JPH10187416A - 浮動小数点演算装置 - Google Patents

浮動小数点演算装置

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JPH10187416A
JPH10187416A JP8340695A JP34069596A JPH10187416A JP H10187416 A JPH10187416 A JP H10187416A JP 8340695 A JP8340695 A JP 8340695A JP 34069596 A JP34069596 A JP 34069596A JP H10187416 A JPH10187416 A JP H10187416A
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general
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Hiroshi Katsuta
博志 勝田
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F7/49947Rounding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアによる浮動少数点演算処理で
は、処理時間が長く高速な制御系への適用が難しい。専
用のバードウェアを用いる処理では、その処理の出現比
率からみて効率が悪く、コスト高になる。 【解決手段】 レジスタファイル1の出力をALU2,
シフタ3、乗算器4で演算し、かつ予め仮想小数点レジ
スタ7に仮想少数点位置情報を設定する。丸め制御回路
6では、仮想小数点レジスタ7の設定値に基づき、乗算
器4で演算した積に対する丸め処理を行った結果を出力
する。専用の浮動小数点演算プロセッサや浮動少数点演
算器を導入することなく、最小限のハードウェアで浮動
小数点演算が実現でき、かつCPUによる命令処理を必
要最小限に抑えることができ、高速な浮動小数点演算が
容易に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浮動小数点演算装置
に関し、特にマイクロコンピュータに内蔵の浮動小数点
演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御演算処理において、変数xにゲイン
Kを乗じて出力yを得るような計算(y=K・x)を行
う場合に、ゲインKが小数点を含む値の場合、浮動小数
点演算は必穎の要件である。従来、この種の機能を必要
とするマイクロコンピュータ応用システムでは、マイコ
ンの他に浮動小数点演算DSP(ディジタル・シグナル
・プロセッサ)を用いたり、浮動小数点演算機能を内蔵
した高性能なマイコンを採用するなどしていた。この場
合、本来の整数演算のみを実行可能なマイコンやDSP
の他に、浮動小数点演算を分担する専用の浮動小数点演
算プロセッサを備える必要があり、コスト高になってい
た。また、浮動小数点演算機能を内蔵するタイプのもの
としては、専用の浮動小数点演算器を備える必要が有っ
た。この浮動小数点演算器としては、特開平2−183
828号公報に記載の浮動小数点乗算器などが知られて
いる。ここでは、固定小数点の乗算回路に対して、仮数
部の丸め制御回路の他に、指数部も含めた複数のシフタ
回路及び加算回路、キヤリー検出器、マルチプレクサな
ど多くの専用回路を必要とし、構成が複雑化することは
避けられない。
【0003】これを解決するものとして、オーム社発行
の「OHM」93年9月号記事「パワーエレクトロニク
スのすべて」第95頁に記載のような、整数演算を実行
可能なマイコンを用いて固定小数点演算をソフトウェア
で行う方法が知られている。ここで、図7にそのソフト
ウェア処理のフローチヤート及び図8に演算手法を示
し、その処理方法について説明する。ここではnビット
の小数点以下の値を持つゲインKを用いた制御処理を例
とする。この場合、図8の(1)に示すように、mビッ
トデータの最上位ビット(MSB)がビットM−1であ
るような構成のデータにおいて、ゲインKデータの下位
nビットの上、すなわちビットN−1とビットNの間に
仮想小数点を設けて演算処理を行うことになる。
【0004】図7のフローチャートにおいて、ゲインK
を2n 倍するために、nビット左シフトした係数kを算
出する(ステップ1)。次いで、変数xと係数kの積Y
(図8の(2))を算出する(ステップ2)。また、最
終的に演算結果の整数部を取り出す際の丸め誤差の影響
を処理するために、ビットN−1において、小数部の切
り上げ、切り捨てを行う丸め処理(図8の(3))が必
要となる。丸め処理として四捨五入が必要な場合では、
小数部の値を中間値である0.5と比較し(ステップ
3)、0.5以上の際はビットNにおいて“1”に丸め
るために変数Tに“1”を設定した後(ステップ4)、
変数TをビットNの位置までシフトし(ステップ6)、
Yに加算する(ステップ7)。一方、ステップ3の比較
において0.5未満の際はビットNにおいて“0”に丸
めるために変数Tに“0”を設定(ステップ5)した
後、変数TをビットNの位置までシフト(ステップ6)
し、Yに加算する。(ステップ7)この場合、Yの値自
体に変更はない。最後に、丸め処理を行った結果として
のYをnビット右シフトすなわち1/2n して、整数部
の値(図8の(4))を得る(ステップ8)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マイコン応用システム
における制御演算処理では、小数点以下のデータの取り
扱いが演算精度を左右する。特に、モータ制御における
位置制御等のフィードバック制御系で多用される積分演
算では、小数点以下のデータを含めた積算値の演算が不
可欠である。ここで上述の従来の浮動小数点演算のソフ
トウェア処理では、マイコンのCPUによる命令処理に
より実現していたため処理時間が長く、高速な制御系に
は適用できないという問題があった。一方で、こうした
浮動小数点演算が必要な処理はマイコン応用システム全
体の処理から見ればその出現比率は高くなく、専用の浮
動小数点演算プロセッサや浮動小数点演算器を導入した
場合にこれを有効活用することが出来ず、効果が極めて
少ないものとなっていた。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を改善
すべくなされたものであって、最小限のハードウェアで
高速な浮動小数点演算機能を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の浮動小数点演算
装置は、処理変数を記憶する複数の汎用レジスタと、汎
用レジスタに記憶されたデータに基づき整数演算処理を
実行する演算部と、あらかじめ仮想小数点位置を指定す
る仮想小数点位置指定手段と、この仮想小数点位置指定
手段の指定に基づき前記汎用レジスタや演算部から出力
される処理データ対して丸め処理を実行する丸め処理手
段とを備えている。ここで、丸め処理手段が処理する処
理データは前記演算部の出力であるよう構成し、あるい
は前記汎用レジスタの出力であるよう構成する。また、
演算部は、汎用レジスタの記憶データに基づき算術論理
演算を行うALUと、同じく記憶データに基づき任意の
双方向ビットシフトを実行するシフタと、同じく記憶デ
ータに基づき乗算を実行する乗算部とを備える構成とす
る。さらに、前記仮想小数点位置指定手段は、前記汎用
レジスタとは独立した専用のハードウェアとして構成す
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)次に、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明の浮動小数点演算装置の
第1の実施形態のブロック構成図である。処理変数を記
憶する複数の汎用レジスタから構成されるレジスタファ
イル1を備え、このレジスタファイル1の記憶データに
基づき算術論理演算を実行するALU2と、同様に任意
の双方向ビットシフトを実行するシフタ3と、同様に乗
算を実行する乗算器4とがそれぞれ前記レジスタファイ
ル1に接続されている。前記ALU2の算術論理演算の
種類の指定は図示されない実行制御部により行われる。
同様にシフタ3のシフト方向の指定も同じく実行制御部
により行われる。シフタ3でのビットシフト数はレジス
タファイル1の汎用レジスタの値に基づき指定される。
さらに、前記乗算器4の出力が入力される丸め制御回路
6が設けられ、データバス5に接続されている仮想小数
点レジスタ7からそのビット位置の指定が行われ、出力
データ8を出力する。
【0009】前記丸め制御回路6は、前記乗算器4で生
成された積を入力とし、仮想小数点レジスタ7で指定さ
れたビット位置において、積に対して丸め処理を行う。
例えば、前記乗算器4において32ビットの積を生成す
る場合であって、小数点以下を8ビットデータで表現す
るような場合、乗算に先立って仮想小数点レジスタ7に
図2に示すようなビット8のみ“1”であるデータを設
定しておく。この指定に基づき、乗算器4で生成された
積のビット7以下すなわち小数点以下の値を丸め制御回
路6において評価する。丸め制御回路6では、小数点以
下の値が0.5以上の場合は、ビット8以上のデータに
対して+1インクリメントを行った結果を出力データ8
に出力し、一方、小数点以下の値が0.5未満の場合は
ビット8以上のデータをそのまま出力データ8に出力す
る。
【0010】例えば32ビットの積の値が、 “011010011010010110010110.11111111 ”B 〔なお、(.)は仮想小数点位置、以下同じ〕である場
合はビット7〜0を評価すると0.5以上であるため、
ビット8に村して+1の丸め処理を行い、 “011010011010010110010111.11111111 ”B を得る。また、積の値が、 “011010011010010110010110.00000001 ”B である場合は、ビット7〜0を評価すると0.5未満で
あるため、ビット8での処理は行わず、 “011010011010010110010110.00000001 ”B を得る。
【0011】前記ALU2、シフタ3、乗算器4及び丸
め制御回路6の出力は、図示されない実行制御部の指定
により選択的にデータバス5に出力され、レジスタファ
イル1の内部の汎用レジスタに記憶される。また、仮想
小数点レジスタ7に対して、レジスタファイル1の内部
の汎用レジスタの値をシフタ3を介して直通でデータバ
ス5に出力し、この値を設定するよう動作する。
【0012】図3は、本発明の浮動小数点演算装置にお
いて用いられるレジスタファイル1における汎用レジス
タの内容を示した図である。PTは仮想小数点レジスタ
7にデータ設定するための仮想小数点ビット位置を保持
する。nはPT値に対応して用意される値であり、丸め
処理時のシフト量を保持する。K(k)はゲインKまた
は演算結果として仮想小数点位置に正規化された係数k
の値を保持する。xは変数、Y(y)は積または演算結
果として仮想小数点位置に正規化された出力yの値を保
持する。
【0013】ここで、図4に本発明の浮動小数点演算装
置におけるフローチャートを示し、処理方法について説
明する。ここではnビット構成の小数点以下の値を持つ
ゲインKを用いた制御処理を例とする。この場合、図8
の(1)と同様にして、mビットデータの最上位ビット
(MSB)がビットMであるような構成のデータにおい
て、ゲインKデータの下位nビットの上、すなわちビッ
トN−1とビットNの間に仮想小数点を設けて演算処理
を行うことになる。まず、ゲインKを2n 倍するため
に、nビット右シフトした係数kを算出する(ステップ
10)。ついで、PT値を促想小数点レジスタ7に設定
する(ステップ11)。さらに、変数xと係数kの積Y
を算出する(ステップ12)。ここでは、最終的に演算
結果の整数部を取り出す際の丸め誤差の影響を処理する
ために、ビットNにおいて、小数部の切り上げ、切り捨
てを行う丸め処理(図8の(3))が同時に実行され
る。丸め制御回路6にて小数部の値を中間値である0.
5と比較し、0.5以上の際はビットNにおいて+1に
丸める。一方、丸め制御回路6での比較において0.5
未満の際はビットNにおいて0に丸める処理を行う(ス
テップ12)。最後に、丸め処理を行った結果としての
Yをnビット右シフト、すなわち1/2n して、整数部
の値(図8の(4))を得る(ステップ13)。
【0014】このように、専用の浮動小数点演算プロセ
ッサや浮動小数点演算器を用いることなく、最小限のハ
ードウェアで浮動小数点演算を実現することが可能であ
る。また、マイコンのCPUによる命令処理を必要最小
限に抑えることができ、高速な演算処理のニーズにも容
易に適用できる。なお、この第1の実施形態における浮
動小数点演算に関わる固有のハードウェアとしては、丸
め制御回路6及び仮想小数点レジスタ7があるが、前者
は単一方向のシフタ、比較回路と加算器、後者は単純な
ラツチ回路で構成可能である。
【0015】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。図5は本発明の第2の実施形態の
浮動小数点演算装置のブロック構成図である。処理変数
を記憶する複数の汎用レジスタから構成されるレジスタ
ファイル11を備え、このレジスタファイル11の記憶
データに基づき算術論理演算を実行するALU12と、
同様に任意の双方向ビットシフトを実行するシフタ13
と、同様に乗算を実行する乗算器14とがそれぞれ前記
レジスタファイル11に接続されている。ALUl2の
算術論理演算の種類の指定は図示されない実行制御部に
より行われる。同様にシフタ13のシフト方向の指定も
同様の実行制御部により行われる。シフタ13でのビッ
トシフト数は前記レジスタファイル11の汎用レジスタ
の値に基づき指定される。
【0016】丸め制御回路16は、前記レジスタファイ
ル11の汎用レジスタのデータを入力とし、仮想小数点
レジスタ17で指定されたビット位置において、入力デ
ータに付して丸め処理を行う。例えば、汎用レジスタに
おいて32ビットの演算結果データが格納されている場
合であって、小数点以下を8ビットデータで表現するよ
うな場合、丸め処理に先立って仮想小数点レジスタ17
に図2に示したようなビット8のみ“1”であるデータ
を設定しておく。この指定に基づき、乗算器14で生成
された積のビット7以下すなわち小数点以下の値を丸め
制御回路16において評価する。丸め制御回路16で
は、小数点以下の値が0.5以上の場合は、ビット8以
上のデータに対して+1インクリメントを行った結果を
出カデータ18に出力し、一方、小数点以下の値が0.
5未満の場合はビット8以上のデータをそのまま出力デ
ータ18に出力する。この動作は第1の実施形態の丸め
制御回路6におけるものと同一であるため詳細な説明は
省略する。
【0017】前記ALU12、シフタ13、乗算器14
及び丸め制御回路16の出力は、図示されない実行制御
部の指定により選択的にデータバス15に出力され、レ
ジスタファイル11の内部の汎用レジスタに記憶され
る。また、仮想小数点レジスタ17に対して、レジスタ
ファイル11の内部の汎用レジスタの値をシフタ13を
介して直通でデータバス15に出力し、この値を設定す
るよう動作する。また、、ここで浮動小数点演算装置に
おいて用いられるレジスタファイル1における汎用レジ
スタの内容は図3に示した構成と同じである。
【0018】ここで、図6にこの実施形態の浮動小数点
演算装置におけるフローチャートを示し、処理方法につ
いて説明する。ここではnビット構成の小数点以下の値
を持つゲインKを用いた制御処理を例とする。この場
合、図8の(1)と同様にして、mビットデータの最上
位ビット(MSB)がビットMであるような構成のデー
タにおいて、ゲインKデータの下位nビットの上、すな
わちビットN−1とビットNの間に仮想小数点を設けて
演算処理を行うことになる。まず、ゲインKを2n 倍す
るために、nビット右シフトした係数kを算出する(ス
テップ20)。次いで、PT値を仮想小数点レジスタ1
7に設定する(ステップ21)。さらに、変数xと係数
kの積Yを算出する(ステップ22)。続いて、最終的
に演算結果の整数部を取り出す際の丸め誤差の影響を処
理するために、ビットNにおいて、小数部の切り上げ、
切り捨てを行う丸め処理(図8の(3))を実行する
(ステップ23)。丸め制御回路16にて小数部の値を
中間値である0.5と比較し、0.5以上の際はビット
Nにおいて+1に丸める。一方、丸め制御回路16での
比較において0.5未満の際はビットNにおいて0に丸
める処理を行う(ステップ23)。最後に、丸め処理を
行った結果としてのYをnビット右シフト、すなわち1
/2n して、整数部の値(図8の(4))を得る(ステ
ップ24)。
【0019】この第2の実施形態においても、専用の浮
動小数点演算プロセッサや浮動小数点演算器を用いるこ
となく、最小限のハードウェアで浮動小数点演算を実現
することが可能である。また、マイコンのCPUによる
命令処理を必要最小限に抑えることができ、高速な演算
処理のニーズにも容易に適用できることは第1の実施形
態と同じである。また、この第2の実施形態では、丸め
処理を汎用レジスタに格納された値に対して実行できる
ため、第1の実施形態のような乗算実行時のみでなら
ず、あらゆる演算結果に対して丸め処理を行えるという
特徴がある。なお、本実施形態においても、浮動小数点
演算に関わる固有のハードウェアとしては第1の実施形
態と同様に、丸め制御回路16及び仮想小数点レジスタ
17があるが、前者は単一方向のシフタ、比較回路と加
算器、後者は単純なラツチ回路で構成可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浮動小数
点演算装置は、汎用レジスタまたはこの汎用レジスタに
記憶されたデータを演算する演算部から出力される処理
データを、仮想小数点位置指定手段の指定に基づいて丸
め処理を実行する丸め処理手段を備えていることによ
り、マイコン応用システムにおける制御演算処理におい
て、専用の浮動小数点演算プロセッサや浮動小数点演算
器を導入することなく、最小限のハードウェアで浮動小
数点演算を実現することが可能である。さらに、高速な
制御系においても、マイコンのCPUによる命令処理を
必要最小限に抑えることにより、高速な演算処理のニー
ズにも容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の浮動小数点演算回路
のブロック構成図である。
【図2】図1の仮想小数点レジスタ7のデータ設定例を
示した図である。
【図3】図1のレジスタファイル1のデータ構成を示し
た図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の処理工程を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態の浮動小数点演算回路
のブロック構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の処理工程を示すフロ
ーチャートである。
【図7】従来の浮動小数点演算の処理工程を示すフロー
チャートである。
【図8】従来における浮動小数点演算の処理内容を示し
た図である。
【符号の説明】
1,11 レジスタファイル 2,12 ALU 3,13 シフタ 4,14 乗算器 5,15 データバス 6,16 丸め制御回路 7,17 仮想小数点レジスタ 8,18 出カデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理変数を記憶する複数の汎用レジスタ
    と、該汎用レジスタに記憶されたデータに基づき整数演
    算処理を実行する演算部と、あらかじめ仮想小数点位置
    を指定する仮想小数点位置指定手段と、該仮想小数点位
    置指定手段の指定に基づき前記汎用レジスタまたは演算
    部から出力される処理データ対して丸め処理を実行する
    丸め処理手段とを備えたことを特徴とする浮動小数点演
    算装置。
  2. 【請求項2】 前記丸め処理手段が処理する処理データ
    は前記演算部の出力であるよう構成した請求項1の浮動
    小数点演算装置。
  3. 【請求項3】 前記丸め処理手段が処理する処理データ
    は前記汎用レジスタの出力であるよう構成した請求項1
    の浮動小数点演算装置。
  4. 【請求項4】 演算部は、汎用レジスタの記憶データに
    基づき算術論理演算を行うALUと、同じく記憶データ
    に基づき任意の双方向ビットシフトを実行するシフタ
    と、同じく記憶データに基づき乗算を実行する乗算部と
    を備える請求項1ないし3のいずれかの浮動小数点演算
    装置。
  5. 【請求項5】 前記仮想小数点位置指定手段は、前記汎
    用レジスタとは独立した専用のハードウェアとして具備
    する請求項1ないし4のいずれかの浮動小数点演算装
    置。
JP8340695A 1996-12-20 1996-12-20 浮動小数点演算装置 Pending JPH10187416A (ja)

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US08/995,861 US6014683A (en) 1996-12-20 1997-12-22 Arithmetic operation system for arithmetically operating a first operand having an actual point and a second operand having no actual point
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