JP3340124B2 - かな漢字変換装置 - Google Patents

かな漢字変換装置

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JP3340124B2
JP3340124B2 JP17775990A JP17775990A JP3340124B2 JP 3340124 B2 JP3340124 B2 JP 3340124B2 JP 17775990 A JP17775990 A JP 17775990A JP 17775990 A JP17775990 A JP 17775990A JP 3340124 B2 JP3340124 B2 JP 3340124B2
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正 荒巻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は文書作成支援装置に利用するかな漢字変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、かな漢字変換装置は日本語ワードプロセッサを
初めとする各種文書作成支援装置でひろく利用されてい
る。特に、最初ではかな漢字変換装置の利用効率を高め
るために、単語の共起関係情報をかな漢字変換処理で用
いることが多くなった。
【0003】 なお、ここで単語の共起関係とは以下に示すように2
個の単語が対になって使用されることを意味する。
【0004】 <単語の共起関係の例> 人気−集める 人気−集める 評判−集める
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかな漢字変換装置は、単語の係り受け関係をソ
フトウェアによって自動的に決定することが非常に困難
であるという理由により、かな漢字変換結果が確定した
ときに単語の共起関係を学習する機能を持っていなかっ
た。したがって、単語の共起関係情報は常に一定に保持
されたままであり、個々の特定の分野の文書作成に応じ
て、最適な単語の共起関係情報を設定することができな
かった。そのため、従来の単語の共起関係情報を用いた
かな漢字変換装置では、単語の共起関係情報を利用し
て、かな漢字変換効率の著しい改善を行なうことは難し
いという問題があった。
【0006】 本発明は上記問題を解決するもので、あらかじめ共起
意味情報を設定して備えることなく、共起意味情報を用
いた変換効率のよいかな漢字変換装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、入力されるかな
列を記憶する入力かな列記憶手段と、かな列に対応する
単語と該単語の意味情報を備えた単語辞書と、共起意味
情報を記憶する共起意味情報記憶手段と、入力かな列記
憶手段に記憶される入力かな列をもとに単語辞書を参照
し、かな漢字変換候補の単語とその意味情報をかな漢字
変換候補記憶手段に記憶するかな漢字変換制御手段と、
共起意味情報記憶手段の共起意味情報を参照して、かな
漢字変換候補記憶手段のかな漢字変換候補の単語の意味
情報が一致する単語を選択し、変換結果とする共起意味
情報検査手段と、前記かな漢字変換候補の単語を表示
し、同音語選択の指示が入力されると、前記表示された
単語以外の候補の単語を表示させる表示手段と、該候補
の単語中から選択の指示が入力されると、指示された単
語とその単語に関連する単語の共起意味情報を共起意味
情報記憶手段に記憶させる共起意味情報登録手段と、を
有する構成とした。
【0008】
【作用】 本発明は上記構成において、かな漢字変換結果におけ
る単語間の関係を直接登録するのではなく、共起意味情
報の関係を登録していくので、新たに登録した共起意味
情報を次回以降のかな漢字変換に活用でき、登録結果を
かな漢字変換に幅広くフィードバックすることができ
る。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の一実施例のかな漢字変換装置について
図面を参照しながら説明する。
【0010】 第1図は、本発明の一実施例のかな漢字変換装置の構
成を示すブロック図である。図において、1はかな文字
の入力とかな漢字変換および同音語選択の指示を行なう
ための入力手段である。2は入力手段1より入力された
指示に基づきかな漢字変換の実行の制御を行なう編集制
御部である。3は入力手段1より入力されたかな文字列
を格納する入力かな列記憶部である。4は入力かな列記
憶部3に格納されているかな文字列をもとに単語辞書5
を参照して作成した文節番号と表記および意味情報を備
えたかな漢字変換候補をかな漢字変換候補記憶部6に格
納するかな漢字変換制御部である。5は各単語について
単語の読みと表記と品詞情報と意味情報との組からなる
単語データを格納した単語辞書である。6はかな漢字変
換制御部4が出力するかな漢字変換候補を格納するかな
漢字変換候補記憶部である。7は単語の意味情報とその
単語と関連する意味情報の組からなる共起意味情報を格
納する共起意味情報記憶部である。8は共起意味情報記
憶部7を参照し、かな漢字変換候補記憶部6に記憶され
ているかな漢字変換候補の中から最適な単語を選びだす
共起意味情報検査部である。9は前記検査部8により同
音語選択操作して得た単語に対してその単語の共起意味
情報を共起意味情報記憶部7に登録する共起意味情報登
録部である。10は入力かな列とかな漢字変換結果および
かな漢字変換候補の表示を行なう表示手段である。
【0011】 上記各構成要素で構成されたかな漢字変換装置につい
て、以下にその各構成要素の相互の関係と動作を第2図
のフローチャートを参照しながら説明する。まずステッ
プAで入力手段1から入力されたかな文字を編集制御部
2が入力かな列記憶部3に格納し、表示手段10に表示さ
れる。次にステップBで編集制御部2の指示により、初
めに、かな漢字変換制御部4は、入力かな列記憶部3に
記憶されているかな列を単語辞書5を参照して作成した
かな漢字変換候補をかな漢字変換候補記憶部6に格納す
る。次に、共起意味情報検査部8は共起意味情報記憶部
7に格納されている共起意味情報を参照して、かな漢字
変換候補記憶部6に格納されている漢字変換候補の中か
ら該共起意味情報の意味コードが一致する単語を選択す
ることによりかな漢字変換の結果を作成する。最後に、
かな漢字変換した結果を表示手段10に表示する。次に、
ステップCで前記表示されたかな漢字変換の結果の可・
不可の選択操作の同音語選択を行なうか行なわないかを
判断する。不可として同音語選択を行なう場合はステッ
プDに進み、可として行なわない場合はステップFに進
む。次にステップDで編集制御部2はかな漢字変換候補
記憶部6に格納されている候補を表示手段10に表示す
る。次にステップEで編集制御部2の指示によりかな漢
字変換候補記憶部6に格納されている候補の意味コード
から、共起意味情報登録部9は選択された単語の共起意
味情報を共起意味情報記憶部7に登録する。ステップF
ですべての変換が終了したかを判断する。終了しない場
合はステップAに進む。終了する場合は処理をここで終
了する。
【0012】 ステップCで同音語選択により共起意味情報登録部9
が共起意味情報を共起意味情報記憶部7に登録する様子
を第3図,第4図,第5図,第6図,第7図および第8
図を用いて説明する。第3図は単語辞書5の内容を示
す。第5図に示す入力文字列を変換した結果の例を第6
図に示す。このときのかな漢字変換候補記憶部6の内容
を第4図に示す。前記変換結果に対して単語「雁を」を
「癌を」に同音語選択した結果を第7図に示す。前記同
音語選択を行なうことにより第8図に示すように共起意
味情報記憶部7に単語「癌を」の意味コード.586と単語
「治療する」の意味コード.585の組で表わされる共起意
味情報が登録される。
【0013】 ステップBで共起意味情報登録部7に登録された共起
意味情報を参照してかな漢字変換を行なう様子を第8
図,第9図,第10図,第11図を用いて説明する。第10図
に示す入力文字列をかな漢字変換する場合、第9図に示
すようにかな漢字変換の候補が複数ある文節ではいずれ
かの候補を選択しなければならない。第1文節には「風
を」と「風邪を」の2つの候補があり、第2文節には
「直す」と「治す」の2つの候補がある。このため、前
記入力文字列に対する変換結果は4つの組合わせが考え
られる。このとき、第8図に示す共起意味情報記憶部7
に登録されている.586と.585の組と第9図に示す「風邪
を」の意味コード.586と「治す」の意味コード.585が一
致する。このため、前記入力文字列に対して第11図に示
す変換結果を得る。
【0014】 以上の実施例のかな漢字変換装置によれば、かな漢字
変換装置に、共起意味情報を記憶する手段と、共起意味
情報を操作者の選んだかな漢字変換結果から得て前記記
憶手段に書き込む手段と、前記記憶を参照してかな漢字
変換候補から好ましい変換結果を得る手段を設け、単語
辞書には単語に対する意味情報を備えたものとするかな
漢字変換装置とすることにより、あらかじめ共起意味情
報を備えることなく、変換操作の学習結果の共起意味情
報で、変換効率のよいかな漢字変換装置が得られる。
【0015】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明は、入力さ
れるかな列を記憶する入力かな列記憶手段と、かな列に
対応する単語と該単語の意味情報を備えた単語辞書と、
共起意味情報を記憶する共起意味情報記憶手段と、入力
かな列記憶手段に記憶された入力かな列をもとに単語辞
書を参照し、かな漢字変換候補の単語とその意味情報を
かな漢字変換候補記憶手段に記憶するかな漢字変換制御
手段と、共起意味情報記憶手段の共起意味情報を参照し
て、かな漢字変換候補記憶手段のかな漢字変換候補の単
語の意味情報が一致する単語を選択し、変換結果とする
共起意味情報検査手段と、前記かな漢字変換候補の単語
を表示し、同音語選択の指示が入力されると、前記表示
された単語以外の候補の単語を表示させる表示手段と、
該候補の単語中から選択の指示が入力されると、指示さ
れた単語とその単語に関連する単語の共起意味情報を共
起意味情報記憶手段に記憶させる共起意味情報登録手段
と、を有する構成としたことにより、かな漢字変換結果
における単語間の関係を直接登録するのではなく、共起
意味情報の関係を登録していくので、新たに登録した共
起意味情報を次回以降のかな漢字変換に活用でき、登録
結果をかな漢字変換に幅広くフィードバックすることが
できるかな漢字変換装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置の構成を示すブ
ロック図
【図2】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置の動作を示すフ
ローチャート
【図3】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における単語辞
書の内容を示す説明図
【図4】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置におけるかな漢
字変換記憶部の記憶したかな漢字変換候補の内容を示す
説明図
【図5】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における入力か
な列の内容を示す説明図
【図6】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置におけるかな漢
字変換候補の内容を示す説明図
【図7】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における同音語
選択で可と選択された結果の内容を示す説明図
【図8】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における共起意
味情報記憶部の内容を示す説明図
【図9】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置におけるかな漢
字変換候補記憶部の内容を示す説明図
【図10】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における入力か
な列の内容を示す説明図
【図11】 本発明の一実施例のかな漢字変換装置における同音語
選択で可と選択された結果の内容を示す説明図
【符号の説明】
1……入力手段 2……編集制御部 5……単語辞書 7……共起意味情報記憶部 8……共起意味情報検査部 9……共起意味情報登録部 10……表示手段 11……かな漢字変換手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるかな列を記憶する入力かな列記
    憶手段と、 かな列に対応する単語と該単語の意味情報を備えた単語
    辞書と、 共起意味情報を記憶する共起意味情報記憶手段と、 前記入力かな列記憶手段に記憶された入力かな列をもと
    に単語辞書を参照し、かな漢字変換候補の単語とその意
    味情報をかな漢字変換候補記憶手段に記憶するかな漢字
    変換制御手段と、 前記共起意味情報記憶手段の共起意味情報を参照して、
    前記かな漢字変換候補記憶手段のかな漢字変換候補の単
    語の意味情報が一致する単語を選択し、変換結果とする
    共起意味情報検査手段と、 前記かな漢字変換候補の単語を表示し、同音語選択の指
    示が入力されると、前記表示された単語以外の候補の単
    語を表示させる表示手段と、 該候補の単語中から選択の指示が入力されると、指示さ
    れた単語とその単語に関連する単語の共起意味情報を前
    記共起意味情報記憶手段に記憶させる共起意味情報登録
    手段と、を有することを特徴とするかな漢字変換装置。
JP17775990A 1990-07-05 1990-07-05 かな漢字変換装置 Expired - Lifetime JP3340124B2 (ja)

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