JP3055648U - ヘアーピン - Google Patents

ヘアーピン

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JP3055648U
JP3055648U JP1998005024U JP502498U JP3055648U JP 3055648 U JP3055648 U JP 3055648U JP 1998005024 U JP1998005024 U JP 1998005024U JP 502498 U JP502498 U JP 502498U JP 3055648 U JP3055648 U JP 3055648U
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JP
Japan
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holding piece
hair
upper holding
hairpin
peaks
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JP1998005024U
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English (en)
Inventor
勝義 鎌田
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Goriki Kogyo Co Ltd
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Goriki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の横ずれを防止、毛髪の挟持力増大によ
る抜け落ち防止を図る。 【解決手段】 上部挟持片2の長さ方向の中間部に上向
凸状の山部5,6が、間隔をおいて2つ設けられ、前記
上部挟持片2の3箇所に、不使用状態においてこれに対
向する下部挟持片3に面接触するか又は、平行状でかつ
可及的に近接するように構成された毛髪挟持谷部7,
8,9が設けられ、前記2つの山部5,6が上部挟持片
2を長さ方向に略3分割するように、上部挟持片2の前
端と2つの山部5,6と上部挟持片2の後端とが略等間
隔をおいて配置され、前記山部5,6間の毛髪挟持谷部
7の長さが、他の毛髪挟持谷部8,9の長さよりも大に
形成され、前記各山部5,6の上方突出する高さが、前
記ガイド部10の上方突出する高さよりも低く形成され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、整髪等に用いられるヘアーピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘアーピンは、人の頭髪を整える際等に古くから使用されており、図6に例示 する形状のものが一般的である。 このヘアーピン21は、バネ鋼製の細帯条を素材として折曲形成したもので、 前端に掬い部22を有し全体が緩やかな凸弧状の下部挟持片23を形成し、この 下部挟持片23の後端を上方に反転折曲して前端に前上方へ傾斜したガイド部2 4を有し、かつその長さが前記下部挟持片23より短くされた緩やかな凸弧状を 呈する上部挟持片25を、前記下部挟持片23の上部に弾性的に重合して構成し たものである。なお、前記上・下部挟持片25,23の各前端に、合成樹脂製の 端部保護玉部26,27が被着されている(例えば実公平6−39604号公報 参照)。
【0003】 上記ヘアーピン21は、その使用に際し、両手指で上下各部挟持片25,23 をその弾性に抗して各前端を開いてその状態で片手指で摘むか、若しくは、片手 指で摘んだ状態で下部挟持片23の前端を歯でくわえつつこれを開くかして、前 端玉部26が頭皮をこするように前進させることにより、下部挟持片23の前端 の掬い部22で毛髪は掬い上げられるように順次後方に移動して挿入されるので 、その後、手指をヘアーピン21から離すこことにより、上下各部挟持片25, 23によって毛髪28が図9に示すように好適に挟持される。
【0004】 しかし、前記上下各部挟持片25,23は、その前端部の挟持力が弱く、かつ 毛髪28を挟むと前端部が互いに上下に広がり、毛髪28が前端側(図7に矢印 イで示す方向)に横ずれするという難点がある。 従来、毛髪28の横ずれを防止するために、上部挟持片25を図8に示すよう に波形としたヘアーピン31が案出されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、 図8に示す従来のヘアーピン31は、上部挟持片25の波形谷部 25Bが、使用いない状態において下部挟持片23に対して線又は点接触してお り、図9に示すように毛髪28を挟んだとき、上部挟持片25の波形により毛髪 28の横ずれを防止できるが、上下両挟持片25,23の特に山部25Aによる 毛髪28の挟持力が弱く、ヘアーピン31が毛髪の長さ方向に移動して抜け落ち 易いという問題がある。
【0006】 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、毛髪の挟持力を増大させ、毛髪の横ずれを防止しかつ毛髪の長さ方向に移動 するのを防止して抜け落ち難くできるヘアーピンを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、前端に掬い部を有する下部挟持片と、前端にガイド部を有す る上部挟持片とが後端で連なりかつ弾性的に重合されているヘアーピンおいて、 前記上部挟持片の長さ方向の中間部に上向凸状の山部が、間隔をおいて2つ設け られ、前記上部挟持片の山部間と、上部挟持片の前端と山部との間と、上部挟持 片の後端と山部との間の3箇所に、不使用状態においてこれに対向する下部挟持 片に面接触するか又は、平行状でかつ可及的に近接するように構成された毛髪挟 持谷部が設けられ、前記2つの山部が上部挟持片を長さ方向に略3分割するよう に、上部挟持片の前端と2つの山部と上部挟持片の後端とが略等間隔をおいて配 置され、前記山部間の毛髪挟持谷部の長さが、他の毛髪挟持谷部の長さよりも大 に形成され、前記各山部の上方突出する高さが、前記ガイド部の上方突出する高 さよりも低く形成されている点に特徴がある。
【0008】 このヘアーピンを整髪に使用する場合、前記上下両部挟持片の各前端を手指で 開き、若しくはそのままで下部挟持片を、頭部の表面に対して若干傾斜をつけて その掬い部先端を頭皮に軽く接触する程度に位置させ、かつ前進させて掬い部で 毛髪を掬い上げ、この毛髪を順次後方に移動させて挿入する。 その後、手指をヘアーピンから離すと、上下両部挟持片により毛髪を強力に挟 持する。このとき、毛髪は、上部挟持片の山部により、その横ずれが防止される と共に、上下両部挟持片の略平行状に対向する両面により強力にかつ均等に挟持 され、したがって、ヘアーピンが毛髪に対してその長さ方向にずれることがなく 、整髪がし易く、かつ安定的に長時間保持され、抜け落ちることもない。
【0009】 そして、前記山部は、その高さを同一にすると共に、形を二等辺三角形にする のが好ましく、外観体裁を良くすることができる。 さらに、本考案に係るヘアーピンは、毛髪の色等(毛髪染料の色又はその反対 色等)に対応して着色されたものとすることができる。このヘアーピンの着色は 、各種複数色準備することで、使用者の好みに合ったものを選択でき、使用者の 個性を生かすことができる。なお、着色は、1個のヘアーピンについて1色又は 、複数色とすることがでる。
【0010】 また、前記上下各部挟持片は、全体が緩やかな凸弧状とすることができ、その 前端を一方が他方よりも長くなるように構成するのが好ましく、さらには、両挟 持片前端に合成樹脂製等の頭皮保護用玉部を被着したものとすることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1〜図4は、本考案に係るヘアーピン1の第一の実施形態を示している。 このヘアーピン1は、全体をバネ鋼の細帯条を素材として形成したものであり 、全体を緩やかな凸弧状とした上下部挟持片2,3が後端部4で連なりかつ弾性 的に重合されている。即ち、下部挟持片3の後端を反転折曲して前方へ延びた部 分が上部挟持片2とされ、該上部挟持片2には長手方向(前後方向)中間部に間 隔をもって2つの上向凸状の山部5,6が形成され、該山部5,6の間及び前後 に、下部挟持片3の対向面に面接触する毛髪挟持谷部7,8,9が設けられてい る。
【0012】 そして、上部挟持片2の前端には、前上方に傾斜(好ましくは15〜20度の 傾斜角度で傾斜)したガイド部10が設けられている。また、下部挟持片3の前 端は、ガイド部10よりも長く前方に延びて掬い部11とされている。前記ガイ ド部10及び掬い部11の前端には、合成樹脂製の頭皮保護用の玉部12,13 が被着されている。
【0013】 前記上部挟持片2の山部5,6は、図4に示しているように、その高さHが同 じで、形状が二等辺三角形とされており、外観体裁のよいものとなっている。 次に、上記第一実施形態の使用方法を図3を参照して説明する。 まず、ヘアーピン1の上下両部挟持片2,3の前端を、前述のように手指等に より開き、下部挟持片9を頭部の表面14に略沿うように位置させると共に掬い 部11の玉部13を頭皮に軽く接触させ、かつこするように前進させることによ り、毛髪15は上部挟持片2前端のガイド部10で案内されつつ、下部挟持片3 の掬い部11で掬い上げられるように順次後方に移動して挿入される。その後、 所謂の位置までヘアーピン1を進めてから、手指をヘアーピン1から離すことに より、上下両部挟持片2,3の特に上部挟持片2の前記谷部7,8,9とこれに 対向する上部挟持片3の対向面によって毛髪15を好適に挟持し、図3に示す状 態となる。
【0014】 なお、前記上部挟持片2の前記谷部7,8,9は、これに対向する下部挟持片 3の対向面と略平行状態を保つので、両片2,3間の毛髪15を強力に挟持し、 したがって、ヘアーピン1が毛髪15に固定され、毛髪から抜け落ちることはな い。しかも、2つの山部5,6の存在によって、毛髪の15の横ずれを確実に防 止できる。
【0015】 また、上記第一実施形態において、ヘアーピン1の色は、毛髪15の色(染毛 したものを含む)に応じた色又はその反対色の例えば、ナチュラルブラック、ナ チュラルブラウン、ライトブラウン、レッドブラウン、イエローブラウン、ブロ ンド、シルバーグレー、ブライダルホワイト、ブルー等に1色に着色したもの、 或いはこれらの複数色を着した複数種の準備をすることにより、使用者の顔色に マッチした或いは好みの色のものを選択して使用でき、使用者の個性を生かしか つファッション性を高めることができる。
【0016】 図5は、本考案に係るヘアーピン1の第二実施形態を示し、第一実施形態と異 なるところは、上部挟持片2の前後の挟持谷部8,9が、不使用状態において下 部挟持片3の対向面から若干浮いている点であるが、使用状態では第一実施形態 と同等の作用効果を奏する。したがって、図1と同符号を付し詳細説明は省略す る。
【0017】 上記各実施形態において、挟持谷部7,8,9のうち、下部挟持片3と接触す るとされているが、製作上接触しない場合もあり、面接触またはこれに可及的に 近接する略平行状(弧状で間隔が略均一なものを含む)であって、十分な弾性を 備えた毛髪挟持力があればよい。 また、ヘアーピン1の材質は、バネ鋼の細帯条を素材として形成したものに限 定されないこと勿論であり、着色は素材そのものの色を含んでおり、第二乃至第 四実施形態においても第一実施形態と同様に着色したものとすることができる。 さらに、前記山部5,6は、上部挟持片2の前端側に1つあれば足りるが、4つ 又は5つ等とすることができ、その形状・大きさを任意に選定でき、しかも、ヘ アーピン1の長さも任意のものを複数種採用可能である。そして、前記山部5, 6,6Aは上部挟持片2に代え下部挟持片3側に設け、或いは両挟持部2,3に 対向して設けることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、前端に掬い部を有する下部挟持片と、前端にガイド 部を有する上部挟持片とが後端で連なりかつ弾性的に重合されているヘアーピン おいて、前記上部挟持片の長さ方向の中間部に上向凸状の山部が、間隔をおいて 2つ設けられ、前記上部挟持片の山部間と、上部挟持片の前端と山部との間と、 上部挟持片の後端と山部との間の3箇所に、不使用状態においてこれに対向する 下部挟持片に面接触するか又は、平行状でかつ可及的に近接するように構成され た毛髪挟持谷部が設けられ、前記2つの山部が上部挟持片を長さ方向に略3分割 するように、上部挟持片の前端と2つの山部と上部挟持片の後端とが略等間隔を おいて配置され、前記山部間の毛髪挟持谷部の長さが、他の毛髪挟持谷部の長さ よりも大に形成され、前記各山部の上方突出する高さが、前記ガイド部の上方突 出する高さよりも低く形成されているので、強い毛髪挟持力を備え、毛髪からヘ アーピンが抜け落ちることがなく、整髪を容易にかつ安定的に能率よく行なうこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】同実施形態の使用状態説明図である。
【図4】同実施形態の要部拡大側面図である。
【図5】本考案の第二実施形態を示す側面図である。
【図6】一般的なヘアーピンを示す側面図である。
【図7】図8に示すヘアーピンの使用状態説明図であ
る。
【図8】従来例を示す側面図である。
【図9】従来例の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 ヘアーピン 2 上部挟持片 3 下部挟持片 4 後端部 5 山部 6 山部 6A 山部 7 挟持谷部 7A 挟持谷部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端に掬い部を有する下部挟持片と、前
    端にガイド部を有する上部挟持片とが後端で連なりかつ
    弾性的に重合されているヘアーピンおいて、 前記上部挟持片の長さ方向の中間部に上向凸状の山部
    が、間隔をおいて2つ設けられ、前記上部挟持片の山部
    間と、上部挟持片の前端と山部との間と、上部挟持片の
    後端と山部との間の3箇所に、不使用状態においてこれ
    に対向する下部挟持片に面接触するか又は、平行状でか
    つ可及的に近接するように構成された毛髪挟持谷部が設
    けられ、 前記2つの山部が上部挟持片を長さ方向に略3分割する
    ように、上部挟持片の前端と2つの山部と上部挟持片の
    後端とが略等間隔をおいて配置され、前記山部間の毛髪
    挟持谷部の長さが、他の毛髪挟持谷部の長さよりも大に
    形成され、前記各山部の上方突出する高さが、前記ガイ
    ド部の上方突出する高さよりも低く形成されていること
    を特徴とするヘアーピン。
  2. 【請求項2】 前記山部の高さが夫々同一とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアーピン。
  3. 【請求項3】 前記山部の形が二等辺三角形とされてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘアーピ
    ン。
  4. 【請求項4】 ヘアーピンが毛髪の色等に対応して着色
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のヘアーピン。
JP1998005024U 1998-07-08 1998-07-08 ヘアーピン Expired - Lifetime JP3055648U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226541A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 元永 公二 帯状類締結用弾力材線

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