JP3331181B2 - 染毛用ブラシ - Google Patents

染毛用ブラシ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪を染色するた
めに用いられる染毛用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
染毛用ブラシは、染毛剤を地肌に付着させずに髪を根元
から選択的に染色することが困難であった。また、生え
際の染色には、櫛が用いられることがあるが、ブラシと
櫛とを使い分けるため作業が煩雑であり、また、染毛剤
が頭皮に付着したり、染毛剤がたれ落ちたりする問題が
あった。本発明の目的は、染毛剤を地肌に付着させるこ
となく、染毛剤を用いて髪を根元から選択的に染色する
ことのできる染毛用ブラシを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台上に多数
の突起をブラシ状に設けたブラシ部と、櫛部とを有する
染毛用ブラシにおいて、上記櫛部は、上記基台の両側縁
部それぞれに外方に向けて設けられ、該櫛部と該基台と
のなす角度αが35度〜55度であり、上記基台の両側
縁部が傾斜壁となっており、該傾斜壁に染毛剤保持用の
凸部が縦設されている染毛用ブラシを提供することによ
り、上記の目的を達成したものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の染毛用ブラシの好
ましい一実施形態について図面を参照して説明する。本
実施形態の染毛用ブラシは、基台11上に多数の突起を
ブラシ状に設けたブラシ部1と、櫛部2,2とを有する
染毛用ブラシであって、上記櫛部2,2は、上記基台1
1の両側縁部それぞれに外方に向けて設けられ、該櫛部
2,2と該基台11とのなす角度α(図1参照)は35
度〜55度である。
【0005】ブラシ部1及び櫛部2,2は、何れも柄1
2の先端部に設けられた縦長の染毛頭部13に設けられ
ている。本染毛用ブラシは好ましくは合成樹脂製であ
る。本実施形態の染毛用ブラシは、多数の前記突起とし
て、長さ又は径の異なる複数種類の突起14〜17を有
しており、各突起14〜17は、基台11の長手方向に
列を形成するように種類毎に縦設されている。各列にお
ける各突起は、隣接する列における各突起と互い違いの
位置に設けられている。基台11は、平面視して略矩形
状の形態を有しており、突起14〜17が設けられた基
台11の中央部分は、該基台11の幅方向に沿う断面形
状が突起14〜17を有する面側に凸に僅かに湾曲した
略平板状の形態を有している。該中央部分が、斯かる断
面形状を有することにより、染毛剤の残留が防止され、
ブラシ部1を用いた染毛作業が一層容易且つ効果的なも
のとなる。
【0006】ブラシ部1の幅方向両側の最外列を形成す
る突起14は、ブラシ部1の使用時に、頭皮に当接され
る最も長い突起となっており、頭皮に当接されない他の
突起15〜17よりも径が大となっている。突起14の
列の直ぐ内側の列を形成する突起15は、突起14より
も小径で短い突起であり、該突起15よりも更に内側の
突起16は該突起15よりも更に小径で短い。ブラシ部
1の中央の列を形成する突起17は、突起15と突起1
6との中間の長さを有し、突起16と同径である。尚、
各突起15〜17それぞれは、断面円形状の軸部と略半
球状の先端部とからなり、該軸部は先端部に向かうに連
れて僅かに縮径されている。
【0007】基台11の両側縁部は、突起15〜17が
形成された面側を腹側とすると、該腹側とは反対側の背
側に向けて下降する傾斜壁18となっており、左右の両
傾斜壁18,18の先端部に櫛部2, 2が設けられてい
る。各櫛部2は、通常の櫛と同様に、互いに平行に設け
られた複数の扁平突起21,21・からなり、該各扁平
突起21の幅は、基部21aから先端に向かうに従って
狭くなっている。
【0008】上記櫛部2,2と該基台11とのなす角度
α(図1参照)は35度〜55度、好ましくは40度〜
50度である。櫛部2,2と基台11とのなす角度αが
35度未満であると、櫛部2,2の内壁面と傾斜壁との
間の谷部Bに染毛剤の必要量を保持させることができ
ず、該角度αが55度を超えると、液だれを生じさせる
ことなく必要量の染毛剤を保持させることができない。
上記角度αが40度〜50度であると、櫛部2,2を用
いて染毛する際に、櫛部2,2の内側の谷部Bに染毛剤
を乗せること及び櫛部2,2を生え際に当てることが特
に容易で失敗することがなく、染毛作業中における染毛
剤の液だれ及び頭皮への付着防止性並びに染毛作業の効
率が一層向上する。尚、一方の櫛部2と他方の櫛部2と
で基台11とのなす角度αが同じであることが好ましい
が両櫛部2,2で異なっていても良い。また、本実施形
態における上記角度αは、基台11の突起14〜17が
形成された中央部分の両側縁部を結ぶ平面に対する櫛部
2,2の角度である。
【0009】また、両傾斜壁18,18の上端部には、
染毛剤保持用の凸部19,19・が縦設されている。各
凸部19,19・間の間隔は、上記突起14,14同士
間の間隔より狭く、櫛部2の扁平突起21,21同士間
の間隔より広い。各凸部19は、縦断面略三角形状のこ
ぶ状の形態を有し、それぞれの高さ(傾斜壁18を水平
としたときの該傾斜壁18からの高さ)は、櫛部2を構
成する扁平突起21の長さの10〜20%が好ましく該
扁平突起21の長さに応じて適宜に決定し得るが、例を
示せば0.1〜4mmが好ましく、特に1〜3mmが好
ましい。
【0010】本実施形態の染毛用ブラシの使用方法を、
ジェル状の染毛剤を用いて染毛する場合を例に説明す
る。先ず、ブラシ部1の中央に染毛剤をのせ、該ブラシ
部1を用いて髪をとかしながら髪全体に染毛剤を馴染ま
せる。次いで、何れか一方の櫛部2の内側の谷部Bに染
毛剤を乗せ、該櫛部2を用いて、額やこめかみ等におけ
る毛の生え際や、髪の分け目における毛の根元等に、染
毛剤を塗り付ける。そして、所定時間放置する。尚、櫛
部2を用いて染毛剤を塗布する際には、基台11を地肌
に対して垂直にした状態、又は垂直から多少傾斜させた
状態として用いるのが良い。
【0011】本実施形態の染毛用ブラシによれば、ブラ
シ部1と櫛部2とを適宜に使い分けて用いることによっ
て、髪全体に染毛剤を迅速に塗布することができるのみ
ならず、額やこめかみ等における毛の生え際や、髪の分
け目における毛の根元等に染毛剤を無理なく容易に塗布
することができる。また、生え際や毛の根元等に染毛剤
を塗布する際、地肌に染毛剤を必要以上に付着させるこ
ともない。
【0012】また、櫛部2を用いて染毛を行う際におい
ても、複数の上記凸部19によって染毛剤の液だれが防
止されるので、染毛剤の塗布が一層容易であり、また、
衣服への着色や染毛剤の無駄も抑制できる。また、ブラ
シ部1における頭皮に当接される上記突起14の径を、
頭皮に当接されない他の突起15〜17の径よりも大と
してあるので、ブラシ部1を用いて染毛剤を塗布する際
に頭皮を過度に刺激することもない。また、ブラシ部1
に長さや太さの異なる複数種類の突起を設けてあるた
め、染毛剤を頭髪にムラなく塗布することができる。ま
た、頭皮に当接されない突起15〜17を有することに
より、ブラシ部1からの液だれも効果的に防止される。
【0013】以上、本発明の染毛用ブラシの一実施形態
について説明したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り適宜変更可能である。例えば、ブラシ部1は、
径及び長さの等しい単一種類の突起のみを備えたもので
あっても良い。また、ブラシ部1における突起の種類や
配列は、染毛剤の保持性等を考慮して適宜の配列とする
ことができる。また、染毛剤の形態は、ジェル状の他、
発泡されたフォーム状等であっても良い。また、染毛剤
の種類は特に制限されず、毛髪着色料を物理的に吸着さ
せる一時染毛剤、直接染料や酸性染料を頭髪に染着させ
る半永久染毛剤、植物染料、金属染料、酸性染料等を化
学反応により結合させる永久染毛剤等、従来公知の各種
の染毛剤を用いることができる。また、染毛用ブラシは
金属製であっても良い。また、上記角度αは両櫛部2,
2共に上記範囲内であることが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、染毛剤を地肌に付着さ
せることなく、染毛剤を用いて髪を根元から染色するこ
とのできる染毛用ブラシを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の染毛用ブラシの一実施形態にお
ける要部の断面を示す断面図(図2のA−A線矢視断面
図)である。
【図2】図2は本発明の染毛用ブラシの一実施形態の要
部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ブラシ部 11 基台 14 頭皮に当接される突起 15〜17 頭皮に当接されない突起 18 傾斜壁 19 染毛剤保持用の凸部 2 櫛部 21 扁平突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−95405(JP,U) 実開 平6−33522(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A46B 5/00 A46B 9/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に多数の突起をブラシ状に設けた
    ブラシ部と、櫛部とを有する染毛用ブラシにおいて、 上記櫛部は、上記基台の両側縁部それぞれに外方に向け
    て設けられ、該櫛部と該基台とのなす角度αが35度〜
    55度であり、 上記基台の両側縁部が傾斜壁となっており、該傾斜壁に
    染毛剤保持用の凸部が縦設されている 染毛用ブラシ。
  2. 【請求項2】 上記突起として、頭皮に当接される突起
    と頭皮に当接されない突起を有しており、頭皮に当接さ
    れる上記突起の径を、頭皮に当接されない上記突起の径
    よりも大としてある請求項記載の染毛用ブラシ。
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