JP3142482B2 - 毛染め用櫛 - Google Patents

毛染め用櫛

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JP3142482B2 JP08125337A JP12533796A JP3142482B2 JP 3142482 B2 JP3142482 B2 JP 3142482B2 JP 08125337 A JP08125337 A JP 08125337A JP 12533796 A JP12533796 A JP 12533796A JP 3142482 B2 JP3142482 B2 JP 3142482B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭髪を染めるのに使
用される毛染め用櫛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】頭髪を染める場合、従来は、容器入りの
染毛液をそのまま頭髪に塗り付けたり、髪を小分けにし
ておいて、小分けにした髪に染毛液を刷毛で塗布するな
どしていた。この場合、染毛液が直接頭皮に付着するた
め頭皮も染まってしまうとか、頭皮が染毛液の薬品成分
でかぶれるといったことがあった。
【0003】前記問題を解決するため、従来は、少量の
頭髪を櫛ですいて頭髪を頭皮から離し、離した部分を刷
毛で染毛液を塗布して、染毛液が頭皮につかないように
することも行われている。この際に使用する櫛は従来一
般に使用されている櫛であり、その一例としては図5に
示す様なものがある。この櫛は櫛本体Aに櫛歯Bが同じ
高さで設けられているものである。櫛歯Bが突設されて
いる長さは櫛の大きさにもよるが、通常は約10〜15
cmである。
【0004】前記の様に櫛を使用して頭髪を染めるに
は、まず、左手で櫛を持ち、櫛歯Bを頭皮にあてて少量
の頭髪を櫛歯Bで下方から上方に或は上方から下方にす
くう。できるだけ頭髪の根元まで染毛液で染めるため、
櫛ですくった頭髪の根元にできるだけ近い部分に刷毛等
で染毛液を塗布する。この場合、上方の頭髪は毛染めの
邪魔にならない様にヘアーピンで上に止めておく。この
作業を繰返して頭髪の所望箇所を染める。染め終った後
は暫くそのままにしておいて、頭髪が染まってから染毛
液を洗い流す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の櫛を使
用して頭髪を染める場合は次の様な問題があった。(1) 全ての櫛歯の高さが同じであり、櫛歯の数が多
く、櫛が直線であるため、櫛歯を球面である頭皮にあて
ても櫛が頭の球面に馴染みにくく、頭髪をすくいにくい
とか、頭髪の根元に近い部分に染毛液を塗布しにくいと
かという問題があった。(2) 球面である頭皮と櫛との接触面積が狭いため、一
度にすくうことができる頭髪の量が少ない。そのため一
度に染めることのできる頭髪量も少なくなり、染毛の作
業能率が悪かった。
【0006】本発明の目的は頭髪を染める時に染毛液が
頭皮につきにくく、効率よく染めることのできる毛染め
用櫛を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
毛染め用櫛は、図1(a)に示す様に、把持部9を備え
た櫛本体1の先端側の数cmの長さに亙って複数本の櫛
歯2を一列に突設して櫛歯群3を形成し、櫛歯群3の配
列方向両端側にその中央部から外側に次第に短くなる傾
斜部4を設けてなるものである。
【0008】本発明のうち請求項2の毛染め用櫛は、図
1(a)に示す様に、把持部9を備えた櫛本体1の先端
側の数cmの長さに亙って複数本の櫛歯2を一列に突設
して櫛歯群3を形成し、その櫛本体1のうち櫛歯群3が
形成されている部分5(図1(b))を湾曲させてなる
ものである。
【0009】本発明のうち請求項3の毛染め用櫛は、図
1に示す様に、把持部9を備えた櫛本体1の先端側の数
cmの長さに亙って複数本の櫛歯2を一列に突設して櫛
歯群3を形成し、その櫛歯群3の配列方向両端側にその
中央部から外側に次第に短くなる傾斜部4を設け、その
櫛本体1のうち櫛歯群3が形成されている部分5(図1
(b))を櫛本体1の表面6又は裏面7側に湾曲させて
なるものである。
【0010】本発明のうち請求項4の毛染め用櫛は、図
2に示す様に、把持部9を備えた櫛本体1の長手方向一
端側に複数本の櫛歯2を突設して櫛歯群3形成、他
端側に櫛歯2の本数が前記櫛歯群3よりも少ない少櫛歯
群8形成、両櫛歯群3、8間に把持部9形成して
なるものである。
【0011】
【発明の実施の形態1】本発明の毛染め用櫛の実施の形
態の一例を図1に基づいて詳細に説明する。この毛染め
用櫛は櫛本体1の長手方向一端側に多数本の櫛歯2を突
設して櫛歯群3を設け、櫛歯群3と反対側に把持部9を
設けてなる。櫛歯群3のうちの櫛歯2は、その配列方向
両端部を次第に短くして傾斜部4としてある。櫛歯群3
のうち櫛歯2の長さが同じである中央部の幅Wは約4c
mであり、最長部の櫛歯2の長さMは約2cmである。
櫛歯2の長さが長過ぎると短い頭髪がすくいにくくなる
ため、すくい易い長さの2cm程度としてある。前記の
様に櫛歯2を段階的に短く形成して傾斜部4を設ける
と、櫛歯2を頭皮に当て易く、所望量の頭髪を櫛ですく
い易く、頭髪に染毛液を塗布し易くなる。図1に示す櫛
本体1は長さAが17cm、櫛本体1の肉厚Bが3m
m、櫛本体1の幅Dが5mmに形成されている。
【0012】櫛本体1のうち櫛歯群3が設けられている
部分5は図1(b)に示すように、櫛本体1の軸線X−
Xよりも櫛本体1の表面6側に湾曲させてある。この湾
曲は櫛歯群3で頭髪をすくうときに櫛歯群3が頭のカー
ブに沿い易くなる(馴染みやすくなる)程度のカーブに
してある。櫛本体1はその裏面7側に湾曲させることも
できる。
【0013】把持部9は櫛本体1のうち櫛歯群3が形成
されていない部分に形成されている。この把持部9は握
ることのできる長さとしてあり、その太さ(幅)は約
0.5cmとしてある。把持部9には滑り止めを設けた
り、手で握り易くするための窪みを設けたり、または把
持部9の端部を先細りにして髪を分けやすくする機能を
付与することも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態2】本発明の毛染め用櫛の実施の形
態の第2の例を図2に基づいて詳細に説明する。この毛
染め用櫛は櫛本体1の長手方向一端側に複数本の櫛歯2
を突設して櫛歯群3を設け、長手方向他端側にそれより
も櫛歯2の本数が少ない少櫛歯群8を設け、この2つの
櫛歯群3、8間に櫛歯の無い把持部9を設けてなる。櫛
歯群3のうちの櫛歯2はその配列方向両端部を次第に短
くして傾斜部4とし、少櫛歯群8のうちの櫛歯2はその
配列方向両端部を次第に短くして傾斜部4としてある。
【0015】図2に示す櫛本体1は長さAが17cm、
櫛本体1の肉厚Bが3mm、櫛本体1の幅Dが5mmに
形成されている。歯数の多い櫛歯群3は傾斜部4を除い
た部分の幅Wが約4cm、最長部の櫛歯2の長さMが約
2cmである。櫛歯2の長さが長過ぎると短い頭髪がす
くいにくくなるため、すくい易い長さの2cm程度とし
てある。歯数の少ない少櫛歯群8は幅Lが約1cm、そ
の少櫛歯群6中の最長部の櫛歯2の長さNが約1.5c
mである。これらの寸法は使用し易い任意の寸法に選択
することができる。櫛歯群3の櫛歯2の間隔(櫛目)は
細かい方が染毛液が櫛目を通って頭皮に付着しにくくな
るため、細かくするのが望ましい。また、櫛目を細かく
すると薄い頭髪でもすくい易くなる。
【0016】
【使用例1】本発明の毛染め用櫛は以下のようにして使
用する。まず、左手で櫛を持ち、図3(a)に示すよう
に櫛歯群3を頭皮10にあてて少量の頭髪を櫛歯2で上
方に向かってすくう。この場合、櫛本体1が図1(b)
の様に湾曲しているので櫛歯群3を頭皮10に密着させ
ることができ、所望量の頭髪をすくうことができる。櫛
歯群3で頭髪をすくったら、図3(b)に示すように櫛
を頭皮10に密着させたまま頭髪の根元までスライドさ
せ、図3(c)に示すように櫛歯2の間隔(櫛目)から
はみ出している頭髪に刷毛等で染毛液を塗る。塗り終え
たら次の部分の頭髪を櫛ですくって前回と同様に頭髪に
染毛液を塗る。この作業を繰り返して頭髪全体に染毛液
を塗る。塗り終った後はしばらくそのままおいておき、
頭髪に染毛液が着色されるのを待つ。着色が確認された
後は、染毛液を洗い流す。
【0017】長い頭髪を染める場合は、頭髪を小分けに
して夫々の頭髪の先を頭の上にヘアーピンで止めてお
く。染毛液は後頭部から前頭部へと塗っていくと塗り易
いので、後頭部の下方の頭髪へ塗布したら、ヘアーピン
を外してその上方の頭髪を下ろし、その上方の頭髪をヘ
アーピンで止め、先に下ろした頭髪を本発明の毛染め用
櫛を使用して刷毛等で染毛液を塗布する。
【0018】
【使用例2】もみ上げや襟足等の狭い部分を染めるに
は、図2に示す毛染め用櫛の少櫛歯群8を使用する。こ
の場合は図4に示すように少櫛歯群8でもみ上げを下方
から上方にすくい上げて頭髪に染毛液を塗布する。
【0019】
【発明の効果】(1)本発明のうち請求項1の毛染め用
櫛は、櫛歯群3の幅が狭いので頭髪をすくい易くなり、
染め易くもなり、作業能率が向上する。しかも、すくっ
た頭髪の下に櫛が介在するため染毛液が頭皮に付着する
虞れも無い。
【0020】(2)本発明のうち請求項2の毛染め用櫛
は、櫛本体1が湾曲しているため球面である頭皮に櫛を
あてがい易く、所望量の頭髪を確実にすくうことができ
る。
【0021】(3)本発明のうち請求項3の毛染め用櫛
は、櫛歯群3の幅が狭く、櫛本体1が湾曲しているた
め、請求項1と請求項2の毛染め用櫛の両方の良さが発
揮される。
【0022】(4)本発明のうち請求項4の毛染め用櫛
は、幅の異なる櫛歯群3と少櫛歯群8が設けられている
ため、もみあげのように狭い箇所を染めるときはその少
櫛歯群8を使用して染めることができ、染め易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毛染め用櫛の第一の実施形態を示す斜
視図。
【図2】本発明の毛染め用櫛の第二の実施形態を示す斜
視図。
【図3】本発明の毛染め用櫛の使用例1を示す説明図。
【図4】本発明の毛染め用櫛の使用例2を示す説明図。
【図5】従来の櫛の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 櫛本体 2 櫛歯 3 櫛歯群 4 傾斜部 5 櫛歯群が形成されている部分 6 表面 7 裏面 8 少櫛歯群 9 把持部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持部(9)を備えた櫛本体(1)の先端
    側の数cmの長さに亙って複数本の櫛歯(2)を一列に
    突設して櫛歯群(3)を形成し、櫛歯群(3)の配列方
    向両端側にその中央部から外側に次第に短くなる傾斜部
    (4)を設けてなることを特徴とする毛染め用櫛。
  2. 【請求項2】把持部(9)を備えた櫛本体(1)の先端
    側の数cmの長さに亙って複数本の櫛歯(2)を一列に
    突設して櫛歯群(3)を形成し、その櫛本体(1)のう
    ち櫛歯群(3)が形成されている部分(5)を湾曲させ
    てなることを特徴とする毛染め用櫛。
  3. 【請求項3】把持部(9)を備えた櫛本体(1)の先端
    側の数cmの長さに亙って複数本の櫛歯(2)を一列に
    突設して櫛歯群(3)を形成し、櫛歯群(3)の配列方
    向両端側にその中央部から外側に次第に短くなる傾斜部
    (4)を設け、その櫛本体(1)のうち櫛歯群(3)が
    形成されている部分(5)を櫛本体(1)の表面(6)
    又は裏面(7)側に湾曲させてなることを特徴とする毛
    染め用櫛。
  4. 【請求項4】把持部(9)を備えた櫛本体(1)の長手
    方向一端側に複数本の櫛歯(2)を突設して櫛歯群
    (3)形成、他端側に櫛歯(2)の本数が前記櫛歯
    群(3)よりも少ない少櫛歯群(8)形成、両櫛歯
    群(3、8)間に把持部(9)形成してなることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の毛染
    め用櫛。
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