JP3335898B2 - 構内交換システムとその構内交換装置 - Google Patents

構内交換システムとその構内交換装置

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JP3335898B2
JP3335898B2 JP00241598A JP241598A JP3335898B2 JP 3335898 B2 JP3335898 B2 JP 3335898B2 JP 00241598 A JP00241598 A JP 00241598A JP 241598 A JP241598 A JP 241598A JP 3335898 B2 JP3335898 B2 JP 3335898B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42314Systems providing special services or facilities to subscribers in private branch exchanges
    • H04M3/42323PBX's with CTI arrangements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばボタン電
話システムのような構内交換システムに係わり、特に音
声信号に加え映像信号やコンピュータデータ等も取り扱
えるようにした構内交換システムとその交換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスビルや事業所ではボタン
電話システムが多く使用されている。そして、ボタン電
話システムを構成する場合に、CTI(Computer Telep
hony Integration)の採用が検討されている。CTI
は、ボタン電話主装置にサーバコンピュータ又はパーソ
ナル・コンピュータを接続し、ボタン電話主装置の交換
処理の一部や音声およびデータの蓄積や加工等をコンピ
ュータに処理させるようにしたもので、ボタン電話主装
置の処理性能を高めることなくより高機能のシステムを
実現できる。
【0003】ところが、一般にボタン電話主装置は長期
間に亘る無人運用が可能なように高信頼設計がなされて
いるが、ボタン電話システムのCTI用コンピュータと
してパーソナル・コンピュータのような安価な汎用コン
ピュータが使用されるため、CTI用コンピュータが場
合により暴走状態と呼ばれる制御不能な状態に陥った
り、また空冷用のファンやハードディスク、電源等の異
常が発生することが十分に予想される。このような場
合、近くに保守員やオペレータが常駐していれば、直ち
に暴走したプログラムを終了し再起動したり、CTI用
コンピュータを停止させてボタン電話主装置から切り離
すと云った対応が可能である。しかし、通常の場合保守
員やオペレータは常駐しない。このため、CTI用コン
ピュータに動作異常が発生すると、システムの処理能力
低下を招くだけでなく、場合によってはCTI用コンピ
ュータの異常がボタン電話主装置に波及してシステムダ
ウンに陥るおそれがあり、有効な対策が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来考え
られているマルチメディア対応のボタン電話システム
は、CTI用のコンピュータが動作異常を起こした場合
の対策がまだ確立されていないという問題点を有してい
る。
【0005】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、CTI用コンピュータ
の動作異常に対し効果的に対処し得る構内交換システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、複数の内線間又は内線と外線との交換接
続が可能な交換装置と、この交換装置に接続されたコン
ピュータ装置とを備えた構内交換システムにあって、上
記コンピュータ装置に、自装置内の異常を監視する異常
監視手段と、この異常監視手段による異常監視結果を前
記交換装置に通知する異常通知手段とを備え、かつ上記
交換装置に、上記コンピュータ装置から異常監視結果を
受信する異常受信手段と、上記異常受信手段により入手
した異常監視結果に基づいて異常の状態を判定する異常
判定手段と、上記異常判定手段の判定結果に基づき上記
コンピュータ装置を再起動又は動作を停止させる異常対
応手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0007】上記異常監視手段では、CTI用コンピュ
ータ内部の温度異常、電源異常、冷却装置の動作異常及
びプログラムの動作異常のうちの少なくとも一つが監視
される。
【0008】したがってこの発明によれば、CTI用コ
ンピュータで異常な温度上昇や電源の異常、冷却装置の
動作異常、プログラムの動作異常などが発生すると、そ
の検出結果がCTI用コンピュータから交換装置に通知
される。そして、この通知を受けて交換装置により異常
の状態が判定され、CTI用コンピュータが暴走する危
険がある場合にはCTI用コンピュータが切り離され
る。このため、CTI用コンピュータの動作異常が交換
装置に波及する心配はなくなり、これによりシステムダ
ウンの発生を未然に防ぐことができる。
【0009】またこの発明は、CTI用コンピュータ
に、自装置内の異常の回復状況を監視する回復監視手段
と、この回復監視手段による回復監視結果を交換装置に
通知する回復通知手段とをさらに備え、交換装置に、上
記CTI用コンピュータから回復監視結果を入手する回
復受信手段と、この回復受信手段により入手した回復監
視結果に基づいて回復の状態を判定する回復判定手段
と、この回復判定手段の判定結果に基づき上記CTI用
コンピュータとの間の接続を復旧させる復旧手段とをさ
らに備えたことを特徴としている。
【0010】この発明によれば、CTI用コンピュータ
の動作異常が復旧した場合には、交換装置とCTI用コ
ンピュータとの間の接続が自動的に復旧する。このた
め、例えばCTI用コンピュータの動作異常が一時的な
ものでその後正常に戻った場合や、CTI用コンピュー
タの部品交換などが行われて正常状態に戻った場合に、
交換装置とCTI用コンピュータとの間の接続を保守員
の復旧操作を待たずに迅速に復旧させることができる。
【0011】さらにこの発明は、交換装置からCTI用
コンピュータに対しその動作状態の問い合わせを行い、
この問い合わせに対しCTI用コンピュータから交換装
置に所定の応答が返送されない場合、例えば無応答の場
合や異常なコマンドが返送された場合には、CTI用コ
ンピュータを強制的にリセットして当該CTI用コンピ
ュータと交換装置との間の動作状態を一致させるように
したことも特徴としている。
【0012】このようにすることで、CTI用コンピュ
ータのプログラムが暴走した場合のように、CTI用コ
ンピュータ自身では復旧できない場合でも、交換装置か
らCTI用コンピュータをリセットしてCTI用コンピ
ュータの動作状態を正常に復旧させることができる。
【0013】また上記したようにCTI用コンピュータ
で冷却装置の故障や電源の異常が発生したり、プログラ
ムが暴走した場合に、この異常状態を表す情報を交換装
置から内線端末又は中継台へ転送して、例えば液晶表示
器へ表示したり音声メッセージを発生することでユーザ
又は中継台オペレータに報知するとよい。このようにす
ることで、ユーザおよび中継台オペレータはCTI用コ
ンピュータで動作異常やプログラムの暴走が発生したこ
とを即時知ることができ、これにより復旧操作などの対
応処置を迅速に講じることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) 図1は、この発明に係わるマルチメディア・ボタン電話
システムの一実施形態を示すブロック図であり、1Aは
このシステムの中核をなすボタン電話主装置を示してい
る。
【0015】ボタン電話主装置1Aは、複数種の外線イ
ンタフェース部(BRI)(PRI)11,12と、ラ
インインタフェース部(DKU/STU)13と、タイ
ムスイッチ部(TSW)15と、中央制御部(CTU)
17とを備え、これらは音声バス(PCMHW)19お
よび制御バス(DHW)20を介して相互に接続されて
いる。
【0016】外線インタフェース部(BRI)11はI
SDNの基本インタフェースに対応する加入者線ISL
を介してISDN公衆網NWに接続され、基本インタフ
ェースに従ってISDN公衆網NWとの間の呼の確立処
理等を行う。外線インタフェース部(PRI)12はI
SDNの一次群インタフェースに対応する加入者線AS
Lを介してISDN公衆網NWに接続され、一次群イン
タフェースに従ってISDN公衆網NWとの間の呼の確
立制御等を行う。
【0017】ラインインタフェース部13には複数の内
線EL1〜ELmが収容されており、これらの内線EL
1〜ELmにはそれぞれ内線端末T1〜Tmが接続され
る。内線端末T1〜Tmとして使用されるものには、例
えばディジタルボタン電話機、アナログ電話機およびフ
ァクシミリ装置があり、ディジタルボタン電話機はDK
Uに、またアナログ電話機やファクシミリ装置等のアナ
ログ端末はSTUにそれぞれ接続される。DKUは、デ
ィジタルボタン電話機に対する発着信処理やディジタル
信号の転送処理等を行う。STUは、アナログ端末に対
する発着信処理を行うとともに、信号のアナログ/ディ
ジタル変換処理等を行う。
【0018】タイムスイッチ部15は、中央制御部17
の指示に従い、上記各外線インタフェース部11,12
とラインインタフェース部13との間で音声バス19を
介して伝送されるディジタル信号のチャネル交換を行
う。なお、18は電源部であり、商用電源出力(AC1
00V)を基に所要の直流電源電圧Vccを生成して、
この直流電源電圧Vccを後述するルータ部を含む装置
内の全ての回路部に供給する。
【0019】ところで、第1の実施形態のボタン電話主
装置1Aにはルータ部14Aおよびコンピュータ接続イ
ンタフェース部(PC I/F)16が内蔵してある。
ルータ部14Aは、LANインタフェース部(LAN
I/F)141と、プロトコル変換部142と、制御部
(CONT)143とから構成される。すなわち、ルー
タ部14Aは汎用のダイヤルアップルータ装置からIS
DNインタフェース機能および電源部を削除し、かつボ
タン電話主装置1A内の音声バス19および制御バス2
0にLAN2を直接接続するためのプロトコル変換機能
を有するプロトコル変換部142を設けたものとなって
いる。
【0020】LANインタフェース部141は、例えば
100BASE−Tのイーサネットにより構成されるL
AN2に接続され、LAN2を介してパーソナル・コン
ピュータからなる複数のデータ端末PC1〜PCnとの
間でデータ転送を行う。プロトコル変換部142はタイ
ムスロットアサイナを有する。このタイムスロットアサ
イナでは、LAN2のデータをISDN経由で通信する
ために制御部143で生成されるISDNレイヤ2のプ
ロトコルと、ボタン電話主装置1Aの内線制御インタフ
ェース用のレイヤ2のプロトコルとの間の変換が行われ
る。このプロトコル変換により、LAN2をボタン電話
主装置1Aの音声バス19および制御バス20に直接接
続することを可能にしている。また制御部143は、P
PP(Point to Point)接続機能を有し、これによりL
AN2に接続されたデータ端末PC1〜PCnをISD
N公衆網NWを介してインターネットINおよびイント
ラネットITNに接続することを可能にしている。制御
部143は、ルーティングテーブルを備え、このルーテ
ィングテーブルを参照してデータ端末PC1〜PCnと
ISDN公衆網NWとの間で伝送されるパケットのルー
ティング処理を行う。
【0021】コンピュータ接続インタフェース部16A
には、CTI用パーソナル・コンピュータ(CTI P
C)3Aが接続される。コンピュータ接続インタフェー
ス部16Aは、CTI用パーソナル・コンピュータ3A
と音声バス19との間でディジタル音声信号の転送処理
を行う機能と、中央制御部17とCTI用パーソナル・
コンピュータ3Aとの間で制御コマンド等の転送処理を
行う機能とを備える。
【0022】図2は、上記CTI用パーソナル・コンピ
ュータ3Aとボタン電話主装置1Aとの接続構成を示す
概略構成図である。CTI用パーソナル・コンピュータ
3Aは、マイクロコンピュータを主制御部としたPC制
御部31と、複数のPCM処理部321,322,…
と、ボタン電話接続インタフェース部33と、PC電源
部34とを備え、上記PC制御部31と、各PCM処理
部321,322,…と、ボタン電話接続インタフェー
ス部33との間は、PC音声バス35およびPC制御バ
ス36を介して接続されている。
【0023】このうち各PCM処理部321,322,
…は、上記ボタン電話主装置1Aから転送されたディジ
タル音声信号の音声圧縮符号化あるいは音声伸張復号処
理、音声合成処理、DTMF信号の検出処理、ファクシ
ミリ信号の処理、モデム信号の処理等のCTIに必要な
種々処理を行う。
【0024】一方、PC制御部31、ボタン電話接続イ
ンタフェース部33およびPC電源部34は次のように
構成される。図3はその構成を示す回路ブロック図であ
る。CTI用パーソナル・コンピュータ3Aには、キャ
ビネット内冷却ファン監視部37およびキャビネット内
温度センサ38が設けてある。キャビネット内冷却ファ
ン監視部37は、冷却ファンの動作状態を監視してその
監視情報を出力する。キャビネット内温度センサ38
は、キャビネット内の温度を表す温度検出情報を出力す
る。
【0025】PC電源部34には、レギュレーション部
341と、出力監視部342と、温度センサ343と、
出力制御部344とを備えている。レギュレーション部
341は、商用電源出力を基に所要の動作電源電圧Vc
cを生成してCTI用パーソナル・コンピュータ3A内
各部に給電する。出力監視部342は、上記動作電源電
圧Vccの値を監視してその監視情報を出力する。温度
センサ343は、PC電源部34内の温度を検出してそ
の温度検出情報を出力する。出力制御部344は、後述
するPC制御部31からの指示に従って上記レギュレー
ション部341の動作を制御する。
【0026】PC制御部31は、CPU311と、チッ
プセット312と、CPU温度センサ313と、CPU
冷却ファン監視部314とを備えている。CPU311
は、パーソナル・コンピュータ3Aの動作を統括的に制
御するもので、その制御信号の授受をチップセット31
2を介して行う。CPU温度センサ313は、CPUの
温度を監視してその検出情報を出力する。CPU冷却フ
ァン監視部314は、CPU冷却用ファンの動作状態を
監視してその監視情報を出力する。
【0027】ボタン電話接続インタフェース部33は、
データ送信部332と、データ受信部333と、そのコ
ントロール部334とを有し、ボタン電話主装置1Aの
コンピュータ接続インタフェース部16Aとの間でディ
ジタル音声信号の転送処理および制御データの転送処理
を行う。またボタン電話接続インタフェース部33には
状態監視部331が設けてある。この状態監視部331
は、上記キャビネット内冷却ファン監視部37の監視情
報、キャビネット内温度センサ38の温度検出情報、動
作電源電圧Vccの監視情報、PC電源部34内の温度
センサ343の温度検出情報、CPU温度センサ313
の温度検出情報およびCPU冷却ファン監視部314の
監視情報をそれぞれ取り込んで蓄積する。そして、例え
ばボタン電話主装置1Aから監視データの送出要求が到
来するごとに、その時点で最新の監視情報を状態監視デ
ータとしてデータ送信部332からボタン電話主装置1
Aへ送出する。
【0028】これに対しボタン電話主装置1Aの中央制
御部17は、CTI用パーソナル・コンピュータ3Aの
異常状態を判定する異常判定機能と、異常表示制御機能
と、異常対応制御機能とを備えている。
【0029】異常判定機能は、上記CTI用パーソナル
・コンピュータ3Aに対し一定の時間間隔で監視データ
の送出要求を送信し、この要求に応じてCTI用パーソ
ナル・コンピュータ3Aから送られた状態監視データを
受信する。そして、この受信した状態監視データをもと
に、CTI用パーソナル・コンピュータ3Aにおいて電
源電圧値Vccの異常、冷却ファンの異常、あるいは異
常な温度上昇が発生したか否かを判定するものである。
異常表示制御機能は、上記異常判定機能により上記各種
異常が検出された場合に、この検出された異常状態の内
容を示す表示データを特定のボタン電話機又は中継台に
送出して表示させる。
【0030】異常対応制御機能は、上記異常判定機能に
より電源電圧値Vccの異常、冷却ファンの異常、ある
いは異常な温度上昇のいずれかが検出されることによ
り、上記特定のボタン電話機から動作停止命令又は再起
動命令が入力された場合に、次の3種類の動作のいずれ
かを実行する。(1) CTI用パーソナル・コンピュータ
3Aに対し停止命令を送出して動作を停止させる。(2)
CTI用パーソナル・コンピュータ3Aに対し再起動命
令を送出して動作を再起動させる。(3) 出力制御部34
4に対し出力停止命令を送出してPC電源部34の出力
を停止してCTI用パーソナル・コンピュータ3Aの動
作を停止させる。
【0031】またボタン電話主装置1Aの中央制御部1
7は、CTI用パーソナル・コンピュータ3Aの復旧監
視対応機能を備えている。この復旧監視対応機能は、上
記CTI用パーソナル・コンピュータ3Aの動作停止状
態において、CTI用パーソナル・コンピュータ3Aの
動作状態を定期的に監視することで回復したか否かを判
定する。そして、異常回復を検出した場合にCTI用パ
ーソナル・コンピュータ3Aを用いたCTI処理を再開
する。
【0032】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。先ずLAN2に接続されたデータ端末
がインターネットを介してデータ通信を行う場合につい
て説明する。
【0033】いま例えばデータ端末PC1において、ユ
ーザがインターネットINを介して所望の通信相手との
間でデータ通信を行うための操作を行ったとする。そう
するとデータ端末PC1は、TCP/IPプロトコルに
従いコネクトメッセージをボタン電話主装置1Aへ送信
する。このコネクトメッセージはLAN2を介してボタ
ン電話主装置1Aのルータ部14Aで受信される。
【0034】このコネクトメッセージを受信するとルー
タ部14Aは、インターネットIN上に接続された相手
端末との間でPPP接続による通信コネクションを設定
するための手順を実行する。このうちISDN回線の接
続に係わる部分は、通信コネクションの設定手順は、ボ
タン電話主装置1A内の制御バス20および外線インタ
フェース部11を経由し、ISDN公衆網NWとの間で
行われる。すなわち、外線インタフェース部11は、本
来ボタン電話機などの内線端末T1〜TmとISDN公
衆網NWとの間を接続するために使用されるが、この実
施形態ではルータ部14AとISDN公衆網NWとの間
を接続する場合にも使用される。また、インターネット
に関する接続手順は、ボタン電話主装置1A内のPCM
バス20、外線インタフェース部11及びISDN公衆
網NWを経由して、図示しないプロバイダとの間で行わ
れる。
【0035】上記通信コネクションの設定手順におい
て、ルータ部14AはインターネットINの相手端末に
対しTCP/IPプロトコルに従ってコネクトメッセー
ジを送信する。このコネクトメッセージの送信により、
発信元のデータ端末PC1とインターネットINとの間
ではTCP/IPのコネクションを設定するための処理
が行われる。そして、これにより発信元の内部データ端
末とインターネットIN上の相手端末との間には通信コ
ネクションが設定され、以後データ端末PC1と相手端
末との間では、インターネットINを介してデータ通信
が可能となる。
【0036】次に、CTI用パーソナル・コンピュータ
3Aを使用した通信動作について説明する。いま例えば
内線端末T1とISDN公衆網NWに接続された外線端
末との間でデータ通信が行われているものとする。この
場合、内線端末T1から送出されたディジタル音声信号
は、ラインインタフェース部13で受信されたのち音声
バス19を介してコンピュータ接続インタフェース部1
6Aに転送され、このコンピュータ接続インタフェース
部16AからCTI用パーソナル・コンピュータ3Aへ
送られる。このCTI用パーソナル・コンピュータ3A
では、上記ディジタル音声信号の音声圧縮符号化が行わ
れる。この符号化されたディジタル音声信号は、CTI
用パーソナル・コンピュータ3Aからコンピュータ接続
インタフェース部16Aへ送り返され、このコンピュー
タ接続インタフェース部16Aから音声バス19を介し
て外線インタフェース部11に転送されたのち、ISD
N公衆網NWを介して通信相手の外線端末へ送られる。
なお、外線端末から送信された音声信号は、上記経路と
逆の経路を介して内線端末T1に転送される。
【0037】ところで、このようなCTIの実行中に本
実施形態のシステムでは、CTI用パーソナル・コンピ
ュータ3Aについて次のような異常判定・対応制御が行
われている。図4はその制御手順および制御内容を示す
フローチャートである。
【0038】すなわち、CTI用パーソナル・コンピュ
ータ3Aでは、キャビネット内の温度および冷却ファン
の動作状態、PC電源部34の温度と動作電源電圧Vc
c、PC制御部31内のCPU温度およびCPU冷却フ
ァンの動作状態がそれぞれ検出されて、ボタン電話接続
インタフェース部33の状態監視部331に集められ
る。状態監視部331では、上記集められた各監視デー
タが蓄積される。
【0039】これに対しボタン電話主装置1Aは、中央
制御部17において監視データの送出要求を定期的に生
成し、この送出要求をコンピュータ接続インタフェース
部16Aから上記CTI用パーソナル・コンピュータ3
Aに対し送信する。(ステップ4a)。この監視データ
送出要求が到来するとCTI用パーソナル・コンピュー
タ3Aは、ボタン電話接続インタフェース部33によ
り、蓄積してある監視データのうち最新の監視データを
読み出して符号化したのちボタン電話主装置1Aへ送出
する。
【0040】ボタン電話主装置1Aの中央制御部17
は、上記監視データ送出要求の送信後、ステップ4cで
時間の経過を監視しながらステップ4bによりCTI用
パーソナル・コンピュータ3Aからの監視データの到来
を監視する。そして、監視データ送出要求の送信後、一
定時間以内に監視データが到来すると、ステップ4dで
この受信した監視データを分析し、その分析結果をもと
にステップ4eでCTI用パーソナル・コンピュータ3
Aで異常が発生したか否かを判定する。そして、異常が
発生していなければ、そのまま制御を終了してステップ
4aに戻り、以上の異常判定制御を繰り返す。
【0041】これに対しCTI用パーソナル・コンピュ
ータ3Aにおいて何らかの異常が発生したとする。この
場合ボタン電話主装置1Aの中央制御部17は、ステッ
プ4fにおいてボタン電話機からなる特定の内線端末
(例えばTm)に対し、異常表示データを送出し表示さ
せる。この異常表示データは、上記CTI用パーソナル
・コンピュータ3Aから送られた監視データをもとに、
その異常の内容をユーザが認識しやすいように編集した
もので、例えば異常の種類を表すマークと簡潔な説明文
からなる。
【0042】なお、異常表示データは視覚表示するもの
以外に音声合成手段を利用することで異常の発生を音声
メッセージにより知らせるものでもよい。また、上記表
示データを表示させる内線端末Tmとしては、ボタン電
話機のほか中継台でもよい。
【0043】上記異常表示データを送出すると、ボタン
電話主装置1Aの中央制御部17は、ステップ4gに移
行してここでCTI用パーソナル・コンピュータ3Aに
動作停止命令を送り、CTI処理を停止させる。
【0044】一方、CTI用パーソナル・コンピュータ
3Aにおいて、例えばオペレーティングシステムやプロ
グラムが暴走すると、ボタン電話主装置1Aが監視デー
タ送出要求を送ってもCTI用パーソナル・コンピュー
タ3Aは監視データを送出しない。この場合ボタン電話
主装置1Aの中央制御部17は、監視データ送出要求の
送信後、一定時間が経過した時点でステップ4cからス
テップ4dに移行し、ここで監視データが到来しないこ
とからオペレーティングシステムまたはプログラムの暴
走が発生したと判断して、その旨の表示データを特定の
内線端末Tmへ送出して表示させる。
【0045】そして、異常発生表示のための表示データ
送出後所定時間が経過すると、中央制御部17はCTI
用パーソナル・コンピュータ3Aに対し再起動命令を送
出して、コンピュータを再起動させる。かくして、CT
I用パーソナル・コンピュータ3Aは正常状態に復旧す
る。
【0046】以上述べたように第1の実施形態では、ボ
タン電話主装置1Aにルータ部14Aを内蔵させ、かつ
このルータ部14AからはISDN用の外線インタフェ
ース機能および独立した電源供給機能を削除して、これ
らの機能をボタン電話主装置1Aに既に設けられている
外線インタフェース部11,12および電源部18によ
って代用するようにしている。すなわち、既存の外線イ
ンタフェース部11,12および電源部18を、ルータ
部14Aにも共用している。
【0047】したがって、ルータを別途用意することな
くLANをボタン電話システムに収容することができ、
しかもルータをただ単にボタン電話主装置1Aに内蔵し
たのではなく、ルータに必要な機能のうち外線インタフ
ェース機能および電源機能をボタン電話主装置1Aに既
に備えられている外線インタフェース部11,12およ
び電源部18により共用するようにしたことによって、
高信頼性のマルチメディア情報通信システムとしてボタ
ン電話主装置1Aを比較的簡単かつ小形に構成すること
ができる。
【0048】また、ルータ部14Aのプロトコル変換部
142に、ルータ部14Aをボタン電話主装置1A内の
音声バス19および制御バス20に直接接続するための
プロトコル変換機能を含むインタフェース機能を設けて
いるので、ボタン電話主装置1A側にそのインタフェー
ス機能を設ける必要がない。
【0049】さらに第1の実施形態では、CTI用パー
ソナル・コンピュータ3Aにおいて、キャビネット内の
温度および冷却ファンの動作状態、PC電源部34の温
度と動作電源電圧Vcc、PC制御部31内のCPU温
度およびCPU冷却ファンの動作状態をそれぞれ検出
し、これらの監視データをボタン電話主装置1Aに転送
して分析することで、CTI用パーソナル・コンピュー
タ3Aの異常を検出して必要な対応処置を講じるように
している。
【0050】したがって、CTI用パーソナル・コンピ
ュータ3Aは、異常が発生しても交換システム全体に影
響を与えないようにするために、高信頼設計されたサー
バやファクトリ・コンピュータのような高価なコンピュ
ータを必要とせず、安価な汎用のパーソナル・コンピュ
ータを使用することができる。
【0051】またCTI用パーソナル・コンピュータ3
Aからボタン電話主装置1Aへの監視データの転送を、
ボタン電話主装置1Aの送出要求に応じて行い、ボタン
電話主装置1Aでは一定時間が経過しても監視データを
受信できない場合にはCTI用パーソナル・コンピュー
タ3AでプログラムやOSが暴走を起こしたものと判断
して再起動を行うようにしている。このため、ボタン電
話主装置1Aでは、監視データの受信分析作業を行う際
にCTI用パーソナル・コンピュータ3Aの暴走の有無
も判定することができ、これによりCTI用パーソナル
・コンピュータ3Aの暴走に対しても即時対応すること
が可能となる。
【0052】さらにボタン電話主装置1Aにおいて、監
視データの分析によりCTI用パーソナル・コンピュー
タ3Aの異常が検出された場合に、その異常の内容を表
す表示データを作成して特定の内線端末Tmへ送って表
示させるようにしている。このため、例えばシステムの
保守使用者にCTI用パーソナル・コンピュータ3Aで
発生した動作異常の状態を知らせることができ、これに
よりCTI用パーソナル・コンピュータ3Aの動作異常
に対し、例えばメンテナンスコール等の迅速かつ確実な
対応を行うことが可能となる。
【0053】(第2の実施形態) この発明の第2の実施形態は、ボタン電話主装置におい
て、CTI用パーソナル・コンピュータをルータ部に接
続されているLANを介してルータ部に接続し、これに
よりCTI用パーソナル・コンピュータから送出された
伝送データをインターネット経由で通信できるようにし
たものである。
【0054】図5は、この第2の実施形態に係わるディ
ジタルボタン電話システムの構成を示す回路ブロック図
である。なお、同図において前記図1と同一部分には同
一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0055】ボタン電話主装置1Bに設けられたコンピ
ュータ接続インタフェース部(PCI/F)16Bに
は、ボタン電話主装置1B内の他の回路部との間でデー
タ転送を行うための内部インタフェース機能と、CTI
用パーソナル・コンピュータCTI PC)3Bとの間
でデータ伝送を行うコンピュータ・インタフェース機能
が設けてある。
【0056】このような構成において、例えばインター
ネットINおよびISDN公衆網NWを経由して内線端
末T1宛の音声パケットが到来すると、この音声パケッ
トは外部インタフェース部11で受信されたのち音声バ
ス19を介してルータ部14Bに入力され、このルータ
部14BからLAN2及びケーブル25を介してCTI
用パーソナル・コンピュータ3Bへ送られ、ここで音声
データは例えばボイスメールのように一旦蓄積される。
【0057】そして、内線端末T1への送信時に、上記
音声パケットはCTI用パーソナル・コンピュータ3B
で音声復号されたのち、コンピュータ接続インタフェー
ス24を介してボタン電話主装置1Bのコンピュータ接
続インタフェース部16Bに送られる。そして、このコ
ンピュータ接続インタフェース部16Bから、音声バス
19およびタイムスイッチ15を介してラインインタフ
ェース部13に転送され、このラインインタフェース部
13から着信先の内線端末T1に送られる。
【0058】また、内線端末T1〜Tmからインターネ
ットIN宛へ音声データをIPパケットとして送信する
場合も、以上述べた経路と逆の経路を介してインターネ
ットINへ向け送信される。すなわち、内線端末から送
信された音声データは、コンピュータ接続インタフェー
ス部16BからCTI用パーソナル・コンピュータ3B
に転送されて、ここで音声符号化処理が施される。そし
て、このCTI用パーソナル・コンピュータ3BにてT
CP/IPプロトコルに従い音声データをパケット化し
たのちルータ部14Bに転送され、このルータ部14B
から外線インタフェース部11を介してISDN公衆網
NWへ送信される。
【0059】このように第2の実施形態であれば、CT
I用パーソナル・コンピュータ3Bとルータ部14Bと
の間をLAN2及びLANケーブル25を介して接続す
ることができ、これにより内線端末T1〜Tmを使用し
てインターネット電話やインターネットを経由するファ
クシミリ通信を行うことが可能となる。
【0060】(第3の実施形態) この発明の第3の実施形態は、CTI用パーソナル・コ
ンピュータを使用しないディジタルボタン電話システム
において、ボタン電話主装置1C内にPCM処理部を設
け、このPCM処理部においてCTI用パーソナル・コ
ンピュータに代わって音声符号/復号処理などを行い、
かつこのPCM処理部にLANインタフェース機能を設
けて、この機能により内部LANケーブル21を介して
ルータ部14Cに接続するように構成したものである。
【0061】図6は、この発明の第3の実施形態に係わ
るディジタルボタン電話システムの構成を示す回路ブロ
ック図である。なお、同図において前記図1および図2
と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
【0062】ルータ部14Cには、ハブ141Cが内蔵
されている。PCM処理部22は、例えばDSPボード
からなり、PCMの符号化機能およびLANに対する接
続プロトコル制御機能(H.323)を有するテレフォ
ニーゲートウエイ機能と、ファクシミリモデム機能、フ
ァイル変換機能およびファイル管理機能を有するファク
シミリサービス機能とを備えている。また、このPCM
処理部22とルータ部14Cとの間は、10BASE−
T用の内部LANケーブル21を介して接続される。
【0063】このような構成であるから、内線端末T1
〜TmとインターネットINとの間で伝送されるデータ
は、PCM処理部22において音声符号化や復号処理を
始め、IPパケットの加工に係わる処理が施され、ルー
タ部14Cおよび外部インタフェース部11,12を介
してインターネットINとの間で伝送される。
【0064】したがって、CTI用パーソナル・コンピ
ュータを接続しなくても、第2の実施形態とまったく同
様に、内線端末T1〜Tmによるインターネット電話や
インターネットINを使用したファクシミリ通信を行う
ことができる。
【0065】(第4の実施形態) この発明の第4の実施形態は、CTI用パーソナル・コ
ンピュータにおいて、ボタン電話接続インタフェース部
に設けられていた状態監視部をRAS機能部として独立
させ、このRAS機能部においてCTI用パーソナル・
コンピュータ内部の温度や冷却ファンの動作状態等を監
視し、この監視データをボタン電話接続インタフェース
部からボタン電話主装置1Aに転送するように構成した
ものである。
【0066】図7は、この第4の実施形態に係わるディ
ジタルボタン電話システムの構成を示す回路ブロック図
である。なお、同図において前記図2と同一部分には同
一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0067】CTI用パーソナル・コンピュータ3Eに
は、ボタン電話接続インタフェース部33Eとは別にR
AS機能部39が設けてある。RAS機能部39は、図
3に示した状態監視部331に対応するもので、キャビ
ネット内冷却ファン監視部37の監視情報、キャビネッ
ト内温度センサ38の温度検出情報、動作電源電圧Vc
cの監視情報、PC電源部34内の温度センサ343の
温度検出情報、CPU温度センサ313の温度検出情報
およびCPU冷却ファン監視部314の監視情報をそれ
ぞれ取り込んで蓄積する。そして、ボタン電話主装置1
Aから監視データの送出要求が到来した場合に、その時
点で最新の監視情報を読み出し、この情報を状態監視デ
ータとしてボタン電話接続インタフェース部33Eに転
送する。ボタン電話接続インタフェース部33Eは、上
記状態監視データをデータ送信部332からボタン電話
主装置1Aへ送出する。
【0068】このような構成であるから、RAS設計部
において物理データを論理データに変換することが可能
になり、伝送データ量を低減して伝送路及び中央制御部
17の負担を軽減する。
【0069】(第5の実施形態) この発明の第5の実施形態は、ボタン電話主装置1Eに
おいて、中央制御部に備えられていた監視データの分析
判定機能をPC状態監視部として独立して設け、CTI
用パーソナル・コンピュータ3Aから到来した状態監視
データを、上記PC状態監視部23で分析して動作異常
の有無を判定するように構成したものである。
【0070】図8は、この第5の実施形態に係わるボタ
ン電話主装置1Eの構成を示す回路ブロック図である。
なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略する。
【0071】ボタン電話主装置1Eには、中央制御部1
7Eとは独立してPC状態監視部23が設けてある。C
TI用パーソナル・コンピュータ3Aから転送された状
態監視データは、コンピュータ接続インタフェース部1
6Eで受信されたのち、PC状態監視部23に入力され
る。このPC状態監視部23では、上記受信された状態
監視データが分析され、CTI用パーソナル・コンピュ
ータ3Aにおいて冷却ファンの停止や異常な温度上昇、
動作電源電圧Vccの異常等が生じたか否かが判定され
る。この判定結果は中央制御部17Eに入力される。
【0072】中央制御部17Eは、上記PC状態監視部
23で異常が検出された場合に、その内容を表す表示デ
ータ作成して特定の内線端末Tmへ送り、表示させる。
そして、この特定の内線端末Tmから停止命令コマンド
が到来した場合に、これに従ってコンピュータ接続イン
タフェース部16EからCTI用パーソナル・コンピュ
ータ3Aに対し動作停止命令を送出し、CTI用パーソ
ナル・コンピュータ3Aの動作を停止させる。なお、上
記表示データの送出後、一定時間内に動作停止命令コマ
ンドが到来したなった場合には、中央制御部17Eが自
主的に動作停止命令を作成してCTI用パーソナル・コ
ンピュータ3Aへ送り、動作を停止させる。
【0073】このような構成であるから、ボタン電話主
装置1EにPC状態監視部23を設け、この監視部23
において監視データの分析と異常判定を行うようにした
ことによって、中央制御部17Eの負担を軽減すること
ができる。
【0074】(その他の実施形態) この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。
例えば、CTI用パーソナル・コンピュータをコンピュ
ータ接続インタフェース部およびLANの両方に接続す
るように構成してもよい。このようにすることで、一方
の経路で障害が発生した場合には他方の経路を使用して
CTI処理を継続することができる。
【0075】また、前記各実施形態ではディジタルボタ
ン電話システムを対象として説明したが、ディジタル構
内交換システムにもこの発明を適用することが可能であ
る。
【0076】さらに、前記実施形態ではCTI用パーソ
ナル・コンピュータの動作異常に対する対策を種々述べ
たが、交換装置の動作異常を監視する異常監視手段と、
この異常監視手段により前記交換装置の動作異常が検出
された場合に、前記交換装置の動作状態を初期化する初
期化手段と、前記初期化手段による初期化処理が完了す
るまで前記コンピュータ装置を待機状態に設定し、前記
初期化処理の終了後に前記コンピュータ装置の待機状態
を解除して起動させる制御手段とを、構内交換システム
に設けることも可能である。
【0077】その他、内線端末の種類やボタン電話主装
置の構成、ルータ部の構成、中央制御部の機能、CTI
用パーソナル・コンピュータの構成とその接続構成等に
ついても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0078】なお、他の発明として次のようなものが考
えられる。すなわち、オフィスビルや事業所ではボタン
電話システムが多く使用されている。そして、最近その
拡張型として、電話端末による音声信号ばかりでなく、
テレビ電話端末やパーソナル・コンピュータによる映像
信号やコンピュータデータを取り扱えるようにしたマル
チメディア対応のボタン電話システムが提唱されてい
る。
【0079】しかし、この種の従来のシステムは、例え
ばボタン電話主装置とは別に専用ルータを設け、この専
用ルータを経由することでLAN(Local Area Networ
k)に接続されたデータ端末をボタン電話主装置に接続
するものである。このため、LANに接続するために専
用ルータ及び主装置用専用インタフェースユニットを別
途用意しなければならず、ユーザの経済的負担が大きく
なる。
【0080】すなわち、LANを収容するためには別途
専用ルータや主装置用専用インタフェースユニットを設
置する必要があるためシステムのコストアップを招く。
また、ルータが一般のダイヤルアップルータの場合に
は、ボタン電話主装置以外に新たにISDN回線を引く
か、ボタン電話用の専用ISDN内線インタフェースユ
ニットを用意する必要がある。
【0081】そこで他の発明は、システムのコストアッ
プを極力抑えた上でLANを収容可能としたマルチメデ
ィア構内交換装置を提供することを目的とし、この目的
を達成するために以下のように構成する。
【0082】[請求項15] 外線に接続可能な外線イ
ンタフェース手段と、ローカルエリアネットワークに接
続可能なルータ手段と、前記ルータ手段と前記外線イン
タフェース手段とを交換接続する交換接続手段と、前記
ローカルエリアネットワーク又は外線からパケット信号
が送られてきた場合に、前記ルータ手段と前記外線イン
タフェース手段とを交換接続するよう前記交換接続手段
を制御する交換接続制御手段とを具備したことを特徴と
する構内交換装置。
【0083】[請求項16] 前記ローカルエリアネッ
トワーク又は外線から送られてくるパケット信号を、構
内交換装置で取り扱い可能な信号にプロトコル変換する
プロトコル変換手段を、さらに具備したことを特徴とす
る請求項15記載の構内交換装置。
【0084】[請求項17] 内線に内線端末を接続し
た構内交換装置において、外線に接続可能な外線インタ
ーフェース手段と、前記外線インターフェース手段を介
して音声パケット信号が送られてきた場合、当該音声パ
ケット信号をルーティングするルータ手段と、前記ルー
タ手段でのルーティングにより当該ルータ手段から前記
音声パケット信号を受信した場合、当該音声パケット信
号を音声信号に復号化する音声復号化手段と、前記音声
信号を前記内線端末に送信する内線端末送信手段とを具
備したことを特徴とする構内交換装置。
【0085】[請求項18] 内線に内線端末を接続し
た構内交換装置において、外線に接続可能な外線インタ
ーフェース手段と、前記内線端末から音声信号が送られ
てきた場合に、当該音声信号を音声パケット信号に音声
符号化する音声符号化手段と、当該音声符号化手段にて
音声符号化された前記音声パケット信号を前記外線イン
ターフェース手段へルーティングするルータ手段とを具
備したことを特徴とする構内交換装置。
【0086】[請求項19] 前記通信網又は外線から
送られてくるパケット信号をプロトコル変換するプロト
コル変換手段を備えたことを特徴とする請求項17又は
18記載の構内交換装置。
【0087】すなわち他の発明は、交換装置内にローカ
ルエリアネットワーク接続用のルータ部を内蔵し、かつ
このルータ部にはローカルエリアネットワークとの間の
インタフェース機能のみを設け、一般のダイヤルアップ
ルータに通常備えられている外線インタフェース機能お
よび電源部は、交換装置に既に備えられている外部イン
タフェース部および電源部により共用するようにしたも
のである。
【0088】したがって他の発明によれば、交換装置と
は別に専用ルータ又は一般のダイヤルアップルータを設
置する必要がなくなり、しかも本発明のルータ部は交換
装置内に内蔵しただけでなく、その外線インタフェース
機能および電源部が交換装置内に既に設けられている外
線インタフェース部および電源部と共用されるので、信
頼度が高く比較的小型でかつ安価なシステムを提供する
ことができる。
【0089】また他の発明は、ルータ部に、ローカルエ
リアネットワークに接続されるデータ端末を、交換装置
内の外部インタフェース部に直接内部制御インタフェー
スにより接続するためのプロトコル変換部を備えたこと
も特徴としている。このようにすることで、ローカルエ
リアネットワークに複数のデータ端末が接続されている
場合に、これらのデータ端末と交換装置内各部との間の
データ転送を全てルータ部でインタフェース処理するこ
とが可能となる。この結果、各データ端末に交換装置と
の間のインタフェース機能を設ける必要がなくなり、こ
れによりデータ端末ユーザの負担を軽減することができ
る。
【0090】したがって他の発明によれば、交換装置と
別にルータを設置する必要がなくなり、しかも本発明の
ルータ部は交換装置内に内蔵しただけでなく、その外線
インタフェース機能および電源部が交換装置内に既に設
けられている外線インタフェース部および電源部と共用
される。このため、信頼性が高く、比較的小型でかつ安
価なシステムを提供することができる。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、コン
ピュータの動作異常やプログラムの暴走が発生した場合
にその状況を交換装置で判定し、コンピュータを切り離
したり、コンピュータをリセットするようにしている。
【0092】したがってこの発明によれば、コンピュー
タの動作異常が交換装置に波及する心配はなくなり、こ
れによりシステムダウンの発生を未然に防いでシステム
の信頼性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるディジタルボタン電話シス
テムの第1の実施形態を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示したシステムの要部構成を示す回路
ブロック図。
【図3】 図2に示したCTI用パーソナル・コンピュ
ータの構成を示す回路ブック図。
【図4】 ボタン電話主装置の中央制御部によるPC異
常判定・対応制御の手順および内容を示すフローチャー
ト。
【図5】 この発明に係わるディジタルボタン電話シス
テムの第2の実施形態を示す回路ブロック図。
【図6】 この発明に係わるディジタルボタン電話シス
テムの第3の実施形態を示す回路ブロック図。
【図7】 この発明に係わるディジタルボタン電話シス
テムの第4の実施形態を示す要部構成図。
【図8】 この発明に係わるディジタルボタン電話シス
テムの第5の実施形態を示す要部構成図。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1E…ボタン電話主装置 2…LAN 3A,3B,3E…CTI用パーソナル・コンピュータ
(CTIPC) T1〜Tm…内線端末 EL1〜ELm…内線 PC1〜PCn…データ端末 NW…ISDN公衆網 IN…インターネット ITN…イントラネット 11,12…外線インタフェース部(BRI)(PR
I) 13…ラインインタフェース部(DKU/STU) 14A,14B,14C…ルータ部 15…タイムスイッチ部(TSW) 16A,16B,16E…コンピュータ接続インタフェ
ース部(PCI/F) 17,17E…中央制御部(CTU) 18…電源部 19…音声バス(PCMHW) 20…制御バス(DHW) 21…内部LANケーブル 22…PCM処理部 23…PC状態監視部 24…コンピュータ接続インタフェース 25…LANケーブル 31…PC制御部 321,322,…PCM処理部 33,33E…ボタン電話接続インタフェース部 34…PC電源部 35…PC音声バス 36…PC制御バス 37…キャビネット内冷却ファン監視部 38…キャビネット内温度センサ 39…RAS機能部 311…CPU 312…チップセット 313…CPU温度センサ 314…CPU冷却ファン監視部 331…状態監視部 332…データ送信部 333…データ受信部 334…コントロール部 341…レギュレーション部 342…出力監視部 343…温度センサ 344…出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 3/42 H04L 11/00 310C 11/00 303 11/20 B H04Q 3/545 (72)発明者 浅田 弘 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東芝コミュニケーションテクノロジ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平6−177964(JP,A) 特開 昭61−55750(JP,A) 特開 昭56−123014(JP,A) 特開 平3−269609(JP,A) 特開 昭62−48846(JP,A) 特開 昭60−149251(JP,A) 特開 平4−334252(JP,A) 特開 平9−284393(JP,A) 特開 平3−105429(JP,A) 特開 平3−101465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 101 G06F 11/30 H04L 12/28 H04L 12/46 H04L 12/66 H04M 3/42 H04M 11/00 303 H04Q 3/545

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内線間又は内線と外線との交換接
    続が可能な交換装置と、この交換装置に接続され当該交
    換装置と協働して交換制御を実行するコンピュータ装置
    とを備えた構内交換システムにおいて、 前記コンピュータ装置は、 自装置内の動作状態を検出してその検出結果を監視デー
    タとして蓄積する監視手段と、 前記交換装置から監視データ送信要求が到来した場合
    に、前記蓄積された監視データを読み出して前記交換装
    置へ送信する通知手段とを備え、 前記交換装置は、 前記監視データ送信要求を定期的に生成して前記コンピ
    ュータ装置に対し送信する手段と、 前記監視データ送信要求の送信後に時間経過を監視しな
    がら前記コンピュータ装置からの監視データの到来を監
    視する手段と、 前記監視データ送信要求の送信後、一定時間以内に前記
    監視データが受信された場合に、この受信された監視デ
    ータを分析してその分析結果をもとに異常の発生の有無
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により異常が発生したと判定された場合
    に、前記コンピュータ装置を再起動又は動作を停止させ
    る異常対応手段と、 前記監視データ送信要求の送信後、一定時間以内に前記
    監視データが受信されなかった場合に、前記コンピュー
    タ装置を再起動する再起動手段とを具備したことを特徴
    とする構内交換システム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ装置は、自装置内の異
    常の回復状況を監視する回復監視手段と、この回復監視
    手段による回復監視結果を交換装置に通知する回復通知
    手段とをさらに備え、 前記交換装置は、前記コンピュータから回復監視結果を
    入手する回復受信手段と、この回復受信手段により入手
    した回復監視結果に基づいて回復の状態を判定する回復
    判定手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1
    記載の構内交換システム。
  3. 【請求項3】 前記交換装置は、前記コンピュータ装置
    から受信した監視データの分析の結果、コンピュータ装
    置で異常が発生したと判定された場合に、前記受信した
    監視データに基づいて異常の内容を表す異常表示データ
    を作成し、この作成した異常表示データを前記内線に接
    続された端末に送信して報知させる第1の異常通報報知
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の構
    内交換システム。
  4. 【請求項4】 前記交換装置に中継台が接続されている
    場合に、 前記交換装置は、前記コンピュータ装置から受信した監
    視データの分析の結果、コンピュータ装置で異常が発生
    したと判定された場合に、前記受信した監視データに基
    づいて異常の内容を表す異常表示データを作成し、この
    作成した異常表示データを前記中継台に送信して報知さ
    せる第2の異常通報報知手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1記載の構内交換システム。
  5. 【請求項5】 前記交換装置は、前記監視データ送信要
    求の送信後、一定時間以内に前記監視データが受信され
    なかった場合に、コンピュータ装置で暴走が発生した旨
    を表す表示データを作成し、この作成した表示データを
    前記内線に接続された端末に送信して報知させる第3の
    異常通報報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1記載の構内交換システム。
  6. 【請求項6】 交換装置と、この交換装置に接続され当
    該交換装置と協働して交換制御を実行するコンピュータ
    装置とを備え、かつコンピュータ装置は自装置内の動作
    状態を検出してその検出結果を監視データとして蓄積
    し、交換装置から監視データ送信要求が到来した場合に
    前記蓄積された監視データを読み出して前記交換装置へ
    送信する機能を備えた構内交換システムで使用される前
    記交換装置であって、 前記監視データ送信要求を定期的に生成して前記コンピ
    ュータ装置に対し送信する手段と、 前記監視データ送信要求の送信後に時間経過を監視しな
    がら前記コンピュータ装置からの監視データの到来を監
    視する手段と、 前記監視データ送信要求の送信後、一定時間以内に前記
    監視データが受信された場合に、この受信された監視デ
    ータを分析してその分析結果をもとに異常の発生の有無
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により異常が発生したと判定された場合
    に、前記コンピュータ装置を再起動又は動作を停止させ
    る異常対応手段と、 前記監視データ送信要求の送信後、一定時間以内に前記
    監視データが受信されなかった場合に、前記コンピュー
    タ装置を再起動する再起動手段とを具備したことを特徴
    とする構内交換装置。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータ装置の異常の回復状況
    を示す回復監視結果を入手する回復受信手段と、この回
    復受信手段により入手した回復監視結果に基づいて回復
    の状況を判定する回復判定手段とをさらに備えたことを
    特徴とする請求項6記載の構内交換装置。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータ装置から受信した監視
    データの分析の結果、コンピュータ装置で異常が発生し
    たと判定された場合に、前記受信した監視データに基づ
    いて異常の内容を表す異常表示データを作成し、この作
    成した異常表示データを内線に接続された端末に送信し
    て表示させる第1の異常通報報知手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載の構内交換装置。
  9. 【請求項9】 中継台が接続されている場合に、 前記コンピュータ装置から受信した監視データの分析の
    結果、コンピュータ装置で異常が発生したと判定された
    場合に、前記受信した監視データに基づいて異常の内容
    を表す異常表示データを作成し、この作成した異常表示
    データを前記中継台に送信して表示させる第2の異常通
    報報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6記
    載の構内交換装置。
  10. 【請求項10】 前記監視データ送信要求の送信後、一
    定時間以内に前記監視データが受信されなかった場合
    に、コンピュータ装置で暴走が発生した旨を表す表示デ
    ータを作成し、この作成した表示データを内線に接続さ
    れた端末に送信して報知させる第3の異常通報報知手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の構内交
    換装置。
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