JP2569075B2 - 加入者線終端装置および端末状態制御方法 - Google Patents

加入者線終端装置および端末状態制御方法

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JP2569075B2
JP2569075B2 JP62238725A JP23872587A JP2569075B2 JP 2569075 B2 JP2569075 B2 JP 2569075B2 JP 62238725 A JP62238725 A JP 62238725A JP 23872587 A JP23872587 A JP 23872587A JP 2569075 B2 JP2569075 B2 JP 2569075B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のデイジタル端末を収容する加入者線
終端装置および端末状態制御方法に係り、特に該当着信
端末に異常が生じた場合の端末状態制御方法に関する。
〔従来の技術〕
複数のデイジタル端末を収容する加入者線終端装置
は、デイジタル網から着信した呼をその通信クラスに従
つて該当端末に振り分ける。このような通信クラスによ
る呼振り分けを行う例として、特開昭61-230555号公報
に記載の宅内制御装置がある。この例は第3図に示さ
れ、30は宅内制御装置、11a〜cはデイジタル端末、16
はデイジタル加入者線を示す。デイジタル加入者線16か
ら着信した呼はデイジタル回線インタフエース15で、通
信制御信号と主情報に分離される。制御部34は通信制御
情報を解析し、通信クラスに関する情報を網から受信す
る。制御部34は端末インタフエース12を介して、着信呼
の通信クラスを各端末11a〜cへ通知する。各端末11a〜
cは通信クラスが一致する場合には応答信号を、それ以
外の場合には通信クラス不一致信号を制御部34へ返す。
制御部34は通信クラス不一致信号を戻してきた端末に対
しては切断動作を行い、一方、スイツチ13を制御し応答
信号を戻してきた端末とデイジタル回線インタフエース
15を接する。通信クラスがフアクシミリである場合の通
信シーケンスの例を第4図に示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、通信クラスが一致する端末が存在
しない場合には次のように動作する。制御部34は通信ク
ラス通知時にタイマをスタートさせ、所定の時間T1まで
に応答がない場合には該当呼の切断動作を行う。これは
該当端末に電源OFF等の異常があり、応答信号を返すこ
とができない場合にも同様の動作を行う。その場合の通
信シーケンスの例を第5図に示す。第5図の例は着呼通
信クラスはフアクシミリであり、かつフアクシミリの電
源が入つていない場合である。このように上記従来例で
は単に電源を投入すれば通信可能となる場合であつて
も、制御部34は通信不能を網に通知してしまうという問
題点がある。
本発明の目的は上記のような従来技術の問題点を解決
し、加入者側で対処可能な異常に対しては加入者側で処
置した後に通信を行うことを可能とするような加入者線
終端装置および端末状態制御方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のために、本発明は加入者線終端装置制
御部に端末状態解析部と端末状態通知部を付加する。端
末状態解析部は、各端末の応答からその状態を解析す
る。端末状態通知部は、解析結果に基づき、各端末へ通
知する必要がある場合にはこれを通知する機能を持つ。
制御部は各端末への状態通知に対する応答により加入者
線終端装置のとる動作を決定する。
〔作用〕
上記の手段により、着信通信クラスに対応する端末の
電源OFF等の異常があつた場合、加入者線終端装置は他
の端末にこれを通知することができる。状態通知を受け
た端末は音声,デイスプレイ等の手段によりユーザーに
これを伝える。ユーザーは通知情報に基づき、対処可能
な場合には必要な処置を行う。処置により通信可能とな
つた該当端末は加入者線終端装置にこれを通知し、通信
を開始する。このように、着信該当端末に異常かあつた
場合、同一の加入者終端装置に収容される他の端末にこ
れを通知することによつてユーザーの対応処置が可能と
なるので、加入者側で対処可能な異常について通信不能
を網に通知することはなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本発明の一実施例である。10は加入者線終端装置、
11a〜cはデイジタル端末、16はデイジタル加入者線で
ある。デイジタル加入者線16によりデイジタル網から着
信した呼は加入者線インタフエース15で通信制御情報が
分離される。制御部14は通信制御情報を解析し、通信ク
ラスに関する情報を網から受信する。制御部34は端末イ
ンタフエース12を介して着信呼の通信クラスを各端末11
a〜cに通知する。各端末11a〜cは通信クラスが一致す
る場合には応答信号を、不一致の場合にはクラス不一致
信号を送出する。また、端末異常の場合にはその状態を
示す状態応答信号を制御部14へ戻す。
制御部14に付加された端末状態解析部17では状態応答
信号に基づき着信該当端末の状態を解析する。たとえば
端末電源OFFの場合、端末状態解析部は端末の無信号状
態から電源OFFを判定する。これは通常の待ち状態では
各端末が特定の信号パターンを送出するように設定して
おけば判定できる。また、デイジタル電話のハンドセツ
トがはずれているような場合には、デイジタル電話の状
態とデイジタル加入者線の呼設定状態を比較することに
より状態判定ができる。さらに、フアクシミリが用紙切
れを起こしているような場合には、これを示す状態応答
信号により判定できる。
端末状態解析部17により解析された着信該当端末状態
は、ユーザ側で対処可能であるかどうかを制御部14で判
定し、可能な場合には端末状態通知部から各端末11a〜
cに該当端末の状態が通知される。通知を受信した端末
は、音声,デイスプレイ等の手段により着信端末種別、
異常状態の内容をユーザに対して表示する。ユーザはこ
れを認識した場合には、該当着信呼の保留を加入者線終
端装置に要求し、着信端末に必要な処置をとる。着信端
末はこの後設定終了表示信号を加入者線終端装置に出力
する。加入者線終端装置は設定終了表示信号に基づき通
信を開始する。
第2図には本実施例の通信シーケンスの一例を示す。
これはフアクシミリ端末に異常がある場合について示し
ており、デイジタル電話機からフアクシミリの異常を知
つたユーザがデイジタル電話機により呼保留を通知し、
フアクシミリ端末の処置を行つている。
本実施例によれば、各端末に状態表示信号を転送する
ため、対処可能なユーザが速やかに対処できるという効
果がある。
第6図は本発明の別の実施例における通信シーケンス
を示す図である。本実施例は通常の着信動作で通信が開
始された後、通信中に端末異常が生じた場合の動作を示
す。たとえばフアクシミリ端末が情報受信中に用紙切れ
を生じた場合にあたる。
用紙切れが発生した場合、フアクシミリ端末はその状
態表示信号を加入者線終端装置10に通知する。端末状態
解析部17は状態表示信号を解析し、制御部14はユーザ対
処可能と判断する。制御部14は端末状態通知部18により
各端末へ状態表示信号を送出する一方、デイジタル網へ
は呼中断要求を送出する。ユーザはいずれかの端末から
フアクシミリ端末の異常を知り、必要な処置を行う。こ
の後、フアクシミリ端末は設定終了信号を加入者線終端
装置10に送出する。加入者線終端装置10の制御部14はこ
れに基づいてデイジタル網に呼再開要求を出す。呼再開
要求によりデイジタル網はフアクシミリ通信を再開す
る。
本実施例によれば、通信中に発生した異常に対しても
対応可能であり、また当該端末周辺にユーザが不在の場
合であつても、他の端末へ通知するために対処可能であ
るという特徴がある。
上記の各実施例において、加入者線終端装置は状態表
示信号を端末へ送出した後、タイマをスタートさせ、こ
のタイマがタイムアウトとなる前に呼保留信号あるいは
設定終了表示信号が返送されない場合にはデイジタル網
に対して端末異常を通知して切断動作を行う。このよう
な機能を設けることにより、無効な応答待ちの状態が長
時間続くことを避けることができる。
また、上記実施例では加入者線終端装置14から通信ク
ラスを端末11a〜cに通知し、これに対する応答により
スイツチ13を制御する方法について述べた。しかし、本
発明による方法は加入者線終端装置に端末と通信クラス
の対応テーブルを持ち、これを参照しながら着信端末を
決定する場合にも適用できる。この場合には通信クラス
を問い合わせる手順が不要であるという特徴がある。
さらに、上記実施例の説明では加入者線終端装置14か
ら各端末11a〜cへ個別に配線する場合について述べ
た。これを各端末へバス状の配線とする宅内系の構成に
対しても適用することは可能である。この場合には上記
実施例の各信号は時分割多重化されて伝送されるので、
宅内系の配線が簡単になるという特徴がある。
実施例の説明ではデイジタル電話機,フアクシミリ等
の端末の場合について述べた。しかし、本発明による方
法を他の端末、例えばTV電話,映像端末,高速データ端
末を含む場合にも適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、端末の電源断,用紙切れ等のユーザ
側で対処可能な異常によりデイジタル網からの着信がで
きない場合に、同一の加入者線終端装置に収容される他
の端末にこれを通知することによりユーザによる処置を
実施できるので、上記のような単純な異常による着信不
能状態を回避できるという効果がある。
さらに、通信中の用紙切れ等により通信不能となつた
場合にも、これを他端末に通知することによりユーザに
よる処置を実施できるので、上記のような単純な異常に
よる通信の中途終了を回避できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例図、第2図はその通信シーケ
ンスを示す図、第3図は従来の端末着信制御の方法を示
す図、第4図及び第5図はそれぞれその通信シーケンス
を示す図、第6図は本発明による他の実施例における通
信シーケンス図である。 10,30……加入者線終端装置、11……デイジタル端末、1
2……端末インタフエース、13……スイツチ、14,34……
制御部、15……加入者線インタフエース、16……デイジ
タル加入者線、17……端末状態解析部、18……端末状態
通知部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末とディジタル加入者線を収容
    し、前記ディジタル加入者線からの呼を終端して前記複
    数の端末との通信を制御する加入者線終端装置におい
    て、 前記加入者線終端装置は、加入者線インタフェースと、
    端末インタフェースと、前記加入者線インタフェースと
    端末インタフェース間で通信される情報を分配する分配
    手段と、前記複数の端末の動作状態を解析する解析手段
    と前記解析結果を通知する手段とを含み前記加入者線終
    端装置を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記解析手段が前記複数の端末のなか
    の通信対象端末の異常状態を検出すると前記通知手段で
    前記複数の端末の他の端末に前記異常状態を通知して前
    記通信を保留し、前記解析手段が前記通信対象端末の正
    常復帰を検出すると保留した前記通信を再開する制御手
    段であることを特徴とする加入者線終端装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記通知手段が上記異常
    状態を通知後、所定の時間内に上記解析手段が上記正常
    復帰を検出しないと上記保留した通信を切断することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の加入者線終端
    装置。
  3. 【請求項3】複数の端末とディジタル加入者線を収容
    し、前記ディジタル加入者線からの呼を終端して前記複
    数の端末との通信を制御する加入者線終端装置の端末状
    態制御方法において、 前記複数の端末のなかの通信対象端末の異常状態を検出
    するステップと、前記異常状態を前記複数の端末の他の
    端末を介して前記加入者線終端装置の利用者に通知する
    ステップと、前記通信を保留するステップと、前記通信
    対象端末の正常復帰を検出するステップと、前記保留し
    た通信を再開するステップとを備えたことを特徴とする
    端末状態制御方法。
  4. 【請求項4】上記端末状態制御方法に、上記正常復帰を
    検出するステップで所定の時間内に正常復帰を検出でき
    ない場合は上記保留した通信を切断するステップも備え
    たことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の端末
    状態制御方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072351A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Hitachi Ltd パケツト通信システムの動作状態監視方法
JPS6276340A (ja) * 1985-09-27 1987-04-08 Nec Corp デ−タ処理装置障害通知方式

Patent Citations (2)

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