JPH0123306Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123306Y2 JPH0123306Y2 JP1985086531U JP8653185U JPH0123306Y2 JP H0123306 Y2 JPH0123306 Y2 JP H0123306Y2 JP 1985086531 U JP1985086531 U JP 1985086531U JP 8653185 U JP8653185 U JP 8653185U JP H0123306 Y2 JPH0123306 Y2 JP H0123306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- treatment liquid
- bundles
- fine
- bristles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 claims description 79
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 26
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 3
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 230000003813 thin hair Effects 0.000 description 1
- 238000009732 tufting Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はヘアブラシに関し、特にトリートメ
ント用又は毛染め用のヘア処理液の保持機能をも
つたヘアブラシに関するものである。
ント用又は毛染め用のヘア処理液の保持機能をも
つたヘアブラシに関するものである。
ヘアブラシの植毛台の中央部にヘア処理液保持
部材を取付け、その周りにそれより背の高いブラ
シ毛を植毛してなるヘアブラシとして、例えば実
開昭53−128069号公報、実開昭52−132255号公報
に記載されたものがある。
部材を取付け、その周りにそれより背の高いブラ
シ毛を植毛してなるヘアブラシとして、例えば実
開昭53−128069号公報、実開昭52−132255号公報
に記載されたものがある。
前者の公報に開示されたものは、ヘア処理液保
持部材をスポンジにより構成したものであり、後
者の公報に開示されたものは、細毛よりなるブラ
シ毛により構成したものである。
持部材をスポンジにより構成したものであり、後
者の公報に開示されたものは、細毛よりなるブラ
シ毛により構成したものである。
ヘア処理液保持部材をスポンジにより構成した
ものは、スポンジにヘア処理液が吸収含浸される
ため、スポンジを加圧しなければ液が滲出しな
い。しかるに、スポンジは、ヘア処理液を頭髪全
般に行き渡らせる必要から、その周りのブラシ毛
より背が低く形成されているため、液を滲出させ
るには、周囲のブラシ毛を撓ませなければならな
い。このため、ブラシ毛は撓み性の高いものに限
られ、撓み性のない剛毛を使用することができな
い。また、スポンジの分だけ整髪機能が低下す
る。
ものは、スポンジにヘア処理液が吸収含浸される
ため、スポンジを加圧しなければ液が滲出しな
い。しかるに、スポンジは、ヘア処理液を頭髪全
般に行き渡らせる必要から、その周りのブラシ毛
より背が低く形成されているため、液を滲出させ
るには、周囲のブラシ毛を撓ませなければならな
い。このため、ブラシ毛は撓み性の高いものに限
られ、撓み性のない剛毛を使用することができな
い。また、スポンジの分だけ整髪機能が低下す
る。
一方、ヘア処理液保持部材を細毛よりなるブラ
シ毛により形成したものは、各ブラシ毛が一定の
間隔をあけて植毛されているため、その間隔にヘ
ア処理液が落ち込み、その部分においては保持能
力が発揮ではない。更に各ブラシ毛の毛束の太さ
もその周囲のブラシ毛と同程度であるため、ヘア
処理液保持に寄与する細毛が少なく、この点でも
保持能力が小さいという欠点がある。
シ毛により形成したものは、各ブラシ毛が一定の
間隔をあけて植毛されているため、その間隔にヘ
ア処理液が落ち込み、その部分においては保持能
力が発揮ではない。更に各ブラシ毛の毛束の太さ
もその周囲のブラシ毛と同程度であるため、ヘア
処理液保持に寄与する細毛が少なく、この点でも
保持能力が小さいという欠点がある。
そこで、この考案は以上のごとき問題点を解決
し、髪を梳く能力に低下を来たさず、しかもヘア
処理液の保持能力の大きいヘアブラシを提供する
ことを目的とする。
し、髪を梳く能力に低下を来たさず、しかもヘア
処理液の保持能力の大きいヘアブラシを提供する
ことを目的とする。
上記の目的を達成するため、この考案は植毛台
の中央部にヘア処理液保持部材を取付け、その周
りにそれより背の高いブラシ毛を植毛してなるヘ
アブラシにおいて、ヘア処理液保持部材を細毛毛
束の列により形成し、各細毛毛束を上記ブラシ毛
より太束に形成すると共に、隣接する細毛毛束相
互を密着せしめた構成としたものである。
の中央部にヘア処理液保持部材を取付け、その周
りにそれより背の高いブラシ毛を植毛してなるヘ
アブラシにおいて、ヘア処理液保持部材を細毛毛
束の列により形成し、各細毛毛束を上記ブラシ毛
より太束に形成すると共に、隣接する細毛毛束相
互を密着せしめた構成としたものである。
細毛毛束の列上に注出されたヘア処理液は、細
毛相互間に流れ込み、或いは毛細管現象で浸入
し、毛束列内部で保持される。このヘアブラシで
髪を梳くと、ブラシ毛で髪を梳くと共に、細毛毛
束の細毛間に保持されたヘア処理液が髪に付着す
る。髪はブラシ毛だけでなく、細毛毛束の細毛に
よつても梳かれる。
毛相互間に流れ込み、或いは毛細管現象で浸入
し、毛束列内部で保持される。このヘアブラシで
髪を梳くと、ブラシ毛で髪を梳くと共に、細毛毛
束の細毛間に保持されたヘア処理液が髪に付着す
る。髪はブラシ毛だけでなく、細毛毛束の細毛に
よつても梳かれる。
図面に示す実施例のヘアブラシは、植毛台1の
中央部分にヘア処理液保持部材としての細毛毛束
2を一列に植毛し、その前後及び両側に通常のブ
ラシ毛3を植毛してある。細毛毛束2を構成する
細毛の1本の太さは0.1mm程度であり、その数は
数10本〜200本程度であり、図示の場合は、100本
の細毛を2つ折りにして植毛している。各毛束2
の直径は約8mmであり、ブラシ毛3より相当太い
ものになつている。また、その高さは、第2図に
示すようにブラシ毛3より数mm低く形成される。
中央部分にヘア処理液保持部材としての細毛毛束
2を一列に植毛し、その前後及び両側に通常のブ
ラシ毛3を植毛してある。細毛毛束2を構成する
細毛の1本の太さは0.1mm程度であり、その数は
数10本〜200本程度であり、図示の場合は、100本
の細毛を2つ折りにして植毛している。各毛束2
の直径は約8mmであり、ブラシ毛3より相当太い
ものになつている。また、その高さは、第2図に
示すようにブラシ毛3より数mm低く形成される。
上記の細毛毛束2は、隣接する毛束2の細毛相
互が密着し、毛束2相互間に間隙が存在せず、全
体として一つの毛束列4を構成する。
互が密着し、毛束2相互間に間隙が存在せず、全
体として一つの毛束列4を構成する。
なお、第2図の5は植毛穴である。
ヘア処理液は、毛束列4の細毛相互間に流れ込
み、或いは毛細管現象により根元近辺まで浸入
し、保持される。
み、或いは毛細管現象により根元近辺まで浸入
し、保持される。
上記のようにヘア処理液を保持させた状態で、
通常のヘアブラシと同様の要領で髪を梳く。髪は
ブラシ毛3の間を通ると共に、毛束列4の細毛間
を通つて梳かれる。細毛間を通る際にヘア処理液
が髪に付着する。
通常のヘアブラシと同様の要領で髪を梳く。髪は
ブラシ毛3の間を通ると共に、毛束列4の細毛間
を通つて梳かれる。細毛間を通る際にヘア処理液
が髪に付着する。
以上のように、この考案のヘアブラシはブラシ
毛より太束の細毛毛束を相互に密着せしめてなる
毛束列でヘア処理液を保持するようにしたもので
あるから、ヘア処理液の保持能力が従来ものより
大きい効果がある。
毛より太束の細毛毛束を相互に密着せしめてなる
毛束列でヘア処理液を保持するようにしたもので
あるから、ヘア処理液の保持能力が従来ものより
大きい効果がある。
また、細毛毛束の毛束列自体も髪を梳く機能が
あるので、髪を梳く通常の要領でブラシを使用す
るだけでヘア処理液を髪に付着させることがで
き、同時に整髪もできる。更に、毛束列を頭部に
押し付けてヘア処理液を滲出させる必要がないの
でブラシ毛は、撓み性の有無を問わず、任意のも
のを使用することができる。
あるので、髪を梳く通常の要領でブラシを使用す
るだけでヘア処理液を髪に付着させることがで
き、同時に整髪もできる。更に、毛束列を頭部に
押し付けてヘア処理液を滲出させる必要がないの
でブラシ毛は、撓み性の有無を問わず、任意のも
のを使用することができる。
第1図は本考案に係るヘアブラシの一例の正面
図、第2図は同上の断面図である。 1……植毛台、2……細毛毛束、3……ブラシ
毛、4……毛束列、5……植毛穴。
図、第2図は同上の断面図である。 1……植毛台、2……細毛毛束、3……ブラシ
毛、4……毛束列、5……植毛穴。
Claims (1)
- 植毛台の中央部にヘア処理液保持部材を取付
け、その周りにそれより背の高いブラシ毛を植毛
してなるヘアブラシにおいて、ヘア処理液保持部
材を細毛毛束の列により形成し、各細毛毛束を上
記ブラシ毛より太束に形成すると共に、隣接する
細毛毛束相互を密着せしめたことを特徴とするヘ
アブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086531U JPH0123306Y2 (ja) | 1985-06-08 | 1985-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086531U JPH0123306Y2 (ja) | 1985-06-08 | 1985-06-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202239U JPS61202239U (ja) | 1986-12-18 |
JPH0123306Y2 true JPH0123306Y2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=30637929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985086531U Expired JPH0123306Y2 (ja) | 1985-06-08 | 1985-06-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0123306Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335146Y2 (ja) * | 1987-08-18 | 1991-07-25 | ||
JPH088655Y2 (ja) * | 1988-02-25 | 1996-03-13 | サンスター株式会社 | 毛染めブラシ |
WO2020100380A1 (ja) | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 花王株式会社 | ヘアブラシ |
KR102280221B1 (ko) * | 2021-03-10 | 2021-07-21 | 주식회사 피알앤 | 염색용 브러쉬 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832687U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 中間部品取付け装置 |
-
1985
- 1985-06-08 JP JP1985086531U patent/JPH0123306Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832687U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 中間部品取付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61202239U (ja) | 1986-12-18 |
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