JP3334242B2 - 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法 - Google Patents

色差信号の信号処理回路及び信号処理方法

Info

Publication number
JP3334242B2
JP3334242B2 JP09871793A JP9871793A JP3334242B2 JP 3334242 B2 JP3334242 B2 JP 3334242B2 JP 09871793 A JP09871793 A JP 09871793A JP 9871793 A JP9871793 A JP 9871793A JP 3334242 B2 JP3334242 B2 JP 3334242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
color difference
adder
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09871793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06292219A (ja
Inventor
透 若木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP09871793A priority Critical patent/JP3334242B2/ja
Publication of JPH06292219A publication Critical patent/JPH06292219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3334242B2 publication Critical patent/JP3334242B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色差信号の信号処理回
路及び信号処理方法に関し、特にカメラ信号処理におい
て色差信号の出力レベル範囲を制限する信号処理回路及
び信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレベル制限回路においては、従
来、2つの色差信号(R−Y),(B−Y)に対してそ
れぞれ別々に、ある一定レベル以上の信号をこの一定レ
ベルにクリップする回路構成となっていた。すなわち、
図5の概念図に示すように、(R−Y),(B−Y)信
号に対してそれぞれ別々に、色差信号の出力ダイナミッ
クレンジ120%のクリップを掛けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来回路では、(R−Y),(B−Y)座標での水
平、垂直方向でのみ出力レベル制限を行う構成となって
いたので、(R−Y),(B−Y)座標の斜め方向での
出力レベル制限を行うことができなかった。例えば、図
5の概念図から明らかなように、(R−Y),(B−
Y)座標での水平、垂直方向共に出力ダイナミックレン
ジ120%に信号レベルを制限したとすると、斜め45
度方向では170%(=120%×21/2)制限となり、
このままだと最大で170%の信号レベルの色差信号が
出力されることになる。
【0004】このように、大振幅のクロマ信号をカメラ
出力として外部に導出するのは、その後のビデオ信号処
理のことを考えると、好ましくないと思われる。そこ
で、本発明は、(R−Y),(B−Y)座標での水平、
垂直方向のみならず、(R−Y),(B−Y)座標上の
斜め方向の領域内での信号レベルの制限をも可能とした
色差信号の信号処理回路及び信号処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による色差信号の
信号処理回路は、2つの色差信号の色差座標上の各デー
タに対して座標原点を中心として所定の角度だけ回転す
る座標変換を行う第1の座標変換手段と、この第1の座
標変換手段による座標変換後の各データに対してレベル
制限を行うレベル制限手段と、このレベル制限手段によ
るレベル制限後の各データに対して第1の座標変換手段
による座標変換とは逆方向に前記所定の角度だけ回転す
る座標変換を行う第2の座標変換手段とを備えた構成と
なっている。また、本発明による色差信号の信号処理方
法では、2つの色差信号の色差座標上の各データに対し
て座標原点を中心として所定の角度だけ回転する座標変
換を行う工程と、その座標変換後の各データに対してレ
ベル制限を行う工程と、そのレベル制限後の各データに
対して先の座標変換とは逆方向に前記所定の角度だけ回
転する座標変換を行う工程とを順に実行する。
【0006】
【作用】先ず、2つの色差信号の色差座標上の各データ
に対して座標原点を中心として所定の角度だけ回転す
る。次に、この状態で各データに対して信号レベル制限
のリミッタを掛ける。そして、このレベル制限された各
データに対して元の座標軸に戻す座標軸変換を行う。こ
れによれば、色差座標での水平、垂直方向のみならず、
色差座標上の斜め方向の領域内での信号レベルに対して
もレベル制限できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。先ず、色差座標軸の斜め方向の色差信号出
力を、できるだけ出力ダイナミックレンジ120%まで
制限する場合を考える。その一例として、図2のレベル
制限の概念図に示すように、色差信号レベルを8角形に
クリップすることにする。これを実現するには、図3に
おいて、(R−Y),(B−Y)色差座標軸上の各デー
タ(A)に対して座標原点を中心として45度右に回転
する(B)。この座標変換後の色差信号は、(R−
Y)′,(B−Y)′信号となる。
【0008】次に、座標変換した状態で、(R−
Y)′,(B−Y)′信号に対して出力ダイナミックレ
ンジ120%のレベル制限を行う。そして、レベル制限
後、(R−Y)′,(B−Y)′色差座標上の各データ
に対して座標原点を中心として45度左に回転して元の
(R−Y),(B−Y)信号に戻す(C)。ここで、
(R−Y),(B−Y)信号の各データを回転する演算
のマトリクスとしては、右回り45度回転の場合、
【数1】 となり、左回り45度回転の場合、
【数2】 となる。
【0009】このマトリクスの演算処理を行う本発明に
よるレベル制限回路の具体的な回路構成について以下に
説明する。図1は、本発明によるレベル制限回路の第1
実施例を示すブロック図である。図において、(R−
Y)信号は加算器1の一入力になると共に、インバータ
(−1倍の掛け算器)2で反転されて加算器3の一入力
となる。一方、(B−Y)信号は加算器3の他入力にな
ると共に、バッファ(+1倍の掛け算器)4を経て加算
器1の他入力となる。加算器1,3の各出力信号は掛け
算器5,6でそれぞれ1/21/2 倍される。以上によ
り、(R−Y),(B−Y)信号の色差座標上の各デー
タに対して座標原点を中心として45度右に回転する座
標変換手段が構成されている。
【0010】掛け算器5,6の各出力信号は、レベル変
換手段を構成するクリップ回路7,8で出力ダイナミッ
クレンジ120%にクリップされる。このクリップ回路
7,8では、語長が8ビット(=256)、符号ビット
を含めて9ビットのシステムとした場合、クリップレベ
ルが±255で120%となるように設定される。クリ
ップ回路7の出力信号は、加算器9の一入力になると共
に、バッファ10を経て加算器11の一入力となる。一
方、クリップ回路8の出力信号は、加算器11の他入力
になると共に、インバータ12で反転されて加算器9の
他入力となる。加算器9,11の各出力信号は、掛け算
器13,14でそれぞれ1/21/2倍され、レベル制限
された(R−Y),(B−Y)信号として出力される。
以上により、レベル制限後の各データに対して座標原点
を中心として45度左に回転する座標変換手段が構成さ
れている。
【0011】このように、(R−Y),(B−Y)信号
の色差座標上の各データに対して座標原点を中心として
45度右に回転し、この状態で(R−Y)′,(B−
Y)′信号の各データに対してクリップを掛け、しかる
後(R−Y)′,(B−Y)′色座標上の各データに対
して座標原点を中心として45度左に回転して元の(R
−Y),(B−Y)信号に戻すことにより、小規模の回
路構成にて色差座標での水平、垂直方向のみならず、色
差座標上の斜め方向の領域内での信号レベルに対しても
レベル制限できる。
【0012】また、数1及び数2の各式から、
【数3】
【数4】 となり、45度右に回した後に45度左に回すと、レベ
ル制限されない信号は元に戻る。ここで、図1の回路に
おいて、(×1/21/2)の演算を行わないとしたら、
【数5】 となり、これは
【数6】 となり、この場合は(X,Y)共に45度右に回した後
に45度左に回すと、2倍の大きさになって出力される
ことになる。
【0013】したがって、レベル制限回路の最終出力前
に、(×1/2)の演算を行うことにより、(×1/2
1/2)の演算を省略できることになる。これを実現した本
発明によるレベル制限回路の第2実施例を図4に示す。
図において、(R−Y)信号は加算器21の一入力にな
ると共に、インバータ22で反転されて加算器23の一
入力となる。一方、(B−Y)信号は加算器23の他入
力になると共に、バッファ24を経て加算器21の他入
力となる。以上により、(R−Y),(B−Y)信号の
色差座標上の各データに対して座標原点を中心として4
5度右に回転する座標変換手段が構成されている。
【0014】加算器21,23の各出力信号は、クリッ
プ回路25,26で出力ダイナミックレンジ120%に
クリップされる。このクリップ回路7,8では、その入
力信号に対して1/21/2 倍する処理が行われていない
ことから、クリップレベルが±362(≒±256×2
1/2)で120%となるように設定される。クリップ回路
25の出力信号は、加算器27の一入力になると共に、
バッファ28を経て加算器29の一入力となる。一方、
クリップ回路26の出力信号は、加算器29の他入力に
なると共に、インバータ30で反転されて加算器27の
他入力となる。加算器27,29の各出力信号は、掛け
算器31,32でそれぞれ1/2倍される。以上によ
り、レベル制限後の各データに対して座標原点を中心と
して45度左に回転する座標変換手段が構成されてい
る。
【0015】このように、1/21/2倍の演算処理を行
わずに、レベル制限後の最終出力前に1/2倍の演算処
理を行う回路構成を採ることにより、回路構成が非常に
複雑になる(1/21/2)倍の掛け算器を使用しなくて済
むため、回路規模をより小さくすることができる。すな
わち、図1の回路構成の場合には、(1/21/2)倍の掛
け算器を4個必要するのに対し、図4の回路構成の場合
には、(1/21/2)倍の掛け算器に比して非常に簡単な
回路構成の(1/2)倍の掛け算器又は1ビットだけビ
ットシフトする回路を2個使用するだけで実現できるこ
とになる。
【0016】ところで、実際回路の実現を考えた場合、
コンパレータを用いてクリップ回路25,26を構成す
るのが一般的と考えられるが、クリップ回路25,26
でクリップして出力信号レベルを制限するには、正負の
信号両方に対してクリップを掛けなければならないの
で、コンパレータを使用する場合には、コンパレータの
前に絶対値回路等を設けなければならず、回路構成が複
雑化する。そこで、コンパレータを用いずに構成した本
発明によるレベル制限回路の具体的な回路構成を図6に
示す。なお、本具体例では、点順次の(B−Y)/(R
−Y)信号に対してレベル制限の処理を行う構成の場合
を示している。
【0017】図6において、(B−Y)/(R−Y)点
順次信号は、インバータ41で反転されてセレクタ42
の一入力になると共に、2段縦続接続の1ビットラッチ
回路43,44を経てセレクタ42の他入力となる。こ
のセレクタ42で選択された−(B−Y)信号又は(R
−Y)信号は、加算器45に供給されて1段目の1ビッ
トラッチ回路43から出力される(B−Y)/(R−
Y)点順次信号と加算される。以上により、(B−Y)
/(R−Y)点順次信号に対して色差座標軸を45度右
に回転する座標変換手段が構成されている。
【0018】この座標変換後の(B−Y)′/(R−
Y)′点順次信号はセレクタ46の一入力となる。ま
た、この点順次信号データ(本例では、符号ビット付き
9ビット)のうち、頭の符号ビットとMSB(最上位ビ
ット),(MSB−1)ビットの2ビットが排他的論理
和ゲート47,48でそれぞれ比較される。この排他的
論理和ゲート47,48の各出力はNANDゲート49
の2入力となる。このNANDゲート49の出力データ
は、セレクタ46の切換え制御データとなる。セレクタ
46は、あるクリップレベル(Clip Level)のデータを他
入力とし、NANDゲート49の出力データに応じて点
順次信号データ又はクリップ信号データを選択する。
【0019】以上により、(B−Y)′/(R−Y)′
点順次信号のデータに対してレベル制限を行うレベル制
限手段が構成されている。本例においては、信号データ
の上位2ビット、即ち(MSB)ビット,(MSB−
1)ビットを見て色差クリップをかけるか否かを決める
構成を採っており、したがってクリップレベルは±34
8(=256+128)で、約±127%となってい
る。すなわち、排他的論理和ゲート47,48で符号ビ
ットと(MSB),(MSB−1)の2ビットを比較
し、排他的論理和ゲート47,48の出力が共“1”の
場合、即ち上位3ビットが“100”又は“011”の
場合は、NANDゲート49の出力が“0”となる。
【0020】この上位3ビットのデコードにより、(B
−Y)′/(R−Y)′点順次信号のレベルが(+34
8,−385)を越えるレベルであるか否かを判別でき
る。そして、NANDゲート49の出力が“0”のと
き、(+348,−385)を越えるレベルとなり、レ
ベル制限をする必要があることから、セレクタ46はク
リップ信号データを選択して出力する。このクリップ信
号データは、符号ビットからインバータ50で反転した
(MSB),(MSB−1)と符号ビットをそのまま拡
張した他のビットから作った符号ビット付き9ビットの
データであり、正(0110000000),負(10
01111111)が実際のデータである。
【0021】このセレクタ46から出力される(B−
Y)′/(R−Y)′点順次信号は、直接セレクタ51
の一入力になると共に、2段縦続接続の1ビットラッチ
回路52,53及びインバータ54を経てセレクタ51
の他入力となる。このセレクタ51で選択された(R−
Y)′信号又は−(B−Y)′信号は、加算器55に供
給されて1段目の1ビットラッチ回路52から出力され
る(B−Y)′/(R−Y)′点順次信号と加算され、
約±127%にレベル制限された(B−Y)/(R−
Y)点順次信号として出力される。以上により、レベル
制限後の各データに対して座標原点を中心として45度
左に回転する座標変換手段が構成されている。
【0022】上述したように、レベル制限部分の実際回
路の実現に当り、コンパレータを用いて構成するのでは
なく、点順次の色差入力信号データの符号ビットを含む
上位3ビットをデコードし、このデコード出力に基づい
て信号レベルを判断して色差クリップを掛けるか否かを
決定する構成としたことにより、絶対値回路等の複雑な
回路が不要となるので、回路構成を簡略化でき、回路規
模をさらに小さくできる。但し、クリップレベル(制限
レベル)を幾つか変えて使うような場合は、コンパレー
タを使うことによって何段階かクリップレベルを調節で
きるように構成した方が良い。この場合には、図6のレ
ベル制限部分を絶対値回路及びコンパレータとクリップ
レベルを与える外部端子で置き換えれば良く、これによ
れば、コンパレータにおいて120%丁度でレベル制限
を行う。
【0023】なお、上記各実施例においては、(R−
Y),(B−Y)信号の色差座標軸上の各データに対し
て座標原点を中心として45度回転させる場合について
説明したが、45度回転に限定されるものではなく、3
0度ずつ回転、15度ずつ回転など、さらに細かく回転
して処理することも可能であり、これによれば、(R−
Y),(B−Y)色差座標上全ての領域で出力クロマ信
号を120%に制限できることになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
2つの色差信号の色差座標上の各データに対して座標原
点を中心として所定の角度だけ回転し、この状態で各デ
ータに対して信号レベル制限のリミッタを掛け、このレ
ベル制限された各データに対して元の座標軸に戻す座標
軸変換を行うようにしたので、色差座標での水平、垂直
方向のみならず、色差座標上の斜め方向の領域内での信
号レベルに対してもレベル制限できる効果がある。
【0025】また、1/21/2倍の演算処理を行わず
に、レベル制限後の最終出力前に1/2倍の演算処理を
行う回路構成としたことにより、回路構成が非常に複雑
になる(×1/21/2)の掛け算器を使用しなくて済むた
め、小規模の回路で実現できる効果がある。さらに、レ
ベル制限部分の回路構成を、点順次の色差入力信号の符
号ビットを含む上位3ビットをデコードし、このデコー
ド出力に基づいて信号レベルを判断して色差クリップを
掛けるか否かを決定するようにしたことにより、コンパ
レータを用いて構成する場合のような絶対値回路等の複
雑な回路が不要となるので、回路構成を簡略化でき、回
路規模をさらに小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレベル制限回路の第1実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るレベル制限の概念図である。
【図3】本発明によるレベル制限の処理過程を示す図で
ある。
【図4】本発明によるレベル制限回路の第2実施例を示
すブロック図である。
【図5】従来例に係るレベル制限の概念図である。
【図6】本発明によるレベル制限回路の第3実施例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1,3,9,11,21,23,27,29.45,5
5 加算器 5,6,13,14 (1/21/2)掛け算器 7,8,25,26 クリップ回路 31,32 (1/2)掛け算器 42,46,51 セレクタ 43,44,52,53 1ビットラッチ回路 47,48 排他的論理和ゲート

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの色差信号の色差座標上の各データ
    に対して座標原点を中心として所定の角度だけ回転する
    座標変換を行う第1の座標変換手段と、 前記第1の座標変換手段による座標変換後の各データに
    対してレベル制限を行うレベル制限手段と、 前記レベル制限手段によるレベル制限後の各データに対
    して前記第1の座標変換手段による座標変換とは逆方向
    に前記所定の角度だけ回転する座標変換を行う第2の座
    標変換手段とを備えたことを特徴とする色差信号の信号
    処理回路
  2. 【請求項2】 前記第1の座標変換手段は、前記2つの
    色差信号の一方とその他方とを加算する第1の加算器
    と、前記第1の加算器の出力信号を1/21/2倍する第
    1の掛け算器と、前記2つの色差信号の他方とその一方
    の反転信号とを加算する第2の加算器と、前記第2の加
    算器の出力信号を1/21/2倍する第2の掛け算器とか
    らなり、 前記レベル制限手段は、前記第1の掛け算器の出力信号
    レベルを所定レベルにクリップする第1のクリップ回路
    と、前記第2の掛け算器の出力信号レベルを所定レベル
    にクリップする第2のクリップ回路とからなり、 前記第2の座標変換手段は、前記第1のクリップ回路の
    出力信号と前記第2のクリップ回路の出力信号の反転信
    号とを加算する第3の加算器と、前記第3の加算器の出
    力信号を1/21/2倍する第3の掛け算器と、前記第2
    のクリップ回路の出力信号と前記第1のクリップ回路の
    出力信号とを加算する第4の加算器と、前記第4の加算
    器の出力信号を1/21/2倍する第4の掛け算器とから
    なることを特徴とする請求項1記載の色差信号の信号処
    理回路
  3. 【請求項3】 前記第1の座標変換手段は、前記2つの
    色差信号の一方とその他方とを加算する第1の加算器
    と、前記2つの色差信号の他方とその一方の反転信号と
    を加算する第2の加算器とからなり、 前記レベル制限手段は、前記第1の掛け算器の出力信号
    レベルを所定レベルにクリップする第1のクリップ回路
    と、前記第2の掛け算器の出力信号レベルを所定レベル
    にクリップする第2のクリップ回路とからなり、 前記第2の座標変換手段は、前記第1のクリップ回路の
    出力信号と前記第2のクリップ回路の出力信号の反転信
    号とを加算する第3の加算器と、前記第3の加算器の出
    力信号を1/2倍する第1の掛け算器と、前記第2のク
    リップ回路の出力信号と前記第1のクリップ回路の出力
    信号とを加算する第4の加算器と、前記第4の加算器の
    出力信号を1/2倍する第2の掛け算器とからなること
    を特徴とする請求項1記載の信号処理回路
  4. 【請求項4】 前記レベル制限手段は、前記第1の座標
    変換手段よって座標変換された点順次の色差信号データ
    を入力とし、この点順次の色差信号データの符号ビット
    と(MSB)ビットとを2入力とする第1の排他的論理
    和ゲートと、前記点順次の色差信号データの符号ビット
    と(MSB−1)ビットとを2入力とする第2の排他的
    論理和ゲートと、前記第1及び第2の排他的論理和ゲー
    トの各出力を2入力とするNANDゲートと、前記点順
    次の色差信号データと所定レベルのクリップ信号データ
    とを2入力とし前記NANDゲートの出力に応じていず
    れか一方の入力を選択して出力するセレクタとからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の色差信号の信号処理回
  5. 【請求項5】 2つの色差信号の色差座標上の各データ
    に対して座標原点を中心として所定の角度だけ回転する
    座標変換を行う第1の工程と、 前記第1の工程での座標変換後の各データに対してレベ
    ル制限を行う第2の工程と、 前記第2の工程でのレベル制限後の各データに対して前
    記第1の工程での座標変換とは逆方向に前記所定の角度
    だけ回転する座標変換を行う第3の工程とを順に実行す
    ることを特徴とする色差信号の信号処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の工程では、前記2つの色差信
    号の一方とその他方とを加算しかつ1/21/2倍して第
    1の演算信号を得ると共に、前記2つの色差信号の他方
    とその一方の反転信号とを加算しかつ1/21/2倍して
    第2の演算信号を得、 前記第2の工程では、前記第1の演算信号のレベルを所
    定レベルにクリップして第1のクリップ信号を得ると共
    に、前記第2の演算信号のレベルを所定レベルにクリッ
    プして第2のクリップ信号を得、 前記第3の工程では、前記第1のクリップ信号と前記第
    2のクリップ信号の反転信号とを加算しかつ1/21/2
    倍すると共に、前記第2のクリップ信号と前記第1のク
    リップ信号とを加算しかつ1/21/2倍することを特徴
    とする請求項5記載の色差信号の信号処理方法。
JP09871793A 1993-03-31 1993-03-31 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法 Expired - Fee Related JP3334242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09871793A JP3334242B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09871793A JP3334242B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06292219A JPH06292219A (ja) 1994-10-18
JP3334242B2 true JP3334242B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=14227280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09871793A Expired - Fee Related JP3334242B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3334242B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06292219A (ja) 1994-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01204138A (ja) 演算回路
US4558351A (en) Hue correction circuit for a digital TV receiver
JPS61214025A (ja) 差の絶対値比較回路
JPH10161850A (ja) 絶対値比較回路
US5113362A (en) Integrated interpolator and method of operation
JP3334242B2 (ja) 色差信号の信号処理回路及び信号処理方法
JP2503854B2 (ja) 混合回路
US5838392A (en) Adaptive block-matching motion estimator with a compression array for use in a video coding system
JPH07118654B2 (ja) 算術演算装置
US5535151A (en) Electronic processor for performing multiplication
US5432726A (en) Arithmetic unit for quantization/inverse quantigation
US6775685B1 (en) Method and apparatus for calculating energy in a-law or μ-law encoded speech signals
JP3046115B2 (ja) 離散コサイン変換器
JPH03214968A (ja) 信号演算処理装置
JPS63163527A (ja) デ−タ詰め込み回路
JPH0443473A (ja) 神経細胞回路
JPS6352488B2 (ja)
JPH032970A (ja) 演算回路
JP3333227B2 (ja) デジタル映像信号処理装置
JPH02153676A (ja) 中間調処理回路
JPH04149728A (ja) Rom式ディジタル演算回路
JPH0580978A (ja) 演算処理回路
JPH04263317A (ja) 演算装置
JPS63623A (ja) 乗算器
JPH0564215A (ja) 色差信号のクリツプ回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees