JP3331093B2 - 魚釣用両軸受型リ−ル - Google Patents

魚釣用両軸受型リ−ル

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JP3331093B2
JP3331093B2 JP17943895A JP17943895A JP3331093B2 JP 3331093 B2 JP3331093 B2 JP 3331093B2 JP 17943895 A JP17943895 A JP 17943895A JP 17943895 A JP17943895 A JP 17943895A JP 3331093 B2 JP3331093 B2 JP 3331093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リ−ル本体の側板を
着脱自在に装着する構造の改良を図った魚釣用両軸受型
リ−ルに関する。
【0002】従来魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側側
板は、例えば実開平4−91678 号公報に示されているよ
うに複数の止着用ビスでビス止めされている。このよう
な従来の構成のままだと、 サイドプレ−ト(側板)外側表面にビス穴用凹部が設
けてある為、凹部内にゴミや釣エサ等が詰まり易く、リ
−ルが汚れ易い。 同様の理由から、止着用ビスの頭に砂等が詰まった
時、ビスが外し難くなり、分解整備性が悪くなる。 ビス頭受けの凹部がないと、ビス頭は表面から露出す
ると共に突出するので、リ−ルを握持した際の感触が悪
くなる。 等の欠点が挙げられる。前記欠点を解決すべく、実開平
5−60271 号公報に示されているように、ハンドル側と
は反対側の側板(蓋部材)の開放操作によって開放部が
形成されるリ−ルにおいて、開放部又は、スプ−ルが抜
き出された後の開放部からの操作によって枠体とハンド
ル側側板とを連結する連結手段を備えて成る魚釣用両軸
受型リ−ルは公知である。しかし、実開平5−60271 号
公報に示された構成だと、確かにゴミ、釣餌等が付着す
る凹部がないので汚れたりすることもなく、又、表面に
凹部がないので、外観がスッキリとしたデザインであ
り、握持した際の違和感も解消されるが、その構造上メ
ンテナンス等の分解時にハンドル側とは反対側の側板
(蓋部材)を外さないと分解出来ないので作業が面倒で
作業性が悪い欠点が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、 1)ハンドル側側板の凹部内にゴミや釣エサ等が付着
し、汚れること。 2)同様の理由による止着用ビス頭の目詰まりからくる
メンテナンス性の悪化。 3)凹部を設けずにビス頭を突出させる際の握持時の不
快感。 4)上記3つの欠点を解消した構成の時、止着用ビスは
ハンドル側とは反対側の側板を外さないと分解出来ない
ので作業が面倒で作業性が悪くメンテナンス性が悪化す
る。 等があることである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、側板表面
に凹部をなくしてゴミや釣エサ等の付着による汚れを防
止し、握持性と組み立て性とメンテナンス性を向上した
魚釣用両軸受型リ−ルを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】この発明は、かかる目的
を達成するために、リ−ル本体の枠体の外側に設けられ
た側板間にスプ−ルを回転可能に支持し、前記リ−ル本
体に回転可能に取り付けられたハンドルの回転に連動し
て釣糸をスプ−ルに巻回する魚釣用両軸受型リ−ルにお
いて、一方側の側板及び枠体の側枠の外周形状と、他方
側の側板及び枠体の側枠の外周形状とを異形状に形成
し、前記一方側の側枠を他方側から透かして見た時に
出する突出部の枠体内側から側板をネジからなる係止部
材で着脱自在に取付固定したことを要旨とするものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1に係る魚釣用両軸受型リ−ルによれ
ば、枠体1の側枠1bに右側側板3が着脱自在に係止さ
れる時は、左側側板2側から空間a、空間bを利用して
図3、図4のように、ネジからなる係止部材20と図示
しないドライバ−が側枠1bの内側側部に向けて挿入さ
れてネジからなる係止部材20が高位外周の突出部1
k、3aと突出部1o、3dの透孔1qに挿入されると
共にネジ孔3fに螺合される。枠体1の側枠1aに左側
側板2が着脱自在に係止される時は、右側側板3側から
空間c、空間d、eを利用して図6、図7のように、ネ
ジからなる係止部材20と図示しないドライバ−が側枠
1aの内側側部に向けて挿入されてネジからなる係止部
材20が高位外周の突出部1f、2bと突出部1j、2
fと突出部1h、2dの透孔1qに挿入されると共にネ
ジ孔3fに螺合される。スプ−ル10が異なる釣糸が巻
回されたスプ−ルに交換される時や分解の折りには、ネ
ジからなる係止部材20が緩められて左側側板2又は右
側側板3が取り外されてスプ−ル10が交換されたり、
分解される。又、一方側から他方側を透かして見た時に
出来る空間a、b、c、d、eを利用して両側板2、3
が夫々側枠1a、1bに組み込まれると、組み込み性が
よく、両側板2、3の外側面には止着用ビス等の突出す
る部材がなくなる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図7は第1実施例で、図1は魚釣用両軸
受型リ−ルの要部断面背面図、図2はスプ−ル軸が軸承
された一方の軸受の要部拡大断面背面図、図3は魚釣用
両軸受型リ−ルの枠体にハンドル側側板が取り付けられ
る要部拡大断面背面図、図4は魚釣用両軸受型リ−ルの
反ハンドル側側面図、図5は魚釣用両軸受型リ−ルの内
側の要部断面側面図、図6は魚釣用両軸受型リ−ルのハ
ンドル側側面図、図7は魚釣用両軸受型リ−ルの枠体に
反ハンドル側側板が取り付けられる要部拡大断面背面図
である。
【0008】リ−ル本体Aは枠体1と枠体1の左右両側
枠1a、1bに取り付けられた左側側板2と右側側板3で構
成されている。枠体1は左右両側枠1a、1bとリ−ル脚固
定板1cと指載せ板1dとボックス1eが一体的に、かつ左右
両側枠1a、1bが平行に保持されている。両側枠1a、1b間
にはスプ−ル10が回転可能に支持され、スプ−ル10が固
定されたスプ−ル軸11は左側側板2に支持された一方の
軸受12と側枠1b側に取り付けられた支持板4に支持され
た他方の軸受13と右側側板3に支持された軸受14で回転
可能に軸承されている。左側側板2の中心内側には円筒
部2aが形成されて一方の軸受12が取り付けられると共に
スラスト軸受15が設けられてスプ−ル軸11の一端がスラ
スト軸受15に当接されている。スプ−ル10の釣糸巻回胴
部外周に釣糸16が巻回される。スプ−ル軸11の外周には
図1、図2のようにピニオン17が軸方向に移動自在に嵌
合されると共に、図示しないクラッチ機構でスプ−ル軸
11とピニオン17は係脱自在に構成されている。ピニオン
17には駆動歯車18が噛合されて駆動歯車18はハンドル軸
19に嵌合されると共に図示しないドラグ機構を介して摩
擦係合されている。
【0009】前記枠体1の側枠1a、1bと両側板2、3は
一方に対して他方が異形状に形成されている。図1、図
3、図4、図6のように、側枠1aと左側側板2の外周の
上側に高位外周の突出部1f、2bと低位外周部1g、2cが、
下側に突出部1h、2dと凹部1i、2eと突出部1j、2fが形成
されている。図1、図3から図6のように、側枠1bと右
側側板3の外周の上側に高位外周の突出部1k、3aと高位
外周の突出部1k、3aの間に凹部1m、3bが、下側に低位外
周部1n、3cと突出部1o、3dと低位外周部1p、3eが形成さ
れている。更に上側の高位外周の突出部1f、2bに対向し
て凹部1m、3bが配置され、低位外周部1g、2cに対向して
高位外周の突出部1k、3aが配置されている。下側は突出
部1h、2dに対向して低位外周部1n、3cが配置され、凹部
1i、2eに対向して突出部1o、3dが配置され、突出部1j、
2fに対向して低位外周部1p、3eが配置されている。
【0010】従って、前記一方側から他方側を透かして
見た時に図3、図4で上側に空間aが、下側に空間bが
形成される。更に前記他方側から一方側を透かして見た
時に図6、図7で上側に空間cが、下側に空間d、eが
形成される。又、各低位外周部1g、2cと凹部1i、2eと凹
部1m、3bと低位外周部1n、3cと低位外周部1p、3eと対向
する各高位外周の突出部1f、2bと突出部1h、2dと突出部
1j、2fと高位外周の突出部1k、3aと突出部1o、3dの枠体
1側に夫々透孔1qが、左側側板2と右側側板3側に夫々
ネジ孔2g、3fが形成されている。透孔1qにネジからなる
係止部材20が夫々側枠1a、1bの内側側部から挿入されて
ネジ孔2g、3fに螺合されて枠体1に両側板2、3が着脱
自在に係止されている。左側側板2と右側側板3のネジ
孔2g、3fは両側板2、3に金属ナットをインサ−ト成形
で形成してもよい。
【0011】右側側板3の周囲には切欠き3gが形成され
て支持板4が嵌合固定されている。右側側板3と支持板
4でハンドル軸19が回転可能に支持されている。右側側
板3から外部に突出されたハンドル軸19にハンドル21が
取り付けられている。前記ボックス1eには釣糸計測表示
器22や表示操作釦23が装着され、ボックス1eは省略して
もよい。
【0012】枠体1の側枠1bに右側側板3が着脱自在に
係止される時は、左側側板2側から空間a、空間bを利
用して図3、図4のように、ネジからなる係止部材20と
図示しないドライバ−が側枠1bの内側側部に向けて挿入
されてネジからなる係止部材20が高位外周の突出部1k、
3aと突出部1o、3dの透孔1qに挿入されると共にネジ孔3f
に螺合される。枠体1の側枠1aに左側側板2が着脱自在
に係止される時は、右側側板3側から空間c、空間d、
eを利用して図6、図7のように、ネジからなる係止部
材20と図示しないドライバ−が側枠1aの内側側部に向け
て挿入されてネジからなる係止部材20が高位外周の突出
部1f、2bと突出部1j、2fと突出部1h、2dの透孔1qに挿入
されると共にネジ孔3fに螺合される。スプ−ル10が異な
る釣糸が巻回されたスプ−ルに交換される時や分解の折
りには、ネジからなる係止部材20が緩められて左側側板
2又は右側側板3が取り外されてスプ−ル10が交換され
たり、分解される。
【0013】前記のように空間a、b、c、d、eを利
用して両側板2、3が夫々側枠1a、1bに組み込まれる
と、組み込み性がよく、両側板2、3の外側面には止着
用ビス等の突出する部材がなく、外観のデザインが優
れ、リ−ルを手の平の中に入れて握持保持する際に当た
る部材がないので不快感を与えることがなく、握持性が
向上し、釣糸16が引っかかることがない。更に両側板
2、3の外側面に止着用ビス等の突出する部材や凹部が
ないので、ゴミや釣エサ等の付着による汚れを防止しで
きる。又、スプ−ル交換時や分解の折りには、空間a、
b、c、d、eを利用してドライバ−を一方から他方ま
たは他方から一方に挿入して、ネジからなる係止部材20
を緩めて左側側板2や右側側板3を取り外せばよいの
で、交換作業や分解作業が容易で作業性が向上しメンテ
ナンス性が改善される。
【0014】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、構成が簡単で枠体1の側枠1a、1bと両側板
2、3は一方に対して他方が異形状に形成されることで
一方側から他方側を透かして見た時に出来る空間a、
b、c、d、eを利用して両側板2、3は夫々側枠1a、
1bの内側側部から取り付けられて組み込み性がよく、両
側板2、3の外側面には突出する部材がなく、外観のデ
ザインが優れ、リ−ルを手の平の中に入れて握持保持す
る際に当たる部材がないので不快感を与えることがな
く、握持性が向上し、釣糸16が引っかかることがない。
更に両側板2、3の外側面に突出する部材や凹部がない
ので、ゴミや釣エサ等の付着による汚れを防止できる。
又、スプ−ル交換時や分解の折りには、空間a、b、
c、d、eを利用して交換作業や分解作業が容易で作業
性が向上しメンテナンス性が改善される。
【0015】図8から図11は第2実施例で、図8は魚釣
用両軸受型リ−ルの拡大要部断面背面図と(a)、
(b)は一部拡大断面背面図、図9は魚釣用両軸受型リ
−ルの反ハンドル側の内側断面側面図と一部拡大側面
図、図10は魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の内側断
面側面図と一部拡大側面図、図11は魚釣用両軸受型リ−
ルの係止部材が分解された要部断面斜視図である。
【0016】第2実施例では、枠体1の側枠1a、1bの上
側の内側側部に凹部1r、1sが、凹部1r、1s位置の外周に
凹部1t、1uが夫々形成されている。更に凹部1r、1sに面
するように透孔1v、1wが形成されている。左側側板2と
右側側板3の上側に凹部1t、1uに連接するように凹部2
h、3hが形成されている。透孔1v、1wに対応する両側板
2、3の位置に軸部5がインサ−ト成形等で固定されて
いる。前記凹部1r、1sと凹部1t、1uと凹部2h、3hにT字
形の係止部材6が挿入されて軸部5に係止されている。
前記枠体1と両側板2、3の下側は前記第1実施例と同
様に一方に対して他方は異形状に形成されている。他の
構成は前記第1実施例と略同一である。
【0017】軸部5には太径部5aと二つの小径部5b、5c
が形成されている。小径部5bには係止部材6が着脱自在
に係止され、小径部5cは左側側板2と右側側板3に埋め
込まれている。係止部材6は押圧板部6aと弾性を有する
二つの脚部6b、6cと二つの脚部の内側に鈎部6d、6eが形
成されて脚部6b、6cの厚さは小径部5bの長さより薄く形
成されている。
【0018】枠体1に両側板2、3が組み込まれる時
は、両側板2、3に固定された軸部5の太径部5aが側枠
1a、1bの透孔1v、1wに夫々挿入されて凹部1r、1s内に突
出され、小径部5bに係止部材6の脚部6b、6cが挿入され
て鈎部6d、6eで小径部5bを挟み込んで着脱自在に係止さ
れる。係止部材6は押圧板部6aが凹部1tと凹部2h及び、
凹部1uと凹部3hに挿入される。
【0019】枠体1に両側板2、3が組み込まれて係止
部材6で着脱自在に係止されると、組み込み性がよく、
両側板2、3の外側面には止着用ビス等の突出する部材
がなく、外観のデザインが優れ、リ−ルを手の平の中に
入れて握持保持する際に当たる部材がないので不快感を
与えることがなく、握持性が向上し、釣糸16が引っかか
ることがない。更に両側板2、3の外側面に止着用ビス
等の突出する部材や凹部がないので、ゴミや釣エサ等の
付着による汚れを防止できる。又、スプ−ル交換時や分
解の折りには、係止部材6の着脱で両側板2、3を取り
外せばよいので、交換作業や分解作業が容易で作業性が
向上しメンテナンス性が改善される。
【0020】前記第2実施例のように魚釣用両軸受型リ
−ルが構成されると、構成が簡単で係止部材6で両側板
2、3は夫々側枠1a、1bの内側側部から取り付けられて
組み込み性がよく、両側板2、3の外側面には突出する
部材がなく、外観のデザインが優れ、リ−ルを手の平の
中に入れて握持保持する際に当たる部材がないので不快
感を与えることがなく、握持性が向上し、釣糸16が引っ
かかることがない。更に両側板2、3の外側面に突出す
る部材や凹部がないので、ゴミや釣エサ等の付着による
汚れを防止できる。又、スプ−ル交換時や分解の折りに
は、係止部材6の離脱で交換作業や分解作業が容易で作
業性が向上しメンテナンス性が改善される。又、本実施
例は側板を固定するにあたって、スプ−ルより上方のみ
係止部材6で固定し、下側をビス止め固定した図を開示
したが、下側のビス止め部に、上方側と同様に、係止部
材による側板固定手段を設けて側板固定を行ってもよ
い。
【0021】図12、図13は第3実施例で、図12は魚釣用
両軸受型リ−ルのハンドル側側面図、図13は魚釣用両軸
受型リ−ルの要部断面背面図と一部拡大断面背面図であ
る。
【0022】第3実施例では、枠体1の側枠1a、1bと両
側板2、3の外周形状は前記第1実施例と同様に一方に
対して他方が異形状に形成されている。枠体1の側枠1b
の後半内側側部に切欠き1sで肉厚が薄く形成されてい
る。右側側板3の後半外周上側から下側にかけて低位外
周部3iが形成されて低位外周部3iに鍔部3jが形成されて
いる。鍔部3jの上下にはネジ孔3kが形成されている。切
欠き1sが形成された側枠1bと鍔部3jは重ねられてその外
側に挾着部材7がかぶせられて側枠1bの内側側部側から
ネジからなる係止部材20で取り付けられている。側枠1a
と左側側板2は前記第1実施例と略同一に形成されて左
側側板2が側枠1aに取り付けられている。他の構成は前
記第1実施例と略同一である。
【0023】枠体1に右側側板3が組み込まれる時は、
側枠1bと鍔部3jが重ねられてその外側に挾着部材7がか
ぶせられて側枠1bの内側側部側からネジからなる係止部
材20で取り付けられる時は、前記第1実施例と同様に空
間a、空間bを利用して取り付けられる。
【0024】図14、図15は第4実施例で、図14は魚釣用
両軸受型リ−ルの要部断面背面図、図15は魚釣用両軸受
型リ−ルの反ハンドル側側面図である。
【0025】第4実施例では、枠体1の側枠1a、1bと両
側板2、3の外周形状は前記第1実施例と同様に一方に
対して他方が異形状に形成されている。枠体1の側枠1a
の外側に円筒部1xが突出形成されて円筒部1x内にネジ部
1yが形成されている。左側側板2には段付透孔2iが形成
されて係止部材8が挿入されている。係止部材8には大
径の円筒部8aが形成されて円筒部8a外周にネジ部8bが形
成されてネジ部1yに螺合されている。係止部材8の中心
内側には円筒部8cが形成されて一方の軸受12が取り付け
られると共にスラスト軸受15が設けられてスプ−ル軸11
の一端がスラスト軸受15に当接されている。係止部材8
の外側面には螺合用の複数個の指掛け穴8dが形成されて
いる。側枠1aの外側の複数箇所に位置決めピン24が固定
されて左側側板2の周囲の内側に形成された穴2jに嵌合
される。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0026】枠体1に左側側板2が組み込まれる時は、
側枠1aに左側側板2が重ねられて位置決めピン24に穴2j
が嵌合される。次に係止部材8のネジ部8bがネジ部1yに
螺合される。
【0027】前記説明では、側枠1の左右両側枠1a、1b
と固定板1cと指載せ杆1dとボックス1eが一体的に形成さ
れたが、別体に形成して両側枠1a、1bを平行に保持して
もよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
請求項1に記載の発明によれば、構成が簡単で両側板は
夫々側枠の内側側部から係止部材で取り付けられて組み
込み性がよく、両側板の外側面には突出する部材がな
く、外観のデザインが優れ、リ−ルを手の平の中に入れ
て握持保持する際に当たる部材がないので不快感を与え
ることがなく、握持性が向上し、釣糸が引っかかること
がない。更に両側板の外側面に突出する部材や凹部がな
いので、ゴミや釣エサ等の付着による汚れを防止でき
る。又、スプ−ル交換時や分解の折りには、係止部材を
空間を利用して交換作業や分解作業が容易で作業性が向
上しメンテナンス性が改善される。又、枠体の側枠と両
側板の一方に対して他方は異形状に形成されることで一
方側から他方側を透かして見た時に出来る空間を利用す
るので、組み込み性が向上する。等優れた効果を奏する
魚釣用両軸受型リ−ルを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面背面図である。
【図2】同スプ−ル軸が軸承された一方の軸受の要部拡
大断面背面図である。
【図3】同魚釣用両軸受型リ−ルの枠体にハンドル側側
板が取り付けられる要部拡大断面背面図である。
【図4】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側側面図
である。
【図5】同魚釣用両軸受型リ−ルの内側の要部断面側面
図である。
【図6】同魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側側面図で
ある。
【図7】同魚釣用両軸受型リ−ルの枠体に反ハンドル側
側板が取り付けられる要部拡大断面背面図である。
【図8】第2実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの拡大要
部断面背面図と(a)、(b)は一部拡大断面背面図で
ある。
【図9】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側の内側
断面側面図と一部拡大側面図である。
【図10】同魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の内側断
面側面図と一部拡大側面図である。
【図11】同魚釣用両軸受型リ−ルの係止部材が分解され
た要部断面斜視図である。
【図12】第3実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルのハンド
ル側側面図である。
【図13】同魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面図と一
部拡大断面背面図である。
【図14】第4実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面背面図である。
【図15】同魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側側面図
である。
【符号の説明】
A リ−ル本体 a、b、c、d、e 空間 1 枠体 1f、1h、1j、1k、1o、2b、2d、2f、3a、3d 突出部 2、3 側板 6、8、20 係止部材 10 スプ−ル 21 ハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リ−ル本体の枠体の外側に設けられた側
    板間にスプ−ルを回転可能に支持し、前記リ−ル本体に
    回転可能に取り付けられたハンドルの回転に連動して釣
    糸をスプ−ルに巻回する魚釣用両軸受型リ−ルにおい
    て、一方側の側板及び枠体の側枠の外周形状と、他方
    の側板及び枠体の側枠の外周形状とを異形状に形成し、
    前記一方側の側枠を他方側から透かして見た時に露出す
    る突出部の枠体内側から側板をネジからなる係止部材で
    着脱自在に取付固定したことを特徴とする魚釣用両軸受
    型リ−ル。
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