JPS5817457Y2 - 洗髪用ヘアブラシ - Google Patents

洗髪用ヘアブラシ

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Publication number
JPS5817457Y2
JPS5817457Y2 JP1978118677U JP11867778U JPS5817457Y2 JP S5817457 Y2 JPS5817457 Y2 JP S5817457Y2 JP 1978118677 U JP1978118677 U JP 1978118677U JP 11867778 U JP11867778 U JP 11867778U JP S5817457 Y2 JPS5817457 Y2 JP S5817457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
bristle
washing
brush
hairbrush
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978118677U
Other languages
English (en)
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JPS5534478U (ja
Inventor
哲雄 佐々木
篤 鈴木
Original Assignee
花王株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5534478U publication Critical patent/JPS5534478U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブラシ台の突起部にブリッスルを植毛して成
る新規な洗髪用ヘアブラシに関する。
洗髪時にヘアブラシを使用する人の割合は約65%と高
い。
又髪のもつれの程度、頭皮の状態或いは毛髪の物理的な
性質が乾燥状態と洗髪時では大きく違っているにもかか
わらず、これまで洗髪用のヘアブラシ或いは洗髪時のブ
ラッシングについては検討された例がほとんどない。
そのため洗髪に使われるヘアブラシの大部分は普段ブラ
ッシングにイ吏うヘアブラシ或同一のもので゛あり、シ
ャンプーブラシと称するものはあっても、洗髪時にヘア
ブラシが手から滑り落ちないように単に握り部だけを変
えたものに過ぎながった。
本考案者等は、乾燥状態及び洗髪時の毛髪及び頭皮の状
態の違い等の各種観点がら検討し、機能及び使用感の優
れた洗髪用ヘアブラシを考案した。
ヘアブラシ及びブラッシングの立場がら乾燥状態と洗髪
時とを比較すると第1表に示したようにまとめることが
できる。
上記第1表から洗髪時の毛髪の状態及び要求されるヘア
ブラシの機能は、乾燥状態でのそれらとは大きく違って
おり、洗髪には洗髪に適したヘアブラシが必要であるこ
とが分る。
さて、洗髪に適したヘアブラシの構造を第1表から考え
てみると次の様になる。
第1表に示す■、■、及び■・の事項即ち毛髪が柔かく
なっていてしがもちつれがひどいので梳く時非常に大き
な力が毛髪にががるという条件に対しては、もつれを梳
き易いように硬くて撓みの少ないブリッスルを疎に配置
することが必要である。
一方■及び■の事項即ち柔がくなって刺激に対して敏感
になっている皮膚を傷めず洗浄効果をあげるという条件
に対しては、柔がいブリッスルを密に配置する必要があ
る。
また■の条件から整髪効果は通常の櫛と同等以上であれ
ば充分である。
以上を整理すると毛髪のもつれ梳きの点がらは硬いブリ
ッスルを疎に配置することが要求され、頭皮の洗浄、マ
ツサージの点からは柔がいブリッスルを密に配置するこ
とが必要であるという矛盾したブラシの構造ができあが
る。
この矛盾を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本考案
者等は、第1図に示すように頭皮の洗浄・マツサージに
適した球状成形部4を有する柔かいブリッスル3をブラ
シ台1の突起部に植え込むことによって理想的な洗髪用
ヘアブラシを得ることができた。
次に本考案を図面によって更に詳しく説明する。
第2図は本考案ヘアブラシの一部切欠拡大図である。
両端に球状成形部4を有するブリッスル3をブラシ台1
に設けられた突起部2に植え込む。
突起部はブリッスル3より太いため撓みが小さく、毛髪
のもつれ梳きの役割を果たすことができる。
一方先端に球状成形部4を有する柔がいブノツスルは頭
皮を傷つけることなく充分な洗浄・マツサージ効果を発
揮できる。
ここでブリッスル3に関しては (イ)ブリッスルの直径が0.35〜0,75mm(ロ
)ブリッスルの長さが10〜27mm好ましくは10〜
20 mm (ハ)ブリッスルが2〜6本の束植え (ニ)先端にブリッスルの直径の1.2〜2.5倍の直
径の球状成形部4を有すること。
の4項目の条件を具備する必要がある。
即ち頭皮を傷つけないで洗浄し、がっ適度なマツサージ
によって爽快感を得るためには、ブラシに大きな力が加
わった時でも力を直接頭皮に伝えずに、ブリッスルの適
度なしなりによって、緩和することが必要である。
しなり度は、ブリッスルの材質及び断面の形状が一定で
あれば、ブリッスルの長さと直径だけで決まるものであ
り洗髪用ヘアブラシとして好ましいしなり度が得られる
長さと直径は(イ)(ロ)の組合わせであり、この範囲
を越えると、硬すぎて頭皮が痛い或いは軟かすぎて洗浄
効果がない、しなり過ぎて硬い、突起部2が頭皮に触れ
て痛い等の不都合が生じ好ましいヘアブラシが得られな
いことになる。
植毛数が前記(ハ)に規定した範囲を外れた場合即ちブ
リッスル3が2〜6本の束植えでない場合は次の如き欠
点がある。
即ち1本植えの場合は使用感及び洗浄効果が悪く逆に6
本を越えた束として植え込んだ場合は毛髪の損傷の点で
いずれも好ましくない。
特に1束中のブリッスル3の数が6本を越えると、もつ
れの激しい洗髪時には毛髪を梳く過程で髪が引張られ、
切れ毛あるいは枝毛の発生、あるいは髪が弾性限界を越
える変形を受けて脆くなりいずれは切れ毛となるなど欠
点が大きくなる。
これはブラシが毛束付近まで進むと、毛はブリッスル3
の根元を通るために1束中の数が多い場合には摩擦力が
大きくなる為である。
ブリッスル3の先端に設ける球状成形部の直径が前記(
ニ)に規定した範囲を外れた場合、即ちブリッスル3の
直径の2.5倍を越えると先端が頭皮に接触し難くなり
、逆に162倍より小さくなると例えしなり角度を最適
範囲にして応力を緩和をはかったとしても応力の分散が
不十分で頭皮がブリッスルの先端でこすられて傷がつく
恐れがありいずれも好ましくない。
即ち適度な頭皮の刺激はブノツスルのしなりによる応力
の緩和と球状成形部による応力の分散との2つの作用に
よって始めてなされる。
又突起部2の大きさは、髪を梳く効果が発揮できかつブ
リッスル3が植毛可能な点がら、長さは2〜10mm、
太さは1.5〜4.0mmが好ましい。
しがし使い易さを考慮するとその長さが3〜7mmあり
かつ突起部2とブリッスル3の合計の長さが18〜23
mmになる事がより好ましい。
洗髪用ヘアブラシに要求される整髪効果は単に梳くだけ
で充分なので最も簡単に小さい力で梳がせるようにブリ
ッスル3即ち突起部2を第3図に示すようにヘアブラシ
の進行方向の一直線上に並べることが好ましい。
洗髪時にヘアブラシを使用する女性の大部分は後頭部か
ら頭頂部、前頭部へとヘアブラシを動かししかも大部分
の人の場合は、ヘアブラシの進行方向とヘアブラシの長
軸方向との威す角度が50〜85°なので、突起部の列
5をヘアブラシの長軸方向に対して5〜40°の角度θ
を威すように設はブリッスル3を突起部の列5に降ろし
た垂線上に乗せればヘアブラシの通りが最も良くなる。
本考案におけるブリッスルの材質はナイロンが適当で゛
あるか゛、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレー
トなど他の合成樹脂も使用できる。
一方、ブラシ台の材質としては、ナイロン、ABS、A
S樹脂が適当であるが、ポリプロピレン、ポリブチレン
テレフタレートなど他の合成樹脂も使用で゛きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案ヘアブラ
シの一例を示す斜視図、第2図はその一部切欠拡大図、
第3図はヘアブラシの長軸方向と、突起部2の列5との
或す角度を示す全体図である。 図中 1はブラシ台本体、2は突起部、3は先端に球状
成形部4を有するブリッスル、5は植毛穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.ブラシ台1に高さが2〜lQmmの突起部2を設け
    、該突起部に次の要件を備えるブリッスル3を植毛して
    成ることを特徴とする洗髪用ヘアブラン。 (イ)ブリッスルの直径が0.35〜Q、75mm(ロ
    )ブリッスルの長さが10〜27mm(ハ)ブリッスル
    が2〜6本の束植え (ニ)先端にブリッスルの直径の1.2〜2.5倍(7
    )直径の球状成形部4を有すること。 2、ブラシ台1の突起部2の列5とブラシ台1の長軸方
    向との角度が5〜40°を或すように構威し、すべての
    突起部2が最外側の突起部2を通って列5に降ろした垂
    線に乗るように横取した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の洗髪用ヘアブラシ。
JP1978118677U 1978-08-30 1978-08-30 洗髪用ヘアブラシ Expired JPS5817457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978118677U JPS5817457Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 洗髪用ヘアブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978118677U JPS5817457Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 洗髪用ヘアブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5534478U JPS5534478U (ja) 1980-03-05
JPS5817457Y2 true JPS5817457Y2 (ja) 1983-04-08

Family

ID=29073234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978118677U Expired JPS5817457Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 洗髪用ヘアブラシ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6423630B2 (ja) * 2014-06-30 2018-11-14 花王株式会社 毛穴洗浄用ブラシ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4028258Y1 (ja) * 1964-06-19 1965-10-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4028258Y1 (ja) * 1964-06-19 1965-10-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5534478U (ja) 1980-03-05

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