JP3027042U - ヘアカラー用コーム - Google Patents

ヘアカラー用コーム

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Publication number
JP3027042U
JP3027042U JP1995011640U JP1164095U JP3027042U JP 3027042 U JP3027042 U JP 3027042U JP 1995011640 U JP1995011640 U JP 1995011640U JP 1164095 U JP1164095 U JP 1164095U JP 3027042 U JP3027042 U JP 3027042U
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JP
Japan
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comb
hair
hair color
protrusions
protrusion
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Application number
JP1995011640U
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English (en)
Inventor
勝巳 星野
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勝巳 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭部等の毛髪に1回押し当てるだけで毛髪を複
数束掬い取ることのできるヘアカラー用コームを提供す
る。 【解決手段】把持部1と、これに続く櫛部2とを備えて
おり、上記櫛部2の複数の櫛歯4に、毛髪を掬い取るた
めの突起5が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、美容院等で毛染めする際に用いられるヘアカラー用コームに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、美容院等で毛染めする場合に、毛髪全体を毛染めするのではなく、筋状 に部分毛染めすることがよく行われている。このような部分毛染めに際しては、 通常、図4に示すような握り部11aが先細り状に形成された櫛11や、図5に 示すような一端が先細り状に形成されその先端に鉤12aが形成された編み針状 の棒体12や、図6に示すような握り部13aが先細り状に形成されその先端に 鉤13bが形成されたヘアカラーブラシ13等がよく用いられている。図におい て、14は櫛部であり、15ははけ部である。そして、上記櫛11を用いる場合 には、その先細り状に形成された握り部11aで毛髪を1束掬い取り、この掬い 取った毛髪をクリップ等で別の毛髪に保持したのち、再度上記握り部11aで毛 髪を1束掬い取るという作業が繰り返し行われる。また、編み針状の棒体12を 用いる場合には、その鉤12aの先で毛髪を1束掬い取り、この掬い取った毛髪 を、上記櫛11の場合と同様に、クリップ等で別の毛髪に保持したのち、再度上 記鉤12aの先で毛髪を1束掬い取るという作業が繰り返し行われる。また、ヘ アカラーブラシ13を用いる場合にも、上記棒体12の場合と同様に、その鉤1 3bの先で毛髪を1束掬い取り、この掬い取った毛髪をクリップ等で別の毛髪に 保持したのち、再度上記鉤13bの先で毛髪を1束掬い取るという作業が繰り返 し行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の櫛11や編み針状の棒体12やヘアカラーブラシ13を 用いる場合には、1回の作業で毛髪を1束しか掬い取ることができないという問 題がある。そこで、1回の掬い取り作業で毛髪を複数束掬い取ることのできるヘ アカラー用コームが強く要望されている。
【0004】 この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、頭部等の毛髪に1回押し 当てるだけで毛髪を複数束掬い取ることのできるヘアカラー用コームの提供をそ の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案のヘアカラー用コームは、把持部と、こ れに続く櫛部とを備え、上記櫛部の複数の櫛歯に、毛髪を掬い取るための突起が 設けられているという構成をとる。
【0006】
【考案の実施の形態】
すなわち、この考案のヘアカラー用コームは、把持部と、これに続く櫛部を備 えており、上記櫛部の複数の櫛歯に、毛髪を掬い取るための突起が設けられてい る。このようなヘアカラー用コームを用いて毛染めする場合には、上記把持部を 手で持ち、上記櫛部を頭部等の毛髪に押し入れたのち引き出すことが行われる。 これにより、上記櫛部の複数の櫛歯に設けた突起で複数の毛束を掬い取ることが できる。ついで、この掬い取った複数の毛束をそれぞれクリップ等で毛髪に止め る。また、このヘアカラー用コームに形成された突起の個数以上に毛束を掬い取 る場合には、この作業をあと数回繰り返すことが行われる。そののち、上記毛束 に毛染めすることが行われる。上記のように、この考案のコームでは、一回の掬 い取り作業で複数の毛束を掬い取ることができる。
【0007】 また、この考案において、突起が櫛歯の先端部に設けられている場合には、頭 皮付近の毛髪を掬い取ることができるし、突起が櫛歯の中央部に設けられている 場合には、中間付近の毛髪を掬い取ることができるし、突起が櫛歯の付け根部に 設けられている場合には、表面付近の毛髪を掬い取ることができる。また、突起 を設けた櫛歯が一つ置きに配置されている場合には、毛束同士を所望の間隔に離 すことができるし、全ての櫛歯に突起が設けられている場合には、一回の掬い取 り作業で多くの毛束を掬い取ることができる。また、突起が櫛歯からその付け根 側に向かって傾斜状に突出している場合には、掬い上げる途中で突起から毛髪が 抜け落ちることがない。また、突起が櫛歯に対して直交する方向に突出している 場合には、幅の広い毛束にすることができる。
【0008】 つぎに、この考案の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】 図1はこの考案の一実施の形態を示すヘアカラー用コームの側面図である。図 において、1は後部の把持部であり、2は前部の櫛部であり、3はこの櫛部2の 上面に設けられたはけ部である。上記櫛部2には、15本の櫛歯4(前後両端の 櫛歯4は、これらの間の13本の櫛歯4より幅広に形成されている)が設けられ ており、そのうち、前側の14本の櫛歯4が等間隔に配置されている(後端の2 本の櫛歯4間の間隔は狭くなっている)。また、前端の櫛歯4およびこれから1 つ置きに並べられた各櫛歯4に突起5が設けられている(すなわち、7本の櫛歯 4に突起5が設けられている)。これら各突起5は、図2に示すように、細長く て短かい板片からなり、上方に(櫛歯4の付け根側に)向かって傾斜するように 取付けられている。これにより、突起5が設けられた櫛歯4は、その先端部が鉤 状になっている。
【0010】 このようなヘアカラー用コームを用いて毛染めする場合には、上記把持部1を 手で持ち、上記櫛部2を頭部の毛髪に押し入れ、櫛歯4の7本の突起5で毛束を 掬い、その状態で櫛部2を引き上げる。ついで、この掬い取った7本の毛束をク リップ等で止め、これらの毛束を所望の色に毛染めする。
【0011】 上記のように、このコームを用いると、1回の掬い取り作業で複数の毛束を掬 い取ることができる。しかも、櫛歯4の先端部に突起5が設けられているため、 頭皮近くの毛髪まで掬い取ることができ、また、上方に傾斜した突起5により確 実に掬い取ることができる。
【0012】
【実施例】
この考案の実施例を説明する。この実施例では、全長210mm,各櫛歯4間 の間隔4mm,各櫛歯4の長さ22mm,突起5の長さ4.5mm,突起4の傾 斜角度50°に設定されている。
【0013】 なお、上記実施の形態では、突起5を櫛歯4の先端部に設けているが、これに 限定するものではなく、図3に示すように、突起5を櫛歯4の中央部に設けても よいし、また、櫛歯4の付け根部に設けてもよい。また、上記実施の形態では、 突起5を設けた櫛歯4を一つ置きに配置しているが、これに限定するものではな く、全ての櫛歯4に突起5を設けてもよい。また、上記実施の形態では、突起5 を櫛歯4に対して傾斜させているが、これに限定するものではなく、櫛歯4に対 して直交する方向に突出させてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、この考案のヘアカラー用コームによれば、一回の掬い取り作業 で複数の毛束を掬い取ることができる。また、この考案において、突起が櫛歯の 先端部に設けられている場合には、頭皮付近の毛髪を掬い取ることができるし、 突起が櫛歯の中央部に設けられている場合には、中間付近の毛髪を掬い取ること ができるし、突起が櫛歯の付け根部に設けられている場合には、表面付近の毛髪 を掬い取ることができる。また、突起を設けた櫛歯が一つ置きに配置されている 場合には、毛束同士を所望の間隔に離すことができるし、全ての櫛歯に突起が設 けられている場合には、一回の掬い取り作業で多くの毛束を掬い取ることができ る。また、突起が櫛歯からその付け根側に向かって傾斜状に突出している場合に は、掬い上げる途中で突起から毛髪が抜け落ちることがない。また、突起が櫛歯 に対して直交する方向に突出している場合には、幅の広い毛束にすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施の形態を示すヘアカラー用コ
ームの側面図である。
【図2】上記ヘアカラー用コームを下から見た図であ
る。
【図3】この考案のヘアカラー用コームの変形例を示す
側面図である。
【図4】従来例を示す説明図である。
【図5】他の従来例を示す説明図である。
【図6】さらに他の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 把持部 2 櫛部 3 はけ部 4 櫛歯 5 突起

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部と、これに続く櫛部とを備え、上
    記櫛部の複数の櫛歯に、毛髪を掬い取るための突起が設
    けられていることを特徴とするヘアカラー用コーム。
  2. 【請求項2】 突起が櫛歯の先端部に設けられている請
    求項1記載のヘアカラー用コーム。
  3. 【請求項3】 突起が櫛歯の中央部に設けられている請
    求項1記載のヘアカラー用コーム。
  4. 【請求項4】 突起が櫛歯の付け根部に設けられている
    請求項1記載のヘアカラー用コーム。
  5. 【請求項5】 突起を設けた櫛歯が一つ置きに配置され
    ている請求項1記載のヘアカラー用コーム。
  6. 【請求項6】 全ての櫛歯に突起が設けられている請求
    項1記載のヘアカラー用コーム。
  7. 【請求項7】 突起が櫛歯からその付け根側に向かって
    傾斜状に突出している請求項1記載のヘアカラー用コー
    ム。
  8. 【請求項8】 突起が櫛歯に対して直交する方向に突出
    している請求項1記載のヘアカラー用コーム。
  9. 【請求項9】 突起が鉤状に形成されている請求項1記
    載のヘアカラー用コーム。
JP1995011640U 1995-11-02 1995-11-02 ヘアカラー用コーム Expired - Lifetime JP3027042U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3424718B2 (ja) 1996-07-03 2003-07-07 花王株式会社 染毛用櫛
JP2020163036A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 萩原 豊 髪染め補助具、髪染め用櫛

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3424718B2 (ja) 1996-07-03 2003-07-07 花王株式会社 染毛用櫛
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