JPH11332636A - 染毛用櫛 - Google Patents

染毛用櫛

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Publication number
JPH11332636A
JPH11332636A JP16155298A JP16155298A JPH11332636A JP H11332636 A JPH11332636 A JP H11332636A JP 16155298 A JP16155298 A JP 16155298A JP 16155298 A JP16155298 A JP 16155298A JP H11332636 A JPH11332636 A JP H11332636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
comb
teeth
wide
bunches
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16155298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamashita
重樹 山下
Masayuki Kuramoto
昌幸 倉本
Ryuzo Matsumoto
隆三 松本
Keiichi Shimazaki
敬一 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP16155298A priority Critical patent/JPH11332636A/ja
Publication of JPH11332636A publication Critical patent/JPH11332636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、毛髪に筋模様の着色部を形成する
のに便利な染毛用櫛に関する。 【解決手段】 櫛本体に均等間隔で多数の幅広櫛歯を列
設し、該幅広櫛歯の各先端には所望量の毛髪をすくい取
ることができる凹部を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染毛用櫛に係り、さ
らに詳しくは、毛髪に筋模様の着色部を形成するのに便
利な染毛用櫛に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪を全体的に染毛するための櫛
やブラシは多数知られている。ところが、毛髪に筋模様
を付けたり、毛髪の一部にのみ染毛をする場合には、上
記従来の櫛やブラシでは使いにくいという問題点があっ
た。
【0003】そこで従来、リングコームと称される櫛
の、棒状柄部の先端を利用して、毛髪を薄くスライス
し、パネル状になった毛束を縫うようにしてすくい取
り、そのすくい取られた毛髪部に対し、染毛剤を塗布す
ることにより毛髪に筋模様の着色部を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、リン
グコームによって毛髪をすくい取っていたのでは、リン
グコームの棒状柄部による毛髪のすくい取り量やすくい
取り間隔にムラができてしまい、目的とする筋模様を体
裁よく整然と形成することが困難であった。
【0005】この発明は、すくい取ることができる毛髪
量やその間隔を均等にでき、染毛を施したい毛髪のみ
を、一度のすくい取り操作で筋状にすくい取り可能とし
たもので、この筋模様形成のために使用する染毛用櫛を
提供することにより、上述の問題点を解消しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明の請求項
1は、櫛本体に均等間隔で多数の幅広櫛歯を列設し、該
幅広櫛歯の各先端には所望量の毛髪をすくい取ることが
できる凹部を形成したことを特徴とする染毛用櫛であ
る。
【0007】上記の構成にかかる染毛用櫛によれば、通
常の櫛により毛髪をとかして櫛目を通して毛束を整えた
後、幅広櫛歯を使用して毛束に櫛目を通すと、各幅広櫛
歯の先端に設けた凹部内に所定量の毛束が収まり、この
状態で染毛用櫛を回すように引き揚げると、この凹部内
に収まった毛束のみが筋状に上方に引き揚げられる。
【0008】この引き揚げられた毛束部分に、市販の染
毛剤を塗布することにより、毛髪の目的部位に筋模様が
形成されることになる。
【0009】また本発明の請求項2は、櫛本体に均等間
隔で多数の幅広櫛歯を列設し、各幅広櫛歯間に通常櫛歯
を立設させ、前記各幅広櫛歯の先端には所望量の毛髪を
すくい取ることができる凹部を形成したことを特徴とす
る染毛用櫛である。
【0010】上記の構成にかかる染毛用櫛によれば、請
求項1記載のものと同様に、通常の櫛により毛髪をとか
して櫛目を通して毛束を整えた後、幅広櫛歯を使用して
毛束に櫛目を通すと、各幅広櫛歯の凹部内に所定量の毛
束が収まり、この状態で染毛用櫛を回すように引き揚げ
ると、この凹部内に収まった毛束のみが筋状に上方に引
き揚げられる。このとき、各幅広櫛歯間には通常櫛歯が
存在し、この通常櫛歯で毛流れを整えることができ、凹
部内に収まる毛束の量をさらに均等にできる効果があ
る。
【0011】また本発明の請求項3は、櫛本体の片側に
幅広櫛歯を列設し、櫛本体の反対側に通常櫛歯を列設し
てなる、請求項1または請求項2記載の染毛用櫛であ
る。
【0012】このため、請求項3記載の発明では、1本
の櫛に幅広櫛歯と通常櫛歯を備えているため、2本の櫛
を用意する必要がないので使用性がさらに向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。図1乃至図4は、本発明に係る染毛用櫛の
側面図であり、図5は同平面図である。
【0014】櫛本体1は、全体が合成樹脂製又は金属製
あるいは木製等の適宜の素材で形成される。特に、成形
の容易性や経済性等からは、合成樹脂製が望ましく、耐
染毛剤性に問題のないアクリロニトリル・スチレン樹脂
(AS)、アクリロニトリル・スチレン・ブタジエン樹
脂(ABS)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリエチ
レン樹脂(PE)等が好ましい。
【0015】この櫛本体1には、幅広櫛歯2が列設され
ており、この幅広櫛歯2の各先端には凹部3が形成され
ている。また櫛本体1の後端には、使用の際握ることと
なる柄4が連接されている。
【0016】ここで幅広櫛歯2の先端に形成される凹部
3は、所望量の毛髪をすくい取ることが可能となる大き
さ及び形状を呈するものであり、U字状、V字状等いか
なるものであっても良い。本発明の理解を助けるため
に、図の実施例の具体的寸法を述べると、通常櫛歯5の
ピッチPと凹部3の幅寸法Lとを同一とし、凹部3の深
さ寸法Dは、幅寸法Lの約1.8倍としている。
【0017】ついで前記幅広櫛歯2は、この幅広櫛歯2
のみが等間隔で列設される場合(図4参照)と、各幅広
櫛歯2間に通常櫛歯5が所定間隔で列設される場合(図
1乃至図3参照)とがあり、後者の場合には通常櫛歯5
の存在により毛髪の毛流れを整えることができる。
【0018】また本発明の染毛用櫛は、櫛本体1の片側
に幅広櫛歯2を列設させたもの(図1参照)であっても
良いが、櫛本体1の反対側に通常櫛歯5を列設したもの
(図2乃至図4参照)とすることが好ましい。通常櫛歯
5と幅広櫛歯2とを一本の櫛本体1に備えるようにすれ
ば、別々の櫛歯を備えた櫛本体1を複数本用意する場合
と比較して、使用性が著しく向上する。
【0019】上記の構成にかかる本発明の染毛用櫛を使
用する場合を説明すると、まず最初に通常櫛歯5を利用
して毛髪全体の毛流れを整え、ついで目的とする部位
(例えば、側頭部付近)に幅広櫛歯2を当てて梳くと、
幅広櫛歯2の先端の凹部3内に所定量の毛束がすくい取
られ、各隣り合う凹部3と凹部3の間に位置する毛束は
幅広櫛歯2の隙間Sに入り込むため、染毛用櫛の凹部3
には収まらない。のですくい取られることはない。
【0020】このため、各凹部3に所定量の毛束を収め
た状態の染毛用櫛を回すようにして引き揚げると、多数
並んだ幅広櫛歯2の凹部3に収められた毛束が、いずれ
も一定量にそろって、一定間隔で筋状に引き揚げられる
ことになる。この状態で、市販の染毛剤を使用して筋状
に引き揚げられた毛束部だけを染毛すると、毛髪にきれ
いにそろった筋模様を形成することができる。
【0021】
【発明の効果】よって本発明の染毛用櫛を用いれば、幅
広櫛歯の先端に形成した凹部を利用することにより、簡
単にきれいな筋模様を形成できる優れた効果がある。
【0022】さらには本発明によれば、一本の櫛本体を
用意するだけで、事前の髪梳きと、筋状毛束部の梳き操
作とを確実に行うことができ、かつ筋状毛束部の梳き操
作に際して、毛髪の引っ掛かりを少なくする梳き操作が
可能となる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る染毛用櫛の側面図である。
【図2】同他の実施例の染毛用櫛の側面図である。
【図3】同他の実施例の染毛用櫛の側面図である。
【図4】同他の実施例の染毛用櫛の側面図である。
【図5】前図の平面図である。
【符号の説明】
1…櫛本体 2…幅広櫛歯 3…凹部 4…柄 5…通常櫛歯 P…通常櫛歯のピッチ L…凹部の幅寸法 D…凹部の深さ寸法 S…幅広櫛歯間の隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 敬一 東京都中央区銀座7丁目5番5号 株式会 社資生堂内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫛本体に均等間隔で多数の幅広櫛歯を列
    設し、該幅広櫛歯の各先端には所望量の毛髪をすくい取
    ることができる凹部を形成したことを特徴とする染毛用
    櫛。
  2. 【請求項2】 櫛本体に均等間隔で多数の幅広櫛歯を列
    設し、各幅広櫛歯間に通常櫛歯を立設させ、前記各幅広
    櫛歯の先端には所望量の毛髪をすくい取ることができる
    凹部を形成したことを特徴とする染毛用櫛。
  3. 【請求項3】 櫛本体の片側に幅広櫛歯を列設し、櫛本
    体の反対側に通常櫛歯を列設してなる、請求項1または
    請求項2記載の染毛用櫛。
JP16155298A 1998-05-27 1998-05-27 染毛用櫛 Withdrawn JPH11332636A (ja)

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JPH11332636A true JPH11332636A (ja) 1999-12-07

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2087808A2 (de) * 2008-02-05 2009-08-12 New-York Hamburger Gummi-Waaren Compagnie AG Ausbildung von Haarkämmen
JP4452318B1 (ja) * 2009-08-25 2010-04-21 路秋 伊藤 理美容用櫛及び理美容方法
US8316863B2 (en) 2002-07-17 2012-11-27 L'oreal S.A. Applicator nozzle and applicator assembly incorporating such a nozzle
WO2020204014A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 萩原 豊 髪染め補助具、髪染め用櫛

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8316863B2 (en) 2002-07-17 2012-11-27 L'oreal S.A. Applicator nozzle and applicator assembly incorporating such a nozzle
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JP4452318B1 (ja) * 2009-08-25 2010-04-21 路秋 伊藤 理美容用櫛及び理美容方法
JP2011045407A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Michiaki Ito 理美容用櫛及び理美容方法
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