JP3346498B2 - 印刷インキ用バインダー - Google Patents

印刷インキ用バインダー

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JP3346498B2
JP3346498B2 JP29428893A JP29428893A JP3346498B2 JP 3346498 B2 JP3346498 B2 JP 3346498B2 JP 29428893 A JP29428893 A JP 29428893A JP 29428893 A JP29428893 A JP 29428893A JP 3346498 B2 JP3346498 B2 JP 3346498B2
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弘一郎 大島
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷インキ用バインダー
に関する。さらに詳しくはプラスチックフィルム、プラ
スチックシート又は合成樹脂成形品用の被覆剤として有
用な印刷インキ用バインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被包装物の多様化、包装技術の高
度化に伴ない、包装材料として各種のプラスチックフィ
ルムが使用されるようになり、かかるプラスチックフィ
ルム用の印刷インキにも各種性能が要求されるようにな
っている。とりわけ包装材料の美粧化、高級化のために
各種プラスチックフィルムが積層されて使用されている
分野においては、印刷インキの幅広い接着性、更にはラ
ミネート加工適性、ボイル適性、レトルト適性等の各種
後加工適性が必要になってきている。
【0003】特に、中間にアルミニウム箔を介在させた
積層フィルムはボイル適性、レトルト適性が要求され
る。また透明基材をベースとした包装材分野において
は、基材フィルムである延伸ポリプロピレン(OPP)
を、アンカーコート剤を用いずに、直接、溶融ポリプロ
ピレンで被覆しうるラミネート加工適性(通常PPダイ
レクトラミネート適性という)も要求される。
【0004】従来より、こうした分野の印刷インキ用バ
インダーとしてはナイロン、ポリエステル等の基材フィ
ルムに対して幅広い適性を有することから、ポリウレタ
ンが多く用いられている。しかし、ポリウレタンはポリ
エステルフィルムやナイロンフィルムに対しては単独で
優れた接着力を有するが、汎用フィルムであるポリエチ
レンフィルムやポリプロピレンフィルム等のポリオレフ
ィンフィルムに対する接着力が十分でなく、ラミネート
加工適性、特にPPダイレクトラミネート適正が不充分
であった。また、ポリウレタンは、いわゆる2液型とし
て使用される場合は、ポットライフが短く、作業上に種
々の制約があった。一方、PPダイレクトラミネート加
工が施されるポリオレフィンの印刷インキ用バインダー
としては、塩素化ポリプロピレン等の比較的低塩素化度
の塩素化ポリオレフィンが使用されている。しかし、塩
素化ポリオレフィンはポリオレフィンフィルムに対して
は良好な接着力を示すが、ポリエステルフィルムやナイ
ロンフィルムに対する接着力が十分でなく、またボイル
適性、レトルト適性が不十分であった。また、塩素化ポ
リオレフィンとポリウレタンとは相溶性が悪く両者の混
合物は使用し難い。そのため、各種基材フィルム、各種
ラミネート加工またはレトルト加工等の用途に応じて、
印刷インキ用バインダーを製造しなければならなかっ
た。
【0005】こうした問題を解決した印刷インキ用バイ
ンダーとして、特開平5−209146号には、ポリイ
ソプレン骨格を有するポリウレタンが提案されている。
しかし、前記ポリイソプレン骨格を有するポリウレタン
のPPダイレクトラミネート適性は、十分には改良され
ていない。さらにはポリイソプレン骨格が二重結合を有
するため耐光性、耐熱性、耐酸素性等が劣り、経時的に
接着力、ラミネート加工適性、ボイル適性、レトルト適
性等の物性が低下したり、印刷皮膜が着色するといった
欠点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は被印刷物とし
てのポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどの各種プラスチックフィルムのいずれに対し
ても優れた接着性、ラミネート加工適性(特にPPダイ
レクトラミネート適性)、ボイル加工適性、レトルト加
工適性を有し、しかも経時的に安定な1液型の印刷イン
キ用バインダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決しうる印刷インキ用バインダーを提供すべく鋭意検
討を重ねた結果、水酸基またはアミノ基を含有する特定
の水素化ポリイソプレンを構成成分として使用してなる
ポリウレタンが斯かる課題を解決しうることを見出し
た。本発明をかかる新たな知見により完成されたもので
ある。
【0008】すなわち、本発明は、高分子ポリオール、
ジイソシアネート化合物、鎖伸長剤および必要に応じて
鎖長停止剤を反応させて得られるポリウレタンを含有し
てなる印刷インキ用バインダーにおいて、該ポリウレタ
ンの構成成分として、炭素−炭素二重結合の水素化率が
80%以上であって、数平均分子量が400〜1000
0の範囲内にあり、かつ1分子あたり1つ以上の水酸基
またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレンを、該ポ
リウレタン固形分の3〜70重量%使用することを特徴
とする印刷インキ用バインダーに関する。
【0009】本発明ではポリウレタンの構成成分とし
て、炭素−炭素二重結合の水素化率が80%以上であっ
て、数平均分子量が400〜10000の範囲内にあ
り、かつ1分子あたり1つ以上の水酸基またはアミノ基
を有する水素化ポリイソプレンを用いることが必須とさ
れる。本発明は、水素化ポリイソプレンがエチレンとプ
ロピレンの交互共重合体と同様の構造であり、ポリイソ
プレンよりもポリプロピレンに対する高い化学的親和力
を有することから、かかる水素化ポリイソプレン骨格を
ポリウレタン中に導入することにより印刷インキ用バイ
ンダーの接着性、特にPPダイレクトラミネート適性を
さらに向上させようとするものである。さらにはポリイ
ソプレンの二重結合を水素化することにより、印刷イン
キ用バインダーの接着力、ラミネート加工適性、ボイル
適性、レトルト適性等の物性の経時的な低下や、印刷皮
膜の着色を改良しようとするものである。
【0010】そのため本発明では、かかる水酸基または
アミノ基を有する水素化ポリイソプレンの中でも、炭素
−炭素二重結合の水素化率が80%以上のものを使用す
ることが必須とされる。好ましくは、90%以上のもの
がよい。水素化率が80%未満では、PPダイレクトラ
ミネート適性を十分に改良することはできない。
【0011】また、本発明では数平均分子量が400〜
10000の範囲内にある水酸基またはアミノ基を有す
る水素化ポリイソプレンを使用する。数平均分子量が4
00未満の場合には接着性、特にPPダイレクトラミネ
ート適性が不十分であり、また10000を越える場合
には得られるポリウレタンの樹脂溶液の経時的安定性が
劣る傾向にある。一般的に、水酸基またはアミノ基を有
する水素化ポリイソプレンを高分子ポリオール成分とし
て使用する場合は数平均分子量が700〜10000、
好ましくは1000〜5000の範囲内にあるものを使
用し、鎖伸長剤成分として使用する場合は400〜70
0未満の範囲内にあるものを使用し、伸長停止剤成分と
して使用する場合は400〜10000の範囲内にある
ものを使用する。
【0012】また、水素化ポリイソプレンは1分子あた
り1つ以上の水酸基またはアミノ基を有することが必須
とされる。水酸基またはアミノ基を1分子あたり1つも
有しない水素化ポリイソプレンは、未反応のままポリウ
レタン中に残存するため、該ポリウレタンの樹脂溶液の
経時的安定性が不十分となるからである。かかる水酸基
またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレンは、分子
中に2つ以上の水酸基またはアミノ基を有する場合は高
分子ポリオール成分または鎖伸長剤成分として使用し、
分子中に1つの水酸基またはアミノ基を有する場合は伸
長停止剤成分として使用する。
【0013】こうした水酸基またはアミノ基を有する水
素化ポリイソプレンは、以下に示すように、水酸基また
はアミノ基を有するポリイソプレンを製造した後に、公
知の手段で水素化する方法等により容易に製造すること
ができる。
【0014】たとえば、水酸基またはアミノ基を有する
ポリイソプレンは、過酸化水素、水酸基もしくはアミノ
基を有するアゾ系化合物(たとえば、2,2’−アゾビ
ス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロ
ピオンアミド〕等)または水酸基もしくはアミノ基を有
する過酸化物(たとえば、シクロヘキサノンパーオキサ
イド等)を重合開始剤として用い、イソプレンモノマー
をラジカル重合する方法により製造できる。重合開始剤
の使用量は、イソプレンモノマー100重量部に対し、
過酸化水素の場合は1.2〜12重量部程度、アゾ系化
合物の場合は9.2〜92重量部程度、過酸化物の場合
は7.6〜76重量部程度である。重合は無溶媒下で行
うこともできるが、反応を制御しやすいため、エタノー
ル、イソプロパノール等の溶媒存在下で行うのが好まし
い。反応温度は通常100〜150℃程度、反応時間は
5〜15時間程度である。
【0015】また、水酸基またはアミノ基を有するポリ
イソプレンは、ナフタレンジリチウム等の触媒を用いて
イソプレンモノマーをアニオン重合してイソプレンリビ
ングポリマーを製造し、さらにモノエポキシ化合物また
はモノアジリジニル化合物等を反応させる方法等によっ
ても製造できる。重合はラジカル重合と同様に無溶媒下
で行うこともできるが、反応を制御しやすいため、ヘキ
サン、シクロヘキサン等の溶媒存在下で行うのが好まし
い。反応温度は通常50〜100℃程度、反応時間は1
〜10時間程度である。
【0016】得られた水酸基またはアミノ基を有するポ
リイソプレンを水素化する方法は、均一系触媒または不
均一系触媒を用いる公知の手段を採用できる。
【0017】均一系触媒を用いる場合は、ヘキサン、シ
クロヘキサン等の飽和炭化水素やベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素を溶媒とし、常温〜150
℃程度の反応温度、常圧〜50kg/cm2 の水素圧下
で、1〜24時間程度水素化反応を行う。均一系触媒と
しては遷移金属ハライドとアルミニウム、またはこれら
とアルカリ土類金属もしくはアルキル金属などのアルキ
ル化物との組み合わせによるチーグラー触媒等があげら
れ、その使用量は前記ポリイソプレンの二重結合あたり
0.01〜0.1モル%程度である。
【0018】不均一系触媒を用いる場合は、ヘキサン、
シクロヘキサン等の飽和炭化水素やベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類等を溶媒と
し、常温〜200℃程度の反応温度、常圧〜100kg
/cm2 の水素圧下で、1〜48時間程度水素化反応を
行う。不均一系触媒としてはニッケル、コバルト、パラ
ジウム、白金、ロジウム、ルテニウム等の触媒またはこ
れら触媒のシリカ、アルミナ、ケイソウ土、活性炭等の
担体への担持体等があげられ、その使用量は前記ポリイ
ソプレン100重量部に対し0.5〜10重量%程度で
ある。
【0019】なお、本発明で使用する水酸基またはアミ
ノ基を有する水素化ポリイソプレンは前記方法により製
造したものをそのまま使用してもよく、市販品である、
たとえば、「TH−1」、「TH−21」、「TH−3
1」(いずれも(株)クラレ製)等をそのまま使用して
もよい。
【0020】また、前記水酸基またはアミノ基を有する
水素化ポリイソプレンはポリウレタンの構成成分として
該ポリウレタン固形分の3〜70重量%使用しなければ
ならない。好ましくは、5〜50重量%である。水酸基
またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレンの使用量
が3重量%に満たない場合は接着性、特にPPダイレク
トラミネート適性が不十分であり、また70重量%を越
える場合には得られるポリウレタンの樹脂溶液の経時的
安定性が劣る傾向にある。
【0021】つぎに本発明におけるポリウレタンの構成
成分について説明する。なお、本発明では、前記のとお
り特定の水酸基またはアミノ基を有する水素化ポリイソ
プレンをポリウレタンの必須の構成成分として使用する
が、本発明のポリウレタンの製造にあたっては、公知の
高分子ポリオール、鎖伸長剤および鎖長停止剤を、前記
水酸基またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレンが
前記使用量となる範囲内において使用できる。
【0022】高分子ポリオール成分としては、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパン
ジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ヘキサンジオ
ール、オクタンジオール、1,4−ブチンジオール、ジ
プロピレングリコール等の飽和および不飽和の各種公知
のグリコール類またはn−ブチルグリシジルエーテル、
2−エチルヘキシルグリシジルエーテル等のアルキルグ
リシジルエーテル類、バーサティック酸グリシジルエス
テル等のモノカルボン酸グリシジルエステル類と、アジ
ピン酸、マレイン酸、フマル酸、無水フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、コハク酸、しゅう酸、マロン
酸、グルタル酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、スベリン酸等の二塩基酸もしくはこれらに対応する
酸無水物やダイマー酸などとを脱水縮合して得られるポ
リエステルジオール類;環状エステル化合物を開環重合
してえられるポリエステルポリオール類;酸化エチレ
ン、酸化プロピレン、テトラヒドロフラン等の重合体も
しくは共重合体等のポリエーテルポリオール類;その
他、ポリカーボネートポリオール類、ポリブタジエング
リコール類、ビスフェノールAに酸化エチレンもしくは
酸化プロピレンを付加してえられたグリコール類等の一
般にポリウレタンの製造に用いられる各種公知の高分子
ポリオールがあげられる。なお、上記低分子グリコール
類等と二塩基酸から得られる高分子ポリオールの場合に
は、前記低分子グリコール成分の5モル%までは、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブ
タントリオール、ソルビトール、ペンタエリスリトール
等の各種低分子ポリオールに置換することができる。
【0023】前記高分子ポリオールの数平均分子量は、
得られるポリウレタンの溶解性、乾燥性、耐ブロッキン
グ性等を考慮して適宜決定され、通常は700〜100
00程度、好ましくは1000〜5000の範囲内とす
るのがよい。該数平均分子量が700未満の場合には溶
解性の低下に伴ない印刷適性が劣る傾向にあり、100
00を越えると乾燥性及び耐ブロッキング性が低下する
傾向にある。
【0024】ジイソシアネート化合物としては芳香族、
脂肪族または脂環族の各種公知のジイソシアネート類を
使用することができる。たとえば、1,5−ナフチレン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルジメチルメタンジイ
ソシアネート、4,4’−ジベンジルイソシアネート、
ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラ
アルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−
フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、ブタン−
1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネート、ジシクロヘキ
シルメタン−4,4−ジイソシアネート、1,3−ビス
(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサンジイソシアネート、m−テトラメチルキシリ
レンジイソシアネートやダイマー酸のカルボキシル基を
イソシアネート基に転化したダイマージイソシアネート
等がその代表例としてあげられる。
【0025】鎖伸長剤としては、たとえばエチレンジア
ミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
トリエチレンテトラミン、ジエチレントリアミン、イソ
ホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジアミンなどがあげられる。その他、2−ヒドロキシエ
チルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピレ
ンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2
−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒド
ロキシプロピルエチレンジアミン等の分子内に水酸基を
有するジアミン類および前記したポリエステルジオール
の項で説明した低分子グリコールやダイマー酸のカルボ
キシル基をアミノ基に転化したダイマージアミン等もそ
の代表例としてあげられる。
【0026】更には必要に応じて使用される鎖長停止剤
としては、たとえば、ジ−n−ブチルアミン等のジアル
キルアミン類やエタノール、イソプロピルアルコール等
のアルコール類があげられる。
【0027】本発明のポリウレタンを製造する方法につ
いては特に制限はされず、たとえば高分子ポリオール成
分とジイソシアネート化合物とをイソシアネート基過剰
の条件で反応させ、高分子ポリオールの両末端にイソシ
アネート基を有するプレポリマー(好ましくはイソシア
ネート含量0.5〜10%)を調製し、次いでこれを適
当な溶媒中で鎖伸長剤および必要に応じて鎖長停止剤と
反応させる二段法、ならびに高分子ポリオール成分、ジ
イソシアネート化合物、鎖伸長剤および必要に応じて鎖
長停止剤を、適当な溶媒中で一度に反応させる一段法の
いずれの方法をも採用できるが、均一なポリマー溶液が
得やすいという点で二段法を採用するのが好ましい。な
お、これらポリウレタンの製造の際には、オクチル酸第
一スズなどのスズ系触媒などの各種公知の触媒を添加し
てもよい。
【0028】本発明に用いられるポリウレタンを二段法
で製造する場合、高分子ポリオール成分とジイソシアネ
ート化合物とを反応させる際の条件はイソシアネート基
が過剰になるようにするほかは特に限定はされないが、
水酸基/イソシアネート基が当量比で1/1.2〜 1/
3の範囲になるように反応させるのが好ましい。また、
得られたプレポリマーと鎖伸長剤および必要に応じて用
いる鎖長停止剤とを反応させる際の条件にも特に限定は
されないがプレポリマーの両末端に有する遊離のイソシ
アネート基を1当量とした場合に、鎖伸長剤中のイソシ
アネート基と反応しうる活性水素の合計当量が0.5〜
2.0当量の範囲内であるのがよい(とくに活性水素含
有基がアミノ基の場合には0.5〜1.3当量の範囲内
であるのが好ましい)。前記活性水素が0.5当量未満
の場合、乾燥性、耐ブロッキング性、皮膜強度が充分で
なく、前記活性水素が2.0当量より過剰になった場合
には、鎖伸長剤が未反応のまま残存し、印刷物に臭気が
残りやすくなる。
【0029】これら製造法において使用される溶剤とし
ては、通常、印刷インキ用の溶剤としてよく知られてい
るベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤;メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール等のアルコール系溶剤;アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤;酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤があげられ、こ
れらを単独でまたは2種以上の混合物で用いる。
【0030】こうして得られる本発明のポリウレタンの
数平均分子量は、通常5000〜150000程度の範
囲とするのがよい。数平均分子量が5000に満たない
場合には、これをビヒクルとして用いた印刷インキの乾
燥性、耐ブロッキング性、皮膜強度、耐油性等が低下し
やすくなり、一方、150000を越える場合にはポリ
ウレタン樹脂溶液(バインダー)の粘度が上昇したり、
印刷インキの光沢が低下しやすくなる。また、ポリウレ
タン溶液の樹脂固形分濃度は特に制限はされず、印刷時
の作業性等を考慮して適宜決定すればよいが、通常は1
5〜60重量%、粘度は50〜100000cP/25
℃の範囲に調整するのが実用上好適である。
【0031】また、本発明では必要に応じて、本発明バ
インダーの性能を逸脱しない限り、本発明以外のポリウ
レタン、硝化綿、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン、塩素化エチレン/プロピレン等の塩素化ポリオ
レフィン、クロルスルホン化ポリオレフィン、エチレン
/酢酸ビニル共重合体もしくはその塩化物、クロルスル
ホン化物、マレイン酸樹脂または塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体等の樹脂を併用することもできる。
【0032】かくして得られた本発明の印刷インキ用バ
インダーは着色剤、溶剤、さらに必要に応じてインキ流
動性およびインキ表面皮膜を改良するための界面活性
剤、ワックス、その他添加剤を適宜配合しボールミル、
アトライター、サンドミル等の通常のインキ製造装置を
用いて混練することにより本発明の印刷インキ組成物を
製造することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば被印刷物としてのポリエ
ステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
の各種プラスチックフィルムのいずれに対しても優れた
接着性、ラミネート加工適性(特にPPダイレクトラミ
ネート適性)、ボイル加工適性、レトルト加工適性を有
する経時的に安定な1液型の印刷インキ用バインダーを
提供できる。また、本発明の印刷インキ用バインダーは
経時的に接着力、ラミネート加工適性、ボイル適性、レ
トルト適性等の物性が低下したり、皮膜が着色すること
もない。
【0034】
【実施例】以下に、実施例および比較例をあげて本発明
を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。なお、各例中、部は重量部を表す。
【0035】実施例1 撹拌機、温度計、還流冷却器および窒素ガス導入管を備
えた四ツ口フラスコに、水酸基含有水素化ポリイソプレ
ン(数平均分子量3000、水素化率98%、水酸基数
2.19)500部、アジピン酸と3−メチル−1,5
−ペンタンジオールから得られたポリエステルポリオー
ル(数平均分子量3000、水酸基数2.0)500部
およびイソホロンジイソシアネート155部を仕込み、
窒素気流下に120℃で6時間反応させた後、50℃ま
で冷却した。次いで、これにイソホロンジアミン51
部、ジ−n−ブチルアミン13部、トルエン1896部
及びイソプロピルアルコール948部を添加し、撹拌下
に50℃で3時間反応させた。得られたポリウレタン樹
脂溶液(以下、樹脂溶液Aという)は、樹脂固形分濃度
が30%、粘度が1000cP/25℃であった。ま
た、ポリウレタン樹脂の数平均分子量は25000であ
った。なお、ポリウレタン固形分中の水素化ポリイソプ
レンの割合は41%である。
【0036】実施例2 実施例1と同様の反応装置に、アジピン酸と1,4−ブ
タンジオールから得られたポリエステルポリオール(数
平均分子量2000、水酸基数2.0)1000部およ
びイソホロンジイソシアネート222部を仕込み、窒素
気流下に120℃で6時間反応させた。さらに、これに
水酸基含有水素化ポリイソプレン(数平均分子量50
0、水素化率98%、水酸基数2.2)184部および
トルエン352部を添加し、撹拌下に120℃で12時
間反応させた後、50℃まで冷却した。次いで、これを
トルエン1853部及びイソプロピルアルコール111
4部で希釈した。得られたポリウレタン樹脂溶液(以
下、樹脂溶液Bという)は、樹脂固形分濃度が30%、
粘度が270cP/25℃であった。また、ポリウレタ
ン樹脂の数平均分子量は15000であった。なお、ポ
リウレタン固形分中の水素化ポリイソプレンの割合は1
3%である。
【0037】実施例3 実施例1と同様の反応装置に、アジピン酸と1,4−ブ
タンジオールから得られたポリエステルポリオール(数
平均分子量2000、水酸基数2.0)1000部およ
びイソホロンジイソシアネート222部を仕込み、窒素
気流下に120℃で6時間反応させた。さらに、これに
水酸基含有水素化ポリイソプレン(数平均分子量180
0、水素化率96%、水酸基数1.3)246部、1,
4−ブタンジオール38部およびトルエン367部を添
加し、撹拌下に120℃で12時間反応させた後、50
℃まで冷却した。次いで、これをトルエン1977部及
びイソプロピルアルコール1172部で希釈した。得ら
れたポリウレタン樹脂溶液(以下、樹脂溶液Cという)
は、樹脂固形分濃度が30%、粘度が500cP/25
℃であった。また、ポリウレタン樹脂の数平均分子量は
20000であった。なお、ポリウレタン固形分中の水
素化ポリイソプレンの割合は16%である。
【0038】実施例4 実施例1と同様の反応装置に、水酸基含有水素化ポリイ
ソプレン(数平均分子量3000、水素化率98%、水
酸基数2.19)250部、アジピン酸と3−メチル−
1,5−ペンタンジオールから得られたポリエステルポ
リオール(数平均分子量3000、水酸基数2.0)7
50部およびイソホロンジイソシアネート152部を仕
込み、窒素気流下に120℃で6時間反応させた後、5
0℃まで冷却した。次いで、これにイソホロンジアミン
50部、ジ−n−ブチルアミン13部、トルエン189
0部、イソプロピルアルコール945部を添加し、撹拌
下に50℃で3時間反応させた。得られたポリウレタン
樹脂溶液(以下、樹脂溶液Dという)は、樹脂固形分濃
度が30%、粘度が1200cP/25℃であった。ま
た、ポリウレタン樹脂の数平均分子量は24000であ
った。なお、ポリウレタン固形分中の水素化ポリイソプ
レンの割合は20%である。
【0039】比較例1 実施例1と同様の反応装置に、水酸基含有水素化ポリイ
ソプレン(数平均分子量2700、水素化率61%、水
酸基数2.19)500部、アジピン酸と3−メチル−
1,5−ペンタンジオールから得られたポリエステルポ
リオール(数平均分子量3000、水酸基数2.0の)
500部およびイソホロンジイソシアネート156部を
仕込み、窒素気流下に120℃で6時間反応させた後、
50℃まで冷却した。次いで、これにイソホロンジアミ
ン47部、ジ−n−ブチルアミン14部、トルエン18
94部、イソプロピルアルコール947部を添加し、撹
拌下に50℃で3時間反応させた。えられたポリウレタ
ン樹脂溶液(以下、樹脂溶液Eという)は、樹脂固形分
濃度が30%、粘度が800cP/25℃であった。ま
た、ポリウレタン樹脂の数平均分子量は22000であ
った。なお、ポリウレタン固形分中の水素化ポリイソプ
レンの割合は41%である。
【0040】比較例2 実施例1と同様の反応装置に、アジピン酸と3−メチル
−1,5−ペンタンジオールから得られたポリエステル
ポリオール(数平均分子量3000、水酸基数2.0)
1000部およびイソホロンジシオシアネート222部
を仕込み、窒素気流下に120℃で6時間反応させた
後、50℃まで冷却した。次いで、これにイソホロンジ
アミン74部、ジ−n−ブチルアミン17部、トルエン
2042部、イソプロピルアルコール1021部を添加
し、撹拌下に50℃で3時間反応させた。えられたポリ
ウレタン樹脂溶液(以下、樹脂溶液Fという)は、樹脂
固形分濃度が30%、粘度が900cP/25℃であっ
た。また、ポリウレタン樹脂の数平均分子量は2000
0であった。
【0041】比較例3 水酸基含有水素化ポリイソプレン(数平均分子量300
0、水素化率98%、水酸基数2.19)500部、ア
ジピン酸と3−メチル−1,5−ペンタンジオールから
得られたポリエステルポリオール(数平均分子量300
0、水酸基数2.0)500部、イソホロンジイソシア
ネート81部およびトルエン2522部を常温で混合し
てポリウレタン樹脂溶液(以下、樹脂溶液Gという)を
得た。なお、ポリウレタン固形分中の水素化ポリイソプ
レンの割合は46%である。
【0042】(インキの調製)実施例1〜4または比較
例1〜3で得られた樹脂溶液A〜G40部、酸化チタン
30部、トルエン15部およびメチルエチルケトン15
部の混合物を練肉して白色印刷インキを調製した。樹脂
溶液A〜Fについては印刷に供しうる白色印刷インキを
調製することができたが、樹脂溶液Gについては白色印
刷インキを調製した後、直ちに分離、ゲル化を生じ、印
刷に供しうる白色印刷インキは得られなかった。
【0043】(印刷フィルムの調製)得られた印刷イン
キをトルエン、メチルエチルケトンおよびイソプロピル
アルコールの混合溶剤(重量比60:30:10)にて
粘度を調整した後、版深35μmのグラビアプレートを
備えたグラビア校正によりコロナ処理延伸ポリプロピレ
ンフィルム(OPP)、コロナ処理ポリエチレンテレフ
タレート(PET)およびコロナ処理ナイロンフィルム
(NY)に印刷して、40〜50℃で乾燥し、印刷フィ
ルムを調製した。
【0044】(印刷フィルムの性能評価)得られた印刷
フィルムについて接着性、押し出しラミネート強度、ド
ライラミネート強度、ボイル適性、レトルト適性および
PPダイレクトラミネート適性を以下の試験方法にて評
価した。評価結果を表1に示す。
【0045】(1)接着性 印刷フィルムを1日放置した後、印刷面にセロハンテー
プを貼り付け、これを急速に剥した印刷皮膜の外観の状
態を以下の基準で目視判定した。 ◎−−−印刷皮膜が全く剥れなかったもの。 ○−−−印刷皮膜の80%以上がフィルムに残ったも
の。 △−−−印刷皮膜の50%〜80%未満がフィルムに残
ったもの。 ×−−−印刷皮膜の50%未満しかフィルムに残ったも
の。
【0046】(2)押し出しラミネート強度 印刷フィルムにOPPについてはポリエテレンイミン
系、PETおよびNYについてはイソシアネート系のア
ンカーコート剤を使用し、押し出しラミネート機によっ
て溶融ポリエチレンを積層した。さらにPETおよびN
Yについては40℃で2日間エージングした。ラミネー
ト後、3日目に試料を15mm幅に切断し、剥離試験機
にて速度300mm/分でT型剥離強度(単位g/15
mm)を測定した。
【0047】(3)ドライラミネート強度 印刷フィルムにウレタン系接着剤を使用し、ドライラミ
ネート機によってCPP(無延伸ポリプロピレン)フィ
ルムを積層し、40℃で3日間エージングした。エージ
ング直後、またはエージング後半年放置した後に試料を
15mm幅に切断し、押し出しラミネート強度と同様の
方法で、T型剥離強度を測定した。
【0048】(4)ボイル適性およびレトルト適性 NY印刷フィルムをドライラミネート加工直後、または
ドライラミネート加工半年放置した後、ラミネート物を
製袋し、内容物として水/サラダ油の混合物を入れ、密
封後、ボイル適性については100℃で30分間、レト
ルト適性については120℃で30分間加熱した後、ラ
ミネートフィルムの外観変化を観察した。 〇−−−フィルムに異常なし。 △−−−フィルムのごく一部がデラミネートしている
か、またはブリスターがわずかであるが発生している。 ×−−−フィルムの一部がデラミネートしているか、ま
たはブリスターが発生している。
【0049】(5)PPダイレクトラミネート適性 OPP印刷フィルムについて、ラミネート機によって、
直接溶融ポリプロピレンを積層し、半日間放置後、押し
出しラミネート強度と同様の方法で、T型剥離強度を測
定した。
【0050】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−209146(JP,A) 特開 平1−287109(JP,A) 特開 平1−287113(JP,A) 特開 昭63−97619(JP,A) 特開 平4−15213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20 C09D 175/04 - 175/16 C08G 18/69

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子ポリオール、ジイソシアネート化
    合物、鎖伸長剤および必要に応じて鎖長停止剤を反応さ
    せて得られるポリウレタンを含有してなる印刷インキ用
    バインダーにおいて、該ポリウレタンの構成成分とし
    て、炭素−炭素二重結合の水素化率が80%以上であっ
    て、数平均分子量が400〜10000の範囲内にあ
    り、かつ1分子あたり1つ以上の水酸基またはアミノ基
    を有する水素化ポリイソプレンを、該ポリウレタン固形
    分の3〜70重量%使用することを特徴とする印刷イン
    キ用バインダー。
  2. 【請求項2】 高分子ポリオール成分として、数平均分
    子量が700〜10000の範囲内にあり、1分子あた
    り2つ以上の水酸基またはアミノ基を有する水素化ポリ
    イソプレンを使用してなる請求項1記載の印刷インキ用
    バインダー。
  3. 【請求項3】 鎖伸長剤成分として、数平均分子量が4
    00〜700未満の範囲内にあり、1分子あたり2つ以
    上の水酸基またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレ
    ンを使用してなる請求項1または2記載の印刷インキ用
    バインダー。
  4. 【請求項4】 鎖長停止剤成分として、数平均分子量が
    400〜10000の範囲内にあり、1分子あたり1つ
    の水酸基またはアミノ基を有する水素化ポリイソプレン
    を使用してなる請求項1、2または3記載の印刷インキ
    用バインダー。
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