JPH0580978A - 演算処理回路 - Google Patents

演算処理回路

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JPH0580978A
JPH0580978A JP3238428A JP23842891A JPH0580978A JP H0580978 A JPH0580978 A JP H0580978A JP 3238428 A JP3238428 A JP 3238428A JP 23842891 A JP23842891 A JP 23842891A JP H0580978 A JPH0580978 A JP H0580978A
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JP
Japan
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bits
bit
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Withdrawn
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JP3238428A
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English (en)
Inventor
Satoshi Matsui
聡 松井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は乗算回路や積算回路等の演算処理回
路に関し、簡易構成で高速処理を行うことを目的とす
る。 【構成】 レジスタ4に丸めデータを格納し、丸めデー
タに基づくaビットの補正値データBと、積和演算後の
aビットのデータAとを加算器1により加算してaビッ
トのデータCを得る。このデータCからセレクタ3によ
りdビット(d<a)のデータDを抜き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗算回路や積和回路等
の演算処理回路に関する。
【0002】近年、乗算回路や積和回路を使用するシス
テムにおいてはその出力ビット数に対し、全ての出力ビ
ットを使用することは稀であり、大半のシステムではそ
のシステムで処理できるビット長にしてから使用してい
る。従って、乗算回路や積和回路の出力をそのシステム
で処理できる最適のビット長にするに際し、高速に処理
する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図6に、従来の演算処理回路の構成図を
示す。図中、1はデータA(aビットの演算結果)とデ
ータB(aビットの演算結果補正値データ)の入力から
データC(aビットの演算結果補正後データ)が出力さ
れる加算回路である。2はRAM等のメモリであり、こ
の中に演算結果補正値データがストアされている。3は
ビットのセレクタであり、aビットの中からdビットを
抜き出すものである。
【0004】このような構成において、演算器等により
出力されるデータAと、メモリ等より出力されるデータ
Bの入力を加算することにより、入力Aを補正して最終
的なデータD(dビット<aビット)の出力を得てい
る。例えば、データA,Bが37(=a)ビットであ
り、加算回路1により加算されたデータCの37(=
a)ビットより、16(=d)ビットのデータDに補正
するものである。
【0005】すなわち、乗算回路または積和回路のハー
ドウェアでその結果を補正してデータD(dビット<a
ビット)にした後に、これを次の処理に使用したい場合
には、RAM2等のメモリから補正値データを入力して
加算することで演算結果補正処理を行なうものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
補正処理を行う場合、補正値データをRAM2にストア
していることから、該補正値データにおける設定、呼出
しのオーバヘッドが多くなって処理に長時間を要し、ま
た種々の補正値データ使用する場合にはRAM2のメモ
リ領域が多く必要になるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、簡易構成で、高速処理を行う演算処理回路を提
供することう目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理説
明図を示す。なお、図6と同一の構成部分には同一の符
号を付す。図1において、4は格納手段であり、所定ビ
ット数のデータを丸め処理するための丸めデータを予め
格納する。1は加算手段であり、前記所定ビット数のデ
ータに、該格納手段4に格納された該丸めデータに基づ
く補正値データを加算する。3は選択手段であり、該加
算手段1により加算されたデータより、任意のビット数
のデータを抜き出す。
【0009】
【作用】図1に示すように、格納手段4は丸めデータが
予め格納されており、この丸めデータに基づく補正値デ
ータBを作成して、丸め処理を行うデータAに加算す
る。この場合、補正値データBのビット数は該丸め処理
を行うデータのビット数aと同じであり、該補正値デー
タのうち丸めデータ以外のビットは「0」とされる。
【0010】そして、加算されたaビットのデータcか
らd(<a)ビットのデータDを選択手段3により抜き
出すものである。
【0011】このように、格納手段4は、必要なデータ
長の全ビットを必要とせずに不要部分に「0」を入れら
れ、また他の用途で使用するレジスタのような格納手段
で余りビットに割り振ることにより、場所をとらず、こ
の機能のためにRAMのような大メモリをとることなく
ハードウェアの増大を殆ど必要としないことから、呼出
しに時間を要することなく高速処理を行うことが可能に
なる。
【0012】
【実施例】図2に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図2の演算処理回路は積和演算回路の一例を示したもの
で、レジスタ4のビット12,13は丸めデータを格納
しているものとする。
【0013】図2中、5は乗算器であり、データE(1
6ビット)とデータF(16ビット)との積(32ビッ
ト)を出力する。6はセレクタであり、丸め処理実行時
は格納手段であるレジスタ4からの2ビットの丸めデー
タに基づく補正値データを入力し、積和演算実行時は乗
算器5からの乗算結果を入力して加算手段である加算器
1に32ビットのデータBを出力する。また、セレクタ
6は丸め処理実行時のビット12,13以外のビットに
「0」を入力することも同時に行っている。7は積和の
中間結果の保持をするラッチであり、32次の積和演算
分として37ビットを有する。また、3は選択手段であ
るセレクタであり、加算器1からの37ビットのデータ
より、16ビットの補正処理されたデータDを出力する
ものである。
【0014】ここで、図3(A),(B)に、図2のセ
レクタ6の論理回路図の一例を示す。図3(A)におい
て、端子10からのコントロール信号が、アンドゲート
11に入力されると共に、インバータ12を介してアン
ドゲート13に入力される。このコントロール信号は、
例えば丸め処理実行時には「1」、積和演算実行時には
「0」が印加される。
【0015】また、アンドゲート11には、端子14よ
りレジスタ4からの1ビット分(例えばビット12)の
丸めデータが入力され、アンドゲート13には、端子1
5より乗算器5からの32ビットのデータのうちの1ビ
ット分(例えばビット12)の乗算結果の信号が入力さ
れる。そして、アンドゲート11,13からの出力は、
オアゲート16を介して端子17よりデータBのうちの
1ビット分のデータが出力される。
【0016】一方、図3(B)において、アンドゲート
13aには端子10aからコントロール信号がインバー
タ12aを介して入力されると共に、端子15aより乗
算器からの1ビット分の乗算結果の信号が入力される。
そして、端子17aよりデータBの1ビット分のデータ
が出力される。すなわち、選択入力のないビットは、コ
ントロール信号が「0」のときは「0」を、「1」のと
きは積の1ビットを入力させることにより、論理に無駄
なく、面積を小さくすることができる。
【0017】すなわち、セレクタ6は、これらの一系統
が32系統パラレルに構成されるもので、32個の端子
17が内部バス(図示せず)に接続されて加算器1に3
2ビットのデータBが入力されるものである。
【0018】そこで、図4に、図2のデータ形式を説明
するための図を示す。図4(A),(C)は、各データ
形式を示しており、それぞれ固定小数点データとして扱
っている。データD,E,F(図4(A),(C))は
16ビットの固定小数点データであり、符号ビット及び
整数ビットが各1ビットであり、残りの14ビットが少
数点以下のデータで、−2〜+1.99…までのデータ
を扱える。図4(B)におけるデータBは32ビットの
固定少数点データであり、符号ビットが1ビット、整数
ビットが3ビットであり、残りの24ビットが小数点以
下のデータである。同様に、図4(C)におけるデータ
Cは37ビットの固定小数点データであり、符号ビット
が1ビット、整数ビットが8ビットであり、残りの28
ビットが小数点以下のデータである。
【0019】本実施例では32次までの積和演算が可能
である積和演算回路を構成しているため、37ビットの
積和中間結果データをラッチ7によりラッチする。
【0020】従って、図4(C)において、データCか
ら16ビットのデータDを抜き出した場合、ビット29
〜ビット14を抜き出すことになるため、丸め用データ
はビット13以下に加算することになる。
【0021】図2において、まず、積和演算は、乗算器
5、セレクタ6、加算器1及びラッチ7で行う。すなわ
ち、最初にデータE,Fの乗算を乗算器5で行い、ゼロ
とデータBとを加算し、その結果のデータCはラッチ7
でラッチされ、次のステートのデータA入力としてデー
タBと加算器1により加算される。これを32次繰り返
す。これにより、ラッチ7には37ビットのデータAが
ラッチされることになる。
【0022】積和演算が終わると、端子10からのコン
トロール信号によりセレクタ6において、次の加算時デ
ータBにデータE×Fの結果ではなく32ビットのうち
13ビット目と12ビット目にレジスタの内容が入り、
それら以外には「0」か入った補正値データがセレクタ
6より出力されて加算器1に入力される。そして、ラッ
チ7からのデータAに加算し、データCのデータが出力
される。
【0023】セレクタ3はこのデータCからビット29
〜14のデータを抜き出し、出力する。この時、レジス
タ4のビット12,13の値により丸めの精度が定ま
る。例えば、レジスタ4のビット13が「1」、ビット
12が「0」の時は1/2から切り上げとなる。また、
ビット13が「0」、ビット12が「1」の時は1/4
から切り上げとなり、ビット13,12が共に「1」の
時は1/4から切り上げとなる。なお、ビット13,1
2が共に「0」のときは切り捨てとなる。
【0024】このように、2ビット分の丸めデータをレ
ジスタ4に格納しておくことにより、1/4の精度で丸
め処理を行うことができる。この場合、RAM等のメモ
リを必要とせずレジスタ4を使用することにより、ま
た、レジスタ4の丸めデータ以外のビットに制御データ
等を格納することにより、無駄なメモリを省くことがで
きる。従って、丸めメモリ処理を行う場合の丸めデータ
の呼出しに時間を要することなく高速に処理することが
できる。
【0025】なお、上記実施例では、レジスタ4内に2
ビットの丸めデータを格納する場合を示したが、丸め精
度により何ビットとしてもよい。また、丸めデータを固
定小数点の小数部分のみに加算する場合を示している
が、オフセットデータをレジスタ4に格納し、オフセッ
トデータに基づく補正値データにより整数部分に符号付
きの一定の値を加算してオフセット指定することができ
る。この場合、丸め処理とオフセット指定を一つの演算
処理回路で行うこともでき、丸めデータ及びオフセット
を共通にして各補正値データを作成しても良い。
【0026】次に、図5に、本発明の他の実施例の構成
図を示す。図2においては、乗算器5の乗算結果と丸め
データ(又はオフセットデータ)とをセレクタ6に入力
させているが、図5においては、2つのセレクタ18,
19を設け、セレクタ18には端子20よりデータE及
び端子21より丸めデータ(オフセットデータ)を入力
させ、セレクタ19には端子21よりデータF及び端子
21より丸めデータ(オフセットデータ)を入力させ
る。そして、セレクタ18,19の出力データを乗算器
23により乗算して端子24より加算器1(図2)に入
力させるものである。
【0027】すなわち、データE,Fのどちらか、又は
両方と、丸めデータ(オフセットデータ)とをセレクタ
18,19でセレクトし、乗算器23の結果を丸めデー
タ(オフセットデータ)に基づく補正値データとするも
ので、作用効果は図2と同様である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、格納手段
に丸めデータ(オフセットデータ)を格納し、該丸めデ
ータ(オフセットデータ)に基づく補正値データで処理
(オフセット指定)を行うことにより、補正値データを
記憶させるメモリを不用とし、簡易構成で高速処理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】図2のセレクタの論理回路図である。
【図4】図2のデータ形式を説明するための図である。
【図5】本発明の他の実施例の構成図である。
【図6】従来の演算処理回路の構成図である。
【符号の説明】
1 加算手段(加算器) 3 選択手段(セレクタ) 4 格納手段(レジスタ) 5 乗算器 6 セレクタ 7 ラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ビット数のデータを丸め処理するた
    めの丸めデータを予め格納する格納手段(4)と、 前記所定ビット数のデータに、該格納手段(4)に格納
    された該丸めデータに基づく補正値データを加算する加
    算手段(1)と、 該加算手段により加算されたデータより、任意のビット
    数のデータを抜き出す選択手段(3)と、 を有することを特徴とする演算処理回路。
  2. 【請求項2】所定ビット数のデータをオフセット指定す
    るためのオフセットデータを予め格納する格納手段
    (4)と、 該所定ビット数のデータに、該格納手段(4)に格納さ
    れた該オフセットデータに基づく補正値データを加算す
    る加算回路(1)と、 を有することを特徴とする演算処理回路。
JP3238428A 1991-09-18 1991-09-18 演算処理回路 Withdrawn JPH0580978A (ja)

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JP3238428A JPH0580978A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 演算処理回路

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JP3238428A JPH0580978A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 演算処理回路

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JPH0580978A true JPH0580978A (ja) 1993-04-02

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ID=17030065

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JP (1) JPH0580978A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6167419A (en) * 1997-04-01 2000-12-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multiplication method and multiplication circuit
US7266581B2 (en) 2003-06-23 2007-09-04 Oki Electric Industry Co., Ltd. Arithmetic circuit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6167419A (en) * 1997-04-01 2000-12-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multiplication method and multiplication circuit
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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203