JP3344362B2 - フィルムキャリア型半導体装置 - Google Patents
フィルムキャリア型半導体装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボール・グリッド・
アレイ(BGA)型半導体装置等のフィルムキャリア型
半導体装置に関し、特に、放熱性の向上を図ったフィル
ムキャリア型半導体装置に関する。
アレイ(BGA)型半導体装置等のフィルムキャリア型
半導体装置に関し、特に、放熱性の向上を図ったフィル
ムキャリア型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、種々の分野において、各種半導体
デバイスを搭載し高集積化が図られている。このような
分野では、例えば、フィルムキャリアテープを使用した
ボール・グリッド・アレイ(BGA)型半導体装置が使
用されている。図4は従来のフィルムキャリア型半導体
装置を示す断面図である。
デバイスを搭載し高集積化が図られている。このような
分野では、例えば、フィルムキャリアテープを使用した
ボール・グリッド・アレイ(BGA)型半導体装置が使
用されている。図4は従来のフィルムキャリア型半導体
装置を示す断面図である。
【0003】従来のフィルムキャリア型半導体装置にお
いては、ポリイミド等からなる絶縁ベースフィルム10
1上に複数個のインナリード102が形成されており、
このインナリード102に大規模集積回路(LSI)チ
ップ103の表面に設けられた電極が接続されている。
絶縁ベースフィルム101のLSIチップ103に整合
する位置には、デバイスホール104が形成されてい
る。また、絶縁ベースフィルム101の表面及び裏面上
には、金属導電層105a及び105bが形成されてお
り、その周囲には、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂か
らなるソルダレジスト膜106が形成されている。
いては、ポリイミド等からなる絶縁ベースフィルム10
1上に複数個のインナリード102が形成されており、
このインナリード102に大規模集積回路(LSI)チ
ップ103の表面に設けられた電極が接続されている。
絶縁ベースフィルム101のLSIチップ103に整合
する位置には、デバイスホール104が形成されてい
る。また、絶縁ベースフィルム101の表面及び裏面上
には、金属導電層105a及び105bが形成されてお
り、その周囲には、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂か
らなるソルダレジスト膜106が形成されている。
【0004】インナリード102と同じ表面側に設けら
れた金属導電層105aには、所定形状の配線パターン
が形成されており、その端部に外部端子形成用ランド部
が設けられている。この外部端子形成用ランド部まで、
接地されないインナリードが引き回されている。他方の
金属導電層105bには、外部端子形成用アウタリード
・ランド(OLB)部が形成されている。そして、絶縁
ベースフィルム101には、所定の外部端子形成用ラン
ド部と所定の外部端子形成用OLB部とを結ぶ複数のス
ルーホール107が形成されており、その内部には、導
電層が埋め込まれている。更に、絶縁ベースフィルム1
01のデバイスホール104近傍には、微細ビアホール
108が形成されている。微細ビアホール108には、
導電層が埋め込まれており、接地されるインナリード1
02が金属導電層105bの接地電位にある領域に接続
されている。このようにして、2金属層構造のテ−プB
GA(T−BGA)用のTAB(tape automated bondi
ng)テープであるフィルムキャリアテープ109が構成
されている。
れた金属導電層105aには、所定形状の配線パターン
が形成されており、その端部に外部端子形成用ランド部
が設けられている。この外部端子形成用ランド部まで、
接地されないインナリードが引き回されている。他方の
金属導電層105bには、外部端子形成用アウタリード
・ランド(OLB)部が形成されている。そして、絶縁
ベースフィルム101には、所定の外部端子形成用ラン
ド部と所定の外部端子形成用OLB部とを結ぶ複数のス
ルーホール107が形成されており、その内部には、導
電層が埋め込まれている。更に、絶縁ベースフィルム1
01のデバイスホール104近傍には、微細ビアホール
108が形成されている。微細ビアホール108には、
導電層が埋め込まれており、接地されるインナリード1
02が金属導電層105bの接地電位にある領域に接続
されている。このようにして、2金属層構造のテ−プB
GA(T−BGA)用のTAB(tape automated bondi
ng)テープであるフィルムキャリアテープ109が構成
されている。
【0005】更に、外部端子形成用OLB部上には、ス
ルーホール107内まで延びる半田バンプ110が設け
られている。そして、半田バンプ110が多層配線基板
111に外部端子として接続されている。また、LSI
チップ103とフィルムキャリアテープ109とは、デ
バイスホール104でポッティング樹脂112により相
互に固定されている。
ルーホール107内まで延びる半田バンプ110が設け
られている。そして、半田バンプ110が多層配線基板
111に外部端子として接続されている。また、LSI
チップ103とフィルムキャリアテープ109とは、デ
バイスホール104でポッティング樹脂112により相
互に固定されている。
【0006】また、LSIチップ103の裏面は、放熱
性樹脂113を介してヒートスプレッダ114に固定さ
れている。フィルムキャリアテープ109の金属導電層
105a側のソルダレジスト膜106上には、スティフ
ナ115が接着剤116により固定されている。スティ
フナ115は、放熱性樹脂113を介してヒートスプレ
ッダ114に固定されている。ヒートスプレッダ114
は、Cu若しくはAl等の金属材料又はアルミナ、Al
N若しくはSiC等のセラミック材料からなる放熱性が
高い平板である。
性樹脂113を介してヒートスプレッダ114に固定さ
れている。フィルムキャリアテープ109の金属導電層
105a側のソルダレジスト膜106上には、スティフ
ナ115が接着剤116により固定されている。スティ
フナ115は、放熱性樹脂113を介してヒートスプレ
ッダ114に固定されている。ヒートスプレッダ114
は、Cu若しくはAl等の金属材料又はアルミナ、Al
N若しくはSiC等のセラミック材料からなる放熱性が
高い平板である。
【0007】このように構成された従来のフィルムキャ
リア型半導体装置においては、動作によりLSIチップ
103から発生した熱は、放熱性樹脂113を介してヒ
ートスプレッダ114に伝達され、そこから外部へと放
熱される。
リア型半導体装置においては、動作によりLSIチップ
103から発生した熱は、放熱性樹脂113を介してヒ
ートスプレッダ114に伝達され、そこから外部へと放
熱される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LSI
チップとして高速(動作周波数:150MHz以上)・
高発熱性チップ(出力:7W以上)のものを搭載した場
合には、放熱が不十分となり、動作時のジャンクション
温度が高温になりすぎる。このため、LSIチップの信
頼性が低下したり、その動作不良が発生する。
チップとして高速(動作周波数:150MHz以上)・
高発熱性チップ(出力:7W以上)のものを搭載した場
合には、放熱が不十分となり、動作時のジャンクション
温度が高温になりすぎる。このため、LSIチップの信
頼性が低下したり、その動作不良が発生する。
【0009】このため、放熱効率を向上させる必要があ
るが、特に、ノート型のパーソナルコンピュータ、ノー
ト型のエンジニアリング・ワークステーション(EW
S)等においては、装置の筐体に高さの制限があるの
で、半導体用パッケージ上に放熱用のヒートシンクを取
り付けることができない。このため、これらには、高速
・高発熱性チップを搭載することができず、装置全体の
高速化に支障があるという問題点がある。また、これら
のノート型機器においては、積極的にLSIチップから
の放熱特性を向上させることが可能な空気の流れを形成
することが設計上困難な場合が多い。従って、従来のパ
ッケージの半導体装置では、ノート型のパーソナルコン
ピュータ及びEWSの超薄型化・超高性能化に対応する
ことができないという問題点がある。
るが、特に、ノート型のパーソナルコンピュータ、ノー
ト型のエンジニアリング・ワークステーション(EW
S)等においては、装置の筐体に高さの制限があるの
で、半導体用パッケージ上に放熱用のヒートシンクを取
り付けることができない。このため、これらには、高速
・高発熱性チップを搭載することができず、装置全体の
高速化に支障があるという問題点がある。また、これら
のノート型機器においては、積極的にLSIチップから
の放熱特性を向上させることが可能な空気の流れを形成
することが設計上困難な場合が多い。従って、従来のパ
ッケージの半導体装置では、ノート型のパーソナルコン
ピュータ及びEWSの超薄型化・超高性能化に対応する
ことができないという問題点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、高い放熱性を確保することができるフィル
ムキャリア型半導体装置を提供することを目的とする。
のであって、高い放熱性を確保することができるフィル
ムキャリア型半導体装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルムキ
ャリア型半導体装置は、最上層の導体層にビアホールが
形成された多層配線基板と、この多層配線基板にフィル
ムキャリアテープを使用して実装された半導体集積回路
チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り付け
られたヒートスプレッダと、前記ビアホールに埋設され
た導電体膜と前記半導体集積回路チップの表面との間で
熱を伝導させる放熱部材と、前記フィルムキャリアテー
プ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路チッ
プに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前記金
属製補強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系樹脂
からなる群から選択された1種の樹脂に金属粉末及びセ
ラミック粉末からなる群から選択された1種の粉末が添
加された接着剤により前記半導体集積回路チップに接着
されていることを特徴とする。
ャリア型半導体装置は、最上層の導体層にビアホールが
形成された多層配線基板と、この多層配線基板にフィル
ムキャリアテープを使用して実装された半導体集積回路
チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り付け
られたヒートスプレッダと、前記ビアホールに埋設され
た導電体膜と前記半導体集積回路チップの表面との間で
熱を伝導させる放熱部材と、前記フィルムキャリアテー
プ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路チッ
プに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前記金
属製補強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系樹脂
からなる群から選択された1種の樹脂に金属粉末及びセ
ラミック粉末からなる群から選択された1種の粉末が添
加された接着剤により前記半導体集積回路チップに接着
されていることを特徴とする。
【0012】本発明に係る他のフィルムキャリア型半導
体装置は、最上層の導体層にビアホールが形成された多
層配線基板と、この多層配線基板にフィルムキャリアテ
ープを使用して実装された半導体集積回路チップと、こ
の半導体集積回路チップの裏面が貼り付けられたヒート
スプレッダと、前記ビアホールに埋設された導電体膜と
前記半導体集積回路チップの表面との間で熱を伝導させ
る放熱部材と、前記フィルムキャリアテープ、前記ヒー
トスプレッダ及び前記半導体集積回路チップに貼り付け
られた金属製補強部材と、を有し、前記金属製補強部材
は、半田を含有する接着剤により前記半導体集積回路チ
ップに接着されていることを特徴とする。
体装置は、最上層の導体層にビアホールが形成された多
層配線基板と、この多層配線基板にフィルムキャリアテ
ープを使用して実装された半導体集積回路チップと、こ
の半導体集積回路チップの裏面が貼り付けられたヒート
スプレッダと、前記ビアホールに埋設された導電体膜と
前記半導体集積回路チップの表面との間で熱を伝導させ
る放熱部材と、前記フィルムキャリアテープ、前記ヒー
トスプレッダ及び前記半導体集積回路チップに貼り付け
られた金属製補強部材と、を有し、前記金属製補強部材
は、半田を含有する接着剤により前記半導体集積回路チ
ップに接着されていることを特徴とする。
【0013】本発明に係る更に他のフィルムキャリア型
半導体装置は、多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系
樹脂からなる群から選択された1種の樹脂に金属粉末及
びセラミック粉末からなる群から選択された1種の粉末
が添加された接着剤により前記半導体集積回路チップに
接着されていることを特徴とする。
半導体装置は、多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系
樹脂からなる群から選択された1種の樹脂に金属粉末及
びセラミック粉末からなる群から選択された1種の粉末
が添加された接着剤により前記半導体集積回路チップに
接着されていることを特徴とする。
【0014】本発明に係る更に他のフィルムキャリア型
半導体装置は、多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、半田を含有する接着剤により前記
半導体集積回路チップに接着されていることを特徴とす
る。
半導体装置は、多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、半田を含有する接着剤により前記
半導体集積回路チップに接着されていることを特徴とす
る。
【0015】また、前記半導体集積回路チップは、エポ
キシ系樹脂及びシリコーン系樹脂からなる群から選択さ
れた1種の樹脂に金属粉末及びセラミック粉末からなる
群から選択された1種の粉末が添加された接着剤又は半
田を含有する接着剤により前記ヒートスプレッダに接着
されていてもよい。
キシ系樹脂及びシリコーン系樹脂からなる群から選択さ
れた1種の樹脂に金属粉末及びセラミック粉末からなる
群から選択された1種の粉末が添加された接着剤又は半
田を含有する接着剤により前記ヒートスプレッダに接着
されていてもよい。
【0016】更にまた、前記ヒートスプレッダは、金属
材料及びセラミック材料からなる群から選択された少な
くとも1種の材料を含有することができる。
材料及びセラミック材料からなる群から選択された少な
くとも1種の材料を含有することができる。
【0017】本発明においては、半導体集積回路チップ
から発生した熱は、半導体集積回路チップの裏面からヒ
ートスプレッダに伝達されてそこから放熱されるだけで
なく、放熱性部材又は金属製補強部材により半導体集積
回路チップの側面又は側面及び表面からも多層配線基板
又はヒートスプレッダに伝達される。従って、放熱性が
著しく向上し、熱抵抗の上昇が抑制される。
から発生した熱は、半導体集積回路チップの裏面からヒ
ートスプレッダに伝達されてそこから放熱されるだけで
なく、放熱性部材又は金属製補強部材により半導体集積
回路チップの側面又は側面及び表面からも多層配線基板
又はヒートスプレッダに伝達される。従って、放熱性が
著しく向上し、熱抵抗の上昇が抑制される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例及び参考例
に係るフィルムキャリア型半導体装置について、添付の
図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の参考
例に係るフィルムキャリア型半導体装置の構成を示す断
面図である。
に係るフィルムキャリア型半導体装置について、添付の
図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の参考
例に係るフィルムキャリア型半導体装置の構成を示す断
面図である。
【0019】本参考例においては、ポリイミド等からな
る絶縁ベースフィルム1上に複数個のインナリード2が
形成されており、このインナリード2に半導体大規模集
積回路(LSI)チップ3の表面に設けられた電極が接
続されている。絶縁ベースフィルム1のLSIチップ3
に整合する位置には、デバイスホール4が形成されてい
る。また、絶縁ベースフィルム1の表面及び裏面上に
は、金属導電層5a及び5bが形成されており、その周
囲には、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂からなるソル
ダレジスト膜6が形成されている。
る絶縁ベースフィルム1上に複数個のインナリード2が
形成されており、このインナリード2に半導体大規模集
積回路(LSI)チップ3の表面に設けられた電極が接
続されている。絶縁ベースフィルム1のLSIチップ3
に整合する位置には、デバイスホール4が形成されてい
る。また、絶縁ベースフィルム1の表面及び裏面上に
は、金属導電層5a及び5bが形成されており、その周
囲には、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂からなるソル
ダレジスト膜6が形成されている。
【0020】インナリード2と同じ表面側に設けられた
金属導電層5aには、所定形状の配線パターンが形成さ
れており、その端部に外部端子形成用ランド部が設けら
れている。この外部端子形成用ランド部まで、接地され
ないインナリードが引き回されている。他方の金属導電
層5bには、外部端子形成用アウタリード・ランド(O
LB)部が形成されている。そして、絶縁ベースフィル
ム1には、所定の外部端子形成用ランド部と所定の外部
端子形成用OLB部とを結ぶ複数のスルーホール7が形
成されており、その内部には、導電層が埋め込まれてい
る。更に、絶縁ベースフィルム1のデバイスホール4近
傍には、微細ビアホール8が形成されている。微細ビア
ホール8には、導電層が埋め込まれており、接地される
インナリード2が金属導電層5bの接地電位にある領域
に接続されている。このようにして、2金属層構造のテ
−プBGA(T−BGA)用のTABテープであるフィ
ルムキャリアテープ9が構成されている。
金属導電層5aには、所定形状の配線パターンが形成さ
れており、その端部に外部端子形成用ランド部が設けら
れている。この外部端子形成用ランド部まで、接地され
ないインナリードが引き回されている。他方の金属導電
層5bには、外部端子形成用アウタリード・ランド(O
LB)部が形成されている。そして、絶縁ベースフィル
ム1には、所定の外部端子形成用ランド部と所定の外部
端子形成用OLB部とを結ぶ複数のスルーホール7が形
成されており、その内部には、導電層が埋め込まれてい
る。更に、絶縁ベースフィルム1のデバイスホール4近
傍には、微細ビアホール8が形成されている。微細ビア
ホール8には、導電層が埋め込まれており、接地される
インナリード2が金属導電層5bの接地電位にある領域
に接続されている。このようにして、2金属層構造のテ
−プBGA(T−BGA)用のTABテープであるフィ
ルムキャリアテープ9が構成されている。
【0021】更に、外部端子形成用OLB部上には、ス
ルーホール7内まで延びる半田バンプ10が設けられて
いる。そして、半田バンプ10が多層配線基板11に外
部端子として接続されている。また、LSIチップ3と
フィルムキャリアテープ9とは、デバイスホール4でエ
ポキシ系樹脂等のポッティング樹脂12により相互に固
定されている。
ルーホール7内まで延びる半田バンプ10が設けられて
いる。そして、半田バンプ10が多層配線基板11に外
部端子として接続されている。また、LSIチップ3と
フィルムキャリアテープ9とは、デバイスホール4でエ
ポキシ系樹脂等のポッティング樹脂12により相互に固
定されている。
【0022】多層配線基板11の最上層に位置する導体
層11aのデバイスホール4と整合する領域には、ビア
ホール17が形成されており、このビアホール17内に
導体金属層18が埋設されている。そして、断面がT字
型の放熱用部材19が、その狭い方の端面がLSIチッ
プ3に密接するようにして配設されている。T字型の放
熱用部材19の広い方の端面には、高放熱性ゴム状シー
ト20がコーティングされており、導体金属層18上に
密接している。放熱用部材19は、例えばセラミック、
Cu、Fe又はAl等から構成されている。
層11aのデバイスホール4と整合する領域には、ビア
ホール17が形成されており、このビアホール17内に
導体金属層18が埋設されている。そして、断面がT字
型の放熱用部材19が、その狭い方の端面がLSIチッ
プ3に密接するようにして配設されている。T字型の放
熱用部材19の広い方の端面には、高放熱性ゴム状シー
ト20がコーティングされており、導体金属層18上に
密接している。放熱用部材19は、例えばセラミック、
Cu、Fe又はAl等から構成されている。
【0023】また、LSIチップ3の裏面は、放熱性樹
脂13を介してヒートスプレッダ14に固定されてい
る。放熱性樹脂13及び高放熱性ゴム状シート20は、
例えば主成分としてのエポキシ系樹脂又はシリコーン系
樹脂にAg、Pd、Cu若しくはAl等の金属材料、ア
ルミナ、AlN、ムライト若しくはBN等のセラミック
材料の粉末が添加されたものが使用可能である。また、
半田等の熱伝導率が優れた金属性シート状の放熱接着剤
を使用することも可能である。フィルムキャリアテープ
9の金属導電層5a側のソルダレジスト膜6上には、ス
ティフナ(金属製補強部材)15が接着剤16により固
定されている。スティフナ15は、放熱性樹脂13を介
してヒートスプレッダ14に固定されている。ヒートス
プレッダ14は、Cu若しくはAl等の金属材料又はア
ルミナ、AlN若しくはSiC等のセラミック材料から
なる放熱性が高い平板である。
脂13を介してヒートスプレッダ14に固定されてい
る。放熱性樹脂13及び高放熱性ゴム状シート20は、
例えば主成分としてのエポキシ系樹脂又はシリコーン系
樹脂にAg、Pd、Cu若しくはAl等の金属材料、ア
ルミナ、AlN、ムライト若しくはBN等のセラミック
材料の粉末が添加されたものが使用可能である。また、
半田等の熱伝導率が優れた金属性シート状の放熱接着剤
を使用することも可能である。フィルムキャリアテープ
9の金属導電層5a側のソルダレジスト膜6上には、ス
ティフナ(金属製補強部材)15が接着剤16により固
定されている。スティフナ15は、放熱性樹脂13を介
してヒートスプレッダ14に固定されている。ヒートス
プレッダ14は、Cu若しくはAl等の金属材料又はア
ルミナ、AlN若しくはSiC等のセラミック材料から
なる放熱性が高い平板である。
【0024】このように構成された本参考例において
は、スティフナ15により、半田バンプ10の平面性が
確保される。また、動作によりLSIチップ3から発生
した熱は、放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ1
4に伝達され、そこから外部へと放熱されるだけでな
く、放熱用部材19、高放熱性ゴム状シート20及び導
体金属層18を介して多層配線基板11から外部へと放
熱される。また、フィルムキャリアテープ9の熱は、接
着剤16、スティフナ15及び放熱性樹脂13を介して
ヒートスプレッダ14から放熱される。このように、L
SIチップ3から発生した熱は、多くの経路を介して外
部へと放出されるので、内部の温度上昇が抑制される。
これにより、熱抵抗の上昇が抑制される。従って、ノー
ト型のパーソナルコンピュータ及びエンジニアリング・
ワークステーション等において、薄型化しながら性能を
向上させることが可能となる。
は、スティフナ15により、半田バンプ10の平面性が
確保される。また、動作によりLSIチップ3から発生
した熱は、放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ1
4に伝達され、そこから外部へと放熱されるだけでな
く、放熱用部材19、高放熱性ゴム状シート20及び導
体金属層18を介して多層配線基板11から外部へと放
熱される。また、フィルムキャリアテープ9の熱は、接
着剤16、スティフナ15及び放熱性樹脂13を介して
ヒートスプレッダ14から放熱される。このように、L
SIチップ3から発生した熱は、多くの経路を介して外
部へと放出されるので、内部の温度上昇が抑制される。
これにより、熱抵抗の上昇が抑制される。従って、ノー
ト型のパーソナルコンピュータ及びエンジニアリング・
ワークステーション等において、薄型化しながら性能を
向上させることが可能となる。
【0025】次に、本発明の第1の実施例について説明
する。第1の実施例には、LSIチップの表面からでは
なく側面から放熱が行われる構造が採用されている。図
2は本発明の第1の実施例に係るフィルムキャリア型半
導体装置の構成を示す断面図である。なお、図2に示す
第1の実施例において、図1に示す参考例と同一の構成
要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
する。第1の実施例には、LSIチップの表面からでは
なく側面から放熱が行われる構造が採用されている。図
2は本発明の第1の実施例に係るフィルムキャリア型半
導体装置の構成を示す断面図である。なお、図2に示す
第1の実施例において、図1に示す参考例と同一の構成
要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0026】第1の実施例においては、スティフナ15
aの側面とLSIチップ3の側面との間隔が、約100
乃至200μmとされている。そして、スティフナ15
aとLSIチップ3とが高放熱性接着剤21により接着
されている。高放熱性接着剤21の原料としては、例え
ば放熱性樹脂13と同じ原料又は半田等を主成分とする
熱伝導率が高い金属原料を使用することができる。
aの側面とLSIチップ3の側面との間隔が、約100
乃至200μmとされている。そして、スティフナ15
aとLSIチップ3とが高放熱性接着剤21により接着
されている。高放熱性接着剤21の原料としては、例え
ば放熱性樹脂13と同じ原料又は半田等を主成分とする
熱伝導率が高い金属原料を使用することができる。
【0027】このように構成された第1の実施例におい
ては、動作によりLSIチップ3から発生した熱は、放
熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達され
ると共に、高放熱性接着剤21及びスティフナ15a及
び放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達
され、そこから外部へと放熱される。従って、第1の実
施例においては、熱抵抗の上昇が抑制される。
ては、動作によりLSIチップ3から発生した熱は、放
熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達され
ると共に、高放熱性接着剤21及びスティフナ15a及
び放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達
され、そこから外部へと放熱される。従って、第1の実
施例においては、熱抵抗の上昇が抑制される。
【0028】次に、第2の実施例について説明する。第
2の実施例は、前述の参考例及び第1の実施例が組み合
わされた構造を有している。図3は本発明の第2の実施
例に係るフィルムキャリア型半導体装置の構成を示す断
面図である。なお、図3に示す第2の実施例において、
図1又は2に示す参考例又は第1の実施例と同一の構成
要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
2の実施例は、前述の参考例及び第1の実施例が組み合
わされた構造を有している。図3は本発明の第2の実施
例に係るフィルムキャリア型半導体装置の構成を示す断
面図である。なお、図3に示す第2の実施例において、
図1又は2に示す参考例又は第1の実施例と同一の構成
要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0029】第2の実施例には、前述の参考例において
設けられている高放熱性ゴム状シート20及び導体金属
層18並びに第1の実施例において設けられているステ
ィフナ15a及び高放熱性接着剤21が設けられてい
る。
設けられている高放熱性ゴム状シート20及び導体金属
層18並びに第1の実施例において設けられているステ
ィフナ15a及び高放熱性接着剤21が設けられてい
る。
【0030】このように構成された第2の実施例におい
ては、動作によりLSIチップ3から発生した熱は、放
熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達され
ると共に、高放熱性接着剤21及びスティフナ15a及
び放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達
され、そこから外部へと放熱される。動作によりLSI
チップ3から発生した熱は、更に、放熱用部材19、高
放熱性ゴム状シート20及び導体金属層18を介して多
層配線基板11からも外部へと放熱される。従って、熱
抵抗の上昇がより一層抑制される。
ては、動作によりLSIチップ3から発生した熱は、放
熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達され
ると共に、高放熱性接着剤21及びスティフナ15a及
び放熱性樹脂13を介してヒートスプレッダ14に伝達
され、そこから外部へと放熱される。動作によりLSI
チップ3から発生した熱は、更に、放熱用部材19、高
放熱性ゴム状シート20及び導体金属層18を介して多
層配線基板11からも外部へと放熱される。従って、熱
抵抗の上昇がより一層抑制される。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
半導体集積回路チップの裏面からヒートスプレッダに伝
達されてそこから放熱されるだけでなく、金属製補強部
材又は放熱性部材及び金属製補強部材により半導体集積
回路チップの側面又は表面及び側面からも多層配線基板
又はヒートスプレッダに伝達させることができる。これ
により、放熱性を著しく向上させ、熱抵抗の上昇を抑制
することができる。この結果、半導体集積回路チップを
高速化・高機能化しても、ノート型のパーソナルコンピ
ュータ及びエンジニアリング・ワークステーションをよ
り薄型化することができる。
半導体集積回路チップの裏面からヒートスプレッダに伝
達されてそこから放熱されるだけでなく、金属製補強部
材又は放熱性部材及び金属製補強部材により半導体集積
回路チップの側面又は表面及び側面からも多層配線基板
又はヒートスプレッダに伝達させることができる。これ
により、放熱性を著しく向上させ、熱抵抗の上昇を抑制
することができる。この結果、半導体集積回路チップを
高速化・高機能化しても、ノート型のパーソナルコンピ
ュータ及びエンジニアリング・ワークステーションをよ
り薄型化することができる。
【図1】本発明の参考例に係るフィルムキャリア型半導
体装置の構成を示す断面図である。
体装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るフィルムキャリア
型半導体装置の構成を示す断面図である。
型半導体装置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るフィルムキャリア
型半導体装置の構成を示す断面図である。
型半導体装置の構成を示す断面図である。
【図4】従来のフィルムキャリア型半導体装置を示す断
面図である。
面図である。
1、101;絶縁ベースフィルム 2、102;インナリード 3、103;LSIチップ 4、104;デバイスホール 5a、5b、105a、105b;金属導電層 6、106;ソルダレジスト膜 7、107;スルーホール 8、108;微細ビアホール 9、109;フィルムキャリアテープ 10、110;半田バンプ 11、111;多層配線基板 11a;導体層 12、112;ポッティング樹脂 13、113;放熱性樹脂 14、114;ヒートスプレッダ 15、15a、115;スティフナ 16、116;接着剤 17;ビアホール 18;導体金属層 19;放熱用部材 20;高放熱性ゴム状シート 21;高放熱性接着剤
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12 H01L 23/34 - 23/473
Claims (7)
- 【請求項1】 最上層の導体層にビアホールが形成され
た多層配線基板と、この多層配線基板にフィルムキャリ
アテープを使用して実装された半導体集積回路チップ
と、この半導体集積回路チップの裏面が貼り付けられた
ヒートスプレッダと、前記ビアホールに埋設された導電
体膜と前記半導体集積回路チップの表面との間で熱を伝
導させる放熱部材と、前記フィルムキャリアテープ、前
記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路チップに貼
り付けられた金属製補強部材と、を有し、前記金属製補
強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系樹脂からな
る群から選択された1種の樹脂に金属粉末及びセラミッ
ク粉末からなる群から選択された1種の粉末が添加され
た接着剤により前記半導体集積回路チップに接着されて
いることを特徴とするフィルムキャリア型半導体装置。 - 【請求項2】 最上層の導体層にビアホールが形成され
た多層配線基板と、この多層配線基板にフィルムキャリ
アテープを使用して実装された半導体集積回路チップ
と、この半導体集積回路チップの裏面が貼り付けられた
ヒートスプレッダと、前記ビアホールに埋設された導電
体膜と前記半導体集積回路チップの表面との間で熱を伝
導させる放熱部材と、前記フィルムキャリアテープ、前
記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路チップに貼
り付けられた金属製補強部材と、を有し、前記金属製補
強部材は、半田を含有する接着剤により前記半導体集積
回路チップに接着されていることを特徴とするフィルム
キャリア型半導体装置。 - 【請求項3】 前記半導体集積回路チップは、エポキシ
系樹脂及びシリコーン系樹脂からなる群から選択された
1種の樹脂に金属粉末及びセラミック粉末からなる群か
ら選択された1種の粉末が添加された接着剤により前記
ヒートスプレッダに接着されていることを特徴とする請
求項1又は2に記載のフィルムキャリア型半導体装置。 - 【請求項4】 前記半導体集積回路チップは、半田を含
有する接着剤により前記ヒートスプレッダに接着されて
いることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルム
キャリア型半導体装置。 - 【請求項5】 多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、エポキシ系樹脂及びシリコーン系
樹脂からなる群から選択された1種の樹脂に金属粉末及
びセラミック粉末からなる群から選択された1種の粉末
が添加された接着剤により前記半導体集積回路チップに
接着されていることを特徴とするフィルムキャリア型半
導体装置。 - 【請求項6】 多層配線基板と、この多層配線基板にフ
ィルムキャリアテープを使用して実装された半導体集積
回路チップと、この半導体集積回路チップの裏面が貼り
付けられたヒートスプレッダと、前記フィルムキャリア
テープ、前記ヒートスプレッダ及び前記半導体集積回路
チップに貼り付けられた金属製補強部材と、を有し、前
記金属製補強部材は、半田を含有する接着剤により前記
半導体集積回路チップに接着されていることを特徴とす
るフィルムキャリア型半導体装置。 - 【請求項7】 前記ヒートスプレッダは、金属材料及び
セラミック材料からなる群から選択された少なくとも1
種の材料により構成されていることを特徴とする請求項
1乃至6のいずれか1項に記載のフィルムキャリア型半
導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12727599A JP3344362B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | フィルムキャリア型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12727599A JP3344362B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | フィルムキャリア型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000323627A JP2000323627A (ja) | 2000-11-24 |
JP3344362B2 true JP3344362B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14955964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12727599A Expired - Fee Related JP3344362B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | フィルムキャリア型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344362B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
US6858932B2 (en) * | 2002-02-07 | 2005-02-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Packaged semiconductor device and method of formation |
KR100714186B1 (ko) | 2006-03-20 | 2007-05-02 | 삼성전자주식회사 | 열방출형 테이프 캐리어 패키지 및 그의 제조 방법 |
JP5280014B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2013-09-04 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2012175070A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Panasonic Corp | 半導体パッケージ |
JP5935330B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2016-06-15 | 富士通株式会社 | 半導体装置及びその製造方法、電子装置 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP12727599A patent/JP3344362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000323627A (ja) | 2000-11-24 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |