタンク 2 ファンシュラウド 5 第1支持部材 6 第2支持部材 7 嵌合孔 8 第3支持部材 9 嵌合部 20 楔型状差込部 21 逆楔型状部 22 差込部 23 凸部(係合部) 36 取付腕部(第3支持部材) 44 挿入部(嵌合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン冷却水を冷却するラジエータ
    と、 このラジエータの側面に設けられ、前記ラジエータの冷
    却空気をガイドするファンシュラウドと、 前記冷却水を貯留するリザーブタンクとを備え、 前記ファンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのい
    ずれか一方に形成され、嵌合孔を有する第1支持部材
    と、 前記ファンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのい
    ずれか一方に形成され、逆楔型状に窪んだ逆楔型状部を
    有する第2支持部材と、 前記ファンシュラウドもしくは前記ラジエータのいずれ
    かに設けられ、嵌合部を有する第3支持部材と、 前記ファンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのい
    ずれか他方に形成され、前記第1支持部材の嵌合孔に挿
    入可能な差込部と、 前記ファンシュラウドもしくは前記リザーブタンクのい
    ずれか他方に形成され、前記第2支持部材の逆楔型状部
    に挿入可能な楔型状差込部と、 前記リザーブタンクに形成され、前記第3支持部材の嵌
    合部に挿入可能な係合部とを有し、かつ、前記嵌合孔と
    前記差込部との挿入方向と、前記逆楔型状部と前記楔型
    差込部との挿入方向と、前記嵌合部と前記係合部との挿
    入方向とが一致していることを特徴とする内燃機関用ラ
    ジエータリザーブタンクの取付け構造。
JP03332294A 1994-03-03 1994-03-03 内燃機関用ラジエータリザーブタンクの取付け構造 Expired - Fee Related JP3351086B2 (ja)

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